1: 2012/11/10(土) 20:44:23.39 ID:TGDmfXyS0
暦「この状況はなんだ?」

駿河「阿良々木先輩~っ///」ギュー

暦「もう一度言う。この状況はなんだ?」

駿河「阿良々木先輩は良い匂いだから抱きついているんだが…どうしたのだ?」

暦「お前よく疑問分で返せるな!」

駿河「阿良々木先輩には悪いがをこのようにギューっとしてたいのだ!」ムギュー
ねんどろいど 化物語 阿良々木暦 ノンスケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア
5: 2012/11/10(土) 20:49:40.26 ID:TGDmfXyS0
暦「今日僕はお前の家の清掃に来た。清掃終了後、おやつを御馳走になった」

駿河「そして私の部屋で腹ごなしがてらテレビを観ながらゴロゴロすることにした」ギュー

暦「そして今に至る訳だ」

駿河「いつも通りだなっ///」

暦「いやいやいやいやいや!!」

駿河「あまり大きな声を出さないでくれないか?お祖母ちゃんが驚いてしまう」

暦「冷静に注意された!?」

6: 2012/11/10(土) 20:56:08.38 ID:TGDmfXyS0
駿河「な、何で先ほどからピリピリしているのだ?」キョトン

暦「いやだから」

駿河「ま、まさか私に抱きつかれるのがそんなに嫌なのかっ!?」ガーン

暦「いやっ、嫌って言いたいわけではなくてだな!」

駿河「どーせ私は眉毛濃いし男っぽいし、しょっちゅうジーパンだし頭は悪いし…」

暦「そんな自分を卑下するなよ!」

駿河「でも阿良々木先輩は私をうざったく思うんだろう?」

暦「ウザくはないよ。でも恋人同士でもないのにベタベタするのは無しだろ」

10: 2012/11/10(土) 21:02:32.17 ID:TGDmfXyS0
駿河「だ、だって!」

暦「だっても何でも駄目だ!」

駿河「~~っ!!!」バタバタ

暦「地団駄踏んでも駄目なものは駄目!」

駿河「私だって阿良々木先輩に構ってもらいたいのだ!」ムゥー

暦「ハッキリ言おう神原。ハッキリとお前に告げよう」

駿河「な、何か隠し事でもあるのか?」

12: 2012/11/10(土) 21:08:06.12 ID:TGDmfXyS0
暦「僕は…」

駿河「………」ゴクリ

暦「処Oしか愛せないんだ……っ!!!」ドン!!!

駿河「………」

暦「すまない神原。お前は大切な後輩であり友人だ。だが僕は処O以外は恋愛対象で見れないんだ」

駿河「……阿良々木先輩?」

暦「理解し難いか?でもこれは譲れないんだ」

駿河「ちゃんと話を聞いてくれ!阿良々木先輩は勘違いをしている!!!」

14: 2012/11/10(土) 21:16:44.88 ID:TGDmfXyS0
暦「勘違い?何を?」

駿河「私は違う!」

暦「違う?は?何が?」

駿河「実は…私は未経験なんだ!///」カァァ

暦「…………」

駿河「な!?まったく信じてない目で私を観ないでくれないか!?本当に本当だ!」

暦「騙されないぞ!?僕が処Oを見抜けないわけがないじゃないか!?」

15: 2012/11/10(土) 21:26:50.88 ID:TGDmfXyS0
駿河「阿良々木先輩の対処O用審美眼が節穴なのだろう!?」

暦「あり得ない!?僕は孤独時代以前から女子という女子をネットリと見てきたんだ!」

暦「見て!観て!視て!看て!時に魅せられてきたんだ!僕が間違えるわけがっ」ワナワナ

駿河「とっ、とにかく私は処Oだ!阿良々木先輩以外の男子と親しく喋った事すらないぞ!」

暦「神原っ」

駿河「私に工口イイメージがあるのは自業自得だと分かっているが、アレは違うのだ!」

駿河「キャラ作りの結果なのだ!!」

18: 2012/11/10(土) 21:36:49.39 ID:TGDmfXyS0
暦「証拠!証拠はあるのか!?」

駿河「証拠なんてあるはずないだろう!?」

暦「くそっ、本人の主張を信じてやりたいがどうにも信じきれないっ!」

駿河「酷い!酷いぞ阿良々木先輩!!」

暦「だってそうだろう!?お前は人なつっこい性格をしているし」

暦「一見さっぱりとした性格だし、美人だし、面白い奴だし、運動神経良いし」

暦「僕なんかを敬ってくれるし、なんか良い匂いするし、可愛い!」

駿河「か、かかかかっ、可愛いっ!?私が!?///」

暦「そんな愛らしいお前に言い寄る男なんてたくさんいるだろう!?」

暦「そんな可愛くてフランクなお前が17年間男に愛されてないわけないだろう!?」

19: 2012/11/10(土) 21:45:52.14 ID:TGDmfXyS0
駿河「そ、そんなに褒めてもらっておいて否定するのは心苦しいが私は処Oだ!///」

暦「いーや非処Oだ!可愛いしスタイル良いから!」

駿河「ほ、褒めてもらえて嬉しいが違う!///」

暦「細い体でDカップはあんだろ!?どうなってんだそのボディラインは!?非処Oだ!!!」

駿河「違う!違う違う違う!!!」ブンブンブン

暦「肌もスベスベ、目もパッチリ二重でクリクリ可愛い!」

駿河「うぅ~っ///」

暦「声も綺麗!髪もサラサラ!喉元、うなじも白くてたまらん!!!」

駿河「ど、どうしたらいいんだ私は??嬉しいのに嬉しくないっ////」グルグル

23: 2012/11/10(土) 21:57:16.07 ID:TGDmfXyS0
暦「よって超絶美少女なのに親しみやすいお前は非処Oだ!!!」

駿河「あぁもう!阿良々木先輩の分からずや!!」

駿河「私は昔は暗くて!スポーツに打ち込むようになったらバスケ一直線で!」

駿河「男子と恋愛する暇なんてなかったし、好きな男子も出来なかった!」

駿河「阿良々木先輩は私の前に初めて現れた男子なのだ!初めて親しくなった男子なんだ!」

駿河「阿良々木先輩以外の男子になんて興味は無いし興味関心を持とうとも思わない!」

暦「なるほど……」

25: 2012/11/10(土) 22:04:57.16 ID:TGDmfXyS0
暦「神原駿河は処Oであり、言い表せないほどに可愛くて僕に好意を抱いている…」

駿河「好意なんてものじゃないぞっ。ぶっちゃけてしまうと大好きだ!!!///」

暦「これはつまり…」

駿河「阿良々木先輩の全部が大好きなんだ!!」

暦「………」

駿河「迷惑だとは思うがもうどうしようもないのだ!///」

暦「神原」

駿河「なんだ?阿良々木先輩?」

29: 2012/11/10(土) 22:11:53.41 ID:TGDmfXyS0
暦「僕に抱きつくのを許可するっ!!!」ドン!!!

駿河「やったぁ~っ!///」ニコッ

駿河「あはぁ~っ!たまらなく安心するし良い匂いがするなぁ!あぁもう!!////」ギュー

暦「神原!魅力的すぎるほど魅力的な胸が当ってるぞ!?」

駿河「阿良々木先輩にも私にメロメロになってほしい!だからこうやって!」スリスリ

暦「ヤバイヤバイ。柔らかすぎてヤバイ。弾力とマシュマロ感がマジヤバイ」

35: 2012/11/10(土) 22:22:53.10 ID:TGDmfXyS0
3時間後

暦「くそっ!もっと楽しんでいたいけど帰らないと時間が!」

駿河「あとちょっと!もうちょっとだけこうしていたいのだ!」ギュー

暦「でも」

駿河「あともう少し!5時間で良いから!」

暦「長っ!いや、神原になら何時間抱きつかれてもかまわないけどね!?」

駿河「じゃあ後5分っ」

暦「よし、偉いぞ神原。じゃあ5分だけな」

駿河「好き好き大好き阿良々木先輩~っ///」クネクネ

40: 2012/11/10(土) 22:28:15.67 ID:TGDmfXyS0
暦「5分経ったぞ?」

駿河「ま、まだ2分くらい残ってる!」ギュー

暦「残ってない」

駿河「アンコール!アンコール!」パンパン

暦「駄目だ!また今度させてやるから我慢しろ!」

駿河「本当か!?」

暦「本当だ」

駿河「プロポーズ!プロポーズ!」パンパン

暦「それもいつかしてやるから」

駿河「っっ!?!?!?//////」

45: 2012/11/10(土) 22:36:17.77 ID:TGDmfXyS0
暦「だから今日はもう帰るよ。悪いな」

駿河「埋め合わせをきちんとしてくれんだな。なら今日のところは帰ってもいいぞ」

暦「また明日来るから」

駿河「明日来てくれるのか!?」

暦「ていうか毎日来たい」

駿河「毎日!?ほ、本当か!?」

暦「あぁ」

駿河「う、嬉しすぎるっ!!////」バタバタ

暦「それじゃあまたな!あっ、言い忘れたけど明日は僕が神原を抱きしめるからな?覚悟しとけよ?神原後輩?」

駿河「はぁ~い!///」



終わり

46: 2012/11/10(土) 22:37:40.70 ID:j9P69qK80
は?(威圧)

47: 2012/11/10(土) 22:37:50.65 ID:ieF/QagWI
阿良々木くん…ひたぎさんに殺されるだろ

48: 2012/11/10(土) 22:38:31.04 ID:r0mK2UKU0
は?最後の一行消してはよ

49: 2012/11/10(土) 22:39:23.08 ID:TGDmfXyS0
後輩とストリートバスケする予定があるのでここで完結!

57: 2012/11/10(土) 22:47:26.86 ID:TGDmfXyS0
>>54
続きはあんたに託そう

俺はバスケと称して後輩とイチャついてくるから

59: 2012/11/10(土) 22:55:36.33 ID:q8zC1IVe0

かわいい

引用元: 駿河「ふふっ、阿良々木先輩は良い匂いだなぁ!」