1: 2009/04/04(土) 22:58:58.58 ID:CUU19/RHO
エーリカ「何処からどう見てもこれパンツだよね?」

ゲルト「…何だ、何を言い出すんだ。風邪でも引いて頭がやられたか?」

エーリカ「ねぇ、おかしいよ。これどう考えてもパンツだよ。
私恥ずかしくなってきた。ズボン履こうよ。はしたないよ。」

ゲルト「意味の分からない事を言うな。どう見てもズボンだろう。」


6: 2009/04/04(土) 23:08:40.14 ID:CUU19/RHO
エーリカ「いやいやいや、トゥルーデ、冷静になろうよ?」

ゲルト「私は常に冷静だ。冷静になるのはお前だろうハルトマン。」

エーリカ「ねぇ、知ってる?ズボンの下にはパンツがあるんだよ。」

ゲルト「意味が分からない。」

エーリカ「だからさ、ズボンの下にはパンツがあるんだよ。」

ゲルト「大事な事なので二回言いました。」

7: 2009/04/04(土) 23:16:10.63 ID:CUU19/RHO
エーリカ「パンチラって知らない?」

ゲルト「何だそれは。」

エーリカ「パンツがチラッと見える事。」

ゲルト「さっきからお前は何を言っているんだ。」

エーリカ「そもそもおかしいよ。少しチラッと見えて
顔を赤らめて『み、見た?』って聞かれるのがいいんじゃん。」

ゲルト「本当に頭がやられたのか?」

10: 2009/04/04(土) 23:22:02.75 ID:CUU19/RHO
エーリカ「じゃあやってみようよ。」

ゲルト「何をだ。」

エーリカ「私がシュトルムで風を起こす。その風で私のパンツが見える。
それで私が顔を赤らめて『み、見た?』って聞くから。」

ゲルト「まぁ、付き合ってやろう…。」

エーリカ「シュトルム!」

エーリカ「き、きゃあ~!悪戯な風め!あ、ト、トゥルーデッ!?
もしかして…、見、見たぁ!?」

ゲルト「あぁ、見た。」
エーリカ「どう?」

ゲルト「滑稽だった。」

12: 2009/04/04(土) 23:29:18.02 ID:CUU19/RHO
エーリカ「滑稽って。」

ゲルト「何だ、不満か?」

エーリカ「萌えた?」

ゲルト「萌えって何だ。」

エーリカ「え?そこから?」

ゲルト「何処から突っ込めばいいのかさっぱりだ。」

14: 2009/04/04(土) 23:34:57.87 ID:CUU19/RHO
エーリカ「トゥルーデはそのズボンとやらの下に何を履いてるの?」

ゲルト「何も履いていないが。」

エーリカ「ほら!それは恥ずかしい事何だよ!!」

ゲルト「良く分からんな…」

エーリカ「お馬鹿さんな、トゥルーデのために、
分かりやすい、例え、を挙げて、あげましょう。」

ゲルト「…句読点の位置がとても苛々するが聞いてやる。」

16: 2009/04/04(土) 23:44:20.03 ID:CUU19/RHO
エーリカ「小学生の時さ、流行ったじゃん?」

ゲルト「何がだ。」

エーリカ「ふざけて友達のズボンを降ろすヤツ。」

ゲルト「そうか…?」

エーリカ「で、悪ふざけのつもりでズボンを降ろしました。」

エーリカ「こう、たあっ!と。」

エーリカ「そしたら何と、その友達はノーパンでした。ブラブラと揺れる物体。」

エーリカ「当然周りはドン引き。
その歳にして生えてた友達は虐められる事になりました。」

エーリカ「つまり、私達はそういう格好をしてるんだよ。」

ゲルト「訳が、分からない。」

18: 2009/04/04(土) 23:53:04.12 ID:CUU19/RHO
エーリカ「もういい加減にしてよトゥルーデ。」

ゲルト「お前…、結局何が言いたいんだ。」

エーリカ「何か履くべきなんだよ私達は!
『パンツじゃないから恥ずかしくないもん!』」

エーリカ「いやいやいや、全ッ然恥ずかしいよ!
こんなの何処からどうみてもパンツです本当にありがとうございました。」

ゲルト「欲しいのは頭痛薬か?風邪薬か?
それとも子供用の風邪薬の甘いシロップ貰って来るか?」

エーリカ「馬鹿にしてんの!?甘いシロップちょっと持ってきてよ!!」

19: 2009/04/04(土) 23:57:00.43 ID:CUU19/RHO
エーリカ「うぇ…、あんまり美味しくない…。」

ゲルト「そりゃまあ一応風邪薬だからなぁ。」

エーリカ「トゥルーデも飲みたい?」

ゲルト「いや、別に飲みたくない。」

エーリカ「口移し?恥ずかしいけど…、その、トゥルーデ…なら…。」

ゲルト「人の話を聞け。」

21: 2009/04/05(日) 00:06:01.20 ID:7qMzjy4mO
エーリカ「う~ん、何だよう、つまらない反応だなぁ。」

ゲルト「ならどんな反応すれば良かったんだ。」
エーリカ「こうもっと恥ずかしそうに慌てふためいてさぁ。」

ゲルト「何で恥ずかしそうにしないといけないんだ。」

エーリカ「…え?」

ゲルト「は?」

22: 2009/04/05(日) 00:06:58.72 ID:KkRrUwkQ0
カールスラント軍人はうろたえないッ

25: 2009/04/05(日) 00:12:06.52 ID:7qMzjy4mO
エーリカ「あれ、だってトゥルーデ私の事好きでしょ?」

ゲルト「そりゃまぁ嫌いじゃあないな。」

エーリカ「でしょ?身体中なめ回したい程私が好きでしょ?」

ゲルト「いや別にそこまで好きじゃないが。」

エーリカ「え!?好きじゃないの?私のパンツが無くなったのも
てっきりトゥルーデが盗んだんだと思ってたのに!!」

ゲルト「人を勝手に犯人にしないでくれ。」

エーリカ「酷い…、トゥルーデは私が嫌いなんだ!うわぁぁぁあ~ん!」
ゲルト「シロップ、片付けてくるな。」

エーリカ「待って、もう一杯だけ。」

26: 2009/04/05(日) 00:18:18.52 ID:7qMzjy4mO
ゲルト「なぁいい加減に寝ないか?いつまで私の部屋に居座る気だ。」

エーリカ「え~…、まだ私納得してないよ~。」

ゲルト「何に納得してないんだ。」

エーリカ「だからこれはパンツだってトゥルーデが認めてくれないから!」

ゲルト「分かった分かった。これはパンツだ。
そうだな。パンツパンツ。」

エーリカ「ふん、もういいよ。トゥルーデ何てし~らない。」

エーリカ「きっとしっかり私の言う事を聞いてれば良かったって
その内に後悔するハメになるんだから!」

バタン!

ゲルト「何だったんだアイツは…」

27: 2009/04/05(日) 00:27:05.65 ID:7qMzjy4mO
ルッキーニ「は~い、芳佳の負っけだよ~ん!」

エイラ「罰ゲームダナ。」

シャーリー「スリーカードで負けるなんて相当珍しいぞ?」

芳佳「うぅ…。まさか負けるなんて…。」

リーネ「可哀相だけど罰ゲームだね、芳佳ちゃん。」

エーリカ「へっへ~、罰ゲームなら私が考えて置きました~!」

芳佳「え?どんなのですか?」

エーリカ「ちょっと耳貸して。」

芳佳「え、えぇ~!?そんなの絶対無理ですよ!!」

シャーリー「罰ゲームは絶対、だ。GoGo宮藤。」

芳佳「ふ、ふえぇ~…」

29: 2009/04/05(日) 00:40:51.99 ID:7qMzjy4mO
ゲルト「綺麗な星空だな…。」

芳佳(い、居た…。)

芳佳「こっ、こんにちは、バルクホルンさん!!」

ゲルト「ん、何だ。宮藤か。元気が良いな。何か私に用か?」

芳佳「い、いえ、そ、その…。」

ゲルト「どうした?」

芳佳「ごっ、ごめんなさい!!」

31: 2009/04/05(日) 01:02:07.04 ID:7qMzjy4mO
芳佳「たあっ!」

ゲルト「何…だと…?」

芳佳「ごっ、ごめんなさあああい!」

ゲルト「待て宮藤!どういうつもりだ!?私のズボンを何処に持っていく!?」

エーリカ「うわ、本当にやったよ宮藤。」

ゲルト「何故お前等がここに居る!?」

シャーリー「あれ、堅物大尉、もしかしてその歳で…」

エーリカ「…トゥルーデ、確か18だよね…。」

ゲルト「うわ!やめろ、見るなぁ!」

リーネ「まだ、生えてない…んですね。」

ゲルト「そん、そんなの、う、う、うわああああ!!」

33: 2009/04/05(日) 01:08:46.10 ID:7qMzjy4mO
ゲルト「う、ううっ。知られてしまった…。」

ゲルト「何故こんな事になってしまったんだ…。」

ゲルト「ズボンの下に何も履いてなかったのがいけなかったのか…?」

ゲルト「待て、これはそもそもズボンなのか…?」



ミーナ「あらトゥルーデ。何か用?」

ゲルト「私は気付いた。これはパンツだったんだ。」

ミーナ「は?」

34: 2009/04/05(日) 01:09:18.32 ID:DdpfXPFh0
感染したwwwwwwwww

35: 2009/04/05(日) 01:11:04.23 ID:7qMzjy4mO
おわりです。
こんなくだらないSSをここまで読んでくださってありがとうです。
咲の仲井さん楽しみですね。

誰か他にもストパンのSS書いてくれる人居れば嬉しいです。

36: 2009/04/05(日) 01:13:54.79 ID:BSX6f0IW0
回り回って最後に芳佳が「そーんなわけないじゃないですかー」ってぶち壊すとこまで妄想した

37: 2009/04/05(日) 01:14:21.00 ID:rj6bLGAN0

引用元: エーリカ「私は気付きました、これはパンツです。」