1: ◆hUHoLGUAN2 2011/09/08(木) 00:22:12.48 ID:D0U8hfB4o
シュタゲ×クレヨンしんちゃんのクロスです
注意
クロスが苦手な人はご注意ください
短めです
シュタゲ原作のタイムトラベルや世界線の仕組みについて一部独自の解釈があります。
注意
クロスが苦手な人はご注意ください
短めです
シュタゲ原作のタイムトラベルや世界線の仕組みについて一部独自の解釈があります。
2: 2011/09/08(木) 00:24:49.15 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「おお~!ここがあきばはらか~!」
みさえ「それを言うなら“あきはばら”でしょ、勝手に離れて行動したらだめよ?」
しんのすけ「そうともいう~」
ひろし「いや ~、部下の川口からアキバのラジオ会館で試写会放映されるアクション仮
面の映画の招待券をもらって来てみたけど、休日はさすがに混んでるな~」
しんのすけ「とうちゃん、なんだか説明臭いゾ。」
ひまわり「たい!」
ひろし「まだ時間があるしすこしあるいてみるか?」
みさえ「そうね、こういうところってあんまり縁がないから良い機会ね。」
みさえ「それを言うなら“あきはばら”でしょ、勝手に離れて行動したらだめよ?」
しんのすけ「そうともいう~」
ひろし「いや ~、部下の川口からアキバのラジオ会館で試写会放映されるアクション仮
面の映画の招待券をもらって来てみたけど、休日はさすがに混んでるな~」
しんのすけ「とうちゃん、なんだか説明臭いゾ。」
ひまわり「たい!」
ひろし「まだ時間があるしすこしあるいてみるか?」
みさえ「そうね、こういうところってあんまり縁がないから良い機会ね。」
3: 2011/09/08(木) 00:26:44.39 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「オラ、知ってるぞ!アキバハラってメイドさんがた~~くさんいるんだゾ!」
ひろし「テレビでたまに見かけると、可愛い子いるんだよな~」
しんのすけ・ひろし「へへへ…」
みさえ・ひまわり「けっ」
ガヤガヤ
ガヤガヤ
ひろし「それにしても人がすごいな~」
みさえ「しんちゃん、パパとママの傍から離れたらだめよ?」
しんのすけ「へいへい、そこのおね~さん~」
ひろし「テレビでたまに見かけると、可愛い子いるんだよな~」
しんのすけ・ひろし「へへへ…」
みさえ・ひまわり「けっ」
ガヤガヤ
ガヤガヤ
ひろし「それにしても人がすごいな~」
みさえ「しんちゃん、パパとママの傍から離れたらだめよ?」
しんのすけ「へいへい、そこのおね~さん~」
4: 2011/09/08(木) 00:28:25.51 ID:D0U8hfB4o
みさえ「いってるそばから離れちゃだめでしょ~(ニッコリ)」グリグリ
しんのすけ「お・お・お~」
メイクイーン・ニャン2店員「いらっしゃいませ、ご主人様!」
ひろし「へへ、ちょっと入ってみようかな・・・」
みさえ「」
しんのすけ「お・お・お~」
メイクイーン・ニャン2店員「いらっしゃいませ、ご主人様!」
ひろし「へへ、ちょっと入ってみようかな・・・」
みさえ「」
5: 2011/09/08(木) 00:29:08.50 ID:D0U8hfB4o
みさえ「揃いも揃ってこの父子は~~~~!」グリグリ
ひろし「いてて!ゆるして!いてて」
みさえ「まったく、私だってあと10年若ければメイド服の一つや二つ・・・」
しんのすけ脳内
みさえ(いらっしゃいませ、ご主人様!みさえ・ニャンニャンだにゃん!)
ひろし脳内
みさえ(ニャンニャンニャン~)注:目を見てまぜまぜ
ひろし「いてて!ゆるして!いてて」
みさえ「まったく、私だってあと10年若ければメイド服の一つや二つ・・・」
しんのすけ脳内
みさえ(いらっしゃいませ、ご主人様!みさえ・ニャンニャンだにゃん!)
ひろし脳内
みさえ(ニャンニャンニャン~)注:目を見てまぜまぜ
6: 2011/09/08(木) 00:30:40.46 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「オラ、なんだか気分が悪くなってきたゾ…」
ひろし「俺も…」
みさえ「いっぺん地獄みせたろか…」
店のラジオ「まもなく午後2時をお知らせします」
ひろし「なんだかんだブラブラしてたらそろそろ上映時間だな」
みさえ「しんのすけー、そろそろ行くわよ~」
しんのすけ「ほっほ~い!」
ひろし「俺も…」
みさえ「いっぺん地獄みせたろか…」
店のラジオ「まもなく午後2時をお知らせします」
ひろし「なんだかんだブラブラしてたらそろそろ上映時間だな」
みさえ「しんのすけー、そろそろ行くわよ~」
しんのすけ「ほっほ~い!」
7: 2011/09/08(木) 00:32:29.83 ID:D0U8hfB4o
グラッ
しんのすけの目に見えているものがブレたようにみえた
しんのすけ「お?」
しんのすけ「おお?人がいなくなっちゃったゾ…?」
しんのすけ「とうちゃ~ん、かあちゃ~ん、ひま~?」
しんのすけ「んもう、みんな迷子になってるんだゾ。」
しんのすけ「しょうがないなぁ~、さがしてあげるか~」
しんのすけの目に見えているものがブレたようにみえた
しんのすけ「お?」
しんのすけ「おお?人がいなくなっちゃったゾ…?」
しんのすけ「とうちゃ~ん、かあちゃ~ん、ひま~?」
しんのすけ「んもう、みんな迷子になってるんだゾ。」
しんのすけ「しょうがないなぁ~、さがしてあげるか~」
8: 2011/09/08(木) 00:33:51.50 ID:D0U8hfB4o
暫くしんのすけが街中を探し回ってると、アクション仮面のアニメがたくさん映っている店を見つけた。
テレビのアクション仮面「ワッハッハッハッハ」
しんのすけ「ワッハッハッハッハ」
-ブラウン管工房、と書かれている店の前に
・
・
・
・
テレビのアクション仮面「ワッハッハッハッハ」
しんのすけ「ワッハッハッハッハ」
-ブラウン管工房、と書かれている店の前に
・
・
・
・
9: 2011/09/08(木) 00:35:11.41 ID:D0U8hfB4o
岡部「ん?子供?」
岡部がドクペの補給にコンビニに向かおうと階段を下りたとき、
小さい子供が一人でブラウン管に釘付けになっているのを見つけた。
岡部(こんな子供が朝から古臭いブラウン管に興味を?
いやいや、テレビの番組をみているだけか?)
ジャガイモみたいな頭の小さい子供がこの寂れた店の前に一人でいる
ちょっと気になって、声をかけてみた。
岡部がドクペの補給にコンビニに向かおうと階段を下りたとき、
小さい子供が一人でブラウン管に釘付けになっているのを見つけた。
岡部(こんな子供が朝から古臭いブラウン管に興味を?
いやいや、テレビの番組をみているだけか?)
ジャガイモみたいな頭の小さい子供がこの寂れた店の前に一人でいる
ちょっと気になって、声をかけてみた。
10: 2011/09/08(木) 00:36:55.17 ID:D0U8hfB4o
岡部「おい、そこの小ォー僧ゥ、こんなところで何をしている?」
しんのすけ「お?」
岡部「そうだ、お前だ」
しんのすけ「おらはこぉーぞぅじゃないゾ、のはらしんのすけだゾ!」
岡部「では、しんのすけよ、ここで何をしている?」
しんのすけ「そういうオジサンは誰?」
岡部「ぐぬぬ、オジサンではない、俺はメァードサイエンティストゥ・鳳凰院凶真だッ」(あのポーズ)
しんのすけ「お?」
岡部「そうだ、お前だ」
しんのすけ「おらはこぉーぞぅじゃないゾ、のはらしんのすけだゾ!」
岡部「では、しんのすけよ、ここで何をしている?」
しんのすけ「そういうオジサンは誰?」
岡部「ぐぬぬ、オジサンではない、俺はメァードサイエンティストゥ・鳳凰院凶真だッ」(あのポーズ)
11: 2011/09/08(木) 00:37:57.97 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「ほーけーいん・・・名前が長くておぼえられないゾ」
岡部「だあああ!違う、取り消せ!鳳凰院凶真だッ包茎ではないッ」
まゆり「トゥットゥルー☆おはようオカリン!」
岡部「おお、まゆりか丁度よかった、この子供に俺の名前を」
しんのすけ「おはようございますおねいさん、春日部から来たのはらしんのすけ5さいです」キリッ
まゆり「あれ~?この子はどうしたのオカリン?」
岡部「いや実はな…」
いつのまにか、テレビは消えていた
岡部「だあああ!違う、取り消せ!鳳凰院凶真だッ包茎ではないッ」
まゆり「トゥットゥルー☆おはようオカリン!」
岡部「おお、まゆりか丁度よかった、この子供に俺の名前を」
しんのすけ「おはようございますおねいさん、春日部から来たのはらしんのすけ5さいです」キリッ
まゆり「あれ~?この子はどうしたのオカリン?」
岡部「いや実はな…」
いつのまにか、テレビは消えていた
12: 2011/09/08(木) 00:39:45.34 ID:D0U8hfB4o
ラボ-
しんのすけ「オラはアクション仮面の映画を見にとうちゃんとかあちゃんとひまとであきばはらに着たんだゾ」
まゆり「じゃあしんちゃんは迷子さんなんだね?」
しんのすけ「そうともいう~」
岡部「では早速交番にいって小僧の両親を探してもらわないとな。」
しんのすけ「んもう、オラの名前はしんのすけだゾ!」
まゆり「そうだよオカリン!まゆしいは子供に容赦のないオカリンに失望なのです」プンプン
しんのすけ「オラはアクション仮面の映画を見にとうちゃんとかあちゃんとひまとであきばはらに着たんだゾ」
まゆり「じゃあしんちゃんは迷子さんなんだね?」
しんのすけ「そうともいう~」
岡部「では早速交番にいって小僧の両親を探してもらわないとな。」
しんのすけ「んもう、オラの名前はしんのすけだゾ!」
まゆり「そうだよオカリン!まゆしいは子供に容赦のないオカリンに失望なのです」プンプン
13: 2011/09/08(木) 00:40:11.20 ID:D0U8hfB4o
ちょろっと小休止
14: 2011/09/08(木) 00:46:09.00 ID:D0U8hfB4o
岡部(なぜ俺が怒られるんだ…)
しんのすけ「で、オラはラジオ会館っていう場所に行きたいんだゾ!」
岡部(え…?)
岡部「…しんのすけ、その“アクション仮面“の映画はラジオ会館で上映される予定なのか?」
しんのすけ「そうだゾ、ラジオ会館のミミシアターのこけらおどしってとうちゃんが言ってたゾ」
岡部「それを言うならミニシアターのこけらおとしじゃないのか…いや、それはどうでもいい。」
ドクン、と岡部の心臓が高鳴った
しんのすけ「で、オラはラジオ会館っていう場所に行きたいんだゾ!」
岡部(え…?)
岡部「…しんのすけ、その“アクション仮面“の映画はラジオ会館で上映される予定なのか?」
しんのすけ「そうだゾ、ラジオ会館のミミシアターのこけらおどしってとうちゃんが言ってたゾ」
岡部「それを言うならミニシアターのこけらおとしじゃないのか…いや、それはどうでもいい。」
ドクン、と岡部の心臓が高鳴った
15: 2011/09/08(木) 00:46:53.42 ID:D0U8hfB4o
岡部「もういちど聞くが、お前の家族とはどうはぐれたんだ?」
しんのすけ「んーとね、オラがかあちゃんに呼ばれてふりかえったときに周りの人が、みんないなくなってたんだゾ、みんな隠れるのが上手でオラおどろいたゾ。」
岡部(この小僧…まさか!)
岡部の顔が見る見る青くなっていく
まゆり「オカリン?大丈夫…?」
しんのすけ「んーとね、オラがかあちゃんに呼ばれてふりかえったときに周りの人が、みんないなくなってたんだゾ、みんな隠れるのが上手でオラおどろいたゾ。」
岡部(この小僧…まさか!)
岡部の顔が見る見る青くなっていく
まゆり「オカリン?大丈夫…?」
16: 2011/09/08(木) 00:48:19.83 ID:D0U8hfB4o
眩暈がした
Dメールやタイムリープを繰り返してきてこういう事には
慣れてきたはずだった
しかし今回は違う
まさかとは思うが
俺は本当にとんでもないことをしてしまったのかもしれない。
-巻き込んだ
そう、取り返しのつかない単語が頭をよぎる。
まゆり「でも変だね~、ラジオ会館っていまは閉鎖されてるんだよ?不思議だね、オカリン。」
岡部「ああ…」
Dメールやタイムリープを繰り返してきてこういう事には
慣れてきたはずだった
しかし今回は違う
まさかとは思うが
俺は本当にとんでもないことをしてしまったのかもしれない。
-巻き込んだ
そう、取り返しのつかない単語が頭をよぎる。
まゆり「でも変だね~、ラジオ会館っていまは閉鎖されてるんだよ?不思議だね、オカリン。」
岡部「ああ…」
17: 2011/09/08(木) 00:50:03.55 ID:D0U8hfB4o
ろくに声が出なかった
まゆり「?オカリン、本当に大丈夫?」
心配そうにまゆりが声を賭けてくる
岡部「問題ない、しんのすけの親は俺達で捜そう・・・」
探せる筈がない
まゆり「うん、それもいいね~、わかったよオカリン☆」
こいつは、前いた世界線の記憶がある状態だ
まゆり「トゥットルゥー、よろしくね、しんちゃん」
しんのすけの来た世界線は俺が元々いた世界線ではない可能性が高い…元々の世界線にもいままで見てきた世界線にもラジオ会館にミニシアターなぞなかったからだ。
まゆり「?オカリン、本当に大丈夫?」
心配そうにまゆりが声を賭けてくる
岡部「問題ない、しんのすけの親は俺達で捜そう・・・」
探せる筈がない
まゆり「うん、それもいいね~、わかったよオカリン☆」
こいつは、前いた世界線の記憶がある状態だ
まゆり「トゥットルゥー、よろしくね、しんちゃん」
しんのすけの来た世界線は俺が元々いた世界線ではない可能性が高い…元々の世界線にもいままで見てきた世界線にもラジオ会館にミニシアターなぞなかったからだ。
18: 2011/09/08(木) 00:51:37.65 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「とぅっとぅるー!よろしくだぞオカリンおじさん、まゆりおねいちゃん」
俺はコイツを元の世界線に戻してやることができるのか…?
岡部「紅莉栖…」
ふと、頼りになる助手が脳裏によぎる
TO 助手
SUB:たすけてくれ
本文:今すぐ、会いたい
とりあえず、しんのすけのことについて紅莉栖と二人で話し合いをしたいので
まゆりに適当に理由をつけてラボから出てもらうことにする
Dメールやタイムリープについて話ができるのは紅莉栖だけなのだ。
俺はコイツを元の世界線に戻してやることができるのか…?
岡部「紅莉栖…」
ふと、頼りになる助手が脳裏によぎる
TO 助手
SUB:たすけてくれ
本文:今すぐ、会いたい
とりあえず、しんのすけのことについて紅莉栖と二人で話し合いをしたいので
まゆりに適当に理由をつけてラボから出てもらうことにする
Dメールやタイムリープについて話ができるのは紅莉栖だけなのだ。
19: 2011/09/08(木) 00:52:38.63 ID:D0U8hfB4o
まゆり「それじゃあまゆしぃはちょっと聞き込みにいってくるね~」
メールを打ち終わると、まゆりがラボを出る
10分もしないうちに紅莉栖がラボにやってきた
バン、と勢いよくラボの扉が開く
紅莉栖「岡部!無事なの!?」
メールを打ち終わると、まゆりがラボを出る
10分もしないうちに紅莉栖がラボにやってきた
バン、と勢いよくラボの扉が開く
紅莉栖「岡部!無事なの!?」
20: 2011/09/08(木) 00:53:29.75 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「はじめまして、美人のおねいさん、春日部から来たのはらしんのすけ5歳です。」キリ
紅莉栖「え?あれ?美人?アタシが////」
岡部「紅莉栖、急に呼びつけて済まない、大事な話があるんだ。」
紅莉栖「っそうだ、岡部、どうしたって言うのよ?」
ことのあらましを紅莉栖に説明をする
紅莉栖「え?あれ?美人?アタシが////」
岡部「紅莉栖、急に呼びつけて済まない、大事な話があるんだ。」
紅莉栖「っそうだ、岡部、どうしたって言うのよ?」
ことのあらましを紅莉栖に説明をする
21: 2011/09/08(木) 00:54:42.28 ID:D0U8hfB4o
紅莉栖「そんな・・・そんなことって…」
最初はありえない、と思っていた紅莉栖だが岡部の顔からは冗談なんて
いう雰囲気はでていなかった。
岡部「とにかくしんのすけの場合はDメールやタイムリープとはまた違う現象だとは思うのだが・・・」
しんのすけ「?タイモリープ?」
岡部は、それをいうならタイムリープだろ、と心でつっこんだ
紅莉栖「話は分かったわ…」
最初はありえない、と思っていた紅莉栖だが岡部の顔からは冗談なんて
いう雰囲気はでていなかった。
岡部「とにかくしんのすけの場合はDメールやタイムリープとはまた違う現象だとは思うのだが・・・」
しんのすけ「?タイモリープ?」
岡部は、それをいうならタイムリープだろ、と心でつっこんだ
紅莉栖「話は分かったわ…」
22: 2011/09/08(木) 00:56:51.17 ID:D0U8hfB4o
紅莉栖「これは今の話を聞いて自分の中で組み立てた仮説なんだけど…」
紅莉栖が色々難しい単語を使いながら話し始めた
要約するとこうだ
・ タイムリープの繰り返しによる世界線の歪が起きたと仮定する
・ タイムリープのしすぎで自分のいる世界線を糸とたとえた場合今の糸が束ほつれてが他の世界線の糸束に飛び出してしまった
・ 別の世界線同士が交差するとパラドックスが発生し世界線は崩壊する(同じ人間が2人いることは出来ないだろうという前提)
・ しんのすけはそのあってはならない交差である可能性
・ しんのすけはこちらの世界線ではいない人間(つまりかなり離れた世界線の人間である可能性:しんのすけがこちらの世界に交差しているとして)
・ いまの状態はその世界線が密着している
・ しんのすけは世界線が密着している間に戻す
・ 密着している期間は推定だが今日中(交差することなく離れていくだろうと考えて)
・失敗した場合(しんのすけがこのままこの世界線にいた場合)密着した線がしんのすけという別の世界線の本来あってはならない
交差を残したまま離れようとするとそのエネルギーで世界線が吹き飛ぶ
紅莉栖が色々難しい単語を使いながら話し始めた
要約するとこうだ
・ タイムリープの繰り返しによる世界線の歪が起きたと仮定する
・ タイムリープのしすぎで自分のいる世界線を糸とたとえた場合今の糸が束ほつれてが他の世界線の糸束に飛び出してしまった
・ 別の世界線同士が交差するとパラドックスが発生し世界線は崩壊する(同じ人間が2人いることは出来ないだろうという前提)
・ しんのすけはそのあってはならない交差である可能性
・ しんのすけはこちらの世界線ではいない人間(つまりかなり離れた世界線の人間である可能性:しんのすけがこちらの世界に交差しているとして)
・ いまの状態はその世界線が密着している
・ しんのすけは世界線が密着している間に戻す
・ 密着している期間は推定だが今日中(交差することなく離れていくだろうと考えて)
・失敗した場合(しんのすけがこのままこの世界線にいた場合)密着した線がしんのすけという別の世界線の本来あってはならない
交差を残したまま離れようとするとそのエネルギーで世界線が吹き飛ぶ
23: 2011/09/08(木) 00:59:48.75 ID:D0U8hfB4o
紅莉栖「以上、私なりの解釈でほとんど仮定だけど…」
最悪だ
まゆりを助けるどころか世界の全てを消し去るほどのエラーを起こしてしまったなんて…
岡部は思わず涙を流す
しんのすけ「オカリンおじさん、だいじょうぶ?」
急に泣き出した俺をしんのすけが心配そうに声を掛けて来る
馬鹿野郎、俺は泣くことは赦されないのに。
岡部「すまない、しんのすけ、すまない…」
最悪だ
まゆりを助けるどころか世界の全てを消し去るほどのエラーを起こしてしまったなんて…
岡部は思わず涙を流す
しんのすけ「オカリンおじさん、だいじょうぶ?」
急に泣き出した俺をしんのすけが心配そうに声を掛けて来る
馬鹿野郎、俺は泣くことは赦されないのに。
岡部「すまない、しんのすけ、すまない…」
24: 2011/09/08(木) 01:00:55.09 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「おじさん、男だろ!男は人前で泣いちゃだめなんだぞ!」
こいつなりに俺を励ましてくれている
そうだ、泣いてなどいられない
岡部「すまない、しんのすけ…お前は俺が責任をもってお父さんとお母さんのところに
かえしてやるからな」
確証のない約束
しかしやらねばならない
出来るできないではない、やるんだ
こいつなりに俺を励ましてくれている
そうだ、泣いてなどいられない
岡部「すまない、しんのすけ…お前は俺が責任をもってお父さんとお母さんのところに
かえしてやるからな」
確証のない約束
しかしやらねばならない
出来るできないではない、やるんだ
58: 2011/09/08(木) 07:15:04.42 ID:D0U8hfB4o
岡部(とは言うものの、どうすればいい…考えるんだ…)
いままでしんのすけが話していたことを思い出しながら解決策を練る
時間がない、時間が…
時間?
岡部「おい、しんのすけ!お前、一体何時から来た?」
しんのすけ「お、おお・・・オカリンおじさんいきなり元気になったゾ…」
岡部「いいから教えてくれしんのすけ!大事な事なんだ!」
25: 2011/09/08(木) 01:06:06.87 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「えーとね、お店のラジオは午後2時だゾって言ってたゾ。」
岡部「これだ、俺がしんのすけに会ったのは朝8時30分…あまりみかけないアニメ番組をみていた。」
紅莉栖は言った、人間一人が交差してしまうほど密着した世界線が離れようとするときは膨大なエネルギーが発生する可能性があると
紅莉栖「そんな・・・」
岡部「これだ、俺がしんのすけに会ったのは朝8時30分…あまりみかけないアニメ番組をみていた。」
紅莉栖は言った、人間一人が交差してしまうほど密着した世界線が離れようとするときは膨大なエネルギーが発生する可能性があると
紅莉栖「そんな・・・」
27: 2011/09/08(木) 01:07:37.67 ID:D0U8hfB4o
岡部「だぁーがぁーこのマアーッドサイエンティスト鳳凰院凶真は世界線の交差が生み出すとされるエネルギーに
ついて考えた、しんのすけは世界線の交差のエネルギーでこちらへやってきた、ということはこちらでも同じことが出来るのではないか、と。」
ボードが埋まっていく
岡部「しんのすけが消えた場所、消えた時刻にしんのすけを配置し、午後2時を迎えさせる、そうすると交差点で
あるしんのすけを中心に膨大なエネルギーが発生する、生身の人間が実体ごと世界線を飛び越えるほどのな。」
紅莉栖「…!そうか!」
岡部「世界線が離れた瞬間のエネルギーの影響でしんのすけはめでたくもとの世界線へ、こちらの世界線も崩壊することないだろう」
ついて考えた、しんのすけは世界線の交差のエネルギーでこちらへやってきた、ということはこちらでも同じことが出来るのではないか、と。」
ボードが埋まっていく
岡部「しんのすけが消えた場所、消えた時刻にしんのすけを配置し、午後2時を迎えさせる、そうすると交差点で
あるしんのすけを中心に膨大なエネルギーが発生する、生身の人間が実体ごと世界線を飛び越えるほどのな。」
紅莉栖「…!そうか!」
岡部「世界線が離れた瞬間のエネルギーの影響でしんのすけはめでたくもとの世界線へ、こちらの世界線も崩壊することないだろう」
28: 2011/09/08(木) 01:09:34.69 ID:D0U8hfB4o
紅莉栖「すごい、確かに無理やりだけど妙に納得できる理論…」
岡部「まあ、紅莉栖の仮説が全て正しいという事が前提なんだがな。」
紅莉栖「試す価値はあるわね。」
岡部「そうだろう助手よ、この鳳凰院凶真の推理力に恐れいったろう?どうだ?」
紅莉栖「もう、調子に乗らないの!」
岡部「まあ、紅莉栖の仮説が全て正しいという事が前提なんだがな。」
紅莉栖「試す価値はあるわね。」
岡部「そうだろう助手よ、この鳳凰院凶真の推理力に恐れいったろう?どうだ?」
紅莉栖「もう、調子に乗らないの!」
29: 2011/09/08(木) 01:10:16.74 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「…」
岡部「どうした?しんのすけよ。」
しんのすけ「もしかしてオカリンおじさんて、くりすおねえさんと恋人同士?」
紅莉栖「ちょ!なんてこというのよしんのすけ君!岡部と私とはそんなんじゃないんだから!」
岡部「おい、全力で否定しなくても…」
紅莉栖「うるさいうるさい!違うんだから…違うんだから…」
顔を赤らめながら紅莉栖は涙目になる
岡部が肩をたたきあやす
岡部「どうした?しんのすけよ。」
しんのすけ「もしかしてオカリンおじさんて、くりすおねえさんと恋人同士?」
紅莉栖「ちょ!なんてこというのよしんのすけ君!岡部と私とはそんなんじゃないんだから!」
岡部「おい、全力で否定しなくても…」
紅莉栖「うるさいうるさい!違うんだから…違うんだから…」
顔を赤らめながら紅莉栖は涙目になる
岡部が肩をたたきあやす
30: 2011/09/08(木) 01:11:59.54 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ(やっぱりこの二人はオニオイなんだゾ…)
岡部「さて、しんのすけよ、お前はどこで両親を見失ったのだ?」
しんのすけ「えーと…メイドさんのお店だゾ、黒い猫のおみみのメイドさんがいたゾ」
岡部「黒い猫の耳…メイクイーンニャン2か!」
驚いた、メイクイーンニャン2がしんのすけの世界線にもあるのか?
まあ世界線が相当離れている物同士でも日本は日本、アキバはアキバという事か…
岡部「さて、しんのすけよ、お前はどこで両親を見失ったのだ?」
しんのすけ「えーと…メイドさんのお店だゾ、黒い猫のおみみのメイドさんがいたゾ」
岡部「黒い猫の耳…メイクイーンニャン2か!」
驚いた、メイクイーンニャン2がしんのすけの世界線にもあるのか?
まあ世界線が相当離れている物同士でも日本は日本、アキバはアキバという事か…
32: 2011/09/08(木) 01:14:26.35 ID:D0U8hfB4o
岡部「ふ…フゥーハッハッハッハ!みろ、これが運命石の扉の選択ッ世界は救われるッ」
しんのすけ「オカリンおじさん、笑い方が違うゾ、アクション仮面はこうだゾ」
しんのすけ「ワッハッハッハッハ、ワーッハッハッハッハ!」
岡部「別にアクション仮面とやらの真似ではないぞ、だから大丈夫だ。」
しんのすけ「そうか、ほーけーいんの笑い方かぁ」
岡部「だから違うっていっておるだろう、ええい、まあいい!」
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「ワッハッハッハッハ!」
・
・
・
しんのすけ「オカリンおじさん、笑い方が違うゾ、アクション仮面はこうだゾ」
しんのすけ「ワッハッハッハッハ、ワーッハッハッハッハ!」
岡部「別にアクション仮面とやらの真似ではないぞ、だから大丈夫だ。」
しんのすけ「そうか、ほーけーいんの笑い方かぁ」
岡部「だから違うっていっておるだろう、ええい、まあいい!」
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「ワッハッハッハッハ!」
・
・
・
33: 2011/09/08(木) 01:15:47.68 ID:D0U8hfB4o
紅莉栖「コホン…とりあえず、本当にここのメイクイーンニャン2なのか、一度言ってみましょう。」
方向性がみえてきたので紅莉栖としんのすけをつれてメイクイーンニャン2に行くことにした。
まゆりにメールをして「親御さんの手がかりを見つけた、メイクイーンに来れるか?」と送っておいた。
岡部「これより、オペレーション・エクソダスを開始する!」
方向性がみえてきたので紅莉栖としんのすけをつれてメイクイーンニャン2に行くことにした。
まゆりにメールをして「親御さんの手がかりを見つけた、メイクイーンに来れるか?」と送っておいた。
岡部「これより、オペレーション・エクソダスを開始する!」
34: 2011/09/08(木) 01:17:56.84 ID:D0U8hfB4o
ブラウン管工房前-
天王寺「お?出かけるのか岡部?」
タコ坊主のこのいかついオッサンはミスターブラウンことビルのオーナーの天王寺だ
しんのすけ「おお~このお店はオジサンのなの?」
天王寺「ん?なんだこのガキは?」
紅莉栖「岡部の家の親戚の子なんです、ちょっと街を案内しようと。」
天王寺「そうか、そりゃご苦労なこったな」
天王寺「お?出かけるのか岡部?」
タコ坊主のこのいかついオッサンはミスターブラウンことビルのオーナーの天王寺だ
しんのすけ「おお~このお店はオジサンのなの?」
天王寺「ん?なんだこのガキは?」
紅莉栖「岡部の家の親戚の子なんです、ちょっと街を案内しようと。」
天王寺「そうか、そりゃご苦労なこったな」
35: 2011/09/08(木) 01:19:30.40 ID:D0U8hfB4o
しんのすけがブラウン管テレビを眺めているのに気がつく天王寺
天王寺「ボウズ、おまえテレビ好きか?」
しんのすけ「オラ、ボウズじゃなくてしんのすけだゾ、うちのテレビはこういうテレビなんだゾ、
おじさんの店はテレビたくさんあってすごいゾ」
天王寺「おめぇん家、液晶とかじゃねぇのかい?」
しんのすけ「ウチのテレビは頑丈だからまだ大丈夫って父ちゃんが言ってたゾ、テレビは家族みたいなもの
だから壊れるまでポンポン変えちゃいけないって言ってたゾ」
天王寺「ボウズ、おまえテレビ好きか?」
しんのすけ「オラ、ボウズじゃなくてしんのすけだゾ、うちのテレビはこういうテレビなんだゾ、
おじさんの店はテレビたくさんあってすごいゾ」
天王寺「おめぇん家、液晶とかじゃねぇのかい?」
しんのすけ「ウチのテレビは頑丈だからまだ大丈夫って父ちゃんが言ってたゾ、テレビは家族みたいなもの
だから壊れるまでポンポン変えちゃいけないって言ってたゾ」
36: 2011/09/08(木) 01:20:43.79 ID:D0U8hfB4o
天王寺はおもわず涙した
今時こういう子供の親世代はみんなプラズマだ、液晶だなどとと思っていたが…
この目の前の子供の親は分かっている親なんだ…ブラウン管が好きな親なんだ、と。
実のところはみさえがシブって限界まで使いつぶすというのが真相である。
岡部「で、ではミスターブラウン…俺達はそろそろいかないといけないので…」
天王寺「ボウズ、お前の家のテレビこわれたら治してやっからウチに持ってきな。いつでも歓迎だぜ」
このときの天王寺は今週一番の笑顔だったという。
今時こういう子供の親世代はみんなプラズマだ、液晶だなどとと思っていたが…
この目の前の子供の親は分かっている親なんだ…ブラウン管が好きな親なんだ、と。
実のところはみさえがシブって限界まで使いつぶすというのが真相である。
岡部「で、ではミスターブラウン…俺達はそろそろいかないといけないので…」
天王寺「ボウズ、お前の家のテレビこわれたら治してやっからウチに持ってきな。いつでも歓迎だぜ」
このときの天王寺は今週一番の笑顔だったという。
37: 2011/09/08(木) 01:21:46.36 ID:D0U8hfB4o
道中-
るか子「おか…凶真さーん!」
トテトテ、と巫女服がにあうるか子がやってきた、もちろん街中なので私服だが。
岡部「わが愛弟子るか子よ、修行は怠っていないな?」
るか子「は、はぁい・・・今日も朝素振りを20回こなしましたぁ・・・」
岡部「そうか、よい心がけだ、ところでどこか出かけるのか?」
るか子「えぇ、ちょっと父のおつかいに…あれ?その子は??」
38: 2011/09/08(木) 01:23:27.29 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「野原しんのすけ5歳です、好きなものはトマトとピーマンです」キリッ
こいつは美人と見ると自己紹介するのか。
まぁ無理もない、この女より女らしい巫女服の似合う絶世の美少女…
だが男だ。
長い間こちらにいれないしんのすけには真実は伏せておこう…
<実績:知らぬが仏 解除>
こいつは美人と見ると自己紹介するのか。
まぁ無理もない、この女より女らしい巫女服の似合う絶世の美少女…
だが男だ。
長い間こちらにいれないしんのすけには真実は伏せておこう…
<実績:知らぬが仏 解除>
39: 2011/09/08(木) 01:24:48.62 ID:D0U8hfB4o
メイクィーンニャン2前
岡部「しんのすけ、お前が親とはぐれたのはここで間違いないか?」
しんのすけ「おお、そうだゾ、オラ、この看板みてて振り返ったらとうちゃんたちをみうしなったんだゾ」
岡部「そうか、ではその場所が世界線の交差点か…」
紅莉栖「どうするの岡部?まだ時間があるわよ?」
予定時刻まであと1時間弱
岡部「しんのすけ、お前が親とはぐれたのはここで間違いないか?」
しんのすけ「おお、そうだゾ、オラ、この看板みてて振り返ったらとうちゃんたちをみうしなったんだゾ」
岡部「そうか、ではその場所が世界線の交差点か…」
紅莉栖「どうするの岡部?まだ時間があるわよ?」
予定時刻まであと1時間弱
40: 2011/09/08(木) 01:25:27.17 ID:D0U8hfB4o
目がしょぼしょぼするのでちょっとだけ休憩
41: 2011/09/08(木) 01:35:55.32 ID:D0U8hfB4o
メイクィーンニャン2前
岡部「しんのすけ、お前が親とはぐれたのはここで間違いないか?」
しんのすけ「おお、そうだゾ、オラ、この看板みてて振り返ったらとうちゃんたちをみうしなったんだゾ」
岡部「そうか、ではその場所が世界線の交差点か…」
紅莉栖「どうするの岡部?まだ時間があるわよ?」
予定時刻まであと1時間弱
岡部「しんのすけ、お前が親とはぐれたのはここで間違いないか?」
しんのすけ「おお、そうだゾ、オラ、この看板みてて振り返ったらとうちゃんたちをみうしなったんだゾ」
岡部「そうか、ではその場所が世界線の交差点か…」
紅莉栖「どうするの岡部?まだ時間があるわよ?」
予定時刻まであと1時間弱
42: 2011/09/08(木) 01:37:38.08 ID:D0U8hfB4o
岡部「ふっ、ではせっかくなのでメイクイーンで暇をつぶすとしよう」
フェイリス「いらっしゃいませニャン、ご主人様!、あ、凶真に紅莉栖ニャン!」
岡部「席はあいているか?」
フェイリス「ダルニャンのいるテーブルならあいてるニャン☆」
岡部「じゃあ案内してくれ」
フェイリス「ところでその子供はどうしたニャン?」
フェイリス「いらっしゃいませニャン、ご主人様!、あ、凶真に紅莉栖ニャン!」
岡部「席はあいているか?」
フェイリス「ダルニャンのいるテーブルならあいてるニャン☆」
岡部「じゃあ案内してくれ」
フェイリス「ところでその子供はどうしたニャン?」
43: 2011/09/08(木) 01:39:11.82 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「のはらしんのすけ5才(ry)
紅莉栖「じつはマルマルウマウマなのよ」
フェイリス「なるほどカクカクシカジカシカクイムーブにゃん」
そう話すとダルの席に案内される
ダル「オカリンに牧瀬氏かお?それに…その子供はどうしたお?」
岡部「親戚の子でちょっと預かることになってな。」
ダル「ふーん」
しんのすけ「のはらしんのすけ5歳だゾ」
ダル「ダルだお、よろしくなんだお」
紅莉栖「じつはマルマルウマウマなのよ」
フェイリス「なるほどカクカクシカジカシカクイムーブにゃん」
そう話すとダルの席に案内される
ダル「オカリンに牧瀬氏かお?それに…その子供はどうしたお?」
岡部「親戚の子でちょっと預かることになってな。」
ダル「ふーん」
しんのすけ「のはらしんのすけ5歳だゾ」
ダル「ダルだお、よろしくなんだお」
44: 2011/09/08(木) 01:40:45.25 ID:D0U8hfB4o
フェイリス「おまたせニャンニャン、ご注文を伺いますニャン」
岡部「コーヒー2つと、しんのすけは何にする?」
しんのすけ「オラ、アイスティーがいいゾ」
フェイリス「かしこまりましたニャン☆」
ダル「でもオカリンが親せきの子供預かるなんて意外だお」
岡部「偏見はよくないぞダルよ、こうみえて俺は世話好きなのだ」
岡部「コーヒー2つと、しんのすけは何にする?」
しんのすけ「オラ、アイスティーがいいゾ」
フェイリス「かしこまりましたニャン☆」
ダル「でもオカリンが親せきの子供預かるなんて意外だお」
岡部「偏見はよくないぞダルよ、こうみえて俺は世話好きなのだ」
45: 2011/09/08(木) 01:41:46.08 ID:D0U8hfB4o
ダル「えー」
しんのすけ「ダルお兄さんはなにをしているの?」
岡部「なぜ俺がオジサンでダルはお兄さんなんだ…」
ダル「オカリンと僕は同じ大学の一年生なんだお」
しんのすけ「くりすおねいちゃんは?」
紅莉栖「あたしは元々外国に住んでいるのよ、いまはたまたまこっちにいるだけ。」
しんのすけ「ほーほー」
しんのすけ「ダルお兄さんはなにをしているの?」
岡部「なぜ俺がオジサンでダルはお兄さんなんだ…」
ダル「オカリンと僕は同じ大学の一年生なんだお」
しんのすけ「くりすおねいちゃんは?」
紅莉栖「あたしは元々外国に住んでいるのよ、いまはたまたまこっちにいるだけ。」
しんのすけ「ほーほー」
46: 2011/09/08(木) 01:42:57.29 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ(ダルお兄さん、オカリンおじさんとくりすおねいちゃんってエンキョリレンアイってやつ?)
ダル(微妙に違うけどにたようなもんだお…)
岡部「何をコソコソはなしておるのだ?」
と、聞いたところで注文の品がやってくる
フェイリス「きょうはしんのすけニャンに特別サービスにゃん」
フェイリスはおもむろにしんのすけのティーカップを持ち、砂糖をたっぷり加え
ダル(微妙に違うけどにたようなもんだお…)
岡部「何をコソコソはなしておるのだ?」
と、聞いたところで注文の品がやってくる
フェイリス「きょうはしんのすけニャンに特別サービスにゃん」
フェイリスはおもむろにしんのすけのティーカップを持ち、砂糖をたっぷり加え
47: 2011/09/08(木) 01:44:02.46 ID:D0U8hfB4o
ダル「出たー!見ようとしてもなかなかやってくれないフェイリスたん必殺の目を見て混ぜ混ぜ中腰バージョン!子供の特権とかありえないでしょJK. しんのすけ氏爆発しろ!」
フェイリス「ニャンニャン☆ニャンニャン」
しんのすけ「」
岡部「?どうしたしんのすけ」
紅莉栖「あらやだしんのすけ君気絶してるわ」
ははは、と笑い声がテーブルの一角で響く
時間はちゃくちゃくと迫る
フェイリス「ニャンニャン☆ニャンニャン」
しんのすけ「」
岡部「?どうしたしんのすけ」
紅莉栖「あらやだしんのすけ君気絶してるわ」
ははは、と笑い声がテーブルの一角で響く
時間はちゃくちゃくと迫る
48: 2011/09/08(木) 01:46:48.85 ID:D0U8hfB4o
岡部「…そろそろか。」
岡部「しんのすけ、ちょっと来てくれ」
しんのすけ「ほっほーい」
メイクイーンニャン2前
岡部「しんのすけ、これから言うことは覚えていなくてもいい、だから聞いてくれ」
しんのすけ「…」
しんのすけの目線にあわせしゃがんで小声でしんのすけに聞かせる
岡部「しんのすけ、ちょっと来てくれ」
しんのすけ「ほっほーい」
メイクイーンニャン2前
岡部「しんのすけ、これから言うことは覚えていなくてもいい、だから聞いてくれ」
しんのすけ「…」
しんのすけの目線にあわせしゃがんで小声でしんのすけに聞かせる
49: 2011/09/08(木) 01:48:59.71 ID:D0U8hfB4o
岡部「俺は今、ある女性を助けるために時間旅行を繰り替えししているんだ…」
岡部「でも何度やってもその女性を助けられない、確実に助けるには俺が絡ませた糸を一つ一つ根気よく絡みを解いていくような作業をしている」
岡部「俺はその作業のさなかお前を巻き込んでしまった、そのせいでお前の両親と引き離してしまった」
岡部「済まない…」
しんのすけ「」
岡部「だから正直これからやろうとしていることでお前を元に戻してやる・・・」
岡部「万が一もどらなかったとしたら、俺を恨んでくれ…」
岡部「でも何度やってもその女性を助けられない、確実に助けるには俺が絡ませた糸を一つ一つ根気よく絡みを解いていくような作業をしている」
岡部「俺はその作業のさなかお前を巻き込んでしまった、そのせいでお前の両親と引き離してしまった」
岡部「済まない…」
しんのすけ「」
岡部「だから正直これからやろうとしていることでお前を元に戻してやる・・・」
岡部「万が一もどらなかったとしたら、俺を恨んでくれ…」
50: 2011/09/08(木) 01:50:43.28 ID:D0U8hfB4o
【訂正】
岡部「俺は今、ある女性を助けるために時間旅行を繰り替えししているんだ…」
岡部「でも何度やってもその女性を助けられない、確実に助けるには俺が絡ませた糸を一つ一つ根気よく絡みを解いていくような作業をしている」
岡部「俺はその作業のさなかお前を巻き込んでしまった、そのせいでお前の両親と引き離してしまった」
岡部「済まない…」
しんのすけ「」
岡部「だからこれから俺がやろうとしていることでお前を元に戻してやる・・・」
岡部「万が一もどらなかったとしたら、俺を恨んでくれ…」
岡部「俺は今、ある女性を助けるために時間旅行を繰り替えししているんだ…」
岡部「でも何度やってもその女性を助けられない、確実に助けるには俺が絡ませた糸を一つ一つ根気よく絡みを解いていくような作業をしている」
岡部「俺はその作業のさなかお前を巻き込んでしまった、そのせいでお前の両親と引き離してしまった」
岡部「済まない…」
しんのすけ「」
岡部「だからこれから俺がやろうとしていることでお前を元に戻してやる・・・」
岡部「万が一もどらなかったとしたら、俺を恨んでくれ…」
51: 2011/09/08(木) 01:51:44.70 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「んもう、ごちゃごちゃ女々しいぞオカリンお兄さん」
岡部「っ」
しんのすけ「もどるとかもどらないとかオラ難しいことわからないゾ」
しんのすけ「でもオラはおにいさんを信じるゾ!おにいさんは約束してくれたんだゾ、とうちゃんやかあちゃんをさがしてくれるって」
岡部「しんのすけ…」
岡部「っ」
しんのすけ「もどるとかもどらないとかオラ難しいことわからないゾ」
しんのすけ「でもオラはおにいさんを信じるゾ!おにいさんは約束してくれたんだゾ、とうちゃんやかあちゃんをさがしてくれるって」
岡部「しんのすけ…」
52: 2011/09/08(木) 01:53:05.97 ID:D0U8hfB4o
しんのすけ「だからオラもおにいさんの事忘れないかわりにおにいさんともう一つだけ約束してほしいゾ、おにいさんは絶対その女の子をおたすけするんだゾ!」
岡部「ああ、必ず助ける、必ず助けるさ!」
しんのすけ「それでこそオカリンおにいさんだゾ!ワッハッハッハ!」
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「ワッハッハッハッハ!」
視界が歪んだ気がした
午後2時
いま、目の前にいて一緒に笑っていた子供は消えていた
岡部「…どうやら、成功したようだな…」
しんのすけのいた辺りを確認しおえると、振り返ることなく店に入る
岡部(元気でな、しんのすけ…約束は絶対まもるよ)
岡部は少年に心から誓った
岡部「ああ、必ず助ける、必ず助けるさ!」
しんのすけ「それでこそオカリンおにいさんだゾ!ワッハッハッハ!」
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「ワッハッハッハッハ!」
視界が歪んだ気がした
午後2時
いま、目の前にいて一緒に笑っていた子供は消えていた
岡部「…どうやら、成功したようだな…」
しんのすけのいた辺りを確認しおえると、振り返ることなく店に入る
岡部(元気でな、しんのすけ…約束は絶対まもるよ)
岡部は少年に心から誓った
53: 2011/09/08(木) 01:54:57.50 ID:D0U8hfB4o
みさえ「しんのすけー、そろそろ行くわよ~」
しんのすけ「おお~かあちゃん!お久しぶりだゾ!」
みさえ「はぁ?アンタなにいってるの?」
ひろし「ははは、どうしたんだしんのすけ、夢でもみたか?」
しんのすけ「…」
しんのすけ「なんでもないゾ、早く映画をみにいきたいゾ!」
しんのすけ(オカリンおにいさん、がんばっておたすけするんだゾ)
少年は心から祈りを、おにいさんに捧げた。
世界線変動率 0. 571082×50.770823(嵐を呼ぶ世界線)
運命交錯のストームボーイ 了
しんのすけ「おお~かあちゃん!お久しぶりだゾ!」
みさえ「はぁ?アンタなにいってるの?」
ひろし「ははは、どうしたんだしんのすけ、夢でもみたか?」
しんのすけ「…」
しんのすけ「なんでもないゾ、早く映画をみにいきたいゾ!」
しんのすけ(オカリンおにいさん、がんばっておたすけするんだゾ)
少年は心から祈りを、おにいさんに捧げた。
世界線変動率 0. 571082×50.770823(嵐を呼ぶ世界線)
運命交錯のストームボーイ 了
54: 2011/09/08(木) 01:57:10.50 ID:D0U8hfB4o
以上で終了です、また短いクロスつくってしまった・・・orz
この場を借りて前作をまとめてくださったサイト様に感謝を申し上げます。
この場を借りて前作をまとめてくださったサイト様に感謝を申し上げます。
55: 2011/09/08(木) 02:25:51.53 ID:IESZ8bsuo
シュタゲSSが増えるのは嬉しい
もっと書いてくれ
もっと書いてくれ
56: 2011/09/08(木) 04:57:10.23 ID:erTLZxh5o
乙した
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります