1: 2014/12/26(金) 06:28:57.62 ID:9H/yvEI70.net
響「貴音ぇ、今日の晩ご飯何~?」
貴音「今宵の供物ですか?」
響「……うん、今日の晩ご飯」
貴音「今宵の供物は異国の地より伝来せし物、黄金(こがね)に光るは純白の上に!かれぇらいすでございます!」
響「……カレーかー、久しぶりだぞ!」
貴音「あと数刻待たれよ」
響「それはなんか違うぞ」
貴音「今宵の供物ですか?」
響「……うん、今日の晩ご飯」
貴音「今宵の供物は異国の地より伝来せし物、黄金(こがね)に光るは純白の上に!かれぇらいすでございます!」
響「……カレーかー、久しぶりだぞ!」
貴音「あと数刻待たれよ」
響「それはなんか違うぞ」
3: 2014/12/26(金) 06:40:03.41 ID:9H/yvEI70.net
貴音「ふふふ……煉獄の饗宴、真に我が心を惑わすものでした」
P「あ?あー……クリスマスパーティーのことか?」
貴音「さんたくろぉすと申す方とは結局会えずじまいでした……」
P「あんまり顔を見せねえんだよサンタは。シャイだからさ」
貴音「ふむ……多くの者に顔を知られてはまずい、何か事情を抱えているのでしょう……」
貴音「二重すぱい……暗殺計画……国家の陰謀……」
P「こえーよ」
P「あ?あー……クリスマスパーティーのことか?」
貴音「さんたくろぉすと申す方とは結局会えずじまいでした……」
P「あんまり顔を見せねえんだよサンタは。シャイだからさ」
貴音「ふむ……多くの者に顔を知られてはまずい、何か事情を抱えているのでしょう……」
貴音「二重すぱい……暗殺計画……国家の陰謀……」
P「こえーよ」
5: 2014/12/26(金) 06:46:08.91 ID:9H/yvEI70.net
貴音「くっ……!」
響「ど、どうしたんだ!?急に頭を抑えてうずくまって!痛いのか!?」
貴音「あ……があ……!声が……声がっ……!」
響「……いつものか」
貴音「だまれぇ!私の心を覗くなぁ!いやぁ!」 ブンッブンッ
響「……」
貴音「あの」
響「なんだ」
貴音「響が私を押さえてくれないと話が進まないのですが……」
響「知らないぞ……」
響「ど、どうしたんだ!?急に頭を抑えてうずくまって!痛いのか!?」
貴音「あ……があ……!声が……声がっ……!」
響「……いつものか」
貴音「だまれぇ!私の心を覗くなぁ!いやぁ!」 ブンッブンッ
響「……」
貴音「あの」
響「なんだ」
貴音「響が私を押さえてくれないと話が進まないのですが……」
響「知らないぞ……」
7: 2014/12/26(金) 06:49:54.45 ID:9H/yvEI70.net
春香「今日はドーナッツを作ってきましたー!」
貴音「どーなっつ……なんと……」
春香「あ、貴音さんもどうぞー」
貴音「春香」
春香「?なんですか?」
貴音「ドーナッツの穴を食べるにはどうすれば良いのでしょうか」
春香「えっ」
貴音「ドーナッツの穴だけを取り出したいのです。そのためには何をすれば良いのでしょうか……」
貴音「そもそも、ドーナッツの穴というのは存在しているのでしょうか?ドーナッツがあって始めて穴と認識される、それはつまりドーナッツが穴そのものだと」
春香「……響ちゃーん」
響「面倒だからって自分を呼ばないで欲しいぞ……」
貴音「どーなっつ……なんと……」
春香「あ、貴音さんもどうぞー」
貴音「春香」
春香「?なんですか?」
貴音「ドーナッツの穴を食べるにはどうすれば良いのでしょうか」
春香「えっ」
貴音「ドーナッツの穴だけを取り出したいのです。そのためには何をすれば良いのでしょうか……」
貴音「そもそも、ドーナッツの穴というのは存在しているのでしょうか?ドーナッツがあって始めて穴と認識される、それはつまりドーナッツが穴そのものだと」
春香「……響ちゃーん」
響「面倒だからって自分を呼ばないで欲しいぞ……」
9: 2014/12/26(金) 06:53:14.76 ID:9H/yvEI70.net
響「……ん?屋上に誰かいるぞ」
?「……月というものは、どうしてこうも見るものを狂わせるのでしょう……」
響「……また貴音か。気にしないことにするぞ」
貴音「……ふふっ、貴方も達者そうで何よりです……」
貴音「こちらとそちらでは、色々と違う事もありますが、私はなんとかなっています……」
貴音「……そう、心配なさらなくとも……」 ホロリ
?「……月というものは、どうしてこうも見るものを狂わせるのでしょう……」
響「……また貴音か。気にしないことにするぞ」
貴音「……ふふっ、貴方も達者そうで何よりです……」
貴音「こちらとそちらでは、色々と違う事もありますが、私はなんとかなっています……」
貴音「……そう、心配なさらなくとも……」 ホロリ
11: 2014/12/26(金) 07:02:22.00 ID:9H/yvEI70.net
>>8
響「っふ……鎖は断ち切られた……そう、純潔の乙女を生贄に捧げ、私は甦る……!」
貴音「……!貴様も、目醒めたのか……」
響「お主は……!"白銀の月姫"ムーンライト・セレナーデ……」
貴音「久しぶりだな、"孤島の覇王"リボルバー=ガナーハ……」
響「ちょっと待て」
貴音「何ですか……」
響「なんだ、ガナーハって!ダサ過ぎるぞ!」
貴音「イクシア王国の言語で、"太陽の君"を意味する言葉なのです!」
響「そんな後付け設定はいらないぞ!」
響「っふ……鎖は断ち切られた……そう、純潔の乙女を生贄に捧げ、私は甦る……!」
貴音「……!貴様も、目醒めたのか……」
響「お主は……!"白銀の月姫"ムーンライト・セレナーデ……」
貴音「久しぶりだな、"孤島の覇王"リボルバー=ガナーハ……」
響「ちょっと待て」
貴音「何ですか……」
響「なんだ、ガナーハって!ダサ過ぎるぞ!」
貴音「イクシア王国の言語で、"太陽の君"を意味する言葉なのです!」
響「そんな後付け設定はいらないぞ!」
13: 2014/12/26(金) 07:08:07.20 ID:9H/yvEI70.net
ハム蔵「ちょいと待ちな、リボルバー……」
響「その名前で進めるのか!?」
ハム蔵「俺たちはあの日、師匠の墓前に誓ったよなァ……きっと仇を取る、ってよ……」
響「あ、あぁ……そうだな、"金色の殺人鼠"ボンレス・マガジン……」
ハム蔵「だったらやる事は一つ……だろう?」
響「ああ……そうだな……やってやろうじゃないか……」
貴音「ククク……そうか、飽くまでも我輩に立てつこうと言うか」
貴音「ならば……永久に闇の迷宮の内を彷徨うがいい!!」 バッ
響「その名前で進めるのか!?」
ハム蔵「俺たちはあの日、師匠の墓前に誓ったよなァ……きっと仇を取る、ってよ……」
響「あ、あぁ……そうだな、"金色の殺人鼠"ボンレス・マガジン……」
ハム蔵「だったらやる事は一つ……だろう?」
響「ああ……そうだな……やってやろうじゃないか……」
貴音「ククク……そうか、飽くまでも我輩に立てつこうと言うか」
貴音「ならば……永久に闇の迷宮の内を彷徨うがいい!!」 バッ
16: 2014/12/26(金) 07:12:37.37 ID:9H/yvEI70.net
P「おい貴音、仕事だ」
P「……って、何してんだお前ら?バレエの練習か?」
響「……///」
貴音「これは魔族の王家に代々伝わる暗黒舞踏なのです」
響「うぅ……///」
貴音「響!何故辞めるのです!さあ!早く続きを!先ほどまでのように!ほら!」
P「へー……響、さっきまで何してたんだ?見せてくれよ」
響「い、いや、何もしてないぞ!」
貴音「『っふ……鎖は断ち切られた……そう、純潔の乙女を生贄に捧げ、私は甦る……!』」
響「うぎゃああああああああああ!!!///」 ドンガラガッシャーン
P「……って、何してんだお前ら?バレエの練習か?」
響「……///」
貴音「これは魔族の王家に代々伝わる暗黒舞踏なのです」
響「うぅ……///」
貴音「響!何故辞めるのです!さあ!早く続きを!先ほどまでのように!ほら!」
P「へー……響、さっきまで何してたんだ?見せてくれよ」
響「い、いや、何もしてないぞ!」
貴音「『っふ……鎖は断ち切られた……そう、純潔の乙女を生贄に捧げ、私は甦る……!』」
響「うぎゃああああああああああ!!!///」 ドンガラガッシャーン
17: 2014/12/26(金) 07:20:45.64 ID:9H/yvEI70.net
貴音「……」 ムムム
やよい「どうしたんですかー?」
貴音「気を溜めているのです」
やよい「木?」
貴音「こう……両手を合わせて力を込め、精神を掌の間に集中させるのです」
やよい「そうすると木が出てくるんですか!?便利ですー!」
やよい「はっ!……んむむ……」
貴音「やよい、もう少し指を曲げた方が格好いいですよ」
やよい「こうですか!……ふぅっ……」
やよい「ふぬぬぅ……!」
貴音「……」 グググ
伊織「おはよう……って、二人とも何してるの?」
やよい「どうしたんですかー?」
貴音「気を溜めているのです」
やよい「木?」
貴音「こう……両手を合わせて力を込め、精神を掌の間に集中させるのです」
やよい「そうすると木が出てくるんですか!?便利ですー!」
やよい「はっ!……んむむ……」
貴音「やよい、もう少し指を曲げた方が格好いいですよ」
やよい「こうですか!……ふぅっ……」
やよい「ふぬぬぅ……!」
貴音「……」 グググ
伊織「おはよう……って、二人とも何してるの?」
19: 2014/12/26(金) 07:25:22.25 ID:9H/yvEI70.net
やよい「あ、伊織ちゃんおはよー」
貴音「おはようございます」
伊織「ええ、おはよ。で、何をしてるのよ?」
やよい「木を作ってるんですー!」
伊織「木を作る……?あんた何言ってんの?」
やよい「貴音さんに教えてもらったんだよ、こーやって、てのひらを重ね合わせて……グギギギギ……」
伊織「……はぁ、アホらし」
やよい「伊織ちゃんも一緒にやろうよ!」
伊織「はあ!?なんで私が……」
やよい「……だめ、かな?」
伊織「うっ……」
貴音「おはようございます」
伊織「ええ、おはよ。で、何をしてるのよ?」
やよい「木を作ってるんですー!」
伊織「木を作る……?あんた何言ってんの?」
やよい「貴音さんに教えてもらったんだよ、こーやって、てのひらを重ね合わせて……グギギギギ……」
伊織「……はぁ、アホらし」
やよい「伊織ちゃんも一緒にやろうよ!」
伊織「はあ!?なんで私が……」
やよい「……だめ、かな?」
伊織「うっ……」
20: 2014/12/26(金) 07:31:43.40 ID:9H/yvEI70.net
真美「おはお……おりょ?そこの御三方、何をしておられるのですかな?」
伊織「さあ……私はあんまりよく分かってないんだけど、キが何とかなんだって……むむむむ」
やよい「……」
真美「や、やよいっちがデューク東郷みたいな目で自分の手を見つめているYO……」
真美「何だかよくわかんないけど、めっちゃ面白そ→じゃん!真美もやる!」
伊織「さあ……私はあんまりよく分かってないんだけど、キが何とかなんだって……むむむむ」
やよい「……」
真美「や、やよいっちがデューク東郷みたいな目で自分の手を見つめているYO……」
真美「何だかよくわかんないけど、めっちゃ面白そ→じゃん!真美もやる!」
21: 2014/12/26(金) 07:35:17.92 ID:9H/yvEI70.net
亜美「おやおや?」
千早「……?」
春香「何してるの?」
雪歩「えぇ……7人とも怖いよ……」
美希「あふぅ……なんか事務所の雰囲気がピリピリしてて眠れないの」
真「え?なにこれ?太極拳?」
律子「あんたら何突っ立ってんのよ……」
あずさ「あらあら~、律子さんまで一緒になって……私もしないといけないのかしら?」
響「……なんだこれ」
千早「……?」
春香「何してるの?」
雪歩「えぇ……7人とも怖いよ……」
美希「あふぅ……なんか事務所の雰囲気がピリピリしてて眠れないの」
真「え?なにこれ?太極拳?」
律子「あんたら何突っ立ってんのよ……」
あずさ「あらあら~、律子さんまで一緒になって……私もしないといけないのかしら?」
響「……なんだこれ」
22: 2014/12/26(金) 07:36:28.16 ID:9H/yvEI70.net
P「おはようございます……って、お前らみんな揃ってなにしてんだ?」
アイドル達「気を溜めているのです」
P「ええ……新興宗教の事務所と間違えたのか……?」
アイドル達「気を溜めているのです」
P「ええ……新興宗教の事務所と間違えたのか……?」
23: 2014/12/26(金) 07:44:39.38 ID:9H/yvEI70.net
黒井「フフッ……クハハハハハ!!今日は弱小765プロに遊びにきてやったぞ!」
黒井「ククク……奴らの驚く顔が目に浮かぶ……」
黒井「~♪」
ガチャ
黒井「おはようゴミクズの諸君!」
貴音「敵襲!?皆の者、気を放つのです!」
皆「はぁぁぁーーーっっっ!!!」
黒井「ぐぬっ!?んぬ……ぐ、ぐわーーっっ!!」 ドンガラガッシャーン
貴音「ふぅ……悪は去りました。今日も一日トップアイドルを目指し、精進いたしましょう」
皆「おー!」
黒井「……なんなのだこれは」
黒井「ククク……奴らの驚く顔が目に浮かぶ……」
黒井「~♪」
ガチャ
黒井「おはようゴミクズの諸君!」
貴音「敵襲!?皆の者、気を放つのです!」
皆「はぁぁぁーーーっっっ!!!」
黒井「ぐぬっ!?んぬ……ぐ、ぐわーーっっ!!」 ドンガラガッシャーン
貴音「ふぅ……悪は去りました。今日も一日トップアイドルを目指し、精進いたしましょう」
皆「おー!」
黒井「……なんなのだこれは」
25: 2014/12/26(金) 07:50:47.31 ID:9H/yvEI70.net
黒井「……んなるほど。響ちゃんは貴音ちゃんの暴走に振り回されているのか……」
響「ああ……もう疲れたさー……」
黒井「しかし考えてみたまえ響ちゃん。それだけ響ちゃんにばかりかまうという事はだ、貴音ちゃんは響ちゃんのことを心から信頼していると言う事なのだぞ?」
響「そうなのか?」
黒井「無論だ」
響「……そっか、黒井社長の暴走も高木社長が止めてくれるって信じてたからのものだったんだな」
黒井「んなっ……ば、馬鹿も休み休み言うがいい!私はそんな……高木の事など……別にぃ……」
響「あはは!黒井社長、伊織みたいだぞ!」
響「ああ……もう疲れたさー……」
黒井「しかし考えてみたまえ響ちゃん。それだけ響ちゃんにばかりかまうという事はだ、貴音ちゃんは響ちゃんのことを心から信頼していると言う事なのだぞ?」
響「そうなのか?」
黒井「無論だ」
響「……そっか、黒井社長の暴走も高木社長が止めてくれるって信じてたからのものだったんだな」
黒井「んなっ……ば、馬鹿も休み休み言うがいい!私はそんな……高木の事など……別にぃ……」
響「あはは!黒井社長、伊織みたいだぞ!」
26: 2014/12/26(金) 07:53:51.42 ID:9H/yvEI70.net
黒井「あのようなデコ助と一緒にするな!」
伊織「誰がデコ助ですってぇ……?」
黒井「ヒィッ!?わ、私はこれで帰らせてもらうよ!セレブな私は忙しいのでね!じゃ!」 ガタンッ
伊織「はあ……全くあいつは……」
響「ははは。似たもの同士仲が良いな」
伊織「誰があんな松崎しげると……」
伊織「誰がデコ助ですってぇ……?」
黒井「ヒィッ!?わ、私はこれで帰らせてもらうよ!セレブな私は忙しいのでね!じゃ!」 ガタンッ
伊織「はあ……全くあいつは……」
響「ははは。似たもの同士仲が良いな」
伊織「誰があんな松崎しげると……」
29: 2014/12/26(金) 08:10:28.18 ID:9H/yvEI70.net
P「貴音何聴いてんの?」
貴音「洋楽です」
P「へえ、珍しい。何聴いてんだ?」
貴音「主に、ぷろぐれっしぶ・ろっくですね。私には所謂普通のろっくは子供っぽすぎて肌に合わないのです」
P「へ、へえ……」
P(うわあああああああああああああああ俺の中学時代と全く同じこと言ってるうううううううううう)
貴音「洋楽です」
P「へえ、珍しい。何聴いてんだ?」
貴音「主に、ぷろぐれっしぶ・ろっくですね。私には所謂普通のろっくは子供っぽすぎて肌に合わないのです」
P「へ、へえ……」
P(うわあああああああああああああああ俺の中学時代と全く同じこと言ってるうううううううううう)
32: 2014/12/26(金) 08:13:49.51 ID:9H/yvEI70.net
貴音「やはり、えまぁそんれいくあんどぱぁまぁの展覧会の絵は素晴らしいですね!」
P「ああ……確かに素晴らしいな……でもプログレ以外は聴かないのか……?」
貴音「えぇと……」
P「J-POPとかさ」
貴音「じぇいぽっぷ!?あんなものは音楽ではありません!薄っぺらい歌詞、似たような曲展開、云々……」
P(この中二病は嫌だなぁ)
P「ああ……確かに素晴らしいな……でもプログレ以外は聴かないのか……?」
貴音「えぇと……」
P「J-POPとかさ」
貴音「じぇいぽっぷ!?あんなものは音楽ではありません!薄っぺらい歌詞、似たような曲展開、云々……」
P(この中二病は嫌だなぁ)
33: 2014/12/26(金) 08:18:38.89 ID:fiFZrAkD0.net
拗らせてやがる
34: 2014/12/26(金) 08:24:56.05 ID:xUtuQZua0.net
でも最近のJPOPはマジでそう思う
引用元: P「お姫ちんは中二病」
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