1: 2016/01/09(土) 20:06:04.94 ID:iCTC2VEDO
ペロ「ニャー」
ほたる(花火大会のときは、私は怯えて、触ることすら出来なかった、雪美ちゃんの黒猫)
ほたる(今は年末のお掃除休憩中……こっ、今年こそっ! 今年中には、ペロさんと仲良くなって、不幸に怯えるばかりだった自分とお別れします……!)
ほたる(花火大会のときは、私は怯えて、触ることすら出来なかった、雪美ちゃんの黒猫)
ほたる(今は年末のお掃除休憩中……こっ、今年こそっ! 今年中には、ペロさんと仲良くなって、不幸に怯えるばかりだった自分とお別れします……!)
2: 2016/01/09(土) 20:06:45.16 ID:iCTC2VEDO
ペロ「ニャ?」
ほたる「」ビクゥ
ほたる(や、やっぱり怖い……不幸を彷彿とさせるものはどうしても怖いよぉ……)
ほたる(雪美ちゃんは、ペロさんは悪い子じゃあないって言ってたのに……私、私っ……!)
ほたる(………ま、負けたらダメ。迷信を信じ過ぎ……! か、茄子さんから貰ったお守りだってあるもの、万が一だってあるはずが)
ほたる「」ビクゥ
ほたる(や、やっぱり怖い……不幸を彷彿とさせるものはどうしても怖いよぉ……)
ほたる(雪美ちゃんは、ペロさんは悪い子じゃあないって言ってたのに……私、私っ……!)
ほたる(………ま、負けたらダメ。迷信を信じ過ぎ……! か、茄子さんから貰ったお守りだってあるもの、万が一だってあるはずが)
3: 2016/01/09(土) 20:07:43.80 ID:iCTC2VEDO
ペロ「……フシャーッ!」
ほたる「きゃああっ!?」ガタガタドシーン
ほたる(あっ、い、今のはわ、私じゃあなくって、プロデューサーさんのデスクの下の乃々ちゃんに威嚇したんだ……)
ほたる(よ、よかった……何か気分を損ねるようなことしたのかって思って、つい取り乱しちゃった……)
ほたる「きゃああっ!?」ガタガタドシーン
ほたる(あっ、い、今のはわ、私じゃあなくって、プロデューサーさんのデスクの下の乃々ちゃんに威嚇したんだ……)
ほたる(よ、よかった……何か気分を損ねるようなことしたのかって思って、つい取り乱しちゃった……)
4: 2016/01/09(土) 20:08:27.29 ID:iCTC2VEDO
ペロ「フミー」トコトコ
ほたる(あっ、ペロさんが乃々ちゃんのとこに……)
ほたる(……私の前を……………横切って……………)サーッ
ほたる(……………く、黒猫が………、黒猫がぁ……! あ、歩いて………っ!)ガクガクプルプル
ほたる「た、助け、助けて………」ガタガタ
ほたる(あっ、ペロさんが乃々ちゃんのとこに……)
ほたる(……私の前を……………横切って……………)サーッ
ほたる(……………く、黒猫が………、黒猫がぁ……! あ、歩いて………っ!)ガクガクプルプル
ほたる「た、助け、助けて………」ガタガタ
5: 2016/01/09(土) 20:09:01.11 ID:iCTC2VEDO
乃々「な、なんですか、ここはもりくぼの住処なんですけど………あっ、それはキノコさんのキノコです、勝手に弄ったらダメなんですけど……」
乃々「………も、もりくぼはここを守護らなければならないんですけど……心を鬼にします……」ヒョイッ
ほたる(の、乃々ちゃん、ペロさんを抱えて出てきた!? な、なんて勇気のある……乃々ちゃん、これまではネガティブな面しか知らなかったけど、まさかこんなに勇敢だったとは……!)
乃々「………ほたるさん?」クルッ
ペロ「ニャー」
ほたる「ひいぃっ!?」ズザザザーッ
乃々「………も、もりくぼはここを守護らなければならないんですけど……心を鬼にします……」ヒョイッ
ほたる(の、乃々ちゃん、ペロさんを抱えて出てきた!? な、なんて勇気のある……乃々ちゃん、これまではネガティブな面しか知らなかったけど、まさかこんなに勇敢だったとは……!)
乃々「………ほたるさん?」クルッ
ペロ「ニャー」
ほたる「ひいぃっ!?」ズザザザーッ
6: 2016/01/09(土) 20:09:41.94 ID:iCTC2VEDO
ほたる(ペ、ペロさんを向けられて、おっ思わず後退りしてしまった………こ、これじゃあ……いつまで経っても、ペロさんと仲良くなれないよぉ……!)
ほたる「うぅっ、ひっく……ぐすっ」
乃々「えっ、えっ。あの、なんで泣いてるんですか、もりくぼ何かしましたか……?」テクテク
ペロ「ニャーオゥ」
ほたる「ひぅっ! ゆ、ゆっくりとっ! ゆっくり近づいてきてください、お願いしますッ!」
乃々「ひぃい! ほ、ほたるさんが大声出すなんて前代未聞なんですけど……」ガタガタ
ほたる「うぅっ、ひっく……ぐすっ」
乃々「えっ、えっ。あの、なんで泣いてるんですか、もりくぼ何かしましたか……?」テクテク
ペロ「ニャーオゥ」
ほたる「ひぅっ! ゆ、ゆっくりとっ! ゆっくり近づいてきてください、お願いしますッ!」
乃々「ひぃい! ほ、ほたるさんが大声出すなんて前代未聞なんですけど……」ガタガタ
7: 2016/01/09(土) 20:10:32.49 ID:iCTC2VEDO
ほたる「すっ、すみません……でっ、でも、私ペロさんと仲良くならないといけないんですっ……!」
乃々「そ、そうなんですか。でも、なら何故ゆっくりと……?」
ほたる「こ、この通りです、お願いします……」
乃々「そ、そう言うなら、わかりました……」ソソーッ
ほたる「ハァーッハァーッハァーッ」ソソーッ
乃々「………なんで近づいただけ離れるんですか」
ほたる「あっ、す、すみません………つい………」
乃々「そ、そうなんですか。でも、なら何故ゆっくりと……?」
ほたる「こ、この通りです、お願いします……」
乃々「そ、そう言うなら、わかりました……」ソソーッ
ほたる「ハァーッハァーッハァーッ」ソソーッ
乃々「………なんで近づいただけ離れるんですか」
ほたる「あっ、す、すみません………つい………」
8: 2016/01/09(土) 20:11:34.88 ID:iCTC2VEDO
ペロ「…」ムズムズ
ペロ「フニャアアッ」ピョーン
乃々「あっ」
ほたる「ひっ」
ペロ「シャッ」ダダダッピョーン
ほたる「」
乃々「あっ、ペロさんが、ほたるさんの肩に乗って……」
ほたる「」ブクブクバターン
乃々「泡吹いて倒れましたけど……だ、大丈夫ですかー、おーい」
ペロ「フニャアアッ」ピョーン
乃々「あっ」
ほたる「ひっ」
ペロ「シャッ」ダダダッピョーン
ほたる「」
乃々「あっ、ペロさんが、ほたるさんの肩に乗って……」
ほたる「」ブクブクバターン
乃々「泡吹いて倒れましたけど……だ、大丈夫ですかー、おーい」
9: 2016/01/09(土) 20:12:39.03 ID:iCTC2VEDO
ほたる「……思い切って触って見れば、なんであんなに怖がってたのか不思議なくらい……」ナデナデ
ペロ「ニャーゴ」ゴロゴロ
ほたる「かっ、かわいい……です………!」ナデナデ
雪美「………………ペロ、お友達…………増えて、嬉しそう………………」
ほたる「私も嬉しい……ごめんなさいペロさん、今まで見た目だけで怖がってしまっていて……」ギューッ
ペロ「フギュー」ペロペロ
ペロ「ニャーゴ」ゴロゴロ
ほたる「かっ、かわいい……です………!」ナデナデ
雪美「………………ペロ、お友達…………増えて、嬉しそう………………」
ほたる「私も嬉しい……ごめんなさいペロさん、今まで見た目だけで怖がってしまっていて……」ギューッ
ペロ「フギュー」ペロペロ
10: 2016/01/09(土) 20:13:22.29 ID:iCTC2VEDO
ほたる「あっ、あはっ、くすぐったいですっ、ペロさん。あはは」
雪美「……………よかった…………お仕事の前に、仲良くなれて………」
ほたる「……あっ、そういえば、今度雪美ちゃんと一緒にライブに出るんだったね。私、頑張るね」
雪美「……………ん…………。私と、ほたると、ペロと…………」
ほたる「そしてプロデューサーさん………4人で成功させよう!」ガシッ
雪美「ファイトー………………おー」ガシッ
ペロ「ニャア!」ガシッ
雪美「……………よかった…………お仕事の前に、仲良くなれて………」
ほたる「……あっ、そういえば、今度雪美ちゃんと一緒にライブに出るんだったね。私、頑張るね」
雪美「……………ん…………。私と、ほたると、ペロと…………」
ほたる「そしてプロデューサーさん………4人で成功させよう!」ガシッ
雪美「ファイトー………………おー」ガシッ
ペロ「ニャア!」ガシッ
11: 2016/01/09(土) 20:13:59.99 ID:iCTC2VEDO
乃々「……気絶したほたるさんの介抱をしていたら、プロデューサーさんに見つかってお仕事に連れていかれたんですけど……黒猫は不幸の象徴って、本当だったんですね……」
おしまい
おしまい
12: 2016/01/10(日) 11:48:46.53 ID:hWFLVFhDo
おつおつ
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