1: 2010/05/04(火) 20:27:20.34 ID:iqBVc/7g0
美琴「なっ!?///」

上条「だって勝負することに上条さんメリットないんだもん」

美琴「だ、だからってそんな要求のめるわけないじゃない!!///」

上条「あれ~?学園都市の第3位はレベル0の無能力者に勝つ自信がないと?」

美琴「」ビキッ

美琴「……いいわよ…その要求のんでやろうじゃない!!」




とある魔術の禁書目録 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
12: 2010/05/04(火) 20:56:39.19 ID:EJ8TGs/U0

上条「よし…!なら全力で来い!」

美琴「言われなくても全力で行くわよ!」ビリビリビリビリ!

上条「くっ!」キュイーン

美琴「やっぱり電撃は効かないか…」

美琴(ってあれ?電撃効かなかったら私絶対勝てなくない?)

上条「おらぁ!もいっちょこい!」

美琴「言われなくても行くわよ!」ビリビリビリビリ

14: 2010/05/04(火) 21:02:04.98 ID:EJ8TGs/U0
10分後

美琴「ず、ずるいわよ!電撃効かなかったら私絶対勝てないじゃない!」

上条「は?そんなこと言ってたら全部反射する一方通行には一生勝てねえぞ」

美琴「ぐぬぬ…」

美琴「おらぁ!!」ビリビリ

上条「無駄だって言ってんだろうが!」キュイーン

美琴(わかった!あいつの秘密はあの右手にあるのね…右手以外から直接電撃を流し込めば…勝てる!)

15: 2010/05/04(火) 21:06:59.20 ID:EJ8TGs/U0
美琴「あーっ!女の子が川に落ちそうになってる!」

上条「へっ?ど、どこだ?」

一気に上条との距離を詰める美琴

そして上条の左手を掴むことに成功した。

美琴「残念でした!左手なら…」

右手で思いっきり美琴を殴る上条

美琴「ぐあっ!」

上条「残念でしたー」

16: 2010/05/04(火) 21:09:07.77 ID:EJ8TGs/U0
美琴「ちょ、ちょっと…殴るなんて卑怯じゃない…」

上条「お前な…その前に自分が何したかわかってないのかよ」

美琴「う、うるさい!」

足がガクガクになって立てない美琴

上条「もう俺の勝ちでいいか?お前もう立てそうにないもん」

美琴「まだだもん!」

18: 2010/05/04(火) 21:13:20.44 ID:EJ8TGs/U0
美琴「あーっ!あそこに今にも倒れそうなおばあさんがー!」

上条「お前、いい加減にしとけよ」(イケメンAA)

美琴「じょ、冗談よ…私の負けでいいわ…」

上条「そうだろ?俺だってもうお前のこと殴りたくないよ」

美琴「ち、ちくしょおお!!」

19: 2010/05/04(火) 21:17:57.01 ID:EJ8TGs/U0
上条「お前はレールガンに頼りっぱなのが悪い癖だな。格闘技でもやったらどうだ」

美琴「はぁ!?あんた北神に勝った時の幽助にでもなったつもり!?」

上条「レールガンが効かないのはたぶん俺だけじゃないぞ。そん時はどうすんだ?俺じゃなかったら殺されてたぞ」

美琴「ぐぬぬぬぬぬ…」

25: 2010/05/04(火) 21:23:17.97 ID:EJ8TGs/U0
美琴「とりあえず今回は私の負けよ…ほら、するなら早くしなさいよ」

上条「なにを」

美琴「何をって…キ、キ、キ、キスするんでしょ?」

上条「あー」(そういえばそんなこと言ってたな)

27: 2010/05/04(火) 21:25:54.96 ID:EJ8TGs/U0
美琴「ほ、ほら、早く!私はキスの一つや二つ構いやしないんだから!」

頭をポリポリと掻く上条

上条「あーわかった。なら目つぶれ」

美琴「ひっ…」

黙って目をつぶる美琴

28: 2010/05/04(火) 21:28:45.39 ID:EJ8TGs/U0
美琴の肩を右手で触る上条

美琴「あっ…」

上条「緊張してんのか知らねえけど電気が漏れてんだよ。落ち着け」

上条「いくぞ」

29: 2010/05/04(火) 21:31:21.74 ID:EJ8TGs/U0
ゴクリと息を呑む美琴

美琴(さよなら私のファーストキス…)

顔が近付いてくるのを肌で感じる美琴

♪ティ口リン

……


美琴「え?」

34: 2010/05/04(火) 21:36:22.86 ID:EJ8TGs/U0
上条「はっはっはー!御坂のキス顔いただきー!」

美琴「ちょ…ちょっと…」

上条「さすがにいたいけな少女のファーストキス奪うような鬼畜なことしませんよ、上条さんは」

何がなんだかわからない美琴

美琴「いいわよしても!キスくらいなんでもないんだから!」

上条「よくねーだろ、あんなに泣きそうな顔してたらできねーよ」

35: 2010/05/04(火) 21:39:40.95 ID:EJ8TGs/U0
美琴「だいたいファーストキスじゃないし!」

上条「ほー、じゃあ誰としたんだ?言ってみろよー」

ニヤニヤする上条

美琴「そ、それは…黒子と…かな?」

上条「えっ」

美琴「えっ?」

38: 2010/05/04(火) 21:42:16.07 ID:EJ8TGs/U0
上条「お前も…レOだったのかよ」

美琴「う、嘘よ冗談!キス…まだしたことない…」

上条「ほらな?最初のキスは好きな人とした方がいいって上条さんは持論を押しつけます」

美琴「あんただったら!しても…いいわよ……」



沈黙が続く

41: 2010/05/04(火) 21:45:59.71 ID:EJ8TGs/U0
上条「えーっと美坂さん?それはどういう…」

美琴「あーっ!!もう全部言うわよ!あんたが好きなの!これでいい!?」

上条「…」

上条「なんだよお前、もしかしてツンデレってやつですかー?好きな人の前じゃ素直になれなーいってか?」

美琴「ツ…!そうよツンデレよ!悪い!?」

47: 2010/05/04(火) 21:50:50.90 ID:EJ8TGs/U0
上条「わかった。お前の気持を無下にすることはしないよ。目潰れ」

美琴「ゴクリッ…」

美琴(うううう…)

チュッ

54: 2010/05/04(火) 21:53:18.88 ID:EJ8TGs/U0
美琴(はっ…えっ?)

唇ではなく頬に温度を感じた美琴

美琴「えっ…ほっぺ?」

上条「悪いけど唇にはできねーよ。お前とは付き合ってるわけでもないしな」

62: 2010/05/04(火) 21:57:12.50 ID:EJ8TGs/U0
美琴「べ、別に口でも…」

上条「俺がよくねーんだよ」

美琴「え?アンタ他に好きな人でもいるの?」

上条「さーな、ハハハ」

子供の用に笑う上条

66: 2010/05/04(火) 21:59:50.72 ID:EJ8TGs/U0
禁書「あーっとうま!」

上条「げっ、インデックス!」

禁書「むむむむっ。げっ、っていうのはどういうことかな?」

上条「あっ、いや、別にそういうわけじゃないんですよ…?」

禁書「遊びに行くって言ったのに遅刻なんだよ!それで探しにきたら短髪と遊んでるしー!」

68: 2010/05/04(火) 22:02:31.14 ID:EJ8TGs/U0
上条「そういうわけだから。じゃあな御坂」

美琴「ちょ、ちょっと!アンタ…」

上条「なんだ?まだ用か?」

美琴「なんでもない…」

禁書「とうまー!早くー!」

上条「おー今行くよ」

70: 2010/05/04(火) 22:05:46.65 ID:EJ8TGs/U0
美琴「結局あの子にはかなわないか…」

………
……

禁書「短髪と何の話してたの?」

上条「さーな、もう忘れたー」

禁書「うゆゆゆ…とうまのいじわるーー!」


上条「なぁ、インデックス。ちょっと目潰れ」

禁書「なに?」

チュッ




お  わ  り

74: 2010/05/04(火) 22:07:10.17 ID:EJ8TGs/U0
終わりだぜえええ!!インデックスさいこーー!!ヒャッハーーーーー!!

82: 2010/05/04(火) 22:12:45.33 ID:EJ8TGs/U0
インデックス最高じゃないか!
あの頭につけてるやつクンカクンカしてーよおおおおおおお

引用元: 美琴「勝負しなさい!」上条「勝ったらキスさせてくれるなら」