193: 2012/11/23(金) 23:48:19.54 ID:PmYHwIdwo





前話はこちら





ガチャ

バタン

千早「ふぅ…」

あずさ「あら…千早ちゃんも再計測?」

千早「あずささん…やはり不正など、するものではないですね…」

あずさ「…?」

千早(前の身体測定…異常値が出た私や、計測ができなかったあずささんや萩原さん達は仕事が入っていないこの時間に再計測を行うことになった)

千早(今日まで毎日のようにプロデューサーに呼び出され…結果、半年前よりも体重が上がっていた。まぁ、どうでもいいのだけれど)

千早(プロデューサーと言えば…)

千早「今日の計測、律子が行っていたけれど…プロデューサーはどうしたのでしょうか」

あずさ「プロデューサーさんは、今日は春香ちゃんと一緒に一日中仕事よ」

あずさ「律子さんはもう計測が終わってるし…やっぱり、男の人に体重を見られるのは…ね」

千早(見ようと思えば、後で雑誌等でも見られると思うのだけれど…)

千早(気分の問題ね。私も、プロデューサーに直接見られるというのはどうにも…)



※このSSは「THE IDOLM@STER」のキャラクターの名前と「ジョジョの奇妙な冒険」の設定を使った何かです。過度な期待はしないでください。


春香「弓と矢」シリーズ

195: 2012/11/23(金) 23:49:18.67 ID:PmYHwIdwo
千早「…あずささん」

あずさ「何かしら」

千早「この間…身体測定の日、あの『凶暴化』は我那覇さんによるものでした」

あずさ「響ちゃんが…」

千早「はい。他人に取り憑いて『凶暴化』させるだけでなく、自分にも取り憑かせ身体能力も上げる…恐ろしいスタンドでした」

あずさ「でも、千早ちゃんがこうして無事でいるってことは勝ったのよね?」

千早「ええ、我那覇さんは私が倒したのですが…」

千早「あの、あずささん…」

あずさ「?」

千早「あのスタンドに取り憑かれた際の…意識だとか記憶は、残っていますか? ぼんやりしているとか…」

あずさ「それが、むしろ逆…あの時、意識はかなりはっきりしていた」

あずさ「千早ちゃんの成長っぷりも、見せてもらったわよ。すごかったわね~」

千早「そう…ですか…」

197: 2012/11/23(金) 23:50:14.98 ID:PmYHwIdwo
あずさ「千早ちゃん、まだ何か言いたいことがあるの?」

千早「いえ…別に…」

あずさ「何か言いにくいことかしら? 遠慮しなくてもいいわよ、言ってちょうだい」

千早「…では、言いますけど。あずささん…あの時、貴女に様々な暴言を吐かれたような気がするのですが」

あずさ「………」

あずさ「ごめんなさい…あのスタンドに取り憑かれた時、猛烈な…闘争心のようなものに頭を支配されて、普段は口に出さないようなことが…」

千早「つまり、心のどこかではそう思っていたと?」

あずさ「千早ちゃん、響ちゃんは倒したのよね? 話はした?」

千早「…いえ、身体測定もありましたし…色々なことがあって、話すことはできませんでした」

あずさ「そう…私も、目が覚めた時には横にいたのだけれど…起こそうとしたら、逃げられちゃった」

千早「再び挑んで来るようなことがあれば…また、倒しますが」

あずさ「一度倒した相手に負けることはないでしょうけど、あのスタンドは『敗北した』という精神の弱みを消してしまう…」

あずさ「どのような戦法をとるのか、私は知らないけれど…次に戦うとなったら、気をつけた方がいいわね」

千早「はい」

199: 2012/11/23(金) 23:51:45.02 ID:PmYHwIdwo
千早「それと、もう一つ」

あずさ「何?」

千早「音無さんは、ただ『凶暴化』されていただけ…しかし、高槻さんはどうなのでしょうか…」

あずさ「あの様子なら、やよいちゃんも『凶暴化』だと思うけど」

千早「ええ、そのように思えます…が、高槻さんは自分の『スタンド』を持っていました」

あずさ「『ゲンキトリッパー』…『くっつける』スタンドね」

千早「高槻さんは、ただ『凶暴化』されて私を襲ってきたのか、それとも…」

あずさ「…やよいちゃんは少なくとも最初は春香ちゃん側だった。だけど、今はわからないわ」

千早「例の『2人』の方に寝返った…ということも考えられますね」

あずさ「これは響ちゃんにも言えるわね。誰がどっち側なのか、春香ちゃん以外は誰もわからない」

千早「知るためにはやはり、本人と話をしなくては…ですか」

あずさ「そうね。場合によっては…戦うことも、必要になるかも」

千早(目的は同じ…なのに、対立しなくてはならない)

千早(春香…この状況を生み出しているのは春香…あなたは本当にこんなことを望んでいるの…?)

千早(高槻さん…)

201: 2012/11/23(金) 23:53:00.61 ID:PmYHwIdwo
………

……

伊織「千早に…襲われたですって!?」

やよい「えっと、そうだけどそうじゃなくって…」

貴音「やよいが、千早を襲った…? 面妖な…」

真「一体、何があったんだい、やよい?」

やよい「うぅ~、なんかよくわかんないんですけど、急にメラメラ~ってきて…」

真(本当によくわからないな…)

伊織「えーと…やよいは、そんなつもりはなかったのよね? 新手のスタンド使いの仕業かしら…」

やよい「そーかも…すっごく不自然って言うか…ヘンな感じでした」

貴音「何者かがやよいを利用し、千早を始末しようとした…そういうことでしょうか?」

伊織「千早が春香側だとすると…そいつ、『もう1人』の可能性があるわね」

真「どう考えても逆だろう? 千早が春香にとって敵…『もう1人』だから、倒そうとしたんだよ」

伊織「あの二人、仲いいじゃない。だからそう思っただけよ」

真「やよいを利用するような奴が、こっち側のわけないだろ!」グワッ

伊織「そうとは限らないでしょうが! そうやって自分の都合のいいようにばかり考えない方がいいわ!」オッ

203: 2012/11/23(金) 23:53:36.58 ID:PmYHwIdwo
やよい「あ、あの…二人とも…落ち着いて…」

貴音「やめましょう。今は仲間同士でいがみ合っている場合ではありません」

伊織「…そうね。こんなところで争っても仕方ないわ」

真「…うん。それで、千早について何かわかったの?」

やよい「えっと…千早さん、『軽く』するのーりょくを使うスタンド…で、『ブルー…なんとか』って呼んでました」

貴音「千早も…『スタンド使い』なのですね」

やよい「それで、なんか追いつめちゃったんですけど…後からあずささんが来て、『眠ら』されて…千早さんとは仲間みたいでした」

真「あずささんが…?」

伊織「ということは、やっぱり…」

貴音「伊織」

伊織「わかってるわよ。千早が『もう1人』なら、真ややよいみたいに…あずさが寝返ったという可能性もある」

真「あずささん、か…」

伊織「何にしても、千早…一度話してみる必要がありそうね」

205: 2012/11/23(金) 23:54:26.93 ID:PmYHwIdwo
真「…あのさ、伊織」

伊織(もし千早がそうだったら…もし、そうじゃなかったら…)

伊織「真、アンタ『もう1人』って誰だと思う?」

真「え? そんなこと言われても…」

伊織「ま、そうよね…考えるより、行動した方が早いか」

真(………)

やよい「千早さん、たしかけーそくやって…この後、お仕事あったと思います」

伊織「じゃ、急がないと…」

貴音「…いえ。どうやら、その時間はないようです」

真「え?」

ドドドドドド

パタッ パタッ パタッ

真(誰か、近づいてくる…)

ドドドド

亜美「んっふっふ~」

伊織「アンタは…亜美!」

207: 2012/11/23(金) 23:55:23.18 ID:PmYHwIdwo
亜美「じゃかじゃかじゃんじゃーん」スッ

真「!?」

亜美「我が名は双海亜美、はるるん閣下の命令で…」

亜美「貴様らを始末しに来たッ!!」ビッ

ポカーン…

伊織「なに、それ…」

貴音「面妖な…」

真「遊びかなにかと勘違いしてるのか?」

やよい「亜美、私達まじめにやってるんだよ!」

亜美「うっわ、ひどい反応。亜美だって真面目なんだYOー」

伊織「春香の命令って言ったわね?」

亜美「ん? そーだけど」

貴音「ならば、私達の敵…ということになりますが」

やよい「私達、そう簡単にやられたりしないよ」

真「わざわざボク達4人が集まってる前に来たってことは、よほど自信があるのか…それとも」

209: 2012/11/23(金) 23:56:35.39 ID:PmYHwIdwo
真「亜美がここにいるってことは…もしかして、真美もどこかにいるのか?」

亜美「答える必要はないなぁ、まこちん」

伊織(やよい、私達で亜美の動きを止めましょう。そうすれば…)

やよい(うん! 真さんや、貴音さんがやってくれるんだよね!)

亜美「ん?」

伊織「『スモーキー・スリル』!」スゥーッ

やよい「『ゲンキトリッパー』!!」ヒュゥン

亜美「わわっ、いきなり!? 不意打ちはヒキョーっしょ!」タタッ

伊織「そっちから来といて何が不意打ちよ!」

ビッ!!

亜美「うおぅ…『煙』に引っ張られる…!」

グググ

ピタァ…

亜美「うわっ、靴が! 床に『くっつい』て…」

伊織「今よ! 真、貴音!」

211: 2012/11/23(金) 23:57:30.93 ID:PmYHwIdwo
亜美「ちくしょー、はるるんに聞いてたのに!」グリグリ

ドドドド

貴音「私達の情報を春香から聞いている…のですか」

真「だったら、ボクのスタンドも知ってるよな!」

ダッ

真「『ストレイング・マインド』!!」ビキビキ

亜美「しかし、亜美だって壮絶な出オチになるためにここに来たわけじゃあない」

ゴゴゴゴゴゴゴ

亜美「『スタートスター』!」ドォーン

真(! これが亜美のスタンドか…!)

やよい「でも…」

亜美「うげっ!?」ビクッ

亜美「マ、マジかYOー!? 『スタートスター』まで『くっつい』て動けないって…」

伊織「亜美は動けないわ!」

213: 2012/11/23(金) 23:58:10.03 ID:PmYHwIdwo
真(こう、一方的にいたぶるのは気が引けるが…)

真(亜美だって『スタンド使い』なんだ、『覚悟の上』だろう)

真(腕を狙う! このまま一気に…)

真「オラァッ!!」ゴォッ

亜美「ま、いっか」バッ

ゾワッ

貴音「真! 止まりなさい!!」

真「え? 貴音さ…」ゴォォォ

パシ!!

ヒュオン

亜美「ふぅ…これで万事OKっと」

ゴゴゴゴゴ

伊織「ま…」

やよい「真さんが…」

貴音「消えた…」

ゴゴゴゴゴゴ

215: 2012/11/23(金) 23:58:42.26 ID:PmYHwIdwo
真「えっ!?」グラッ

ドサァ!!

真「うわっ!!」

真「痛たた…な、なんだ…? 何がどうなった…?」

真「伊織、やよい、貴音さん…亜美は…どこだ!?」

真「…ここは、どこだ? 駐車場…いや、廃ビルか…?」タタッ

ゴォォォォ…

真(高さは4階くらい…場所は…わからないけど、遠くの方に見覚えのある建物がある。事務所からそんな遠くじゃあない)

真「ボクは…もしかして飛ばされてきたのか、亜美のスタンドで」

?「その通り」

真「!」クルッ

ゴゴゴゴゴゴゴ

217: 2012/11/23(金) 23:59:48.73 ID:PmYHwIdwo
真美「よく来たな、勇者まこちんよ」

真「真美…! やっぱり、二人ともか…!!」

真美「もうちょっと乗ってくれてもいいのにー」

真「今はそんな気分じゃあないんだよ」

真美「ぶーぶー」

真「…ここはどこだ?」

真美「ここ? 見てのとーり、ビルだよ。今は使われてないみたい」

真「ここに飛ばした理由は?」

真美「もちろん、戦う、そして勝利するためだ!」ビシッ

真美「一気に全員倒せるなんて思ってないけど…一人ずつ、プチプチくんを潰すみたいに確実にやるつもりだYO」

真「何故、ボクを選んだ?」

真美「お姫ちんじゃなければ誰でもよかったんだけどね。いきなり『フラワー・ガール』のちょースピードとちょーパワー相手にするのはヤバすぎっしょー」

真「ボクになら勝てると?」

真美「勝つよ?」

ゴゴゴゴゴゴ

真「『ストレイング・マインド』!!」ピキピキ

真美「うお、両手に…かっちょいー」

219: 2012/11/24(土) 00:00:23.48 ID:7Fdcfmg7o
真(直接殴るよりは殺傷能力の低い、『硬化散弾銃』で攻撃したいところだけど…飛ばせるような手頃なものが転がってない)

真(『ストレイング・マインド』、負ける気はしないが…)

真(亜美の方に迂闊に飛び込んでこんな状況になっているんだ、まずは真美のスタンド能力を見極めるべきだろう)ジ…

真美「あれ、まこちん来ないの?」

ズズズ…

真「!!」

真(真美の周囲に釘や刃物や尖った石が…)

真美「なら、こっちから行くYO!」

ドシュゥゥ ドバァン

真「ち…!」

真「オラオラオラオラオラオラオラオラ」バキャ ドキャ ビス

パラパラ

真美「すっご…」

221: 2012/11/24(土) 00:01:26.79 ID:7Fdcfmg7o
ヒュオン

真美「だけど、そんなのいつまでも保たないっしょー!」

ドシュ ドシュ ドシュゥゥ

真「そうだね…」ピキピキピキ

バキ ガキィン

真「こんなもの、叩き落とすまでもない」

真美「ぜ、全身に纏えるのか、それはッ!!」

真「わざとらしい反応はやめたらどうだい」

真「ボク達の情報があることは知っている。これくらいのこと、わかってるはずだろ?」

真美「ふ…流石ですな、名探偵まこちん…」

真「誰が探偵だよ…」

真美「よーし、それなら…」ズズズ

真「何だ…? うおっ!」

真(どこから持ってきたんだこのでかい岩は…! 出せる物質の重量はおかまいなしってことか!)

真美「これならどうだっ!!」ズズズズ

ギュン!

ドギャッシャァァァン

223: 2012/11/24(土) 00:02:15.65 ID:7Fdcfmg7o
真美「勝ったッ! 『弓と矢』完!」

ゴトッ

・ ・ ・ ・

真美「あり?」

バリィィン

真美「うげっ!」

真「オラァッ!!」バキャァァァン

真美「ゲェーッ!?」

ガララ

ドドドドド

真「これで倒せると思っていたなら…」

真「情報不足だよ。『ストレイング・マインド』は瓦礫の山に埋まっても脱出できるくらいのパワーはある」

ドドドド

225: 2012/11/24(土) 00:02:49.54 ID:7Fdcfmg7o
ガラッ

真(この破片を使えば…)

真「オラァ!!」バリィィィ

ギュゥゥン

真美「うおっ、これは…なんだっけ…『豪華三杯酢』!?」

真「『硬化散弾銃』!」

ボ ボ ボ

真(周囲に『コンクリートの盾』を出して…)

バキィ! メキャ

真美「うわわわわっ!!」バッ

真美「ふぅ…うっ!」ビクッ

ゴゴゴゴゴゴ

真「そうやって、無機物を『持ってくる』…あるいは『生み出』して『飛ばし』たりするのが真美のスタンド能力か…?」

真美「………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

227: 2012/11/24(土) 00:03:50.85 ID:7Fdcfmg7o
真「『ストレイング・マインド』のパワー…この距離なら、何か『持って』きても防ぎきれない」

真美「ふふ…真美の能力は『持ってくる』能力…か…」

真「オラァ!!」ゴォッ

真美「違うんだな、それが」サッ

ヒュン

真「…え?」

・ ・ ・ ・

真「こ、これは…『ストレイング・マインド』が消えた…!?」

真「馬鹿なッ! こんなことが、できるはず…うっ!?」グラッ

ビタァァァン

真「ぐっ…!?」グリリリ

真(体が…床に引っ張られる…! 全身を『重く』されたみたいだ!)

真(な、なんだこれは…! 何が起きている…!?)

229: 2012/11/24(土) 00:04:14.52 ID:7Fdcfmg7o
ゴゴゴゴゴ

真美「んっふっふ~これでまこちんは『再起不能』かな~」

真美「んっふっふ~あっけないものですな~」

真(な、なんだ…真美が二人…いや、違う…これは…)

ゴゴゴ

真美「亜美隊長! くせ者を一人捕らえておきました!」バッ

亜美「でかしたぞ、真美君! 君は二階級特進だ!」

真美「ははっ! ありがたき幸せ!」スッ

真(亜美…なんで亜美がここに…)

真美「隊長、こやつどうしますか!」

亜美「閣下は生け捕りにしろと申しておる! 縛り上げい!」

真美「よっしゃー!」

真(駄目だ、体が動かない…なんなんだこれは…!)

231: 2012/11/24(土) 00:04:58.78 ID:7Fdcfmg7o
真美「しかし、まこちんがこうもあっさりとね」

亜美「2対1だったからねー。しょうがないっしょー」

真美「実質1対1だったじゃーん」

亜美「よく言うぜ、亜美がいなかったら何もできないのにYOー」

真美「それは亜美だって同じじゃないかYOー」

?「そう…」ズ…

真「!?」

真美「何奴!?」バッ

亜美「その声は…」

伊織「なら、これで2対2ってわけね」

真「い…伊織…!?」

233: 2012/11/24(土) 00:05:28.53 ID:7Fdcfmg7o
真美「いおりんがこんなところにいるなんて…ありえない!」

亜美「うんうん! さっきまで事務所にいたのに…!!」

伊織「んなもんお互い様だし、実際にここにいるじゃない。現実見なさいよ、アンタ達」

真「伊織…来てもらってありがたいけど…ボクはもう駄目だ…」

伊織「はぁ? 何言ってんのよ、アンタは」

真「真美に…攻撃されて、こんな状態なんだ…立ち上がることすら…できない」

伊織「真…アンタね、そんなくだらないことで弱音吐いてるんじゃあないわよ」

真「く、くだらないって…」グリリリ

伊織「まずは落ち着いてスタンドを解除しなさい」

真「え…あ…? でも、『ストレイング・マインド』は…」

バッ

真「! 動ける…」

真(ど、どういうことだ…?)

235: 2012/11/24(土) 00:06:36.41 ID:7Fdcfmg7o
伊織「亜美、真美…あんた達の『スタンド』…『同じもの』ね」

真「! 伊織、もう二人のスタンドの正体を…」

伊織「ま、アンタとやりあってるのを見せてもらったから。滅茶苦茶単純よ、こいつらのやってること」

亜美「バレちゃあしょうがないな…」

真美「『スタートスター』と…」ビシッ!

亜美「『スタートスター』!」バシッ!

亜美真美「「二つの☆が、世界を救う!」」

・ ・ ・ ・

真美「…やっぱこれヘンじゃない? 別に世界救うためにやってるわけじゃないしさー」

亜美「うーん、後でまた決めゼリフ考えないとねー」

伊織「スタンド使い二人を一度に相手にするのは初めてね…真」

真「…ああ。あのガキんちょ達を懲らしめてやらなきゃな」



To Be Continued...





引用元: 伊織「スタンド使いを生み出す『弓と矢』…」