1: 2010/10/13(水) 00:01:14.74 ID:5tI2atVM0
梓「糞虫ですよね」

唯「えぇ~!?なんでそんな事言うのあずにゃん~」ぎゅ

梓「ひっつかないでください糞虫のくせに、殴りますよ?」

唯「うぇぇん!あずにゃんが虐める~!」ぎゅうう

梓「ホント糞虫なんですから」

ガチャ

紬「遅くなってごめんなさ・・・あらあら!」
けいおん!!コンパクト・コレクションBlu-ray

2: 2010/10/13(水) 00:06:02.62 ID:5tI2atVM0
紬「二人ともそんな仲だったのね!」ぽ///

唯「聞いてよムギちゃん!あずにゃんが私の事糞虫なんて言うんだよ~!」ぎゅう

梓「告げ口ですか。糞虫すぎますね」

唯「ほら~!」ぎゅうう

紬「あらあら!梓ちゃん!女の子がそんな汚い言葉使っちゃいけません!」めっ!

唯「だよー!あずにゃんはそんな事言っちゃだめなの!」ぎゅう

梓「いい加減離れてください、蹴りますよ?」

ガチャ

律「おーす!」

澪「ん?なんだお前達抱き合って・・・」

4: 2010/10/13(水) 00:10:58.39 ID:5tI2atVM0
梓「抱き合ってなんかいません。一方的に抱きつかれてるだけです」

律「ふーん。ところでムギー!今日のおやつはなんだー!?」

紬「今日はチョコレートケーキよー」

唯「チョコケーキ!?わーい!」

梓「私よりケーキをとるんですか」

唯「・・・・え?」

梓「さっきまでぎゅうぎゅう私に抱きついておきながらケーキと聞くなりそれですか」

6: 2010/10/13(水) 00:16:32.88 ID:5tI2atVM0
唯「あー!あずにゃんもしかしてケーキに灼いてるの~?大丈夫☆私はどこにも逃げないよ☆」ぎゅう

梓「ムギ先輩、私ミルクティーにしてください」

紬「え、あ!はいはい!わかったわ」こぽぽぽぽ

律「なんだ梓ー。お前唯に抱きついてもらわないと駄目な身体になっちゃったのか?ぐふっ!」

梓「そんなんじゃないです。この糞虫が私に抱きつきたいだけですよ」

唯「あー!また糞虫って言ったぁー!」ぎゅうう

澪「おい梓、先輩に向かってそんな口を聞いちゃ駄目だぞ」

梓「澪先輩その考えは古いですよ。年功序列なんて今の時代はやりません」

澪「・・・いやいや、全然そんな事ないし、梓、何かあったのか?」

8: 2010/10/13(水) 00:20:54.27 ID:5tI2atVM0
梓「何もありませんよ」

唯「何かあったんでしょあずにゃん?昔のあずにゃんは人に対して悪口なんて言わなかったよ?」ぎゅう

梓「そんなことありませんよ。勝手に人に価値観を押し付けないでください。糞虫は黙っててください」

律「・・・何言ってんだ梓?」

梓「え?」

ばしぃぃぃん!!

澪「あ!!」

梓「痛った・・・」

律「何かあってもな!その口の聞き方はないだろうが!!」

紬「あ・・・ちょ・・・りっちゃん!」

10: 2010/10/13(水) 00:24:17.62 ID:5tI2atVM0
梓「・・・・・(涙目)」ぷるぷる

澪「おい律!」

律「なんだよ!?」

澪「な・・・殴る事はないんじゃないか・・・?」

紬「りっちゃん落ち着いて!紅茶!ケーキ!」

梓「うぅ・・・ひぐ・・・(泣)」ぷるぷる

唯「あずにゃん・・・りっちゃん何も叩かなくても・・・」

律「なんだよ・・・私が悪いみたいに!」

12: 2010/10/13(水) 00:28:24.22 ID:5tI2atVM0
梓「うぇぇぇん!あぁ!ひぇぇぇん!!(号泣)」ぽろぽろ

唯「あぁ!あずにゃん泣かないで~」なでなで

澪「まあ律も座って、おちつけ、な?」

律「・・・・」ぷるぷる

紬「り・・・りっちゃん?」

律「うぇぇぇん(涙)」ぽろぽろ

澪「んな!?なんで律まで泣くんだよ!?」

律「だってぇ!みんなが私だけ悪いみたいに言うからぁぁ」ぽろぽろ

唯「りっちゃん!?な・・・なんでみんな泣いちゃうの?(涙目)」じわぁ

15: 2010/10/13(水) 00:33:14.77 ID:5tI2atVM0
澪「もう!なんでこんな事になるんだ!」ドン!

律「梓が先輩に向かって口の聞き方がなってないのが悪いんだろ~!梓が悪いんだろ~!」ぽろぽろ

紬「梓ちゃん。りっちゃんと唯ちゃんにあやまろ?ね?」

梓「うぅ・・・・ぐすん・・・」

澪「ま・・・まあ落ち着いて、みんなでケーキを食べよう!それからでいいじゃないか!」

紬「そ!そうね!はい!ケーキ食べよ!」コト コト コト

唯「ぐすん・・・あずにゃんケーキ・・・」

梓「いりません!みなさんなんか大っ嫌いです!」

律「!?」

18: 2010/10/13(水) 00:36:42.85 ID:5tI2atVM0
唯「あ・あ・・あ・・あずにゃん・・!?」

梓「ふ~!ふ~!(怒)」

紬「あ・・・梓ちゃん!落ち着いて!?」

梓「・・・・・」ぷい!

律「・・・・・おい!(睨み)」ギ口リ

梓「なんです?話しかけないでください」

律「お前もう出てけー!!!」

唯「え?!ちょ・・・りっちゃん!?」

梓「うぅぅ・・・」ぷるぷるぷる

21: 2010/10/13(水) 00:40:05.18 ID:5tI2atVM0
梓「くぅ」ダダッ(走り)

澪「ま、待て!」ぎゅう(掴み)

梓「は!!離してください!出て行けばいいんでしょ!?」

澪「いいからっ!戻れ!」ぐいぐい

律「放っとけよ!澪!」

澪「放っとけるわけないだろ!?」ぐいい

梓「い、痛い!離してください!!」

唯「うぇぇぇん!(号泣)」

紬「み・・みんな落ち着いてぇぇー!!!!!!!!!!!!」

23: 2010/10/13(水) 00:44:08.16 ID:5tI2atVM0
紬「はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」

澪「む・・・ムギ・・・あ!?」

紬「はぁ・・・はぁ・・・(鼻血)」タラ~

律「!!ティ・・・ティッシュ・・・!(汗)」

紬「うぅ・・・なんで喧嘩になっちゃうの・・・みんな・・・(鼻血)」ぼた・・・ぼた・・・

唯「ムギちゃん・・・うぇぇぇん」

律「ほ・・・ほらムギ、ティッシュ」ふぁさ

紬「ずびび・・・あ・・・ありがとりっちゃん」

27: 2010/10/13(水) 00:53:52.68 ID:5tI2atVM0
紬「はぁ・・・はぁ・・・梓ちゃん。唯ちゃんとりっちゃんにあやまろ?ね」

梓「・・・・・・(汗)」

紬「梓ちゃんに何があったか知らないしわからないけど、まずあやまろ?じゃないと駄目・・・」たら~(鼻血)

梓「・・・・興奮しすぎですよムギ先輩・・・鼻血出すぐらい・・・先輩こそ落ち着いたほうがいいんじゃないですか?」

律澪唯「!!(驚)」

梓「みなさんそろいも揃って滑稽ですね!なんでそんななんですか!?こんな後輩一人に必氏ですねぇ!!私が辞めるの怖いんですか!?
  ですよね~!?私しか後輩いないですもん!あー!やだやだ!どうせ他の部員が入ってたら私の事なんてどうでもよくて今みたいに
  必氏に止めたりしないですよ!!?私はあなた達の所有物じゃない!!」

唯「あ・・・あずにゃん・・・」

梓「く・・・そむし・・・」

29: 2010/10/13(水) 00:58:19.04 ID:5tI2atVM0
律「辞めろよじゃあ」

澪「り・・・りつ」

律「私たちは・・・お前を束縛してるつもりはない・・・何かうっぷんが溜まってたりにしろ・・・そこまで言うんなら私たちも止めたりはしない・・・・・」

唯「りっちゃん・・・ぐすん・・」

梓「・・・・・(汗)」

律「お前らもいいだろ、梓が言ってるんだ。好きにさせてやろう」

梓「・・・・・」とぼとぼ・・・

唯「あ・・・・」

梓「・・・・・・・おじゃま・・・しました・・・」


がちゃ  ばたん


律澪唯紬「・・・・・・」

33: 2010/10/13(水) 01:01:42.19 ID:5tI2atVM0
職員室

さわこ「あら、梓ちゃんどうしたの?」

梓「あの・・・」

さわこ「ん?」(泣いた後があるわね・・・何かあったのね部室で・・・)

梓「・・・・・退部届を・・・ください・・・」

さわこ「・・・・ふぅ・・・ちょっと話ましょう。梓ちゃん」

梓「!・・・・・(汗)」

34: 2010/10/13(水) 01:06:29.38 ID:5tI2atVM0


さわこ「はい梓ちゃん、コーヒー」

梓「・・・・・ありがとうございます」

さわこ「ふぅ・・・・何かあったか、話してくれる?」

梓「・・・・・」缶コーヒーぎゅっと握りしめる

さわこ「・・・私もね、学生の頃はいろいろあって・・・部活やめようとかも思ったりしたのよ?」

梓「・・・・・」

さわこ「でも辞めなかった。なんだかんだですぐ仲直りしたわ・・・ふふ」

梓「・・・・・」

さわこ「誰と喧嘩したの?話してみて。ね?」

38: 2010/10/13(水) 01:12:06.29 ID:5tI2atVM0
梓「ぜ・・・全員ですよ」

さわこ「ぜ・・・全員?」

梓「唯先輩が私を襲ってきたんですよ・・!それで紬先輩がきて助けを求めても助けてくれなくて!!」

さわこ「え・・・ちょ・・・嘘でしょ!?」

梓「律先輩にも乱暴されました!ほら!ほっぺた赤くなってますよね?あー澪先輩にも腕つかまれたなー。ほら!赤くなってますよね!」

さわこ「そんな!・・・あの子達がそんな事するはずないわ!」

梓「・・・・(汗)」

さわこ「じょ・・・冗談よね・・・?梓ちゃん?」

梓「信じなくて・・・結構です。退部届けは他の先生に貰いますから・・・今までありがとうございました・・・では。」コト(缶コーヒーを置いていく)

梓「・・・・(汗)」ざ ざ ざ

さわこ「・・・・・・」

39: 2010/10/13(水) 01:15:30.61 ID:5tI2atVM0
音楽室

唯「・・・・・あずにゃん帰ってこないね・・・」

律「・・・・・」

澪「あのさ・・・明日梓呼んでまた話し合わないか?梓に何かあったんだよきっと、な?律」

律「・・・・・」

澪「・・・・(汗)はぁ・・・・」

紬「・・・・・・・」

ガチャ

澪「・・・!・・・さわこ先生」

さわこ「あなた達・・・ちょっといい・・・?」

42: 2010/10/13(水) 01:20:23.33 ID:5tI2atVM0
さわこ「唯ちゃん」

唯「は、はい。何さわちゃん」

さわこ「・・・・・」

唯「は!まさかあずにゃんもうやめちゃったの!?」

さわこ「!!なんでそんな事を?」

唯「あぁーん!どうして止めなかったのさわちゃん!あんまりだよびぇぇぇん!!(涙)」

さわこ「梓ちゃん、唯ちゃんに襲われたって言ってたんだけど・・・嘘よね?」

唯「へ!?」

律「な?なんだそりゃ!?」

さわこ「・・・・・(汗)りっちゃんも梓ちゃん殴ったの?」

律「!!・・・・殴ったけど・・・」

さわこ(まさか・・・本当だったなんて(驚))

44: 2010/10/13(水) 01:24:48.79 ID:5tI2atVM0
律「でもあれは梓がぁ!!(汗)」

さわこ「あーわかった。ちょっと待ってて、まだ梓ちゃん職員室にいると思うから。あなたたちここにいなさい、いいわね?」

澪「は、はい」

紬「わかりました」

さわこ(・・・・なんてことなの・・・)

がちゃ ばたん

唯「あずにゃん来るって!(喜)」パアァ

律「梓め、さっそくさわちゃんに言いやがって!(怒)」

澪「いや落ち着け、梓がくる、ちゃんと話し合おう」

律「むかつくっ・・・むかつくぅ!」

46: 2010/10/13(水) 01:29:04.90 ID:5tI2atVM0
梓「・・・なんですか・・・」

さわこ「あ・・・あのね・・・来づらいとは思うんだけど・・・音楽室に来てくれる?みんなと話を聞きたいの・・・」

梓「!!またあそこに行けと言ってるんですか!?」

さわこ「!!(驚)」ビクッ

梓「さわこ子先生まで・・・ひどいですよ・・・」ぷるぷる

さわこ「違う!違うの!!話を聞きたいだけなの!!けして梓ちゃんに酷い事したりするつもりじゃないの!!」

梓「ひどい・・・どうせ行ったらまた酷い事されるんだ・・・」ぷるぷる

さわこ「な・・・何かあっても私がいるから・・・ね?」

梓「・・・・・・」

48: 2010/10/13(水) 01:33:12.34 ID:5tI2atVM0
音楽室

がちゃ

律「!!」

梓「・・・・・(汗)」

唯「あぁ!あずにゃーん!」タタタ(走)

さわこ「近づかないで!!」

唯「え」

さわこ「座りなさい」ギ口リ

唯「で・・・でも・・・」ちらり

梓「・・・・」ぷい

唯「!!(汗)」

さわこ「いいから席について」

紬(何かしら・・・さわこ先生怒ってる・・・)

さわこ「梓ちゃん、大丈夫?」

梓「はい・・・」

49: 2010/10/13(水) 01:36:44.93 ID:5tI2atVM0
澪「あ・・・あの・・・」

さわこ「黙りなさい」

澪「ひっ」

律「・・・あぁ?(怒)」

さわこ「あなたたち。梓ちゃんに何したのか自分の口で言いなさい」

唯「え?え?」

紬「何か・・・て・・・」

さわこ「言いなさい!!」どん!!

唯「さ・・・・!さわちゃん落ちつい・・て」

さわこ「あなたが最初に言わなきゃね。唯ちゃん」

唯「え・・・えぇー!?」

50: 2010/10/13(水) 01:42:11.04 ID:5tI2atVM0
さわこ「さあ・・・」ギ口リ

唯「え・・・え・・・(恐怖)」ぷるぷる

さわこ「言いなさい・・・・」

唯「あ・・・あずにゃぁん・・・(涙目)」ちらり

梓「・・・・」

さわこ「平沢さん?」(怖い顔)

唯「え・・・さわちゃ・・・なんで・・・なんで・・・(涙)」ぽろぽろ

律「ちょっと待てよ先生」

さわこ「・・何かしら?」ぎろり

律「何を梓から聞いたか知らないけどさ?一方的すぎないかそれ?」

さわこ「・・・・・」

律「唯泣いてんだろーが!!さわちゃんにそんな事される覚えはねーんだよこっちには!!!(怒)」ドン!!!

54: 2010/10/13(水) 01:48:17.87 ID:5tI2atVM0
律「・・・・・」ぷるぷる

澪「り・・・律落ち着いて・・・(涙目)」

さわこ(りっちゃんのこの怒りよう・・・・)

梓「・・・・・」

さわこ(そうだわ・・・梓ちゃんの話しか聞いてないのにそれを鵜呑みにして私・・・)

さわこ「ごめんなさい唯ちゃん、話してくれる?何があったか?」

唯「ひっぐ・・・ひっぐ・・・」

律「梓?お前さわちゃんに何吹き込んだんだ?話によっちゃ許さないからな?」

梓「先生怖いです!!うわああ!!」ぎゅ

さわこ「・・・・・」

さわこ(何梓ちゃん・・・演技臭い)

56: 2010/10/13(水) 01:53:34.18 ID:5tI2atVM0
さわこ「梓ちゃん離して」

梓「律先輩が怖いです!!助けてください先生!!」

律「てめ・・・(ブチブチ)」ぷるぷる

さわこ「梓ちゃん、あなた嘘ついてるわね?」

梓「・・・・・・は?」

紬「!!」

さわこ「なんかおかしいのよ。唯ちゃんが梓ちゃんを襲うだの・・・よく考えればそんな事あるはずないって思うわ」

唯「お!?襲う!?」

律「やっぱ虚言してたか・・・この嘘つきめ」

さわこ「みんな話して、何かあったか」

梓「先生・・・!」

さわこ「あなたは黙ってなさい。いいわね?」ぎろり

梓「!・・・・・・く・・くそが・・・」

60: 2010/10/13(水) 01:59:01.80 ID:5tI2atVM0
梓「くそむしどもが・・・」

さわこ「!!・・・梓ちゃん?」

梓「みんなよってたかって私を虐めるんですね。学校ぐるみですか。まあいいでしょう。親にチクリますから。そうだ」ガサゴソ

律「・・・・(怒)」ぷるぷる

梓「はい。退部届け受け取ってください」ぴらぴら

さわこ「・・・・・」

梓「いいです、先生の机に置いときますから。では失礼します」

唯「待って!あずにゃん辞めないで!!」ぎゅう

梓「離してください!」どが!!

唯「ふわぁ!?」よろける

紬「あ!あぶない!!」

ゴン!!!

62: 2010/10/13(水) 02:03:14.34 ID:5tI2atVM0
唯「痛ぅ・・・あずにゃん痛いよう・・・」

紬「唯ちゃん大丈夫!?」

唯「大丈夫だよ!えへへ!壁に頭ぶつけただけだし~」

梓「・・・・・・(汗)」ダダ(走)

さわこ「待たんかいこらぁぁ!!!」

梓「う・・!(大汗)」

さわこ「そのまま帰る気じゃないだろうな?(憤怒)」ド ド ド ド ド ド

澪「ひ・・・ひぃぃぃぃぃ!!」

梓「なんですか!私は悪くありませんよ!?」

63: 2010/10/13(水) 02:08:26.34 ID:5tI2atVM0
さわこ「あ?」胸ぐら掴み

梓「うぐ・・・なんですか・・・体罰するつもりですね?やればいいじゃないですか!!さあ!さあ!」

唯「ちょ!さわちゃんいいよぉ・・・私が悪いんだし・・・ね」掴んでる手を離させる

さわこ「唯ちゃん・・・」

唯「みんな・・・あずにゃんと私だけにしてくれないかな?二人で離したいんだ。いいでしょ?お願い」

梓「な・・・!?」

唯「ごめんね・・・あずにゃん。残ってね?お願い」

律「・・・・澪。ムギ、行くぞ・・・」

澪「・・・ああ」紬「・・・わかった・・・」

がちゃ・・・バタン

唯「先生・・・お願いします」

さわこ「・・・・わかったわ・・・」

がちゃ・・・バタン

梓「・・・・・なんなんですか一体・・・」

65: 2010/10/13(水) 02:14:22.89 ID:5tI2atVM0
唯「・・・あずにゃんごめんね?でもほら。この方が話しやすいでしょ?」

梓「・・・・なんのつもりですか・・・こんな・・・」

唯「あーずにゃん(抱き)」ぎゅう

梓「は・・・離してください・・・」

唯「私はあずにゃんの味方だよ・・・ね?・・・・」ぎゅう

梓「み・・・味方なんて入りません・・・うんざりなんですよ・・・」ぷるぷる

唯「うんうん・・・いいこいいこ・・・」なでなで

梓「こ・・・子供扱いしないでください!そうやって子供扱いして・・・馬鹿にして・・・」ぷるぷる

唯「子供扱いなんてしてないよ・・・ね?」ぎゅうう

梓「しょ・・・・」

唯「ん?」

梓「しょ・・・所有物みたいに扱うなって言ってるだろ・・・そうやってぇ・・・」

67: 2010/10/13(水) 02:21:07.40 ID:5tI2atVM0
唯「・・・・・・」

梓「唯先輩は私が何言ってもかわいいだのあずにゃんだのしか言わないくて!!私の何がわかるって言うんですか?!」

唯「あ・・・あずにゃん・・(汗)」

梓「私の気持ちを全く考えてないじゃないですか先輩は!?ただの愛玩動物みたいに扱われる気持ちですよ!?わかりますか!?その気持ち!?」

唯「あ・・・あの・・・」

梓「だから私思ったんですよ・・・なら私は先輩の事を・・・虫扱いしてやろうって・・・」

唯「そんな・・・」

梓「糞ですよ!糞虫ですよ!!先輩なんか!!!私はお前のペットじゃない!!お前が糞虫なんだ!!わかりますか!!?」

唯「うぅ・・・うぇぇぇん(涙)」

梓「く・・・泣いても許しませんよぉ」ガガガ

唯「な・・・!?イスで何するの・・・」ぷるぷる

梓「虫は・・・虫らしく潰れればいいんですよ」

68: 2010/10/13(水) 02:24:18.80 ID:5tI2atVM0


紬「・・・唯ちゃんなら・・・きっと梓ちゃんをどうにかしてくれると思う・・・」

澪「そ・・・そうだな・・・なんだかんだで一番唯が梓の事わかってると私も思う」

律「・・・・・・」

さわこ「信じましょう・・・唯ちゃんを・・・」

律「・・・・・・そろそろ戻るか」

澪「あぁ」

紬「そうね・・・」

71: 2010/10/13(水) 02:29:30.47 ID:5tI2atVM0
さわこ「うう寒・・・あら?あれは・・・」

梓「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・(走り)」タタタタタタ

律「梓?なんで一人で帰ろうとしてんだ?」

澪「唯はどうしたんだ?」

紬「話がつかなかったのかしら・・・」

律「みんな先戻ってて!私が梓つれてくるから!(走り)」ダッ

澪「あぁ!」

紬「・・・・何があったんだろう・・・」

澪「まあすぐに解決するとは思ってはなかったよ・・・(汗)」

さわこ「はぁーあ。難しいわね青春。」とほほ

72: 2010/10/13(水) 02:33:41.23 ID:5tI2atVM0
音楽室

唯「      」ダラ~

澪「・・・・・」

紬「・・・・・」

さわこ「・・・・・」

紬「ゆ・・唯ちゃん・・・」唯を屈んで触る

澪「唯・・・・」

さわこ「救急車・・・お願い!私梓ちゃんを追いかけるから!!」

ガチャ!バタン

紬「唯ちゃん・・・」唯に抱きつき顔をうずめる

澪「う・・・うぅぅ・・・(涙)」ぽろぽろ

75: 2010/10/13(水) 02:38:49.90 ID:5tI2atVM0
梓「はぁ・・・はぁ・・・・(走)」タタタタタ!

律「おい待てって(掴み)」ぎゅう

梓「!!(驚き)」

律「なんで唯おいて帰ろうとしてんだよ。また逃げるのか?」

梓「はぁ・・・はぁ・・・」

律「ちゃんと唯と話したのか?まあ無理にとは言わないが、今日が無理なら明日も部室こいよ!ちゃんと話そうぜ・・・な・・・」

梓「は・・・離せ・・・」

律「あ?」

梓「離せぇぇぇえええ!!!!」どん!!

律「うわぁ」よろ・・

車「キキィィィィィィィィ!!!!!!」

ドン!!!!!!!!!!

どさ!!

梓「あ・・・あぁ・・・」

76: 2010/10/13(水) 02:42:49.21 ID:5tI2atVM0
運転手「だ・・・大丈夫かぁ!?」ガチャ

律「ぐぅ・・・いだいよぉ・・・(涙)」ぐじゃ

梓「う・・」

律「いだ・・い・   」ぐじゃぁ

梓「うぅ・・・おぇぇ」びしゃびしゃ

律「    」

梓「おぇぇぇえええ」びしゃびしゃびしゃ

梓「うぉぇぇぇええええええ」どぼぼぼぼ

梓「げぇ・・・げぇ・・・」ぼた・・・ぼた・・・

律「    」



ピーポーピーポー



終わり

78: 2010/10/13(水) 02:45:55.15 ID:t+NEUM8y0
何故頃したしwwwwww

引用元: 梓「ホント唯先輩は・・・」