1: 2011/11/28(月) 20:56:09.34 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「エイラ」
エイラ「……」
サーニャ「……お願い」
サーニャ「無視、しないで」
エイラ「そう言えば用事があったんダナ」タタタッ
サーニャ「……」
エイラ「……」
サーニャ「……お願い」
サーニャ「無視、しないで」
エイラ「そう言えば用事があったんダナ」タタタッ
サーニャ「……」
3: 2011/11/28(月) 20:58:13.54 ID:8TkpAY0T0
広間
芳佳「あ、サーニャちゃん、おはよう」
サーニャ「芳佳ちゃん……おはよう」
芳佳「昨日はエイラさんと街に行ってきたんだよね。何か面白いものあった?」
サーニャ「エイラ……」
芳佳「……どうかしたの?」
サーニャ「ううん、なんでもないの」
サーニャ「バルクホルン大尉達も一緒だったけど……、広場に蚤の市が開かれていたわ」
芳佳「そっかあ、今日リーネちゃんと一緒に行ってみるね!ありがとーサーニャちゃん!」
サーニャ「うん」
エイラ「……」
芳佳「あ、サーニャちゃん、おはよう」
サーニャ「芳佳ちゃん……おはよう」
芳佳「昨日はエイラさんと街に行ってきたんだよね。何か面白いものあった?」
サーニャ「エイラ……」
芳佳「……どうかしたの?」
サーニャ「ううん、なんでもないの」
サーニャ「バルクホルン大尉達も一緒だったけど……、広場に蚤の市が開かれていたわ」
芳佳「そっかあ、今日リーネちゃんと一緒に行ってみるね!ありがとーサーニャちゃん!」
サーニャ「うん」
エイラ「……」
6: 2011/11/28(月) 21:00:12.43 ID:8TkpAY0T0
廊下
サーニャ「あ、エイラ……」
エイラ「……」ダッ
シャーリー「うおっと、おい廊下走るなよー危ないぞー」
ルッキーニ「あ、サーニャだ!」
サーニャ「シャーリーさん、ルッキーニちゃん」
8: 2011/11/28(月) 21:00:26.76 ID:8TkpAY0T0
ルッキーニ「なになに?サーニャもしかしてまたエイラに変なことされたの?」ニシシッ
サーニャ「ううん、何もされてないわ」
シャーリー「なんであいつあんなに急いでたんだ?」
サーニャ「……わからない」
ルッキーニ「喧嘩しちゃったの?サーニャ」
サーニャ「……たぶん、違うと思う」
シャーリー「まあそういう日もあるさ。何かあったら相談にのるよ」
サーニャ「はい、ありがとうございますシャーリーさん」
ルッキーニ「私も私も!何かあったら相談してね!」
サーニャ「うん、ありがとう、ルッキーニちゃん」
サーニャ「ううん、何もされてないわ」
シャーリー「なんであいつあんなに急いでたんだ?」
サーニャ「……わからない」
ルッキーニ「喧嘩しちゃったの?サーニャ」
サーニャ「……たぶん、違うと思う」
シャーリー「まあそういう日もあるさ。何かあったら相談にのるよ」
サーニャ「はい、ありがとうございますシャーリーさん」
ルッキーニ「私も私も!何かあったら相談してね!」
サーニャ「うん、ありがとう、ルッキーニちゃん」
10: 2011/11/28(月) 21:01:36.19 ID:8TkpAY0T0
ミーナ「え?今日街に行くとき一緒に?でもあなた昨日行ったんじゃ……」
エイラ「緊急事態……なんダナ」
ミーナ「そう……なの。なら別に構わないけれど、サーニャさんは一緒じゃなくていいの?」
エイラ「……イイ」
11: 2011/11/28(月) 21:02:58.41 ID:8TkpAY0T0
夕食
シャーリー「ルッキーニ、ソース取ってくれ~」
ルッキーニ「いいよー、はい」
シャーリー「さんきゅー」
エーリカ「わー!今日はお芋たくさんあるー!」
ゲルト「落ち着いて食べろ、ハルトマン」
芳佳「あ、坂本さ~ん、おかわりいかがですか?」
もっさん「ああ、ありがとう宮藤」
ミーナ「あら、リーネさん、このお野菜とっても美味しいわ」
リーネ「ありがとうございますっ」
サーニャ「……」
エイラ「もぐもぐ」
シャーリー「ルッキーニ、ソース取ってくれ~」
ルッキーニ「いいよー、はい」
シャーリー「さんきゅー」
エーリカ「わー!今日はお芋たくさんあるー!」
ゲルト「落ち着いて食べろ、ハルトマン」
芳佳「あ、坂本さ~ん、おかわりいかがですか?」
もっさん「ああ、ありがとう宮藤」
ミーナ「あら、リーネさん、このお野菜とっても美味しいわ」
リーネ「ありがとうございますっ」
サーニャ「……」
エイラ「もぐもぐ」
13: 2011/11/28(月) 21:04:34.98 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「……」
エイラ「もぐもぐ」
サーニャ「……エイrエイラ「ペリーヌ!おまえ私の納豆食べるカ!?遠慮すんナ!」
ペリーヌ「は?ちょ、何をっ、わたくし納豆だけはむもがっ」
エイラ「ほらほらー美味いだろっ!?なっ!?」
ペリーヌ「~~~~~~!むぐっむぐっ」ゴックン
ペリーヌ「し、氏ぬかと思いましたわ……ちょっとエイラさん!?」
もっさん「おお、ペリーヌもついに納豆が食べられるようになったか。いいぞ、その調子だペリーヌ!はっはっは」
ペリーヌ「え!?え、ええ、それはもう、大変美味しゅうございました……」オホホホ……
芳佳「納豆は美味しいですよね~」
エイラ「少佐に褒められてよかったな、ツンツンメガネ!」ニシシッ
ペリーヌ「エイラさん……覚えてらっしゃいませ!」
サーニャ「………………もぐもぐ」
エイラ「もぐもぐ」
サーニャ「……エイrエイラ「ペリーヌ!おまえ私の納豆食べるカ!?遠慮すんナ!」
ペリーヌ「は?ちょ、何をっ、わたくし納豆だけはむもがっ」
エイラ「ほらほらー美味いだろっ!?なっ!?」
ペリーヌ「~~~~~~!むぐっむぐっ」ゴックン
ペリーヌ「し、氏ぬかと思いましたわ……ちょっとエイラさん!?」
もっさん「おお、ペリーヌもついに納豆が食べられるようになったか。いいぞ、その調子だペリーヌ!はっはっは」
ペリーヌ「え!?え、ええ、それはもう、大変美味しゅうございました……」オホホホ……
芳佳「納豆は美味しいですよね~」
エイラ「少佐に褒められてよかったな、ツンツンメガネ!」ニシシッ
ペリーヌ「エイラさん……覚えてらっしゃいませ!」
サーニャ「………………もぐもぐ」
14: 2011/11/28(月) 21:06:23.33 ID:8TkpAY0T0
ハンガー
サーニャ「それでは、夜間哨戒に行ってきます」
ミーナ「ええ、気をつけてね」
もっさん「ん?今日はエイラの姿が見えないな」
ミーナ「そうね、いつも見送りに出てくるのに……」
サーニャ「……いいんです。エイラは、今ちょっと忙しいみたいなので」
サーニャ「いってきます」ブゥゥゥン
ミーナ「忙しい……?」
もっさん「あのエイラが?」
サーニャ「それでは、夜間哨戒に行ってきます」
ミーナ「ええ、気をつけてね」
もっさん「ん?今日はエイラの姿が見えないな」
ミーナ「そうね、いつも見送りに出てくるのに……」
サーニャ「……いいんです。エイラは、今ちょっと忙しいみたいなので」
サーニャ「いってきます」ブゥゥゥン
ミーナ「忙しい……?」
もっさん「あのエイラが?」
16: 2011/11/28(月) 21:07:34.19 ID:8TkpAY0T0
ミーナ「そういえば今日、私が物資の関係で街に行った時にあの子も一緒についてきたわ」
もっさん「なに?そうなのか」
ミーナ「ええ。たしかに少しおかしな様子だったけれど……」
もっさん「おかしな様子?」
ミーナ「サーニャさんがいかに凄くて可愛くて重要な存在なのかを延々と聞かされたわ」
もっさん「……それはいつも通りではないのか?」
ミーナ「……言葉にしてしまうと、いつも通りね」
ミーナ「ただ今日は少し雰囲気が違ったというか」
ミーナ「何か、すごく必氏で……」
もっさん「なに?そうなのか」
ミーナ「ええ。たしかに少しおかしな様子だったけれど……」
もっさん「おかしな様子?」
ミーナ「サーニャさんがいかに凄くて可愛くて重要な存在なのかを延々と聞かされたわ」
もっさん「……それはいつも通りではないのか?」
ミーナ「……言葉にしてしまうと、いつも通りね」
ミーナ「ただ今日は少し雰囲気が違ったというか」
ミーナ「何か、すごく必氏で……」
17: 2011/11/28(月) 21:08:33.99 ID:8TkpAY0T0
翌朝
サーニャ「ふぁ……」
サーニャ(眠い……)フラフラ
サーニャ(はやく……ベッド……)ヌギヌギ
エイラ「お、おい」
サーニャ「ぁ……エイラ」
サーニャ(エイラから、話しかけてくれた)パァ…
サーニャ「起きて待っててく」
エイラ「そ、その服!」
エイラ「その脱いだ服、ちゃんと自分で畳めヨナ。もう、私はやってやらないからナ……」
サーニャ「…………はい」
エイラ「……」ダダダッ バタンッ
サーニャ「……」グスッ
サーニャ「ふぁ……」
サーニャ(眠い……)フラフラ
サーニャ(はやく……ベッド……)ヌギヌギ
エイラ「お、おい」
サーニャ「ぁ……エイラ」
サーニャ(エイラから、話しかけてくれた)パァ…
サーニャ「起きて待っててく」
エイラ「そ、その服!」
エイラ「その脱いだ服、ちゃんと自分で畳めヨナ。もう、私はやってやらないからナ……」
サーニャ「…………はい」
エイラ「……」ダダダッ バタンッ
サーニャ「……」グスッ
20: 2011/11/28(月) 21:10:18.54 ID:8TkpAY0T0
昼過ぎ 広間
芳佳「あ、サーニャちゃん、起きたんだね」
芳佳「聞いて聞いて!昨日蚤の市でぬいぐるみ買ったんだー」
芳佳「リーネちゃんとお揃いで!」
サーニャ「お揃い……ぬいぐるみ」
サーニャ(前にエイラが……猫ペンギン買ってきてくれたな……)
芳佳「どうかしたの?サーニャちゃん」
サーニャ「ううん、なんでもないの。よかったね、芳佳ちゃん」
芳佳「うん!えへへ」
サーニャ(このままじゃ……嫌)
芳佳「あ、サーニャちゃん、起きたんだね」
芳佳「聞いて聞いて!昨日蚤の市でぬいぐるみ買ったんだー」
芳佳「リーネちゃんとお揃いで!」
サーニャ「お揃い……ぬいぐるみ」
サーニャ(前にエイラが……猫ペンギン買ってきてくれたな……)
芳佳「どうかしたの?サーニャちゃん」
サーニャ「ううん、なんでもないの。よかったね、芳佳ちゃん」
芳佳「うん!えへへ」
サーニャ(このままじゃ……嫌)
22: 2011/11/28(月) 21:11:10.45 ID:8TkpAY0T0
もっさん「おお、宮藤とサーニャじゃないか。どうだ、暇なら私と訓練でもするか?」
芳佳「はい、お願いします!」
サーニャ「あの……エイラを見かけませんでしたか?」
もっさん「ん?ああ、エイラ……いや、特に見かけていないな」
サーニャ「そうですか……。ありがとうございます」
サーニャ「私はエイラを探してきます」
もっさん「そうか」
もっさん「よし、いくぞ宮藤!」
芳佳「はい!坂本さん!」
芳佳「はい、お願いします!」
サーニャ「あの……エイラを見かけませんでしたか?」
もっさん「ん?ああ、エイラ……いや、特に見かけていないな」
サーニャ「そうですか……。ありがとうございます」
サーニャ「私はエイラを探してきます」
もっさん「そうか」
もっさん「よし、いくぞ宮藤!」
芳佳「はい!坂本さん!」
27: 2011/11/28(月) 21:12:58.90 ID:8TkpAY0T0
サーニャ(エイラ……)
ゲルト「サーニャじゃないか」
サーニャ「バルクホルン大尉」
ゲルト「ハルトマンを見かけなかったか?」
サーニャ「いえ、見かけていません」
ゲルト「そうか。あいつめ、ついに私のジークフリート線を越えて、しかしあと少しの辛抱……」ブツブツ
サーニャ「……がんばってください」
ゲルト「そうだ、サーニャ、時間があるなら私が茶でも淹れてやろう」
サーニャ「いえ、私はエイラを……」
ゲルト「エイラ?ああ、あいつはいま手が離せないらしいぞ。まあとりあえず私の部屋にこい」
サーニャ「え、あの」ズルズル
ゲルト「サーニャじゃないか」
サーニャ「バルクホルン大尉」
ゲルト「ハルトマンを見かけなかったか?」
サーニャ「いえ、見かけていません」
ゲルト「そうか。あいつめ、ついに私のジークフリート線を越えて、しかしあと少しの辛抱……」ブツブツ
サーニャ「……がんばってください」
ゲルト「そうだ、サーニャ、時間があるなら私が茶でも淹れてやろう」
サーニャ「いえ、私はエイラを……」
ゲルト「エイラ?ああ、あいつはいま手が離せないらしいぞ。まあとりあえず私の部屋にこい」
サーニャ「え、あの」ズルズル
31: 2011/11/28(月) 21:14:57.88 ID:8TkpAY0T0
エーゲル部屋
サーニャ「それにしても、すごいですね」
ゲルト「ん?ああ、酷いものだろう?エーリカの奴、ここのところ部屋の散らかし方に磨きがかかっていてな」
サーニャ「バルクホルン大尉のスペースが……」
ゲルト「少し甘やかし過ぎた……また以前の基地でやったように、時間がある時にみんなの手を借りたいものだ」
サーニャ「その時は、お手伝いします」
ゲルト「ありがとう。そう言えば、サーニャの大切なぬいぐるみもこのゴミ山の中に消えたと聞いたが……」
サーニャ「はい。この間、ハルトマン中尉を起こしにきた時に……」
ゲルト「そうか。ミーナとも話したが、この山塊からぬいぐるみを探し出すのは困難極まりない」
ゲルト「また今度みんなで探そう」
サーニャ「はい……」
ゲルト「まったく、それにしてもハルトマンはどこに行ったんだ?」
サーニャ「それにしても、すごいですね」
ゲルト「ん?ああ、酷いものだろう?エーリカの奴、ここのところ部屋の散らかし方に磨きがかかっていてな」
サーニャ「バルクホルン大尉のスペースが……」
ゲルト「少し甘やかし過ぎた……また以前の基地でやったように、時間がある時にみんなの手を借りたいものだ」
サーニャ「その時は、お手伝いします」
ゲルト「ありがとう。そう言えば、サーニャの大切なぬいぐるみもこのゴミ山の中に消えたと聞いたが……」
サーニャ「はい。この間、ハルトマン中尉を起こしにきた時に……」
ゲルト「そうか。ミーナとも話したが、この山塊からぬいぐるみを探し出すのは困難極まりない」
ゲルト「また今度みんなで探そう」
サーニャ「はい……」
ゲルト「まったく、それにしてもハルトマンはどこに行ったんだ?」
32: 2011/11/28(月) 21:15:51.56 ID:8TkpAY0T0
サウナ
ペリーヌ「うー、今すぐにでも出たいですわ」
エイラ「まあまあ、そう言うナッテー」ハッパバッサァ
ペリーヌ「で、お話って?」
エイラ「ん?あー、まあもうちょっとユックリしてからナ」
ペリーヌ「わたくし、今すぐにでも出たいのですけど!」
エイラ「なんだよワガママダナー。ガマンしろよガマン」
ペリーヌ「どっちがワガママですのー!?」
34: 2011/11/28(月) 21:18:07.01 ID:8TkpAY0T0
ペリーヌ「まったく、あなたはいつもいつも……」
エイラ「……おい、ツンツンメガネ」
ペリーヌ「なんですのあらたまって?というかその呼び方……」
エイラ「おまえ、宮藤のことどう思ってるンダ?」
ペリーヌ「え?宮藤さん?」
エイラ「ああそうダ」
ペリーヌ「み、宮藤さんは、なんというか、まだまだ未熟で、注意力もなくて、全然、そう全然なってないですわ」
ペリーヌ「ま、まあでも、その、それなりに努力してらっしゃるのは、少しは、認めて差し上げてもよろしくてよ///」フンッ
エイラ「じゃあ坂本少佐は?」
ペリーヌ「しょ、少佐!?それは、しょしょ少佐は憧れのっ、いえいえその、理想の方、いえ上官としてっ」
エイラ「じゃあ私のことは?」
ペリーヌ「えええっ!?」
38: 2011/11/28(月) 21:19:13.88 ID:8TkpAY0T0
エイラ「おまえ、私のことどう思ってるんダヨ」
ペリーヌ「わ、わたくしが、エイラさんを……?」
エイラ「そうだゾ。私のこと、どう思ってるンダ」ズイッ
ペリーヌ「ちょっ……」ドキッ
ペリーヌ(ち、近い///)
ペリーヌ「わ、わたくしは……」ドキドキ
エイラ「……」ジー
ペリーヌ「エイラさんを……」ドキドキドキドキ
エイラ「……」ジィーーーー
ペリーヌ「その……」ドキドキドキドキ
ペリーヌ「わたくしっ」ドキドキドキドキ
ペリーヌ「わ、わたくしが、エイラさんを……?」
エイラ「そうだゾ。私のこと、どう思ってるンダ」ズイッ
ペリーヌ「ちょっ……」ドキッ
ペリーヌ(ち、近い///)
ペリーヌ「わ、わたくしは……」ドキドキ
エイラ「……」ジー
ペリーヌ「エイラさんを……」ドキドキドキドキ
エイラ「……」ジィーーーー
ペリーヌ「その……」ドキドキドキドキ
ペリーヌ「わたくしっ」ドキドキドキドキ
41: 2011/11/28(月) 21:20:34.87 ID:8TkpAY0T0
エイラ「……何ふにゃふにゃしてるんだおまえ、気色悪いナ」
ペリーヌ「な!?」
エイラ「まあ私のことはどうでもイインダ。本題はサーニャのことなんダナ」
ペリーヌ「サーニャ……さん?」
43: 2011/11/28(月) 21:22:43.39 ID:8TkpAY0T0
エイラーニャ部屋
エイラ「……」ペラッペラッ
エイラ「はぁー」パタンッ…
エイラ「こんな本読んでも……」
サーニャ「エイラ……」ガチャッ
エイラ「なっ!?ス、ススストライカーの調整しにいかなくちゃなんダナ!」バタバタ
サーニャ「エイラ!待って」
エイラ「ぅ……」
サーニャ「理由はわからないけど……、エイラは私のことを拒否してる」
エイラ「……」
サーニャ「わからない私が悪いのかもしれないけど、でも本当に理由が思いつかないの」
サーニャ「お願い……なんでこんなことするのか……理由を……教えて」ウルウル
エイラ「……」ペラッペラッ
エイラ「はぁー」パタンッ…
エイラ「こんな本読んでも……」
サーニャ「エイラ……」ガチャッ
エイラ「なっ!?ス、ススストライカーの調整しにいかなくちゃなんダナ!」バタバタ
サーニャ「エイラ!待って」
エイラ「ぅ……」
サーニャ「理由はわからないけど……、エイラは私のことを拒否してる」
エイラ「……」
サーニャ「わからない私が悪いのかもしれないけど、でも本当に理由が思いつかないの」
サーニャ「お願い……なんでこんなことするのか……理由を……教えて」ウルウル
45: 2011/11/28(月) 21:24:32.24 ID:8TkpAY0T0
エイラ「サ…………くっ」
エイラ「……」ダッ
サーニャ「待って!」ガシッ
エイラ「離せヨ!!」ブンッ
サーニャ「」ビクッ
エイラ「あ……」
エイラ「!……」ガチャバタンッ
サーニャ「エイラ……」グスン
サーニャ「なん、で……」
サーニャ「エイラ……ひっく、うぅエイ、ラ……ふぐぅ、うぅ……」
エイラ「……」ダッ
サーニャ「待って!」ガシッ
エイラ「離せヨ!!」ブンッ
サーニャ「」ビクッ
エイラ「あ……」
エイラ「!……」ガチャバタンッ
サーニャ「エイラ……」グスン
サーニャ「なん、で……」
サーニャ「エイラ……ひっく、うぅエイ、ラ……ふぐぅ、うぅ……」
48: 2011/11/28(月) 21:26:28.06 ID:8TkpAY0T0
ペリーヌ「あら?エイラさん、あなたこんなところでどうしましたの?」
エイラ「」フラフラ
エイラ「泣かせた……私が……もうダメ、終わり、なんダナ……」ブツブツ
ペリーヌ「エイラさん……?」
53: 2011/11/28(月) 21:29:41.08 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「うっ、うっ……なんで……」
サーニャ(エイラ……もう、前みたいに話しかけてくれないの……)
サーニャ(もう、前みたいに一緒にいてくれないの……)
サーニャ「……そんなの……いや!」ダッ ガチャッ
サーニャ(エイラ……もう、前みたいに話しかけてくれないの……)
サーニャ(もう、前みたいに一緒にいてくれないの……)
サーニャ「……そんなの……いや!」ダッ ガチャッ
59: 2011/11/28(月) 21:32:39.89 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「エイラ!」
ペリーヌ「……!サーニャさん、その顔……!」
エイラ「……」
サーニャ「ごめんなさい!ごめんなさい!」
サーニャ「もうワガママ言わないから!」
サーニャ「なんでもいう事聞くから!何してもいいから!だから、私のこと」
エイラ「ヤメロヨ!!!」
ペリーヌ「……!サーニャさん、その顔……!」
エイラ「……」
サーニャ「ごめんなさい!ごめんなさい!」
サーニャ「もうワガママ言わないから!」
サーニャ「なんでもいう事聞くから!何してもいいから!だから、私のこと」
エイラ「ヤメロヨ!!!」
72: 2011/11/28(月) 21:36:49.45 ID:8TkpAY0T0
エイラ「私が何も知らないと思ってるのカ……」
サーニャ「な、何が……」
エイラ「うるさい!もういい!もう……」
サーニャ「エイラ……」
ペリーヌ「サーニャさん……」
ペリーヌ「今は、少し席を外してくださらないかしら」
ペリーヌ「せめて、エイラさんの心が落ち着くまで……」
サーニャ「………………わかりました」グスン
サーニャ「な、何が……」
エイラ「うるさい!もういい!もう……」
サーニャ「エイラ……」
ペリーヌ「サーニャさん……」
ペリーヌ「今は、少し席を外してくださらないかしら」
ペリーヌ「せめて、エイラさんの心が落ち着くまで……」
サーニャ「………………わかりました」グスン
74: 2011/11/28(月) 21:41:32.67 ID:8TkpAY0T0
エイラ「……」
ペリーヌ「……エイラさん」
エイラ「……」
ペリーヌ「落ち着きまして?」
エイラ「…………」コクリ
ペリーヌ「エイラさ エイラ「うおおおおおおお!!」
ペリーヌ「きゃっ」ステン
エイラ「ダメだ!全っ然ダメなんダナ!!」
76: 2011/11/28(月) 21:43:37.48 ID:8TkpAY0T0
エイラ「こんなの!私は絶対嫌なんダナ!」
ペリーヌ「エイラさん……」
エイラ「おいツンツンメガネ!」
エイラ「みんなを、ストライク・ウィッチーズのみんなを、集めて欲しいんダナ!」
ペリーヌ「は、はい!」
ペリーヌ「エイラさん……」
エイラ「おいツンツンメガネ!」
エイラ「みんなを、ストライク・ウィッチーズのみんなを、集めて欲しいんダナ!」
ペリーヌ「は、はい!」
79: 2011/11/28(月) 21:47:12.11 ID:8TkpAY0T0
エイラーニャ部屋
サーニャ(エイラぁ……エイラ……)
サーニャ「あれ……」グスッ
サーニャ(これ……エイラが読んでた本……)
コンコン
サーニャ「グスッ……はい」
ペリーヌ「あの、サーニャさん」
サーニャ「…………ペリーヌさん?」
ペリーヌ「……大丈夫、ですの?」
サーニャ「…………はい」グスリ
ペリーヌ「そう、ですの」
ペリーヌ「それと、501隊員は全員広間に集合、だそうですわ」
サーニャ「……はい」
サーニャ(エイラぁ……エイラ……)
サーニャ「あれ……」グスッ
サーニャ(これ……エイラが読んでた本……)
コンコン
サーニャ「グスッ……はい」
ペリーヌ「あの、サーニャさん」
サーニャ「…………ペリーヌさん?」
ペリーヌ「……大丈夫、ですの?」
サーニャ「…………はい」グスリ
ペリーヌ「そう、ですの」
ペリーヌ「それと、501隊員は全員広間に集合、だそうですわ」
サーニャ「……はい」
81: 2011/11/28(月) 21:48:14.49 ID:8TkpAY0T0
広間
シャーリー「次のネウロイの情報でもきたのか?」
ルッキーニ「さぁー、わかんない」
ゲルト「なんでハルトマンはいないんだ……」
リーネ「何故でしょう……」
芳佳「坂本さん、このミーティングは誰が集めたんですか?」
もっさん「ミーナじゃないんだよな?」
ミーナ「ええ、ここにみんなを集めたのは……」
エイラ「私、なんダナ」
シャーリー「次のネウロイの情報でもきたのか?」
ルッキーニ「さぁー、わかんない」
ゲルト「なんでハルトマンはいないんだ……」
リーネ「何故でしょう……」
芳佳「坂本さん、このミーティングは誰が集めたんですか?」
もっさん「ミーナじゃないんだよな?」
ミーナ「ええ、ここにみんなを集めたのは……」
エイラ「私、なんダナ」
82: 2011/11/28(月) 21:49:25.14 ID:8TkpAY0T0
ミーナ「……理由を聞かせてくれるわね?エイラさん」
エイラ「……実は」
サーニャ「待ってください」スッ…
ペリーヌ「え」
サーニャ「その前に、私の話を聞いてください」
ミーナ「サーニャ……さん?」
ゲルト「サーニャ……」
エイラ「……」
サーニャ「聞いてください」
エイラ「……実は」
サーニャ「待ってください」スッ…
ペリーヌ「え」
サーニャ「その前に、私の話を聞いてください」
ミーナ「サーニャ……さん?」
ゲルト「サーニャ……」
エイラ「……」
サーニャ「聞いてください」
84: 2011/11/28(月) 21:52:05.20 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「私は、この隊に来た頃、ひとりぼっちでした」
サーニャ「私は口下手で、人と話すのが苦手です」
サーニャ「夜間哨戒が私の任務だから、みんなと仲良くなる機会も少なかった」
サーニャ「でも」
サーニャ「私は口下手で、人と話すのが苦手です」
サーニャ「夜間哨戒が私の任務だから、みんなと仲良くなる機会も少なかった」
サーニャ「でも」
88: 2011/11/28(月) 21:54:56.81 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「でも、今朝、芳佳ちゃんが話しかけてくれました」
サーニャ「坂本少佐が訓練に誘ってくれました」
サーニャ「バルクホルン大尉がお茶を淹れてくれました」
もっさん「……」
ゲルト「サーニャ……」
サーニャ「坂本少佐が訓練に誘ってくれました」
サーニャ「バルクホルン大尉がお茶を淹れてくれました」
もっさん「……」
ゲルト「サーニャ……」
90: 2011/11/28(月) 21:56:45.97 ID:8TkpAY0T0
サーニャ「ミーナ中佐はお母さんみたいで、シャーリーさんはいつも気にかけてくれて、ルッキーニちゃんはたくさん声をかけてくれて」
サーニャ「ハルトマンさんはよく相談にのってくれて、リーネちゃんはいつも優しくしてくれて、ペリーヌさんは」
エイラ「ヤメロ!!」
サーニャ「やめない!」
サーニャ「誰より、エイラがいたから!あなたがいたから私はこれまで」
エイラ「ヤメロヨ!そんな!お別れの言葉みたいなこと言うの!やめてくれ!」ボロボロ
芳佳「エイラさん……!」
もっさん「エイラ……どうしたんだ……?」
エイラ「ひっく……だって…だって、サーニャがいなくなっちゃったら、わ、わ私は、もう、何も…… ひっく」
ミーナ「サーニャさんがいなくなる……?」
エイラ「……そうダ」
エイラ「き、聞いちゃったんだ……この前街に出た時に、サ、サーニャがレジに並んでる間に……」
サーニャ「ハルトマンさんはよく相談にのってくれて、リーネちゃんはいつも優しくしてくれて、ペリーヌさんは」
エイラ「ヤメロ!!」
サーニャ「やめない!」
サーニャ「誰より、エイラがいたから!あなたがいたから私はこれまで」
エイラ「ヤメロヨ!そんな!お別れの言葉みたいなこと言うの!やめてくれ!」ボロボロ
芳佳「エイラさん……!」
もっさん「エイラ……どうしたんだ……?」
エイラ「ひっく……だって…だって、サーニャがいなくなっちゃったら、わ、わ私は、もう、何も…… ひっく」
ミーナ「サーニャさんがいなくなる……?」
エイラ「……そうダ」
エイラ「き、聞いちゃったんだ……この前街に出た時に、サ、サーニャがレジに並んでる間に……」
93: 2011/11/28(月) 21:57:43.83 ID:8TkpAY0T0
エイラの回想
エイラ(ん?あれはミーナ中佐?)
エイラ(……電話?なんでわざわざ街中の電話を……)
エイラ(盗み聞きは趣味じゃないケド……サーニャもまだ時間がかかりそうだし……)ソッ…
ミーナ「……ええ、ガラント少将にはそのように伝えて」
エイラ(ガラント少将!?なんでそんな軍のお偉いサンの名前が……)
ミーナ「あと、やっぱり例の中尉の件、ダメみたいね」
エイラ(中尉?501の中尉って言ったら、私とサーニャ、ハルトマン中尉にツンツンメガネ……誰の話ダ?)
ミーナ「本人に何度か言ったのだけれど……、わかりきっていた事だけど、あれは努力してどうこう出来る問題じゃないもの」
エイラ(……)
エイラ(ん?あれはミーナ中佐?)
エイラ(……電話?なんでわざわざ街中の電話を……)
エイラ(盗み聞きは趣味じゃないケド……サーニャもまだ時間がかかりそうだし……)ソッ…
ミーナ「……ええ、ガラント少将にはそのように伝えて」
エイラ(ガラント少将!?なんでそんな軍のお偉いサンの名前が……)
ミーナ「あと、やっぱり例の中尉の件、ダメみたいね」
エイラ(中尉?501の中尉って言ったら、私とサーニャ、ハルトマン中尉にツンツンメガネ……誰の話ダ?)
ミーナ「本人に何度か言ったのだけれど……、わかりきっていた事だけど、あれは努力してどうこう出来る問題じゃないもの」
エイラ(……)
95: 2011/11/28(月) 21:58:44.25 ID:8TkpAY0T0
ミーナ「ええ、そうね、せめてあと一週間。それでも変化が見られないようなら……」
ミーナ「……そうね、追放もやむなし……」
エイラ(追放って、誰か……いなくなるのカ?)
ミーナ「あぁ……そう言えばそうね。でも、残念だけど私達では力不足だわ。彼女には、諦めてもらう他ない」
ミーナ「サーニャさんには」
エイラ「!?」
エイラの回想 おわり
ミーナ「……そうね、追放もやむなし……」
エイラ(追放って、誰か……いなくなるのカ?)
ミーナ「あぁ……そう言えばそうね。でも、残念だけど私達では力不足だわ。彼女には、諦めてもらう他ない」
ミーナ「サーニャさんには」
エイラ「!?」
エイラの回想 おわり
99: 2011/11/28(月) 22:00:47.34 ID:8TkpAY0T0
エイラ「こんなことがあって……」
ミーナ「私が……?」
シャーリー「サーニャを501から外すだと!?」
ルッキーニ「ええええ!?サーニャいなくなっちゃうのー!?」
芳佳「そんなァ!サーニャちゃん!?」
ゲルト「いや、その電話って」
エイラ「中佐が!」
エイラ「中佐が電話してる相手が、ガラント少将に近いくらい凄い立場の人だっていうのはピンときたんダナ」
エイラ「そんな人とサーニャをこの部隊から外す話をしているなんて……」
ミーナ「私が……?」
シャーリー「サーニャを501から外すだと!?」
ルッキーニ「ええええ!?サーニャいなくなっちゃうのー!?」
芳佳「そんなァ!サーニャちゃん!?」
ゲルト「いや、その電話って」
エイラ「中佐が!」
エイラ「中佐が電話してる相手が、ガラント少将に近いくらい凄い立場の人だっていうのはピンときたんダナ」
エイラ「そんな人とサーニャをこの部隊から外す話をしているなんて……」
102: 2011/11/28(月) 22:02:03.00 ID:8TkpAY0T0
ミーナ「ちょ、ちょっと待ってエイラさん。私もよく事情が」
エイラ「わかってるはずなんダナ!私はその話を聞いて、サーニャのどこがいけないのか考えた!」
エイラ「考えて、悪いところなんかなかった!」
もっさん「おお」
エイラ「そ、それで、だけど、もしかしたら、悪いのは私なんじゃないかって、思ったんダナ……」ウッ ウルウル
ペリーヌ「……エイラさん、あとはわたくしがお話しますわ」
エイラ「ふぅう、ひっぐ、た、頼むんダナ……」グスグス
ペリーヌ「ええ、あなたはがんばりました」
ペリーヌ「続きはエイラさんに代わりまして、このペリーヌ・クロステルマンがお話致しますわ」
エイラ「わかってるはずなんダナ!私はその話を聞いて、サーニャのどこがいけないのか考えた!」
エイラ「考えて、悪いところなんかなかった!」
もっさん「おお」
エイラ「そ、それで、だけど、もしかしたら、悪いのは私なんじゃないかって、思ったんダナ……」ウッ ウルウル
ペリーヌ「……エイラさん、あとはわたくしがお話しますわ」
エイラ「ふぅう、ひっぐ、た、頼むんダナ……」グスグス
ペリーヌ「ええ、あなたはがんばりました」
ペリーヌ「続きはエイラさんに代わりまして、このペリーヌ・クロステルマンがお話致しますわ」
109: 2011/11/28(月) 22:06:28.02 ID:8TkpAY0T0
もっさん「なぜペリーヌが……?」
ペリーヌ「わたくし、先ほどサウナの方で皆さんに先んじてすべてお聞きしてきたのです」
ペリーヌ「サーニャさんを守るために、エイラさんが思いついた方法」
ペリーヌ「それは、サーニャさんがもっと皆さんと仲良くなることだったのです」
ミーナ「仲良く、ですって?」
サーニャ「……でも私、エイラに無視されて……」
シャーリー「無視!?あのエイラがサーニャを無視してたのか!?」
ルッキーニ「よく氏ななかったね!エイラ!」
ペリーヌ「それも仕方のない事だったのです。一番親しいエイラさんが側にいては、サーニャさんはどうしてもエイラさんを頼ってしまう」
ペリーヌ「サーニャさんが自分の力でみんなと仲良くならなければ意味がない」
ペリーヌ「サーニャさんの唯一の欠点、まあエイラさんから見て、ですが、それはエイラさんとの仲に比べて、他の隊員との仲があまり良くないこと」
ペリーヌ「まあ、相対的に見たらそう見えて当たり前なんですけど……」
ペリーヌ「わたくし、先ほどサウナの方で皆さんに先んじてすべてお聞きしてきたのです」
ペリーヌ「サーニャさんを守るために、エイラさんが思いついた方法」
ペリーヌ「それは、サーニャさんがもっと皆さんと仲良くなることだったのです」
ミーナ「仲良く、ですって?」
サーニャ「……でも私、エイラに無視されて……」
シャーリー「無視!?あのエイラがサーニャを無視してたのか!?」
ルッキーニ「よく氏ななかったね!エイラ!」
ペリーヌ「それも仕方のない事だったのです。一番親しいエイラさんが側にいては、サーニャさんはどうしてもエイラさんを頼ってしまう」
ペリーヌ「サーニャさんが自分の力でみんなと仲良くならなければ意味がない」
ペリーヌ「サーニャさんの唯一の欠点、まあエイラさんから見て、ですが、それはエイラさんとの仲に比べて、他の隊員との仲があまり良くないこと」
ペリーヌ「まあ、相対的に見たらそう見えて当たり前なんですけど……」
111: 2011/11/28(月) 22:07:52.19 ID:8TkpAY0T0
ペリーヌ「サーニャさんは先ほどご本人が言っておられたように、最初、あまり皆さんと仲良くありませんでしたわ」
ルッキーニ「ペリーヌもサーニャに対してツンツンしてたしねー」
ペリーヌ「……………………ゴメンナサイですの」
ペリーヌ「と、とにかく、エイラさんはサーニャさんが周りと上手くコミュニケーションが取れていない事、つまり仲間の輪に入れていないことが今回の除隊処分の理由……」
ミーナ「馬鹿なこと言わないで!!」バチンッ
ペリーヌ「きゃんっ!」ドサッ
ミーナ「サーニャさんが仲間ではないですって!?そんなわけがないでしょう!」キュッ
ゲルト「ミーナ……」
芳佳「ミーナ中佐……」
シャーリー(あれは痛い)
リーネ「ペリーヌさん……大丈夫ですか?」
ルッキーニ「ペリーヌもサーニャに対してツンツンしてたしねー」
ペリーヌ「……………………ゴメンナサイですの」
ペリーヌ「と、とにかく、エイラさんはサーニャさんが周りと上手くコミュニケーションが取れていない事、つまり仲間の輪に入れていないことが今回の除隊処分の理由……」
ミーナ「馬鹿なこと言わないで!!」バチンッ
ペリーヌ「きゃんっ!」ドサッ
ミーナ「サーニャさんが仲間ではないですって!?そんなわけがないでしょう!」キュッ
ゲルト「ミーナ……」
芳佳「ミーナ中佐……」
シャーリー(あれは痛い)
リーネ「ペリーヌさん……大丈夫ですか?」
115: 2011/11/28(月) 22:09:50.45 ID:8TkpAY0T0
ミーナ「私達ストライク・ウィッチーズは、私が1から作り上げた部隊です」
ミーナ「みんなは私の家族なの。あなた達は、あなた達の家族なの」
ミーナ「エイラさん」
エイラ「ハ、ハイ!」
ミーナ「どうやら、あなたには誤解させてしまったみたいね」
エイラ「え……?」
ミーナ「あなたが聞いたその電話は、おそらく私がトゥルーデにかけたものだわ」
ゲルト「うむ」
エイラ「バルクホルン大尉に……?」
ミーナ「そうよ」
ミーナ「ガラント少将がたまたまロマーニャに立ち寄っていたので、物資の関係で出向けなかった私の代わりに、美緒とトゥルーデに挨拶に向かってもらっていたの」
もっさん「おお、あの日のことか」
ミーナ「みんなは私の家族なの。あなた達は、あなた達の家族なの」
ミーナ「エイラさん」
エイラ「ハ、ハイ!」
ミーナ「どうやら、あなたには誤解させてしまったみたいね」
エイラ「え……?」
ミーナ「あなたが聞いたその電話は、おそらく私がトゥルーデにかけたものだわ」
ゲルト「うむ」
エイラ「バルクホルン大尉に……?」
ミーナ「そうよ」
ミーナ「ガラント少将がたまたまロマーニャに立ち寄っていたので、物資の関係で出向けなかった私の代わりに、美緒とトゥルーデに挨拶に向かってもらっていたの」
もっさん「おお、あの日のことか」
120: 2011/11/28(月) 22:11:29.27 ID:8TkpAY0T0
ゲルト「ガラント少将には501が再結成する時にお世話になっているからな。そのお礼も兼ねていたんだ」
ミーナ「そしてその会話は察するに、エーリカのことを話していた時ね」
エイラ「ハルトマン中尉……?」
ミーナ「そう。たぶん、“例の注意の件”を“例の中尉の件”と聞き間違えてしまったのね」
ゲルト「ハルトマンには散々、物を捨てるようにと注意していたのだが、まったく改善の余地が見られないからあの部屋からの追放をミーナに具申していたのだ」
エイラ「な、なんだってー!?」
ミーナ「そしてその会話は察するに、エーリカのことを話していた時ね」
エイラ「ハルトマン中尉……?」
ミーナ「そう。たぶん、“例の注意の件”を“例の中尉の件”と聞き間違えてしまったのね」
ゲルト「ハルトマンには散々、物を捨てるようにと注意していたのだが、まったく改善の余地が見られないからあの部屋からの追放をミーナに具申していたのだ」
エイラ「な、なんだってー!?」
122: 2011/11/28(月) 22:12:58.47 ID:8TkpAY0T0
芳佳「つまり……どういうことですか?」
リーネ「えーっと」
シャーリー「エイラが隊長の電話を盗み聞きしてー」
ルッキーニ「勝手に勘違いして、無視までしてー」
もっさん「今にいたる。ということか」
サーニャ「………………エイラ」ジトーーー
エイラ「う、うわああああごめんごめんごめんよサーニャぁぁ」
サーニャ「……ふふ、許さない」ニコニコ
エイラ「そんなああサーニャぁぁあ」ウワーン
リーネ「えーっと」
シャーリー「エイラが隊長の電話を盗み聞きしてー」
ルッキーニ「勝手に勘違いして、無視までしてー」
もっさん「今にいたる。ということか」
サーニャ「………………エイラ」ジトーーー
エイラ「う、うわああああごめんごめんごめんよサーニャぁぁ」
サーニャ「……ふふ、許さない」ニコニコ
エイラ「そんなああサーニャぁぁあ」ウワーン
124: 2011/11/28(月) 22:13:52.34 ID:8TkpAY0T0
もっさん「ふむ。これにて一件落着、か?」
ミーナ「いえ……まだよ」
ゲルト「そうだな、まだ大きな問題が残っている」
ドタタタタタタタタタ!!
エーリカ「サーーーーーーにゃん!!」バンッ
125: 2011/11/28(月) 22:14:44.05 ID:8TkpAY0T0
ゲルト「ハルトマン!!!」
ミーナ「フラウ、あなた今までどこに……って汚っ!?」
エーリカ「にゃっほー、みんな揃ってなにやってたの?あ、それよりサーニャ、はい、これ」
サーニャ「あ……猫ペンギン」
エーリカ「昨日からずっと探してたんだー。この前私を起こしにきてくれた時になくなっちゃったでしょ?」
エーリカ「昨日の夜ご飯の時元気なさそうだったから、これ見つけたら元気になってくれるかなーって」
サーニャ「ありがとう……ハルトマンさん」
ミーナ「フラウ、あなた今までどこに……って汚っ!?」
エーリカ「にゃっほー、みんな揃ってなにやってたの?あ、それよりサーニャ、はい、これ」
サーニャ「あ……猫ペンギン」
エーリカ「昨日からずっと探してたんだー。この前私を起こしにきてくれた時になくなっちゃったでしょ?」
エーリカ「昨日の夜ご飯の時元気なさそうだったから、これ見つけたら元気になってくれるかなーって」
サーニャ「ありがとう……ハルトマンさん」
129: 2011/11/28(月) 22:16:02.58 ID:8TkpAY0T0
シャーリー「それはそうと、ハルトマン中尉、かなりにおうぞ?」
ルッキーニ「くーさーい!」
エーリカ「いやー私も久しぶりにあの部屋の奥地まで侵入しちゃったからねー」
ゲルト「ジークフリート線の向こう側はこんなにも汚染されていたのか……」ガクッ
エーリカ「あ!サーニャの猫ペンギンもかなり汚れちゃってるよね。新しいの買ってこようか?」
サーニャ「ううん、いいの、これで」
サーニャ「洗えば、汚れは落ちるし、何よりこれは」
サーニャ「エイラが、くれたものだから」
ルッキーニ「くーさーい!」
エーリカ「いやー私も久しぶりにあの部屋の奥地まで侵入しちゃったからねー」
ゲルト「ジークフリート線の向こう側はこんなにも汚染されていたのか……」ガクッ
エーリカ「あ!サーニャの猫ペンギンもかなり汚れちゃってるよね。新しいの買ってこようか?」
サーニャ「ううん、いいの、これで」
サーニャ「洗えば、汚れは落ちるし、何よりこれは」
サーニャ「エイラが、くれたものだから」
131: 2011/11/28(月) 22:17:50.51 ID:8TkpAY0T0
エイラ「サ、サーニャ!」パアアア
サーニャ「でもまだ、許してあげない」ウフフ
エイラ「そんなあーサーニャぁサーニャぁ」
芳佳「なんかよくわからないけど、よかったね!リーネちゃん!」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん!」
もっさん「しかし、ミーナはお母さん、か。言い得て妙とはこのことだな。さしずめ私はお父さんと言ったところか!はっはっは」
ミーナ「え……それって///」
サーニャ「でもまだ、許してあげない」ウフフ
エイラ「そんなあーサーニャぁサーニャぁ」
芳佳「なんかよくわからないけど、よかったね!リーネちゃん!」
リーネ「そうだね、芳佳ちゃん!」
もっさん「しかし、ミーナはお母さん、か。言い得て妙とはこのことだな。さしずめ私はお父さんと言ったところか!はっはっは」
ミーナ「え……それって///」
132: 2011/11/28(月) 22:18:53.08 ID:8TkpAY0T0
ゲルト「ハルトマーン!今日という今日は掃除だ!大掃除だ!!」
エーリカ「やーだよー、へへーん、まだ大丈夫だってー」
シャーリー「おいエイラー、今度は逆にサーニャから無視されないようになー」ワハハッ
ルッキーニ「にゃははははー、むしーむしー!」
エイラ「えええー、お、おいサーニャ、サーニャはそんなことしないよなー?」
サーニャ「……知らない」クスッ
エイラ「ぬわあーそんなの絶ッッッッ対!」
エイラ「ムリダナー!!」
fin.
エーリカ「やーだよー、へへーん、まだ大丈夫だってー」
シャーリー「おいエイラー、今度は逆にサーニャから無視されないようになー」ワハハッ
ルッキーニ「にゃははははー、むしーむしー!」
エイラ「えええー、お、おいサーニャ、サーニャはそんなことしないよなー?」
サーニャ「……知らない」クスッ
エイラ「ぬわあーそんなの絶ッッッッ対!」
エイラ「ムリダナー!!」
fin.
133: 2011/11/28(月) 22:19:43.94 ID:2ce9rsHm0
乙
134: 2011/11/28(月) 22:20:48.56 ID:pll7OEBI0
おっつん
135: 2011/11/28(月) 22:23:01.11 ID:1/io+Ovn0
ペリーヌのフォローはよ
137: 2011/11/28(月) 22:24:37.97 ID:8TkpAY0T0
最後まで読んでくれたみなさん、ありがとうございました
ストパンSS最近少ないのでやっちまいました
また本編中、サーニャが見つけたエイラの読んでいた本は
「友達作り~あなたが出来ること~」
というタイトルだったりします
とまあ、こんな感じでした
如何でしたでしょうか
また、いつかSSを書いた時にはよろしくです
最後に
ペリーヌが不憫なのは仕様です
それではノシ
ストパンSS最近少ないのでやっちまいました
また本編中、サーニャが見つけたエイラの読んでいた本は
「友達作り~あなたが出来ること~」
というタイトルだったりします
とまあ、こんな感じでした
如何でしたでしょうか
また、いつかSSを書いた時にはよろしくです
最後に
ペリーヌが不憫なのは仕様です
それではノシ
143: 2011/11/28(月) 22:26:39.92 ID:8TkpAY0T0
ペリーヌ「なんで、なんでわたくしだけ最後の大団円にいないんですのー!?」
エイラ「仕方ないッテ」ポンポン…
ホントにfin.
エイラ「仕方ないッテ」ポンポン…
ホントにfin.
23: 2011/11/28(月) 21:12:10.31 ID:zYryJHur0
どこぞの恋愛本で「時には焦らす事も大事」みたいな知識を仕入れたエイラさんマジ中学生
でも効果は抜群
でも効果は抜群
30: 2011/11/28(月) 21:14:19.02 ID:zeznP0F0P
エイラって中学生中学生言われるけど、
実際中学生の頃って、好きな人にあんなに露骨にべったりしたり話し掛けたり出来なかったような
むしろチャラ男に見える
実際中学生の頃って、好きな人にあんなに露骨にべったりしたり話し掛けたり出来なかったような
むしろチャラ男に見える
35: 2011/11/28(月) 21:18:11.24 ID:Gjax0OE60
>>30
純粋を装ったジゴロだからな
純粋を装ったジゴロだからな
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