1: 2009/05/24(日) 10:50:57.72 ID:qkAjn7NH0
私はリネット・ビショップ。

先日、初めて実践で銃を上手く使えた。
ネウロイを撃墜した。
芳佳ちゃんという友達が出来た。

それでも、まだ私は大好きな、あの人を手に入れることは出来なかった。

3: 2009/05/24(日) 10:54:00.78 ID:qkAjn7NH0
もっさん「宮藤!リーネ!訓練だ!」

芳佳・リーネ「はい!」

ネウロイを撃墜したとはいえ、私はまだまだ未熟。

もっとたくさんの人を守るために私は今日も訓練だ。

リーネ「芳佳ちゃん、最近楽しそうだね。良いことあったの?」

芳佳「ふぇ!?///そっ、そうかな?何もないよ!」

芳佳ちゃんの顔が赤くなる。


4: 2009/05/24(日) 10:57:59.97 ID:qkAjn7NH0
いつものように訓練が終わり、私と芳佳ちゃんはお風呂に行った。

お風呂には何人か人がいた。

ルッキーニ「リーネーー!パフパフ~」

リーネ「きゃっ///」

ルッキーニちゃんが抱きついてくる。

芳佳「…リーネちゃんのおっOい…」

リーネ「芳佳ちゃん?」

芳佳「なっ!何でも無い!」

エイラ「宮藤、少しは成長したか-?」


5: 2009/05/24(日) 11:00:14.21 ID:qkAjn7NH0
ゲルト「何の話をしているんだ、お前達は…」

エーリカ「トゥルーデもおっきいよね」

ゲルト「こんなもの!戦いには必要ない!」

いつもみたいに皆騒いでいる。

サーニャちゃんもいる…

サーニャちゃん、貴女はエイラさんの事どう思っているんですか?

エイラさんは?サーニャちゃんの事好きですか?

6: 2009/05/24(日) 11:02:47.05 ID:qkAjn7NH0
芳佳「?リーネちゃん、どうしたの?ボーっっとして」

リーネ「え?何でもないよ」ニコッ

シャーリー「何だ?リーネ、お前も私の胸を揉みたいって?」

リーネ「ちっ違いますよ-!」

エーリカ「リーネは自分のがあるじゃん」

ゲルト「本当にお前達は…」


そんな話をながら私たちはお風呂を出た。

7: 2009/05/24(日) 11:05:28.39 ID:qkAjn7NH0
どうして私はこんなに悩んでいるのだろう?

サーニャちゃんがいる。エイラさんにはサーニャちゃんがいる。

だったら私は幸せを願えばいいじゃないか。

エイラさんが幸せならそれでいい。


それでいいのだろうか?本当に…

エイラさん…私は貴女が大好きです。

8: 2009/05/24(日) 11:06:41.63 ID:qkAjn7NH0
その夜

リーネ(トイレ行こう)

そう思って部屋を出た。

流石に皆もう寝ているみたい。

ん?

坂本少佐の部屋の前で私は立ち止まった。

何か聞こえる…


9: 2009/05/24(日) 11:09:09.13 ID:qkAjn7NH0
もっさん「どうした?宮藤、もうこんなに濡れているぞ!」

芳佳「んっ…坂本さん///」


!!芳佳ちゃん…坂本少佐とこんな関係に?

だから今日楽しそうだったのか…

そういえば、エイラさんにこの前占ってもらった

その時、芳佳ちゃんは一週間後何か良いのもが手に入ると、そう結果が出た。

私は、何だったっけ?確か近いうち必ず宝物が手に入ると、そう出たんだっけ?

芳佳ちゃんにとっては坂本少佐。なら、私にとって宝物とは何だろうか?

11: 2009/05/24(日) 11:11:56.88 ID:qkAjn7NH0
トイレに行き私はベットで考えていた。

エイラさんの事を…

涙が出てきた。どうしてだろう。

私はそんなにエイラさんが好きなのだろうか?

駄目だ、寝れない。


13: 2009/05/24(日) 11:14:04.65 ID:qkAjn7NH0
次の日

芳佳「ふわぁ~」

リーネ「芳佳ちゃん。寝不足?」

芳佳「う~ん、昨日中々寝られなくってさ」

坂本少佐の部屋にいたことは知ってる。

芳佳「リーネちゃんも眠そうだよ?」

リーネ「私も、中々寝られ無くって」

芳佳「ふ~ん」


15: 2009/05/24(日) 11:17:40.12 ID:qkAjn7NH0
朝食をとった後しばらく皆と話していた。

エイラ「…?リーネ、顔色が悪いみたいだけど…?」

エイラさんが私の顔をのぞき込んで言った。

リーネ「え?そうでしょうか?」

エイラ「体調悪いなら無理スンナー」

リーネ「いえ、だいじょうぶですから…」


16: 2009/05/24(日) 11:19:42.24 ID:qkAjn7NH0
そしてまた訓練が始まる

もっさん「宮藤、上達したな!」

芳佳「そうでしょうか?///ありがとうございます。」

二人ともいつもと違う。

私は昨日のことを知っているから不思議には思わないが。

もっさん「よし、ダッシュ10本!」

芳佳・リーネ「はい!」

全力で走る。全力で…ぜんりょ…

バタッ

17: 2009/05/24(日) 11:22:36.49 ID:qkAjn7NH0
気がつくと私は医務室で寝ていた。

リーネ「んっ…」

エイラ「起きたか-?」

エイラさんがいた。

リーネ「あれ?どうして?」

エイラ「訓練中倒れたんだ。だから無理スンナっていったのにサー」

リーネ「すみません…」

エイラ「まだ寝てろよヨー。そうだ、リンゴでも剥いてきてやるよ」

リーネ「ありがとうございます。」

エイラさんは優しい。とても、優しいのだけれど…

18: 2009/05/24(日) 11:27:20.91 ID:qkAjn7NH0
エイラ「ホラ。リンゴ食え。」

リーネ「パクッ」

美味しい。

リーネ「エイラさん、私この前エイラさんに占ってもらいましたよね。」

エイラ「あーやったやった。」

リーネ「近いうちに宝物が手に入るって…宝物ってなんでしょうか?」

エイラ「さー、そこまでは分かんないナー」

リーネ「私も、子どもの頃ってあまり友達いなかったんです。」

エイラ「リーネ?」

リーネ「内気な性格だから、自分から話しかけることとか出来なくて…」

19: 2009/05/24(日) 11:33:41.95 ID:qkAjn7NH0
リーネ「私の家はお金持ちだった。何でも手に入った。

     でも、友達は、仲間は、お金じゃ手に入らない。」

エイラ「…」

リーネ「ここに来て、友達が出来た。仲間が出来た。
     でも何か足りないんですよ!」

エイラ「そっか…」

そういって頭をなでてくれたエイラさんの手はとても温かくて、私はやっぱり自分はエイラさんが好きなんだなと、そう思った。

エイラ「いつか、見つかるよ。宝物が。きっと」

リーネ「エイラさんにとっての宝物って何ですか?」

20: 2009/05/24(日) 11:36:32.94 ID:qkAjn7NH0
エイラ「私にとっての、宝物…?」

リーネ「サーニャちゃんですか?」

エイラ「えっ!何で?」

リーネ「二人とも仲がよいですもんね。」

エイラ「あのナ-、私とサーニャはそんなんじゃないって。」

リーネ「でも、いつも一緒。サーニャちゃんが風邪引いたときもずっと看病してて…」

ミーナ「エイラさん、ちょっといいかしら?」

扉の向こうからミーナ中佐がエイラさんを呼ぶ。

エイラ「あっはい。」

エイラさんが…私の宝物が、この部屋から立ち去ろうとする…


21: 2009/05/24(日) 11:38:51.74 ID:qkAjn7NH0
扉の前でエイラさんが振り向いた。

エイラ「私とサーニャは親友同士なんだ。それ以上でも、それ以下でもないんダカンナー」

バタン

リーネ「…」

最近の私はヘンだ…

22: 2009/05/24(日) 11:42:43.71 ID:qkAjn7NH0
リーネ「落ち着こう」

私は寝た。

夢を見た。昔の夢だ。
私が子どもの頃の、温かい夢。

少女A「リーネ?ふーん、君にぴったりの名前だね。」

顔が上手く思い出せない。誰だったっけ?

少女A「どこから来たの?」

そうだ、これは私が旅行したときの、夢。思い出。


23: 2009/05/24(日) 11:49:12.17 ID:qkAjn7NH0
少女A「明日も一緒に遊ぼう」

初年B「待ってるぜ。」

そうだ、友達。友達がいた。昔の話。

懐かしいな。

少女A「この花はな、この地域でしかとれないんだ」

少年C「おーい、こっちこっちー」

なんだっか?誰だっけ?大切な、友達たち。

24: 2009/05/24(日) 11:53:00.27 ID:qkAjn7NH0
芳佳「リーネ、ちゃん?」

リーネ「ん?」

芳佳ちゃんに起こされた。

芳佳「ご飯の時間だよ?食べる?あれ?泣いてない?」

リーネ「あ…」

私は泣いていた。

リーネ「…私にも、ちゃんといた。」

芳佳「どうしたの?」

リーネ「ううん、何でも無いよ、行こうか?」

芳佳「?うん」

25: 2009/05/24(日) 11:57:13.70 ID:qkAjn7NH0
もう少しで思い出せそう。宝物は昔からあったのだ。
こんな事に気がつかないなんてやっぱり私は駄目だな。

ルッキーニ「あ!リーネー」

ルッキーニちゃんが抱きついてくる。

エイラ「元気そうダナ」

リーネ「エイラさん、出身地ってどこでしたっけ?」

エイラ「ん?私はスオムスダゾ?」

リーネ「そこって、寒いですよね」

エイラ「ソウダナー」


26: 2009/05/24(日) 12:00:44.79 ID:qkAjn7NH0
芳佳「今日は沢山食べるね、リーネちゃん」

リーネ「そうかな?」

シャーリー「食欲があるのは良いことだ!」

エーリカ「えい!もらいっ!」

ペリ犬「また!貴女と言う人は本当に…」

ゲルト「だから、食事中に喧嘩をするな!」

ミーナ「あらあら、おかわりなら沢山あるわよ」

やっぱりここは楽しい。苦しいときもあるけれど、ここには仲間がたくさんいるから。

28: 2009/05/24(日) 12:06:49.62 ID:qkAjn7NH0
その夜

今日は何だか早く眠れそう…
また、夢だ…

少女A「何だよー。明日帰っちゃうの?」
少年D「もっといれないの?」

旅行から、帰る日の前日だ。

少女A「じゃぁ今日こそは絶対…」

あれ?何だっけ?今まで何処で何をしていたんだっけ?
皆でどこかに出かけていたんだ。そこで、何かを探していたんだっけ?

少年B「よーし!絶対だ!今日こそ絶対…を見つけるぞ!」

森?そう、森に行った。何かを探すために…皆で行ったんだ。

29: 2009/05/24(日) 12:09:40.35 ID:qkAjn7NH0
あれ?森で何かを探す?誰かに聞いた話…

少年C「こっち来いよー」
少年B「ここ昨日も探したろ?」
少女A「あっち行こうよ」

そうして探し出す。私も一緒になって探したんだ。

…でも確か、見つからなかった。何も。
でも私たちはそれを無駄じゃなかったと思っていたんだ。

少女A「結局無かったね。」
少年D「でもいつか、僕達がまた出会ったとき、見つかるよ!」
少年B「また、探そうな!」

少女A「またね!」

そして私はホテルに戻った。

31: 2009/05/24(日) 12:12:02.73 ID:qkAjn7NH0
次の日早く起きたんだ。国へ帰るために。

お母さん「友達出来たんでしょ?こっちで」

私は頷いた。

お父さん「よかったな。楽しかったか」

私は大きく頷く。「また、来たいな」そう言った。

駅に着いた。もう此処にはいれないんだ。

そう思って私が泣いたんだっけ?

お父さんもお母さんも困ってたな。

その時…

32: 2009/05/24(日) 12:15:04.40 ID:qkAjn7NH0
少女A「また、あえるよね!!」

少年B「忘れんなよ!」

少年C「約束だよ!」

少年D「待ってるよ!」

皆が見送りに来てくれたんだっけ?

少女A「木の実は見つからなかったけど、これ!」

そういってその子は何か物を投げてきた。

花飾りだ。

少年D「昨日作ったんだ!皆で!」

忘れていた。こんなに大切な物だったのに…
今でもその花飾りは机の中にしまってある。
けど、その事を今まで忘れていた。


33: 2009/05/24(日) 12:18:26.15 ID:qkAjn7NH0
少女A「ずっと…ずっと友達だよ!」

少女F「ありがとう…」

やっと言えた。その一言。
内気だった私はその一言を言うのに時間がかかってしまった。

少女F「また、会えるよね」

時間は待ってくれない。

列車は走り出す。
ずっと手を振り続けていた。
私も、皆も…

34: 2009/05/24(日) 12:19:56.96 ID:qkAjn7NH0
そういえば…木の実。木の実を探していたんだ。

木の実って…だれかに聞いた話。

誰だっけ?誰かもこんな話しをしてくれた。


38: 2009/05/24(日) 12:23:14.89 ID:qkAjn7NH0
そうだ…話してくれた人は…



次の日

リーネ「ここにしまっていたはず。」

机を開けると花飾りがあった。
ずっと前のだからもうボロボロだ。
それでも私にとっては宝物だ。

芳佳「入るよーリーネちゃんおはよ」

リーネ「あ、芳佳ちゃん」

芳佳「それ、花飾り?」

リーネ「うん。友達が、昔くれたの」


40: 2009/05/24(日) 12:25:52.12 ID:qkAjn7NH0
朝食を食べ、急いで訓練の準備をした。

エイラさんは今日はまだ起きてないみたい。

芳佳「今日も頑張ろうね」

リーネ「うん!」


もっさん「よーし、今日は実際に空を飛んでの訓練だ!」

芳佳・リーネ「はい!」


41: 2009/05/24(日) 12:27:28.68 ID:qkAjn7NH0
芳佳「ふ~リーネちゃん、お風呂いこー」

リーネ「うん」

エイラ「お?二人とも、サウナ行かないか?」

芳佳「エイラさん!サーニャちゃんも!」

エイラ「な?行こうぜ」

リーネ「はい!」

エイラさん、今日もサーニャちゃんと…一緒


42: 2009/05/24(日) 12:29:41.14 ID:qkAjn7NH0
エイラ「でな、その時あいつが~」

芳佳「あはははは!」

エイラさん、もしかして貴女は…

エイラ「よし、そろそろ、水浴び行くか!」

そうして泉に移動する。


45: 2009/05/24(日) 12:53:45.37 ID:nou2gJ9w0
芳佳「むむむ」

リーネ「どうしたの?芳佳ちゃん」

芳佳「べっ別にリーネちゃんのおっOい見てたわけじゃ///」

サーニャ「クスクス」

エイラ「あっ!見ろ!あそこ!!」

芳佳「あ!飛行機雲」

リーネ「長く続いてますね、明日は晴れでしょうか?」

エイラ「いいよな、空って」

46: 2009/05/24(日) 12:58:26.19 ID:nou2gJ9w0


リーネ「私は海も好きです。」

芳佳「うんうん、自由な感じで良いよね」


何だか良いことが有りそうだ。
後で、エイラさんに花飾りを見せてみよう。

エイラ「よし、もう行くか~」

泉から上がって、私たちは着替えた。
そして自分たちの部屋に戻っていった。


47: 2009/05/24(日) 13:02:01.53 ID:nou2gJ9w0
私は机においてある花飾りを見た。

リーネ「エイラさん…」

その花飾りをもって部屋を出た。
私の思い違いかもしれない。
でも、期待せずにはいられない。
あの時話してくれたエイラさんの話と、私の記憶。

エイラさんの部屋の前。

思い切ってドアを叩く。

もう内気な私じゃ駄目なんだ!

48: 2009/05/24(日) 13:04:38.97 ID:nou2gJ9w0
エイラ「ん?リーネじゃないか。入れよ」

エイラさんは部屋に入れてくれた。

エイラ「どうしたんだ?ん?…」

私のもっている花飾りに目をやった。

エイラ「リーネ!それ!その花飾り!」

リーネ「!エイラさん…」

エイラさんは自分の机の中から花飾りを出した。

リーネ「同じだ…」

エイラ「思い出してくれたんだナ」

リーネ「エイラさんもこれを?」


50: 2009/05/24(日) 13:07:37.86 ID:nou2gJ9w0
エイラ「リーネが国に帰るって言ったから皆で作ったんだ。
     その時私たちも自分の分を作った。」

リーネ「やっぱり、エイラさんと私は昔、出会ってたんですね。」

エイラ「私はリーネを初めて見たときから分かってたよ。」

リーネ「エイラさん…」グスッ

エイラ「リーネも、思い出して、くれたんだナ…」

リーネ「木の実を探しました。皆で…」

エイラ「でも見つからなかった」

リーネ「でも、それ以上に大切な物を、貰いました。」

エイラ「大切な物を見つけ出した。」

52: 2009/05/24(日) 13:13:37.88 ID:nou2gJ9w0


リーネ「私たちは昔から友達だったんですね。」

エイラ「そうだよ。あの時の男の子達も。」

リーネ「どうして、私、忘れてたんだろう?大切な、思いでだったのに…」グス

エイラ「思い出したからいいじゃなか。泣くなよナー」

リーネ「うっうっ…」

エイラ「楽しかったよな。確かリーネ、森が怖いとかって泣いたよな」

リーネ「エイラさんは森の中にあった泉に落ちました」




53: 2009/05/24(日) 13:19:03.43 ID:nou2gJ9w0
リーネ「やっと、思い出せた…」

その嬉しさと、今まで忘れていた事に対しての悔しさと、、情けなさで私は泣いた。
何故か涙が止まらなかった。

エイラ「だから、泣くなよナー」

リーネ「すみません…でも…」グス

エイラ「楽しかったよな、本当に」

そうだ、楽しかったんだ…

エイラ「だから、なくなよ」チュッ

リーネ「!!」

54: 2009/05/24(日) 13:21:48.25 ID:nou2gJ9w0
リーネ「え…?」

何が起こったの…?

エイラ「泣くなって!言ってんだ///」

エイラさんの顔が赤くなる
しばらくの沈黙

エイラ「リーネ、前にサーニャの事聞いてきたよな。」

エイラ「本当に、何でもないんだ。親友なんだ。ただの。」

エイラ「恋人…とかそういんじゃ、全然ちがくて…」

リーネ「エイラさん」

56: 2009/05/24(日) 13:29:12.55 ID:nou2gJ9w0
チュッ

今度は私から、エイラさんの唇へ

リーネ「良かったです。今私、嬉しいです。」

エイラ「///リーネ」

リーネ「エイラさん///」

エイラさんが私を抱いてくれた

エイラ「リーネ、私から離れないでくれ。ずっと一緒にいてくれ。」

リーネ「はい///私もエイラさんとずっと一緒に居て欲しい…です。」


58: 2009/05/24(日) 13:36:39.17 ID:nou2gJ9w0
長いキスをした
今までの世界と今からの世界の価値が私にとって大きく変わった瞬間
これから先どんな辛いことがあっても私はもう大丈夫だろう
絶対に挫けずに生きていける気がする

あの頃もきっと、エイラさんと離れるのが辛くて、泣いたんだろうな
内気な私に、違う国の私に、話しかけてくれたエイラさん
宝物は、ずっと近くにあったんだ

エイラ「今度、休みを取って、スオムスに行こう。そして、あの頃の皆に会おう。
     皆、元気でやってるといいな」

リーネ「元気ですよ、私たちも元気に生きてるんですから」

エイラ「そうダナ」ニコッ

そしてまた、私たちはキスをした


おわり

59: 2009/05/24(日) 13:39:26.13 ID:Z3diaNL50
乙でした!

引用元: エイラ「リーネ?顔色が悪いみたいだけど…」