1: 2014/03/23(日)16:19:23 ID:uNCMYTIYw
チュッ

シンジ「ア、アスカ ///」

アスカ「ふふ…」

アスカ「そういえば明日から、転校生が来るのよね」

シンジ「え。う、うん」

アスカ「可愛い子でも、浮気とかすんじゃないわよ」

シンジ「…しないよ」

アスカ「約束だからね」


カヲル「転校してきた、渚カヲルです。よろしく」

アスカ「...... ///」ぽ~

シンジ「アスカ...?」
【愛蔵版】新世紀エヴァンゲリオン(1)〈電子特別版〉 (カドカワデジタルコミックス)
8: 2014/03/23(日)16:59:04 ID:l4ClLwMnb
キーンコーン

シンジ「アスカ、帰ろ」

アスカ「ええ」

カヲル「僕も一緒にいいかな?」

アスカ「!」ドキッ

シンジ「いいけど…」

カヲル「昼間話したけど、方向が一緒みたいだから。一人で帰るのは寂しいしね」

女子「私もぉ」

女子「あ、ずるい。じゃあ私も一緒に帰るー」

10: 2014/03/23(日)17:01:36 ID:l4ClLwMnb
ぞろぞろぞろぞろ

女子「でね、先生が~」

女子「ねぇ渚くん、渚くんの家ってどこぉ?」

女子「渚くぅん」

カヲル「はは」

シンジ(……うう、なんとなく居心地悪い……)

11: 2014/03/23(日)17:09:30 ID:l4ClLwMnb
シンジ「あの、な、渚くんってさ」

カヲル「カヲルでいいよ。男同士なんだし、気を使わなくても」

シンジ「じゃあ僕もシンジで……渚くんって凄くモテるけど、彼女とかいるの?」

女子一同「「「!!!」」」

カヲル「いないよ。あいにくこれまで、友人としての好意しか抱けたことがないしね」

女子「えー!うそ~……」

カヲル「けど、リリンの女性達の反応を探るのはとても興味深いよ」

シンジ「??? そ、そっか。よく分かんないけど」

女子「ねぇ。ところでさ、どっか寄ってかない?」

12: 2014/03/23(日)17:19:39 ID:l4ClLwMnb
シンジ「ダメだよ。寄り道しちゃ」

女子「碇、かたーい」

女子「なら碇以外の皆で行けばいいんじゃない? あ、碇が帰るならアスカも一緒か」

アスカ「え。あ。わ、私は―――」

カヲル「すまないけど、まだ引っ越し直後で落ち着いてなくてね。僕もまっすぐ帰らせてもらうよ」

女子「そんなぁ」

女子「渚くん帰っちゃうなら、今日は解散でいーや」

シンジ「あの……僕、こっちだから。皆、またね。アスカ行こう」

アスカ「…ん」

カヲル「じゃあね、二人とも」ニコ

アスカ「……っ」

シンジ「アスカ?」

アスカ「ま…ぁぅ、あ、また、明日……///」

13: 2014/03/23(日)17:28:09 ID:l4ClLwMnb
シンジ「…」テクテク

アスカ「…」テクテク

シンジ「アスカ」

アスカ「なによ」

シンジ「キ……えっと、キ、キス……していい?」

アスカ「今日はそういう気分じゃない」

シンジ「そ、そっか。ごめん」

15: 2014/03/23(日)17:30:53 ID:l4ClLwMnb
シンジ「ンん…」

アスカ「バカシンジ! 朝よ、起きなさいっ」

シンジ「ふぁ……アスカ……おはよ」

アスカ「今日も可愛い可愛い幼馴染が起こしに来てやったわよ! ほら、感謝しつつさっさと起きる!」

シンジ「ん~…」

18: 2014/03/23(日)17:36:42 ID:l4ClLwMnb
アスカ「おばさま、行っていまーす」

ユイ「行ってらっしゃい」

シンジ「行ってきます」


シンジ「なんかテンション高いね、アスカ」テクテク

アスカ「そお? いつもと一緒よ」テクテク

シンジ「いや絶対」

アスカ「シンジ……昨日は悪かったわね」

シンジ「えっ」

アスカ「ちょっとまぁ、虫の居所が悪かったのよ。女の子にはそーいう日があるの」

シンジ「あ、うん。そんな、謝るほどのことじゃ」

アスカ「…」キョロキョロ

アスカ「シンジ……こっち向いて」

チュッ

シンジ「///」

19: 2014/03/23(日)17:42:46 ID:l4ClLwMnb
アスカ「もう…大丈夫だから」

シンジ「……なにが?」

アスカ「何でもない。さ、行きましょ」


ヒカリ「おはよ、アスカ」

アスカ「おはよーヒカリ!」

カヲル「やあシンジ君。昨日はどうも」

シンジ「あ、カヲル君。お早う」

カヲル「惣流さん、洞木さんも。おはよう」

ヒカリ「お、おはよ。渚くん ///」

アスカ「…ふん」

ヒカリ「ちょっと、アスカ?」

カヲル「……嫌われたかな」

21: 2014/03/23(日)17:50:15 ID:l4ClLwMnb
キーンコーン

アスカ「さっさとしなさいよノロマシンジ」

シンジ「ちょっと待ってよ……よし、もういいよ」

アスカ「じゃーねヒカリ」


テクテク

シンジ「……あ」

カヲル「やあ。二人とも」

アスカ「…チッ」

シンジ「カヲル君、今日は一人なの?」

カヲル「できたらシンジ君ともう少し話したくてね。他の子に見つからないよう、こっそり出てきたんだ」

シンジ「そ、そーなんだ。モテすぎるのも大変なんだね…」

カヲル「ご一緒していいかい?」

シンジ「うん。もちろん」

アスカ「私は反対」

シンジ「アスカぁ」

カヲル「ふふ。仲がいいんだね、君たちは」

22: 2014/03/23(日)18:02:12 ID:l4ClLwMnb
シンジ「え!? 一人暮らしなの!?」

カヲル「うん」

シンジ「へえ…でも凄いや。中学生でちゃんと一人で暮らせるなんて」

カヲル「ただ生活していくだけなら、難しいことはないさ」

シンジ「そーかなぁ。凄いと思うけど」

アスカ「…」

シンジ「あ」

シンジ「しまった。録画予約してくるの忘れてた! 父さんあれ楽しみにしてたのに…」

カヲル「シンジ君?」

シンジ「間に合うかな……ご、ごめん! 僕、走って帰るから!!」

アスカ「なっ。こら、バカシンジ、待ちなさいよっ」

シンジ「ごめーーーーーーーーん」ダダダッ

アスカ「あ……あのバカ」

カヲル「取り残されてしまったね」

アスカ「くっ」キッ

カヲル「やれやれ。なぜ敵対視されているか知らないけど、そう睨まないで欲しいな」

23: 2014/03/23(日)18:04:59 ID:l4ClLwMnb
シンジ「はぁ、はぁ、はぁ」ダダダッ

シンジ(アスカとカヲル君、二人きりにしちゃった……)

シンジ(って、考え過ぎだよな。10分くらいの道なんだし、アスカはカヲル君苦手みたいだし)

25: 2014/03/23(日)18:11:09 ID:l4ClLwMnb
ユイ「シンジ。もう起きる時間よ」

シンジ「…ンン」

ユイ「大丈夫? 母さんもう下に降りるから、二度寝しないでね」

シンジ「…あれ? アスカは?」

ユイ「アスカちゃんは今日は具合悪くてお休みだって、電話あったわよ」

27: 2014/03/23(日)18:26:14 ID:l4ClLwMnb
トウジ「あの毛唐女が休みとは、珍しいのう」

ケンスケ「元気だけが取り得みたいなやつなのにな」

ヒカリ「あんた達よりよっぽど成績もいいでしょ!―――アスカ、大丈夫なの?」

シンジ「熱とかはないって。一応休んだけど、大したことはないみたいだって言ってた」

ヒカリ「そう。良かった」

ヒカリ「今日、学校終わったらお見舞い行ってみるね。碇君も行くでしょ?」

シンジ「うん。トウジ達は?」

トウジ「せやなぁ。ま、見舞いくらいしてやってもバチは当たらんやろ」

カヲル「僕も行くよ。昨日、帰りには少し様子がおかしかったから、気になっていたんだ」


キョウコ「アスカ。アスカー、調子どう?」トントン

アスカ「……ん……なんとか、寝てれば平気……ハァ、ハァ」

キョウコ「時間になったらちゃんと薬飲みなさいよ?」

アスカ「わ、分かってる、から……ン、ハァ、ハァ……ぁっ」

アスカ「ハァ、ハァ、ぁぁ、んぁ、ハァ」クチュクチュ

30: 2014/03/23(日)18:53:02 ID:l4ClLwMnb
アスカ「ぁっ、ぁっ、ん、しんじぃ、ごめんなさい、しんじぃ」クチュクチュ

アスカ「止まんない、ああ、イ、ハァ、ぁっ、ぁぁんっ、ぁ」クチュクチュ

アスカ(ダメなのに、ダメなのに。昨日……昨日、あんなコトあったせいで……!)


カヲル『怖いな―――ところで、君とシンジ君は幼い頃から共に過ごしてきたんだってね』

アスカ『……だから? あんたに関係ないでしょ』

カヲル『月日を重ねて育んできた絆と愛情。それが二人を結びつけているんだね』

アスカ『…フン』スタスタ

ガシッ

アスカ『!? ちょ…ちょっと何よ。離しなさいよ! 私、あんたと一緒に帰る気なんてないんだからっ』

カヲル『興味があるんだ』

アスカ『!』ドキッ

33: 2014/03/23(日)19:00:25 ID:l4ClLwMnb
カヲル『君の感情に……』

アスカ『か、感情……?』

カヲル『…』

アスカ『ぅ、ぁ… ///』

アスカ(そんな、見ないで……)

カヲル『シンジ君とは、どの程度の性的行為を経験しているんだい? キスくらい?』

アスカ『!? あ……あんた、バカァ!? そんなの教えるわけないじゃないっっ』

カヲル『へえ。そういうものなんだね』スッ

…チュッ

アスカ『!!』

35: 2014/03/23(日)19:13:11 ID:l4ClLwMnb
アスカ(今……キス、され)

アスカ『あ、あぁ』ポロポロ

カヲル『…泣くのか』

アスカ『な……なんてこと、すんのよぉ……』ポロポロ

アスカ『氏ぬまで……シンジとしかしないって、決めてたのにぃ……ぅぅ』

カヲル『なるほど、それは悪かったね。でも、誓いはもう破られてたのだから、次は関係ない』

アスカ『!? イ、イヤっ! 離せ、離しなさいってばっっ!』

ぎゅっ

アスカ『や……! ぁっ』

ぎゅぅ

カヲル『泣いている顔を、もっとよく見せて』クィッ

アスカ『あ、ふぁ』

カヲル『…』

アスカ『ぁぁ、ダメ、渚ぁ、やめて、ヤだぁ……』

37: 2014/03/23(日)19:30:16 ID:l4ClLwMnb
チュッ

アスカ『んン、ン…!』

カヲル『言葉だけで、避けないんだね』

アスカ『ハァ……や、め……もぅ……』

チュッ

アスカ『ああ…! ハァ、ハァ、こ……頃してやる、ハァ、あ、あんた……う、ぅぅ』ポロポロ

カヲル『……面白いな、本当に』

チュッ

アスカ『ンぁ、んっん~』ビク、ビク

アスカ『う、ぅ、ぅぅ…………頃す、ハァ、頃してやる……!』

チュッ

アスカ『~~~~っっ』ビクビクビク


アスカ(―――避けられなかった。振りほどけなかった……それどころか、私)

アスカ「ぁ、ぁっ、ごめんなさい、ごめんなさい、シンジごめん……ン、ぁっぁっ」

キョウコ「アスカ~、シンジ君達がお見舞い来てくれたわよー」

アスカ「!!?」

38: 2014/03/23(日)19:41:04 ID:l4ClLwMnb
アスカ(シンジ……!? 駄目、今シンジに会いたくない。どんな顔して会えばいいのよぉ)

コンコン

キョウコ「聞こえた? アスカ、起きてる?」

アスカ「お、起きてるけどっ。ママ、シンジなら追い返して!」

キョウコ「またそんな事言って。せっかく来てくれたんだから少し会うくらいしなさい」

キョウコ「それに、達って言ったでしょ。ヒカリちゃんや鈴原君たちも来てるのよ」

アスカ「でも―――」

キョウコ「銀髪の、すっごくカッコいい子も。転校生なんですって?」

アスカ「!!」

アスカ(な、渚が……あいつが来てるの……?)

40: 2014/03/23(日)19:45:29 ID:l4ClLwMnb
アスカ「……ハッ、ハッ、ハッ」

キョウコ「……アスカ?」

アスカ(渚、渚が、すぐそこに)

キョウコ「上がってもらうから、服だけでも整えときなさい」

アスカ「マ……ママ。お願い、今ホントに、気分悪いの……だから……」クチュクチュ

キョウコ「そう―――分かったわ。じゃあ、良くなって学校行ったらちゃんとお礼言いなさいよ?」

アスカ「ん、ぁん、う、うん……言う、言うから……!」

41: 2014/03/23(日)19:52:44 ID:l4ClLwMnb
アスカ(会いたくない。会えない。シンジにも、あいつにも)

アスカ(明日……明日になれば、また、いつもの私に……)



キョウコ(まったくアスカったら。たまに休めたからって大げさなんだから)

ピーンポーン

キョウコ「はーい」

43: 2014/03/23(日)19:56:14 ID:l4ClLwMnb
キョウコ「あら。どうしたのえっと……渚くん? みんなは?」

カヲル「シンジ君達なら帰りました。僕だけ、忍んで戻ってきたんです」ニコ

キョウコ「……! ///」

キョウコ「ど、どうして? アスカになにか?」

カヲル「ええ、まあ。その前に、少しお話させてもらってもいいですか?」

キョウコ「え?」

カヲル「あなたと」

47: 2014/03/23(日)22:45:01 ID:pJJgADc6b
アスカ(あ…? 寝ちゃってたんだ、私)

アスカ(シャワー浴びたい……)

コンコン

アスカ「なに?ママ」

カヲル「キョウコさんではないよ」

アスカ「!!!? なっ、なんであんたが……!」

カヲル「皆は帰ったけど、僕だけまた来たんだ。キョウコさんは快く入れてくれたよ」

48: 2014/03/23(日)22:50:05 ID:pJJgADc6b
カヲル「開けるよ」

アスカ「待―――」

ガチャ

アスカ「ヤ…っ。ちょ……マ、ママ! 追い返してって言ったじゃない!!」

カヲル「気にしないで、キョウコさん。ワガママを聞いてくれて感謝してます」

キョウコ「そんな…感謝なんて…♥」ぽ~

アスカ「ママ……?」

カヲル「それじゃキョウコさん、また後で」

バタン

50: 2014/03/23(日)22:57:07 ID:pJJgADc6b
アスカ「く………なんて言ってママを言いくるめたのよ、このっ」

カヲル「誠意を示しただけさ。愛娘の友人の言うことなら、これからもなんでも聞くと約束してくれたよ」

アスカ「ふざけ……! あんたなんか友達にした覚え、無いわ!!」

カヲル「…」スッ

アスカ「……ぅ」ドキッ

カヲル「昨日あれからの君を確認しておきたかったんだ。変化が見られるかどうか」

アスカ「人を、モ、モルモットみたいに……」

カヲル「…」

アスカ(見るな。私を見ないで、渚……! 助けてよシンジぃ)

アスカ「……ハァ、ハァ」

51: 2014/03/23(日)23:08:01 ID:pJJgADc6b
カヲル「呼吸が乱れているね……まだ触れてもいないのに」

アスカ「違う、違うんだから……ぁ」

カヲル「違うって、何が?」

アスカ「あんたのせいよ! あんたが頭おかしいから、私まで……ぅぅぅ」モゾモゾ

ぐぃ、ぎゅっ

アスカ「や、ぁ ///」

ぎゅぅ

アスカ「あ……ンぁ……や、やめて、今汗くさいから……」

アスカ(違う! そういうことじゃなくて。シンジ以外の男に、こんなことさせちゃダメよアスカっ)

カヲル「気にならないよ」

ぎゅぅ

アスカ「ふぁ、ぁ~……」

53: 2014/03/23(日)23:23:43 ID:pJJgADc6b
ユイ「シンジ起きなさい。遅刻するわよ」

シンジ「ン、ぅ……」

シンジ「ふぁ。アスカは今日も休み?」

ユイ「もう平気みたい。でも、今日はなんだか、用事があるから先に行くって」

シンジ「え」

ユイ「さ、顔洗ってらっしゃい」

シンジ「う、うん」

シンジ(いっつも、用があれば僕まで早起きさせられてたのに……)

おわり

引用元: アスカ「こんな可愛い幼馴染みとキスできることを感謝しなさいよ」