506: ◆m9tEpcJqyE 2014/12/24(水) 15:03:24.76 ID:D90dfqbao
前回はこちら
【極楽の長匙】その5
《鎮守府》執務室
提督「…………」(ドブ川の濁ったような瞳
<よく…狙って!
<くっ、こんなところで、大和は沈みません!
<ktkr! 相手の旗艦が崩れたよ! みんな、斬り込んで!!
<は、はい!!
<ちょっとヤバいかも……金剛、左舷のカバー任せたよ!
<了解ネー!
提督「(昼連撃で大和型を大破させるまでになったのか、神通君は)」
提督「(艤装によって艦娘の精神をリンクさせることで、従来では考えられない緻密かつ高速の戦闘を可能にしたのが、妖精君たちの作った艦船。適正の高さと艦娘のテンションで、同名艦でも能力に差が出るというのが実に興味深い)」(ブツブツ
提督「(……しかし、いくら適正やテンションで能力に差が出るとはいえ、戦艦勢より駆逐艦と軽巡の子たちの方が強いというのは、艦隊としてどうなのだろうか)」
提督「(これは、私程度では戦艦をまともに運用できないという証明か……そうか、そういうことなのだな)」
提督「よし、氏のう」(グッ
蒼龍(当日秘書艦)「提督~、お茶淹れてきたからちょっと休憩――――って、なんで窓から飛び降りようとしてるんですか!?」(グイーッ
提督「離してくれ、蒼龍君。無能な提督は鎮守府にいてはいけないのだ」
蒼龍「だからって、こーいう浅薄な行動は止めてくださいぃぃっ!?」
蒼龍「そ、そうだ、甘いものでも食べて落ち着きましょう!」
蒼龍「ざ、雑誌で美味しいって評判のお店を見つけたんです、今度のお休みに文月ちゃんと弥生ちゃんも連れて、ね!?」
提督「む……美味しいと評判の店、か」
提督「(そういえば最近、文月君や弥生君にお出かけがしたいとねだられていたな……)」
蒼龍「どうでしょうか?」(ワクワク
提督「……私が一緒に行って楽しめるかはわからんが、君たちがそれでいいのなら」
蒼龍「やったぁ!」(ピョンピョン
九九式艦爆<ダッダ~ン! ポヨヨンポヨヨン!
提督「(艤装を着けていない時に、目の前で飛び跳ねるのは遠慮してもらいたい……)」(目逸らし
《鎮守府》執務室
提督「…………」(ドブ川の濁ったような瞳
<よく…狙って!
<くっ、こんなところで、大和は沈みません!
<ktkr! 相手の旗艦が崩れたよ! みんな、斬り込んで!!
<は、はい!!
<ちょっとヤバいかも……金剛、左舷のカバー任せたよ!
<了解ネー!
提督「(昼連撃で大和型を大破させるまでになったのか、神通君は)」
提督「(艤装によって艦娘の精神をリンクさせることで、従来では考えられない緻密かつ高速の戦闘を可能にしたのが、妖精君たちの作った艦船。適正の高さと艦娘のテンションで、同名艦でも能力に差が出るというのが実に興味深い)」(ブツブツ
提督「(……しかし、いくら適正やテンションで能力に差が出るとはいえ、戦艦勢より駆逐艦と軽巡の子たちの方が強いというのは、艦隊としてどうなのだろうか)」
提督「(これは、私程度では戦艦をまともに運用できないという証明か……そうか、そういうことなのだな)」
提督「よし、氏のう」(グッ
蒼龍(当日秘書艦)「提督~、お茶淹れてきたからちょっと休憩――――って、なんで窓から飛び降りようとしてるんですか!?」(グイーッ
提督「離してくれ、蒼龍君。無能な提督は鎮守府にいてはいけないのだ」
蒼龍「だからって、こーいう浅薄な行動は止めてくださいぃぃっ!?」
蒼龍「そ、そうだ、甘いものでも食べて落ち着きましょう!」
蒼龍「ざ、雑誌で美味しいって評判のお店を見つけたんです、今度のお休みに文月ちゃんと弥生ちゃんも連れて、ね!?」
提督「む……美味しいと評判の店、か」
提督「(そういえば最近、文月君や弥生君にお出かけがしたいとねだられていたな……)」
蒼龍「どうでしょうか?」(ワクワク
提督「……私が一緒に行って楽しめるかはわからんが、君たちがそれでいいのなら」
蒼龍「やったぁ!」(ピョンピョン
九九式艦爆<ダッダ~ン! ポヨヨンポヨヨン!
提督「(艤装を着けていない時に、目の前で飛び跳ねるのは遠慮してもらいたい……)」(目逸らし
507: 2014/12/24(水) 15:04:17.31 ID:D90dfqbao
(提督休日)
《横浜沖の「特区」のありそうな街》
《見慣れた喫茶店》
蒼龍「あっ、ココです、ココ!」
提督「――――」
文月「ほわぁ、おっ出かけ、おっ出かけ~♪」(お手~手~
弥生「楽しみ…です♪」(つ~ないで~
提督「…………そう、だな」
提督「(やはりこの世に希望などないのだ)」(絶望
蒼龍「それじゃ、お店に入りましょっか♪」
店員「いらっしゃいまー……」(絶句
文月「えへへ、司令官はなに食べるんですか~?」
弥生「弥生も…司令官と同じものを」
蒼龍「あ、じゃあじゃあ私もそれにしちゃおっかな~」
提督「……では、このチョコムースを――――」
店員「あ、ごめんなさい、それ来月からなんですよ」
文月「え~」
弥生「残念…」
店員「ごめんなさいね。お詫びといっては何ですけど、ちょうど今完成した試作メニューがあるんですけど……いかがです? お安くしておきますよ」(ニッッッコリ
提督「……では、それで」
店員「はいは~い」
店員「お待たせしました! 1日3食男女ペア(意味深)限定パフェ『とらいあんぐるハートL4U(試作)』で~す」(ドドンッ
とらいあんぐるハートL4U(試作)<たいせつなもの、なんですか……?
《横浜沖の「特区」のありそうな街》
《見慣れた喫茶店》
蒼龍「あっ、ココです、ココ!」
提督「――――」
文月「ほわぁ、おっ出かけ、おっ出かけ~♪」(お手~手~
弥生「楽しみ…です♪」(つ~ないで~
提督「…………そう、だな」
提督「(やはりこの世に希望などないのだ)」(絶望
蒼龍「それじゃ、お店に入りましょっか♪」
店員「いらっしゃいまー……」(絶句
文月「えへへ、司令官はなに食べるんですか~?」
弥生「弥生も…司令官と同じものを」
蒼龍「あ、じゃあじゃあ私もそれにしちゃおっかな~」
提督「……では、このチョコムースを――――」
店員「あ、ごめんなさい、それ来月からなんですよ」
文月「え~」
弥生「残念…」
店員「ごめんなさいね。お詫びといっては何ですけど、ちょうど今完成した試作メニューがあるんですけど……いかがです? お安くしておきますよ」(ニッッッコリ
提督「……では、それで」
店員「はいは~い」
店員「お待たせしました! 1日3食男女ペア(意味深)限定パフェ『とらいあんぐるハートL4U(試作)』で~す」(ドドンッ
とらいあんぐるハートL4U(試作)<たいせつなもの、なんですか……?
508: 2014/12/24(水) 15:08:01.53 ID:D90dfqbao
文月「ほわぁ、おっきぃ~!」(キラキラ
弥生「すごい…です」(キラキラ
蒼龍「え、ちょ、コレって……」
提督「」(チラ
マスター「」(サムアップ
店員「スプーン、ここに置いておきますね~。じゃあ、お嬢ちゃんたち……頑張って! だって、子供には幸せになる義務があるんだから!」(激励
専用スプーン<俺が……俺たちが繋ぎとめてみせる、家族の絆をッ!!
文月「?」
弥生「??」
蒼龍「(も、もしかして私たち、周りから『そういう風』に見えちゃってる? アハハ、困っちゃうな~)」(テレテレ
提督「……とりあえず、食べようか」(ノソノソ…
<パクッ……えへへ、おいしいねぇ司令官♪
<ふ、文月君、順番は守りたまえ……
<文月ちゃん、ズルイ…です
<えへへ、ゴメンねぇ
<今度こそ弥生の番…です
<じゃあじゃ、その次は私の番だね!
<そ、蒼龍君まで……。悪いがもう私の胃が限界なので、自分で……
<――――嬉しいなぁ、嬉しいなぁ、嬉しいなぁ♪(リピート
<う……うぬぅ
<エヘヘ、美味しいね~、文月ちゃん、弥生ちゃん!
弥生「すごい…です」(キラキラ
蒼龍「え、ちょ、コレって……」
提督「」(チラ
マスター「」(サムアップ
店員「スプーン、ここに置いておきますね~。じゃあ、お嬢ちゃんたち……頑張って! だって、子供には幸せになる義務があるんだから!」(激励
専用スプーン<俺が……俺たちが繋ぎとめてみせる、家族の絆をッ!!
文月「?」
弥生「??」
蒼龍「(も、もしかして私たち、周りから『そういう風』に見えちゃってる? アハハ、困っちゃうな~)」(テレテレ
提督「……とりあえず、食べようか」(ノソノソ…
<パクッ……えへへ、おいしいねぇ司令官♪
<ふ、文月君、順番は守りたまえ……
<文月ちゃん、ズルイ…です
<えへへ、ゴメンねぇ
<今度こそ弥生の番…です
<じゃあじゃ、その次は私の番だね!
<そ、蒼龍君まで……。悪いがもう私の胃が限界なので、自分で……
<――――嬉しいなぁ、嬉しいなぁ、嬉しいなぁ♪(リピート
<う……うぬぅ
<エヘヘ、美味しいね~、文月ちゃん、弥生ちゃん!
529: 2014/12/25(木) 11:59:00.27 ID:7GUGZsO6o
【極楽の長匙】その6
《鎮守府》執務室
提督「(辞めたい…辞めたい…辞めたい辞めたい提督辞めたい――――)」(爪ガリガリ
大井(当日秘書艦)「(こ、これまでに類を見ないほどヤバイ状態になってるわね……)」(ドン引き
大井「(大方、鎮守府通信に書いてあった『例のパフェ』絡みなんでしょうけど)」
大井「(とっかえひかえ、艦娘とパフェ食べに行った結果がコレ……チッ、ただの自業自得、同情の余地なんてないじゃない)」(イライラ
提督「う、うぅ……! 薬は……まだストックがあっただろうか」(ガサゴソ
大井「ハァ……薬は3段目の引き出しに顆粒のがあったと思いますけど? ああ、直で飲むのは止めてくださいね、今ぬるま湯持ってきますから」
提督「す、すまない、助かるよ大井君……」(グッタリ
大井「フン、業務が終わる前に倒れられたら迷惑ですから――――?」
<knock・・・knock・・・
提督「」(ビクッ
大井「(すっかり怯えちゃって……ったく、しょうがない男ね)」
大井「どちら様ですか? 今、提督はお疲れで――!」(ツカツカ
<ガチャ!
北上「やほー、提督~。大井っちもお疲れ~」(ヒラヒラ
大井「あらァ、北上さん! いらっしゃい、よく来てくれましたね!!」(掌クルー
北上「どもどもー。そろそろお昼の時間だし、たまには3人でご飯とかどうかなー、って思ってさぁ」
提督「せ、せっかく来てもらったところ悪いが、今私は食欲が……」
大井「ホントですかぁ? 嬉しいですっ!」
大井「で す よ ね 提 督 ♪」(笑っていない瞳
提督「」
北上「アハハ、まぁ、駄弁りながらお茶飲むだけでもいいからさぁ」
提督「りょ、了解した」
《鎮守府》執務室
提督「(辞めたい…辞めたい…辞めたい辞めたい提督辞めたい――――)」(爪ガリガリ
大井(当日秘書艦)「(こ、これまでに類を見ないほどヤバイ状態になってるわね……)」(ドン引き
大井「(大方、鎮守府通信に書いてあった『例のパフェ』絡みなんでしょうけど)」
大井「(とっかえひかえ、艦娘とパフェ食べに行った結果がコレ……チッ、ただの自業自得、同情の余地なんてないじゃない)」(イライラ
提督「う、うぅ……! 薬は……まだストックがあっただろうか」(ガサゴソ
大井「ハァ……薬は3段目の引き出しに顆粒のがあったと思いますけど? ああ、直で飲むのは止めてくださいね、今ぬるま湯持ってきますから」
提督「す、すまない、助かるよ大井君……」(グッタリ
大井「フン、業務が終わる前に倒れられたら迷惑ですから――――?」
<knock・・・knock・・・
提督「」(ビクッ
大井「(すっかり怯えちゃって……ったく、しょうがない男ね)」
大井「どちら様ですか? 今、提督はお疲れで――!」(ツカツカ
<ガチャ!
北上「やほー、提督~。大井っちもお疲れ~」(ヒラヒラ
大井「あらァ、北上さん! いらっしゃい、よく来てくれましたね!!」(掌クルー
北上「どもどもー。そろそろお昼の時間だし、たまには3人でご飯とかどうかなー、って思ってさぁ」
提督「せ、せっかく来てもらったところ悪いが、今私は食欲が……」
大井「ホントですかぁ? 嬉しいですっ!」
大井「で す よ ね 提 督 ♪」(笑っていない瞳
提督「」
北上「アハハ、まぁ、駄弁りながらお茶飲むだけでもいいからさぁ」
提督「りょ、了解した」
530: 2014/12/25(木) 11:59:38.63 ID:7GUGZsO6o
《鎮守府》食堂
提督「…………」(ズズ・・
北上「――それでさ、人型の深海棲艦に乗り込まれてさすがにヤバって思ったんだけどさ、救助に来た漣と神通と金剛が白兵戦でバッタバッタとなぎ倒してくれてね~」(ピーチク
大井「一応、艤装で戦えるようになってはいますけど、ホントに筆頭連中はぶっ飛んでますね。でも……北上さんにケガがなくてよかったです」(パーチク
北上「むしろ、アレは深海棲艦に同情したよ~」(ピーチク
大井「ですよねぇ~」(パーチク
提督「(……私、いる意味がないな)」
北上「私も、もうちょっとだけ白兵戦の腕を上げようかなぁ……」
北上「(そういえば、素手の戦いってこの鎮守府だと提督が一番強いんだっけ?)」(チラッ
提督「む……?」
北上「アハハ、何でもない、何でもない。ああ、そうだ、そういえば提督、知ってる?」
提督「?」
北上「最近さ~、ウチら(艦娘)の間でひそかに噂になってる甘味処があるんだけど、提督知ってる?」
北上「何でも、改良に改良を重ねて完成したパフェらしいんだけど、それがまた美味しいらしくてさぁ。ソレを食べるだけで1週間はキラキラが続くんだって」
北上「スイーツ好きとして、ウチの子たちの噂になるぐらい美味しいとなると確かめないわけにはいかないよね? だから提督、今度の休みさ――――」
提督「うわぁ……あぁぁぁぁ……!」(ガクブル
北上「ちょっ、どしたの提督? 私、一緒にパフェ食べに行こって言っただけ……」
大井「もうやめて北上さん! とっくに提督のライフは0よ!!」(羽交い絞め
北上「え゛ぇぇ~……?」
《もちろん後日、3人で例のパフェを食べる羽目になった》
※店員から【攻略王】の称号を贈られた提督、大破轟沈した模様
提督「…………」(ズズ・・
北上「――それでさ、人型の深海棲艦に乗り込まれてさすがにヤバって思ったんだけどさ、救助に来た漣と神通と金剛が白兵戦でバッタバッタとなぎ倒してくれてね~」(ピーチク
大井「一応、艤装で戦えるようになってはいますけど、ホントに筆頭連中はぶっ飛んでますね。でも……北上さんにケガがなくてよかったです」(パーチク
北上「むしろ、アレは深海棲艦に同情したよ~」(ピーチク
大井「ですよねぇ~」(パーチク
提督「(……私、いる意味がないな)」
北上「私も、もうちょっとだけ白兵戦の腕を上げようかなぁ……」
北上「(そういえば、素手の戦いってこの鎮守府だと提督が一番強いんだっけ?)」(チラッ
提督「む……?」
北上「アハハ、何でもない、何でもない。ああ、そうだ、そういえば提督、知ってる?」
提督「?」
北上「最近さ~、ウチら(艦娘)の間でひそかに噂になってる甘味処があるんだけど、提督知ってる?」
北上「何でも、改良に改良を重ねて完成したパフェらしいんだけど、それがまた美味しいらしくてさぁ。ソレを食べるだけで1週間はキラキラが続くんだって」
北上「スイーツ好きとして、ウチの子たちの噂になるぐらい美味しいとなると確かめないわけにはいかないよね? だから提督、今度の休みさ――――」
提督「うわぁ……あぁぁぁぁ……!」(ガクブル
北上「ちょっ、どしたの提督? 私、一緒にパフェ食べに行こって言っただけ……」
大井「もうやめて北上さん! とっくに提督のライフは0よ!!」(羽交い絞め
北上「え゛ぇぇ~……?」
《もちろん後日、3人で例のパフェを食べる羽目になった》
※店員から【攻略王】の称号を贈られた提督、大破轟沈した模様
532: 2014/12/25(木) 12:11:23.03 ID:7GUGZsO6o
【必要経費だ(断言】
《鎮守府》食堂
提督「やっと使えるな……マジックカード・漏電発動」(LP200
神通「っっ!?」
提督「では、場を一掃したところでモンスターを展開させてもらう。バトルフェイズに入り、角型、燃料、業務用、充電池の順で攻撃するが、何かあるかね?」
神通「……な、何もないです」(LP8000→0
提督「フゥ……なんとか勝つことができたか」
提督「正直なところ、ここまで追い詰められるとは考えていなかった。さすがだよ、神通君」(ナデナデ
神通「へ!? あ……い、いえ、たまたま手札がよかっただけで……!」
神通「(カードで戦っている時だけ、提督がいつもより親しくしてくれるのは……嬉しい反面、複雑なものがあります)」(ドキドキ
瑞鳳「いやいや~、それでもなかなか。提督をライフを3桁まで追い込むのはできないよ、ねえ?」
提督「うむ」
神通「そうでしょうか?」
赤城「少なくとも、神通さんと同時期に始めたのに、いまだに1度も勝ててない私よりは練度が高いんじゃないかしら……」(ズゥ…ン
文月「ほわぁ、文月の勝ちぃ~」(圧勝
弥生「弥生も…勝ちました」(蹂躙
赤城「39連敗……一航戦の誇り、こんなところで失う訳には」(ハイライトOFF
提督「(メインに据えたカテゴリーの差もあるのだろうな……)」(遠い目
瑞鳳「(さすがに下級1種類だけじゃねー)」(遠い目
赤城「(今の私には鉄の意志も鋼の強さも感じられない……ですが、ここから必ず立ち上がります! 叛逆の翼を翻して、最後には提督のお相手も務められるまでの遣い手に……!)」
木曾「タイミング……? 対象を取る……取らない??」
木曾「だぁ~~~~ッ、わっかんねー……」(頭抱え
《鎮守府》食堂
提督「やっと使えるな……マジックカード・漏電発動」(LP200
神通「っっ!?」
提督「では、場を一掃したところでモンスターを展開させてもらう。バトルフェイズに入り、角型、燃料、業務用、充電池の順で攻撃するが、何かあるかね?」
神通「……な、何もないです」(LP8000→0
提督「フゥ……なんとか勝つことができたか」
提督「正直なところ、ここまで追い詰められるとは考えていなかった。さすがだよ、神通君」(ナデナデ
神通「へ!? あ……い、いえ、たまたま手札がよかっただけで……!」
神通「(カードで戦っている時だけ、提督がいつもより親しくしてくれるのは……嬉しい反面、複雑なものがあります)」(ドキドキ
瑞鳳「いやいや~、それでもなかなか。提督をライフを3桁まで追い込むのはできないよ、ねえ?」
提督「うむ」
神通「そうでしょうか?」
赤城「少なくとも、神通さんと同時期に始めたのに、いまだに1度も勝ててない私よりは練度が高いんじゃないかしら……」(ズゥ…ン
文月「ほわぁ、文月の勝ちぃ~」(圧勝
弥生「弥生も…勝ちました」(蹂躙
赤城「39連敗……一航戦の誇り、こんなところで失う訳には」(ハイライトOFF
提督「(メインに据えたカテゴリーの差もあるのだろうな……)」(遠い目
瑞鳳「(さすがに下級1種類だけじゃねー)」(遠い目
赤城「(今の私には鉄の意志も鋼の強さも感じられない……ですが、ここから必ず立ち上がります! 叛逆の翼を翻して、最後には提督のお相手も務められるまでの遣い手に……!)」
木曾「タイミング……? 対象を取る……取らない??」
木曾「だぁ~~~~ッ、わっかんねー……」(頭抱え
534: 2014/12/25(木) 12:12:41.85 ID:7GUGZsO6o
提督「鎮守府にもかなりデュエリストが増えてきた……実に喜ばしい」
瑞鳳「みんなにデッキ配った甲斐があったね、提督♪」
提督「ああ!」
神通「あの……私や赤城さんたちのデッキは全て提督から頂いたものですけど、その、もしかして高かったのではありませんか?」
赤城「そ、そういえば、カードの代金、返そうと思っていたんです。おいくらでしょうか?」
提督「い、いや、別に気にする必要は……」
赤城「そういう訳にはいきません。こうしたものは可能な限り、ちゃんとしておきませんと」
神通「わ、私もそう思います……!」
提督「し、しかしだな……」(チラッ
瑞鳳「…………」(コクリ
提督「ぬ、ぬう……」
瑞鳳「二人がそれがいいって言ってるんだから、希望通り教えてあげればいいんじゃない? 払えるかどうかは値段を教えてみればわかるんだし」
提督「それもそうだな。……その、あまり驚かずに聞いてもらいたいのだが――万円くらい、だな」
赤城「へ?」
神通「え?」
提督「あ、あまりお金の話はしたくないのだが……神通君のデッキも赤城君のデッキも、おそらく私の給料3ヶ月分ほどになるのではないかと」
瑞鳳「ちなみに、文月ちゃんと弥生ちゃんのデッキだと、試験運用中のカードの関係でさらにその2.5倍くらいになっちゃうかな~♪」(※真紅眼がウン十万の価値を持つ世界
赤城「」
神通「」
提督「これに関しては、趣味に付き合ってもらっているということで、金額のことは忘れてもらいたい。私としては、たまにデュエルしてくれるだけで十分なのでな」
赤城「(そ、そんな高額なものを頂いてただなんて)」
神通「(お給料の3ヶ月分……それって、それってもしかして――――!?)」
赤城「提督からいただいたこのデッキ、大切に使わせていただきます!」(敬礼
提督「うむ、さらなる精進を期待させてもらおう」
神通「提督……いろいろと至らぬところもありますけど、どうかよろしくお願いしますね……?」(涙ぐみ
提督「あ、ああ……?」
瑞鳳「(お給料の3ヶ月分……あ)」(察し
《これが後に起こるDies irae、その始まりの日である》
瑞鳳「みんなにデッキ配った甲斐があったね、提督♪」
提督「ああ!」
神通「あの……私や赤城さんたちのデッキは全て提督から頂いたものですけど、その、もしかして高かったのではありませんか?」
赤城「そ、そういえば、カードの代金、返そうと思っていたんです。おいくらでしょうか?」
提督「い、いや、別に気にする必要は……」
赤城「そういう訳にはいきません。こうしたものは可能な限り、ちゃんとしておきませんと」
神通「わ、私もそう思います……!」
提督「し、しかしだな……」(チラッ
瑞鳳「…………」(コクリ
提督「ぬ、ぬう……」
瑞鳳「二人がそれがいいって言ってるんだから、希望通り教えてあげればいいんじゃない? 払えるかどうかは値段を教えてみればわかるんだし」
提督「それもそうだな。……その、あまり驚かずに聞いてもらいたいのだが――万円くらい、だな」
赤城「へ?」
神通「え?」
提督「あ、あまりお金の話はしたくないのだが……神通君のデッキも赤城君のデッキも、おそらく私の給料3ヶ月分ほどになるのではないかと」
瑞鳳「ちなみに、文月ちゃんと弥生ちゃんのデッキだと、試験運用中のカードの関係でさらにその2.5倍くらいになっちゃうかな~♪」(※真紅眼がウン十万の価値を持つ世界
赤城「」
神通「」
提督「これに関しては、趣味に付き合ってもらっているということで、金額のことは忘れてもらいたい。私としては、たまにデュエルしてくれるだけで十分なのでな」
赤城「(そ、そんな高額なものを頂いてただなんて)」
神通「(お給料の3ヶ月分……それって、それってもしかして――――!?)」
赤城「提督からいただいたこのデッキ、大切に使わせていただきます!」(敬礼
提督「うむ、さらなる精進を期待させてもらおう」
神通「提督……いろいろと至らぬところもありますけど、どうかよろしくお願いしますね……?」(涙ぐみ
提督「あ、ああ……?」
瑞鳳「(お給料の3ヶ月分……あ)」(察し
《これが後に起こるDies irae、その始まりの日である》
553: 2014/12/26(金) 04:40:31.40 ID:KxRKwwXcO
【聖なる夜に】
《鎮守府》母港
戦艦『大和』艦内:烹炊所
<シャンシャンシャンシャンシャン♪
大和「フンフンフ~ン♪」(料理なう
大和「今日は待ちに待ったクリスマス・イヴ……提督ももうすぐ、『大和』へ来てくださいます」
大和「フフフ、戦艦『大和』の中で提督と過ごすクリスマス、とても楽しみです!」
<Prrrr……Prrrr……
大和「!!」(ガチャッ
提督『ああ、私だが……』
大和「お待ちしておりました! パーティーの用意はほとんど終わっているので、提督は先に食堂でお待ちください」
提督『わ、わかった。みんなで持ってきた料理や酒は適当に置かせてもらうよ』
大和「はい、お願いします♪」(ガチャン
大和「……ん、みんな?」
大和「…………!」(ダッ!
大和「――――」
漣(E:特注サンタコス)「ドーモ、大和=サン。本日はお招きいただき、本当にありがとうございます」(ニヤニヤ
曙「わ、わぁ、『大和』の艦内ってこんな場所があるんだ~」(キョロキョロ
朧「さすが……上官と下士官で世界が違うとまで言われるだけあるね」(パシャーッ、パシャーッ
潮「お、朧ちゃん、勝手に撮影しちゃダメだよぉ」
雷「司令官~、お料理この辺でいーい?」
不知火「…………じゅる」
陽炎「お~い、不知火、ヨダレヨダレ」
球磨「ウマウマ……ほっぺたが落っこちちゃうクマー」
多摩「アムアム……美味であるニャ」
木曾「料理並べる端からつまみ食いすんじゃねえよっ!!」
金剛「フゥム、同じ戦艦でも内装にこれだけの差があるのネ」
伊勢「圧巻だよね~」
神通「あ、あの、提督、間宮さんからケーキ預かって――きゃっ!?」
文月「ほわぁ、ケ~キッ、ケ~キ♪」(クールクル
弥生「ケーキ…好き、です」(クールクル
蒼龍「こらぁ、文月ちゃんも弥生ちゃんも神通さんの邪魔しないの」
川内「お酒もたっくさん持ってきたよ~!」
吹雪「ハヒィ……お、重っ」(ヨロヨロ
那珂「えっとぉ、カラオケの機械はどこに繋げばいいのかなぁ?」
満潮(E:サンタ帽子)「ったく、いくらクリスマスだからってこの鎮守府、浮かれすぎじゃないかしら」(キラキラソワソワ
敷波「(オマエモナー)」
綾波「(満潮ちゃん、クリスマスカード貰ってからずっと楽しみにしてましたもんね)」
青葉「おっ、いい表情見~っけ、です♪」
衣笠「好き勝手撮ってたら、また怒られるよ~?」
イムヤ「(さすがにパーティーに水着はキッツイかなぁ……)」
《鎮守府》母港
戦艦『大和』艦内:烹炊所
<シャンシャンシャンシャンシャン♪
大和「フンフンフ~ン♪」(料理なう
大和「今日は待ちに待ったクリスマス・イヴ……提督ももうすぐ、『大和』へ来てくださいます」
大和「フフフ、戦艦『大和』の中で提督と過ごすクリスマス、とても楽しみです!」
<Prrrr……Prrrr……
大和「!!」(ガチャッ
提督『ああ、私だが……』
大和「お待ちしておりました! パーティーの用意はほとんど終わっているので、提督は先に食堂でお待ちください」
提督『わ、わかった。みんなで持ってきた料理や酒は適当に置かせてもらうよ』
大和「はい、お願いします♪」(ガチャン
大和「……ん、みんな?」
大和「…………!」(ダッ!
大和「――――」
漣(E:特注サンタコス)「ドーモ、大和=サン。本日はお招きいただき、本当にありがとうございます」(ニヤニヤ
曙「わ、わぁ、『大和』の艦内ってこんな場所があるんだ~」(キョロキョロ
朧「さすが……上官と下士官で世界が違うとまで言われるだけあるね」(パシャーッ、パシャーッ
潮「お、朧ちゃん、勝手に撮影しちゃダメだよぉ」
雷「司令官~、お料理この辺でいーい?」
不知火「…………じゅる」
陽炎「お~い、不知火、ヨダレヨダレ」
球磨「ウマウマ……ほっぺたが落っこちちゃうクマー」
多摩「アムアム……美味であるニャ」
木曾「料理並べる端からつまみ食いすんじゃねえよっ!!」
金剛「フゥム、同じ戦艦でも内装にこれだけの差があるのネ」
伊勢「圧巻だよね~」
神通「あ、あの、提督、間宮さんからケーキ預かって――きゃっ!?」
文月「ほわぁ、ケ~キッ、ケ~キ♪」(クールクル
弥生「ケーキ…好き、です」(クールクル
蒼龍「こらぁ、文月ちゃんも弥生ちゃんも神通さんの邪魔しないの」
川内「お酒もたっくさん持ってきたよ~!」
吹雪「ハヒィ……お、重っ」(ヨロヨロ
那珂「えっとぉ、カラオケの機械はどこに繋げばいいのかなぁ?」
満潮(E:サンタ帽子)「ったく、いくらクリスマスだからってこの鎮守府、浮かれすぎじゃないかしら」(キラキラソワソワ
敷波「(オマエモナー)」
綾波「(満潮ちゃん、クリスマスカード貰ってからずっと楽しみにしてましたもんね)」
青葉「おっ、いい表情見~っけ、です♪」
衣笠「好き勝手撮ってたら、また怒られるよ~?」
イムヤ「(さすがにパーティーに水着はキッツイかなぁ……)」
554: 2014/12/26(金) 04:42:16.50 ID:KxRKwwXcO
<ワイワイ
<ガヤガヤ
大和「わかってました、ええ、わかってましたとも、こうなるって」(ガックシ
大和「(冷静に考えれば、提督がみんなのことを放置して、大和とだけクリスマスパーティーしてくださるはずがなかったのです……)」
提督「や、大和君、どうかしたのかね?」
大和「いえ……提督は本当に優しいお方ですね」(ニコォ…
提督「???」
漣「(さすがにちょび~っとだけかわいそうな気もしますねー)」
神通「(最近、大和さんの様子がおかしいのですが、何かあったんでしょうか?)」(ヒソ
金剛「(おかしいというか、マトモになったというか……デース)」(コソ
蒼龍「(アハハ、酷い言われようだなぁ)」
大和「うぅ、こうなったらヤケです……。みなさん、今日は大和が全力で腕を振るった料理をお出しするので、目一杯楽しんでいってくださいね!!」
<オォーーーーーーー♪
<ニャー! クマー!! …き、きそー!
<よぉし、那珂ちゃんセンター、歌います!!
<メリークリスマーーース!
<メリクリ、メリクリ~♪
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
那智「やあ、司令官! 飲んでるか?」(ベロベロ~
提督「あ、ああ、それなりにな。那智君の方は……だいぶ飲んでいるようだな」
那智「なんの、お楽しみはこれからだ! さすがは大戦艦『大和』、いい酒がたくさん用意されているな!」(カンラカンラ
提督「そ、そうか、今日のパーティーを開いてくれた大和君には礼をしなくてはな」
那智「お礼、お礼か……ハハハ、それなら私にいい案があるぞ」
提督「な、なんだね?」
那智「うむっ! 後輩の重巡洋艦の艦娘に聞いたのだがな、なんでも21時から2時までの間に、『少しの間、二人きりになりたい』と人のいない船室に誘―――」
熊野「そこまででしてよ!」(ゲシッ
那智「んぉっ!?」
熊野「この酔っ払いは……! な、なに、堂々とえOちぃ話をしてるんですの!?」
那智「む、何がえOちぃんだ? 私はただ、鈴谷に教えられた『聖なる六時間』とやらを楽しむための手順を――」
熊野「とぉぉ↑おう↓」(腹パン
那智「」(ガクッ
熊野「ハァ……ハァ……もしかしてと思ったら、案の定、奴の仕業でしたわ! 重巡の品格を損なわないでいただきたいわ、まったく……!」(ブツブツ
<ガヤガヤ
大和「わかってました、ええ、わかってましたとも、こうなるって」(ガックシ
大和「(冷静に考えれば、提督がみんなのことを放置して、大和とだけクリスマスパーティーしてくださるはずがなかったのです……)」
提督「や、大和君、どうかしたのかね?」
大和「いえ……提督は本当に優しいお方ですね」(ニコォ…
提督「???」
漣「(さすがにちょび~っとだけかわいそうな気もしますねー)」
神通「(最近、大和さんの様子がおかしいのですが、何かあったんでしょうか?)」(ヒソ
金剛「(おかしいというか、マトモになったというか……デース)」(コソ
蒼龍「(アハハ、酷い言われようだなぁ)」
大和「うぅ、こうなったらヤケです……。みなさん、今日は大和が全力で腕を振るった料理をお出しするので、目一杯楽しんでいってくださいね!!」
<オォーーーーーーー♪
<ニャー! クマー!! …き、きそー!
<よぉし、那珂ちゃんセンター、歌います!!
<メリークリスマーーース!
<メリクリ、メリクリ~♪
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
那智「やあ、司令官! 飲んでるか?」(ベロベロ~
提督「あ、ああ、それなりにな。那智君の方は……だいぶ飲んでいるようだな」
那智「なんの、お楽しみはこれからだ! さすがは大戦艦『大和』、いい酒がたくさん用意されているな!」(カンラカンラ
提督「そ、そうか、今日のパーティーを開いてくれた大和君には礼をしなくてはな」
那智「お礼、お礼か……ハハハ、それなら私にいい案があるぞ」
提督「な、なんだね?」
那智「うむっ! 後輩の重巡洋艦の艦娘に聞いたのだがな、なんでも21時から2時までの間に、『少しの間、二人きりになりたい』と人のいない船室に誘―――」
熊野「そこまででしてよ!」(ゲシッ
那智「んぉっ!?」
熊野「この酔っ払いは……! な、なに、堂々とえOちぃ話をしてるんですの!?」
那智「む、何がえOちぃんだ? 私はただ、鈴谷に教えられた『聖なる六時間』とやらを楽しむための手順を――」
熊野「とぉぉ↑おう↓」(腹パン
那智「」(ガクッ
熊野「ハァ……ハァ……もしかしてと思ったら、案の定、奴の仕業でしたわ! 重巡の品格を損なわないでいただきたいわ、まったく……!」(ブツブツ
555: 2014/12/26(金) 04:42:45.74 ID:KxRKwwXcO
提督「……だ、大丈夫かね?」(オソルオソル
熊野「ヒッ!? コホンッ……も、もちろん平気ですとも」(ジリジリ
提督「私が聞いたのは那智君……い、いや、そうか、平気ならよいのだ」(ジリジリ
提督「パ、パーティー、楽しんでいるかね?」
熊本「え、ええ、もちろんですとも。ててっ、提督もパーティーを楽しんでましてっ?」
提督「う、うむ。大和君のお陰でみんなも楽しんでくれているようだ」
<提督~、提督もこっちで飲もうよ~!
熊野「……呼ばれてるみたいですわよ?」
提督「う、うむ、どうやら早いペースで飲みすぎたようなので、私は少し手洗いへ行かせていただく」(そそくさ
<あ、逃げたっ!? 逃がすなっ、追いかけろー!
提督「ぬう……!」(ダッ
熊野「ふぅ……私が言うのもアレですが、マジでコミュニケーション能力が欠落してますわね」(ヤレヤレ
熊野「あら?」
??「提督~? コノ料理オイシイゾー、提督~?」(キョロキョロ
熊野「ハァ……提督でしたら、あっちの扉から出て行きましたわ」(指差し
??「ソウカ、アリガトー♪」(タタタッ
熊野「どういたしまして」(ニッコリ
熊野「……変わった鎮守府だと聞いてはいましたが、本当に驚きですわ」
熊野「まさかーー深海棲艦が仲間として暮らしているだなんて」
熊野「ヒッ!? コホンッ……も、もちろん平気ですとも」(ジリジリ
提督「私が聞いたのは那智君……い、いや、そうか、平気ならよいのだ」(ジリジリ
提督「パ、パーティー、楽しんでいるかね?」
熊本「え、ええ、もちろんですとも。ててっ、提督もパーティーを楽しんでましてっ?」
提督「う、うむ。大和君のお陰でみんなも楽しんでくれているようだ」
<提督~、提督もこっちで飲もうよ~!
熊野「……呼ばれてるみたいですわよ?」
提督「う、うむ、どうやら早いペースで飲みすぎたようなので、私は少し手洗いへ行かせていただく」(そそくさ
<あ、逃げたっ!? 逃がすなっ、追いかけろー!
提督「ぬう……!」(ダッ
熊野「ふぅ……私が言うのもアレですが、マジでコミュニケーション能力が欠落してますわね」(ヤレヤレ
熊野「あら?」
??「提督~? コノ料理オイシイゾー、提督~?」(キョロキョロ
熊野「ハァ……提督でしたら、あっちの扉から出て行きましたわ」(指差し
??「ソウカ、アリガトー♪」(タタタッ
熊野「どういたしまして」(ニッコリ
熊野「……変わった鎮守府だと聞いてはいましたが、本当に驚きですわ」
熊野「まさかーー深海棲艦が仲間として暮らしているだなんて」
556: 2014/12/26(金) 04:43:56.34 ID:KxRKwwXcO
??「ヨーシ、提督ツーカマーエタ~♪」(ダキッ
提督「ぬおっ!?」
提督「う、後ろから抱きついてくるのはやめてくれと言ったはずなのだがな…………レ級」
レ級「エヘヘ、ソーダッケ?」(引っ付き
提督「そうだ。……わ、私に何か用かね?」
レ級「ソウソウ! オイシイ料理発見シタカラ、提督ニ教エテアゲタカッタンダ」
レ級「ローストビーフッテ言ッテナ、大和ガナ、渾身ノ一品ダカラ絶対ニ提督ニ食ベテホシイッテ!」(グイグイ
提督「あ、あまり強く引っ張らないでほしい」
レ級「早ク戻ラナイト、球磨トカ多摩トカ川内タチニ全部食ベラレチャウダロー」(ニッコニコ
提督「わ、わかった戻る、戻るから……」
レ級「ホントカ~? ……ジャア、手ツナイデイコ♪」
提督「むう……し、仕方あるまい」
レ級「提督ガ迷子ニナッタラカワイソウダカラネ!」
提督「い、いくら『大和』が広いとはいえ、さすがにその可能性は低いと思うが……」
レ級「ソーヤッテ慢心シテルト時ガ一番危ナイッテ赤城ガ言ッテタカラ、チャント手ヲ繋グノ!」(ギュー
提督「…………やれやれ」(キュッ
レ級「エヘヘヘ、コレデ独リボッチジャナイヨ。ヨカッタネ、提督♪」
提督「独りぼっち……か」(フッ
レ級「ムム?」
提督「昔の私なら、そうなれることを、きっと心の底から喜んでいたのだろうな」
レ級「……今ハ違ウノ?」
提督「……どう、なのだろうな。いまだに、みんなが側にいることは逃げ出したいほど苦しいのだが」
提督「その半分、い、いや、三分の一……四分の一くらいか? と、とにかく、そのくらいには、みんながいてくれることを嬉しいと思う自分がいるのも確かで」
提督「そして……こんなことを考えるのは、提督として失格だと理解はしているのだが……」(深呼吸
提督「…………い、いつか、戦いが終わって……静かになった海を、一緒に守ってくれれば…と」(ゴニョゴニョ
提督「ぬおっ!?」
提督「う、後ろから抱きついてくるのはやめてくれと言ったはずなのだがな…………レ級」
レ級「エヘヘ、ソーダッケ?」(引っ付き
提督「そうだ。……わ、私に何か用かね?」
レ級「ソウソウ! オイシイ料理発見シタカラ、提督ニ教エテアゲタカッタンダ」
レ級「ローストビーフッテ言ッテナ、大和ガナ、渾身ノ一品ダカラ絶対ニ提督ニ食ベテホシイッテ!」(グイグイ
提督「あ、あまり強く引っ張らないでほしい」
レ級「早ク戻ラナイト、球磨トカ多摩トカ川内タチニ全部食ベラレチャウダロー」(ニッコニコ
提督「わ、わかった戻る、戻るから……」
レ級「ホントカ~? ……ジャア、手ツナイデイコ♪」
提督「むう……し、仕方あるまい」
レ級「提督ガ迷子ニナッタラカワイソウダカラネ!」
提督「い、いくら『大和』が広いとはいえ、さすがにその可能性は低いと思うが……」
レ級「ソーヤッテ慢心シテルト時ガ一番危ナイッテ赤城ガ言ッテタカラ、チャント手ヲ繋グノ!」(ギュー
提督「…………やれやれ」(キュッ
レ級「エヘヘヘ、コレデ独リボッチジャナイヨ。ヨカッタネ、提督♪」
提督「独りぼっち……か」(フッ
レ級「ムム?」
提督「昔の私なら、そうなれることを、きっと心の底から喜んでいたのだろうな」
レ級「……今ハ違ウノ?」
提督「……どう、なのだろうな。いまだに、みんなが側にいることは逃げ出したいほど苦しいのだが」
提督「その半分、い、いや、三分の一……四分の一くらいか? と、とにかく、そのくらいには、みんながいてくれることを嬉しいと思う自分がいるのも確かで」
提督「そして……こんなことを考えるのは、提督として失格だと理解はしているのだが……」(深呼吸
提督「…………い、いつか、戦いが終わって……静かになった海を、一緒に守ってくれれば…と」(ゴニョゴニョ
557: 2014/12/26(金) 04:46:36.32 ID:KxRKwwXcO
レ級「アハハッ、提督、耳真ッ赤~!」
提督「うぬ……じ、自分でも、虫のいい願いだとはわかっているさ」(顔押さえ
レ級「……大丈夫ダヨー」(手放し
提督「む……」
レ級「提督ガ望メバ、キットミンナ一緒ニイテクレルカラ」(スタスタ…
提督「レ、レ級、どこへ行くのだ……?」
レ級「ダカラ……頑張ッテネ!」(ピースサイン
提督「レ……級…………………………ぬ、ぬう?」(ムクリ
提督「………………?」(キョロキョロ
<う~、もう飲めないよぉ、祥鳳姉ぇ……
<ダメよ瑞鳳……まだお酒のお代わりはたっくさん……ムニャムニャ
<ギボヂワルィー……
<お腹がはち切れそうクマ~
<み、水……
提督「…………いつの間にか眠っていた、のか」
提督「……………………」
(提督、回想中・・・)
提督「……………う、うぐぅ」(顔押さえ
漣「あれ、起きたんですかご主人様?」
提督「」(ビクッ
漣「もうちょっと寝ててくださってよかったのに……。まあいいか、もうじき、神通さんとか金剛さんとか大和さんがお雑炊持ってきてくれますから………」
提督「う……うぅ……」(ブルブル
漣「あ、もしかして気分悪い? 待っててください、すーぐバケツ持ってきますから……!」
提督「ち、違う、別に気分が悪いわけではないから……」
提督「…………とりあえず、そっとしておいてくれないか?」(真っ赤っか
漣「は、はあ…………?」
<何があったか知りませんけど……お茶、飲みます?
<…………い、いただこう
提督「うぬ……じ、自分でも、虫のいい願いだとはわかっているさ」(顔押さえ
レ級「……大丈夫ダヨー」(手放し
提督「む……」
レ級「提督ガ望メバ、キットミンナ一緒ニイテクレルカラ」(スタスタ…
提督「レ、レ級、どこへ行くのだ……?」
レ級「ダカラ……頑張ッテネ!」(ピースサイン
提督「レ……級…………………………ぬ、ぬう?」(ムクリ
提督「………………?」(キョロキョロ
<う~、もう飲めないよぉ、祥鳳姉ぇ……
<ダメよ瑞鳳……まだお酒のお代わりはたっくさん……ムニャムニャ
<ギボヂワルィー……
<お腹がはち切れそうクマ~
<み、水……
提督「…………いつの間にか眠っていた、のか」
提督「……………………」
(提督、回想中・・・)
提督「……………う、うぐぅ」(顔押さえ
漣「あれ、起きたんですかご主人様?」
提督「」(ビクッ
漣「もうちょっと寝ててくださってよかったのに……。まあいいか、もうじき、神通さんとか金剛さんとか大和さんがお雑炊持ってきてくれますから………」
提督「う……うぅ……」(ブルブル
漣「あ、もしかして気分悪い? 待っててください、すーぐバケツ持ってきますから……!」
提督「ち、違う、別に気分が悪いわけではないから……」
提督「…………とりあえず、そっとしておいてくれないか?」(真っ赤っか
漣「は、はあ…………?」
<何があったか知りませんけど……お茶、飲みます?
<…………い、いただこう
579: 2014/12/27(土) 08:21:34.67 ID:zFG2/AaEO
【聖なる夜に(裏)】
《鎮守府》母港
戦艦『大和』艦内:パーティー会場
瑞鶴「くはぁ~、料理もお酒も美味しくて最高ー♪」
加賀「後さき考えずに飲んで潰れるのだけは勘弁してちょうだいね?」
瑞鶴「ら~いじょうぶ、らいじょうぶですって~♪」(ヘラヘラ
加賀「(ダメだこの子、早くなんとかしないと)」
<ほら、完全に潰れる前にお水を飲んで
<ウェ~~~~イwww
<……身ぐるみ剥いで外に放り出してやろうかしら(イラッ
大鳳「あ、あの、加賀さんを止めなくてもいいんでしょうか?」
赤城「いいんじゃないかしら。あの二人、ああ見えて仲良しさんですから」
大鳳「仲……良し…?」
赤城「ええ。本当に嫌いな人に対しては、加賀さんは徹底的に無視を決め込むタイプですし」
赤城「最近は練度が上がったせいか、相手してて退屈しないって言ってましたよ?」(クスクス
大鳳「(そういえば瑞鶴さんも、『私が相手してあげなきゃ、赤城さん以外友達のいないボッチ街道まっしぐらだし~』とか言ってましたね……)」
大鳳「なんだ、ただの似た者同士ですか」
赤城「シー、二人の前でうっかりそんなこと言ったら、演習で焼き鳥にされちゃうわよ?」
大鳳「き、気をつけます」
不知火「」(キョロキョロ
陽炎「んぁ~? ヒック……なぁに、どしたの?」
不知火「追加の間宮さんケーキの輸送任務途中です」(ドヤァ
陽炎「あ~ぁ~、なるほど~、司令に直接手渡ししたいってわけねぇ……ふわ…ぁ」(グテー
不知火「む、陽炎、こんなところに寝転がらないでください。他に方の邪魔になりますし、風邪をひいてしまいます」
陽炎「わぁかってる、わぁかってるってばぁ~…………すぴ~」
不知火「……まったく、仕方がないですね」
不知火「毛布、大和さんにお願いすれば借りられるでしょうか」(トコトコ
《鎮守府》母港
戦艦『大和』艦内:パーティー会場
瑞鶴「くはぁ~、料理もお酒も美味しくて最高ー♪」
加賀「後さき考えずに飲んで潰れるのだけは勘弁してちょうだいね?」
瑞鶴「ら~いじょうぶ、らいじょうぶですって~♪」(ヘラヘラ
加賀「(ダメだこの子、早くなんとかしないと)」
<ほら、完全に潰れる前にお水を飲んで
<ウェ~~~~イwww
<……身ぐるみ剥いで外に放り出してやろうかしら(イラッ
大鳳「あ、あの、加賀さんを止めなくてもいいんでしょうか?」
赤城「いいんじゃないかしら。あの二人、ああ見えて仲良しさんですから」
大鳳「仲……良し…?」
赤城「ええ。本当に嫌いな人に対しては、加賀さんは徹底的に無視を決め込むタイプですし」
赤城「最近は練度が上がったせいか、相手してて退屈しないって言ってましたよ?」(クスクス
大鳳「(そういえば瑞鶴さんも、『私が相手してあげなきゃ、赤城さん以外友達のいないボッチ街道まっしぐらだし~』とか言ってましたね……)」
大鳳「なんだ、ただの似た者同士ですか」
赤城「シー、二人の前でうっかりそんなこと言ったら、演習で焼き鳥にされちゃうわよ?」
大鳳「き、気をつけます」
不知火「」(キョロキョロ
陽炎「んぁ~? ヒック……なぁに、どしたの?」
不知火「追加の間宮さんケーキの輸送任務途中です」(ドヤァ
陽炎「あ~ぁ~、なるほど~、司令に直接手渡ししたいってわけねぇ……ふわ…ぁ」(グテー
不知火「む、陽炎、こんなところに寝転がらないでください。他に方の邪魔になりますし、風邪をひいてしまいます」
陽炎「わぁかってる、わぁかってるってばぁ~…………すぴ~」
不知火「……まったく、仕方がないですね」
不知火「毛布、大和さんにお願いすれば借りられるでしょうか」(トコトコ
580: 2014/12/27(土) 08:23:27.21 ID:zFG2/AaEO
伊勢「いやぁ、楽しいねー」
衣笠「ホント、ホント。衣笠さん、艦娘になってからこういうパーティー久しぶりだから、テンション上がりっぱなしだよー」
伊勢「何だかんだで、戦闘が落ち着いたのって最近だもんね」
衣笠「それもこれも、いろんな鎮守府の提督さんと艦娘たちの頑張りあってのものだね!」
伊勢「そうだねー」
伊勢「……このまま戦いが終わったら、こうやってみんなでドンチャン騒ぎすることもなくなるのかなぁ」(しみじみ
衣笠「……どうなんだろうねぇ、ウチの提督さんだからねー」
衣笠「平和になったら、真っ先に退役しちゃうイメージあるけど」(ちびちび…
伊勢「うーん、一ミリたりとも否定できないなぁ」(ちびちび…
伊勢「……そういえば、青葉は?」
衣笠「なんか、『みんなが青葉に撮られたがってます!』って、カメラ片手に走っていっちゃった」
青葉「~♪」(パシャパシャッ
青葉「ンフフー、みんないい表情してますねー」
青葉「……おや?」
那智「だからな、本当にあの子はいい子なんだ。気立てはいいし、家庭的だし、スタイルもいい……私たち姉妹も、それはもう大切に、大切に育てたわけだから、それも当然のことなんだが」(ドヤァ
熊野「そうでしたの……」
那智「だからな……おい、聞いているのか貴様?」(肩組み
提督「ええ、聞いてますとも」
那智「悪い虫がつかないよう、蝶よ花よで育てたせいか、男性恐怖症の気もあるあの羽黒が! 手紙で『優しい人です』、『とてもいい人です』と書いているんだぞ……? これはもう、黒だ……真っ黒だ!」
那智「だからな、私にだけこっそり教えてくれないか。司令官と羽黒はどこまで進んでるんだ? ああ、ちなみに婚前交渉なんてしてたら……」
那智「…………私は『貴様』を頃してしまうかもしれんぞ」(うろんな眼差し
熊野「いい加減、酔いをさましやがれですの、この酔っぱらい」(寸勁!
那智「にゃちん!?」(カクンッ
熊野「まったく、このレディを男と見間違えるだなんて失礼しちゃいますわ」(クピクピ
青葉「(青葉、レディは人の顎に寸勁なんて打ち込まないと思うなぁ)」
青葉「それで、当の司令官はどちらにいらっしゃるのでしょーか?」(キョロキョロ
衣笠「ホント、ホント。衣笠さん、艦娘になってからこういうパーティー久しぶりだから、テンション上がりっぱなしだよー」
伊勢「何だかんだで、戦闘が落ち着いたのって最近だもんね」
衣笠「それもこれも、いろんな鎮守府の提督さんと艦娘たちの頑張りあってのものだね!」
伊勢「そうだねー」
伊勢「……このまま戦いが終わったら、こうやってみんなでドンチャン騒ぎすることもなくなるのかなぁ」(しみじみ
衣笠「……どうなんだろうねぇ、ウチの提督さんだからねー」
衣笠「平和になったら、真っ先に退役しちゃうイメージあるけど」(ちびちび…
伊勢「うーん、一ミリたりとも否定できないなぁ」(ちびちび…
伊勢「……そういえば、青葉は?」
衣笠「なんか、『みんなが青葉に撮られたがってます!』って、カメラ片手に走っていっちゃった」
青葉「~♪」(パシャパシャッ
青葉「ンフフー、みんないい表情してますねー」
青葉「……おや?」
那智「だからな、本当にあの子はいい子なんだ。気立てはいいし、家庭的だし、スタイルもいい……私たち姉妹も、それはもう大切に、大切に育てたわけだから、それも当然のことなんだが」(ドヤァ
熊野「そうでしたの……」
那智「だからな……おい、聞いているのか貴様?」(肩組み
提督「ええ、聞いてますとも」
那智「悪い虫がつかないよう、蝶よ花よで育てたせいか、男性恐怖症の気もあるあの羽黒が! 手紙で『優しい人です』、『とてもいい人です』と書いているんだぞ……? これはもう、黒だ……真っ黒だ!」
那智「だからな、私にだけこっそり教えてくれないか。司令官と羽黒はどこまで進んでるんだ? ああ、ちなみに婚前交渉なんてしてたら……」
那智「…………私は『貴様』を頃してしまうかもしれんぞ」(うろんな眼差し
熊野「いい加減、酔いをさましやがれですの、この酔っぱらい」(寸勁!
那智「にゃちん!?」(カクンッ
熊野「まったく、このレディを男と見間違えるだなんて失礼しちゃいますわ」(クピクピ
青葉「(青葉、レディは人の顎に寸勁なんて打ち込まないと思うなぁ)」
青葉「それで、当の司令官はどちらにいらっしゃるのでしょーか?」(キョロキョロ
581: 2014/12/27(土) 08:25:11.37 ID:zFG2/AaEO
提督「う、うぅ……ん」(酔い潰れ
青葉「ああ、いましたいました。珍しいものを見ましたねー、司令官がお酒で潰れてるところなんて」
青葉「普段はお酒の前に人付き合いで潰れてますし…………おや?」
提督「…………ぅ……した」(ボソボソ
青葉「寝言、ですかねぇ?」(ICレコーダーON
青葉「(こーいうのって意外と当人が把握してない本音が出たりしますし、ちょっとだけ、ちょっと録音するだけですから~♪)」
提督「……提督…失格だと理解はしているのだが……」
提督「…………いつか、戦いが終わって……静かになった海を、一緒に守ってくれれば…と」(ニコ…
青葉「」
提督「む……レ…きゅ…………?」(ゴロン
青葉「」(ICレコーダーOFF
青葉「…………どうしましょうか」(ゴクリ
青葉「青葉、クリスマスの奇跡に遭遇しちゃったみたいです」
青葉「これは後でディスクに焼き増ししないといけません(断言)」
青葉「まさかの司令官からの一緒にいたい宣言……コレ、ちょっとした46㎝砲レベルの威力がありますよ」(キラキラ
<いたいた~。おーい、おぉーい、青葉もこっちで飲もうよ~♪
青葉「ハーイ、今行きまーす!」
青葉「青葉、今日はたくさん飲めちゃいそうだなぁ♪」
<どしたの、何かいいことあった?
<フッフッフ、それはサンタさんからのクリスマスプレゼントをお楽しみに♪
《後日、厳選な抽選の結果、提督の貴重なデレvoiceを聞き、艤装のレベル上限を外す艦娘が数名出現した模様》
※一部、事実関係を否定する艦娘を確認。引き続き調査を行われたし by大本営の偉い人
青葉「ああ、いましたいました。珍しいものを見ましたねー、司令官がお酒で潰れてるところなんて」
青葉「普段はお酒の前に人付き合いで潰れてますし…………おや?」
提督「…………ぅ……した」(ボソボソ
青葉「寝言、ですかねぇ?」(ICレコーダーON
青葉「(こーいうのって意外と当人が把握してない本音が出たりしますし、ちょっとだけ、ちょっと録音するだけですから~♪)」
提督「……提督…失格だと理解はしているのだが……」
提督「…………いつか、戦いが終わって……静かになった海を、一緒に守ってくれれば…と」(ニコ…
青葉「」
提督「む……レ…きゅ…………?」(ゴロン
青葉「」(ICレコーダーOFF
青葉「…………どうしましょうか」(ゴクリ
青葉「青葉、クリスマスの奇跡に遭遇しちゃったみたいです」
青葉「これは後でディスクに焼き増ししないといけません(断言)」
青葉「まさかの司令官からの一緒にいたい宣言……コレ、ちょっとした46㎝砲レベルの威力がありますよ」(キラキラ
<いたいた~。おーい、おぉーい、青葉もこっちで飲もうよ~♪
青葉「ハーイ、今行きまーす!」
青葉「青葉、今日はたくさん飲めちゃいそうだなぁ♪」
<どしたの、何かいいことあった?
<フッフッフ、それはサンタさんからのクリスマスプレゼントをお楽しみに♪
《後日、厳選な抽選の結果、提督の貴重なデレvoiceを聞き、艤装のレベル上限を外す艦娘が数名出現した模様》
※一部、事実関係を否定する艦娘を確認。引き続き調査を行われたし by大本営の偉い人
582: 2014/12/27(土) 08:25:40.76 ID:zFG2/AaEO
【深海より愛を込めて】
《???》海岸
<ざわわ……ざわわ……
北方棲姫(クリスマス仕様)「…………」(じーーーー
離島棲鬼「コンナトコロニイタノネ、北方棲姫」
北方棲姫「……」(チラ
北方棲姫「…………」(じーーーー
離島棲鬼「ソンナニ水平線ノ向コウガ気ニナル?」(クスクス
北方棲姫「ン…」(フルフル
離島棲鬼「違ウノ? ジャア、ナニガ気ニナルノカシラ?」
北方棲姫「会イタイ」
北方棲姫「パパ……パパニ会イタイ」(グスッ
離島棲鬼「ソウ……」
離島棲鬼「大丈夫ヨ、北方棲姫ガイイ子ニシテレバ、スグニ会イニ来テクレルワ……キット、ネ」(ナデナデ
北方棲姫「ワカッタ、イイ子ニスル」(ムンッ
離島棲鬼「サ、ソロソロ中間棲姫ガ隠シ芸ノ『艦載機航空ショー』ガ始マルワ、ミンナノトコロニ戻リマショウ」
北方棲姫「艦載機…スキ」
北方棲姫「~♪」(パタパタ
離島棲鬼「ウフフ、イイ子ネ。キット、パパモ喜ンデクレルワ」
離島棲鬼「……ネエ、パパ?」(ニマァ
《???》海岸
<ざわわ……ざわわ……
北方棲姫(クリスマス仕様)「…………」(じーーーー
離島棲鬼「コンナトコロニイタノネ、北方棲姫」
北方棲姫「……」(チラ
北方棲姫「…………」(じーーーー
離島棲鬼「ソンナニ水平線ノ向コウガ気ニナル?」(クスクス
北方棲姫「ン…」(フルフル
離島棲鬼「違ウノ? ジャア、ナニガ気ニナルノカシラ?」
北方棲姫「会イタイ」
北方棲姫「パパ……パパニ会イタイ」(グスッ
離島棲鬼「ソウ……」
離島棲鬼「大丈夫ヨ、北方棲姫ガイイ子ニシテレバ、スグニ会イニ来テクレルワ……キット、ネ」(ナデナデ
北方棲姫「ワカッタ、イイ子ニスル」(ムンッ
離島棲鬼「サ、ソロソロ中間棲姫ガ隠シ芸ノ『艦載機航空ショー』ガ始マルワ、ミンナノトコロニ戻リマショウ」
北方棲姫「艦載機…スキ」
北方棲姫「~♪」(パタパタ
離島棲鬼「ウフフ、イイ子ネ。キット、パパモ喜ンデクレルワ」
離島棲鬼「……ネエ、パパ?」(ニマァ
587: 2014/12/27(土) 09:58:10.30 ID:BYZXL5dyo
乙です
593: 2014/12/27(土) 12:27:35.74 ID:l2h9yfDdO
全面戦争待ったなし
594: 2014/12/27(土) 12:35:41.93 ID:ZpbfpeeuO
おつです
パパ…だと…?ww
パパ…だと…?ww
次回はこちら
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