198: 2014/05/23(金) 22:17:03 ID:yq16GHdw
前話はこちら
千早(876プロで『弓と矢』を発見した、水谷さんの誕生会)
千早(私と春香の、迷子の父親捜し…ちょっとした事件が続いた後)
千早(私達の身の身の回りでは、しばらく何もない…いつも通りの日々が続いていた)
千早(そう、何もない。けれど…それは、私達がそう思っていたというだけで──)
千早(私達が、何も気づいていなかったというだけで)
千早(本当は、もう既に…異変は始まっていた…)
千早(私と春香の、迷子の父親捜し…ちょっとした事件が続いた後)
千早(私達の身の身の回りでは、しばらく何もない…いつも通りの日々が続いていた)
千早(そう、何もない。けれど…それは、私達がそう思っていたというだけで──)
千早(私達が、何も気づいていなかったというだけで)
千早(本当は、もう既に…異変は始まっていた…)
199: 2014/05/23(金) 22:18:23 ID:yq16GHdw
~765プロ 二階 事務室~
ガーッ
デスクの引き出しを開ける。
伊織「『弓と矢』事件…」
伊織「高木社長によって765プロに持ち込まれた『弓と矢』を春香が手にし、765プロのアイドルを全員『スタンド使い』にした」
伊織「他のアイドル達は、『スタンド使い』を生み出す『弓と矢』の存在を危険視していた…」
伊織「けれど、春香は自分のスタンド『アイ・ウォント』…そして、『矢』の力でそれを押さえ込もうとした」
伊織「しかし、765プロのみんなで春香に立ち向かい、最終的に『アイ・ウォント』と『弓と矢』は消滅した」
伊織「…この、そもそもの発端…『弓と矢』…」
伊織「それを持ち込んだ、高木社長…『弓と矢』によって氏んだということになっているけど…」
ゴソゴソ…
伊織「あったわ。これもそうみたいね」スズッ
誰もいない事務室のデスクの中から二冊ほどのファイルを取り出し、机の上に並べる。
ガーッ
デスクの引き出しを開ける。
伊織「『弓と矢』事件…」
伊織「高木社長によって765プロに持ち込まれた『弓と矢』を春香が手にし、765プロのアイドルを全員『スタンド使い』にした」
伊織「他のアイドル達は、『スタンド使い』を生み出す『弓と矢』の存在を危険視していた…」
伊織「けれど、春香は自分のスタンド『アイ・ウォント』…そして、『矢』の力でそれを押さえ込もうとした」
伊織「しかし、765プロのみんなで春香に立ち向かい、最終的に『アイ・ウォント』と『弓と矢』は消滅した」
伊織「…この、そもそもの発端…『弓と矢』…」
伊織「それを持ち込んだ、高木社長…『弓と矢』によって氏んだということになっているけど…」
ゴソゴソ…
伊織「あったわ。これもそうみたいね」スズッ
誰もいない事務室のデスクの中から二冊ほどのファイルを取り出し、机の上に並べる。
200: 2014/05/23(金) 22:20:18 ID:yq16GHdw
いきなり変だ…修正
>デスクの引き出しを開ける。
誰もいない事務室に、デスクの引き出しが開く音が響く。
>誰もいない事務室のデスクの中から二冊ほどのファイルを取り出し、机の上に並べる。
デスクの中から二冊ほどのファイルを取り出し、机の上に並べる。
>デスクの引き出しを開ける。
誰もいない事務室に、デスクの引き出しが開く音が響く。
>誰もいない事務室のデスクの中から二冊ほどのファイルを取り出し、机の上に並べる。
デスクの中から二冊ほどのファイルを取り出し、机の上に並べる。
201: 2014/05/23(金) 22:22:28 ID:yq16GHdw
伊織「ああ、つっかれた…ったく、伊織ちゃんにこんな苦労かけさせるなんてひどい事務所よね」
伊織「移転前の事務所は社長室があったみたいだから、そこを探せばよかったけど…」
伊織「人もいないくせに、無駄に広いのよねぇこの事務室…」
伊織「机もこんなに並べちゃって。ちょっと探すだけでも、面倒ったらありゃしないわ」
伊織「まぁ、いいわ。これで…高木社長の遺した資料は全部かしら」
机の上に手を伸ばし、一冊のファイルを手に取る。
伊織「と言っても、量はそんなにないわね」パラパラ
伊織「社長の葬式の時に処分されたのと、真が前の事務所をブッ壊した時にほとんどなくなっちゃったみたい」
伊織「っと、前の事務所が壊れた件はこの伊織ちゃんにも、責任がちょっと…ほんの少ーしはあるらしいわね」パサッ
適当に目を通し終わると、ファイルをまとめて一カ所に積み上げる。
伊織「移転前の事務所は社長室があったみたいだから、そこを探せばよかったけど…」
伊織「人もいないくせに、無駄に広いのよねぇこの事務室…」
伊織「机もこんなに並べちゃって。ちょっと探すだけでも、面倒ったらありゃしないわ」
伊織「まぁ、いいわ。これで…高木社長の遺した資料は全部かしら」
机の上に手を伸ばし、一冊のファイルを手に取る。
伊織「と言っても、量はそんなにないわね」パラパラ
伊織「社長の葬式の時に処分されたのと、真が前の事務所をブッ壊した時にほとんどなくなっちゃったみたい」
伊織「っと、前の事務所が壊れた件はこの伊織ちゃんにも、責任がちょっと…ほんの少ーしはあるらしいわね」パサッ
適当に目を通し終わると、ファイルをまとめて一カ所に積み上げる。
202: 2014/05/23(金) 22:23:35 ID:yq16GHdw
伊織「中身は、何の変哲もない。アイドルについての資料ばっかり…」
伊織「こんなもの、調べたところでなにかわかるとも思えないけど」スッ
伊織「よいしょっと」ヒョイ
机の上に積み上げられたファイルを、両腕でまとめて持ち上げた。
伊織「まぁ、いいわ。誰か来る前に運んじゃいましょ」
キィ…
スタスタ…
事務室の扉を開き、廊下に出て、資料を運び始める。
ゴゴ…
その後ろから、影が一つ近付いてくる…
ゴゴゴ…
??「伊織」
伊織「ひっ…!?」ビクゥッ
パサ バサッ
背後からの声に驚き、持っていたファイルが、手からこぼれ落ちる。
伊織「こんなもの、調べたところでなにかわかるとも思えないけど」スッ
伊織「よいしょっと」ヒョイ
机の上に積み上げられたファイルを、両腕でまとめて持ち上げた。
伊織「まぁ、いいわ。誰か来る前に運んじゃいましょ」
キィ…
スタスタ…
事務室の扉を開き、廊下に出て、資料を運び始める。
ゴゴ…
その後ろから、影が一つ近付いてくる…
ゴゴゴ…
??「伊織」
伊織「ひっ…!?」ビクゥッ
パサ バサッ
背後からの声に驚き、持っていたファイルが、手からこぼれ落ちる。
203: 2014/05/23(金) 22:24:56 ID:yq16GHdw
貴音「あ…と、申し訳ありません」
伊織「誰よ…って、なんだ、貴音じゃない。脅かさないでよ…」
貴音「そこまで驚かれるとは、思っておりませんでした…声をかける時には、もう少し気をつけた方がいいようですね」
伊織「まったくよ、もう…」
貴音「して、伊織…」チラッ
貴音が、床に散らばったファイルに目を向ける。
ドドドド
貴音「これは…」
ドドド
伊織「何? どうかしたの?」
貴音「…伊織。貴女は、何をしているのでしょうか?」
伊織「…調べものよ。ちょっと、気になることがあって」
伊織「誰よ…って、なんだ、貴音じゃない。脅かさないでよ…」
貴音「そこまで驚かれるとは、思っておりませんでした…声をかける時には、もう少し気をつけた方がいいようですね」
伊織「まったくよ、もう…」
貴音「して、伊織…」チラッ
貴音が、床に散らばったファイルに目を向ける。
ドドドド
貴音「これは…」
ドドド
伊織「何? どうかしたの?」
貴音「…伊織。貴女は、何をしているのでしょうか?」
伊織「…調べものよ。ちょっと、気になることがあって」
204: 2014/05/23(金) 22:27:35 ID:yq16GHdw
貴音「調べもの…ですか」
伊織「そうよ。どうでもいいけど、拾ってくれる、これ?」
貴音「………… …何故、私が?」
伊織「何故って、アンタね…アンタのせいで落としたんだから…」
貴音「………」
伊織「貴音?」
貴音「伊織、昨日は何をしていました?」
伊織「いきなり何よ。昨日?」
貴音「…答えてください」
伊織「昨日は、営業に出かけてたわよ。結果は…あんまり話したくはないわ」
伊織「事務所に帰ってきた後、マネージャーの大海にジュース買って来るよう命令したら、春香と間違えちゃった。まぁ、そのまま買いに行かせたけど」
貴音「なるほど。そのようなことがあったのですか」
伊織「なんだったら、春香に聞いてもいいけど?」
伊織「そうよ。どうでもいいけど、拾ってくれる、これ?」
貴音「………… …何故、私が?」
伊織「何故って、アンタね…アンタのせいで落としたんだから…」
貴音「………」
伊織「貴音?」
貴音「伊織、昨日は何をしていました?」
伊織「いきなり何よ。昨日?」
貴音「…答えてください」
伊織「昨日は、営業に出かけてたわよ。結果は…あんまり話したくはないわ」
伊織「事務所に帰ってきた後、マネージャーの大海にジュース買って来るよう命令したら、春香と間違えちゃった。まぁ、そのまま買いに行かせたけど」
貴音「なるほど。そのようなことがあったのですか」
伊織「なんだったら、春香に聞いてもいいけど?」
205: 2014/05/23(金) 22:28:30 ID:yq16GHdw
貴音「では、先週は?」
伊織「…何? さっきから。ちょっと変よ、アンタ…」
貴音「質問に答えてください」
伊織「答えろったって、一週間前のことなんていちいち覚えてないわよ」
貴音「覚えてない? 本当に、覚えていないのですか?」
伊織「だから、そう言ってるじゃない」
貴音「なるほど、そうですか…覚えていない…ふふ」
伊織「…何なの? マジにおかしいわよ、アンタ…どうしたの?」
伊織「そんなことより、そこの書類拾って…」
貴音「『フラワーガール』」ヒュッ
伊織「は?」
ピッ
指先が、鼻の頭を掠めた。
伊織「…何? さっきから。ちょっと変よ、アンタ…」
貴音「質問に答えてください」
伊織「答えろったって、一週間前のことなんていちいち覚えてないわよ」
貴音「覚えてない? 本当に、覚えていないのですか?」
伊織「だから、そう言ってるじゃない」
貴音「なるほど、そうですか…覚えていない…ふふ」
伊織「…何なの? マジにおかしいわよ、アンタ…どうしたの?」
伊織「そんなことより、そこの書類拾って…」
貴音「『フラワーガール』」ヒュッ
伊織「は?」
ピッ
指先が、鼻の頭を掠めた。
206: 2014/05/23(金) 22:29:18 ID:yq16GHdw
タラ…
薄皮が切り裂かれ、血が滲む。
・ ・ ・ ・
伊織「………え?」
ドドドドド
貴音「………」
ドドド
貴音の身体から、下半身が『花』になったスタンドが出現していた。
伊織「な…貴音、今…何したの、アンタ…」
貴音「『フラワー…」ジリ…
伊織「…!!」バッ
咄嗟に、床に落ちているファイルを一冊拾い上げる。
薄皮が切り裂かれ、血が滲む。
・ ・ ・ ・
伊織「………え?」
ドドドドド
貴音「………」
ドドド
貴音の身体から、下半身が『花』になったスタンドが出現していた。
伊織「な…貴音、今…何したの、アンタ…」
貴音「『フラワー…」ジリ…
伊織「…!!」バッ
咄嗟に、床に落ちているファイルを一冊拾い上げる。
207: 2014/05/23(金) 22:30:15 ID:yq16GHdw
伊織「やっ…!」
バサァ!!
貴音「…!」
貴音の顔に向かって投げつけた。
パサァ…
床に落ちる。
貴音「………」
伊織「」タッタッタ
貴音が怯んだ隙に、全速力でその場から逃げ出していた。
ゴゴ
貴音「…伊織…」
ゴゴゴゴ
バサァ!!
貴音「…!」
貴音の顔に向かって投げつけた。
パサァ…
床に落ちる。
貴音「………」
伊織「」タッタッタ
貴音が怯んだ隙に、全速力でその場から逃げ出していた。
ゴゴ
貴音「…伊織…」
ゴゴゴゴ
208: 2014/05/23(金) 22:30:49 ID:yq16GHdw
タッタッタッタッ
伊織「はぁ、はぁ、な…」
伊織「なんで! なんで貴音が私を襲ってくるのよッ!!」ピト
スッ
指を鼻の頭に這わせてから、目の前に持ってくる。
伊織「血が…出ている…程度の問題じゃあないわ、仲間を襲うなんて…もう冗談じゃ済まされないわよッ!」クルッ
振り返って、廊下の奥の方を見た。
貴音「………」ツカツカ
貴音が、ゆっくりと歩いている。
伊織「まだ近い、ヤバい、来る…」
伊織(貴音のスタンド、『フラワーガール』は…)
伊織(強烈な『パワー』、目にも止まらぬ『スピード』、『正確な動き』…そして20m近くまで届く長い射程距離を兼ね揃えたスタンドッ!)
伊織(少なくとも、射程距離の半分…10mは離れないと危険ッ! それでもまだ安全とは言えない!)
伊織「はぁ、はぁ、な…」
伊織「なんで! なんで貴音が私を襲ってくるのよッ!!」ピト
スッ
指を鼻の頭に這わせてから、目の前に持ってくる。
伊織「血が…出ている…程度の問題じゃあないわ、仲間を襲うなんて…もう冗談じゃ済まされないわよッ!」クルッ
振り返って、廊下の奥の方を見た。
貴音「………」ツカツカ
貴音が、ゆっくりと歩いている。
伊織「まだ近い、ヤバい、来る…」
伊織(貴音のスタンド、『フラワーガール』は…)
伊織(強烈な『パワー』、目にも止まらぬ『スピード』、『正確な動き』…そして20m近くまで届く長い射程距離を兼ね揃えたスタンドッ!)
伊織(少なくとも、射程距離の半分…10mは離れないと危険ッ! それでもまだ安全とは言えない!)
209: 2014/05/23(金) 22:32:00 ID:yq16GHdw
伊織(けど、弱点はある…)
伊織(『フラワーガール』は強力なスタンドだけど、その代わりに燃費がとても悪い…スタンドを出しているだけでどんどん体力を消費していく)
伊織(なんとか攻撃をやりすごしていれば、勝手に倒れてくれるわ)
伊織「やり過ごす、か…もしも『フラワーガール』がこっちに近付いてきたら…やるしかないか…」
貴音「………」ス…
伊織「ん…?」
伊織(どうしたのかしら? スタンドを仕舞ったわ)
伊織(出しっぱなしだと体力は消費するけど、出さなければ私にスタンドを近づけて攻撃することもできないのに…)
貴音「………」
伊織「まぁ、いいわ。今のうちに離れておき…」
ヒュ
花の部分がドリルのように鋭く尖った『フラワーガール』が、『弓』から放たれた『矢』のように飛んでくる。
伊織「ましょ…!?」
伊織(『フラワーガール』は強力なスタンドだけど、その代わりに燃費がとても悪い…スタンドを出しているだけでどんどん体力を消費していく)
伊織(なんとか攻撃をやりすごしていれば、勝手に倒れてくれるわ)
伊織「やり過ごす、か…もしも『フラワーガール』がこっちに近付いてきたら…やるしかないか…」
貴音「………」ス…
伊織「ん…?」
伊織(どうしたのかしら? スタンドを仕舞ったわ)
伊織(出しっぱなしだと体力は消費するけど、出さなければ私にスタンドを近づけて攻撃することもできないのに…)
貴音「………」
伊織「まぁ、いいわ。今のうちに離れておき…」
ヒュ
花の部分がドリルのように鋭く尖った『フラワーガール』が、『弓』から放たれた『矢』のように飛んでくる。
伊織「ましょ…!?」
210: 2014/05/23(金) 22:33:12 ID:yq16GHdw
ゴォォ
伊織「きゃ!?」バッ
その場に伏せて躱す。
ォォッ
スゥ…
伊織の横を通り過ぎると、『フラワーガール』の体が消えた。
伊織「な、何よ、今の…」
伊織「『フラワーガール』を飛ばしたの? この距離を、スタンドを出してない状態から…」
伊織「飛んでくるまで、何の前触れもなかった! 日本刀の『居合い抜き』のように鋭い一撃…!」
伊織「貴音はあまり目がよくない。この距離じゃあ正確に捉えることはできない…真っ直ぐ飛ばすしかないみたいだけど」
伊織「こんなのが飛んでくるなら射程距離の外…20m以上離れなければ安全じゃあないわ!」
貴音「………」
伊織「考えてる時間は…」
ヒュ
伊織「ないみたいね…!」
伊織「きゃ!?」バッ
その場に伏せて躱す。
ォォッ
スゥ…
伊織の横を通り過ぎると、『フラワーガール』の体が消えた。
伊織「な、何よ、今の…」
伊織「『フラワーガール』を飛ばしたの? この距離を、スタンドを出してない状態から…」
伊織「飛んでくるまで、何の前触れもなかった! 日本刀の『居合い抜き』のように鋭い一撃…!」
伊織「貴音はあまり目がよくない。この距離じゃあ正確に捉えることはできない…真っ直ぐ飛ばすしかないみたいだけど」
伊織「こんなのが飛んでくるなら射程距離の外…20m以上離れなければ安全じゃあないわ!」
貴音「………」
伊織「考えてる時間は…」
ヒュ
伊織「ないみたいね…!」
211: 2014/05/23(金) 22:34:27 ID:yq16GHdw
伊織「」バンッ!
近くにある部屋のドアを開く。
ポンッ
部屋の中から、貴音に向かって何か丸い物体が飛んできた。
貴音「!? 『フラワーガール』」
キキィッ
ガシッ
突っ込む『フラワーガール』にブレーキをかけ、体勢を整えながらその物体を掴む。
貴音「…これは…」
リンゴだ。
伊織「」タッタッタ…
貴音「…はて」ス
貴音はその逃げる後ろ姿を見送りながら、リンゴを一口かじろうとして…
貴音「………」
口元から離した。
近くにある部屋のドアを開く。
ポンッ
部屋の中から、貴音に向かって何か丸い物体が飛んできた。
貴音「!? 『フラワーガール』」
キキィッ
ガシッ
突っ込む『フラワーガール』にブレーキをかけ、体勢を整えながらその物体を掴む。
貴音「…これは…」
リンゴだ。
伊織「」タッタッタ…
貴音「…はて」ス
貴音はその逃げる後ろ姿を見送りながら、リンゴを一口かじろうとして…
貴音「………」
口元から離した。
212: 2014/05/23(金) 22:37:23 ID:yq16GHdw
伊織「はぁ、はぁ…」トットットッ
伊織「誰か…誰かいないの…?」
真「! 伊織?」
階段から降りていると、踊り場に真が立っていた。
伊織「真! はぁ、ちょうどよかったわ…」
真「どうしたのさ、そんなに慌てて」
伊織「貴音がおかしいのよ! 突然、『フラワーガール』で私に襲いかかってきたりして…」
真「スタンドで襲いかかってきただって…? 貴音が? そんな馬鹿な…」
伊織「この伊織ちゃんこんな冗談言うヤツだと思ってんの!?」
真「お、思ってないって。何があったの?」
伊織「私にだってわからないわよ! 私が一週間前何をしていたか答えられなかったら、突然…」
真「それは…奇妙だなぁ。そもそも、何か理由があっても貴音が伊織のことを襲ったりするなんて…」
伊織「奇妙でもなんでも、事実、私は貴音に襲われているのよ…真、なんとかして」
真「…え? 貴音の『フラワーガール』と戦えって…? どっちも、無事じゃあ済まないよ…」
伊織「誰か…誰かいないの…?」
真「! 伊織?」
階段から降りていると、踊り場に真が立っていた。
伊織「真! はぁ、ちょうどよかったわ…」
真「どうしたのさ、そんなに慌てて」
伊織「貴音がおかしいのよ! 突然、『フラワーガール』で私に襲いかかってきたりして…」
真「スタンドで襲いかかってきただって…? 貴音が? そんな馬鹿な…」
伊織「この伊織ちゃんこんな冗談言うヤツだと思ってんの!?」
真「お、思ってないって。何があったの?」
伊織「私にだってわからないわよ! 私が一週間前何をしていたか答えられなかったら、突然…」
真「それは…奇妙だなぁ。そもそも、何か理由があっても貴音が伊織のことを襲ったりするなんて…」
伊織「奇妙でもなんでも、事実、私は貴音に襲われているのよ…真、なんとかして」
真「…え? 貴音の『フラワーガール』と戦えって…? どっちも、無事じゃあ済まないよ…」
213: 2014/05/23(金) 22:38:57 ID:yq16GHdw
伊織「………」
真「…伊織?」
伊織「あのさ、ちょっと気になったんだけど…どうでもいいことかもしれないけど」
伊織「貴音貴音って、貴音のこと『貴音さん』って呼んでなかった? アンタ」
真「え… ………」
ゴゴ ゴゴゴゴ
真「あ…」
真「ああ、そうか。そうだったね…」
グッ
真が、拳を握りしめる。
真「…伊織?」
伊織「あのさ、ちょっと気になったんだけど…どうでもいいことかもしれないけど」
伊織「貴音貴音って、貴音のこと『貴音さん』って呼んでなかった? アンタ」
真「え… ………」
ゴゴ ゴゴゴゴ
真「あ…」
真「ああ、そうか。そうだったね…」
グッ
真が、拳を握りしめる。
214: 2014/05/23(金) 22:40:18 ID:yq16GHdw
伊織「ま、別になんでもいいけど。それより、貴音はすぐにでも来るわ」
伊織「さっさと準備して、真」
真「…ああ。『ストレイング・マインド』」
ピキ ピキピキ
氷が熱で割れるような音とともに、真の手足の先から黒い結晶が現われ、全身を覆っていく。
伊織(真のスタンドは、全身に纏う黒い『鎧』)
伊織(能力は触れたものを『固く』すること。『固く』なったものはガラスのように割れやすくなる…)
伊織(身に纏うスタンドだから、射程距離はないに等しいけど…『パワー』は765プロの中でも最強、その腕で殴られれば…)
真「オラァッ!!」ゴォッ
伊織(何だろうと、コナゴナに…)
伊織「え…」
バッリィィィィィン!!
伊織の背後の壁に、大きな穴が空いた。
伊織「さっさと準備して、真」
真「…ああ。『ストレイング・マインド』」
ピキ ピキピキ
氷が熱で割れるような音とともに、真の手足の先から黒い結晶が現われ、全身を覆っていく。
伊織(真のスタンドは、全身に纏う黒い『鎧』)
伊織(能力は触れたものを『固く』すること。『固く』なったものはガラスのように割れやすくなる…)
伊織(身に纏うスタンドだから、射程距離はないに等しいけど…『パワー』は765プロの中でも最強、その腕で殴られれば…)
真「オラァッ!!」ゴォッ
伊織(何だろうと、コナゴナに…)
伊織「え…」
バッリィィィィィン!!
伊織の背後の壁に、大きな穴が空いた。
215: 2014/05/23(金) 22:41:29 ID:yq16GHdw
真「………」
パラパラ
拳を引っ込めると、破片が真の腕から落ちる。
伊織「じょ…冗談、でしょ…?」
真「………」
伊織「真、アンタも…なの…?」
ザッ
伊織「う…!」
ドドドドドド
貴音「………」
伊織「だ…誰か…」
伊織「誰か…! 助けて…」
真「誰か、だって…? おいおい…」
貴音「これはまた、妙な事を言うものですね」
パラパラ
拳を引っ込めると、破片が真の腕から落ちる。
伊織「じょ…冗談、でしょ…?」
真「………」
伊織「真、アンタも…なの…?」
ザッ
伊織「う…!」
ドドドドドド
貴音「………」
伊織「だ…誰か…」
伊織「誰か…! 助けて…」
真「誰か、だって…? おいおい…」
貴音「これはまた、妙な事を言うものですね」
216: 2014/05/23(金) 22:42:19 ID:yq16GHdw
伊織「誰もいないの!? た、助けて…!!」
真「うるさいっ!」
伊織「!!」ビクッ
伊織「ま…真…貴音…冗談でしょ…? まさか、アンタ達…私を…」
貴音「伊織」
伊織「な、何…?」ブルブル
貴音「貴女は、高木社長の資料を調べると言った…先週も、同じ事をしていましたよね」
伊織「え…!?」ギクッ
貴音「…やはり、覚えていないのですね」
伊織「ちょ、ちょっと待って…『先週』? ですって…この伊織ちゃんが…?」
真「ボクが、貴音のことを『貴音さん』と呼んでいたと…そう言ったよね? それは合ってる」
真「でも、この前キミにも話したろう? 『貴音』って呼ぶことにしたって。いつまでも『貴音さん』じゃあ他人行儀だからね。そう呼ぶようになった」
伊織「は…え、あ…」
真「うるさいっ!」
伊織「!!」ビクッ
伊織「ま…真…貴音…冗談でしょ…? まさか、アンタ達…私を…」
貴音「伊織」
伊織「な、何…?」ブルブル
貴音「貴女は、高木社長の資料を調べると言った…先週も、同じ事をしていましたよね」
伊織「え…!?」ギクッ
貴音「…やはり、覚えていないのですね」
伊織「ちょ、ちょっと待って…『先週』? ですって…この伊織ちゃんが…?」
真「ボクが、貴音のことを『貴音さん』と呼んでいたと…そう言ったよね? それは合ってる」
真「でも、この前キミにも話したろう? 『貴音』って呼ぶことにしたって。いつまでも『貴音さん』じゃあ他人行儀だからね。そう呼ぶようになった」
伊織「は…え、あ…」
217: 2014/05/23(金) 22:43:18 ID:yq16GHdw
真「単に忘れてしまったのか…あるいは、何者かのスタンド攻撃で記憶が混乱しているのか…」
真「とも思ったけど…まだ、気になることがあるんだよ」
伊織「気になることって…なにが?」
貴音「私達に襲われているという、この状況です」
伊織「そ…そうよ! 『フラワーガール』に『ストレイング・マインド』…そんな強力なスタンドで私をよってたかって…」
伊織「アンタ達、おかしいわよ!」
真「ああ、おかしいね」
真「…それで、どうしてキミはそんなおかしい状況を自分でなんとかしようとしない?」
伊織「え…」
ドドドドド ドドド
貴音「伊織はかつて…疲れ果てていようとも、私が倒れようとも、それでも敵に挑んで行きました」
真「ああ、ボクがまともに戦えない状態にあった時…体もボロボロだってのに、それでも一人でも戦おうとした」
伊織「あ、あの時と今とじゃ、状況が違うわ…」
真「とも思ったけど…まだ、気になることがあるんだよ」
伊織「気になることって…なにが?」
貴音「私達に襲われているという、この状況です」
伊織「そ…そうよ! 『フラワーガール』に『ストレイング・マインド』…そんな強力なスタンドで私をよってたかって…」
伊織「アンタ達、おかしいわよ!」
真「ああ、おかしいね」
真「…それで、どうしてキミはそんなおかしい状況を自分でなんとかしようとしない?」
伊織「え…」
ドドドドド ドドド
貴音「伊織はかつて…疲れ果てていようとも、私が倒れようとも、それでも敵に挑んで行きました」
真「ああ、ボクがまともに戦えない状態にあった時…体もボロボロだってのに、それでも一人でも戦おうとした」
伊織「あ、あの時と今とじゃ、状況が違うわ…」
218: 2014/05/23(金) 22:44:20 ID:yq16GHdw
真「そして、これが一番重要なことだ」
伊織「………」
真「キミは、『どうして、「スモーキー・スリル」を出さない』んだ?」
伊織「………………」
真「出せば、ボクの攻撃から身を守るくらいはできるだろう?」
伊織「ア…アンタ達を…傷つけたくなかったから…」
真「『スモーキー・スリル』は『気体』のスタンドだよね?」
真「ボクの『ストレイング・マインド』と違って、間違えて傷つけるなんてことはないと思うけど?」
伊織「それは…違う、えーと…」
真「第一、伊織だったら…ボク達が相手だろうと、間違ったことをやっていれば容赦はしないはずだ」
伊織「だ、だって…」
貴音「先週、私とぶつかってしまった伊織は、同じように資料を床に撒いてしまっていた」
貴音「ですが、私の手など借りず、そちらの方が手っ取り早いからと…自分で拾っていましたよ」
貴音「…『すもぉきぃ・すりる』で」
伊織「………」
伊織「………」
真「キミは、『どうして、「スモーキー・スリル」を出さない』んだ?」
伊織「………………」
真「出せば、ボクの攻撃から身を守るくらいはできるだろう?」
伊織「ア…アンタ達を…傷つけたくなかったから…」
真「『スモーキー・スリル』は『気体』のスタンドだよね?」
真「ボクの『ストレイング・マインド』と違って、間違えて傷つけるなんてことはないと思うけど?」
伊織「それは…違う、えーと…」
真「第一、伊織だったら…ボク達が相手だろうと、間違ったことをやっていれば容赦はしないはずだ」
伊織「だ、だって…」
貴音「先週、私とぶつかってしまった伊織は、同じように資料を床に撒いてしまっていた」
貴音「ですが、私の手など借りず、そちらの方が手っ取り早いからと…自分で拾っていましたよ」
貴音「…『すもぉきぃ・すりる』で」
伊織「………」
219: 2014/05/23(金) 22:46:00 ID:yq16GHdw
真「ちょっとした違和感だった。間違っていれば、すぐにでも謝るつもりだった」
真「でも…こうして話しているだけでも、疑惑はどんどん膨らんでいく…」
ドドドド
伊織「………」
真「伊織! 『スモーキー・スリル』を出せ!」
ドドドドド
真「出せば、こんな馬鹿な真似は…ああ、馬鹿な真似だ! すぐにでもやめるさ!」
ドドド
伊織「………」
真「ボク達のスタンドの知識はあるんだろう? 自分のスタンドだけ『忘れている』ってことはないだろう?」
伊織「………」
真「………伊織」
真「でも…こうして話しているだけでも、疑惑はどんどん膨らんでいく…」
ドドドド
伊織「………」
真「伊織! 『スモーキー・スリル』を出せ!」
ドドドドド
真「出せば、こんな馬鹿な真似は…ああ、馬鹿な真似だ! すぐにでもやめるさ!」
ドドド
伊織「………」
真「ボク達のスタンドの知識はあるんだろう? 自分のスタンドだけ『忘れている』ってことはないだろう?」
伊織「………」
真「………伊織」
220: 2014/05/23(金) 22:46:43 ID:yq16GHdw
貴音「真。もう、いいです」
真「貴音」
貴音「茶番はもう、終わりにしましょう」
貴音「私の『フラワーガール』が見えるということは、貴女は間違いなく『スタンド使い』でしょう」
貴音「ですが…これは、なんしょうか?」スッ
真「貴音、それは…?」
貴音が取り出したのは、先程投げられたリンゴだった。
しかしその皮は緩みきって、剥かれたミカンのように果肉が剥き出しになっていた。
貴音「これは、貴女のスタンドが起こした現象でしょう…『すもぉきぃ・すりる』には、このような能力はない」
貴音「結論を言います。『貴女は、水瀬伊織ではない』」
伊織「………」
貴音「そうですね?」
伊織「………………」
真「貴音」
貴音「茶番はもう、終わりにしましょう」
貴音「私の『フラワーガール』が見えるということは、貴女は間違いなく『スタンド使い』でしょう」
貴音「ですが…これは、なんしょうか?」スッ
真「貴音、それは…?」
貴音が取り出したのは、先程投げられたリンゴだった。
しかしその皮は緩みきって、剥かれたミカンのように果肉が剥き出しになっていた。
貴音「これは、貴女のスタンドが起こした現象でしょう…『すもぉきぃ・すりる』には、このような能力はない」
貴音「結論を言います。『貴女は、水瀬伊織ではない』」
伊織「………」
貴音「そうですね?」
伊織「………………」
221: 2014/05/23(金) 22:48:20 ID:yq16GHdw
伊織「」スッ
左手に持っていたうさぎのぬいぐるみを、右手に持ち直す。
伊織「ねぇ、聞いてくれる…? こいつら、さっきから変なことばっか言うのよ…」
そして、無邪気な子供のように遊び始めた。
真「ふざけてるのか、おまえっ!!」
伊織「はぁ…」
真「!」ゾク
突如、伊織と同じ姿をした…彼女の雰囲気が変わった。
ゴゴゴゴゴゴ
伊織「………」
冷たく鋭い視線が、真と貴音を射抜く。
真(これは、『敵意』…?)
真(半年前、『弓と矢』で事務所を支配しようとした春香と同じような…いや、それ以上の純粋な『敵意』…)
左手に持っていたうさぎのぬいぐるみを、右手に持ち直す。
伊織「ねぇ、聞いてくれる…? こいつら、さっきから変なことばっか言うのよ…」
そして、無邪気な子供のように遊び始めた。
真「ふざけてるのか、おまえっ!!」
伊織「はぁ…」
真「!」ゾク
突如、伊織と同じ姿をした…彼女の雰囲気が変わった。
ゴゴゴゴゴゴ
伊織「………」
冷たく鋭い視線が、真と貴音を射抜く。
真(これは、『敵意』…?)
真(半年前、『弓と矢』で事務所を支配しようとした春香と同じような…いや、それ以上の純粋な『敵意』…)
222: 2014/05/23(金) 22:49:15 ID:yq16GHdw
ゴゴ
真「キミは…」
伊織「………」
真「キミは…誰だ?」
伊織「そんなに…知りたい? 私が何者なのか、そんなに知りたいわけ?」
ゴゴゴ ゴゴゴ
伊織「『リゾラ』」ズ
ズ ズ
伊織と同じくらいの身長をした、サンバイザーをつけた人型のスタンドが姿を現した。
ゴゴゴ
真「やっぱり…『スモーキー・スリル』じゃあ…ない」
他のあらゆるスタンドと同じように透けてはいるが、その身体は『気体』では…『煙』のスタンドでは、ない。
伊織「どいつもこいつも…なんでわざわざ知らなくていいことをわざわざ知りたがるんだか…」
伊織「知ってどうすんのよ? 私に倒されるしかないアンタ達がさァァ~ッ」
ゴゴ ゴゴゴゴゴゴ
真「キミは…」
伊織「………」
真「キミは…誰だ?」
伊織「そんなに…知りたい? 私が何者なのか、そんなに知りたいわけ?」
ゴゴゴ ゴゴゴ
伊織「『リゾラ』」ズ
ズ ズ
伊織と同じくらいの身長をした、サンバイザーをつけた人型のスタンドが姿を現した。
ゴゴゴ
真「やっぱり…『スモーキー・スリル』じゃあ…ない」
他のあらゆるスタンドと同じように透けてはいるが、その身体は『気体』では…『煙』のスタンドでは、ない。
伊織「どいつもこいつも…なんでわざわざ知らなくていいことをわざわざ知りたがるんだか…」
伊織「知ってどうすんのよ? 私に倒されるしかないアンタ達がさァァ~ッ」
ゴゴ ゴゴゴゴゴゴ
223: 2014/05/23(金) 22:51:12 ID:yq16GHdw
スタンド名:「フラワーガール」
本体:四条 貴音
タイプ:近距離パワー型・標準
破壊力:A スピード:A 射程距離:C(19m) 能力射程:C(19m)
持続力:E 精密動作性:A 成長性:完成
能力:高い戦闘能力と、それに見合わぬ非常に広い射程距離を持つ貴音のスタンド。
精神力と共に、貴音自身の体力をスタンドパワーへと変換することができる。
しかし、その消費量は激しく、「フラワーガール」を出しているだけで貴音のエネルギーは著しく消費されていく。
「エネルギー」供給が尽きると花は枯れ、「つぼみ」へと戻ってしまい、また本体である貴音も力を使い果たし倒れてしまう。
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
スタンド名:「ストレイング・マインド」
本体:菊地 真
タイプ:近距離パワー型・装着
破壊力:A スピード:A 射程距離:なし 能力射程:D(5m)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:D
能力:黒い鎧を身に纏い、全身を守るとともに、高い身体能力をさらに引き出す真のスタンド。
触れたものを「固く」して壊れやすくし、あらゆる物体をその拳で粉砕する。
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
2週分は無理でした、ごめんなさい
本体:四条 貴音
タイプ:近距離パワー型・標準
破壊力:A スピード:A 射程距離:C(19m) 能力射程:C(19m)
持続力:E 精密動作性:A 成長性:完成
能力:高い戦闘能力と、それに見合わぬ非常に広い射程距離を持つ貴音のスタンド。
精神力と共に、貴音自身の体力をスタンドパワーへと変換することができる。
しかし、その消費量は激しく、「フラワーガール」を出しているだけで貴音のエネルギーは著しく消費されていく。
「エネルギー」供給が尽きると花は枯れ、「つぼみ」へと戻ってしまい、また本体である貴音も力を使い果たし倒れてしまう。
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
スタンド名:「ストレイング・マインド」
本体:菊地 真
タイプ:近距離パワー型・装着
破壊力:A スピード:A 射程距離:なし 能力射程:D(5m)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:D
能力:黒い鎧を身に纏い、全身を守るとともに、高い身体能力をさらに引き出す真のスタンド。
触れたものを「固く」して壊れやすくし、あらゆる物体をその拳で粉砕する。
A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並 D:ニガテ E:超ニガテ
2週分は無理でした、ごめんなさい
224: 2014/05/24(土) 06:54:30 ID:X3MnMmDk
おつ!
225: 2014/05/24(土) 22:57:02 ID:gJQg8l7c
一体どうなってんだよ乙
To Be Continued...
引用元: 千早「『弓と矢』、再び」
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