無能がっ！

有(・8・)能

>>2
消えろゴミ

雪穂「ことりちゃん家にお泊まりだって言ったじゃん」

穂乃果「そ、そうだったね！じゃ、さっそくお泊まりの準備だよっ！」

雪穂「え、まだお姉ちゃん準備してないの？」

穂乃果「えー！なんで雪穂はもう終わってるの？」

雪穂「いいから早く準備してきてよ…」ｱｷﾚ

穂乃果「あー、今あきれたような目で見た！ひどい！」

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

～～～～～～～～～～～～～～
ことりちゃん家

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ことり「はーい」

穂乃果「こんばんはーこっとりちゃーん！」

雪穂「今日はよろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ

ことり「少し遅かったね、なにかあったの？」ｷｮﾄﾝ

雪穂「すみません、お姉ちゃんが」ｼﾞﾄｯ

穂乃果「ゆ、雪穂だって忘れ物取りに戻ったじゃん！」

ことり「あ、あはは…」

ことり「まあ上がってー、ご飯の準備できてるから♪」

ことり（はー、今日は一晩中穂乃果ちゃんと雪穂ちゃんを眺めていられるなんてしあわせ～(＾8＾)）ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ

穂乃果「ほえ～」

雪穂「す、すごい…」

ことり「二人のために、お母さんと頑張っちゃいました♪」

親鳥「たくさん召し上がれ」

穂乃果「いっただきまーす！！」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

雪穂「ちょ、お姉ちゃんはしたない…」

雪穂「すみません、いただきます」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

穂乃果「なにこのパン、うまいっ！」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ことり「今朝焼いてみたのー」

雪穂「おいしいです…」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

親鳥「ふふっ、良かったわー」

～～～～～～～～～～～～～～
完食(・8・)

穂乃果「ごちそうさまでしたー！」ｹﾞﾌｯ

雪穂「もーお姉ちゃんてば…」

雪穂「ごちそうさまでした、デザートもおいしかったです」ﾍﾟｺﾘ

親鳥「ふふ、それは何よりだわ」ﾆｺﾆｺ

ことり「さ、少し休んだらお風呂にするからことりの部屋に荷物置きにいこ？」

ほのゆき「はーい」

ことりの部屋

ことり「どうぞー」

穂乃果「おっじゃましまーっす」

雪穂「失礼しまーす」

ことり「荷物はその辺においといていいよー」

穂乃果「ことりちゃんの部屋、久しぶりかもー」

雪穂「私はほとんど来たことないかも…」ｷｮﾛｷｮﾛ

ことり「ふふっ、何もないけどゆっくりしてねー」

雪穂「あ、あの服…」

穂乃果「おおっ、1stライブの！」

ことり「まだそんなにたってないのに、懐かしいねー」

穂乃果「ねぇねぇことりちゃん！着てみてよ！」

ことり「ぴぃっ？」

穂乃果「雪穂は生で見たことないんだよね…ｸﾞｽﾝ」ｳｿﾅｷ

ことり「え、えー…」

雪穂「あ、ことりちゃんがイヤじゃなきゃちょっと見たいかも…」

ことり「んー、そしたらぁ…」

ことり「穂乃果ちゃんもいっしょに着てくれたらいいよ♪」ﾁｭﾝ

穂乃果「ええっ！そんなー…」

ことり「ﾎﾉｶﾁｬｰﾝ…おねがぁい！」

雪穂（おおっ、これが海未ちゃんも逆らえないという、例の…）

穂乃果「ううっ、わかったよー…」

～～～～～～～～～～～～～～
着替え終わり

穂乃果「お待たせー！」

ことり「うふふ、じゃーん♪」

雪穂「おおっ！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

雪穂「って、お姉ちゃん前の衣装着られなかったんじゃ」

穂乃果「失礼なー！たゃんとダイエットしました！」

雪穂「ダイエットするような状況になっちゃダメじゃん…」

穂乃果「ぐぬぬ」

ことり「あはは…」

穂乃果「んじゃ、せっかくだしここで一曲！」

ことり「少しだけねー♪」

雪穂「おーっ！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ことり「二人だけど…」

穂乃果「μ's！ミュージック…」

ことほの「スタート！」

～～～～～～～～～～～～～～
ミニライブ終わり

穂乃果「ふぅーっ、疲れたー」

ことり「お部屋の中だし、ちょっと動きと声は抑えたけど」

穂乃果「それでも汗かいちゃったー」

雪穂（お姉ちゃんたち、かっこよかった…）

雪穂（私も…こんなふうに、できるのかな…）

穂乃果「雪穂？」ｷｮﾄﾝ

雪穂「ふぇっ！？」ｱｾｱｾ

ことり「うふふ、ことりたちに、見とれちゃったかな？」

雪穂「…う、うん///」

雪穂「すごく、かっこよかった」

穂乃果「雪穂…」

穂乃果「ゆきほー！ありがとねー！」ﾀﾞｷｯ

雪穂「ちょっと、お姉ちゃん///」

ことり「あー穂乃果ちゃんずるーい！」ｷﾞｭｷﾞｭｯ

ことほのゆき「えへへ…」

ことり「さ、そろそろお風呂にしましょう♪」

穂乃果「うん！もう汗びっしょりだしね」

雪穂「…うん」

雪穂（お姉ちゃんたちの汗の匂い…）

雪穂（青春の汗っていうのかな、イヤじゃない、かも）

お風呂(＾8＾)

穂乃果「勢いできちゃったけど…」

ことり「さすがに三人はせまかったね」

雪穂「わ、わたし出ようか？」

穂乃果「ううん、大丈夫だよ！」

ことり「うまくやれば大丈夫かな♪」

穂乃果「うん！袖触れ合うも多少の縁、だよ！」

ことり「ﾎﾉｶﾁｬﾝ…かなり意味違うかも…」ｱﾊﾊ

穂乃果「さっそく、背中流しっこしよー！」

ｺﾞｼｺﾞｼ

雪穂「え、えーと…私が一番前で良かったのかな…」ﾃﾚﾃﾚ

ことり「いいんだよ、雪穂ちゃん♪」ｺﾞｼｺﾞｼﾊｱﾊｱ

穂乃果「ことりちゃんの背中きれいー」ｺﾞｼｺﾞｼ

ｻﾞﾊﾞｰ

ことり「じゃあ私は湯船につかるから、雪穂ちゃんが穂乃果ちゃんのお背中流してあげてー♪」

雪穂「…う、うん///」

穂乃果「い、痛くしないでよ！」ｳﾜｽﾞﾘ

雪穂「お姉ちゃん変な声出さないでよ…」ｺﾞｼｺﾞｼ

ことり「ふわわー…姉妹流しっことかしあわせですぅ♪」

穂乃果「ことりちゃん？」

ことり「はっ！？な、ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾉﾖ、ﾅﾝﾃﾞﾓ」ﾁｭﾝﾁｭﾝ

お風呂上がり（・8・）


穂乃果「んっ…んっ」

ことり「んんっ…」

雪穂「…んーっ」


ことほのゆき「ぷはーっ！！！」


穂乃果「お風呂上がりの一杯って最高だね！」←フルーツ牛乳

ことり「みんなでいっしょに飲みたいなーって思って買っておいたの♪」←ふつうの牛乳

雪穂「あー…」←コーヒー牛乳

穂乃果「なんだかスーパー銭湯みたい！」

ことり「今度は海未ちゃんたちもいっしょに、ね♪」

雪穂「亜里沙連れてったらすごくはしゃぎそう…///」

穂乃果「たぶん絵里ちゃんもだよ、二人でさ」

ことほの「「ハラショー」」

雪穂「…ぷっ！あはは、お姉ちゃん、ことりちゃんやめてよもうー」ｱﾊﾊﾊ

ことりの部屋

ことり「さ、明日も朝練あるし」

雪穂「そろそろ寝ますかー」

穂乃果「ええーっ、せっかくお泊まりなのにー」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

雪穂「また朝起きられなくて海未ちゃんに怒られてもしらないからね」

穂乃果「大丈夫だよ！ことりちゃんか雪穂が起こしてくれるから」ﾌﾝｽ

雪穂「だからいばって言うことじゃないよ…」

ことり「あはは…」

ことり「でも、今日は楽しかったよ」

ことり「お母さんも晩ご飯にぎやかで楽しそうだったし」

雪穂「お騒がせしましてすみません、特にお姉ちゃんが」

穂乃果「あー、また雪穂そんなこと言ってー」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

ことり「ううん、本当に楽しかったよ♪」

ことり「また機会があればお泊まりに来てほしいな♪」

穂乃果「次は海未ちゃんもいっしょにね！」

穂乃果「あー、でもお風呂にみんなで入れなくなっちゃいそう」

穂乃果「そうだ！みんなで合宿しよう！」

ことり「へっ？」

雪穂「な？」

穂乃果「雪穂も亜里沙ちゃんとスクールアイドルするんでしょ？」

穂乃果「なら、μ'sのみんなでいけるうちに、いっしょに合宿しよう！」

ことり「わ～楽しそう♪」

穂乃果「今度は真姫ちゃん、どこに連れてってくれるかな？」

雪穂「ちょ、もう他人任せ…」

ことり「あはは…真姫ちゃん大変です…」

雪穂「もう…お姉ちゃんてば」

雪穂（でも、お姉ちゃんが言うといつか本当になっちゃいそうだ）

雪穂（海未ちゃんもことりちゃんも、お姉ちゃんに引っ張られて大変そうだけど）

雪穂（すごく、楽しそう）

雪穂「…ねぇ、お姉ちゃん」

穂乃果「…」zzz

雪穂「寝ちゃった、か」

ことり「すーっ…」zzz

雪穂「二人とも寝ちゃった」

雪穂（さっきのキラキラしたダンスと歌をやってたとは思えないくらい）

雪穂（無邪気で、可愛い…寝顔）

雪穂「…おやすみなさい」

朝（‐8‐）zzz

雪穂「…んー」

雪穂「お姉ちゃん、そろそろ起きなきゃ間に合わないよー」

穂乃果「んー…あと5時間…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

ことり「そんなに寝てたら学校も行けなくなっちゃうよぉ」ﾎﾉｶﾁｬｰﾝ…

雪穂「…仕方ない」ｽﾏﾎﾎﾟﾁｰ

雪穂「…うん、お願いします」ｽﾋﾟｰｶｰON

海未(ｽﾏﾎ)『穂乃果！』

穂乃果「えっ！海未ちゃん？」ﾋﾞｸｯ

海未(ｽﾏﾎ)『またあなたという人は！だいたい…』ｸﾄﾞｸﾄﾞ

穂乃果「わー！起きます起きます！だからお説教は許してー！」ｱｾｱｾ

雪穂「毎朝こんなんですみません」ﾍﾟｺﾘ

ことり「ははは…」

通学途中

穂乃果「うう、眠い…」

雪穂「ほら、シャキッとしないと海未ちゃんに怒られるよー」

海未「もう怒ってます」

ことり「う、海未ちゃん、朝からはあんまり…ね」

海未「何度も言ってますがことりは穂乃果に甘すぎます！」

海未「昨日もお泊まり会で甘やかしてたのでしょう？そんなことでは…」ｶﾞﾐｶﾞﾐ

ことり「ぴぃ…」ｼｭﾝ

雪穂「あ、じゃ私こっちだから…」ｿｿｸｻ

穂乃果「あーっ、雪穂逃げないで助けｔ」

海未「穂乃果っ！」

穂乃果「ひぃっー！」

ことり「じゃ、じゃあまたねー雪穂ちゃん♪」ﾉｼ

～～～～～～～～～～～～～～

雪穂「ふうっ…」

亜里沙「おはよー、雪穂ー」

雪穂「おはよー」

亜里沙「？」

亜里沙「雪穂、楽しそう？」

雪穂「え、何が？」

亜里沙「なにか、楽しそうに見えた！」

雪穂「うん…そうだね」ﾆｺﾆｺ

亜里沙「？」

雪穂「ねえ、亜里沙」

亜里沙「ん？」

雪穂「わたしたちも、μ'sに負けない、楽しいスクールアイドルやろう！」

亜里沙「突然どうしたの？…うん、でも楽しいスクールアイドル、やろう！」

雪穂「それでね、亜里沙、実は…」

亜里沙「合宿？！ハラショー！」

雪穂「μ'sの楽しくさせる力、いっぱい勉強しよ！」

亜里沙「おーっ！」

雪穂（普段のお姉ちゃんたちからは想像もつかない、あのキラキラしたステージ）

雪穂（わたしたちも、あんなステージで、みんなを楽しくすることができるように）

雪穂「よしっ！頑張ってこー！」


おしまい

乙
新鮮でよかった

きれいなSS
乙

絵里「…認められないわぁ」

海未「もう一度です！」

ことり「ぴぃっ！ﾎﾉｶﾁｬｰﾝ…」

～～～～～～～～～～～～～～

↓下２つ目のコンマが
奇数：雪穂「海未ちゃん家にお泊まりだって言ったじゃん」
偶数：雪穂「亜里沙の家にお泊まりだって言ったじゃん」
ゾロ目：雪穂「二人きりだよ…お姉ちゃん///」

ゾロ目はきつい

雪穂「亜里沙の家にお泊まりだって言ったじゃん」

穂乃果「そういえば、学校で絵里ちゃんとそんな話したよ」

雪穂「もー…だったら早く準備してきてよ」

穂乃果「はーい」ｸﾞﾀﾞｸﾞﾀﾞ

雪穂「お姉ちゃん！」

穂乃果「すぐやるよー」ﾀﾗﾀﾗ

雪穂「ホントにもう…あ、亜里沙からメール」

『雪穂ーご飯の準備できた！今日は亜里沙も手伝ったんだよ！』

雪穂「おー…気合い入ってるなぁ」

穂乃果「お待たせー！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

雪穂「もう…じゃ行こっか」

絵里の家

穂乃果「こんばんはー」

雪穂「おじゃましまーす」

絵里「いらっしゃい」

亜里沙「雪穂！穂乃果さん！こんばんは！」

絵里「さっ、遠慮しないで上がって」

亜里沙「荷物はとりあえず玄関に置いといて、後で部屋に行こ！」

絵里「夕食の準備、できてるから」

穂乃果「わーい！楽しみー！」

雪穂「もう、お姉ちゃん！」

絵里「ふふっ、いいのよ」

亜里沙「早く早くー」

穂乃果「雪穂も早く！ご飯冷めちゃう！」

雪穂「もーお姉ちゃんみっともないよ…」

絵里「雪穂ちゃんも、もっとリラックスしていいのよ？」

雪穂「は、はい。絵里さん、ありがとうございます」

雪穂「おおっ…」

穂乃果「おいしそーっ！」

亜里沙「今日は亜里沙も手伝ったんだよー」

絵里「さ、冷めないうちに召し上がれ♪」

ほのゆき「いただきまーす！」

穂乃果「このスープ！おいしーっ！ボルシチってやつ？」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

絵里「これはフリカデルキっていって、ミートボールのスープ」

亜里沙「ロシアでは、家庭料理で多いんだよー」

絵里「パンといっしょに食べると美味しいわよ」

穂乃果「パン！絵里ちゃんありがとう」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

雪穂「…ハラショー」

亜里沙「あー、雪穂」ｱﾊﾊ

絵里「ふふっ、私たちのがうつったかしら？」

雪穂「///」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

穂乃果「ふぇーっ、お腹いっぱいー」ｻｽﾘｻｽﾘ

雪穂「美味しかったです、絵里さん」

亜里沙「あー、雪穂、亜里沙にはー？」

雪穂「うん、亜里沙が手伝ったからすごくおいしかったよ」

亜里沙「えへへー///」

絵里「ふふっ、まだデザートもあるのよ？」

亜里沙「シャルロートカ！」

絵里「シャルロットの方が一般的かしら？スポンジケーキの中にフルーツやクリームを挟んであるの」

穂乃果「苺だ！苺おいしいよぉ」ﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾟｸﾊﾟｸ

雪穂「さっきあんなに食べてたのに…」

亜里沙「ハラショー！」

絵里「それだけ喜んでもらえたら、作ったかいがあったわ」

ほのゆき「ごちそうさまでしたー！」

絵里「お粗末さま♪」

亜里沙「雪穂、穂乃果さん、お部屋いこ？μ'sのお話聞きたい！」

穂乃果「んーゆきほーお茶ー…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

雪穂「お姉ちゃんくつろぎすぎ…」

絵里「ふふっ、後でロシアンティーをいれるわね」

絵里「穂乃果のことは私が見てるから、二人で先にお風呂入ってきたら？」

雪穂「え、そんな…悪いですよ」

絵里「お客さんなんだから遠慮しないの♪」

亜里沙「雪穂ーお風呂ー！」

雪穂「それじゃ、お言葉に甘えて…」ﾍﾟｺﾘ

絵里「ごゆっくり♪」

亜里沙「お風呂ー雪穂とー♪」ﾌｧｻｯ

雪穂（亜里沙、肌白くてきれい…）

亜里沙「どうしたの？」

雪穂「！」

雪穂「な、なんでもないよ///」

亜里沙「？」ｷｮﾄﾝ

亜里沙「あ、雪穂…少し胸出てる…亜里沙はまだまだぺたんこ…」

亜里沙「スクールアイドルなのに…スタイル…」ｸﾞｽﾝ

雪穂「あ、ほ、ほら、亜里沙には絵里さんがいるし、きっともう少ししたら」

亜里沙「ホントに？」

雪穂「うーん、まあμ'sにもにこ先輩や、凛先輩みたいな人もいるし！」

亜里沙「うん…」

雪穂「そ、そういうのも大事だよ！個性ってやつ！」

雪穂（ごめんなさいごめんなさい先輩方）

～～～～～～～～～～～～～～

にこ「へっくし！」

こころ「お姉さま、風邪ですか？」

にこ「風邪なんかひかないわよ、スーパーアイドルなんだからまた噂されてるのね、困ったわ～」

～～～～～～～～～～～～～～

凛「くしゅんっ」

花陽「凛ちゃん、風邪？」

凛「大丈夫にゃ！」

花陽「あんまり裸でいるから寒くなったのかも」

凛「ならこうしたらいいにゃ」ﾀﾞｷｯ

花陽「ぴゃあっ」

凛「へへっ」ｷﾞｭｯ

花陽「…あったかい」ｷｭﾝ

お風呂上がり

雪穂「いいお湯でしたー」

亜里沙「洗いっこ、初めてやったー」

雪穂「ちょ、恥ずかしいから///」

ﾝｯ…ﾎﾉｶ…

ｱｯ…ｴﾘﾁｬﾝ…

雪穂「！？」

亜里沙「？」

～～～～～～～～～～～～～～

絵里「穂乃果、生徒会長がこんなに…はしたないわね…」ｸﾁｭｸﾁｭ

穂乃果「んっ…絵里ちゃんこそ…ここは賢くないかも」ｸﾁｭｸﾁｭ

～～～～～～～～～～～～～～

雪穂「」ｱﾜﾜ

雪穂「あ、亜里沙、お姉ちゃんたち(性的に)寝てるみたいだから…起こさないほうが」

亜里沙「おー、んじゃ静かに、早くね」ﾀﾀﾀ

雪穂「あ、亜里沙…」

雪穂（もっと静かに～！）

ﾊｱﾊｱ､ｴﾘﾁｬﾝ､ｴﾘﾁｬﾝ!

ﾎﾉｶ!ﾊﾗｯｼｮｰ!!!

雪穂（…聞こえてなさそう）

亜里沙の部屋

亜里沙「雪穂、おっそーい！」

雪穂「はは…ごめん」

雪穂「けっこう遅い時間になったねー」

亜里沙「ふぁ～そろそろ眠いかもぉ…」

亜里沙「ベッド、はいろ♪」

雪穂「え、わ、私寝相悪いし、床にお布団で」

亜里沙「雪穂…亜里沙といっしょ…やなの？」ｳﾙｳﾙ

雪穂「う…、そんなことないよ」

亜里沙「じゃーいっしょに寝よ？」ﾊﾞｻｯ

雪穂「うん…」ｺﾞｿｺﾞｿ

亜里沙「えへへー雪穂、あったかいー」

雪穂「うん、亜里沙も…あったかい」

亜里沙「雪穂」

雪穂「ん？」

亜里沙「μ'sみたいなスクールアイドル、できるかな」

雪穂「わからないよ、お姉ちゃんたちだって最初は講堂ガラガラだったし」

雪穂「お姉ちゃんみたいに…前向きでいられるか、わからない」

亜里沙「雪穂…」

雪穂「きっと、『高坂穂乃果の妹』って見方から入られちゃうし」

雪穂「そしたら、私…お姉ちゃんみたいな歌も、ダンスも」

亜里沙「雪穂」ﾀﾞｷｯ

雪穂「あ、亜里沙」

亜里沙「大丈夫、雪穂は雪穂だよ」

亜里沙「穂乃果さんたちだって最初は、お姉ちゃんに下手だって言われてた」

亜里沙「だけど、すごく頑張って、みんなを楽しくしてた」

亜里沙「その頑張ってるμ'sの姿に、元気をもらえたの！」

亜里沙「だから、不安なら、不安をなくすくらい頑張って」

亜里沙「頑張ってる姿をみんなに見てもらおう！」

雪穂「亜里沙…私…」

雪穂「お姉ちゃんみたいにできるか、不安で…」ｸﾞｽｸﾞｽ

亜里沙「大丈夫、最初から上手くできるわけなんてないよ」

亜里沙「それがスクールアイドル、でしょ？」

雪穂「…うんっ！」

雪穂（亜里沙…励まされちゃった）

ゆきあり「「頑張ろう、ね」」ﾌﾌｯ

翌朝

ゆきあり「「おはよー(ございます)」」

絵里「おはよう、二人とも。よく眠れた？」

雪穂「はい、ありがとうございました」ﾍﾟｺﾘ

雪穂「ところで…お姉ちゃんは」

絵里「ああ…ちょっと見てくるわ」

絵里（少し、激しくしすぎたかしら…賢くないって言われてちょっとカチンときちゃったのよね…）

穂乃果「…」zzz

絵里「穂乃果、起きなさい。朝練遅れるわよ」

穂乃果「んー、絵里ちゃん…ちゅー…」

絵里「…もう」ﾊｱｯ

～～～～～～～～～～～～～～
通学路

ことり「穂乃果ちゃん！」

海未「穂乃果、絵里に迷惑かけませんでしたか？」

穂乃果「だ、大丈夫だよー」

雪穂「それじゃ、私たちこっちなんで」

亜里沙「行ってきまーす」

海未「…なんだかあの二人、雰囲気が変わりましたね」

ことり「うん…なんだろう、はっきりとは言えないけど」

海未「なにか…わだかまりか、不安が無くなったのでしょうか」

穂乃果（…まさか、ね）

絵里（…ハラショー）

海未「いずれにせよ、頼もしい後輩になりそうです」

穂乃果「そうだね、穂乃果の自慢の妹だもん！」

海未「…少なくとも、素行や生活態度は穂乃果よりしっかりしてますし」

ことり「あ、あはは…」

穂乃果「もー！海未ちゃん、ひどい！」

絵里「さ、朝練遅れるわよ！」



おしまい

どうしても展開が似通ったちゃうね、ごめんなさい

ここまでありがとうございました

乙

>>1分岐から
――――――――――――――
雪穂「海未ちゃん家にお泊まりだって言ったじゃん」

穂乃果「そういえば…」

穂乃果「なんにも準備してない…」

雪穂「もう、お姉ちゃん…海未ちゃん待たせちゃ悪いよ…」

ﾋﾟﾘﾘﾘｯ

穂乃果「あれ？海未ちゃんから電話だ」ﾋﾟｯ

海未『穂乃果？今日うちに来る準備は…』

雪穂「できてませーん、お説教お願いしまーす」

穂乃果「ちょ…雪穂～」

海未『はぁ…そんなことだろうと思ってました、玄関を開けてください』

穂乃果「ふぇ？」ｶﾞﾁｬ

海未「…穂乃果」ﾆｺﾆｺ

穂乃果「あ、あはは…海未ちゃん、いらっしゃい…」

雪穂「こんばんはー」

海未「さ、ゆっくりお話聞きましょうか」ﾆｺｯ

穂乃果「ひいっ…」

～～～～～～～～～～～～～～

海未「さて、お小言は一旦このへんにして…」

穂乃果「」ｸﾞｯﾀﾘ

海未「夕食の準備をします、みんなでいっしょにやりますよ」ｶﾞｻｶﾞｻ

雪穂「これって？」

海未「餃子のタネと皮です。包む作業をいっしょにやろうと思いまして」

穂乃果「おおっ！海未ちゃんの餃子！」

～～～～～～～～～～～～～～

雪穂「うーん、なかなかこの波型が…」

海未「雪穂、ここはこうして…」ｽｯ

雪穂「！」ﾄﾞｷｯ

海未「ええ、そうです、さすがに雪穂は飲み込みが早いです」

雪穂（海未ちゃんに手、握られた///）

海未「穂乃果…だんだん雑になってますよ」

穂乃果「えー飽きたー」ｸﾙﾝﾃﾞﾎﾟｲｰ

海未「そうですか、なら穂乃果の夕食は抜きですね」ﾆｺｯ

穂乃果「わー！ごめんなさい！餃子包むの楽しいなー！」ﾃｷﾊﾟｷ

海未「…まったく」ﾌｳ

～～～～～～～～～～～～～～

海未「さて、次はチャーハンです」

海未「穂乃果と雪穂は具を刻んでください」

ほのゆき「了解」ﾋﾞｼｯ

海未「さて、鍋を暖めて…油は思い切って多めにひきます」

海未「チャーハンはパラパラ感が大事です、この卵が半熟の瞬間を見逃さず…」

海未「ご飯を投入！そして、じゃこも入れます！」

海未「具も混ぜて…完成ですっ！」

海未「うん、餃子もいい色合いに焼けました」

海未「さ、穂乃果、雪穂、運んでください」

穂乃果「やっと食べられる…」ｸﾞｳｩ

海未「何か言いましたか」ﾆｺｯ

穂乃果「さー、ご飯運ばなきゃー」ﾃｷﾊﾟｷ

雪穂（なるほど、ああしたらお姉ちゃんの動きが良くなる、と…）ﾒﾓﾒﾓ

～～～～～～～～～～～～～～
ほのうみゆき「いただきます！」

穂乃果「う～ん、海未ちゃんの餃子、おいしい！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

雪穂「すごくコクがある…ゴマ油かな？」

海未「それとお砂糖、いずれもほんの少し、隠し味程度ですね」

穂乃果「チャーハンもご飯パラパラしておいしいよぉ」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

～～～～～～～～～～～～～～
穂乃果「ごちそうさまー！」ｹﾞﾌｰ

雪穂「ごちそうさまでした！」

海未「お粗末さまでした」

雪穂「海未ちゃんのチャーハンと餃子、久しぶりに食べたかも」

海未「そうですね、最近は雪穂とこういう機会はあまりなかったですし」

雪穂「すごくおいしかった、ありがとう」ﾆｺｯ

海未「そ、そんな…こんなもので良ければいつでも作りますよ///」ﾃﾚｯ

雪穂「それに…海未ちゃんがいなかったら」ﾁﾗｯ

海未「？」

穂乃果「雪穂ーお茶ー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

雪穂「どんな夕食になってたか…」

海未「…まったく、穂乃果は仕方ないですね」ﾌﾌｯ

～～～～～～～～～～～～～～
海未「さて、私はこのあたりで失礼します」ｽｯ

穂乃果「えー帰っちゃうの？」

雪穂「もう遅いし、泊まっていったら？」

海未「そうですね…では甘えさせていただきます」

海未「家に連絡を入れますね」ｽﾏﾎﾎﾟﾁｰ

穂乃果「雪穂、海未ちゃんのパジャマとか着替え、準備しよ」

雪穂「う、うん！」

～～～～～～～～～～～～～～

海未「お風呂、お先にいただきました」ﾎｶﾎｶ

雪穂「じゃ、お姉ちゃん先にどうぞー」

穂乃果「うん、じゃあおっさきー」ﾀﾀﾀ

海未「ふうっ」

雪穂「海未ちゃん、お疲れさまでした」ﾍﾟｺﾘ

海未「どうしたのです？」

雪穂「いや、ご飯作ってもらったり、そもそもお姉ちゃんの準備が遅かったからわざわざ来てもらっちゃって」

海未「雪穂、いまさらなにを言っているのです」

海未「私たちはもう幼なじみという言葉でも足りないくらい、深い付き合いなのですよ？」

海未「家族みたいなものです、家族にご飯を作ったり、世話をやくのは当たり前です」ﾆｺｯ

雪穂「海未ちゃん…」

穂乃果「お風呂上がったよー」

雪穂「あ、じゃ入ってくるねー」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

穂乃果「お布団どうしようかー」

海未「…もし迷惑じゃないなら、居間に三人、いっしょに寝ませんか？」

穂乃果「それいいかも！合宿みたいで楽しそう！」

穂乃果「お布団運ぶの手伝って、海未ちゃん！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

海未「はいはい」ﾀﾀｯ

～～～～～～～～～～～～～～
就寝準備完了

穂乃果「こうしてると、昔を思い出すねー」

雪穂「海未ちゃん、よくうちに泊まりにきてたよねー」

海未「そうですね、まだあの頃は習いごとも少なかったですし」

穂乃果「何年経っても、こうしていっしょに寝られる」

穂乃果「すごく、すてきなことだよね…」

雪穂「そうだねー、なんだかすごく安心するって感じ」

海未「さ、明日も朝練があるのです、そろそろ寝ますよ」

ほのゆき「「はーい、おやすみなさーい」」

海未（ふふっ）

海未（あまり見た目は似ていないですが、やっぱり姉妹なんですね）

海未（穂乃果、雪穂…いつまでも…）

海未（私たちは家族同様に…これからも、よろしくお願いしますね）



おしまい

LP消化して寝ます

重ねて、ありがとうございました

乙