1: 2011/10/02(日) 14:03:46.63 ID:TFwXODoH0
1.娯楽部ゲーム大会


結衣の家

京子「結衣~、なにしてんの?」

結衣「ん…ドラクエ」

京子「うーむ、それはⅢだな?始めからすんの?」

結衣「うん、久しぶりにやりたくなってね」

京子「ふ~ん。じゃあ私アドバイスだしたげるよ!」

結衣「まともなアドバイスができるのか?」

京子「任せて!ホイミンの居場所からデスピサロの倒し方までばっちり☆」

結衣「それはⅣだ…」

京子「あ、あれ?…まあとりあえず私に任せとけってことだ!」

結衣「なんでだよ」
ゆるゆり: 22【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)

2: 2011/10/02(日) 14:05:58.42 ID:TFwXODoH0
京子「お?結衣、電話なってるぞ~。あかりからだ」

結衣「京子、かわりに電話出て」

京子「あーい!もしもし?京子だよ~ん☆」

あかり『あ、京子ちゃん?結衣ちゃんはどこ?』

京子「んあー、アリアハン!」

あかり『えっ!?そ、そこでなにしてるの…?』

京子「んっとねー、勇者になってるよ☆」

あかり『ええぇーー!!!訳がわからないよぉ~~』

ちなつ『もうっ、あかりちゃんちょっとかわって!もしもし?京子先輩?』

4: 2011/10/02(日) 14:07:50.04 ID:TFwXODoH0
京子「ちなつちゃん?どったの~?」

ちなつ『今からそっち行ってもいいですか?』

京子「いいよん!じゃあコスプレセット用意して待ってるね」

ちなつ『用意しなくて結構ですっ!じゃあ今から行きますね♪』

京子「ほーい!結衣~、あかりとちなつちゃん来るって~」

結衣「わかった~」

6: 2011/10/02(日) 14:11:01.11 ID:TFwXODoH0
京子「で、今日もみんなで集まった訳だが…」

京子「お前ら暇人だな!!!」

結衣「お前が言うな!」

京子「で、何しようか?あかり、何したい?」

あかり「あかりはトランプしたいなぁ」

京子「そんな地味な遊びよりみんなでゲームしようぜゲーム!」

あかり「えぇー!じゃあ何で聞いたの!?京子ちゃん!?」

8: 2011/10/02(日) 14:13:30.10 ID:TFwXODoH0
京子「はい!じゃあちなつちゃん、私は何のゲームがしたいでしょう?!」

ちなつ「えっ?!えーっと……って、そんなのわかりませんよ!」

京子「ぶっぶ~!ちなつちゃん時間切れー。じゃあ結衣、答えをどうぞ!!」

結衣「何で私が知ってる事前提なんだ…。んっと、マリオカート?」

京子「せーかい!さっすが結衣~♪私の事は何でもわかるんだね~☆」

結衣「そ、そんなことは…ない…///」

ちなつ「むむむ…なんか二人ともいい感じです…」

10: 2011/10/02(日) 14:16:31.77 ID:TFwXODoH0
結衣「じゃあはい、コントローラー」

京子「おおっ!ハンドル全員分あるじゃん!」

あかり「ほんとだ~。この前はこんなになかったよね?」

結衣「前回はハンドルの取り合いになったからな…だからみんなの分揃えたんだ」

ちなつ「流石です、結衣先輩♪気が利いてますね☆」

あかり「ありがとう結衣ちゃん!」

京子「結衣、これ持って動かして!」

結衣「あ、ああ…」

京子「私コントローラー☆」

結衣「…………ぐぐっ」

京子「まだ曲がるっ…!くっ………ぐえっ」

13: 2011/10/02(日) 14:19:18.26 ID:TFwXODoH0
京子「痛たたた………」

結衣「アホな事するからだ」

ちなつ「早く始めましょうよ~」

結衣「ごめんごめん」

ちなつ「でもこのMii、ほんとみんなにそっくりですね」

京子「ふふん!すっごいだろ~。全部私が作ったんだよ!」

あかり「京子ちゃんは何でもできるんだね♪」

京子「うへへ~もっと褒めろ!」

結衣「調子に乗るな」

15: 2011/10/02(日) 14:21:33.33 ID:TFwXODoH0
ちなつ「ここは私のゲーム力を見せつけて結衣先輩にアピールするチャンス!」

ちなつ「ちょっと待ってください!…京子先輩!!」

京子「え?私?」

ちなつ「結衣先輩を賭けて勝負です!!」

結衣「ちょ、ちょっとちなつちゃん?!」

京子「勝負だって?受けて立つ!!」

結衣「京子も乗るな!!」

16: 2011/10/02(日) 14:23:48.30 ID:TFwXODoH0
結衣「じゃあ始めようか」

京子「むむむ…!」

ちなつ「ふぬぬ…!」

京子「よっしゃー!スタートダッシュ!」

ちなつ「私もです!負けませんからね!」

あかり「うわぁん!みんな速いよぉー!」

17: 2011/10/02(日) 14:26:06.95 ID:TFwXODoH0
京子「くらえっ!!超こうらアタッーク!!!」

ちなつ「やりましたね!私だって…!!」

結衣「わわっ!私を巻き込むな!」

ちなつ「ああっ!すいません、結衣先輩!」

京子「ふっふっふっ…勝負は非情なのだよ、結衣くん……。今のうち!いっちば~ん!!」

ちなつ「させません!えいっ!!」

京子「くっ……!」

19: 2011/10/02(日) 14:29:12.71 ID:TFwXODoH0
京子「はぁっ、はぁっ、ラスト…スパート……!やった!!ゴーr」

あかり「わあっ!あかり1番だ~!」

ちなつ「えっ?!」

結衣「何時の間に……」

京子「くっ…影が薄すぎて気が付かなかった…」

あかり「ちょっと!?あかり影薄くないよ!?ないよねぇ!!?」

あかり「1番なのになんか全然嬉しくないよぉ~~!」


おしまい

21: 2011/10/02(日) 14:32:00.56 ID:TFwXODoH0
2.丸いあんちくしょう


教室

京子「うあ~…やってきてしまった…今日と言う運命の日が……奴との対決は逃れられないということか…」

綾乃「どうしたのよ、歳納京子?元気ないわね」

結衣「次のリコーダーの発表のせいだよ」

千歳「まあまあ、気軽に行こうや~」

結衣「練習の時間もあるし大丈夫だろ」

京子「じゃあ結衣!私につきっきりで教えて!!」

結衣「うーん、私も練習しないといけないからな」

23: 2011/10/02(日) 14:34:18.37 ID:TFwXODoH0
千歳「綾乃ちゃん、チャンスやで。ここで歳納さんに教えてあげるんや!綾乃ちゃんリコーダー完璧やろ~?」

綾乃「うっ…。しっ、仕方ないわね、歳納京子っ!私が教えてあげるわよ///」

京子「ほんと!?綾乃大好きっ!」

綾乃「///」

千歳「はぁ…!ええなぁ!!」

結衣「千歳っ!?」

24: 2011/10/02(日) 14:36:32.93 ID:TFwXODoH0
音楽室

綾乃「じゃあ始めるわよ、歳納京子!高評価目指してファイトファイトファイファイビーチよ!」

結衣「ぶっ!」

綾乃「まずここね…、やってみて」

京子「ピョロロ~!あはははは!音波アタックー!」

結衣「うるさいっ!」

綾乃「ってちゃんと聞きなさい!」

京子「ほーい」

25: 2011/10/02(日) 14:39:22.81 ID:TFwXODoH0
綾乃「その調子よ!やればできるじゃない!」

京子「ふふん!この京子ちゃんに不可能なんてないのさ!」

綾乃「後は楽譜が読めたら完璧なんだけど…」

千歳「でも楽譜読めなくてここまでできるってすごいなぁ~」

綾乃「そうだわ!音符を何か親しみのあるものだと思えば読みやすくなるんじゃないかしら?」

京子「音符をなー…」

27: 2011/10/02(日) 14:41:15.66 ID:TFwXODoH0
結衣「そろそろ京子の番だぞ」

京子「うん!行ってくる!音符の事は考えとくよ、綾乃」

千歳「がんばってな~」

綾乃「ばっちり決めてきなさいよ!」

京子(音符…丸い……)

京子(丸い………あかりのお団子……!)

あかり『あかりのお団子に尻尾がはえちゃったよぉ~!?』

28: 2011/10/02(日) 14:42:16.59 ID:TFwXODoH0
京子「ピーピピピュルフーー!!ぶふっ!あはっ!あはははは!!!」

結衣「はぁ………」

千歳「あらあら」

綾乃「歳納京子……あなたって人は………」


おしまい

29: 2011/10/02(日) 14:44:38.61 ID:TFwXODoH0
3.デザートは恋の駆け引き


娯楽部

京子「てなわけで…みんなで自由研究やろうぜ!」

結衣「どういう訳だ。ていうか、もう夏休みは終わったぞ?」

京子「ちっちっちっ。バカだなぁ結衣は。来年の分さ!」

ちなつ「えっ、来年のを今からやるんですか?」

京子「今からしとけばその分来年の量が減るじゃん?私って頭いい!」

結衣「自分で言うな」

あかり「でも何を研究するつもりなの?京子ちゃん?」

京子「それを今からみんなに決めてもらうんじゃん!」

ちなつ「人任せですか…」

32: 2011/10/02(日) 14:47:36.39 ID:TFwXODoH0
あかり「あかり、猫さんの観察がいいと思うなぁ」

京子「えぇ~、猫の観察~?あかりは考えまで地味だなぁ」

あかり「じっ、地味じゃないもん!?」

京子「でも観察ってのはいい感じだ!そこを攻めていこー☆」

ちなつ「じゃああかりちゃんの観察はどうでしょう?」

京子「もっと地味じゃん」

あかり「ひどいっ!!?」

33: 2011/10/02(日) 14:49:09.16 ID:TFwXODoH0
京子「人間観察か……。!そうだ、綾乃を観察しよう!!」

結衣「おい、勝手にやるのはまずくないか?」

京子「綾乃なら大丈夫だって~☆では早速レッツゴー!」


生徒会室

京子「流石に扉開けては覗けないな~。待機だ!」

34: 2011/10/02(日) 14:51:30.68 ID:TFwXODoH0
櫻子「先輩方おつかれさまで~す☆」

向日葵「おつかれさまですわ」


京子「おっ!終わったっぽいぞ!」

結衣「こんなにぞろぞろいてばれないのか…?」

ちなつ「あかりちゃんがいるから大丈夫じゃないですか?」

あかり「ねぇ!?それどういう意味!?」

あかり「ってさっきからあかりの扱いがひどすぎるよぉ~!!」

35: 2011/10/02(日) 14:54:51.18 ID:TFwXODoH0
帰り道

綾乃「でね?今日は歳納京子に振り回されて散々だったわ」

千歳「またまたぁ~。綾乃ちゃん、そんな事いうて嬉しかったくせに~」

綾乃「べべべ別に嬉しくなんかないわよ!?///」

千歳「あはは、綾乃ちゃん顔真っ赤やで~」


京子「なんか私の話してるな、よく聞こえないけど」

結衣「盗み聞きはよくないよ、京子」

京子「じゃあ綾乃一人になるまで耳を塞いでおこう!」

結衣「それはそれで危ないぞ…」

36: 2011/10/02(日) 14:55:50.98 ID:TFwXODoH0
千歳「ほなな~、綾乃ちゃん。また明日~」

綾乃「うん、ばいばい千歳」

綾乃「よしっ!今日はプリンでも買って帰ろうかしら」


京子「おっ!別れたぞ!追跡だ!!」

37: 2011/10/02(日) 14:57:20.89 ID:TFwXODoH0
スーパーマーケット

綾乃「今日は何プリンにしようかしら?」

綾乃「大きなプリン、生クリーム乗せプリン、フルーツ乗せプリン……」


京子「ぷくく…さっきからプリンの前でずっと悩んでる…!」

あかり「あっ、あかりついでにお買い物してくるね」

結衣「いってらっしゃい」

京子「綾乃はほんとにプリンがすきだなぁ」


綾乃「たまには牛乳プリンもいいわね!」


京子「決めたっぽいな…!次はアイスコーナーか」

39: 2011/10/02(日) 14:59:39.14 ID:TFwXODoH0
綾乃「歳納京子の好きなアイス…」

綾乃「な、なんでこんな所で悩んでるのかしら///別に買ってあげる訳ないんだからっ!!……」


京子「なんかアイス見つめて顔真っ赤にしてるぞ?いゃあ、綾乃は面白いなぁ」

結衣「あれって………」

京子「あ、結衣~!後でラムレーズン買ってね☆」

結衣「自分で買え」

40: 2011/10/02(日) 15:02:43.77 ID:TFwXODoH0
再び帰り道

綾乃「結局買っちゃったわ…どうしよう、渡すしかないわよね…?///」

綾乃「でもどうやって渡そうかしら……///」

綾乃「理由もなくいきなりなんて、なんだか不自然だわ!」

綾乃「んー…ゆっくり考える必要があるわね…」


京子「そろそろ綾乃ん家だな、今日はこの辺にしとくか!じゃあ解散!」

結衣「ちゃんと綾乃のプライバシーは守れよ」

ちなつ「おつかれさまでした~♪」

41: 2011/10/02(日) 15:05:24.32 ID:TFwXODoH0
翌日

綾乃「ど、どうしたのかしら?いきなり呼び出したりなんかして///」

京子「いやあ、綾乃に見せたいものがあって!」

綾乃「そ、それは奇遇ね!私も歳納京子に渡したいものがあったのよ!///」

京子「で、これなんだけど…」

綾乃「え?私の……観察日記!?」

京子「読み上げるね☆えっと…9月×日、綾乃は牛乳プリンを買っていた。」

京子「綾乃はそんなにおっOいを大きくしたいのかなぁ」

綾乃「ちょっ!?違うわよ!!」

42: 2011/10/02(日) 15:08:30.39 ID:TFwXODoH0
京子「その後、アイスコーナーの前で顔を真っ赤にしてぷるぷるしていた。綾乃は可愛いなぁ」

綾乃「……!!!///」

京子「どう?よくできてるでしょ~♪」

綾乃「と…歳納京子ーーー!!!」

京子「わあっ!?」

綾乃「今回はっ、見逃してあげるんだからっ!!///」

綾乃「はい!アイス!!!」

43: 2011/10/02(日) 15:10:04.95 ID:TFwXODoH0
京子「どっか行っちゃった…。まあラムレーズン貰えたし、ラッキー☆」

京子「でもなんか忘れてるような…」

あかり「あーっ、いた!もうっ、京子ちゃん!昨日は置いて帰るなんてひどいよぉ!!」

京子「あっ」


おしまい

44: 2011/10/02(日) 15:13:03.90 ID:TFwXODoH0
4.あったかい距離


向日葵の家

櫻子「向日葵ー!私を暇から開放しろー!!」

櫻子「向日葵ー?いないのかー?おーい!おっOいお化けー!」

向日葵「誰がおっOいお化けですのっ!」

櫻子「ぎゃー!いつのまに後ろにっ!?」

向日葵「買い物帰ってきて玄関が騒がしいと思ったらこれですわ…」

櫻子「なんだよー?せっかく来てやったんだぞ!感謝しろ!」

向日葵「感謝する要素なんて微塵もありませんわっ!」

45: 2011/10/02(日) 15:15:28.09 ID:TFwXODoH0
櫻子「ねーねー、どっか行こうよ~?」

向日葵「どこかってどこですの?」

櫻子「向日葵決めてっ!」

向日葵「仕方ありませんわね…。櫻子に決めさせたらろくなことになりませんもの」

櫻子「なんだとぅ!?」

向日葵「はいはい…じゃあとりあえず歩きながら決めましょうか」

櫻子「わーい!やったー!!」

46: 2011/10/02(日) 15:17:26.36 ID:TFwXODoH0
櫻子「向日葵ー…お腹減った…」

向日葵「出てきていきなりそれですの!?」

櫻子「だって減ったもんは仕方ないじゃん!」

向日葵「で、何が食べたいんですの?」

櫻子「讃岐うどん!本場で☆」

向日葵「一人で行ってらっしゃいませ」

49: 2011/10/02(日) 15:20:48.70 ID:TFwXODoH0
ファミレス

櫻子「んー、カレーにしよっ!」

向日葵「あなたうどんが食べたかったんじゃなかったかしら…」

櫻子「食べれたらなんでもいい♪」

向日葵「……ならわたくしがうどんにしますわ」

櫻子「私の真似すんなよー!」

向日葵「櫻子は結局カレーにしたから真似じゃありませんわっ!!」

櫻子「うぎぎ…!」

向日葵「むむむ…!」

50: 2011/10/02(日) 15:23:23.84 ID:TFwXODoH0
店員「お待たせしました。こちらきつねうどんとカレーになります」

櫻子「わーい!」

櫻子「………ねえ、向日葵?」

向日葵「なんですの?」

櫻子「カレーになる前はなんだったのかなぁ?」

向日葵「ぶふっ!」

櫻子「うわっ!?向日葵汚い!?」

向日葵「櫻子が笑せるからですわっ!!」

櫻子「むきーっ!真面目に聞いたのにぃー!!」

51: 2011/10/02(日) 15:26:02.25 ID:TFwXODoH0
櫻子「へっへー!うどんもーらいっ!カレーうどんっ☆」

向日葵「ちょっと!勝手にとって行かないでくださいませ!!」

櫻子「いいじゃーん。向日葵のおっOいに無駄に栄養が行かないように私が食べてあげるのだ!!」

向日葵「太るといいですわ」

櫻子「むむむ…じゃあ向日葵にもカレーあげるもん!はいっ!」

向日葵「ありがとう…ですわ……。って櫻子、よくスプーンでうどん持って行けましたわね…」

52: 2011/10/02(日) 15:28:06.97 ID:TFwXODoH0
櫻子「はー、食べた食べた!もう動きたくない!」

向日葵「置いていきますわよ」

櫻子「あーん!待ってよ~」

向日葵「あら?雨が降ってきましたわ…」

櫻子「ふっふっ~ん!私、折りたたみ傘持ってるもんね~!」

向日葵「櫻子にしては準備がいいですわね」

櫻子「私にしてはってどういう意味だよっ!」

53: 2011/10/02(日) 15:29:10.57 ID:TFwXODoH0
向日葵「狭いですわ、櫻子…」

櫻子「入れてあげてるのに文句言うなよ~。てか、向日葵のおっOいが邪魔なんじゃん!」

向日葵「くっ…!言い返せませんわ………」

54: 2011/10/02(日) 15:30:06.27 ID:TFwXODoH0
向日葵(櫻子、少し顔が赤いですわ…)

櫻子「?なにじっと見てんの?」

向日葵「なっ///なんでもありませんわ!ほらっ、櫻子。もっと寄りなさい、雨で冷えますわよ」

櫻子「あっ…!」

櫻子(向日葵あったかい……なんだか落ち着くな………)

56: 2011/10/02(日) 15:32:41.82 ID:TFwXODoH0
向日葵「雨、上がりましたわね」

櫻子「まだ上がらなくても良かったのに……」

向日葵「えっ?なにかおっしゃいました?」

櫻子「なななんでもないもんっ!///向日葵のおっOいがずっと押し付けられててムカついてただけだし!!」

向日葵「なんですって!!!」

櫻子「でも…」

向日葵「?」

櫻子「雨降ったら、また…傘入れてあげてるよ、仕方ないから…///」

向日葵「櫻子……」

57: 2011/10/02(日) 15:36:06.94 ID:TFwXODoH0
向日葵「…ってよく見たらそれわたくしの傘ですわ!?」

櫻子「げっ、ばれた!?逃げろ~っ!」

向日葵「ちょっ、待ちなさい!走ると滑りますわよ!!」

櫻子「そんな子どもじゃないもんね~!…って、わあっ!」

向日葵「だから言いましたのに……」


おしまい

58: 2011/10/02(日) 15:39:15.96 ID:TFwXODoH0
5.全員集合っ!


娯楽部

結衣「あかりとちなつちゃんはまだみたいだね」

京子「そうみたいだね、ゆっくりしとこうよ!」

結衣「うん、さっき体育で少し疲れたし…」

京子「私も私も!ねえねえ結衣、喉乾かない?」

結衣「え?そりゃあ乾いたけど…なにかくれるの?」

京子「へっへー!ここに取り出しますは、すごく美味しい牛乳…!」

結衣「なんで牛乳?まあいいけど…」

京子「ささっ、どーぞどーぞ」

59: 2011/10/02(日) 15:41:23.05 ID:TFwXODoH0
結衣「ありがとう。ごくごく…」

京子「……ちらっ☆」

結衣「ぶっ!!?何をするっ!」

京子「たまには変顔じゃないアプローチでいってみようかなぁと…」

結衣「いらんところに力を入れるなっ!しかもなんだそれ!?歳納牛乳!?」

京子「私のおっOい☆」

結衣「いや牛乳って書いてあるし…」

京子「ちっ、バレたか」

60: 2011/10/02(日) 15:44:06.58 ID:TFwXODoH0
櫻子「こんにちは~。あかりちゃんいます?」

結衣「大室さん。あかりならまだ来てないよ」

京子「あれ?今日はひまっちゃんは一緒じゃないの?」

櫻子「おっOいは牧場において来ましたっ!」

向日葵「だ・れ・が、牛の様なおっOいですって!?」

櫻子「ぎゃー!いつのまにっ!?」

結衣「相変わらず仲が良いね」

櫻子「良くありませんっ!」
向日葵「良くないですわっ!」

61: 2011/10/02(日) 15:46:39.46 ID:TFwXODoH0
櫻子「むっ?その牛乳は……!」

京子「気づいちゃあしょうがないね。何を隠そう、これは私のおっOいなのだ!!」

結衣「まだそのネタ引っ張るか」

櫻子「な、な、歳納先輩…まさか!」

向日葵「いや、牛乳ですわよ…」

62: 2011/10/02(日) 15:48:10.80 ID:TFwXODoH0
櫻子「いやあ、本当かと思っちゃいましたよ~」

向日葵「なぜ信じたのかが分かりませんわ…」

櫻子「向日葵ならまだしも、歳納先輩は出ませんよね」

向日葵「ちょっと!わたくしも出ませんわよ!?」

京子「あははは!コントみたい!」

結衣「お前が言うな!」

64: 2011/10/02(日) 15:50:51.16 ID:TFwXODoH0
綾乃「歳納京子ーーー!!」

京子「おっ!綾乃じゃん」

綾乃「あら、大室さんに古谷さん、こんなところに」

櫻子「ちょっとあかりちゃんに用があってですね」

向日葵「すぐに行きますわ」

千歳「今日は仕事もあらへんし、ゆっくりしとってもええで~」

向日葵「先輩方は何しに?」

千歳「綾乃ちゃんが歳納さんに用があってな~。うちはその付き添いや~」

65: 2011/10/02(日) 15:53:25.17 ID:TFwXODoH0
綾乃「歳納京子っ!あなたはまた…」

京子「まあまあ綾乃、落ち着いて。牛乳飲む?」

綾乃「え?あ、ああ…いただくわ…って、歳…納…牛乳……!?」

京子「これ実は私の…」

綾乃「!!///」

京子「あれ?まだ何も言ってないのに……」

綾乃「ばばば!ちっ、ちがうのよ歳納京子!!これはそのあの///」

千歳「ぶはぁっ!」

67: 2011/10/02(日) 15:56:13.53 ID:TFwXODoH0
ちなつ「こんにちは~…って、なんか大勢いる!?」

結衣「あ、ちなつちゃん。あかりは?」

ちなつ「あかりちゃんは職員室行ってます。もう少しで来ると思いますよ♪」

ちなつ「で、どうしたんですかこれは…」

櫻子「私はあかりちゃんに用があって」

結衣「綾乃は京子に用があったみたいで」

向日葵「わたくしと池田先輩は付き添いですわ」

69: 2011/10/02(日) 15:58:22.03 ID:TFwXODoH0
京子「で、綾乃は何考えてたのかなぁ~?」

綾乃「な、なんでもないわよ!///歳納京子の胸の事なんて考えてないんだからっ!!」

千歳「綾乃ちゃん大胆やなぁ~!」

綾乃「あっ!!」

京子「嬉しいよ綾乃、そんなに私の事考えてくれるなんて…!」

綾乃「っ……!///」

千歳「うち幸せや~!」

70: 2011/10/02(日) 16:00:46.32 ID:TFwXODoH0
京子「綾乃、完全に沈黙しましたっ!」

結衣「お前のせいだろ!」

京子「よっしゃ!次いこ次っ!」

結衣「お、おい次って…」

京子「お嬢さん、そんなところにいないで私と楽しい事しないかい?」

櫻子「楽しい事!?やりますやりますっ!」

結衣「これはまずい…!」
向日葵「これは大変ですわ…!」

71: 2011/10/02(日) 16:04:18.90 ID:TFwXODoH0
京子「じゃあ…はいこれ!」

櫻子「こんなにいっぱいどこから?」

京子「私のポケットは五次元なのさっ!」

櫻子「すごいです先輩っ!猫型ロボットよりすごいですっ!!」

京子「ふっふーん♪私にできないことはない!」

櫻子「これは使い甲斐がありますね!」

72: 2011/10/02(日) 16:06:16.67 ID:TFwXODoH0
京子「これをここにセットして…」

櫻子「ならこれは私が!」

京子「あれとこれも」

櫻子「わーいわーい!」

結衣「どうなるんだ…」

向日葵「後が怖いですわ…」

73: 2011/10/02(日) 16:08:04.18 ID:TFwXODoH0
櫻子「あとはこれを付けましょう!」

京子「できたー!完璧っ!」

あっかり あっかり

櫻子「あかりちゃんの足音!来ましたよっ、先輩!」

京子「よしっ、位置に付け!!」

櫻子「ラジャー!…あっ!」

向日葵「櫻子っ!」

結衣「あ、牛乳が!」

74: 2011/10/02(日) 16:09:20.48 ID:TFwXODoH0
あかり「みんなごめんね、遅くなっちゃったよぉ~……」

あかり「……………」

向日葵「あかりちゃん、固まりましたわ……」

京子「あかりはこの状況に付いて行けなかったか…」

結衣「京子、お前も片付け手伝えっ!」


おしまい

75: 2011/10/02(日) 16:10:30.93 ID:TFwXODoH0
ありがとうございました
またお会いしましょう

76: 2011/10/02(日) 16:21:49.24 ID:RTUE4hJOO
はい、そうですね

77: 2011/10/02(日) 16:22:18.41 ID:simD/xK20
おつだけど
5番目のがちょっとわからなくて
悩んでる

78: 2011/10/02(日) 16:23:17.51 ID:kbX146zV0
ラストはなにがあったんだ

80: 2011/10/02(日) 16:28:42.82 ID:TFwXODoH0
すまん練り込みが浅かった

綾乃と千歳はあのまま幸せタイム
櫻子と京子は部室を飾ったりトラップ付けたりした
その後櫻子がこけて置いてた牛乳こぼした

これで大丈夫ですかね?

引用元: 京子「ゆるゆり、はっじまっるぞ~」結衣「全五編だ」