1: 2015/07/14(火) 21:26:09.78 ID:B88UvztA.net
凛「かよちんラーメン食べて帰るにゃ~」ピョンピョン
にこ「イクワヨハナヨ!」
花陽「ウン!ニコチャン!」
凛「行っちゃったにゃ~」ショボン
凛「それじゃ希ちゃ……」
絵里「ノゾミ、セートカイニチョット」
希「エエネンデ」
凛「行っちゃったにゃ~」
凛「それじゃ海未ちゃ……んは、穂乃果ちゃんとことりちゃんと帰っちゃったにゃ」
凛「はぁ……しょうがない、もう真姫ちゃんでいいや」
真姫「なによ! 失礼しちゃうわ!」
にこ「イクワヨハナヨ!」
花陽「ウン!ニコチャン!」
凛「行っちゃったにゃ~」ショボン
凛「それじゃ希ちゃ……」
絵里「ノゾミ、セートカイニチョット」
希「エエネンデ」
凛「行っちゃったにゃ~」
凛「それじゃ海未ちゃ……んは、穂乃果ちゃんとことりちゃんと帰っちゃったにゃ」
凛「はぁ……しょうがない、もう真姫ちゃんでいいや」
真姫「なによ! 失礼しちゃうわ!」
4: 2015/07/14(火) 21:32:43.12 ID:B88UvztA.net
凛「真姫ちゃん凛とラーメン食べに行こ」
真姫「イヤ」
凛「え~~」
真姫「こんな時間に食べたらママの晩御飯が食べられないじゃない」
凛「……ップ! ま、ママの晩御飯って……真姫ちゃん可愛い」プルプル
真姫「なによ! 馬鹿にしてんの!?」
凛「まぁまぁ、練習でお腹ペコペコだし、大丈夫にゃ」
真姫「そんな訳ないでしょ。そんなに食べられないわよ」
凛「凛はいつも食べてるよ?」
真姫「あなたと一緒にしないで! っていうかそんな食生活で太らないワケ?」
凛「ぜ~んぜん! 凛っていくら食べても太らないし!」
真姫「うらやましい体質だこと……」
真姫「イヤ」
凛「え~~」
真姫「こんな時間に食べたらママの晩御飯が食べられないじゃない」
凛「……ップ! ま、ママの晩御飯って……真姫ちゃん可愛い」プルプル
真姫「なによ! 馬鹿にしてんの!?」
凛「まぁまぁ、練習でお腹ペコペコだし、大丈夫にゃ」
真姫「そんな訳ないでしょ。そんなに食べられないわよ」
凛「凛はいつも食べてるよ?」
真姫「あなたと一緒にしないで! っていうかそんな食生活で太らないワケ?」
凛「ぜ~んぜん! 凛っていくら食べても太らないし!」
真姫「うらやましい体質だこと……」
7: 2015/07/14(火) 21:40:59.35 ID:B88UvztA.net
凛「ねぇねぇ真姫ちゃん行こうよぉ~~一人で行っても寂しいにゃぁ~~」スリスリ
真姫「離れなさいよ暑苦しい! 私はアンタみたいな食欲魔人じゃないの!」
凛「んじゃ、凛の食べてるとこ見てるだけでいいからさぁ」
真姫「その光景に一切の興味が無いわ……」
凛「あ、それじゃ、アイスとかもあるラーメン屋さん行く?」
真姫「? ラーメン屋さんなのにアイスが出てくるの?」
凛「あるにはあるよ。杏仁豆腐とかお団子もあるお店もあるし」
真姫「へぇ……そうなの」
凛「まぁ、大抵家族向けのお店だから凛好みではないけど……」
凛「しょうがないから真姫ちゃんのレベルにあわせてあげるにゃ!」
真姫「それって立場逆転してない?」イラ
凛「細かいことはいいから行くにゃ~~」
真姫「お断りしますッ!」
真姫「離れなさいよ暑苦しい! 私はアンタみたいな食欲魔人じゃないの!」
凛「んじゃ、凛の食べてるとこ見てるだけでいいからさぁ」
真姫「その光景に一切の興味が無いわ……」
凛「あ、それじゃ、アイスとかもあるラーメン屋さん行く?」
真姫「? ラーメン屋さんなのにアイスが出てくるの?」
凛「あるにはあるよ。杏仁豆腐とかお団子もあるお店もあるし」
真姫「へぇ……そうなの」
凛「まぁ、大抵家族向けのお店だから凛好みではないけど……」
凛「しょうがないから真姫ちゃんのレベルにあわせてあげるにゃ!」
真姫「それって立場逆転してない?」イラ
凛「細かいことはいいから行くにゃ~~」
真姫「お断りしますッ!」
11: 2015/07/14(火) 21:47:48.67 ID:B88UvztA.net
【ラーメン屋】
店員「いらっしゃいませ~~ご注文はお決まりですか?」
凛「ラーメンセットひとつお願いします!」
真姫「アイスください……」
店員「かしこまりました!」
真姫「はぁ……結局来ちゃったし……」
凛「真姫ちゃんはチョロチョロだにゃ!」
真姫「断り続けるより行った方が早いと判断しただけよ!」
凛「はいはい、そういうことにしといてあげるにゃ」
真姫「……前々から思ってたけど、凛って私のこと舐めてるわよね?」
凛「そんな! 凛が舐めるのはかよちんのほっぺだけにゃ!」
真姫「あぁ……あっそ、もういいわよ」
店員「いらっしゃいませ~~ご注文はお決まりですか?」
凛「ラーメンセットひとつお願いします!」
真姫「アイスください……」
店員「かしこまりました!」
真姫「はぁ……結局来ちゃったし……」
凛「真姫ちゃんはチョロチョロだにゃ!」
真姫「断り続けるより行った方が早いと判断しただけよ!」
凛「はいはい、そういうことにしといてあげるにゃ」
真姫「……前々から思ってたけど、凛って私のこと舐めてるわよね?」
凛「そんな! 凛が舐めるのはかよちんのほっぺだけにゃ!」
真姫「あぁ……あっそ、もういいわよ」
12: 2015/07/14(火) 21:50:29.55 ID:B88UvztA.net
店員「お待たせしました~~ラーメンセットとアイスクリームです!」
凛「わ~い!」
真姫(……同時に来るのね)
凛「お腹すいたにゃ~! はい! 真姫ちゃん!」コト
真姫「……なに?」
凛「? ごはんだけど……ラーメンセットの」
真姫「? 何故それを私に?」
凛「?」
真姫「?」
凛「……食べないの?」
真姫「食べないわよ!」
凛「わ~い!」
真姫(……同時に来るのね)
凛「お腹すいたにゃ~! はい! 真姫ちゃん!」コト
真姫「……なに?」
凛「? ごはんだけど……ラーメンセットの」
真姫「? 何故それを私に?」
凛「?」
真姫「?」
凛「……食べないの?」
真姫「食べないわよ!」
13: 2015/07/14(火) 21:55:38.88 ID:B88UvztA.net
凛「……はッ! ごめん! つい! かよちんと来てるノリで!」
真姫「いやそれでも意味わかんないんだけど!」
凛「かよちんとラーメン来るときは、いつもごはんセットを頼むにゃ」
凛「そんで、凛がラーメン食べて、かよちんがごはん食べるの」
真姫「……白米だけ渡されても困るんじゃない?」
凛「かよちんは満面の笑みで食べるよ?」
真姫「白米だけ?」
凛「白米だけ」
真姫(ああ……イメージが浮かぶわ……)
凛「という訳で、遠慮なくドーゾ」コト
真姫「いや、私アイス食べてるんですけど!」
真姫「いやそれでも意味わかんないんだけど!」
凛「かよちんとラーメン来るときは、いつもごはんセットを頼むにゃ」
凛「そんで、凛がラーメン食べて、かよちんがごはん食べるの」
真姫「……白米だけ渡されても困るんじゃない?」
凛「かよちんは満面の笑みで食べるよ?」
真姫「白米だけ?」
凛「白米だけ」
真姫(ああ……イメージが浮かぶわ……)
凛「という訳で、遠慮なくドーゾ」コト
真姫「いや、私アイス食べてるんですけど!」
14: 2015/07/14(火) 21:58:44.99 ID:B88UvztA.net
凛「はぁ……そっか~真姫ちゃんは食べないか……」
凛「しょうがない……ラーメン食べた後に凛が食べるよ」ズルズル
真姫「そんなに食べて晩御飯入るの?」
凛「うん、多分大丈夫」ズルズル
真姫「底なしの胃袋ね……」
凛「全然? かよちんの方が凛より食べるよ?」
真姫「う~ん……そうね、あれだけ白米食べてるの見てると……」
凛「この前もかよちんがさ~~」
凛「しょうがない……ラーメン食べた後に凛が食べるよ」ズルズル
真姫「そんなに食べて晩御飯入るの?」
凛「うん、多分大丈夫」ズルズル
真姫「底なしの胃袋ね……」
凛「全然? かよちんの方が凛より食べるよ?」
真姫「う~ん……そうね、あれだけ白米食べてるの見てると……」
凛「この前もかよちんがさ~~」
15: 2015/07/14(火) 22:02:23.48 ID:B88UvztA.net
凛「……で、その時かよちんがぁ~~……」
真姫「……」
凛「……かよちんってばさぁ~~」
真姫「……」
凛「……かよちんらしいっていうか……」
真姫「……」
凛「……かよちんならではの……」
真姫「……」
凛「……かよちんだよね!」
真姫「どんだけかよちんの話するの!?」
真姫「……」
凛「……かよちんってばさぁ~~」
真姫「……」
凛「……かよちんらしいっていうか……」
真姫「……」
凛「……かよちんならではの……」
真姫「……」
凛「……かよちんだよね!」
真姫「どんだけかよちんの話するの!?」
16: 2015/07/14(火) 22:08:40.98 ID:B88UvztA.net
凛「え?」
真姫「さっきから聞いてればかよちんかよちんかよちん……」
真姫「かれこれ1時間ずっとかよちんの話ばっかなんだけど!」
凛「え? あ、ホントだ……いつの間にかラーメン食べ終わってる」
真姫「どれだけかよちんの事好きなのよ……」
凛「ごはんもカチコチになっちゃったにゃ~」ツンツン
真姫「どうするのよそれ……食べなさいよ?」
凛「……」ゲプー
真姫(こいつッ!!)イライラ
凛「真姫ちゃんあげるにゃ~~」コト
真姫「いらないし!」
凛「かよちんが……かよちんさえいてくれたら……」
真姫「もう! かよちん話始めないで! 長いから!」
真姫「さっきから聞いてればかよちんかよちんかよちん……」
真姫「かれこれ1時間ずっとかよちんの話ばっかなんだけど!」
凛「え? あ、ホントだ……いつの間にかラーメン食べ終わってる」
真姫「どれだけかよちんの事好きなのよ……」
凛「ごはんもカチコチになっちゃったにゃ~」ツンツン
真姫「どうするのよそれ……食べなさいよ?」
凛「……」ゲプー
真姫(こいつッ!!)イライラ
凛「真姫ちゃんあげるにゃ~~」コト
真姫「いらないし!」
凛「かよちんが……かよちんさえいてくれたら……」
真姫「もう! かよちん話始めないで! 長いから!」
17: 2015/07/14(火) 22:12:48.73 ID:B88UvztA.net
【翌日】
真姫(昨日は酷い目にあったわ……結局カチコチの白米食べさせられたし)
真姫(もぉ! 凛ってホント最低! あの子とはちょっと距離置こうかな……)
真姫(はぁ……なんだかお腹の調子も悪い気がする……気分が悪いわ……)
真姫(こういう時は、にこちゃんで癒されるに限るわね!)
真姫「ねぇ、にこちゃん? 帰りにカフェに寄って帰らな……」
花陽「ニコチャン! イソイデ!」ズダダダダ
にこ「マチナサイヨー」ズダダダダ
真姫「……行っちゃった」
真姫(昨日は酷い目にあったわ……結局カチコチの白米食べさせられたし)
真姫(もぉ! 凛ってホント最低! あの子とはちょっと距離置こうかな……)
真姫(はぁ……なんだかお腹の調子も悪い気がする……気分が悪いわ……)
真姫(こういう時は、にこちゃんで癒されるに限るわね!)
真姫「ねぇ、にこちゃん? 帰りにカフェに寄って帰らな……」
花陽「ニコチャン! イソイデ!」ズダダダダ
にこ「マチナサイヨー」ズダダダダ
真姫「……行っちゃった」
20: 2015/07/14(火) 22:18:29.90 ID:B88UvztA.net
真姫(う~ん……大人しく帰りたいとこだけど、今日は行かなきゃなのよね)
真姫(ママの友達のお店で……今日、私が友達と行くって、ママが勝手に言っちゃったらしいし)
真姫「仕方ないわね……じゃ、エリーでも……」
希「エリチ、ウチトアソバヘン?」
絵里「モゥ、ヤサシクシナサイヨ」
真姫「……行っちゃった」
真姫「……それじゃ、穂乃果か誰か……」
真姫「……って、二年生組早いわね……誰もいないわ」
真姫「……ってことは」
凛「ニャー」
真姫「……」
真姫(ママの友達のお店で……今日、私が友達と行くって、ママが勝手に言っちゃったらしいし)
真姫「仕方ないわね……じゃ、エリーでも……」
希「エリチ、ウチトアソバヘン?」
絵里「モゥ、ヤサシクシナサイヨ」
真姫「……行っちゃった」
真姫「……それじゃ、穂乃果か誰か……」
真姫「……って、二年生組早いわね……誰もいないわ」
真姫「……ってことは」
凛「ニャー」
真姫「……」
22: 2015/07/14(火) 22:22:04.55 ID:B88UvztA.net
凛「真姫ちゃんまたかよちんが帰っちゃったにゃ~」
真姫「……そ」
凛「希ちゃんも海未ちゃんも帰っちゃったにゃ~~」
真姫「……知ってる」
凛「凛寂しいにゃ~~一緒にラーメン食べに行くにゃ~~」スリスリ
凛「ホントはアレだけど真姫ちゃんでガマンするにゃ~~」
真姫「一言多いわよ!」
真姫「……そ」
凛「希ちゃんも海未ちゃんも帰っちゃったにゃ~~」
真姫「……知ってる」
凛「凛寂しいにゃ~~一緒にラーメン食べに行くにゃ~~」スリスリ
凛「ホントはアレだけど真姫ちゃんでガマンするにゃ~~」
真姫「一言多いわよ!」
24: 2015/07/14(火) 22:26:51.70 ID:B88UvztA.net
凛「細かいことは置いといて、行くにゃ行くにゃ!」
真姫「悪いけど、今日は私、予定があるの」
凛「え~~! どっか行っちゃうの?」
真姫「ママの友達のカフェにね……今日私が友達連れて行くって、ママが勝手に言っちゃって」
真姫「だから、今日は凛にかまってるヒマがないってわけ」
凛「え~~」
真姫「ラーメンなら大人しく一人で行きなさいよ。それか、たまにはまっすぐ帰りなさい」
凛「えぇ~~」
真姫「ごめんなさい。また今度ね? もう二度と行かないと思うけど……それじゃ」
凛「……」
凛「……真姫ちゃん友達って誰誘うの?」
真姫「」ギクッ
真姫「悪いけど、今日は私、予定があるの」
凛「え~~! どっか行っちゃうの?」
真姫「ママの友達のカフェにね……今日私が友達連れて行くって、ママが勝手に言っちゃって」
真姫「だから、今日は凛にかまってるヒマがないってわけ」
凛「え~~」
真姫「ラーメンなら大人しく一人で行きなさいよ。それか、たまにはまっすぐ帰りなさい」
凛「えぇ~~」
真姫「ごめんなさい。また今度ね? もう二度と行かないと思うけど……それじゃ」
凛「……」
凛「……真姫ちゃん友達って誰誘うの?」
真姫「」ギクッ
25: 2015/07/14(火) 22:31:36.50 ID:B88UvztA.net
真姫「…………」
凛「ニャー」
真姫「……く、クラスの友達よ?」
凛「驚きだにゃ~! 真姫ちゃんいつの間に友達出来たの?」
真姫「う、うるさいわね!」
凛「凛が一緒に行ってあげようか?」ニヤニヤ
真姫「大きなお世話よ!」
凛「そんなこと言っても、凛知ってるよ? 真姫ちゃんクラスに友達いな……」
真姫「やめて」
凛「ニャー」
真姫「…………」
凛「…………ニャー」
凛「ニャー」
真姫「……く、クラスの友達よ?」
凛「驚きだにゃ~! 真姫ちゃんいつの間に友達出来たの?」
真姫「う、うるさいわね!」
凛「凛が一緒に行ってあげようか?」ニヤニヤ
真姫「大きなお世話よ!」
凛「そんなこと言っても、凛知ってるよ? 真姫ちゃんクラスに友達いな……」
真姫「やめて」
凛「ニャー」
真姫「…………」
凛「…………ニャー」
27: 2015/07/14(火) 22:40:32.92 ID:B88UvztA.net
【シャレオツなカフェ】
凛「わ~~! わッ! わぁ~~!」キョロキョロ
真姫「あんまりキョロキョロしないでよ恥ずかしい」
凛「り、凛こんなオシャレなお店来たことないよ……」ブルブル
真姫「自分で来たいって言ったくせに、何恐縮してるのよ」
凛「え? 違うでしょ? 凛は真姫ちゃんが来てって言うから……」
真姫「言ってないし!」
凛「まぁ、凛も真姫ちゃんは友達っていうか、友達の友達みたいなのだし、遠慮した方がいいかなと思ったんだけど」
真姫「やめて凛……ホントにやめて……」
凛「ニャー」
店長「あ、真姫ちゃんいらっしゃ~い! 来てくれたのね!」
真姫「あ、はい! いつも母がお世話になっております」
店長「こっちの子はお友達?」
凛「友達のトモダ……はい! 大親友ですにゃ!」キラキラ
真姫(こいつッ!!)
凛「わ~~! わッ! わぁ~~!」キョロキョロ
真姫「あんまりキョロキョロしないでよ恥ずかしい」
凛「り、凛こんなオシャレなお店来たことないよ……」ブルブル
真姫「自分で来たいって言ったくせに、何恐縮してるのよ」
凛「え? 違うでしょ? 凛は真姫ちゃんが来てって言うから……」
真姫「言ってないし!」
凛「まぁ、凛も真姫ちゃんは友達っていうか、友達の友達みたいなのだし、遠慮した方がいいかなと思ったんだけど」
真姫「やめて凛……ホントにやめて……」
凛「ニャー」
店長「あ、真姫ちゃんいらっしゃ~い! 来てくれたのね!」
真姫「あ、はい! いつも母がお世話になっております」
店長「こっちの子はお友達?」
凛「友達のトモダ……はい! 大親友ですにゃ!」キラキラ
真姫(こいつッ!!)
28: 2015/07/14(火) 22:48:55.34 ID:B88UvztA.net
店長「ウフフ可愛い……ゆっくりしていってね? ご注文はお決まり?」
真姫「はい、私はコレとコレを……凛、あなたは?」
凛「真姫ちゃんとおそろいので!」
店長「まぁ、仲がいいのね……はい、じゃ、すぐに用意するわね」スタスタ
真姫「お願いします……」
真姫「…………はぁぁ……なんだか疲れるわ」
凛「プススッ! 真姫ちゃんさっきものすごい顔したにゃ!」
真姫「そりゃ一応、ママのメンツもあるのよ……お願いだから大人しくしてなさいよ」
凛「お金持ちも大変なんだね」
真姫「大変なのよ。あなたには分からないだろうけど」
凛「一人娘が学校で友達もいないぼっちって噂が広まったら大変にゃ」
真姫「ねぇ凛……人の心って簡単に傷つくのよ?」
真姫「はい、私はコレとコレを……凛、あなたは?」
凛「真姫ちゃんとおそろいので!」
店長「まぁ、仲がいいのね……はい、じゃ、すぐに用意するわね」スタスタ
真姫「お願いします……」
真姫「…………はぁぁ……なんだか疲れるわ」
凛「プススッ! 真姫ちゃんさっきものすごい顔したにゃ!」
真姫「そりゃ一応、ママのメンツもあるのよ……お願いだから大人しくしてなさいよ」
凛「お金持ちも大変なんだね」
真姫「大変なのよ。あなたには分からないだろうけど」
凛「一人娘が学校で友達もいないぼっちって噂が広まったら大変にゃ」
真姫「ねぇ凛……人の心って簡単に傷つくのよ?」
29: 2015/07/14(火) 22:57:49.24 ID:B88UvztA.net
凛「大丈夫! 真姫ちゃんが傷ついたら凛が癒してあげるにゃ!」
真姫「だから、癒す前に傷つけないで? ね? ていうか、あなたじゃ癒しにならないし」
凛「えぇ~~」
真姫「はぁ……ホント、ホントはにこちゃんと来たかったのに……」
凛「にこちゃん、最近かよちんと遊んでばっかだもんね」
真姫「そうなのよね……あの二人のアイドル話についていけないし」
凛「凛もだにゃ~」
真姫「はぁ……にこちゃん、今頃何してるのかしら……」
凛「かよちんとライブのチケット取りに行ってると思うけど……」
真姫「……ふ~ん」
真姫「……」
真姫「……ねぇ、にこちゃんってさ」
真姫「だから、癒す前に傷つけないで? ね? ていうか、あなたじゃ癒しにならないし」
凛「えぇ~~」
真姫「はぁ……ホント、ホントはにこちゃんと来たかったのに……」
凛「にこちゃん、最近かよちんと遊んでばっかだもんね」
真姫「そうなのよね……あの二人のアイドル話についていけないし」
凛「凛もだにゃ~」
真姫「はぁ……にこちゃん、今頃何してるのかしら……」
凛「かよちんとライブのチケット取りに行ってると思うけど……」
真姫「……ふ~ん」
真姫「……」
真姫「……ねぇ、にこちゃんってさ」
30: 2015/07/14(火) 22:59:48.40 ID:B88UvztA.net
真姫「……にこちゃんが~~」
凛「……」
真姫「……にこちゃんで……」
凛「……」
真姫「……にこちゃんによると……」
凛「……」
真姫「……にこちゃんってば……」
凛「……」
真姫「……にこちゃんだと思わない?」
凛「にこちゃん話長すぎだにゃ!」
凛「……」
真姫「……にこちゃんで……」
凛「……」
真姫「……にこちゃんによると……」
凛「……」
真姫「……にこちゃんってば……」
凛「……」
真姫「……にこちゃんだと思わない?」
凛「にこちゃん話長すぎだにゃ!」
31: 2015/07/14(火) 23:03:20.55 ID:B88UvztA.net
真姫「え?」
凛「もうかれこれ一時間たってるにゃ!」
真姫「あぁ……そういえば、いつの間にかお茶も飲んじゃってるわね」
凛「途中で店長さんがおかわりくれたの覚えてないの?」
真姫「え? そうなの?」
凛「凄まじい集中力にゃ……」
真姫「で、話の続きだけど……この前にこちゃんが……」
凛「ダレカタスケテー!」
凛「もうかれこれ一時間たってるにゃ!」
真姫「あぁ……そういえば、いつの間にかお茶も飲んじゃってるわね」
凛「途中で店長さんがおかわりくれたの覚えてないの?」
真姫「え? そうなの?」
凛「凄まじい集中力にゃ……」
真姫「で、話の続きだけど……この前にこちゃんが……」
凛「ダレカタスケテー!」
32: 2015/07/14(火) 23:07:56.24 ID:B88UvztA.net
【翌日】
凛(昨日は酷い目にあったにゃ……)
凛(結局閉店ま時間まで突き合わせれて、お母さんに怒られちゃったし……お腹空くし)
凛(はぁ……もう真姫ちゃんはコリゴリだよぉ……)
凛(今日こそかよちんとラーメン……)
にこ「ウフフ! ハナヨーハナヨー」キャイキャイ
花陽「アハハ! ニコチャーン」キャイキャイ
凛「……行っちゃったにゃ」
真姫「……行っちゃったわね」
凛(昨日は酷い目にあったにゃ……)
凛(結局閉店ま時間まで突き合わせれて、お母さんに怒られちゃったし……お腹空くし)
凛(はぁ……もう真姫ちゃんはコリゴリだよぉ……)
凛(今日こそかよちんとラーメン……)
にこ「ウフフ! ハナヨーハナヨー」キャイキャイ
花陽「アハハ! ニコチャーン」キャイキャイ
凛「……行っちゃったにゃ」
真姫「……行っちゃったわね」
34: 2015/07/14(火) 23:10:38.87 ID:B88UvztA.net
希「オイデ、ウチノエリチ」
絵里「ハァィ…イクチカァ…」
凛「……希ちゃんも行っちゃったにゃ」
真姫「……エリーも行っちゃったわね」
凛「二年生組は影も形もないにゃ」
真姫「ないわね……」
凛「……はぁ」
真姫「……はぁぁ」
凛「行こっか真姫ちゃん」
真姫「そうね……」
絵里「ハァィ…イクチカァ…」
凛「……希ちゃんも行っちゃったにゃ」
真姫「……エリーも行っちゃったわね」
凛「二年生組は影も形もないにゃ」
真姫「ないわね……」
凛「……はぁ」
真姫「……はぁぁ」
凛「行こっか真姫ちゃん」
真姫「そうね……」
39: 2015/07/14(火) 23:16:54.48 ID:B88UvztA.net
【ファーストフード店】
凛「……おかしいにゃ」
真姫「……そうね」
凛「なんで最近凛は真姫ちゃんとばっかりなの!?」
真姫「こっちこそ凛ばっかりなんだけど!?」
凛「なんで真姫ちゃんはかよちんじゃないにゃぁ!」
真姫「凛こそなんでにこちゃんじゃないのよ!」
凛「こんなの何かが間違ってるよ!」
真姫「何もかもが間違ってるわ!」
凛「凛に構ってくれないかよちんは嫌にゃ~」
真姫「私の癒しはにこちゃんだけなのに……」
凛「これってなんとかしなきゃダメだよ!」
真姫「このままじゃ、にこちゃんがかよちんに寝取られちゃう……」
凛「真姫ちゃん! お金でなんとかしてよ!」
真姫「わかったわ! 今日にでもパパにお願いして……ってバカぁッ!!」
凛「……おかしいにゃ」
真姫「……そうね」
凛「なんで最近凛は真姫ちゃんとばっかりなの!?」
真姫「こっちこそ凛ばっかりなんだけど!?」
凛「なんで真姫ちゃんはかよちんじゃないにゃぁ!」
真姫「凛こそなんでにこちゃんじゃないのよ!」
凛「こんなの何かが間違ってるよ!」
真姫「何もかもが間違ってるわ!」
凛「凛に構ってくれないかよちんは嫌にゃ~」
真姫「私の癒しはにこちゃんだけなのに……」
凛「これってなんとかしなきゃダメだよ!」
真姫「このままじゃ、にこちゃんがかよちんに寝取られちゃう……」
凛「真姫ちゃん! お金でなんとかしてよ!」
真姫「わかったわ! 今日にでもパパにお願いして……ってバカぁッ!!」
40: 2015/07/14(火) 23:22:07.99 ID:B88UvztA.net
凛「痛たた……真姫ちゃん叩くなんて酷いにゃ!」
真姫「ごめんなさい……つい勢い余ったわ……」
凛「でも、最近はゆゆしきじたいだよね……凛とかよちんが一緒にいないなんて」
真姫「あら、『由々しき事態』なんて難しい言葉使えたの?」
凛「使えるよ! 真姫ちゃん凛をバカにしすぎ!」
真姫「……違うの?」カミクルクル
凛「……うわぁ……ものすごく機嫌悪そうだにゃ」
真姫「ごめんなさい……つい勢い余ったわ……」
凛「でも、最近はゆゆしきじたいだよね……凛とかよちんが一緒にいないなんて」
真姫「あら、『由々しき事態』なんて難しい言葉使えたの?」
凛「使えるよ! 真姫ちゃん凛をバカにしすぎ!」
真姫「……違うの?」カミクルクル
凛「……うわぁ……ものすごく機嫌悪そうだにゃ」
42: 2015/07/14(火) 23:26:29.71 ID:B88UvztA.net
真姫「はぁ……どうしたらにこちゃんは構ってくれるのかしら」
凛「凛もかよちんと遊びたいにゃ……」
真姫「あの二人がいつも一緒にいるのが問題よね」
凛「最近は人気アイドルのライブが続いてるらしいから、仕方ないにゃ」
真姫「まったくもう……どうして私がこんな寂しい思いしなきゃいけないのよ……」
凛「凛も寂しいにゃ~……真姫ちゃんで紛らわすのもガマンの限界にゃ~~」
真姫「…………」
凛「もはや反応すら返ってこない……凛寂しいにゃ……」
凛「凛もかよちんと遊びたいにゃ……」
真姫「あの二人がいつも一緒にいるのが問題よね」
凛「最近は人気アイドルのライブが続いてるらしいから、仕方ないにゃ」
真姫「まったくもう……どうして私がこんな寂しい思いしなきゃいけないのよ……」
凛「凛も寂しいにゃ~……真姫ちゃんで紛らわすのもガマンの限界にゃ~~」
真姫「…………」
凛「もはや反応すら返ってこない……凛寂しいにゃ……」
43: 2015/07/14(火) 23:32:28.57 ID:B88UvztA.net
真姫「このままにこちゃんとかよちんが、ずっと離れなかったらどうしよう……」
凛「凛も同じ不安はあるよ……今までずっとかよちんの一番は凛だと思ってたのに……」
真姫「にこちゃんの一番になりたい……」
凛「……はッ! 凛いいこと思いついた!」
真姫「あっそう、はいはい、すごいわね」
凛「真姫ちゃん真面目に聞いて! 絶対にうまくいくから!」
真姫「なによ……なにする気?」
凛「あのね! あのね! 今の私たちの気持ちを、相手に返すんだよ!」
真姫「イミワカンナイ」
凛「にこちゃんとかよちんにも凛たちと同じ気持ちになってもらうの!」
凛「そしたらきっと! 二人とも凛と真姫ちゃんのトコへ帰ってくるハズだよ!」
真姫「…………」
真姫「……それって、具体的にどうするの?」
凛「あのね! えっと……」ゴニョゴニョ
凛「凛も同じ不安はあるよ……今までずっとかよちんの一番は凛だと思ってたのに……」
真姫「にこちゃんの一番になりたい……」
凛「……はッ! 凛いいこと思いついた!」
真姫「あっそう、はいはい、すごいわね」
凛「真姫ちゃん真面目に聞いて! 絶対にうまくいくから!」
真姫「なによ……なにする気?」
凛「あのね! あのね! 今の私たちの気持ちを、相手に返すんだよ!」
真姫「イミワカンナイ」
凛「にこちゃんとかよちんにも凛たちと同じ気持ちになってもらうの!」
凛「そしたらきっと! 二人とも凛と真姫ちゃんのトコへ帰ってくるハズだよ!」
真姫「…………」
真姫「……それって、具体的にどうするの?」
凛「あのね! えっと……」ゴニョゴニョ
44: 2015/07/14(火) 23:35:34.62 ID:B88UvztA.net
【翌日】
花陽「お昼です~♪ にこちゃんと部室で食べよ♪」
花陽「あ、でも……最近、放課後はにこちゃんと一緒ばっかりだから、お昼くらい凛ちゃんと……」
花陽「えっと、凛ちゃん……アレ? 凛ちゃん?」キョロキョロ
凛「マキチャン、オベントタベルニャ」
真姫「ソウネ、ソトトカ、イク?」
花陽「あ……」
花陽「行っちゃった」
花陽「お昼です~♪ にこちゃんと部室で食べよ♪」
花陽「あ、でも……最近、放課後はにこちゃんと一緒ばっかりだから、お昼くらい凛ちゃんと……」
花陽「えっと、凛ちゃん……アレ? 凛ちゃん?」キョロキョロ
凛「マキチャン、オベントタベルニャ」
真姫「ソウネ、ソトトカ、イク?」
花陽「あ……」
花陽「行っちゃった」
45: 2015/07/14(火) 23:39:01.40 ID:B88UvztA.net
にこ「お昼にこ~♪ 部室でDVD見ながら花陽と食べよ♪」
にこ「あ、でもたまには真姫ちゃんの相手してあげないと、すねちゃうかな~?」
にこ「……ん? あそこにいるのは……凛と真姫ちゃん?」
凛「ハイ、ア~ン」イチャイチャ
真姫「チョット、リン…ン」イチャイチャ
凛「マキチャンカワイイニャ」イチャイチャ
真姫「モォ、バカニシナイデ」イチャイチャ
にこ「……」
にこ「……???」
にこ「あ、でもたまには真姫ちゃんの相手してあげないと、すねちゃうかな~?」
にこ「……ん? あそこにいるのは……凛と真姫ちゃん?」
凛「ハイ、ア~ン」イチャイチャ
真姫「チョット、リン…ン」イチャイチャ
凛「マキチャンカワイイニャ」イチャイチャ
真姫「モォ、バカニシナイデ」イチャイチャ
にこ「……」
にこ「……???」
47: 2015/07/14(火) 23:44:57.74 ID:B88UvztA.net
【放課後】
絵里「ハイ、ストレッチヨ~…アン」
希「エリチハ、ウチトヤデ」
花陽「凛ちゃん、久しぶりに一緒にストレッチしよ……」
真姫「凛、こっちに来なさい」
凛「真姫ちゃんお手柔らかにお願いするにゃ~」
花陽「……ぁぅぅ」
にこ「どうしたの? 花陽」
花陽「り、凛ちゃんが……凛ちゃんが……」
真姫「ウフフ、リンッテバ、ヤワラカイノネ」イチャイチャ
凛「マキチャン、セクハラニャー」イチャイチャ
花陽(真姫ちゃんと仲良しにナッチャッタノォ!)
にこ「こ……これは、花陽……」
花陽「うん、にこちゃん……」
絵里「ハイ、ストレッチヨ~…アン」
希「エリチハ、ウチトヤデ」
花陽「凛ちゃん、久しぶりに一緒にストレッチしよ……」
真姫「凛、こっちに来なさい」
凛「真姫ちゃんお手柔らかにお願いするにゃ~」
花陽「……ぁぅぅ」
にこ「どうしたの? 花陽」
花陽「り、凛ちゃんが……凛ちゃんが……」
真姫「ウフフ、リンッテバ、ヤワラカイノネ」イチャイチャ
凛「マキチャン、セクハラニャー」イチャイチャ
花陽(真姫ちゃんと仲良しにナッチャッタノォ!)
にこ「こ……これは、花陽……」
花陽「うん、にこちゃん……」
48: 2015/07/14(火) 23:48:38.85 ID:B88UvztA.net
凛(ふふふ……見てる……見てるにゃ)
真姫(悔しいけど、りんの計画通り、効果覿面みたいね)
凛(二人でイチャイチャしてヤキモチ作戦……成功だにゃ!)
真姫(今ににこちゃん……焦って私に構い始めるわ……)
凛(かよちん! 凛はいつでもOKだよ! 帰っておいで!)
真姫「さぁ! 凛! もっともっと行くわよ!」
凛「どんと来いにゃ~!」
真姫(悔しいけど、りんの計画通り、効果覿面みたいね)
凛(二人でイチャイチャしてヤキモチ作戦……成功だにゃ!)
真姫(今ににこちゃん……焦って私に構い始めるわ……)
凛(かよちん! 凛はいつでもOKだよ! 帰っておいで!)
真姫「さぁ! 凛! もっともっと行くわよ!」
凛「どんと来いにゃ~!」
50: 2015/07/14(火) 23:52:33.27 ID:B88UvztA.net
凛「アハハ、マキチャンイタイニャ~」
真姫「ウフフ、イイジャナイノォ~」
凛「ダメニャ~ダメダメェ~」
真姫「ゴメン、ソレハナイワ」
凛「ニャ~」
花陽「あ、あの二人があんなに仲良く」プルプル
にこ「これは……花陽……」ゴクリ
花陽「うん……にこちゃん……」ゴクリ
にこ(良かったわね!!! 真姫ちゃん友達が出来て!!!)
花陽(二人が仲良しになって花陽も嬉しいよ! 凛ちゃん!!)
凛「アハハアハハハハ」
真姫「ウフフフウフフフ」
真姫「ウフフ、イイジャナイノォ~」
凛「ダメニャ~ダメダメェ~」
真姫「ゴメン、ソレハナイワ」
凛「ニャ~」
花陽「あ、あの二人があんなに仲良く」プルプル
にこ「これは……花陽……」ゴクリ
花陽「うん……にこちゃん……」ゴクリ
にこ(良かったわね!!! 真姫ちゃん友達が出来て!!!)
花陽(二人が仲良しになって花陽も嬉しいよ! 凛ちゃん!!)
凛「アハハアハハハハ」
真姫「ウフフフウフフフ」
53: 2015/07/14(火) 23:59:17.90 ID:B88UvztA.net
【部活終了】
希「サァ、エリチ」
絵里「ハァィ…イクチカァ…」
花陽「凛ちゃん! あのね! いつの間に真姫ちゃんと……」
凛「真姫ちゃんラーメン食べて帰るにゃ~!」
真姫「ええ! もちろんよ! 行きましょ行きましょ!」
にこ(真姫ちゃんあんなに楽しそうに! にこも嬉しいにこぉ!)ブワッ
花陽(凛ちゃんに新しい友達が出来て花陽も安心だよぉ)ウルウル
真姫(ああ、にこちゃんが涙ぐんでる……ウフフ、悔しいのね! 凛ごときに私を取られて!)
凛(かよちんが泣きそうな顔してる……真姫ちゃん風情に凛を取られてショックなんだにゃ!)
希「サァ、エリチ」
絵里「ハァィ…イクチカァ…」
花陽「凛ちゃん! あのね! いつの間に真姫ちゃんと……」
凛「真姫ちゃんラーメン食べて帰るにゃ~!」
真姫「ええ! もちろんよ! 行きましょ行きましょ!」
にこ(真姫ちゃんあんなに楽しそうに! にこも嬉しいにこぉ!)ブワッ
花陽(凛ちゃんに新しい友達が出来て花陽も安心だよぉ)ウルウル
真姫(ああ、にこちゃんが涙ぐんでる……ウフフ、悔しいのね! 凛ごときに私を取られて!)
凛(かよちんが泣きそうな顔してる……真姫ちゃん風情に凛を取られてショックなんだにゃ!)
54: 2015/07/15(水) 00:06:09.41 ID:W36fB75J.net
凛「真姫ちゃん今日はどこのラーメン行く?」ムギュ
真姫「ちょ、ちょっと凛! くっつきすぎじゃない?」
凛「これくらいしないと疑われるにゃ」ヒソヒソ
真姫「そ、そうね……まぁ、これくらいは……」
にこ「ヨカッタワネ、ハナヨ」グスグス
花陽「ウン、ニコチャン」グスグス
真姫(ああ、にこちゃんってば、泣いちゃって……かわいそう、でもにこちゃんが悪いのよ?)
凛(かよちんが泣いてるにゃ……か、かよちんが悪いんだからね!)
真姫(思い知るがいいわ……私がどれだけ寂しかったか! 不安だったか!)
凛(そして凛の元へ帰ってくるにゃ……いつかみたいな二人に戻るにゃ!)
真姫「凛……とっても嫌だけど、もっとイチャイチャするわよ? 覚悟はいい?」
凛「とっくに出来てるにゃ……真姫ちゃん……凛もガマンするにゃ!」キリッ!
真姫「ちょ、ちょっと凛! くっつきすぎじゃない?」
凛「これくらいしないと疑われるにゃ」ヒソヒソ
真姫「そ、そうね……まぁ、これくらいは……」
にこ「ヨカッタワネ、ハナヨ」グスグス
花陽「ウン、ニコチャン」グスグス
真姫(ああ、にこちゃんってば、泣いちゃって……かわいそう、でもにこちゃんが悪いのよ?)
凛(かよちんが泣いてるにゃ……か、かよちんが悪いんだからね!)
真姫(思い知るがいいわ……私がどれだけ寂しかったか! 不安だったか!)
凛(そして凛の元へ帰ってくるにゃ……いつかみたいな二人に戻るにゃ!)
真姫「凛……とっても嫌だけど、もっとイチャイチャするわよ? 覚悟はいい?」
凛「とっくに出来てるにゃ……真姫ちゃん……凛もガマンするにゃ!」キリッ!
58: 2015/07/15(水) 00:14:50.52 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真姫「ウフフフ、凛ってば食べ過ぎよぉ~~」
凛「アハハハ 真姫ちゃんゴハンあげるにゃ~~」
真姫「モォ! 白米だけなんて食べられないって行ってるじゃない」
凛「んじゃ凛のスープあげるにゃ~~」
真姫「そ、それって間接キス……」
凛「ほぉら、凛のスープが飲めないのかにゃ?」
真姫「も、もちろん頂くわよ? ん……」チラ
凛「」チラ
花陽「ぴぃぁ!」
にこ「ば、ばか! 隠れなさい!」
真姫・凛「」ニヤニヤ
花陽(……あの、凛ちゃんが……ラーメンのスープをあげるなんて!)
にこ(完璧ね……真姫ちゃん、にこはもう、思い残すことはないにこ)
真姫「ウフフフ、凛ってば食べ過ぎよぉ~~」
凛「アハハハ 真姫ちゃんゴハンあげるにゃ~~」
真姫「モォ! 白米だけなんて食べられないって行ってるじゃない」
凛「んじゃ凛のスープあげるにゃ~~」
真姫「そ、それって間接キス……」
凛「ほぉら、凛のスープが飲めないのかにゃ?」
真姫「も、もちろん頂くわよ? ん……」チラ
凛「」チラ
花陽「ぴぃぁ!」
にこ「ば、ばか! 隠れなさい!」
真姫・凛「」ニヤニヤ
花陽(……あの、凛ちゃんが……ラーメンのスープをあげるなんて!)
にこ(完璧ね……真姫ちゃん、にこはもう、思い残すことはないにこ)
60: 2015/07/15(水) 00:20:25.48 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真姫「凛、この服着てみなさいよ」
凛「えぇ~~こんな女の子っぽいの、凛似合わないよぉ」
真姫「何言ってるの、あなたカワイイんだから、きっと似合うわよ」
凛「そ、そんな、凛カワイクなんか……真姫ちゃんの方が似合うよ!」
真姫「あら? そう? それじゃ……私が着たら、凛も着る?」
凛「な、なんでそうなるのぉ!」
真姫「いいじゃない、二人で揃えてみましょうよ……ね、オネガイ」
凛「う~ん……真姫ちゃんがそう言うなら……」
凛・真姫「」チラ
花陽「ア、コノフクカワイイ」
にこ「イインジャナイ?」
凛(……見てるにゃ?)
真姫(……見てると思うわ……多分)
真姫「凛、この服着てみなさいよ」
凛「えぇ~~こんな女の子っぽいの、凛似合わないよぉ」
真姫「何言ってるの、あなたカワイイんだから、きっと似合うわよ」
凛「そ、そんな、凛カワイクなんか……真姫ちゃんの方が似合うよ!」
真姫「あら? そう? それじゃ……私が着たら、凛も着る?」
凛「な、なんでそうなるのぉ!」
真姫「いいじゃない、二人で揃えてみましょうよ……ね、オネガイ」
凛「う~ん……真姫ちゃんがそう言うなら……」
凛・真姫「」チラ
花陽「ア、コノフクカワイイ」
にこ「イインジャナイ?」
凛(……見てるにゃ?)
真姫(……見てると思うわ……多分)
61: 2015/07/15(水) 00:24:38.14 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
凛「真姫ちゃん、手、つなご?」
真姫「えぇ……そこまでは……」
凛「嫌?」
真姫「もぉ、しょうがないわね……」キュ
凛「えへへ、真姫ちゃんの手、あったかいにゃ~」キュ
真姫「凛のだってあったかいじゃない……///」
真姫(うぅ……なんだか恥ずかしくなってきた……)
真姫(……にこちゃんは今、どんな顔で私たちを……)チラ
真姫(…………)
真姫(……アレ? いないっぽくない?)
凛「真姫ちゃんの手すべすべだにゃ~~」スリスリ
真姫「ちょっと凛、にこちゃん達帰ったみたいよ、離しなさい」
凛「え~~」
凛「真姫ちゃん、手、つなご?」
真姫「えぇ……そこまでは……」
凛「嫌?」
真姫「もぉ、しょうがないわね……」キュ
凛「えへへ、真姫ちゃんの手、あったかいにゃ~」キュ
真姫「凛のだってあったかいじゃない……///」
真姫(うぅ……なんだか恥ずかしくなってきた……)
真姫(……にこちゃんは今、どんな顔で私たちを……)チラ
真姫(…………)
真姫(……アレ? いないっぽくない?)
凛「真姫ちゃんの手すべすべだにゃ~~」スリスリ
真姫「ちょっと凛、にこちゃん達帰ったみたいよ、離しなさい」
凛「え~~」
63: 2015/07/15(水) 00:31:04.82 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真姫「……で、これを和訳すると……」
凛「おぉ! 真姫ちゃん天才だにゃ!」
真姫「」チラ
凛「ねぇ真姫ちゃん! こっちの英文は?」
真姫「っていうか凛……かよちんもにこちゃんも居ないみたいなんだけど?」
凛「……? だから?」
真姫「いや……あの二人が見てないところでまで、仲良くする必要あるの?」
凛「あるよ真姫ちゃん! 女子高の監視の目はすごいよ! いつも仲良くしてないとバレちゃうよ!」
真姫「う~ん……それはそうだけど……」
凛「ね? だからもっと教えて?」
真姫「って! それが目的じゃないの!」
真姫「……で、これを和訳すると……」
凛「おぉ! 真姫ちゃん天才だにゃ!」
真姫「」チラ
凛「ねぇ真姫ちゃん! こっちの英文は?」
真姫「っていうか凛……かよちんもにこちゃんも居ないみたいなんだけど?」
凛「……? だから?」
真姫「いや……あの二人が見てないところでまで、仲良くする必要あるの?」
凛「あるよ真姫ちゃん! 女子高の監視の目はすごいよ! いつも仲良くしてないとバレちゃうよ!」
真姫「う~ん……それはそうだけど……」
凛「ね? だからもっと教えて?」
真姫「って! それが目的じゃないの!」
64: 2015/07/15(水) 00:34:30.67 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
凛「真姫ちゃんパフェ買って来たにゃ~~」
真姫「ええ、ありがと……」
凛「美味しいにゃ~」パクパク
真姫「はぁ……にこちゃんも見てないのに……何してんだか」パク
真姫「凛、もう意味ないわ。今日は帰りましょ」
凛「真姫ちゃんほっぺにクリームついてるにゃ」ペロン
真姫「~~~~~////ッ!!!??!!?!」
凛「あ、ごめん、つい……」
真姫「つ、つつつ……ついじゃないわよ!」
凛「真姫ちゃんパフェ買って来たにゃ~~」
真姫「ええ、ありがと……」
凛「美味しいにゃ~」パクパク
真姫「はぁ……にこちゃんも見てないのに……何してんだか」パク
真姫「凛、もう意味ないわ。今日は帰りましょ」
凛「真姫ちゃんほっぺにクリームついてるにゃ」ペロン
真姫「~~~~~////ッ!!!??!!?!」
凛「あ、ごめん、つい……」
真姫「つ、つつつ……ついじゃないわよ!」
67: 2015/07/15(水) 00:39:23.10 ID:W36fB75J.net
真姫「もぉ! こういうことはかよちん以外にはしないんじゃなかったの?」フキフキ
凛「う~ん……そのはずだったんだけど、なんでだろ」
凛「最初は凛ね、真姫ちゃんのこと、お高く止まっててイヤミでナルシストで腹立つ子としか思ってなかったんだ」
真姫「そ、そんなことないわよ! ひどいわね!」
凛「でも、作戦の中ででも、こうして一緒にいるうちに、なんだか凛、楽しくなってきて」
凛「うん、だんだん、真姫ちゃんのことも好きになって来ちゃったにゃ!」
真姫「え///」キューン
凛「う~ん……そのはずだったんだけど、なんでだろ」
凛「最初は凛ね、真姫ちゃんのこと、お高く止まっててイヤミでナルシストで腹立つ子としか思ってなかったんだ」
真姫「そ、そんなことないわよ! ひどいわね!」
凛「でも、作戦の中ででも、こうして一緒にいるうちに、なんだか凛、楽しくなってきて」
凛「うん、だんだん、真姫ちゃんのことも好きになって来ちゃったにゃ!」
真姫「え///」キューン
70: 2015/07/15(水) 00:46:02.68 ID:W36fB75J.net
凛「もちろん一番はかよちんだけど……」パクパク
真姫(り、凛……今、好きって……私のこと好きって……)
凛「二番は希ちゃんで~三番が海未ちゃんで~~」
真姫(そ、そんな……凛がそんな風に思ってたなんて、いつも私の悪口言うくせに……)
凛「四番が穂乃果ちゃんで~~う~ん、あとは順番ないかな~~」
真姫(そんな、好きなんて言われたの初めて……にこちゃんにも言われてないのに)ドキドキ
凛「ことりちゃん好き、にこちゃん好き、絵里ちゃん好き、と来てか~ら~の~」
真姫(もぉ、凛ってこういうとこあるわよね……天然っていうか、おバカでカワイイ……)ドキドキ
凛「真姫ちゃん好きにゃ!」
真姫「ぴぃぁッ!」ビクゥッ!
真姫(り、凛……今、好きって……私のこと好きって……)
凛「二番は希ちゃんで~三番が海未ちゃんで~~」
真姫(そ、そんな……凛がそんな風に思ってたなんて、いつも私の悪口言うくせに……)
凛「四番が穂乃果ちゃんで~~う~ん、あとは順番ないかな~~」
真姫(そんな、好きなんて言われたの初めて……にこちゃんにも言われてないのに)ドキドキ
凛「ことりちゃん好き、にこちゃん好き、絵里ちゃん好き、と来てか~ら~の~」
真姫(もぉ、凛ってこういうとこあるわよね……天然っていうか、おバカでカワイイ……)ドキドキ
凛「真姫ちゃん好きにゃ!」
真姫「ぴぃぁッ!」ビクゥッ!
73: 2015/07/15(水) 00:50:56.88 ID:W36fB75J.net
凛「真姫ちゃん聞いてた?」
真姫「きッ……聞いてたわよもちろん!」
凛「うん、だから凛、作戦が終わっても真姫ちゃんと仲良くしたいなって思ってる」
真姫「へ、へぇ……そう///」カミノケクルクル
凛「あ~~……真姫ちゃん照れてるにゃ~~」グリグリ
真姫「いやッ! ちょっとやめなさいよ!」
凛「真姫ちゃんかわいいにゃ~~」
真姫「も、もう! 知らない! 凛なんて知らないんだからッ!」
凛「んじゃ、凛も真姫ちゃんなんて知らないにゃ~」スリスリ
真姫「やめなさいよもぉ! あ、暑苦しいんだけど///」
凛「はいはい、ツンデレツンデレ……」
真姫「……ぅぅ、凛のバカ……」
真姫「きッ……聞いてたわよもちろん!」
凛「うん、だから凛、作戦が終わっても真姫ちゃんと仲良くしたいなって思ってる」
真姫「へ、へぇ……そう///」カミノケクルクル
凛「あ~~……真姫ちゃん照れてるにゃ~~」グリグリ
真姫「いやッ! ちょっとやめなさいよ!」
凛「真姫ちゃんかわいいにゃ~~」
真姫「も、もう! 知らない! 凛なんて知らないんだからッ!」
凛「んじゃ、凛も真姫ちゃんなんて知らないにゃ~」スリスリ
真姫「やめなさいよもぉ! あ、暑苦しいんだけど///」
凛「はいはい、ツンデレツンデレ……」
真姫「……ぅぅ、凛のバカ……」
75: 2015/07/15(水) 00:54:58.61 ID:W36fB75J.net
【真姫ハウス】
真姫「はぁ……凛が、あんな風に思ってたなんて……」
真姫「……よく考えれば凛って、妹みたいでカワイイのかも……」
真姫「……はッ! ダメよ真姫! 私が一番好きなのはにこちゃんなんだから!」
真姫「でも……凛にはあんなことまでされちゃったし……」ドキドキ
真姫「……ほっぺ舐めるくらい、私のこと好きってことなのよね……」
真姫「……」
真姫「……ふん、まぁ、明日からは、ちょっとくらい心開いてあげようかしら」
真姫「はぁ……凛が、あんな風に思ってたなんて……」
真姫「……よく考えれば凛って、妹みたいでカワイイのかも……」
真姫「……はッ! ダメよ真姫! 私が一番好きなのはにこちゃんなんだから!」
真姫「でも……凛にはあんなことまでされちゃったし……」ドキドキ
真姫「……ほっぺ舐めるくらい、私のこと好きってことなのよね……」
真姫「……」
真姫「……ふん、まぁ、明日からは、ちょっとくらい心開いてあげようかしら」
78: 2015/07/15(水) 00:59:46.85 ID:W36fB75J.net
【翌日】
真姫「凛、おはよう。今日はいい天気になりそうね」
凛「!! ま、真姫ちゃん! な、なんで凛の家の前に?」
真姫「あら? 誰も見てないところでも仲良くすべきって言ったのは、凛じゃない」
凛「そ、それはそうだけど……今まで来てなかったのに」
真姫「いいじゃない行きましょ? 朝練に遅れるわよ?」キュ
凛「う、うん……そだね! 行こっか!」
凛「」
真姫「凛、おはよう。今日はいい天気になりそうね」
凛「!! ま、真姫ちゃん! な、なんで凛の家の前に?」
真姫「あら? 誰も見てないところでも仲良くすべきって言ったのは、凛じゃない」
凛「そ、それはそうだけど……今まで来てなかったのに」
真姫「いいじゃない行きましょ? 朝練に遅れるわよ?」キュ
凛「う、うん……そだね! 行こっか!」
凛「」
83: 2015/07/15(水) 01:05:23.10 ID:W36fB75J.net
【同日の昼】
真姫「凛、お昼にしましょ? お弁当作ってきたの」パカー
凛「す、すごい!! すごいよ真姫ちゃん! 豪華絢爛ッ!」
真姫「ウフフ、凛のために頑張ったんだから」
凛「朝練も早かったのに……真姫ちゃん昨日ちゃんと寝たの?」
真姫「あら? 私のこと心配してくれるなんて、凛は優しいのね……」
凛「そ、そりゃ心配するにゃ! どことなく今日は目つきも違うし……」
真姫「そう? まぁ、大丈夫よ、凛を見てたら元気になっちゃうから」
凛「え~……それはちょっとなんかコワイにゃ……」
真姫「凛、お昼にしましょ? お弁当作ってきたの」パカー
凛「す、すごい!! すごいよ真姫ちゃん! 豪華絢爛ッ!」
真姫「ウフフ、凛のために頑張ったんだから」
凛「朝練も早かったのに……真姫ちゃん昨日ちゃんと寝たの?」
真姫「あら? 私のこと心配してくれるなんて、凛は優しいのね……」
凛「そ、そりゃ心配するにゃ! どことなく今日は目つきも違うし……」
真姫「そう? まぁ、大丈夫よ、凛を見てたら元気になっちゃうから」
凛「え~……それはちょっとなんかコワイにゃ……」
86: 2015/07/15(水) 01:09:18.45 ID:W36fB75J.net
花陽「わぁッ! すごい美味しそう! これ真姫が作ったの?」
真姫「……」
花陽「真姫ちゃん凛ちゃん、今日は花陽も一緒に食べていいかな?」
凛「も、もちろんオッケーだにゃ! ね! 真姫ちゃん!」
真姫「……かよちんは部室でにこちゃんと食べてきたら?」ニコッ
花陽「……え」
凛「……え」
真姫「私と凛は二人で食べるから……ね、行きましょ凛」キュ
凛「えッ……ちょ、ちょっと引っ張らないで! か、かよち~ん!」
花陽「り、りんちゃぁ~~ん!!」
真姫「……」
花陽「真姫ちゃん凛ちゃん、今日は花陽も一緒に食べていいかな?」
凛「も、もちろんオッケーだにゃ! ね! 真姫ちゃん!」
真姫「……かよちんは部室でにこちゃんと食べてきたら?」ニコッ
花陽「……え」
凛「……え」
真姫「私と凛は二人で食べるから……ね、行きましょ凛」キュ
凛「えッ……ちょ、ちょっと引っ張らないで! か、かよち~ん!」
花陽「り、りんちゃぁ~~ん!!」
89: 2015/07/15(水) 01:13:03.67 ID:W36fB75J.net
真姫「さ、邪魔者はいなくなったし、食べましょ」
凛「じゃ、じゃまも……かよちんをそんな風に言わないで!」
真姫「はい、あ~ん」
凛「あ~ん!」パク
真姫「凛、おいしい?」
凛「モグモグ……うん、凛はもうちょっと塩っけある方が好きにゃ」ゴクン
凛「って! 話をそらさないで!」
真姫「大丈夫よ凛、これも作戦のうちだから」
凛「凛の計画にこういうのはないにゃ!」
真姫「あ~ん」
凛「あ~ん!」パクッ…モグモグ
真姫「ウフフ、大丈夫、凛はおバカさんなんだから、私に任せていればいいの」ナデナデ
凛「うぅ……今日の真姫ちゃんはなんだかヘンだにゃぁ……」
凛「じゃ、じゃまも……かよちんをそんな風に言わないで!」
真姫「はい、あ~ん」
凛「あ~ん!」パク
真姫「凛、おいしい?」
凛「モグモグ……うん、凛はもうちょっと塩っけある方が好きにゃ」ゴクン
凛「って! 話をそらさないで!」
真姫「大丈夫よ凛、これも作戦のうちだから」
凛「凛の計画にこういうのはないにゃ!」
真姫「あ~ん」
凛「あ~ん!」パクッ…モグモグ
真姫「ウフフ、大丈夫、凛はおバカさんなんだから、私に任せていればいいの」ナデナデ
凛「うぅ……今日の真姫ちゃんはなんだかヘンだにゃぁ……」
92: 2015/07/15(水) 01:17:54.61 ID:W36fB75J.net
【放課後】
にこ「真姫ちゃ~ん、久しぶりににこと組まない?」
真姫「ごめんねにこちゃん、私、凛の世話しなきゃいけないの。また今度ね」
にこ「にこぉ……」
凛「り、凛はかよちんと組みたいな……」
真姫「何言ってるの? あなたのために色々準備してきたんだから」
凛「い、いつのまに! なにを準備したの!」
真姫「フフフ、その身体でとくと味わうがいいわ……」ワキワキ
凛「ちょ、ちょっと……真姫ちゃん怖いにゃ……かよちん! かよち~ん!」
花陽「アハハ……え、えっと……凛ちゃん真姫ちゃんと仲良しだね!」
真姫「さぁ凛、いらっしゃい」ズルズル
凛「み、見捨てないで……いにゃぁぁぁ!!!」
にこ「真姫ちゃ~ん、久しぶりににこと組まない?」
真姫「ごめんねにこちゃん、私、凛の世話しなきゃいけないの。また今度ね」
にこ「にこぉ……」
凛「り、凛はかよちんと組みたいな……」
真姫「何言ってるの? あなたのために色々準備してきたんだから」
凛「い、いつのまに! なにを準備したの!」
真姫「フフフ、その身体でとくと味わうがいいわ……」ワキワキ
凛「ちょ、ちょっと……真姫ちゃん怖いにゃ……かよちん! かよち~ん!」
花陽「アハハ……え、えっと……凛ちゃん真姫ちゃんと仲良しだね!」
真姫「さぁ凛、いらっしゃい」ズルズル
凛「み、見捨てないで……いにゃぁぁぁ!!!」
93: 2015/07/15(水) 01:23:08.71 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~
凛「や、やっと真姫ちゃんに密着された練習が終わったにゃ……」ハァハァ
凛「で、でももう作戦も終わりにゃ! かよちんの方から凛に話しかけてくれてるし」
凛「今日こそ! かよちんラーメン行くにゃ……」
真姫「凛、ラーメンごちそうしてあげるわ!」
凛「にゃぁ……」
真姫「パパの知り合いに、中華料理のシェフがいてね、無理言って予約してもらったの」
凛「わ、わぁ……流石お金持ちは人脈が広いにゃぁ……」
にこ「なになに? 美味しいもの? にこも行きた~い!」
花陽「わ、私も一緒に行っていいかな……」
凛「にこちゃん! かよちん! そうだね! みんなで一緒に行こうよ!」
真姫「ごめんなさい、二人しか予約が取れなかったの」
真姫「」
凛「や、やっと真姫ちゃんに密着された練習が終わったにゃ……」ハァハァ
凛「で、でももう作戦も終わりにゃ! かよちんの方から凛に話しかけてくれてるし」
凛「今日こそ! かよちんラーメン行くにゃ……」
真姫「凛、ラーメンごちそうしてあげるわ!」
凛「にゃぁ……」
真姫「パパの知り合いに、中華料理のシェフがいてね、無理言って予約してもらったの」
凛「わ、わぁ……流石お金持ちは人脈が広いにゃぁ……」
にこ「なになに? 美味しいもの? にこも行きた~い!」
花陽「わ、私も一緒に行っていいかな……」
凛「にこちゃん! かよちん! そうだね! みんなで一緒に行こうよ!」
真姫「ごめんなさい、二人しか予約が取れなかったの」
真姫「」
94: 2015/07/15(水) 01:28:11.28 ID:W36fB75J.net
凛「……え」
にこ「え~~~」
花陽「そっかぁ……それなら仕方ないね」
真姫「ごめんなさいね。みんなは次の機会に誘うから……」
凛「か、かよち……」
花陽「うん! また今度ね! それじゃ今日は二人で楽しんできて」
凛「ぁ、ぁ、ぁ……」クィックィ(真姫ちゃん、なんか、怖い)
花陽「よかったね、凛ちゃん!」ニコリ(大丈夫、みんなトモダチ)
凛「ぁ、ぁぁ……」(でも、かよちん)
真姫「何してるの? さぁ、行くわよ凛!」キュ
凛「ひぃぃぃぃ!!!」
にこ「え~~~」
花陽「そっかぁ……それなら仕方ないね」
真姫「ごめんなさいね。みんなは次の機会に誘うから……」
凛「か、かよち……」
花陽「うん! また今度ね! それじゃ今日は二人で楽しんできて」
凛「ぁ、ぁ、ぁ……」クィックィ(真姫ちゃん、なんか、怖い)
花陽「よかったね、凛ちゃん!」ニコリ(大丈夫、みんなトモダチ)
凛「ぁ、ぁぁ……」(でも、かよちん)
真姫「何してるの? さぁ、行くわよ凛!」キュ
凛「ひぃぃぃぃ!!!」
98: 2015/07/15(水) 01:32:18.24 ID:W36fB75J.net
【高級中華料理店】
凛(めっちゃ高そうなお店にゃぁ~~!!)ガクブル
真姫「どうしたの? 凛、食べないの?」
凛「あ、アハハ……そうだね……なにこれ? ふ、フカヒレ?」
真姫「さぁ、知らないけど……」
凛「あ、あの……真姫ちゃん?」
真姫「なぁに?」
凛「きょ、今日の真姫ちゃん、なんかヘンだにゃ……」
真姫「ヘンってどこが?」
凛「なんていうかその……えっと……」
真姫「ウフフ、おかしな凛。私はいたっていつも通りよ?」ニコッ
凛(いやいや目がイってる感じにゃぁぁ!!)
凛(めっちゃ高そうなお店にゃぁ~~!!)ガクブル
真姫「どうしたの? 凛、食べないの?」
凛「あ、アハハ……そうだね……なにこれ? ふ、フカヒレ?」
真姫「さぁ、知らないけど……」
凛「あ、あの……真姫ちゃん?」
真姫「なぁに?」
凛「きょ、今日の真姫ちゃん、なんかヘンだにゃ……」
真姫「ヘンってどこが?」
凛「なんていうかその……えっと……」
真姫「ウフフ、おかしな凛。私はいたっていつも通りよ?」ニコッ
凛(いやいや目がイってる感じにゃぁぁ!!)
108: 2015/07/15(水) 01:36:50.06 ID:W36fB75J.net
真姫「ラーメン、口に合わない?」
凛「い、いや、コレは絶品にゃ……」ズルズル
真姫「そう? 良かったわね……フフッ」
凛「で、でも……そのぉ……」
真姫「なに? なにか他に食べる? なんでも言っていいのよ?」
凛「あ、あの……ええっと……」
凛「あ、アハハ! 次はにこちゃんやかよちんと……ミューズのみんなで来たいね!」
真姫「……」
真姫「……そうね」
凛「……」ゾクゾク
凛「い、いや、コレは絶品にゃ……」ズルズル
真姫「そう? 良かったわね……フフッ」
凛「で、でも……そのぉ……」
真姫「なに? なにか他に食べる? なんでも言っていいのよ?」
凛「あ、あの……ええっと……」
凛「あ、アハハ! 次はにこちゃんやかよちんと……ミューズのみんなで来たいね!」
真姫「……」
真姫「……そうね」
凛「……」ゾクゾク
113: 2015/07/15(水) 01:41:13.91 ID:W36fB75J.net
真姫「ねぇ凛、明日って、お休みよね」
凛「う、うん……そうだね……お休みだね!」
真姫「今日、ウチに泊まっていかない?」
凛「ど、どうして?」
真姫「ママが、友達連れてこいってしつこくて……」
凛「そ、そうなんだぁ……で、でも急にはちょっと……」
真姫「どうして? 合宿とかも、急だったじゃない」
凛「あ、や……り、凛明日……ゴミだし当番だから……」
真姫「あら、そんなの、直接清掃業者を手配してあげるわよ」
凛「そ、そういう問題じゃないにゃ……」
凛「う、うん……そうだね……お休みだね!」
真姫「今日、ウチに泊まっていかない?」
凛「ど、どうして?」
真姫「ママが、友達連れてこいってしつこくて……」
凛「そ、そうなんだぁ……で、でも急にはちょっと……」
真姫「どうして? 合宿とかも、急だったじゃない」
凛「あ、や……り、凛明日……ゴミだし当番だから……」
真姫「あら、そんなの、直接清掃業者を手配してあげるわよ」
凛「そ、そういう問題じゃないにゃ……」
116: 2015/07/15(水) 01:45:40.48 ID:W36fB75J.net
真姫「いいじゃない。今後の相談とかも、したいし……」
凛「そ、そうにゃ! にこちゃんとかよちんといっぱい遊ぶ計画にゃ!」
真姫「……ええ、そうね。そうだったわね」
凛「真姫ちゃんも、凛なんかよりにこちゃんと遊びたいもんね!」
真姫「……うん、そうね……」カミクルクル
凛「そうだよね! 凛も真姫ちゃんよりかよちんと遊びた……」
パリーン!!!
凛「」ビクゥッ!
真姫「あぁ……ごめんなさい、お皿、落としちゃったわ」
凛「そ、そうにゃ! にこちゃんとかよちんといっぱい遊ぶ計画にゃ!」
真姫「……ええ、そうね。そうだったわね」
凛「真姫ちゃんも、凛なんかよりにこちゃんと遊びたいもんね!」
真姫「……うん、そうね……」カミクルクル
凛「そうだよね! 凛も真姫ちゃんよりかよちんと遊びた……」
パリーン!!!
凛「」ビクゥッ!
真姫「あぁ……ごめんなさい、お皿、落としちゃったわ」
118: 2015/07/15(水) 01:49:50.16 ID:W36fB75J.net
凛(ヤバイニャヤバイニャヤバイニャ……)ダラダラ
凛(なんでか知らないけど、今日の真姫ちゃんはヤバイニャ……)ダラダラ
真姫「……ねぇ、凛」
凛「は、はひッ!」
真姫「二人きりの時に、他の女の名前が出てくると、嫌な気持ちになるの、わかる?」
凛「え、えぇ~~……」
凛(なんでか知らないけど、今日の真姫ちゃんはヤバイニャ……)ダラダラ
真姫「……ねぇ、凛」
凛「は、はひッ!」
真姫「二人きりの時に、他の女の名前が出てくると、嫌な気持ちになるの、わかる?」
凛「え、えぇ~~……」
122: 2015/07/15(水) 01:54:29.37 ID:W36fB75J.net
真姫「凛も一応、アイドルなんだから、そういう女の子の気持ちに敏感じゃないとね」
凛「あ、アイドル! アイドルッ! そうだよね! アイドルとしての心構えの話だよね!」
真姫「あら? そんな話だっけ?」
凛「え、えっと……なんの話だっけ?」
真姫「今日、ウチに泊まってって話」
凛「ああ、その話……」
真姫「……ダメ?」
凛「ちょ、ちょっと……あ、明日、遊びに行くから……」
真姫「……そう、そっか……じゃ、そうしましょうか」
凛「ま、真姫ちゃんの家広いから! かよち……み、みんなも呼んじゃおっか!」
真姫「……う~ん」
真姫「でも、作戦会議でしょ? 二人きりの方がよくない?」
凛「そ、そうですね……実に理にかなってるにゃ……」
凛「あ、アイドル! アイドルッ! そうだよね! アイドルとしての心構えの話だよね!」
真姫「あら? そんな話だっけ?」
凛「え、えっと……なんの話だっけ?」
真姫「今日、ウチに泊まってって話」
凛「ああ、その話……」
真姫「……ダメ?」
凛「ちょ、ちょっと……あ、明日、遊びに行くから……」
真姫「……そう、そっか……じゃ、そうしましょうか」
凛「ま、真姫ちゃんの家広いから! かよち……み、みんなも呼んじゃおっか!」
真姫「……う~ん」
真姫「でも、作戦会議でしょ? 二人きりの方がよくない?」
凛「そ、そうですね……実に理にかなってるにゃ……」
126: 2015/07/15(水) 01:57:55.14 ID:W36fB75J.net
真姫「じゃ、明日ね?」
凛「あ、明日……」
真姫「凛?」
凛「は、はいにゃ!」
真姫「大丈夫? 顔色悪いけど……送っていきましょうか?」
凛「だ、大丈夫! 大丈夫にゃ!」
真姫「そう? それならいいけど……」
凛「そ、それじゃ、ごちそうさまでした」
真姫「ええ。それじゃ、明日……」
凛「あ、明日……」
凛「あ、明日……」
真姫「凛?」
凛「は、はいにゃ!」
真姫「大丈夫? 顔色悪いけど……送っていきましょうか?」
凛「だ、大丈夫! 大丈夫にゃ!」
真姫「そう? それならいいけど……」
凛「そ、それじゃ、ごちそうさまでした」
真姫「ええ。それじゃ、明日……」
凛「あ、明日……」
129: 2015/07/15(水) 02:01:11.78 ID:W36fB75J.net
【凛ハウス】
凛(お、おかしいにゃ……真姫ちゃんがマトモじゃないにゃ……)
凛(あ、明日……凛を家に連れ込んでどうする気にゃ……)
凛(嫌な予感しかしないにゃ……)ガクブル
凛(か、かよちん助けてにゃ~~)ポチポチ
凛(送信っと……)
凛(……うぅ、今夜は震えて眠るにゃ……)
凛(お、おかしいにゃ……真姫ちゃんがマトモじゃないにゃ……)
凛(あ、明日……凛を家に連れ込んでどうする気にゃ……)
凛(嫌な予感しかしないにゃ……)ガクブル
凛(か、かよちん助けてにゃ~~)ポチポチ
凛(送信っと……)
凛(……うぅ、今夜は震えて眠るにゃ……)
133: 2015/07/15(水) 02:03:49.53 ID:W36fB75J.net
【翌日】
凛「来てしまったにゃ……」ピンポ~ン
凛「ま~き~ちゃ~ん! き~た~よ~!」
真姫「小学生みたいなことしないでよ恥ずかしい……」ガチャ
凛(あ、今日はワリとフツーにゃ)
真姫「待ってたわ。取りあえず上がりなさいよ。ちょっと見て欲しいものがあるの」
凛「? な~に?」
真姫「見ればわかるわ……さ、いらっしゃい」キュ
凛「来てしまったにゃ……」ピンポ~ン
凛「ま~き~ちゃ~ん! き~た~よ~!」
真姫「小学生みたいなことしないでよ恥ずかしい……」ガチャ
凛(あ、今日はワリとフツーにゃ)
真姫「待ってたわ。取りあえず上がりなさいよ。ちょっと見て欲しいものがあるの」
凛「? な~に?」
真姫「見ればわかるわ……さ、いらっしゃい」キュ
138: 2015/07/15(水) 02:06:45.44 ID:W36fB75J.net
【真姫ルーム】
フサァ……
凛「……」
真姫「うん、似合うじゃない」
凛「こ、これはなんにゃ……」
真姫「見て分からない?」
凛「わからないから聞いてるんだけど……」
真姫「ホントに凛っておバカね。あなたの服よ?」
凛「どうして凛の服が真姫ちゃんちにあるのかな……」
真姫「オーダーメイドで作ってもらったからよ」
凛「ごめん、真姫ちゃん、言葉が噛み合ってないよ……」
フサァ……
凛「……」
真姫「うん、似合うじゃない」
凛「こ、これはなんにゃ……」
真姫「見て分からない?」
凛「わからないから聞いてるんだけど……」
真姫「ホントに凛っておバカね。あなたの服よ?」
凛「どうして凛の服が真姫ちゃんちにあるのかな……」
真姫「オーダーメイドで作ってもらったからよ」
凛「ごめん、真姫ちゃん、言葉が噛み合ってないよ……」
140: 2015/07/15(水) 02:13:18.15 ID:W36fB75J.net
真姫「この服? 気に入らない?」
凛「えっと、服っていうか……ドレスだよね、ウェディングドレスだよね」
真姫「えぇ、そうよ? 凛のウェディングドレス」
凛「わぁ……凛、結婚するんだ……」
真姫「ええ、そうよ」ムギュ
凛「ひきゅぅッ!」
真姫「はぁ……凛って、ホントに柔らかいのね……」
凛「ま、真姫ちゃん……そ、その……意味がわからないんだけど」
真姫「……どのへんが?」
凛「全部」
真姫「全部って言われても……もっと具体的に言いなさいよ」
凛「じゃ、凛のウェディングドレスを作ったその理由はなんなの!」
真姫「だから、凛の結婚式のためって言ってるじゃない?」
凛「凛結婚するの!?」
真姫「しないの?」
凛「しな……むぐぅ!」
凛「えっと、服っていうか……ドレスだよね、ウェディングドレスだよね」
真姫「えぇ、そうよ? 凛のウェディングドレス」
凛「わぁ……凛、結婚するんだ……」
真姫「ええ、そうよ」ムギュ
凛「ひきゅぅッ!」
真姫「はぁ……凛って、ホントに柔らかいのね……」
凛「ま、真姫ちゃん……そ、その……意味がわからないんだけど」
真姫「……どのへんが?」
凛「全部」
真姫「全部って言われても……もっと具体的に言いなさいよ」
凛「じゃ、凛のウェディングドレスを作ったその理由はなんなの!」
真姫「だから、凛の結婚式のためって言ってるじゃない?」
凛「凛結婚するの!?」
真姫「しないの?」
凛「しな……むぐぅ!」
142: 2015/07/15(水) 02:16:41.52 ID:W36fB75J.net
真姫「んッ……チュ……」
凛「ま、真姫ちゃ……」
真姫「凛が悪いのよ……凛が私を口説いたんだから……」
凛「そ、そんな覚えはないにゃ……」ポロポロ
真姫「どうしてそんなウソをつくの?」
凛「嘘じゃないのに……きゃぁッ!」
真姫「凛……好きよ……凛……」
凛「ま、真姫ちゃん……やめて……やめてぇぇ!!」
凛「ま、真姫ちゃ……」
真姫「凛が悪いのよ……凛が私を口説いたんだから……」
凛「そ、そんな覚えはないにゃ……」ポロポロ
真姫「どうしてそんなウソをつくの?」
凛「嘘じゃないのに……きゃぁッ!」
真姫「凛……好きよ……凛……」
凛「ま、真姫ちゃん……やめて……やめてぇぇ!!」
146: 2015/07/15(水) 02:20:05.95 ID:W36fB75J.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
花陽「う~ん、真姫ちゃんの家にくるの久しぶりだなぁ……」
にこ「やたらでかいわね……さすがお嬢様」
花陽「ま~き~ちゃ~ん! あ~そ~ぼ~!」ピンポーン
にこ「やめなさいよ小学生みたいなこと!」
花陽「あれ、誰もいないのかな?」ピンポンピンポーン
にこ「でも、凛からSOSメールがあったんでしょ?」
花陽「うん、そうなんだけど……あ、鍵開いてる。入っちゃおっか」
にこ「ちょ! まずいわよ!」
花陽「すぐ戻ってくるから! にこちゃんはちょっと待ってて!」
にこ「ああ! 花陽! もぉ……行っちゃった」
花陽「う~ん、真姫ちゃんの家にくるの久しぶりだなぁ……」
にこ「やたらでかいわね……さすがお嬢様」
花陽「ま~き~ちゃ~ん! あ~そ~ぼ~!」ピンポーン
にこ「やめなさいよ小学生みたいなこと!」
花陽「あれ、誰もいないのかな?」ピンポンピンポーン
にこ「でも、凛からSOSメールがあったんでしょ?」
花陽「うん、そうなんだけど……あ、鍵開いてる。入っちゃおっか」
にこ「ちょ! まずいわよ!」
花陽「すぐ戻ってくるから! にこちゃんはちょっと待ってて!」
にこ「ああ! 花陽! もぉ……行っちゃった」
150: 2015/07/15(水) 02:22:40.18 ID:W36fB75J.net
花陽「真姫ちゃ~ん、凛ちゃ~ん……」トコトコ
花陽「う~ん、ご両親は出かけてるのかな……車もなかったし」
花陽「取りあえず、えっと、真姫ちゃんの部屋ってココだったよね……」
花陽「失礼しま~す……」ギギギ
花陽「……ま、真姫ちゃん?」
真姫「……ああ、花陽……遅かったのね……」
花陽「ま、真姫ちゃん……ど、どうして裸で……え?」
花陽「り、凛ちゃん?」
凛「見ないで……かよちん……みないでぇ……」ポロポロ
花陽「う~ん、ご両親は出かけてるのかな……車もなかったし」
花陽「取りあえず、えっと、真姫ちゃんの部屋ってココだったよね……」
花陽「失礼しま~す……」ギギギ
花陽「……ま、真姫ちゃん?」
真姫「……ああ、花陽……遅かったのね……」
花陽「ま、真姫ちゃん……ど、どうして裸で……え?」
花陽「り、凛ちゃん?」
凛「見ないで……かよちん……みないでぇ……」ポロポロ
152: 2015/07/15(水) 02:26:04.59 ID:W36fB75J.net
花陽「……り、凛ちゃん? 真姫ちゃん?」
真姫「花陽……アナタ知ってる? 凛ってとってもカワイイのよ?」ムギュ
凛「ぅ、ぅぅ……」
花陽「真姫ちゃん……」
真姫「アナタ知ってる? 凛の唇の味……大切なトコの味……」
真姫「私は知ってる! 知ったわ! もう凛は私のものよ!」
凛「ごめん……ごめんねかよちん……凛、真姫ちゃんのものになっちゃったにゃ」
花陽「……」
花陽「……えっとね」
花陽「……真姫ちゃん? どうして凛ちゃんが泣いてるのかな?」
真姫「花陽……アナタ知ってる? 凛ってとってもカワイイのよ?」ムギュ
凛「ぅ、ぅぅ……」
花陽「真姫ちゃん……」
真姫「アナタ知ってる? 凛の唇の味……大切なトコの味……」
真姫「私は知ってる! 知ったわ! もう凛は私のものよ!」
凛「ごめん……ごめんねかよちん……凛、真姫ちゃんのものになっちゃったにゃ」
花陽「……」
花陽「……えっとね」
花陽「……真姫ちゃん? どうして凛ちゃんが泣いてるのかな?」
156: 2015/07/15(水) 02:29:01.17 ID:W36fB75J.net
―― その時……星空凛は思い出した
―― それは5年前……自分のクラスで起こった惨劇を……
―― ???「どうして凛ちゃんが泣いてるのかな?」
―― 自分をイジメた男子たちが……誰にどうされてしまったのかを
―― それは5年前……自分のクラスで起こった惨劇を……
―― ???「どうして凛ちゃんが泣いてるのかな?」
―― 自分をイジメた男子たちが……誰にどうされてしまったのかを
160: 2015/07/15(水) 02:33:28.18 ID:W36fB75J.net
凛「ぁ、ぁ、ぁ……」ガクブル
―― 『普段大人しいヤツが怒ると実際コワイ』とは、
コジキにも記されているユウメイなコトワザだ。
―― ホシゾラ=リンは、マキがそのコトワザを思い出すことを願い、
彼女の顔を見上げた。
真姫「凛が泣いてる理由、わからない?」ニヤ
――南無三! マキはコトワザどころか、状況すら正しく理解していない!
――おおブッダよ! 慈悲はないのだろうか!
―― 『普段大人しいヤツが怒ると実際コワイ』とは、
コジキにも記されているユウメイなコトワザだ。
―― ホシゾラ=リンは、マキがそのコトワザを思い出すことを願い、
彼女の顔を見上げた。
真姫「凛が泣いてる理由、わからない?」ニヤ
――南無三! マキはコトワザどころか、状況すら正しく理解していない!
――おおブッダよ! 慈悲はないのだろうか!
170: 2015/07/15(水) 02:38:49.06 ID:W36fB75J.net
花陽「……真姫ちゃん」
花陽「どうして、凛ちゃんは、泣いてるのかな?」
――地獄に追い詰めかかるハナヨのインタビュー!
真姫「嬉し涙よね~凛?」キュ
――オオ! マキはハナヨの激怒に気づかない!
凛(……は! こ、これは……違うにゃ!)
――リンは気づいた! マキはハナヨの激怒に実際気づいている!
――しかし! カチグミの家に生まれ、トノサマのように育てられたマキは知らないのだ!
――あのコトワザの真の意味を! 知識はあっても、体感として理解できていないのだ!
凛(ち、血が流れるにゃッ!!)
――即断! リンは動いた!
花陽「どうして、凛ちゃんは、泣いてるのかな?」
――地獄に追い詰めかかるハナヨのインタビュー!
真姫「嬉し涙よね~凛?」キュ
――オオ! マキはハナヨの激怒に気づかない!
凛(……は! こ、これは……違うにゃ!)
――リンは気づいた! マキはハナヨの激怒に実際気づいている!
――しかし! カチグミの家に生まれ、トノサマのように育てられたマキは知らないのだ!
――あのコトワザの真の意味を! 知識はあっても、体感として理解できていないのだ!
凛(ち、血が流れるにゃッ!!)
――即断! リンは動いた!
174: 2015/07/15(水) 02:41:15.41 ID:W36fB75J.net
凛「か! かよちん! 凛は大丈夫! もう元気だにゃ!」
凛「ほら! にっこにっこに……」
花陽「凛ちゃん、黙ってて」
凛「かよちんそんな怖い顔しちゃだめにゃ~~」
凛「ほら、凛は泣いてなんかないよ!」
花陽「……凛ちゃん」
花陽「……凛ちゃん、花陽はね、真姫ちゃんとお話してるんだよ?」
凛「ほら! にっこにっこに……」
花陽「凛ちゃん、黙ってて」
凛「かよちんそんな怖い顔しちゃだめにゃ~~」
凛「ほら、凛は泣いてなんかないよ!」
花陽「……凛ちゃん」
花陽「……凛ちゃん、花陽はね、真姫ちゃんとお話してるんだよ?」
176: 2015/07/15(水) 02:45:54.43 ID:W36fB75J.net
凛「か、かよちん! 話を聞いて!」
花陽「……凛ちゃん」
花陽「……黙っててって、言ってるんだよ?」
凛「ぁ……ぅ……」
――デーモンのごときハナヨの眼光! コワイ!
――『ブッダの顔も三度まで』……リンはまたコジキのコトワザを思い出す。
――三度目を間違えては実際ヤバイ!
花陽「真姫ちゃん……」
花陽「どうして凛ちゃんが泣いてるの?」
――マキに襲いかかる三度目のインタビュー
――返答を間違えれば一瞬でオダブツだ!
花陽「……凛ちゃん」
花陽「……黙っててって、言ってるんだよ?」
凛「ぁ……ぅ……」
――デーモンのごときハナヨの眼光! コワイ!
――『ブッダの顔も三度まで』……リンはまたコジキのコトワザを思い出す。
――三度目を間違えては実際ヤバイ!
花陽「真姫ちゃん……」
花陽「どうして凛ちゃんが泣いてるの?」
――マキに襲いかかる三度目のインタビュー
――返答を間違えれば一瞬でオダブツだ!
178: 2015/07/15(水) 02:52:24.49 ID:W36fB75J.net
真姫「あのね、かよち……」
凛「まッ! まッ!」グィ
真姫「痛ッ! なによ凛! あなたは黙ってて!」
凛「ぁ、ぁ、ぁッ!」ガクブルガクブル
真姫「かわいそうに、私の凛……こんなに震えて……」
真姫「ウフフ、大丈夫よ……かよちんが怒ったところで、なんにも怖くないんだか……」
真姫「……ら」
花陽「……………」
花陽「……………ねぇ、真姫ちゃん」
花陽「……………どうして凛ちゃんが泣いてるのかな?」
凛「まッ! まッ!」グィ
真姫「痛ッ! なによ凛! あなたは黙ってて!」
凛「ぁ、ぁ、ぁッ!」ガクブルガクブル
真姫「かわいそうに、私の凛……こんなに震えて……」
真姫「ウフフ、大丈夫よ……かよちんが怒ったところで、なんにも怖くないんだか……」
真姫「……ら」
花陽「……………」
花陽「……………ねぇ、真姫ちゃん」
花陽「……………どうして凛ちゃんが泣いてるのかな?」
181: 2015/07/15(水) 02:56:10.39 ID:W36fB75J.net
真姫「……っひ!」
―― マキのボディを駆け巡る恐怖のサンダー!
―― 奇跡! マキはカミヒトエでコトワザを理解したのだ!
真姫「ぁ、ぁ、ぁぁ……」ガクブル
真姫「……ぅぅ……」
花陽「……………ねぇ、真姫ちゃん、どうしたのかな?」
花陽「……………ねぇ、真姫ちゃん、答えてよ……」ザッ
真姫「ひぅぅッ!」
―― マキのボディを駆け巡る恐怖のサンダー!
―― 奇跡! マキはカミヒトエでコトワザを理解したのだ!
真姫「ぁ、ぁ、ぁぁ……」ガクブル
真姫「……ぅぅ……」
花陽「……………ねぇ、真姫ちゃん、どうしたのかな?」
花陽「……………ねぇ、真姫ちゃん、答えてよ……」ザッ
真姫「ひぅぅッ!」
184: 2015/07/15(水) 02:59:22.54 ID:W36fB75J.net
花陽「ねぇ真姫ちゃん……何があったの? 真姫ちゃん知ってるよね?」
真姫「ご、ごめ、ごめ……ごめんなさい……」ヒッグ
花陽「うん、ごめんじゃなくてさ、なにがあったのかって聞いてるんだよ?」
真姫「ひっぐッ! うぇぇ……」
花陽「真姫ちゃん……泣いてちゃわかんないよね?」
真姫「ご、ごめ、ごめぇ……ごめ……な、さい……」
花陽「うん、だからさ、花陽は謝って欲しいんじゃないの」
真姫「ご、ごめ、ごめ……ごめんなさい……」ヒッグ
花陽「うん、ごめんじゃなくてさ、なにがあったのかって聞いてるんだよ?」
真姫「ひっぐッ! うぇぇ……」
花陽「真姫ちゃん……泣いてちゃわかんないよね?」
真姫「ご、ごめ、ごめぇ……ごめ……な、さい……」
花陽「うん、だからさ、花陽は謝って欲しいんじゃないの」
189: 2015/07/15(水) 03:05:24.66 ID:W36fB75J.net
真姫(凛! 助けて……凛!)
――横目でリンに助けを求めるマキ!
凛「 」
――しかし! リンは既に全てを諦めメイソウをしている!
――おお! この世にはブッダもオーディンもないのか!
花陽「……真姫ちゃん?」ザッ
――なおも迫り来るエレファントのごとき迫力のハナヨ!
――その瞬間! マキのシリコダマは耐え切れずに砕けた!
真姫「わ、わたし……さ、さび。さびじぐで……」
花陽「なぁに? さびしかったから凛ちゃんをイジメたの?」
真姫「ち、ちが……」
花陽「ん? 何が違うの?」
真姫「あぅぅ……」
――横目でリンに助けを求めるマキ!
凛「 」
――しかし! リンは既に全てを諦めメイソウをしている!
――おお! この世にはブッダもオーディンもないのか!
花陽「……真姫ちゃん?」ザッ
――なおも迫り来るエレファントのごとき迫力のハナヨ!
――その瞬間! マキのシリコダマは耐え切れずに砕けた!
真姫「わ、わたし……さ、さび。さびじぐで……」
花陽「なぁに? さびしかったから凛ちゃんをイジメたの?」
真姫「ち、ちが……」
花陽「ん? 何が違うの?」
真姫「あぅぅ……」
191: 2015/07/15(水) 03:10:06.50 ID:W36fB75J.net
花陽「真姫ちゃん……ひょっとして言い訳とかしてる?」
真姫「ぁ、ぁぁ……ぁッ!」
――マキは悟った。自分は、最も怒らせてはいけない人物を怒らせたのだ!
――もはや慈悲はない! ハナヨを止めるべき大人もいない!
――そう! ゼウスもヨシュアもいない! いるのはアシュラとかしたハナヨだ!
――南無三! 彼女を止めえるものは誰もいないのだ!
真姫(……もう、ダメ)
――マキが心の中でハイクを読みかけた
――その時!!
真姫「ぁ、ぁぁ……ぁッ!」
――マキは悟った。自分は、最も怒らせてはいけない人物を怒らせたのだ!
――もはや慈悲はない! ハナヨを止めるべき大人もいない!
――そう! ゼウスもヨシュアもいない! いるのはアシュラとかしたハナヨだ!
――南無三! 彼女を止めえるものは誰もいないのだ!
真姫(……もう、ダメ)
――マキが心の中でハイクを読みかけた
――その時!!
194: 2015/07/15(水) 03:15:37.79 ID:W36fB75J.net
――バァァァン!!!
真姫「!!!!」
???「しょ~がないわねぇぇ!!」
――おお! そうだ彼女だ!
――彼女こそブッダ不在のこの場所に舞い降りたエンゼル!!
にこ「にっこにっこにぃ~~! 笑顔の天使矢澤にこにこ!」
にこ「こ~ら! にこのいる場所ではぁ、ぷんぷん事項は禁止だぞ!」
花陽「……」
花陽「……にこちゃん、ごめんね? ちょっと黙ってて」
真姫「!!!!」
???「しょ~がないわねぇぇ!!」
――おお! そうだ彼女だ!
――彼女こそブッダ不在のこの場所に舞い降りたエンゼル!!
にこ「にっこにっこにぃ~~! 笑顔の天使矢澤にこにこ!」
にこ「こ~ら! にこのいる場所ではぁ、ぷんぷん事項は禁止だぞ!」
花陽「……」
花陽「……にこちゃん、ごめんね? ちょっと黙ってて」
196: 2015/07/15(水) 03:18:29.82 ID:W36fB75J.net
にこ「ぶ~、イヤにこ! 花陽ちゃんこそやめるにこ!」
花陽「ごめんね、にこちゃん……しずかにしてて?」
にこ「花陽ちゃんがいつもの花陽ちゃんに戻ってくれたらするにこ!」
花陽「…………にこちゃん」
花陽「…………黙ってて」
にこ「や~めろっつってんのよ花陽」
花陽「……」
花陽「……ごめんなさい」
にこ「にこッ!」
花陽「ごめんね、にこちゃん……しずかにしてて?」
にこ「花陽ちゃんがいつもの花陽ちゃんに戻ってくれたらするにこ!」
花陽「…………にこちゃん」
花陽「…………黙ってて」
にこ「や~めろっつってんのよ花陽」
花陽「……」
花陽「……ごめんなさい」
にこ「にこッ!」
201: 2015/07/15(水) 03:22:18.04 ID:W36fB75J.net
花陽「…………えっと」
花陽「うん、ごめんね真姫ちゃん……花陽、ちょっと怒っちゃった」ナデナデ
真姫「ぁ……ぅ……」
真姫(た、たすかった……?)
凛(き、奇跡にゃ……にこちゃんパネェにゃ……)
花陽「そうだね……花陽が、二人にあんまり構ってあげなかったから……」
花陽「寂しくって、ちょっと悪戯しちゃったんだよね?」
真姫「え……」
凛「にゃ……」
花陽「花陽を許してくれる?」
真姫「」コクコク
凛「」ブンブン
花陽「うん、ごめんね真姫ちゃん……花陽、ちょっと怒っちゃった」ナデナデ
真姫「ぁ……ぅ……」
真姫(た、たすかった……?)
凛(き、奇跡にゃ……にこちゃんパネェにゃ……)
花陽「そうだね……花陽が、二人にあんまり構ってあげなかったから……」
花陽「寂しくって、ちょっと悪戯しちゃったんだよね?」
真姫「え……」
凛「にゃ……」
花陽「花陽を許してくれる?」
真姫「」コクコク
凛「」ブンブン
206: 2015/07/15(水) 03:28:48.83 ID:W36fB75J.net
花陽「ありがとう……これからは、三人一緒に、仲良くしようね」
真姫「……で、でも、私……凛の気持ちも考えずに……」
にこ「ごめんね真姫ちゃ~ん、にこのお願いだったんだよね!」
真姫「え?」
にこ「にこが、凛ちゃんと仲良くしてあげてってお願いしたから……頑張りすぎちゃったんだよね」
花陽「……そうなの?」
真姫「……え、あ……う、うん……よう、よ……」
にこ「だから、花陽ちゃんも、あんまりこのこと引きずらないで欲しいニコ」
にこ「もともと、花陽ちゃんが二人に構えなかったのも、にこが独占しすぎたせいだし」
にこ「悪いのはぜ~んぶにこってことで、三人とも、いいわね?」
真姫「……にこちゃん」ウル
花陽(……勝てないなぁ、にこちゃんには)
凛「……一生ついていくにゃ」
真姫「……で、でも、私……凛の気持ちも考えずに……」
にこ「ごめんね真姫ちゃ~ん、にこのお願いだったんだよね!」
真姫「え?」
にこ「にこが、凛ちゃんと仲良くしてあげてってお願いしたから……頑張りすぎちゃったんだよね」
花陽「……そうなの?」
真姫「……え、あ……う、うん……よう、よ……」
にこ「だから、花陽ちゃんも、あんまりこのこと引きずらないで欲しいニコ」
にこ「もともと、花陽ちゃんが二人に構えなかったのも、にこが独占しすぎたせいだし」
にこ「悪いのはぜ~んぶにこってことで、三人とも、いいわね?」
真姫「……にこちゃん」ウル
花陽(……勝てないなぁ、にこちゃんには)
凛「……一生ついていくにゃ」
213: 2015/07/15(水) 03:36:25.87 ID:W36fB75J.net
真姫「にこちゃん! やっぱり私にはあなただけよ」ムギュ
凛「姉御って呼ばせて欲しいにゃ!」ダキッ
花陽「やっぱりにこちゃんが一番だね!」
にこ「にこぉ! いつでもにこを頼ってきなさい!」
――かくして、大天使にこにーの活躍によってまきりんぱなの絆は守られた
――ありがとう、にこにー
――ありがとう、ありがとう、にこにーよ永遠に……
海未「……ってなんですかコレは」
ことり「……これはさすがにどうかと思うな……」
にこ「なによ! どこが問題なの!」
穂乃果「う~ん……にこちゃんが最後に持っていくトコ」
にこ「いいじゃないのよ別に!」
凛「姉御って呼ばせて欲しいにゃ!」ダキッ
花陽「やっぱりにこちゃんが一番だね!」
にこ「にこぉ! いつでもにこを頼ってきなさい!」
――かくして、大天使にこにーの活躍によってまきりんぱなの絆は守られた
――ありがとう、にこにー
――ありがとう、ありがとう、にこにーよ永遠に……
海未「……ってなんですかコレは」
ことり「……これはさすがにどうかと思うな……」
にこ「なによ! どこが問題なの!」
穂乃果「う~ん……にこちゃんが最後に持っていくトコ」
にこ「いいじゃないのよ別に!」
218: 2015/07/15(水) 03:43:10.29 ID:W36fB75J.net
海未「で、どこから修正しますか、この1年生みんな仲良し計画は」
ことり「修正っていうか……そもそも真姫ちゃんってこんなに悪い子かなぁ?」
海未「私の感が告げています。真姫はかなりメンドクサイ子です。ですよね、にこ」
にこ「う~ん……う~ん……ここまでにはならないと思うけど」
海未「ちょっと、穂乃果もマンガ読み始めないでください」
穂乃果「だって途中だったんだもん」
海未「そもそも、あなたが言いだしっぺでしょう。一年生の仲を取り持ちたいと」
海未「だからこうして毎日4人で計画と予測を立ててですね……」
ことり「海未ちゃんの予測はドロドロすぎるよぉ……」
ことり「修正っていうか……そもそも真姫ちゃんってこんなに悪い子かなぁ?」
海未「私の感が告げています。真姫はかなりメンドクサイ子です。ですよね、にこ」
にこ「う~ん……う~ん……ここまでにはならないと思うけど」
海未「ちょっと、穂乃果もマンガ読み始めないでください」
穂乃果「だって途中だったんだもん」
海未「そもそも、あなたが言いだしっぺでしょう。一年生の仲を取り持ちたいと」
海未「だからこうして毎日4人で計画と予測を立ててですね……」
ことり「海未ちゃんの予測はドロドロすぎるよぉ……」
222: 2015/07/15(水) 03:47:14.31 ID:W36fB75J.net
海未「いえ、必ずこうなります。凛はピュア、真姫は病みます。そして、花陽は起こると手がつけられない」
にこ「バッドエンドしかないにこぉ……まぁ、にこがいなければだけど」
ことり「みんな考えすぎだよぉ……なんとかなるんじゃない?」
ことり「ね、ホノカチャン」
穂乃果「アイェェ! ニンジャナンデ!」
にこ「真面目にやれぇ!」
にこ「バッドエンドしかないにこぉ……まぁ、にこがいなければだけど」
ことり「みんな考えすぎだよぉ……なんとかなるんじゃない?」
ことり「ね、ホノカチャン」
穂乃果「アイェェ! ニンジャナンデ!」
にこ「真面目にやれぇ!」
223: 2015/07/15(水) 03:51:46.46 ID:W36fB75J.net
【同時刻・ラーメン屋】
真姫「凛、胡椒ちょうだい」
凛「にゃ」
花陽「はぅ、練習のあとのごはんおいしいですぅ……」
凛「みんなで食べるとますます美味しいよね!」
花陽・凛「ねー!!」
真姫「……仲いいわね」
凛「真姫ちゃんも仲良しにゃー!」
真姫「暑苦しいわ」
花陽「まぁまぁ……」
終わる
真姫「凛、胡椒ちょうだい」
凛「にゃ」
花陽「はぅ、練習のあとのごはんおいしいですぅ……」
凛「みんなで食べるとますます美味しいよね!」
花陽・凛「ねー!!」
真姫「……仲いいわね」
凛「真姫ちゃんも仲良しにゃー!」
真姫「暑苦しいわ」
花陽「まぁまぁ……」
終わる
255: 2015/07/15(水) 09:14:41.93 ID:0PpOEts0.net
おつ、面白かった


コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります