1: ◆m9tEpcJqyE 2014/07/06(日) 23:52:32.18 ID:zJCfhBZvo
前回はこちら
※潮の流れに乗ったら沖まで流されたっぽい。
※書く速度が亀なので、かなり不定期更新。
※面白いと思うネタを得たら張り切るっぽい。
※基本建造(新キャラ追加)なし。ごく稀に追加の可能性あり。
【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話
【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話2
※書く速度が亀なので、かなり不定期更新。
※面白いと思うネタを得たら張り切るっぽい。
※基本建造(新キャラ追加)なし。ごく稀に追加の可能性あり。
【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話
【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話2
2: 2014/07/06(日) 23:55:21.75 ID:zJCfhBZvo
【前スレのあらすじ】
シリアス? いえ、知らない子ですね
シリアス? いえ、知らない子ですね
13: 2014/07/08(火) 21:16:02.14 ID:djkyDGQ+o
《病院》ナース室
看護師A「聞いた? 個人用病室に入院中の提督さんの話」
看護師B「聞いた聞いた! 深海棲艦に捕まって、口では言い表せないような拷問を受けたって噂!」
看護師C「右目を除外されたり、頭の中を掻き回されたりで九鬼先生(白髪)状態になっちゃったんでしょ……」
看護師A「怖いよねえ」
看護師B「そうねえ……かわいそうだけど提督さん、一生PTSDを抱えることになったんじゃないかしら」
看護師「おお、怖い怖い」
《病院》提督の個室
提督「…………」(窓開け
風<今日は風が騒がしいな…
提督「いい天気だ。風も程よく、そして――」(チラッ
提督の個室<中に誰もいませんよ?
提督「ああ……あぁ」
提督「心が躍る……ここには私だけ、他に誰もいない。私は一人だ……私は今、(他人に気兼ねなく)生きている!」(歓喜
看護師D「提督さ~ん、検温のお時間ですよ~」(ノックノック
提督「……はい」(ショボリ
※病室ではお静かに
看護師A「聞いた? 個人用病室に入院中の提督さんの話」
看護師B「聞いた聞いた! 深海棲艦に捕まって、口では言い表せないような拷問を受けたって噂!」
看護師C「右目を除外されたり、頭の中を掻き回されたりで九鬼先生(白髪)状態になっちゃったんでしょ……」
看護師A「怖いよねえ」
看護師B「そうねえ……かわいそうだけど提督さん、一生PTSDを抱えることになったんじゃないかしら」
看護師「おお、怖い怖い」
《病院》提督の個室
提督「…………」(窓開け
風<今日は風が騒がしいな…
提督「いい天気だ。風も程よく、そして――」(チラッ
提督の個室<中に誰もいませんよ?
提督「ああ……あぁ」
提督「心が躍る……ここには私だけ、他に誰もいない。私は一人だ……私は今、(他人に気兼ねなく)生きている!」(歓喜
看護師D「提督さ~ん、検温のお時間ですよ~」(ノックノック
提督「……はい」(ショボリ
※病室ではお静かに
15: 2014/07/08(火) 21:22:30.82 ID:djkyDGQ+o
《提督のお見舞い》漣編
《病院》提督の個室
漣「ドーモ、ご主人様。お加減いかが?」(ピョコン
提督「む……漣君か」(読書なう
漣「あー、また本読んでるんですね。お目め1つになっちゃったんだから、程々にしといてくださいよ?」(窓アケアケ
提督「……善処しよう」
漣「(あ、これ公約守らないパターンだ)」(屑入れ袋カエカエ
漣「まあいいですけど。病室にずっとは退屈でしょうし……」(テーブルフキフキ
提督「す、すまない」
漣「いいえー、慣れっこですから。何か困ったことあります?」(布団トトノエ
提督「い、いや、今のところはないな……一人部屋のお陰で気を遣わずに済んでいるし」
漣「そのまま引き篭らないでくださいね。あ、そろそろ足りなくなると思って着替え、持ってきましたよ」(着替えダシダシ
提督「あ、ああ、ありがとう、助かるよ」
漣「どういたしまして。お見舞いに間宮さんのところでプリン買ってきたんですけど、食べます?」(花瓶の水カエカエ
提督「いただこう」(即答
漣「ニャハハ、甘味に飢えてるっぽいですねー。飲み物はコーヒー?それともお紅茶?」
提督「そうだな……では、コーヒーを」
漣「アイアイサー♪ とびっきり美味しいの淹れますね!」(ガッツポーズ
提督「あ、ああ、楽しみにさせてもらおう」
漣「フンフフンフフ~ン♪」(ルンタッタ
(扉の隙間)
曙「休みの買い物ついでにお見舞いに来たはいいけど……」(呆れ
潮「私たちがやること……なにもなさそう、だね」(苦笑
朧「メイン秘書艦は伊達じゃない……」(感心
《病院》提督の個室
漣「ドーモ、ご主人様。お加減いかが?」(ピョコン
提督「む……漣君か」(読書なう
漣「あー、また本読んでるんですね。お目め1つになっちゃったんだから、程々にしといてくださいよ?」(窓アケアケ
提督「……善処しよう」
漣「(あ、これ公約守らないパターンだ)」(屑入れ袋カエカエ
漣「まあいいですけど。病室にずっとは退屈でしょうし……」(テーブルフキフキ
提督「す、すまない」
漣「いいえー、慣れっこですから。何か困ったことあります?」(布団トトノエ
提督「い、いや、今のところはないな……一人部屋のお陰で気を遣わずに済んでいるし」
漣「そのまま引き篭らないでくださいね。あ、そろそろ足りなくなると思って着替え、持ってきましたよ」(着替えダシダシ
提督「あ、ああ、ありがとう、助かるよ」
漣「どういたしまして。お見舞いに間宮さんのところでプリン買ってきたんですけど、食べます?」(花瓶の水カエカエ
提督「いただこう」(即答
漣「ニャハハ、甘味に飢えてるっぽいですねー。飲み物はコーヒー?それともお紅茶?」
提督「そうだな……では、コーヒーを」
漣「アイアイサー♪ とびっきり美味しいの淹れますね!」(ガッツポーズ
提督「あ、ああ、楽しみにさせてもらおう」
漣「フンフフンフフ~ン♪」(ルンタッタ
(扉の隙間)
曙「休みの買い物ついでにお見舞いに来たはいいけど……」(呆れ
潮「私たちがやること……なにもなさそう、だね」(苦笑
朧「メイン秘書艦は伊達じゃない……」(感心
16: 2014/07/08(火) 21:33:29.72 ID:djkyDGQ+o
《提督のお見舞い》神通編
(朝)
《病院》提督の個室
提督(読書中)「…………」(ペラ…
提督「(片目だと少し読みにくいな……)」
神通「…………」(ソワソワ
神通「(提督がこんなに酷い怪我をされたのは私のせいだから、不自由されないように頑張らないと!)」(使命感
提督「……神通君」
神通「は、はいっ、なんでしょうか。お水ですか? それとも、お手洗いへ行かれますか?」(ガタッ
提督「い、いや、もう2時間もそこに座っているが……退屈ではないのかね? よ、よければ読み終わった本を貸すが……」
神通「平気です……あの、何か希望があればすぐに仰ってくださいね」
提督「む……う、うむ」
神通「……」(ジーッ
提督「……」(ペラ…
神通「…………」(ジジーッ
提督「…………じ、神通君」(汗ダラダラ
神通「は、はい、なんでしょうか。あ、も、もしかして傷が痛みますか?お医者様を呼びますか!?」(アワアワ
提督「いや、あまり凝視しないでもらえると……なんだ、助かる」(キリキリ…
神通「ぁ……す、すみません」(ショボリ
(朝)
《病院》提督の個室
提督(読書中)「…………」(ペラ…
提督「(片目だと少し読みにくいな……)」
神通「…………」(ソワソワ
神通「(提督がこんなに酷い怪我をされたのは私のせいだから、不自由されないように頑張らないと!)」(使命感
提督「……神通君」
神通「は、はいっ、なんでしょうか。お水ですか? それとも、お手洗いへ行かれますか?」(ガタッ
提督「い、いや、もう2時間もそこに座っているが……退屈ではないのかね? よ、よければ読み終わった本を貸すが……」
神通「平気です……あの、何か希望があればすぐに仰ってくださいね」
提督「む……う、うむ」
神通「……」(ジーッ
提督「……」(ペラ…
神通「…………」(ジジーッ
提督「…………じ、神通君」(汗ダラダラ
神通「は、はい、なんでしょうか。あ、も、もしかして傷が痛みますか?お医者様を呼びますか!?」(アワアワ
提督「いや、あまり凝視しないでもらえると……なんだ、助かる」(キリキリ…
神通「ぁ……す、すみません」(ショボリ
18: 2014/07/08(火) 21:36:50.24 ID:djkyDGQ+o
(昼)
看護師「はい、お待たせしました、お食事です」(カチャカチャ
看護師「少し味気ないですけど、我慢して食べてくださいね」
提督「りょ、了解しました」
提督「む……くっ」(プルプル
里芋の煮物<人間にこの動きは見切れまい…
提督「(こういう時、利き手が使えないと不便だな……)」
神通「あ、あのっ、提督、失礼します」(箸装備
提督「ぬ? 神通君、箸を返してくれな――」
神通「ど、どうぞ、お口を……開けてくだ…さい」(真っ赤
神通「ア……ァーン……」(プルプル
提督「……じ、神通君も自分の食事を取ってきたまえ」(震え声
神通「……ごめんなさい」(シュン
看護師「はい、お待たせしました、お食事です」(カチャカチャ
看護師「少し味気ないですけど、我慢して食べてくださいね」
提督「りょ、了解しました」
提督「む……くっ」(プルプル
里芋の煮物<人間にこの動きは見切れまい…
提督「(こういう時、利き手が使えないと不便だな……)」
神通「あ、あのっ、提督、失礼します」(箸装備
提督「ぬ? 神通君、箸を返してくれな――」
神通「ど、どうぞ、お口を……開けてくだ…さい」(真っ赤
神通「ア……ァーン……」(プルプル
提督「……じ、神通君も自分の食事を取ってきたまえ」(震え声
神通「……ごめんなさい」(シュン
19: 2014/07/08(火) 21:40:04.54 ID:djkyDGQ+o
(夕方)
提督「(そろそろ風呂に入るか……)」
提督「贔屓されるのは、他の患者の方に悪いと思うが……やはり、個室に風呂がついているのはありがたい」(ヒョコ…ヒョコ…
提督「(共用シャワーだと、人に会うかもしれないしな)」(キリッ
<ガラッ
神通(水着)「あ、あの、提督っ、お風呂に入るのでしたら……オッ、オ、オ手伝イヲ……!!」(羞恥
提督「――――私のために頑張ってくれるのは嬉しい。だが、怪我のことを君が気に病むことはない」(替えの入院着バサー
提督「面会時間ももうすぐ終わる……今日はもう鎮守府に戻りたまえ」
神通「私では、お役に立てませんか……」(ショボリ
提督「……そ、その、神通君がよければまた明日、見舞いに来てくれると嬉しい」(まっすぐ真摯に見つめて
神通「――――ハ、ハイ!!」(パアァァッ
提督「(責任感の強さも神通君の良いところだが、いささか思い詰め過ぎである……ぐ、ぅぅ、胃が……裂けるッッ)」(キリキリ…
(扉の隙間)
看護師(通りすがり)「oh cool……」(驚嘆
提督「(そろそろ風呂に入るか……)」
提督「贔屓されるのは、他の患者の方に悪いと思うが……やはり、個室に風呂がついているのはありがたい」(ヒョコ…ヒョコ…
提督「(共用シャワーだと、人に会うかもしれないしな)」(キリッ
<ガラッ
神通(水着)「あ、あの、提督っ、お風呂に入るのでしたら……オッ、オ、オ手伝イヲ……!!」(羞恥
提督「――――私のために頑張ってくれるのは嬉しい。だが、怪我のことを君が気に病むことはない」(替えの入院着バサー
提督「面会時間ももうすぐ終わる……今日はもう鎮守府に戻りたまえ」
神通「私では、お役に立てませんか……」(ショボリ
提督「……そ、その、神通君がよければまた明日、見舞いに来てくれると嬉しい」(まっすぐ真摯に見つめて
神通「――――ハ、ハイ!!」(パアァァッ
提督「(責任感の強さも神通君の良いところだが、いささか思い詰め過ぎである……ぐ、ぅぅ、胃が……裂けるッッ)」(キリキリ…
(扉の隙間)
看護師(通りすがり)「oh cool……」(驚嘆
21: 2014/07/08(火) 21:56:00.51 ID:djkyDGQ+o
《提督のお見舞い》赤城編
赤城「失礼します」(knock knock
提督「あ、ああ……赤城君。み、見舞いに来てくれたのか?」
赤城「はい。あの事件から提督とちゃんと話す機会がなかったので」
提督「そ、そうか」
赤城「提督、お昼はもう済みましたか?病院のお食事では物足りないと思って……」
赤城「じゃーん! お弁当、作ってきました!」(三段式重箱
提督「お、多くないかね?」
赤城「フフ、実は私、お昼まだで……ご相伴に預かろうと思います」(照れ
提督「……私が食べると足りなくなるのでは?」(心底心配そうに
赤城「……そりゃ、確かに人より多くご飯は食べますけど。いくらなんでも失礼じゃないですか?」(ジトー
提督「……す、すまない」(目伏せ
赤城「(一航戦の誇りを失わないためにも、食べる量、少し減らした方がいいのかも……)」
赤城「失礼します」(knock knock
提督「あ、ああ……赤城君。み、見舞いに来てくれたのか?」
赤城「はい。あの事件から提督とちゃんと話す機会がなかったので」
提督「そ、そうか」
赤城「提督、お昼はもう済みましたか?病院のお食事では物足りないと思って……」
赤城「じゃーん! お弁当、作ってきました!」(三段式重箱
提督「お、多くないかね?」
赤城「フフ、実は私、お昼まだで……ご相伴に預かろうと思います」(照れ
提督「……私が食べると足りなくなるのでは?」(心底心配そうに
赤城「……そりゃ、確かに人より多くご飯は食べますけど。いくらなんでも失礼じゃないですか?」(ジトー
提督「……す、すまない」(目伏せ
赤城「(一航戦の誇りを失わないためにも、食べる量、少し減らした方がいいのかも……)」
30: 2014/07/09(水) 00:54:40.27 ID:dOCOOhZPo
《提督のお見舞い》蒼龍文月弥生編
文月「えへへ~、司令官、お見舞いに来たよぉ~!」(トテテ
弥生「司令官…♪」(トタトタ
蒼龍「二人とも~、病室で走っちゃダメだよー」
提督「……ふ、文月君、弥生君……それに蒼龍君まで」
蒼龍「アハハ、文月ちゃんと弥生ちゃんがどうしても提督に会いたいって言うから」
文月「蒼龍ちゃんもノリノリだったよぉ~」(ムーッ
弥生「お土産、何にするか悩んで…ました」(ムスーッ
蒼龍「」(カチコン
提督「……」(目逸らし
文月「今日は文月が絵本、読んであげちゃうよぉ~」(ニパー
弥生「さみしくないよう…ヌイグルミ、持ってきました…」(ニコ…
ヨタロウ(ピンク)<ハッハッハッ! こんなに楽しいことは初めてだァ!!
提督「……す、すまないな」(ワシャワシャ
文月「エヘヘ~♪」(モジモジ
弥生「え、えへへ…」(モジモジ
蒼龍「(文月ちゃんと弥生ちゃんがいると、提督もリラックスした感じで話してくれるのよねえー)」(じー
蒼龍「あ、提督、果物買ってきたんですけど何か食べます?」
提督「む、では……そのリンゴを。君たちも好きなものを食べてくれないか?」
文月「文月もリンゴ食べるよぉ~」
弥生「ウサギ…さん」(ピョコピョコ
蒼龍「はいはい」(皮ムキムキ
蒼龍「はい、出来た。まずは提督からですよ~」(アーン
提督「」
蒼龍「――――って、アッ、アハハ! ゴメンなさいっ、つい文月ちゃんや弥生ちゃんにするみたいに……!」(アセアセ
文月「蒼龍ちゃん、ア~ン」
弥生「司令官…お口、開けて」
蒼龍「あ……あ~ん」(シャクシャク
提督「……」(シャリシャリ
文月「エヘヘ~」(ニパー
弥生「エヘ…」(ニコー
蒼龍「ま、参ったなぁ……。ねえ、提督?」(チラチラ
提督「(なんだ、この居心地の悪さは……)」(ダラダラ
(扉の隙間)
看護師(通りすがり)「家族は大事……。あと、検温させろください」
文月「えへへ~、司令官、お見舞いに来たよぉ~!」(トテテ
弥生「司令官…♪」(トタトタ
蒼龍「二人とも~、病室で走っちゃダメだよー」
提督「……ふ、文月君、弥生君……それに蒼龍君まで」
蒼龍「アハハ、文月ちゃんと弥生ちゃんがどうしても提督に会いたいって言うから」
文月「蒼龍ちゃんもノリノリだったよぉ~」(ムーッ
弥生「お土産、何にするか悩んで…ました」(ムスーッ
蒼龍「」(カチコン
提督「……」(目逸らし
文月「今日は文月が絵本、読んであげちゃうよぉ~」(ニパー
弥生「さみしくないよう…ヌイグルミ、持ってきました…」(ニコ…
ヨタロウ(ピンク)<ハッハッハッ! こんなに楽しいことは初めてだァ!!
提督「……す、すまないな」(ワシャワシャ
文月「エヘヘ~♪」(モジモジ
弥生「え、えへへ…」(モジモジ
蒼龍「(文月ちゃんと弥生ちゃんがいると、提督もリラックスした感じで話してくれるのよねえー)」(じー
蒼龍「あ、提督、果物買ってきたんですけど何か食べます?」
提督「む、では……そのリンゴを。君たちも好きなものを食べてくれないか?」
文月「文月もリンゴ食べるよぉ~」
弥生「ウサギ…さん」(ピョコピョコ
蒼龍「はいはい」(皮ムキムキ
蒼龍「はい、出来た。まずは提督からですよ~」(アーン
提督「」
蒼龍「――――って、アッ、アハハ! ゴメンなさいっ、つい文月ちゃんや弥生ちゃんにするみたいに……!」(アセアセ
文月「蒼龍ちゃん、ア~ン」
弥生「司令官…お口、開けて」
蒼龍「あ……あ~ん」(シャクシャク
提督「……」(シャリシャリ
文月「エヘヘ~」(ニパー
弥生「エヘ…」(ニコー
蒼龍「ま、参ったなぁ……。ねえ、提督?」(チラチラ
提督「(なんだ、この居心地の悪さは……)」(ダラダラ
(扉の隙間)
看護師(通りすがり)「家族は大事……。あと、検温させろください」
43: 2014/07/10(木) 01:46:34.05 ID:r/uiw0gdo
《提督のお見舞い》金剛編
提督「……暇だ」
提督「(入院してから一週間……いい加減、本も読み飽きた)」
提督「仕方がない、鍛練でもするか」(腕立て準備
<ガラッ
提督「ぬ?」
金剛「……なにやってるネー」(ジトー
提督「………」(スゴスゴ
金剛『訳:まったく、怪我してるんだからおとなしく寝てなさいよ』(丸椅子ゴトゴト
提督「な、何をしているのだ?」
金剛「暇だからお見舞いに来てあげたデース♪」(ニッコリ
提督『訳:き、君も怪我で入院しているのだから、病室でおとなしくしていたまえ』
金剛『訳:私はとっくに完治してるわ。ただ、念のためもう2、3日入院して様子を見てるだーけ』(ベェー
提督「む、むう」
金剛『訳:なによ、役得なんだからちょっとは喜びなさいよ』(ホッペタうりうり
提督「(心配してお見舞いに来てくれるのはありがたいが……ひっきりなしに見舞いに来られるよりは、一人にしておいてくれる方が嬉しい)」
提督「……暇だ」
提督「(入院してから一週間……いい加減、本も読み飽きた)」
提督「仕方がない、鍛練でもするか」(腕立て準備
<ガラッ
提督「ぬ?」
金剛「……なにやってるネー」(ジトー
提督「………」(スゴスゴ
金剛『訳:まったく、怪我してるんだからおとなしく寝てなさいよ』(丸椅子ゴトゴト
提督「な、何をしているのだ?」
金剛「暇だからお見舞いに来てあげたデース♪」(ニッコリ
提督『訳:き、君も怪我で入院しているのだから、病室でおとなしくしていたまえ』
金剛『訳:私はとっくに完治してるわ。ただ、念のためもう2、3日入院して様子を見てるだーけ』(ベェー
提督「む、むう」
金剛『訳:なによ、役得なんだからちょっとは喜びなさいよ』(ホッペタうりうり
提督「(心配してお見舞いに来てくれるのはありがたいが……ひっきりなしに見舞いに来られるよりは、一人にしておいてくれる方が嬉しい)」
44: 2014/07/10(木) 01:52:00.32 ID:r/uiw0gdo
金剛「…………」(ジー
提督「……な、なんだ?」
金剛『訳:右目、ダメになっちゃったね』
金剛『訳:髪の毛も……こんなに白くなっちゃって』(髪サワサワ
提督「…………」(目逸らし
提督『訳:髪の毛はそのうち黒に戻ると、お医者様が保障してくださっている。右目は……軍人として戦争しているのだ、こういうこともある』
金剛『訳:だからって、あなたが酷い目に遭っていいわけじゃないでしょ』
金剛『訳:……ゴメンね、助けに行くのが遅くなって』(頭抱きかかえ
提督『訳:き、君や神通君たちが気に病む必要はないだろう』
金剛『訳:……それ、本気で言ってるなら怒るわよ?』(頬抓り
提督「……すまない?」
金剛『訳:ん、よろしい』(ナデナデ
提督「や、やめたまえ」(哀願
金剛「ンフフフ♪」(ナデナデナデナデナデナデナデナデ
提督「」(蒼白
<ガラッ
提督「む?」
金剛「!?」(真っ赤
霧島「――金剛姉さまのお見舞いに来たら、部屋にいなかったので司令のところだと思って来てみたのですが」(キラーン
霧島「……お邪魔だったようですね。どうぞ、ごゆっくり(意味深)」(スタスタスタスタ
金剛「Hey! ま、待つネ、霧島ァ!!」(ダダダッ!
<私の計算によると、たぶん戦いが終わったら、たぶん司令と金剛姉さまは、もしかすると、もしかすると…いえ、なんでもないです
<霧島……私は食らいついたら離さないワ!!
提督「…………」(部屋の鍵シメシメ
提督「フゥ」(安堵
提督「―――大丈夫さ、金剛……例え目がダメになっても、私にはまだ、前に進むための足も、何かを掴むための手も残っている」(ボソッ
提督「……な、なんだ?」
金剛『訳:右目、ダメになっちゃったね』
金剛『訳:髪の毛も……こんなに白くなっちゃって』(髪サワサワ
提督「…………」(目逸らし
提督『訳:髪の毛はそのうち黒に戻ると、お医者様が保障してくださっている。右目は……軍人として戦争しているのだ、こういうこともある』
金剛『訳:だからって、あなたが酷い目に遭っていいわけじゃないでしょ』
金剛『訳:……ゴメンね、助けに行くのが遅くなって』(頭抱きかかえ
提督『訳:き、君や神通君たちが気に病む必要はないだろう』
金剛『訳:……それ、本気で言ってるなら怒るわよ?』(頬抓り
提督「……すまない?」
金剛『訳:ん、よろしい』(ナデナデ
提督「や、やめたまえ」(哀願
金剛「ンフフフ♪」(ナデナデナデナデナデナデナデナデ
提督「」(蒼白
<ガラッ
提督「む?」
金剛「!?」(真っ赤
霧島「――金剛姉さまのお見舞いに来たら、部屋にいなかったので司令のところだと思って来てみたのですが」(キラーン
霧島「……お邪魔だったようですね。どうぞ、ごゆっくり(意味深)」(スタスタスタスタ
金剛「Hey! ま、待つネ、霧島ァ!!」(ダダダッ!
<私の計算によると、たぶん戦いが終わったら、たぶん司令と金剛姉さまは、もしかすると、もしかすると…いえ、なんでもないです
<霧島……私は食らいついたら離さないワ!!
提督「…………」(部屋の鍵シメシメ
提督「フゥ」(安堵
提督「―――大丈夫さ、金剛……例え目がダメになっても、私にはまだ、前に進むための足も、何かを掴むための手も残っている」(ボソッ
73: 2014/07/11(金) 11:58:15.22 ID:TCbcclY7o
《提督のお見舞い》大和編
(夜)
《病院》提督の個室
提督「……」(ゴロ…
提督「…………」(ゴロゴロ…
提督「(まるで動物園のパンダにでもなったかのような気分だ)」(ゴロゴロゴロ…
提督「見舞いの嵐も過ぎて、静かなのはいいことだが」(安堵
提督「……いかん、眠くなってきた」(ウトウト
提督「(間もなく退院……そうなると、また迂闊には眠れない日々が帰ってくる。その時に備えて存分に寝るとしよう)」
提督「グゥ……」(スヤァ
<カラカラ…
???「…………」
???「……く、て……く」(ユサユサ
提督「うぅ……ヤメロ……パーソナルスペースが……ガ……」
???「てい…く……提督、起きてくださいませ」
提督「…………ハッ」
大和「ウフ、やっと起きてくださいました」
大和(ミニスカナース)「提督、診察のお時間です♪」
提督「」
大和「……あ、あの、いかがですか、この装束は?」(モジモジ
提督「……き、君は、何を……やっているのだ?」
大和「その、なんと言いましょうか……提督が入院されて2週間。提督は立派な殿方……病室に籠りっぱなしで、イロイロと溜まっておられるはず」
大和「なので大和、よかれと思って提督に夜のお見舞いで慰めて差し上げようと……」(胸ボタン外し
大和「提督……どうぞ、気兼ねなく大和をお使いくださいませ……ね?」(囁き
提督「や、大和君……」(ブルブル…
大和「(て、提督が震える手が肩に……つ、ついに大和、名実ともに提督のモノになる時……!!)」
提督「すまないっ」(ガバッ
大和「(あっ、ま、まさか、初めてがうつ伏せに組伏せられながら……!? て、提督、刺激的すぎます!)」
大和「ど、どうぞ遠慮なさらず、大和を……大和を提督の色に染めてください……」(恍惚
提督「む、むう……」(スチャッ
大和「?」
《この後、無茶苦茶ナースコール(SOS)した》
(夜)
《病院》提督の個室
提督「……」(ゴロ…
提督「…………」(ゴロゴロ…
提督「(まるで動物園のパンダにでもなったかのような気分だ)」(ゴロゴロゴロ…
提督「見舞いの嵐も過ぎて、静かなのはいいことだが」(安堵
提督「……いかん、眠くなってきた」(ウトウト
提督「(間もなく退院……そうなると、また迂闊には眠れない日々が帰ってくる。その時に備えて存分に寝るとしよう)」
提督「グゥ……」(スヤァ
<カラカラ…
???「…………」
???「……く、て……く」(ユサユサ
提督「うぅ……ヤメロ……パーソナルスペースが……ガ……」
???「てい…く……提督、起きてくださいませ」
提督「…………ハッ」
大和「ウフ、やっと起きてくださいました」
大和(ミニスカナース)「提督、診察のお時間です♪」
提督「」
大和「……あ、あの、いかがですか、この装束は?」(モジモジ
提督「……き、君は、何を……やっているのだ?」
大和「その、なんと言いましょうか……提督が入院されて2週間。提督は立派な殿方……病室に籠りっぱなしで、イロイロと溜まっておられるはず」
大和「なので大和、よかれと思って提督に夜のお見舞いで慰めて差し上げようと……」(胸ボタン外し
大和「提督……どうぞ、気兼ねなく大和をお使いくださいませ……ね?」(囁き
提督「や、大和君……」(ブルブル…
大和「(て、提督が震える手が肩に……つ、ついに大和、名実ともに提督のモノになる時……!!)」
提督「すまないっ」(ガバッ
大和「(あっ、ま、まさか、初めてがうつ伏せに組伏せられながら……!? て、提督、刺激的すぎます!)」
大和「ど、どうぞ遠慮なさらず、大和を……大和を提督の色に染めてください……」(恍惚
提督「む、むう……」(スチャッ
大和「?」
《この後、無茶苦茶ナースコール(SOS)した》
75: 2014/07/11(金) 12:05:34.32 ID:TCbcclY7o
大和(手縄)「…………」(ハイライトOFF
漣「ほら、チャキチャキ歩いてくださーい」
神通「て、提督、ご無事でなによりです……」(背中サスサス
提督「す……すまない、こんな時間に大和君を迎えに来てもらって」(疲労困憊
漣「いえいえー、ご主人様の身の安全を守るのも漣たちのお仕事なので」
大和「提督はいけずです……」(トボトボ
大和「(でも、こんな風に大和を冷たくあしらう提督も……素敵だと思います)」(ポッ
漣「じゃあ、漣と神通さんでこの超《駄》級戦艦を連れ帰るので、後しくよろです」
不知火「了解しました」(敬礼
不知火「この不知火、寝ずの番にて司令の身をお守りいたします」(ぬぃん!
看護師(通報者)「(鎮守府の提督っていろいろ大変なんだなぁ)」
(3時間後)
不知火「…………」(ユラ…ユラ…
提督「(立ったまま寝ている)」(ハラハラ
膝<足元がお留守ですよ
不知火「ふはっ!?」(キョロキョロ
提督「む、無理せず横になりたまえ」
不知火「……すみませ…ん」(提督のベッドへモゾモゾ
提督「」
漣「ほら、チャキチャキ歩いてくださーい」
神通「て、提督、ご無事でなによりです……」(背中サスサス
提督「す……すまない、こんな時間に大和君を迎えに来てもらって」(疲労困憊
漣「いえいえー、ご主人様の身の安全を守るのも漣たちのお仕事なので」
大和「提督はいけずです……」(トボトボ
大和「(でも、こんな風に大和を冷たくあしらう提督も……素敵だと思います)」(ポッ
漣「じゃあ、漣と神通さんでこの超《駄》級戦艦を連れ帰るので、後しくよろです」
不知火「了解しました」(敬礼
不知火「この不知火、寝ずの番にて司令の身をお守りいたします」(ぬぃん!
看護師(通報者)「(鎮守府の提督っていろいろ大変なんだなぁ)」
(3時間後)
不知火「…………」(ユラ…ユラ…
提督「(立ったまま寝ている)」(ハラハラ
膝<足元がお留守ですよ
不知火「ふはっ!?」(キョロキョロ
提督「む、無理せず横になりたまえ」
不知火「……すみませ…ん」(提督のベッドへモゾモゾ
提督「」
76: 2014/07/11(金) 12:15:40.69 ID:TCbcclY7o
《そして提督退院》
喫茶《間宮》
間宮「うーん、ここは無難にイチゴのケーキ? それともドッシリ系なチョコケーキ?」
間宮「マロンケーキ……抹茶、チーズ……うぅん」
間宮「最近は蒸し暑くなってきたし、涼味のあるゼリーや水羊羹もいいわよね……あとはシャーベット、ムース……」
羽黒「(店長、今日退院して鎮守府に戻ってくる司令官さんのためのお祝いパーティーのデザート、何にするかでずっと悩んでる)」
間宮「提督さん、どれでも美味しそうに食べてくれるから、あまり参考にならないのよねぇ」(苦笑
羽黒「(こ、困ってるわりにすごく嬉しそうです……)」
間宮「フフフ、いけないわ、ちょっと燃えてきちゃった」(腕捲り
間宮「こうなったら思いついたお菓子、全部作っちゃいましょう! 提督さんの帰還退院お祝いパーティーのデザートは、喫茶《間宮》のスペシャルスイーツバイキングに決定!」
羽黒「あ、あの~、パーティーまであと……7時間ぐらいしか……」
間宮「羽黒ちゃん……これが、私たちの、ペナン沖海戦よ」(真顔
羽黒「ふえぇ……それって私、沈んじゃうってことですかぁ……?」
間宮「羽黒ちゃんなら絶対、絶ぇっ対、大丈夫!」
羽黒「大丈夫じゃないですよぉ、店長~」
《この後、無茶苦茶攪拌した》
※パーティーの様子は後日、青葉の鎮守府内通信にて?
喫茶《間宮》
間宮「うーん、ここは無難にイチゴのケーキ? それともドッシリ系なチョコケーキ?」
間宮「マロンケーキ……抹茶、チーズ……うぅん」
間宮「最近は蒸し暑くなってきたし、涼味のあるゼリーや水羊羹もいいわよね……あとはシャーベット、ムース……」
羽黒「(店長、今日退院して鎮守府に戻ってくる司令官さんのためのお祝いパーティーのデザート、何にするかでずっと悩んでる)」
間宮「提督さん、どれでも美味しそうに食べてくれるから、あまり参考にならないのよねぇ」(苦笑
羽黒「(こ、困ってるわりにすごく嬉しそうです……)」
間宮「フフフ、いけないわ、ちょっと燃えてきちゃった」(腕捲り
間宮「こうなったら思いついたお菓子、全部作っちゃいましょう! 提督さんの帰還退院お祝いパーティーのデザートは、喫茶《間宮》のスペシャルスイーツバイキングに決定!」
羽黒「あ、あの~、パーティーまであと……7時間ぐらいしか……」
間宮「羽黒ちゃん……これが、私たちの、ペナン沖海戦よ」(真顔
羽黒「ふえぇ……それって私、沈んじゃうってことですかぁ……?」
間宮「羽黒ちゃんなら絶対、絶ぇっ対、大丈夫!」
羽黒「大丈夫じゃないですよぉ、店長~」
《この後、無茶苦茶攪拌した》
※パーティーの様子は後日、青葉の鎮守府内通信にて?
77: 2014/07/11(金) 12:16:47.36 ID:TCbcclY7o
《艦娘の誕生日(進水日)しりーず》北上編
《鎮守府》執務室
北上「そーいえばさー、提督が入院してる間に私の誕生日、過ぎちゃったんだよねー」(ソファー寝転び
提督「そ、そうなのか」
北上「そうなんですよー」(じー
提督「…………」(目逸らし
北上「あ~、悲しいな~、提督に誕生日祝ってもらえなくてモチベーション下がっちゃうな~(棒読み)」
提督「……ここに有名洋菓子店のスイーツバイキング割引券がある」(ゴソ
提督「これで手を打ってはくれまいか?」
北上「いいねぇ、痺れるねぇ……ありがとね♪」(受け取り
提督「(ホッ……)では、次の休みに大井君辺りと……」
北上「んじゃ、いつ行こっか?提督、明後日休みだったよね、丁度私も休みだし、そこでー」(即決
北上「せっかくだし、今度は大井っちも誘ってさ、3人で甘味天国行ってみよー」(乗り気
提督「」
(甘味天国当日)
北上「いいねー、ここのシュークリーム。カスタードと生クリームの配分が最高だよ」
提督「うむ……それにバニラビーンズ、洋酒をほんの僅かに匂わせることでクリームの味わいに爽やかさを加えている」
北上「あ、提督ー、そのエクレア半分ちょうだい。代わりにババロアあげるから」
提督「う、うむ」
大井「…………」(モッモッ…
北上「提督ー、このチョコムースすっごいよ」(差し出し
提督「む……これは三層仕立てか、しかもそれぞれの層で使用するチョコの種類、配分、固さ……全て変えてある」(受け取り
北上「ちゃんとパティシエの考えと腕に基づいて作ってあるのがわかるよ……いい仕事してますねぇ」(キラキラ
提督「ああ!」(キラキラ
大井「…………」(パクパク…
北上「来たよ、来ちゃったよ提督~、今日の目玉スイーツ、クレープシュゼット!」
提督「薄いクレープ生地にグランマルニエ薫るカラメルソースのほろ苦い甘さ、オレンジの酸味が渾然一体となって……まるで口の中でダンスでも踊っているかのようだ」(幸福
北上「くぅぅ……コレだけで、今日ここに来た意味があるってもんよ」(至福
大井「……あの、私もう帰っていいですか?」(ムスッ
北上「えー? なに言ってんのさ大井っち、ここからが本番じゃん」
提督「も、もしかして、体調でも悪かったのかね?」
大井「 い ろ い ろ と 居 づ ら い の よ 」(ドスのきいた声
提督「そ、そうか……」(オド
大井「ふんっ」
《鎮守府》執務室
北上「そーいえばさー、提督が入院してる間に私の誕生日、過ぎちゃったんだよねー」(ソファー寝転び
提督「そ、そうなのか」
北上「そうなんですよー」(じー
提督「…………」(目逸らし
北上「あ~、悲しいな~、提督に誕生日祝ってもらえなくてモチベーション下がっちゃうな~(棒読み)」
提督「……ここに有名洋菓子店のスイーツバイキング割引券がある」(ゴソ
提督「これで手を打ってはくれまいか?」
北上「いいねぇ、痺れるねぇ……ありがとね♪」(受け取り
提督「(ホッ……)では、次の休みに大井君辺りと……」
北上「んじゃ、いつ行こっか?提督、明後日休みだったよね、丁度私も休みだし、そこでー」(即決
北上「せっかくだし、今度は大井っちも誘ってさ、3人で甘味天国行ってみよー」(乗り気
提督「」
(甘味天国当日)
北上「いいねー、ここのシュークリーム。カスタードと生クリームの配分が最高だよ」
提督「うむ……それにバニラビーンズ、洋酒をほんの僅かに匂わせることでクリームの味わいに爽やかさを加えている」
北上「あ、提督ー、そのエクレア半分ちょうだい。代わりにババロアあげるから」
提督「う、うむ」
大井「…………」(モッモッ…
北上「提督ー、このチョコムースすっごいよ」(差し出し
提督「む……これは三層仕立てか、しかもそれぞれの層で使用するチョコの種類、配分、固さ……全て変えてある」(受け取り
北上「ちゃんとパティシエの考えと腕に基づいて作ってあるのがわかるよ……いい仕事してますねぇ」(キラキラ
提督「ああ!」(キラキラ
大井「…………」(パクパク…
北上「来たよ、来ちゃったよ提督~、今日の目玉スイーツ、クレープシュゼット!」
提督「薄いクレープ生地にグランマルニエ薫るカラメルソースのほろ苦い甘さ、オレンジの酸味が渾然一体となって……まるで口の中でダンスでも踊っているかのようだ」(幸福
北上「くぅぅ……コレだけで、今日ここに来た意味があるってもんよ」(至福
大井「……あの、私もう帰っていいですか?」(ムスッ
北上「えー? なに言ってんのさ大井っち、ここからが本番じゃん」
提督「も、もしかして、体調でも悪かったのかね?」
大井「 い ろ い ろ と 居 づ ら い の よ 」(ドスのきいた声
提督「そ、そうか……」(オド
大井「ふんっ」
97: 2014/07/12(土) 12:59:52.70 ID:7AS8FQXXo
《鎮守府》執務室
元帥『おい、ケッコンカッコカリせんのか?』
提督「い、いきなり電話してきて、何事かと思えば……」
元帥『他の提督連中がぼんぼんケッコンカッコカリ、あるいはケッコンカッコガチする中で、大本営の出した指輪受け取り任務すらこなしておらんのはお前のトコぐらいだぞ』
元帥『せめて指輪ぐらい受け取っておいてくれんと困るのだがな、こちらも』
提督「は、はい、申し訳ありません」
元帥『謝罪の言葉より行動を見せてもらいたいもんだ。艦船との同調レベルが99に到達している艦娘だっているだろう』
提督「え、ええ、まあ……」
提督「(むしろ、レベル99でない艦娘の方が少なくなってきたのだが……言わないでおこう)」
元帥『だろう。誰か一人選べとは言わんから、いざという時の戦力向上のためにも指輪受け取り任務をこなしておきたまえ』
提督「……かしこまりました」
提督「というわけで、ケッコンカッコカリに使う指輪の受け取り任務のための編成を考えたいの……だが」
<ざわざわ…
<クマクマニャーキソ…
北上「……ねえねえ、提督、質問~」
提督「な、なんだね」
北上「この任務ってさー、当然旗艦の子がカッコカリの指輪貰えるんだよね?」
<どよ……!?
漣「ほほう」(ジー
神通「提督、あの、私……ゴメンなさい、なんでもないです」(ジィ…
蒼龍「つまり、旗艦の人にケッコンカッコカリを申し込むというわけですね」(ジー
大和「みんなの前で大々的に発表だなんて、わかってたことでも、大和は少し恥ずかしいです」(テレテレ
金剛「……プロポーズカッコカリ、って感じデスカ?」(ジジィー
提督「…………」(目逸らし
提督「う、上に言われて仕方なく受けとるだけで……ケ、ケッコンカッコカリする予定は未定のつもりだ」(キリキリ…
<えー!?
<ブーブー!
漣「デスヨネー」(ジトー
神通「ぁ……」(ショボリ
蒼龍「傷つくなぁ……」(苦笑
大和「」(ハイライトOFF
金剛「そう来ると思ってたワ」(嘆息
提督「」(キリキリ…
北上「フフフ、モテるねぇ提督?」(ニヤニヤ
提督「やめてくれたまえ……」(半泣き
北上「な、泣くことないじゃん……」
元帥『おい、ケッコンカッコカリせんのか?』
提督「い、いきなり電話してきて、何事かと思えば……」
元帥『他の提督連中がぼんぼんケッコンカッコカリ、あるいはケッコンカッコガチする中で、大本営の出した指輪受け取り任務すらこなしておらんのはお前のトコぐらいだぞ』
元帥『せめて指輪ぐらい受け取っておいてくれんと困るのだがな、こちらも』
提督「は、はい、申し訳ありません」
元帥『謝罪の言葉より行動を見せてもらいたいもんだ。艦船との同調レベルが99に到達している艦娘だっているだろう』
提督「え、ええ、まあ……」
提督「(むしろ、レベル99でない艦娘の方が少なくなってきたのだが……言わないでおこう)」
元帥『だろう。誰か一人選べとは言わんから、いざという時の戦力向上のためにも指輪受け取り任務をこなしておきたまえ』
提督「……かしこまりました」
提督「というわけで、ケッコンカッコカリに使う指輪の受け取り任務のための編成を考えたいの……だが」
<ざわざわ…
<クマクマニャーキソ…
北上「……ねえねえ、提督、質問~」
提督「な、なんだね」
北上「この任務ってさー、当然旗艦の子がカッコカリの指輪貰えるんだよね?」
<どよ……!?
漣「ほほう」(ジー
神通「提督、あの、私……ゴメンなさい、なんでもないです」(ジィ…
蒼龍「つまり、旗艦の人にケッコンカッコカリを申し込むというわけですね」(ジー
大和「みんなの前で大々的に発表だなんて、わかってたことでも、大和は少し恥ずかしいです」(テレテレ
金剛「……プロポーズカッコカリ、って感じデスカ?」(ジジィー
提督「…………」(目逸らし
提督「う、上に言われて仕方なく受けとるだけで……ケ、ケッコンカッコカリする予定は未定のつもりだ」(キリキリ…
<えー!?
<ブーブー!
漣「デスヨネー」(ジトー
神通「ぁ……」(ショボリ
蒼龍「傷つくなぁ……」(苦笑
大和「」(ハイライトOFF
金剛「そう来ると思ってたワ」(嘆息
提督「」(キリキリ…
北上「フフフ、モテるねぇ提督?」(ニヤニヤ
提督「やめてくれたまえ……」(半泣き
北上「な、泣くことないじゃん……」
98: 2014/07/12(土) 13:01:05.43 ID:7AS8FQXXo
《艦娘たちとコミュニケーション》弥生編
《鎮守府》食堂
弥生「……」(ヨケ…ヨケ…
ピーマン<ヒャハハッ、どしたァお嬢ちゃん、俺様が怖ぇのか!?
提督「……弥生君、青椒肉絲のピーマンだけよけるのはやめたまえ」
弥生「……ぅ」
弥生「ピーマン…苦い、です」
提督「生に比べれば、どうということはない。火に通してあるし、ちゃんと味つけもしてあるのだから……食べてみたまえ」(アーン
ピーマン<テメッ、何しやがる!?
弥生「……ぁ…ん」
弥生「…………」(モムモム
提督「……ど、どうかね」
弥生「……平気…です」(モグ…パク…
提督「そ、そうか、偉いぞ弥生君」(ヨシヨシ
弥生「エヘ……」(テレ
不知火「…………」(チラッ
ピーマンの山<オラオラ、どしたかかってこいよォ!
提督『こんなにたくさんのピーマンを……すごいな、不知火君は』(ヨシヨシ
弥生『カッコイイ…です』
不知火『ピーマンは体にいいですから』(どやぁ
不知火「……フッ」(キラキラ
陽炎「あれ、不知火ってピーマン、ダメだったっけ?」
陽炎「しょうがないわねー、手伝ってあげるから、頑張って半分食べなさいよ」(ヒョイパク、ヒョイモグ
不知火「!?」
不知火「……不知火を怒らせたわね」(戦艦クラスの眼力
陽炎「わ、私が何したっていうのよ!?」
《鎮守府》食堂
弥生「……」(ヨケ…ヨケ…
ピーマン<ヒャハハッ、どしたァお嬢ちゃん、俺様が怖ぇのか!?
提督「……弥生君、青椒肉絲のピーマンだけよけるのはやめたまえ」
弥生「……ぅ」
弥生「ピーマン…苦い、です」
提督「生に比べれば、どうということはない。火に通してあるし、ちゃんと味つけもしてあるのだから……食べてみたまえ」(アーン
ピーマン<テメッ、何しやがる!?
弥生「……ぁ…ん」
弥生「…………」(モムモム
提督「……ど、どうかね」
弥生「……平気…です」(モグ…パク…
提督「そ、そうか、偉いぞ弥生君」(ヨシヨシ
弥生「エヘ……」(テレ
不知火「…………」(チラッ
ピーマンの山<オラオラ、どしたかかってこいよォ!
提督『こんなにたくさんのピーマンを……すごいな、不知火君は』(ヨシヨシ
弥生『カッコイイ…です』
不知火『ピーマンは体にいいですから』(どやぁ
不知火「……フッ」(キラキラ
陽炎「あれ、不知火ってピーマン、ダメだったっけ?」
陽炎「しょうがないわねー、手伝ってあげるから、頑張って半分食べなさいよ」(ヒョイパク、ヒョイモグ
不知火「!?」
不知火「……不知火を怒らせたわね」(戦艦クラスの眼力
陽炎「わ、私が何したっていうのよ!?」
99: 2014/07/12(土) 13:06:56.60 ID:xL804HxB0
ぬいぬいめんどくせえww
100: 2014/07/12(土) 13:41:45.73 ID:X3bzSkg9O
このピーマンの声すごく中村っぽい
102: 2014/07/12(土) 14:51:16.74 ID:L+LNSYhIo
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります