1: 2011/10/22(土) 00:02:42.34 ID:xU6oByYYO
鈴羽「ほ、本当にあたしで良いの?だって君には」

岡部「クリスやまゆりのことなら気にするな」

鈴羽「……」

岡部「そんな顔をするな、俺は自分の意思でお前を選んだんだ。お前が何かに罪悪感を覚える必要はない」

鈴羽「うん……それは嬉しいけど」

岡部「口で言っても解らないなら体に教えるか?」ギュ

鈴羽「ず、ずるいよ、そんな風に言われたら」

岡部「静かにしろ、口塞ぐぞ」

鈴羽「んっ……!んむっ……んん」
4: 2011/10/22(土) 00:11:14.24 ID:xU6oByYYO
鈴羽「ふぁ……」

岡部「良いか?」

鈴羽「ここで終わる方が悪いと思うけど」

岡部「そういう事はよく解らん」

鈴羽「……」グイグイ

岡部「つねるなバイト戦士よ、すぐに力に訴えるのは文明人としてどうなんだ?」

鈴羽「バーカバーカ」

岡部「なっ……!」

鈴羽「君って女心を解ってるのか鈍感なのか……」

6: 2011/10/22(土) 00:20:01.53 ID:xU6oByYYO
岡部「悪かったな」

鈴羽「……」

岡部「バイト戦士?」

鈴羽「……したい」

岡部「ん?」

鈴羽「君と、岡部輪太郎と、したい」

鈴羽「他の誰よりも君にとって特別になりたい、だから……抱いてほしい」

鈴羽「仮にも女の子にここまで言わせてまさか逃げないよね?」

11: 2011/10/22(土) 00:32:14.91 ID:xU6oByYYO
岡部「フッ、フフっ、フハハハハハ!!この稀代のマッドサイエンティストが逃げの一手を打つなど有り得まい!」

鈴羽「へぇ……じゃあ、抱いてくれるんだ?」

岡部「あ、いや、それは」

鈴羽「さっきまでの強気はどこいったのかな?口だけなの?」

岡部「バカを言うな、この俺が口だけのヘタレ等と……」

鈴羽「ほら、触って?」グイ

岡部「おぁおおおいぃ!?」

鈴羽「あたしの胸、すっごくドキドキしてるでしょ?緊張じゃないよ、君に抱いてもらえるから、体が喜んでるんだよ?」

岡部「そ、そそそうか、健康で何よりだな」

鈴羽「ここまでしても押し倒さないなんて、君って紳士なんだねぇ」クスクス

岡部(バカにされてる気がする)

14: 2011/10/22(土) 00:40:59.79 ID:xU6oByYYO
岡部「バイト戦士のくせに生意気だ」

鈴羽「どこのガキ大将なんだか」

岡部「ぐっ……おのれ!」モミュン

鈴羽「んっ!?」

岡部「だいたいだな、年頃の娘がこんなに体のラインを出しおってけしからん!」モミュンモミュン

鈴羽「あっ……ん、お、親父臭いなぁ」

岡部「黙れ」

鈴羽「岡部輪太郎……」

岡部「ん?」

鈴羽「優しくして……?」

岡部「おっ、……おおおおお」

鈴羽「ど、どうしたの!?」

岡部「煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散」

19: 2011/10/22(土) 00:47:27.09 ID:xU6oByYYO
鈴羽「よいしょ、と」シュルシュル

岡部「待てぃ!!な、なぜ脱ぐ!?」

鈴羽「えっ?着たままのが良い?」

岡部「そういう問題ではない!」

鈴羽「君はあたしを抱きたくないの?」

岡部「だからそういう……」

鈴羽「イエスかノーだけで答えて」

岡部「う……」

鈴羽「……」ジッ

岡部「ま、まぁ抱きたくないと言えば嘘になる気がしないでもない」

鈴羽「はっきりしないんだね、選んでくれたはずなのに」ジワッ

岡部「お、おい泣くな!泣くな!抱きたい!抱きたいぞ!」

鈴羽「えへへ」

岡部(嘘……泣き……親の顔が見てみたいもんだな!)

23: 2011/10/22(土) 00:55:51.73 ID:xU6oByYYO
岡部「ちょっと来い」グイ

鈴羽「へ?」

岡部「そこに寝ろ」

鈴羽「うん」ゴロン

岡部「ガジェットに数えるのもバカらしいマットレスだが……立ったままや机の上よりはマシだろう」

鈴羽「……」

岡部「なんだ?日干しはちゃんとしてあるぞ」

鈴羽「君、やっぱりズルいよ」

岡部「訳の解らん奴だな」

鈴羽「うるさい」

岡部「……脱がすぞ」

鈴羽「……うん」

24: 2011/10/22(土) 01:00:39.55 ID:xU6oByYYO
鈴羽「……」ドキドキ

岡部(ス、スタイルは良いな。比べる対象が無いから解らんが)

鈴羽「あんまりジロジロ見ないでほしいんだけど」

岡部「す、すまん」

鈴羽「別にいいけど……それより、可愛くない下着でごめんね?」

岡部「き、気にするな。俺は服装で人を判断したりはしない」

鈴羽「知ってる」

岡部「う、うむ」

鈴羽「落ち着いたら?」クスクス

岡部「う、うむ、解っている」

鈴羽(ほんとにテンパってるだなぁ……どうしよう、可愛い……)

28: 2011/10/22(土) 01:11:50.17 ID:xU6oByYYO
岡部(で、だ。ここからどうすれば良いんだ!?ダルよ!俺を導いてくれ!)

ダル『ググれカス』

岡部(クリスティーナ!)

クリス『う、うるさいっ!私を選ばなかったくせに!』

岡部(まゆり!)

まゆり『トゥットゥルー!』

岡部(なんて役に立たん連中だ)

鈴羽「?」

岡部(ええい、俺は天才だ!アドバイスなど無くともやれる!)ゴソゴソ

岡部「お?ん……?あれ……」

鈴羽「ねぇ」

岡部「ちょ、ちょっと待て俺に解けないパズルなど」

鈴羽「このブラ、フロントロックだよ?」

岡部「…………知ってた」

32: 2011/10/22(土) 01:21:22.60 ID:xU6oByYYO
鈴羽「外してあげようか?」ニヤニヤ

岡部「バカを言え、構造さえ解ればこっちのものだ」カチャカチャ

岡部「見ろ!即座に解放……解……ほ……」

鈴羽「だ、だからジロジロ見られたら恥ずかしいってば」

岡部「バカ者!隠せ隠せ!」

鈴羽「自分で脱がせといて酷くない?」

岡部「それはそれだ!」

鈴羽「もう」ギュッ

岡部「な、な、な」

鈴羽「ほら、感触伝わらない?結構自信あるんだけどな」

岡部「うむむ……」

鈴羽「……こっちの君は正直だね」スリスリ

岡部「ままままま待て!そこはいかんぞ!」

鈴羽「君がしてくれないから悪いんだぁ……」

38: 2011/10/22(土) 01:38:10.26 ID:xU6oByYYO
鈴羽「元気になってる」スリスリ

岡部「この俺も身体的構造は普通人と変わらんからな、性的興奮が皆無な状況でもないしな」

鈴羽「要するにあたしで興奮してるって事でしょ?」

岡部「そういう言い方ができないこともないな」

鈴羽「……」ニギッ

岡部「オウフ!?」

鈴羽「こんな時くらい素直に言ってほしいよ」ギュウゥゥゥ

岡部「アフッオフッオオゥ」

鈴羽「君の事は好きだけど怒るよ?」グリグリ

岡部「フオ゛ォォォッ!?」ガクガク

鈴羽「あ、あれ?」

岡部「バ、バイト戦士、いや鈴羽よ……確かに俺が悪かった……だがそこはお前が考えてる以上にデリケートな箇所なんだ」

鈴羽「ご、ごめん!痛かった!?」

岡部「解ってくれれば……オッフウ!?」

鈴羽「ごめんね、優しくするからね?」ナデナデ

39: 2011/10/22(土) 01:48:05.35 ID:xU6oByYYO
鈴羽(これくらいの力加減かな?)ナデナデ

岡部「おふぅ」

鈴羽「だ、出すよ?」カチャカチャ

ボロン!

鈴羽「う、うわ、わわわ」

岡部「さっきのジロジロ見るなという言葉をそのまま返すぞ」

鈴羽「し、仕方ないじゃない!初めて見るんだし……」

岡部「そ、そうか」

鈴羽「うわっ、ビクビクしてる……フー」

岡部「はふっ!息を吹き掛けるな!」

鈴羽「わー、わー……」ツンツン

岡部「んほぉ」

52: 2011/10/22(土) 02:32:47.33 ID:xU6oByYYO
岡部「ほふぅ……こんな事をしている場合ではない、早急に新ガジェットの開発に取り組まねば」

鈴羽「……」ガッシ

岡部「あががががが」

鈴羽「ダメだよ、あたしの事も愛してくれないと許さない」

岡部「じょ、冗談だ、冗談だから離してくれ!出したばかりのそこは敏感ってレベルじゃ」

鈴羽「……」シュッシュッ

岡部「ふひぃぃぃ!!」

鈴羽「ふふん、自分だけ気持ちよくなって終わりはよくないよ」

岡部(本当に親に顔が見てみたいものだ)

岡部「全く……そんなにこの俺のモルモットになりたいよいだな」

54: 2011/10/22(土) 02:40:21.60 ID:xU6oByYYO
鈴羽「えっ、えっ」

岡部「フゥーーハハハハハ!!覚悟するがいい!!お前の体を余すことなく調べあげて、全ての性感帯を暴いてくれるわ!」

岡部「文字通り丸裸にされるがいい!!」

鈴羽「う、うん、君になら何をされても良いよ……」

岡部「お、おおう、調子の狂う……助手のように言い返してくるとこっちも張りが」

鈴羽「……」ギロッ

岡部「やはり女性は素直が一番だな、うん」

55: 2011/10/22(土) 02:51:54.27 ID:xU6oByYYO
数ヶ月後、そこにはオカリンの子を身籠った鈴羽と、真実を知って頭を抱えるオカリンの姿が

おどりゃクソ森、わしゃもう寝るぞ
エル・プサイ・コングルゥ

56: 2011/10/22(土) 02:52:42.07 ID:ASVCJsVR0
え?




え?

57: 2011/10/22(土) 02:54:11.42 ID:M5Wp4tNKO
なんということでしょう


引用元: 鈴羽「可愛くない下着でごめんね?」 岡部「気にするな」