1: 2011/10/16(日) 01:03:39.32 ID:ITPNorTX0
ポケモンss

短編の予定

それでもよかったらどうぞ

2: 2011/10/16(日) 01:12:39.58 ID:ITPNorTX0
コトネ「レッドさん、たまには外に出ましょうよ~」

レッド「・・・」

コトネ「タマムシなんてどうですか?行けば絶対楽しいですよ!」

レッド「・・・」

コトネ「じゃあ、ヤマブキとかどうです?レッドさん、リニア見たことないですよね?」

レッド「・・・出たくない」

コトネ「え?」

レッド「・・・外に出たくない」

3: 2011/10/16(日) 01:19:00.61 ID:ITPNorTX0
コトネ「だめです!今日という今日は、絶対にレッドさんを外に連れて行きます!!」

レッド「・・・」

コトネ「はぁ~レッドさん、いつまでも山籠りしてたら世間に取り残されちゃいますよ・・・」

レッド「・・・」

コトネ「じゃあせめて、レッドさんが外に出ない理由を教えてください。」

レッド「・・・」

コトネ「・・・」

レッド「・・・」

4: 2011/10/16(日) 01:29:02.12 ID:ITPNorTX0
コトネ「……」

レッド「……」

コトネ「はぁ~わかりました。あきらめます」

レッド「……」ホッ

コトネ「……せっかく、レッドさんが見たことないようなポケモンを見せてあげようとおもったのに」ボソボソ

レッド「!!」

コトネ「……いろんなポケモン一緒に見たかったのに…」ボソボソ

レッド「……行く」

コトネ「え?」

レッド「……外に出る」


5: 2011/10/16(日) 01:36:09.49 ID:ITPNorTX0
コトネ「ほんとですか!」

レッド「……うん」

コトネ「じゃあ、早速行きましょう!まずは…」

レッド「……待って」

コトネ「ん?なんですか?」

レッド「……できれば、ハナダとタマムシとヤマブキ以外がいい」

コトネ「え……どうしてですか?」

レッド「……」

コトネ「まぁいいですけど…じゃあ、セキチクなんてどうです?パルパークっていう所、お勧めですよ」

レッド「……わかった」

コトネ「じゃあ、早速行きましょう!!」

6: 2011/10/16(日) 01:44:03.06 ID:ITPNorTX0
レッド「……リザードンお疲れ」

コトネ「あっという間に着いちゃった…レッドさんのリザードン、やっぱりすごいですね…」

レッド「……ありがと」

コトネ「いえ…それより、久しぶりの外はどうです?」

レッド「……太陽がまぶしい」

コトネ「……」

レッド「……」

コトネ「…それだけですか?」

レッド「……うん」

7: 2011/10/16(日) 01:50:53.78 ID:ITPNorTX0
コトネ「……」

レッド「……」

コトネ「…まあいいです。それよりこれからどうしますか?パルパークに行きます?」

レッド「……うん」

コトネ「ジムはいいですか?ここのジム、ジムリーダーがかわってますけど」

レッド「……ジムはいや」

コトネ「…そ、そうですか。じゃ、早速パルパークに行きましょう!」

10: 2011/10/16(日) 02:08:29.74 ID:ITPNorTX0




コトネ「楽しかったですね!!」

レッド「……見たことないポケモンばっかりだった」

コトネ「来て良かったでしょ、レッドさん」

レッド「……うん」

コトネ「また来ましょうね、レッドさん」

レッド「……うn

???「みぃーつけた」

11: 2011/10/16(日) 02:31:21.94 ID:ITPNorTX0
コトネ「あ、あなたはハナダの…」

カスミ「久しぶりね、レッド」

レッド「」ガクブル

コトネ「!レッドさん、どうしたんですか!?」

カスミ「そんなにふるえちゃって…ふふふ…私に会えたことが、そんなにうれしい?」

レッド「」ブンブン

カスミ「うれしいでしょ…ネ?」

レッド「」ゾクッ

コトネ(なんだろう、この空気…)


12: 2011/10/16(日) 02:37:26.48 ID:ITPNorTX0
レッド「リザードン!!そらをとb

カスミ「リザードン…万が一、空でも飛んだらその尻尾の火消すわよ」

レッド「」

リザードン「」

カスミ「ふふふ…」

リザードン「くぅぅぅん」

レッド「」

カスミ「いい子ね、さぁボールに帰りなさい」


13: 2011/10/16(日) 02:55:19.88 ID:ITPNorTX0
カスミ「さて、レッド…聞きたいことはたくさんあるけど、ひとまずハナダに帰るわよ」

レッド「」ガクブル

コトネ「ちょ、ちょっと待ってください!なぜ、ハナダのジムリーダーのあなたがここにいるんですか?それに、レッドさんがハナダに帰るってどういうことですか!!」

カスミ「アンタ誰?」

コトネ「な!?私はコトネです!一度、ジムでお会いしたじゃないですか!!」

カスミ「あっそ分かったから消えて、お邪魔ムシ」

コトネ「そ、そういう訳にはいきません!質問に答えてください!!」

カスミ「私がここにいる理由は、レッドがセキチクにいるっていう情報が入ったから。レッドがハナダに帰る理由は、レッドが私のモノだからよ。分かったら、はやく消えなさい」


14: 2011/10/16(日) 03:08:33.13 ID:ITPNorTX0
コトネ「な…っていうか、なんでレッドさんがセキチクにいるって分かったんですか!?」

カスミ「うるさいわね、なんでそんなこと教えなきゃいけないのよ。それよりアンタ、レッドとどんなカンケイナノ…?」

コトネ「」ゾクッ

カスミ「はやくコタエナサイ…」

コトネ「うっ…そそその私とレッドさn

レッド「その子はさっき知り合った女の子だよ…」

コトネ「レッドさん!?」

カスミ「へぇ…まぁ、いいわ。帰ってからじっくり聞くから…それじゃ帰りましょう」

15: 2011/10/16(日) 03:31:56.57 ID:ITPNorTX0
コトネ「ま、待ってください!レッドさんをハナダに連れて行ってどうするつもりですか!」

カスミ「どうするつもりって…まず、レッドには今まで私を放置していたぶん、きっちりお返ししてもらうわ。そうねぇ、まずはとりあえずジムの掃除かしら。あの広いジムを一人で掃除してもらうわ。あ、安心しなさいレッド、私はレッドの掃除が終わるまで見ていてあげるから。ありがたく思いなさいよね。それからそれから、レッドがジムの掃除が終わったら今度は私をきれいにしてもらおうかなって、何言わせるのよレッド!あ、でもレッドに拒否権はないから。大丈夫よ、ジムのトレーナーの女の子は全員クビにするし、ジムには私たちしかいないし…ふふ、レッド、二人きりだからって変なことしちゃダメよ。って、言ったそばから変なとこ触んないでよ!この変態…っだっだめよ、そこは弱いんだから…あん!だっだめだって言ってるでしょ!え、そんなこといいながら体は正直だですって…う、うるさいわね!っあ!も、もういい加減にしなさいよね!へ…?嫌なのかですって…?そ、そんな訳ないじゃない…さっしなさいよ…でも、やさしくしてよね…

レッド「」

コトネ「」

17: 2011/10/16(日) 03:40:34.42 ID:ITPNorTX0
カスミ「レッドぉ…私、変になっちゃいそう…」

コトネ「あの~」

カスミ「レッドぉ…」

コトネ「あの~カスミさん?」

カスミ「!!な、何よ!いい所なんだから、邪魔しないでよ!」

コトネ「…カスミさんって、レッドさんのこと好きなんですか?っていうか、好きですよね」

カスミ「!!そそそそんな訳ないじゃない!レッドは、わわわたしのモノってだけよ!本当にそれだけなんだからね!」

コトネ「どうみても好きにしか見えないんですが…でも、確かカスミさんって彼氏いましたよね?」

レッド「!!」

21: 2011/10/16(日) 18:43:50.63 ID:ITPNorTX0
カスミ「彼氏?」

コトネ「そうです、カスミさん彼氏いましたよね。彼氏いるのにこんなことしていいんですか?」

レッド「……」コクコク

コトネ「そんな軽い人にレッドさんは渡せません!レッドさん、行きまsy

カスミ「あぁ、あの男なら別れたわよ」

コトネ「…え?」

カスミ「そもそもあんなゴミ、レッドが見つかるまでのつなぎでしかないし彼氏じゃないわよ」

コトネ「」

カスミ「まぁ、あんなゴミでもレッドを見つけるのに役に立ったから、少しは感謝してもいいけどね」

22: 2011/10/16(日) 19:04:31.00 ID:ITPNorTX0
コトネ「ど、どういうことですか?」

カスミ「私がレッドの特徴をあのゴミに教えていたのよ。そしてこんな男がいたら、私に伝えてってね」

コトネ「…」

カスミ「あ、安心しなさい、レッド。体は触らせてないから。あんなゴミに触られたら、体が腐るしね」

レッド「」

コトネ「ひどすぎます…」

カスミ「なにがよ?レッドは私のモノなんだから、それくらいするのは当然でしょ?さぁ、レッドこんなお邪魔ムシは置いて、ハナダに帰るわy

???「お待ちなさい」

23: 2011/10/16(日) 19:12:12.03 ID:ITPNorTX0
コトネ「タマムシのエリカさん…」

レッド「」ガクブル

カスミ「チッ……」

エリカ「お久しぶりです、レッドさん」ニコッ

レッド「」ガクブル

エリカ「レッドさんがいつまでもタマムシにお帰りにならないので、お迎えに来ましたわ」

コトネ(この人もか…)

24: 2011/10/16(日) 19:23:04.74 ID:ITPNorTX0
エリカ「さぁ、レッドさん。タマムシに帰りましょう」

カスミ「待ちなさいよ、この雌豚!!レッドは、私と帰るのよ!!」

エリカ「あらあら、カスミさんじゃありませんか。どうされたのですか、そんなに鼻息を荒くして…まるで、盛りの時期の雌猫みたいですわよ」

カスミ「アンタ…!!」

エリカ「さぁ、こんな頭空っぽな雌猫は放っておいて、わたくしとともにタマムシに帰りましょう、レッドさん」

レッド「……」ブンブン

カスミ「ふふふ…レッドが嫌がってるわよ、エリカ…ふふふ」

26: 2011/10/16(日) 19:36:08.51 ID:ITPNorTX0
エリカ「…レッドさん、あまり困らせないでください。わたくしにも我慢の限界があります。もし、レッドさんがいつまでも素直になられないなら、わたくし何をするか分かりませんわよ…」

レッド「」ガクブル

カスミ「アンタ、何言ってるのよ!!」

エリカ「さぁ、レッドさん。もう一度だけ聞きます。わたくしとタマムシに帰ってくれますよね?」

レッド「……分かりましt

カスミ「レッド!!」

レッド「!!」ヒッ

カスミ「ねぇ…レッド。まさか、アンタ私を捨ててその雌豚のところに行こうって気じゃないでしょうね…」

レッド「」

カスミ「もし、そうなら…コロシチャウカモ…」

レッド「」ガクブル

27: 2011/10/16(日) 19:46:42.41 ID:ITPNorTX0
コトネ「ま、待ってください!」

カスミ「…まだいたの?お邪魔ムシ」

エリカ「あら…あなたは確か、コロネさんでしたっけ…?」

コトネ「コトネです!!」

エリカ「あらあら申し訳ございません。それでコトネさん、何か御用ですか?」

コトネ「聞きたいことはたくさんあるんですけど…まず、なんでタマムシのジムリーダーのあなたがここにいるんですか!?」

エリカ「それは、わたくしがレッドさんの妻だからですわ」

レッド「」

コトネ「」

28: 2011/10/16(日) 20:01:44.83 ID:ITPNorTX0
カスミ「なに戯言言ってるのよ!!」

エリカ「戯言じゃありませんわ。近い将来そうなるんですもの」

コトネ「えっと…それじゃあ、なんでレッドさんがセキチクにいるのが分かったんですか?」

エリカ「わたくしの両親には様々な知り合いがいますわ。その中にパルパークの関係者がいてもおかしくないでしょう?」

コトネ「つまり、その知り合いの方から情報を得たと…」

エリカ「そうですわ。常々、わたくしの将来の夫としてレッドさんの特徴を皆さんに教えておりましたし…それが、今回実を結びましたね」

カスミ「誰が将来の夫よ!!いい加減にしないと、頃すわよ!!」

コトネ「…エリカさんは、タマムシにレッドさんを連れて行ったら、すぐにでも結婚するつもりなんですか?」

29: 2011/10/16(日) 20:23:17.63 ID:ITPNorTX0
エリカ「そうですわね…でも、まずはレッドさんを両親に紹介するのが先ですわね。あ、安心なさってください、レッドさん。わたくしの両親には、日頃からレッドさんがいかにすばらしい殿方であるかを、わたくしが教えておりますわ。きっと、わたくしの両親もレッドさんを気に入ってくれるはずです。もし、気に入られなかったとしても気にしないでくださいね。すぐに、邪魔者は潰しますから…レッドさんとわたくしの結婚を認めない人間なんてこの世に不必要ですわ。まぁ、杞憂ですわね。そして、レッドさんを両親に紹介した後はいよいよ結婚ですわね。レッドさんは、どんな結婚式をあげたいですか?でもきっと、どんな形にせよわたくしたちの結婚式はすばらしいものになるでしょうね。それから…結婚式が終わったら、夫婦の営みが待っておりますわ…あぁ…レッドさん、わたくし初めてですのでやさしくしてくださいね…ど、どうですか?わたくしの体は…っ!レッドさん、胸ばかりせめないでくさい…わたくしっ、胸はっ、よ弱いんですのよっあん!レッドさん、わたくし、はぁはぁ、レッドさんがほしいですわ…はぁ…お願いです、レッドさんのっ、そのすばらしい肉棒でっ、わたくしの純潔をちらしt

レッド「」

コトネ「」

30: 2011/10/16(日) 20:37:21.69 ID:ITPNorTX0
カスミ「何言ってるのよ!!この変態!!」

コトネ(あなたが言うんですか…)

エリカ「はぁ、レッドさん…エリカは、おかしくなりそうですわ…」

カスミ「いい加減に正気に戻りなさい!!この変態雌豚!!」

エリカ「あら…いけませんわ、わたくしったら。いつものが出てしまいましたね」

コトネ「いつもやってるんですか…」

エリカ「それより、わたくしもコトネさんに聞きたいことがあるのですが」

コトネ「…な、なんですか?」

エリカ「あなたはレッドさんとどういう関係なのですか?」ニコッ

40: 2011/10/17(月) 22:47:41.86 ID:b+hNgogz0
コトネ「」ビクッ

エリカ「コトネさん、黙っていては分かりませんわ。あなたは、レッドさんとどういう関係ですの?」

コトネ「え、ええとその私とレッドさn

レッド「さっき知り合ったばかりの女の子です…エリカさん」

コトネ「!!」

エリカ「…そうですか。よかったですわ、レッドさんがわたくしの知らないところで他の娘と逢引しておられなくて…もし、そんなことしていたらコトネさんを潰すところでしたわ…」

コトネ「ハ、ハハハ…」

41: 2011/10/17(月) 23:03:21.22 ID:b+hNgogz0
カスミ「…ねぇ、そろそろレッドを自分の所有物みたいに言うのをやめてくれる?すっごい、頭にくるんだけど」

エリカ「…そういうカスミさんこそ、これ以上レッドさんのストーカーをするのはやめてくれませんか?鬱陶しいですわよ」

カスミ「誰がストーカーよ!!アンタこそ、レッドのストーカーじゃない!!」

エリカ「わたくしのは立派な愛の行為ですわ。まぁ、頭空っぽで腹黒いビXチなあなたには到底理解できないことでしょうが」

カスミ「…コロスコロスコロスコロスコロスコロス」ブツブツ

コトネ「…なんか大変なことになってますけど、レッドさん今のうちに逃げましょう」ボソ

レッド「……分かっt」ガシッ

レッド「!!」

コトネ「!!」

???「…つかまえた…」

42: 2011/10/17(月) 23:16:27.55 ID:b+hNgogz0
コトネ「…ナツメさん!?どうしてここに!?」

ナツメ「…レッドがセキチクに来たのが視えたから、迎えに来た…」

コトネ(あ~、やっぱりこの人もか)

レッド「」ガクブル

ナツメ「…レッド、帰ろう…」

カスミ「!!ナツメ、なんでアンタまでここにいるのよ!!」

エリカ「…ナツメさん…やはり、あなたもわたくし達の邪魔をするんですね…」

43: 2011/10/17(月) 23:30:48.95 ID:b+hNgogz0
コトネ「…ナツメさんは、レッドさんを超能力で見つけたんですか?」

ナツメ「…うん、私はレッドのことをいつも視てる…」

レッド「」

カスミ「…」

エリカ「…」

コトネ「…?でも、なんでいまさらレッドさんに会いに来たんですか?いつも、視てたんならいつでも迎えにこれたはずなのに…」

ナツメ「…レッドが今まで吹雪の中や洞窟の中にいたのは視ていた…」

コトネ(ん?なんか、やばいかもしれない…)

44: 2011/10/17(月) 23:42:07.33 ID:b+hNgogz0
ナツメ「…でも、それがどこかは分からなかった…」

エリカ「…だいたいの情景を見れば分かると思いますが…」

カスミ「引きこもりがちの女には分からないわよ」

コトネ「…」

ナツメ「…だから、レッドが他の女と会っていてもどうすることもできなかった…」

カスミ「!!」

エリカ「!!」

コトネ(あ、終わった…)

45: 2011/10/17(月) 23:48:12.05 ID:b+hNgogz0
カスミ「ちょっと、誰なのよそれ!!」

エリカ「許せませんわね…」

ナツメ「…」ギロッ

コトネ「」ビクッ

カスミ「ねぇ…、まさかアンタじゃないわよね…お邪魔ムシ…」

コトネ「ひっ…」

エリカ「正直にこたえてくださいね、コトネさん」

コトネ「そそその、それはわわt

レッド「……待って」

46: 2011/10/18(火) 00:00:50.55 ID:F0g6/dXq0
レッド「……確かに、コトネちゃんとは会ってたけどバトルしてただk

カスミ「そんなこと聞いてないわ!!ねぇ、ねぇねぇねぇレッド…このお邪魔ムシと会ってたんでしょ…?それなら、なんでさっきウソついたの…?この小娘とは、さっき会ったばかりじゃなかったの…?ねぇねぇねぇ、なんで?なんでよ?なんで、ウソついたかいいなさいよ!!」

エリカ「…レッドさん、わたくし失望しましたわ。レッドさんは何があってもわたくしを裏切らないと思っていたのに…こうなったら、もうどこにも行けないように体全体を拘束するしかありませんね…」

レッド「」ガクブル

コトネ「」

ナツメ「…レッド、話はあとでするからヤマブキに帰ろう…」

47: 2011/10/18(火) 00:13:05.83 ID:F0g6/dXq0
ナツメ「…行こう、レッド…」グイ

カスミ「!!待ちなさいよ、この電波雌狐!!」

エリカ「行かせませんわ!」

ナツメ「…邪魔…」

カスミ「なにが邪魔よ!!レッドは、私のモノなのよ!!誰にも、渡さない…!渡さないわ!!」

エリカ「…レッドさんはわたくしの夫ですわ。あなた達のような汚らわしい女にレッドさんを渡すわけにはいきません…」

コトネ「ま、待ってください!!」

カスミ「…そういえば、アンタを頃すのを忘れていたわ…お邪魔ムシ…」

エリカ「コトネさん、あなたには氏で償ってもらいますね…」

ナツメ「…ちゃんと消すから安心して…」

コトネ「ひっ…、ナ、ナツメさん、レッドさんを連れて行ってどうするつもりですか!?」

52: 2011/10/18(火) 14:43:40.92 ID:F0g6/dXq0
ナツメ「…まず、レッドを人形にする…大丈夫、レッド…人形といっても、ただ動けないだけだから…そして、人形になったレッドは私とずっと一緒にいることになる…起きる時も寝る時も、ずっと一緒…人形になったレッドは、私の部屋で私とずっと一緒にいればいい…ただ、それだけだよレッド…そして、私は人形になったレッドを抱きしめて…大丈夫…レッドは人形になって動けないけど、全部私に任せて…あぁ、レッドのにおい…

レッド「」

コトネ「」

53: 2011/10/18(火) 14:51:45.46 ID:F0g6/dXq0
カスミ「何言ってるのよ、この変態電波女!!」

エリカ「…変態ですわね」

コトネ(…つっこむきにもなりません…)

ナツメ「…はぁはぁ…レッド…」

エリカ「いい加減にしなさい!!たとえ、妄想の中だとしてもレッドさんをあなたみたいな人に穢されるのは、我慢なりませんわ!!」

ナツメ「…いいとこだったのに…」

カスミ「なにがいいとこよ!!頭にくるわね!!」

ナツメ「…レッド、帰って続き…」

54: 2011/10/18(火) 15:01:26.12 ID:F0g6/dXq0
エリカ「…やはり、全員潰す必要があるようですわね。そして、レッドさんがどこにもいけないようにレッドさんを地下牢にでも拘束して…」

カスミ「やっぱり、みんな頃しちゃえばいいんだ…そして、レッドに首輪をつけて…ワタシノソバカラハナレナイヨウニスレバ…」

ナツメ「…レッドと私の邪魔をする奴は全員消す…そして、レッドを人形にすればHAPPYEND…」

レッド「」ガクブル

コトネ「…」

カスミ「ちょっと待っててね、レッド。すぐ終わるから…」

エリカ「レッドさん、申し訳ありませんがすこしお待ちください。他の雌達を処分しますから」

ナツメ「…レッド、すぐに終わらせるから…待ってて…」

55: 2011/10/18(火) 15:10:01.26 ID:F0g6/dXq0
コトネ「…いい加減にしてください!!」

カスミ「…何よ、お邪魔ムシ。一番最初に頃してほしいの?」

エリカ「…」

ナツメ「…」

コトネ「すこしは、レッドさんのこと考えてください!!皆さんのこと、怖がってるじゃないですか!!」

カスミ「…?はぁ、アンタ何言ってるの?」

エリカ「理解できませんわ」

ナツメ「…意味不明…」

56: 2011/10/18(火) 15:20:53.61 ID:F0g6/dXq0
コトネ「なっ…!だから、レッドさんのことも考えてくださいと言ってるんです!!さっきから、拘束するだの、人形にするだの、全然レッドさんのこと考えてないじゃないですか!!そんなことでレッドさんが幸せになると思ってるんですか!?」

ナツメ「…?…」

カスミ「…はぁ、アンタ何言ってんの…」

コトネ「…え…?」

エリカ「…コトネさん、わたくしはどうしてもレッドさんを自分だけのものにしたい…そしたら、手段なんて選んでられないでしょう?」

コトネ「…」

ナツメ「…恋愛は手段を選んじゃいけない…」

エリカ「もし、自分が手を緩めて他の女の手にレッドさんが捕まったらどうするのです…?わたくしは、氏んでも氏にきれませんわ。それなら、多少無理を強いてでも手に入れようとするのは当たり前のことでしょう…?」

コトネ「!!」

エリカ「…それに、レッドさんもわたくしと過ごせば幸せと感じるようになるはずですわ…まぁ、あなたのような小娘には理解できないでしょうが」

57: 2011/10/18(火) 15:26:27.80 ID:F0g6/dXq0
ナツメ「…私は、レッドのことを世界で一番理解してるし、考えてる…レッドは、私と一緒にいればきっと幸せになれる…」

コトネ「…」

レッド「」ガクブル

エリカ「…くだらない時間を過ごしましたわ」

カスミ「…そうね…そろそろ、目障りだからアンタら頃すわ」

ナツメ「…氏ね…」

レッド「」ガクブル

コトネ「…」

58: 2011/10/18(火) 15:34:48.61 ID:F0g6/dXq0
コトネ「…レッドさん、こっち!!」グイ

レッド「……!」

カスミ「!!ちょっと、待ちなさい!!」

エリカ「逃がしません!!」

ナツメ「…逃がさない…」

コトネ「カイリュー、お願い!!」




カスミ「…レッド、また逃げるんだ…そう、私からまたニゲルンダ…」

エリカ「…レッドさん、もう許しません…地の果てまで追いかけますわ…」

ナツメ「…レッド、私はいつも視てる…すぐ迎えに行くから…」

59: 2011/10/18(火) 15:41:23.24 ID:F0g6/dXq0
コトネ「…とりあえず、私がシンオウ地方に持っている別荘まで逃げましょう。そこなら、見つかりにくいし、ナツメさんに視られていても、どこか分からないでしょうし…」

レッド「……うん、そのありがと」

コトネ「…いえ」

レッド「……」

コトネ「…」

レッド「……」

コトネ「…」

60: 2011/10/18(火) 15:45:12.25 ID:F0g6/dXq0




レッド「……本当にありがとう」

コトネ「…」

レッド「……?」

コトネ「…」

レッド「……コトネちゃん?」

コトネ「…」

カチャリ

61: 2011/10/18(火) 15:54:33.07 ID:F0g6/dXq0
レッド「……!!」

コトネ「…」

レッド「……コトネ…ちゃん…?」

コトネ「…レッドさん、これで二人っきりですね」

レッド「」ゾクッ

コトネ「…ここなら、誰の邪魔も入りません。あの屑どもの邪魔も…」

レッド「……なんで…?」

コトネ「…だって、こうしないとレッドさん他の女のところにいっちゃうでしょ!?そんなの、私耐えられません!!レッドさんには、私がいればいいんです。そう、私だけが…」

レッド「」

62: 2011/10/18(火) 15:59:35.12 ID:F0g6/dXq0
コトネ「レッドさん、あの女達から逃げたくてシロガネにこもってたんですよね…ここなら、なんの心配も要りませんよ。レッドさんに迷惑をかける女なんてここにはきません、安心してください。」

レッド「」

コトネ「レッドさんもここに来れて幸せですよね?私とここでずっと一緒にいられるのって、レッドさんにとって幸せですよね?よかった、私も幸せです。たぶん、世界で一番幸せです。」

レッド「」

コトネ「なんの心配もいりません、レッドさん。レッドさんはただ私と一緒にいればいいんです。そう、永遠に…」

63: 2011/10/18(火) 16:11:03.67 ID:F0g6/dXq0




コトネ「レッドさ~ん」ギュ

レッド「……」

コトネ「はぁ~私、幸せです~」

レッド「……」

コトネ「…それにしても、ここにきてしばらく経ちますけどやっぱり誰も来ませんでしたね」

レッド「……」

コトネ「まぁ、来たとしても処分すればいい話ですけど…」

レッド「……」

コトネ「…そ~だ、レッドさん!!」





コトネ「たまには外に出ませんか?」


64: 2011/10/18(火) 16:18:02.62 ID:F0g6/dXq0
これで終わりです。
やっつけ感が半端ないですが…

こんな駄文に付き合ってもらってありがとうございました。

67: 2011/10/18(火) 23:52:22.43 ID:f05s4fO/o
乙!
面白かった!

引用元: コトネ「レッドさん、たまには外に出ませんか?」