☆負けず嫌い☆


扶桑「そういえばあなたこそ大丈夫なの？」

金剛「ワタシ？　何のことデース」

扶桑「加賀さんと大喧嘩して相当やられてたじゃない」

金剛「フフフン、何のことか分からないネー」

扶桑「怪我はもういいの？無理してない？」

金剛「それ以上言うと扶桑でも許さないネー」

☆アーケード化おめでとう☆


比叡「はい、これがその企画なんですけれど」

提督「あ、アーケードだと……！」

加賀「上層部の方もまた訳の分からないものを作るんですね」

提督「毎日通わなければいけないじゃないか」

比叡「ヒェェー！この人稼働後一ヶ月後くらいには
　　　　ゲーセンでのアダ名が司令官になってるタイプの人だ！」

☆目的☆


青葉「加賀さん！弓を武器としている加賀さん！」

加賀「……何でしょうか」

青葉「今話題沸騰中の弓についてですが、あれってどうなんですか？」

加賀「武器として使う根本的な意味を考えれば分かります」

加賀「敵を殺せればいいんですよ」

青葉「なるほど～。なんだか考えが極端ですね」

☆友達（愛宕）☆


山城「私友達が出来たの」

天龍「へえ～そりゃ良かったな」

山城「だからあなたにはもう構ってあげられないのよ、ごめんなさいね」

天龍「……」

山城「私みたいな優しい人があなたみたいな寂しい人のことを気にかけてあげられなくなるほど
　　　　これから友達と一緒に遊んだり悩みを聞いてもらったりするのにいそがしくなるから」

天龍「……」

山城「まあでもあなたがどうしても私とお話したいって言うなら姉様とお友達の次に
　　　　優先してあげなくもないから。特別よ、特別。感謝しなさいね」


天龍は久しぶりにキレそうになった。

☆悟り☆


山城「それに私そのお友達のおかげで改二になることが出来たの」

天龍「ふーん」

山城「羨ましい？　すごいでしょ？　ふふ、友情の力って偉大だと思うの」

天龍「あーあーすげーすげー。ところでその友達って誰なんだ？」

山城「え？愛宕さんよ？なんかあの人とすごく気が合うみたい」

天龍「あっ……うん」


天龍はすべてを悟った。

☆名場面☆


提督「一億三千人に選ばれなかった俺、とは」

加賀「私も選ばれてませんので安心してください」

提督「いったいこのテレビ局はどこから一億三千人を集めたと言うんだ！」

加賀「分かりません」

提督「もしかしたらテレビ局の人達は脳みそを支配されていて
　　　　架空の一億三千人を作ってしまったのかもしれない！」

加賀「それは無いです」

☆ナマプリ☆


卯月「司令官～、次のプリキュアは何プリキュアだぴょん？」

鈴谷「それはナマステプリキュアだよ」

卯月「がーん！」

鈴谷「キュアターメリック、キュアカルダモン、妖精の名前はナンだよ」

卯月「ががーん！」

鈴谷「後から追加されるのはキュアコリアンダー、キュアシナモン」

提督「お前そのラインナップだとスパイスプリキュアになるぞ」

☆AM:６時の出来事☆


愛宕「……ん、誰よこんな朝早くに」

山城「遊びに来ちゃった」

愛宕「……………………うん、いらっしゃい」

山城「ごめんなさいね突然押しかけちゃって、私迷惑だったかなぁ」

愛宕「う、ううん。えっと、私今起きたばかりで――ちょっと待ってて欲しいの」

山城「ありがとう、やっぱり私の親友の愛宕さんは優しいなぁ～」


愛宕（ランクが上がってる……）

☆語られる真実の姿☆


鈴谷「ねーねー、佐世保さんってどんな人だったのー？」

天龍「あ？　うーん、どんな人かぁ」

雷「あ、それ私も気になる！」

佐世保「僕も気になりますね」

天龍「本人目の前にして言うのはすげえ気まずいんだが、
　　　　超がつくほどのヤンキーだったぞ」

雷「」

鈴谷「雷ちゃんが真っ白になった！」

☆内なる佐世保☆


鈴谷「それまじ？」

天龍「ああ。今でこそこんな常にニコニコヘラヘラしてて気色悪いけど」

佐世保「気色悪いって……それでもショックですね」

天龍「気に入らないことがあると口より先に手が出る奴だったな」

鈴谷「わーお」



熊野（もしかして今佐世保の中では気の強い佐世保が受けに回っていて
　　　　佐世保の中の今の佐世保が前の佐世保を佐世保させていてアッーーー！）

☆乙女時代☆


天龍「なんつーか、非常にベタで申し訳ないが
　　　　別のヤンキーに絡まれてる所を助けてもらったんだよ」

鈴谷「ほうほう、それでそれで？」

天龍「まあ、その……それで」

鈴谷「あちゃー！それで惚れちまった訳ですかい！そーですかい！」

天龍「やめろ馬鹿！　くっそー恥ずい！」

熊野「雷さんが息をしていませんわ」

☆天龍と佐世保☆


天龍「俺はすげー弱くて今じゃこんなだけど、昔はスカートは膝下で
　　　　髪は三つ編みのおさげだったんだよ」

雷「ぷっ」

天龍「お前あとで殴る。助けられたことがきっかけで佐世保と話すことが増えて
　　　　段々こいつの性格が伝染ってきちまってさ」

天龍「軍に入って世の中を正しに行くとかアホみたいにでけえこと言い出したんだよ。確か」

天龍「一緒に連れてけって言ったら、帰りを待っとけってよ。
　　　　帰ってこなかった癖にな……ったく、どうしようもねえ馬鹿野郎だったよ」


佐世保（なるほど……それで最初僕の成績はほぼ最下位に近かったのですか）

☆結局は顔☆


雷「もう！鈴谷さんが来たせいで余計な知りたくもないことまで知っちゃったじゃない！」

鈴谷「いや知りたいって言ってたし。このちびっこめ。でも良かったじゃん？」

雷「何がよ」

鈴谷「そういう性格だって知ってたら元に戻った時でもすぐに対応できるっしょ？」

雷「私は佐世保の顔と性格と顔が好きなの！ヤンキーなんてお断りよ！」

鈴谷「言い切ったよこの娘！私も人のこと言えないけど！」

昔の天龍のイメージがスカート長くした磯波っぽい感じで浮かんで困る

スカートひざ下で三つ編みおさげの眼帯か...
だいぶヤンキーじゃね

雷ちゃんは佐世保の全てを愛しきることは出来なかった...

ここの雷ちゃんは俺の知ってる雷ちゃんと違う...