クアンタ「ていうかぁ、何これ超キモいんですけどー！」

エクシア「何よぉ・・・？」

クアンタ「なんでそんなに剣装備してんですかぁ？」

エクシア「せ、セブンソードだもん！」

クアンタ「そんなに剣装備して、それで着飾ってるつもりぃ？
　　　　　　それがガンダムなのぉ？」

エクシア「そうだもん！これでせっちゃんの危険をいっぱい取り払ってきたんだもん！
　　　　　　ねっ！せっちゃん！」

刹那「・・・」

エクシア「答えてよぉ・・・！」

クアンタ「マジダサーｗｗｗ」

クアンタ「あたしってぇ、刹那が望んだガンダムなのよねぇ」

エクシア「だ・・・だから何よ！」

クアンタ「あんたってさぁ、ハルートから聞いた話だとぉ」

エクシア「あ、あたしがせっちゃんのガンダムなの！」

クアンタ「仕方なくガンダムって感じぃ」

エクシア「違うもん！違うもん！違うもん！
　　　　　　あたし仕方なくガンダムじゃないもん！」

刹那「・・・」

エクシア「せっちゃん！あたしたち四年も一緒にガンダムだったのよ！
　　　　　　あのときの気持ちを思い出して！」

刹那「すまないエクシア」

エクシア「せっちゃん・・・」

クアンタ「ギャハッｗｗｗ」

エクシア「せっちゃん・・・じゃあなんであのときダブルオーよりあたしを選んでくれたの・・・」

刹那「それは・・・」

エクシア「あたしの仕事は・・・4年で終わってたじゃない・・・
　　　　　　なんで最後だけあたしを選んだの・・・？」

刹那「・・・」

エクシア「そんな優しくされたらあたし・・・勘違いしちゃうじゃない・・・」

刹那「違うんだエクシア！」

エクシア「もう優しくしないでよ！！」

クアンタ「もう優しくしないでよ！！ギャハッｗｗｗクセーｗｗｗｗｗ」

クアンタのDQN率パネーっす

刹那「ダブルオーはクアンタほど美しくもなかった・・・」

クアンタ「当ったり前よ！」

刹那「そしてエクシアほど可愛くもなかった・・・」

エクシア「・・・」

刹那「でも優しいガンダムだった・・・」

クアンタ「優しいだけで対話ができんのぉ？」

エクシア「優しい・・・ガンダム・・・」

刹那「ああ、彼女は俺の最高の・・・ガンダムだった・・・
　　　　ダブルオーは最後に俺に言ったんだ・・・」

ダブルオー「刹那ちゃん・・・私もう・・・無理みたい・・・」

刹那「ダブルオー！！」

ダブルオー「私じゃもう・・・刹那ちゃんを護ってあげること・・・できないの・・・」

刹那「俺が・・・俺がお前を護ってやるから！」

ダブルオー「ダメ・・・ダメだよ刹那ちゃん・・・刹那ちゃんは自分のやらきゃいけないことをして・・・」

刹那「ダブルオー・・・」

ダブルオー「最後に重荷になって刹那ちゃんに護られたんじゃ私・・・
　　　　　　　　後悔するよ・・・」

刹那「ダブルオー！もう喋らなくていい！お前は今まで十分俺を護ってくれた！」

ダブルオー「最後まで護らせて・・・あなたを・・・エクシアのところまで運ぶから・・・
　　　　　　　　それが私にできる・・・最後の・・・」

刹那「・・・」

ダブルオー「行って刹那ちゃん・・・行ってあなたの望む未来を切り開いて！」

刹那「お前を捨ててそんなこと・・・」

ダブルオー「私は十分・・・刹那ちゃんとガンダムしたから・・・」

ドラマCDの刹那だったら脳内でこれぐらいやりそうだな

刹那「そういってダブルオーは散っていったんだ・・・」

エクシア「ダブルオー・・・」

クアンタ「でも結局壊れちゃったんでしょ？
　　　　　　しょーもないよねー、性能が悪いって罪だわぁ」

エクシア「ダブルオーに酷いこと言わないで！」

クアンタ「あんただってさっきまで知らなかったんでしょ？何急に同情しちゃってんの？うけるんですけどーｗｗｗ」

エクシア「し、知らなかったんだもん・・・」

クアンタ「知らない、わからない、理解できない、そんなんで対話できんのぉ？」

刹那「・・・」

エクシア「ううっ・・・」

刹那「すまないエクシア・・・」

エクシア「せっちゃん・・・」

刹那「認めざるを得ない・・・
　　　　お前とガンダムをしていた頃の俺は子供だったんだ・・・」

エクシア「そんな・・・」

刹那「俺の甘さが！ダブルオーを頃した！！」
ｱｽﾗﾝ「俺の甘さが！ニコルを頃した！！」

クアンタ「さっき刹那に被さって誰か見えた・・・」

刹那「俺はもう二度とガンダムに傷ついてほしくないんだ・・・」

エクシア「あ、あたし頑張るよ・・・」

刹那「違うそうじゃない・・・」

エクシア「改造だって受けるよ！強くなる！だから！！」

刹那「そうじゃないんだ！！！」

エクシア「・・・」

刹那「そうじゃないんだよ・・・」

エクシア「腹筋だってするよ・・・」

刹那「すまないエクシア・・・」

刹那「もうガンダムを傷つけない・・・
　　　　そのために俺が望んだガンダム」

クアンタ「それが、あ、た、しぃ～！」

エクシア「・・・」

刹那「さようならエクシア・・・」

エクシア「せっちゃん！！」

エクシア「せっちゃぁ～ん！！！」

エクシア「うわぁ～ん！うわぁ～ん！」

エクシア「せっちゃ～ん！」

エクシア「ｸﾞｼｭｸﾞｼｭ」

エクシア「うぐっ！」

エクシア「あああぁぁ～ん！！」

グラハム「野良ガンダムだと・・・」

グラハム「会いたかったぞ！ガンダム！」

エクシア「・・・」

グラハム「野良ガンダムに会えた！
　　　　　　乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じずにはいられない！」

エクシア「あ・・・あたしを海に落とした人だ」

グラハム「惜しい！そこはフラッグで君と引き分けた男と行ってほしかった！」

グラハム「どうしたんだエクシア！君の大切な少年と一緒ではないのか！？」

エクシア「す、すて、うっ！ううっ・・・あああぁぁ～ん！！」

グラハム「泣くな泣くなガンダム、ステではわからんではないか！
　　　　　　　どうした？別々にステイ（滞在）しているのか？」

エクシア「す、すす」

グラハム「す？す？」

エクシア「すす・・・すて・・・」

グラハム「す、す、すて？」

エクシア「す・・・うわぁぁ～ん！！！」

グラハム「ええい！」

グラハム「す・・・捨てられただと・・・」

エクシア「・・・」

グラハム「許さんぞ少年よ！
　　　　　　　こんな可愛いガンダムを捨て、あのようなスペック重視の機体を乗り回すとは！」

ビリー「君がそんなことを言えるのかい？」

グラハム「当たり前だ！」

ビリー「フラッグファイター」

ブシドー「私はおとめ座だがグラハム・エーカーではない！」

ビリー「しかし、この時期に古いガンダムを見放すだなんて」

ブシドー「この時期？どのような時期だ？」

ビリー「スーパーロボット大戦からオファーが来ている情報を掴んだのが一ヶ月前・・・
　　　　　それからの進展は知らないけど・・・受けるんじゃないかな」

ブシドー「本当か盟友！？」

ビリー「僕は嘘を言わない・・・
　　　　　君のフラッグもHP20000程度に改造しておくよ」

グラハム「フラッグファイターに戻るときが来たようだな・・・」

エクシア「スーパーロボット大戦・・・！」

グラハム「ガンダム・・・///」

ビリー「おっとお嬢さん、逃げたほうがいい
　　　　　また病気がはじまったようだ・・・」

エクシア「病気？」

グラハム「抱きしめたいなガンダム！！」

エクシア「いやあああああああああああああ！！！」

ビリー「やれやれ・・・」

おわり