1: 2012/06/28(木) 17:54:28.64 ID:ivX5zFhx0
塞「ねぇ」ユサユサ
白望「・・・揺らすな」
塞「・・・あんた、そんな動かないでいたら太るよ」
白望「・・・余計なお世話」
塞「んもぅ! ほんとぐーたらなんだから!」
白望「・・・ふわぁ」
塞「一生そこで寝てなさいよっ!」タタッ
バタンッ
白望「・・・」
白望「・・・ねむねむ」スー
白望「・・・揺らすな」
塞「・・・あんた、そんな動かないでいたら太るよ」
白望「・・・余計なお世話」
塞「んもぅ! ほんとぐーたらなんだから!」
白望「・・・ふわぁ」
塞「一生そこで寝てなさいよっ!」タタッ
バタンッ
白望「・・・」
白望「・・・ねむねむ」スー
2: 2012/06/28(木) 17:59:28.98 ID:ivX5zFhx0
---------------------
白望「・・・んん」
白望(もう夜・・・いや夕方か・・・)
白望(ここじゃ冷えるな・・・だるいけど帰ろう・・・)ガタッ
「あっ、シロ」
白望「・・・ん」
塞「まだあんたいたの?」
白望「・・・今帰るとこ」
塞「ふーん・・・傘は持ってるの?」
白望「・・・傘?」
どうぞ
白望「・・・んん」
白望(もう夜・・・いや夕方か・・・)
白望(ここじゃ冷えるな・・・だるいけど帰ろう・・・)ガタッ
「あっ、シロ」
白望「・・・ん」
塞「まだあんたいたの?」
白望「・・・今帰るとこ」
塞「ふーん・・・傘は持ってるの?」
白望「・・・傘?」
どうぞ
3: 2012/06/28(木) 18:05:53.00 ID:ivX5zFhx0
塞「まさか知らなかったの? 外見てみなよ、ほら」カシャー
白望「・・・ユキだ」
塞「うん、そう・・・外すっごく寒いよ」
白望「・・・やっぱ帰るのやめようかな」
塞「なにいってんの。もうすぐ学校閉まっちゃうよ」
白望「・・・でも傘」
塞「・・・わ、私持ってる・・・けど」
白望「・・・じゃー入れて」
塞「・・・べ、別にいいけどっ」
みたいな感じでお願いします
白望「・・・ユキだ」
塞「うん、そう・・・外すっごく寒いよ」
白望「・・・やっぱ帰るのやめようかな」
塞「なにいってんの。もうすぐ学校閉まっちゃうよ」
白望「・・・でも傘」
塞「・・・わ、私持ってる・・・けど」
白望「・・・じゃー入れて」
塞「・・・べ、別にいいけどっ」
みたいな感じでお願いします
7: 2012/06/28(木) 18:12:09.94 ID:ivX5zFhx0
白望「・・・さむっ」ブルブル
塞「は、早く帰ろ・・・」バッ
白望「・・・うん」ズイッ
塞「ちょ・・・寄りすぎだってばっ///」
白望「・・・いや雪かかるし」
塞「こ、こっちだってかかんのよっ!」ズイッ
白望(ダルっ・・・)ササッ
塞「あっ、あんた何してんの!」
白望「・・・塞が押すから」
塞「いやそんなことでいじけないでよ・・・」
白望「・・・じゃ入る」
塞「だからくっつきすぎだっつのっ」
べろべろば~
塞「は、早く帰ろ・・・」バッ
白望「・・・うん」ズイッ
塞「ちょ・・・寄りすぎだってばっ///」
白望「・・・いや雪かかるし」
塞「こ、こっちだってかかんのよっ!」ズイッ
白望(ダルっ・・・)ササッ
塞「あっ、あんた何してんの!」
白望「・・・塞が押すから」
塞「いやそんなことでいじけないでよ・・・」
白望「・・・じゃ入る」
塞「だからくっつきすぎだっつのっ」
べろべろば~
12: 2012/06/28(木) 18:15:28.99 ID:ivX5zFhx0
塞「じゃここまでね」
白望「・・・わざわざさんきゅ」
塞「べ、別にいいけど・・・」
白望「・・・じゃまた明日」
塞「・・・うん、じゃあね」
タタッ
塞「・・・」
塞(ってなに見送ってんだ私っ)
塞(早く帰ろう・・・)ブルブル
白望「・・・わざわざさんきゅ」
塞「べ、別にいいけど・・・」
白望「・・・じゃまた明日」
塞「・・・うん、じゃあね」
タタッ
塞「・・・」
塞(ってなに見送ってんだ私っ)
塞(早く帰ろう・・・)ブルブル
19: 2012/06/28(木) 18:22:53.45 ID:ivX5zFhx0
翌日
塞(今日は晴れたわねぇ・・・)
胡桃「おはよう、塞」
塞「あ、おはよー胡桃」
胡桃「昨日の雪合戦はアツかったね!」
塞「豊音が格好の的になってたけどねー」クスクス
胡桃「エイちゃんの動き、あれはやばかったー」
塞「意外と運動神経あるよね」
白望「・・・おはー」
胡桃「お、おはようシロ。お手」
白望「・・・ダルっ」プイッ
胡桃「あっ、無視すんな無視ー」
塞「・・・ふふっ」
塞(今日は晴れたわねぇ・・・)
胡桃「おはよう、塞」
塞「あ、おはよー胡桃」
胡桃「昨日の雪合戦はアツかったね!」
塞「豊音が格好の的になってたけどねー」クスクス
胡桃「エイちゃんの動き、あれはやばかったー」
塞「意外と運動神経あるよね」
白望「・・・おはー」
胡桃「お、おはようシロ。お手」
白望「・・・ダルっ」プイッ
胡桃「あっ、無視すんな無視ー」
塞「・・・ふふっ」
25: 2012/06/28(木) 18:29:01.51 ID:ivX5zFhx0
白望「・・・塞」
塞「あ、おはよーシロ」
白望「・・・昨日はどうも」
塞「え、ああ! 別にいいよあれくらいっ」
白望「・・・っくしゅん」
塞「え・・・あんた風邪引いたの?」
白望「・・・じゅるっ」
塞「あ、私が送ったの家の途中までだったからか・・・」
白望「・・・」コクン
塞「ご、ごめんねっ」
白望「・・・塞は悪くない」
塞「で、でもっ」
胡桃「おい二人ともー、おいてくよー」
白望「・・・いこ」
塞「う、うん・・・」
塞「あ、おはよーシロ」
白望「・・・昨日はどうも」
塞「え、ああ! 別にいいよあれくらいっ」
白望「・・・っくしゅん」
塞「え・・・あんた風邪引いたの?」
白望「・・・じゅるっ」
塞「あ、私が送ったの家の途中までだったからか・・・」
白望「・・・」コクン
塞「ご、ごめんねっ」
白望「・・・塞は悪くない」
塞「で、でもっ」
胡桃「おい二人ともー、おいてくよー」
白望「・・・いこ」
塞「う、うん・・・」
27: 2012/06/28(木) 18:36:25.42 ID:ivX5zFhx0
---------------------
授業中
白望「―――エイスリン、ティッシュ貸ちて」
エイ「・・・」キュッキュ
エイ「ハイっ!」スッ ←ティッシュの絵
白望「・・・いやそういうのいいから」
スッ
姉帯「はいこれ。シロは風邪?」
白望「・・・ありがと・・・ん、そうっぽい」ズズッ
姉帯「そっかー・・・早く元気になるといいねっ」
白望「・・・ん」ブブーッ
塞(やっぱり家まで送ってあげるべきだったなァ・・・)
授業中
白望「―――エイスリン、ティッシュ貸ちて」
エイ「・・・」キュッキュ
エイ「ハイっ!」スッ ←ティッシュの絵
白望「・・・いやそういうのいいから」
スッ
姉帯「はいこれ。シロは風邪?」
白望「・・・ありがと・・・ん、そうっぽい」ズズッ
姉帯「そっかー・・・早く元気になるといいねっ」
白望「・・・ん」ブブーッ
塞(やっぱり家まで送ってあげるべきだったなァ・・・)
28: 2012/06/28(木) 18:41:52.98 ID:ivX5zFhx0
---------------------
昼休み
塞「―――あんた医者にいったら?」
白望「・・・え、ダルい」
塞「ダルいって、こんなときまであんたねぇ・・・!」
胡桃「まァまァ塞、シロだって伊達に雪国で育っちゃいないよ」
白望「・・・そそ」ズズッ
エイ「シロ、ツヨイコデスっ!」
白望「・・・エイスリン良いこと言った」ズズズーッ
塞「あんまこのバカを調子づかせないでよっ!」
姉帯「でもあんまり無理しないでねー」
白望「・・・ん」ブブーッ
昼休み
塞「―――あんた医者にいったら?」
白望「・・・え、ダルい」
塞「ダルいって、こんなときまであんたねぇ・・・!」
胡桃「まァまァ塞、シロだって伊達に雪国で育っちゃいないよ」
白望「・・・そそ」ズズッ
エイ「シロ、ツヨイコデスっ!」
白望「・・・エイスリン良いこと言った」ズズズーッ
塞「あんまこのバカを調子づかせないでよっ!」
姉帯「でもあんまり無理しないでねー」
白望「・・・ん」ブブーッ
29: 2012/06/28(木) 18:49:39.83 ID:ivX5zFhx0
---------------------
部室
塞「・・・あんた部活くらい休みなさいよ」カチッ
白望「・・・帰るのダルい」カチッ
塞「またそうやってっ―――」
トシ「まァ、移るような風邪じゃないみたいだしねぇ」
塞「先生まで・・・っ!!」
トシ「ただ、きついようなら無理はしないこと。すぐに周りの人に言うんだよ」
白望「・・・うん」
胡桃「塞は気にしすぎだってー」カチッ
エイ「コドモハカゼノコっ!」カチッ
塞「・・・むぅ」
白望「・・・」
部室
塞「・・・あんた部活くらい休みなさいよ」カチッ
白望「・・・帰るのダルい」カチッ
塞「またそうやってっ―――」
トシ「まァ、移るような風邪じゃないみたいだしねぇ」
塞「先生まで・・・っ!!」
トシ「ただ、きついようなら無理はしないこと。すぐに周りの人に言うんだよ」
白望「・・・うん」
胡桃「塞は気にしすぎだってー」カチッ
エイ「コドモハカゼノコっ!」カチッ
塞「・・・むぅ」
白望「・・・」
31: 2012/06/28(木) 18:55:02.23 ID:ivX5zFhx0
ヴォオオオオオオオオオオ
姉帯「また降ってきたねー・・・」
トシ「強まる前に今日は早めに切り上げようかね」
胡桃「すでに強いっぽいけど・・・」
エイ「カエリマショウ!」
白望「・・・ダルゥ」
塞「ほら、あんたは私が送っていくからっ」
白望「・・・え・・・いいよ」
塞「どうせ今日も傘もってきてないんでしょ? 遠慮とかすんな」
白望「・・・」
トシ「じゃシロのことは任せたよ、塞」
塞「・・・はいっ」コクン
姉帯「また降ってきたねー・・・」
トシ「強まる前に今日は早めに切り上げようかね」
胡桃「すでに強いっぽいけど・・・」
エイ「カエリマショウ!」
白望「・・・ダルゥ」
塞「ほら、あんたは私が送っていくからっ」
白望「・・・え・・・いいよ」
塞「どうせ今日も傘もってきてないんでしょ? 遠慮とかすんな」
白望「・・・」
トシ「じゃシロのことは任せたよ、塞」
塞「・・・はいっ」コクン
36: 2012/06/28(木) 19:01:49.18 ID:ivX5zFhx0
白望「・・・うぅ・・・ごっさむ」
塞「あんた少しは防寒しなさいよ」
白望「・・・」
白望「・・・塞」
塞「・・・なに?」
白望「・・・まだ昨日のこと気にしてんの」
塞「えっ・・・?」
白望「・・・」
塞「・・・そ、そんなことないって! あ、あんたの方が気にしすぎっ!」
白望「・・・でも今日元気なかったし」
塞(あっ・・・)
塞「・・・もう・・・あんたってヘンに鋭いとこあるよね」
白望「・・・それは褒めてるの」
塞「まァ半々ってとこかな」
白望「・・・」
塞「あんた少しは防寒しなさいよ」
白望「・・・」
白望「・・・塞」
塞「・・・なに?」
白望「・・・まだ昨日のこと気にしてんの」
塞「えっ・・・?」
白望「・・・」
塞「・・・そ、そんなことないって! あ、あんたの方が気にしすぎっ!」
白望「・・・でも今日元気なかったし」
塞(あっ・・・)
塞「・・・もう・・・あんたってヘンに鋭いとこあるよね」
白望「・・・それは褒めてるの」
塞「まァ半々ってとこかな」
白望「・・・」
37: 2012/06/28(木) 19:07:54.30 ID:ivX5zFhx0
塞「そ、そりゃ少しは責任感じてるよ?」
白望「・・・」
塞「でも元々はあんたが傘忘れたのがいけないわけだしっ」
塞「わ、私にあんたを心配する義理はないっていうか・・・その・・・」
白望「・・・」
塞「私が心配してたのは・・・そういうんだからじゃなくって・・・」
塞「えっとつまり・・・あんたのことが・・・」
塞「って、あ、あたし何いってんだっ!! ごめっ、今の忘れて!!///」
白望「・・・」
塞「し、シロ・・・?」
白望「・・・」ガクッ
塞「し、シロ・・・っ!!」
白望「・・・」
塞「でも元々はあんたが傘忘れたのがいけないわけだしっ」
塞「わ、私にあんたを心配する義理はないっていうか・・・その・・・」
白望「・・・」
塞「私が心配してたのは・・・そういうんだからじゃなくって・・・」
塞「えっとつまり・・・あんたのことが・・・」
塞「って、あ、あたし何いってんだっ!! ごめっ、今の忘れて!!///」
白望「・・・」
塞「し、シロ・・・?」
白望「・・・」ガクッ
塞「し、シロ・・・っ!!」
39: 2012/06/28(木) 19:11:46.91 ID:ivX5zFhx0
---------------------
白望「・・・んん」
白望「あれ・・・ここどこ」
白望「・・・」ブルルッ
白望(あ、そうだ・・・私、帰る途中で倒れて・・・)
白望「ん、このお団子ヘアは・・・塞?」ポンッ
塞「・・・んっ」
白望「・・・寝てる」
塞「んん・・・シロ・・・」ゴロン
白望「・・・なに」
塞「・・・ううーん・・・むにゃ」
白望「・・・寝言かよ」
白望「・・・んん」
白望「あれ・・・ここどこ」
白望「・・・」ブルルッ
白望(あ、そうだ・・・私、帰る途中で倒れて・・・)
白望「ん、このお団子ヘアは・・・塞?」ポンッ
塞「・・・んっ」
白望「・・・寝てる」
塞「んん・・・シロ・・・」ゴロン
白望「・・・なに」
塞「・・・ううーん・・・むにゃ」
白望「・・・寝言かよ」
40: 2012/06/28(木) 19:15:52.80 ID:ivX5zFhx0
白望(しかし塞の寝顔って・・・なんかこう・・・)
白望(・・・いじいじしてみたくなる)ワキワキ
塞「・・・んん」
白望「・・・びよーん」グイッ
塞「わわわぁぁ・・・」
白望「・・・ブタ」グイッ
塞「ふごふごっ・・・」
白望「・・・ほっぺたぐにっ」
塞「うぶぶぅ・・・」
白望「・・・」
白望「・・・くすっ」
白望(・・・いじいじしてみたくなる)ワキワキ
塞「・・・んん」
白望「・・・びよーん」グイッ
塞「わわわぁぁ・・・」
白望「・・・ブタ」グイッ
塞「ふごふごっ・・・」
白望「・・・ほっぺたぐにっ」
塞「うぶぶぅ・・・」
白望「・・・」
白望「・・・くすっ」
42: 2012/06/28(木) 19:18:47.68 ID:ivX5zFhx0
塞「シロォ・・・」
白望「っ!?」ビクンッ
白望(ば・・・ばれたか・・・?)
塞「むにゃむにゃ・・・」
白望「なんだ・・・また寝言か」
塞「シロ・・・きだよ」
白望「??」
塞「シロォ・・・好きだよ・・・むにゃ・・・」
白望「!?」
白望「・・・」
白望(塞って実はドMか・・・?)
白望「っ!?」ビクンッ
白望(ば・・・ばれたか・・・?)
塞「むにゃむにゃ・・・」
白望「なんだ・・・また寝言か」
塞「シロ・・・きだよ」
白望「??」
塞「シロォ・・・好きだよ・・・むにゃ・・・」
白望「!?」
白望「・・・」
白望(塞って実はドMか・・・?)
43: 2012/06/28(木) 19:24:37.46 ID:ivX5zFhx0
白望(そんなことより・・・)
塞「うにゃ・・・」スピー
白望(こんな姿勢で寝てたら風邪引くなぁ・・・)
白望「・・・ダルいけど起こすか」
白望「・・・塞、起きろ」ユサユサ
塞「・・・むにゅ・・・ねむ」
白望「・・・おい」ピシピシ
塞「やめぇ・・・やめろぉ・・・」ブンブン
白望「・・・」
白望「・・・だ、ダルい」
白望(こうなったら・・・)
白望「・・・こしょこしょ」コチョコチョ
塞「んひゃ・・・くふっ・・・あははっ!!」
白望「・・・ほいほい」コチョコチョ
塞「やめっ・・・ひひっ・・・はっ・・・や、やめれっ!!」ジタバタ
塞「うにゃ・・・」スピー
白望(こんな姿勢で寝てたら風邪引くなぁ・・・)
白望「・・・ダルいけど起こすか」
白望「・・・塞、起きろ」ユサユサ
塞「・・・むにゅ・・・ねむ」
白望「・・・おい」ピシピシ
塞「やめぇ・・・やめろぉ・・・」ブンブン
白望「・・・」
白望「・・・だ、ダルい」
白望(こうなったら・・・)
白望「・・・こしょこしょ」コチョコチョ
塞「んひゃ・・・くふっ・・・あははっ!!」
白望「・・・ほいほい」コチョコチョ
塞「やめっ・・・ひひっ・・・はっ・・・や、やめれっ!!」ジタバタ
44: 2012/06/28(木) 19:27:52.65 ID:ivX5zFhx0
塞「ってうわぁ!!」バッ
白望「っ!? お、起きた・・・」
塞「え・・・ここ・・・」キョロキョロ
白望「お前んちだろ。てかお前の部屋」
塞「あ、そうだった。倒れたあんたを家まで運んで・・・」
塞「んでベッドに寝かせて看病してたら途中で寝ちゃって・・・」
白望「・・・看病してくれてたの?」
塞「え、いや・・・まァ・・・」
白望「・・・塞、ありがと」
塞「えっ・・・べ、べべべべ別に・・・?///」
白望「っ!? お、起きた・・・」
塞「え・・・ここ・・・」キョロキョロ
白望「お前んちだろ。てかお前の部屋」
塞「あ、そうだった。倒れたあんたを家まで運んで・・・」
塞「んでベッドに寝かせて看病してたら途中で寝ちゃって・・・」
白望「・・・看病してくれてたの?」
塞「え、いや・・・まァ・・・」
白望「・・・塞、ありがと」
塞「えっ・・・べ、べべべべ別に・・・?///」
47: 2012/06/28(木) 19:32:20.25 ID:ivX5zFhx0
塞「てかあんた今さっき何やってたの・・・?」
白望「・・・っ! いや特に・・・」
塞「私、急激な笑いとともに目覚めたんだけど・・・」ギロッ
白望「・・・あァダルいそろそろ寝るわおやすみ」バッ
塞「ちょこらっ!! 正直に言いなさいっ!!」ガシッ
白望「・・・い、いや少しくすぐっただけだって」
塞「え、くすぐりってあんた・・・まさかへ、変なとこ触ってないでしょうねっ!?」
白望「・・・? 変なとこ?」
塞「・・・い、いいわよっ! なんでもないっ!」プイッ
白望「・・・??」
白望「・・・っ! いや特に・・・」
塞「私、急激な笑いとともに目覚めたんだけど・・・」ギロッ
白望「・・・あァダルいそろそろ寝るわおやすみ」バッ
塞「ちょこらっ!! 正直に言いなさいっ!!」ガシッ
白望「・・・い、いや少しくすぐっただけだって」
塞「え、くすぐりってあんた・・・まさかへ、変なとこ触ってないでしょうねっ!?」
白望「・・・? 変なとこ?」
塞「・・・い、いいわよっ! なんでもないっ!」プイッ
白望「・・・??」
48: 2012/06/28(木) 19:37:57.31 ID:ivX5zFhx0
白望「そういえば塞・・・寝言いってた」
塞「寝言・・・?」
白望「うん。私がどうとか・・・」
塞「っ!? な、なんて言ってた!?」
白望「え・・・いや、私のことが好きとかなんとか・・・」
塞「・・・っ!!///」カァアア
白望「・・・好きなのか?」
塞「・・・ぬ・・・っ」
白望「ぬ・・・?」
塞「ぬぎゃぁあああああああああああああああああああ!!!」バンバンッ
白望「え、ちょっ・・・た、叩くな・・・っ」
塞「シロのバカぁあああああああああああああああ!! うわぁあああああああああ!!」バンバンッ
白望「い、いたいっつの・・・やめっ・・・!」
塞「寝言・・・?」
白望「うん。私がどうとか・・・」
塞「っ!? な、なんて言ってた!?」
白望「え・・・いや、私のことが好きとかなんとか・・・」
塞「・・・っ!!///」カァアア
白望「・・・好きなのか?」
塞「・・・ぬ・・・っ」
白望「ぬ・・・?」
塞「ぬぎゃぁあああああああああああああああああああ!!!」バンバンッ
白望「え、ちょっ・・・た、叩くな・・・っ」
塞「シロのバカぁあああああああああああああああ!! うわぁあああああああああ!!」バンバンッ
白望「い、いたいっつの・・・やめっ・・・!」
50: 2012/06/28(木) 19:41:28.30 ID:ivX5zFhx0
塞「・・・」
白望(お、落ち着いた・・・)ホッ
塞「・・・ねぇ」
白望「な、なに・・・」
塞「今の・・・みんなには黙っといてよ・・・」
白望「え・・・なにを・・・?」
塞「だからっ・・・!! その・・・えっと・・・っ!!」
白望「私を好きだってことか」
塞「ぬぎゃぁああああああああああああああ!!! 言うなぁあああああああ!!」バンバンッ
白望「おいっ・・・やめってバカっ・・・」
白望(お、落ち着いた・・・)ホッ
塞「・・・ねぇ」
白望「な、なに・・・」
塞「今の・・・みんなには黙っといてよ・・・」
白望「え・・・なにを・・・?」
塞「だからっ・・・!! その・・・えっと・・・っ!!」
白望「私を好きだってことか」
塞「ぬぎゃぁああああああああああああああ!!! 言うなぁあああああああ!!」バンバンッ
白望「おいっ・・・やめってバカっ・・・」
52: 2012/06/28(木) 19:47:03.43 ID:ivX5zFhx0
塞「・・・ハァ・・・ハァ」
白望「・・・私、病人だぞ」
塞「・・・ふん、自業自得なくせに」プイッ
白望「・・・否定できない」
塞「・・・ん、まァ・・・思ったより元気そうでよかったわ」
白望「・・・ん・・・ありがと、塞」
塞「・・・っ///」
塞「じ、じゃあ私もそろそろ寝るから・・・っ」
白望「え・・・お前どこで寝んの?」
塞「床よ。ベッドにはあんたいるし」
白望「・・・別に二人で寝ればいいだろ」
塞「は・・・」
塞「・・・は、はぁああああああ!!!????」
白望「・・・私、病人だぞ」
塞「・・・ふん、自業自得なくせに」プイッ
白望「・・・否定できない」
塞「・・・ん、まァ・・・思ったより元気そうでよかったわ」
白望「・・・ん・・・ありがと、塞」
塞「・・・っ///」
塞「じ、じゃあ私もそろそろ寝るから・・・っ」
白望「え・・・お前どこで寝んの?」
塞「床よ。ベッドにはあんたいるし」
白望「・・・別に二人で寝ればいいだろ」
塞「は・・・」
塞「・・・は、はぁああああああ!!!????」
55: 2012/06/28(木) 19:52:49.26 ID:ivX5zFhx0
白望「・・・お前さっきからうっさいぞ」
塞「あ、あああんたがバカなこと言うからでしょっ!」ベシッ
白望「た、叩くな・・・っ」
塞「叩くよっ!!」ベシベシッ
白望「いた・・・べっ、別にいいじゃん」
塞「な、なんでよ・・・っ!?」
白望「・・・好きなんだろ? 私のこと」
塞「・・・っ!! ま、またあんたは・・・っ///」
白望「私も好きだし・・・塞のこと」
塞「な・・・っ!!///」ボシュゥ
白望「・・・お前の方こそ熱あるんじゃないのか?」
塞「う、うるさいっ!」
塞「あ、あああんたがバカなこと言うからでしょっ!」ベシッ
白望「た、叩くな・・・っ」
塞「叩くよっ!!」ベシベシッ
白望「いた・・・べっ、別にいいじゃん」
塞「な、なんでよ・・・っ!?」
白望「・・・好きなんだろ? 私のこと」
塞「・・・っ!! ま、またあんたは・・・っ///」
白望「私も好きだし・・・塞のこと」
塞「な・・・っ!!///」ボシュゥ
白望「・・・お前の方こそ熱あるんじゃないのか?」
塞「う、うるさいっ!」
67: 2012/06/28(木) 20:17:36.33 ID:ivX5zFhx0
白望「・・・いいからいいから、ほら」ポンポン
塞「・・・うぐぐぅうう・・・///」
白望「・・・いいのか? 寝ちゃうけど・・・」
塞「えっ・・・ちょっ・・・!」
白望「?? どっちだよ」
塞「あ、えっと・・・その・・・」
白望「まァ、塞の好きにしたらいい。私はダルいからもう寝る」バッ
白望「・・・ぐごご」スピー
塞(は、はやっ・・・!)
塞「・・・」
塞「・・・///」ゴクリ
塞「・・・」ソーッ
モゾモゾ
塞「・・・っ///」
塞(ひ、ひゃぁあっ・・・!! ち、近いって近いって・・・っ!)ドキドキ
塞「・・・うぐぐぅうう・・・///」
白望「・・・いいのか? 寝ちゃうけど・・・」
塞「えっ・・・ちょっ・・・!」
白望「?? どっちだよ」
塞「あ、えっと・・・その・・・」
白望「まァ、塞の好きにしたらいい。私はダルいからもう寝る」バッ
白望「・・・ぐごご」スピー
塞(は、はやっ・・・!)
塞「・・・」
塞「・・・///」ゴクリ
塞「・・・」ソーッ
モゾモゾ
塞「・・・っ///」
塞(ひ、ひゃぁあっ・・・!! ち、近いって近いって・・・っ!)ドキドキ
68: 2012/06/28(木) 20:26:38.00 ID:ivX5zFhx0
白望「・・・むにゃ」
塞「・・・///」
塞(し、シロの寝顔・・・こんな近くに・・・)ドキドキ
白望「んん~・・・」モゾ
塞「ひゃっ・・・!」
白望「んにゃ・・・」
塞「・・・っ!!///」
トクントクン
塞(うひゃぁ・・・!! シロの胸の鼓動が聞こえる距離に・・・っ!!)
塞「・・・///」ゴクリ
塞(も、もう少しくらい近づいても大丈夫・・・だよね・・・?)
塞(えいっ・・・)ズイッ
塞「・・・///」
塞(し、シロの寝顔・・・こんな近くに・・・)ドキドキ
白望「んん~・・・」モゾ
塞「ひゃっ・・・!」
白望「んにゃ・・・」
塞「・・・っ!!///」
トクントクン
塞(うひゃぁ・・・!! シロの胸の鼓動が聞こえる距離に・・・っ!!)
塞「・・・///」ゴクリ
塞(も、もう少しくらい近づいても大丈夫・・・だよね・・・?)
塞(えいっ・・・)ズイッ
70: 2012/06/28(木) 20:29:26.82 ID:ivX5zFhx0
塞「・・・っ!!!///」
塞(やばい、やばいよこれぇ~! 夫婦だよっ、これじゃま完全に夫婦だよォ・・・!!)
塞「・・・///」ドッキンドッキン
白望「・・・」
白望(塞の鼻息が顔にあたってうっとおしい・・・)
塞「くふふっ・・・///」
白望「・・・」
白望(まァなにやら楽しそうだし、水差して怒られんのもダルいから黙っとこ・・・)
白望(おやすみィ・・・塞・・・)
塞「・・・っ///」
塞(お、おやすみ・・・シロ・・・)
ギュッ
塞(やばい、やばいよこれぇ~! 夫婦だよっ、これじゃま完全に夫婦だよォ・・・!!)
塞「・・・///」ドッキンドッキン
白望「・・・」
白望(塞の鼻息が顔にあたってうっとおしい・・・)
塞「くふふっ・・・///」
白望「・・・」
白望(まァなにやら楽しそうだし、水差して怒られんのもダルいから黙っとこ・・・)
白望(おやすみィ・・・塞・・・)
塞「・・・っ///」
塞(お、おやすみ・・・シロ・・・)
ギュッ
75: 2012/06/28(木) 20:48:10.73 ID:ivX5zFhx0
---------------------
翌朝
塞「ほら行くよっ、シロ!」タタタッ
白望「・・・はいはい」タッタッ
塞「もっとキビキビ走るっ!!」
白望「・・・ダルっ・・・病み上がりだぞォ」
塞「甘えないのっ! ほら遅刻しちゃうっ!」
白望「・・・へーい」
胡桃「あっ、きた! おはよー!」
姉帯「おはー!」
エイ「オハヨウゴザイマスっ!」
塞「みんなおはよーっ!」
白望「・・・おーっす」
「なんかいつにもまして二人とも仲良しだなー」「え・・・そ、そんなことないよ! ねぇ、シロ!?」
「・・・(ダルい)」「キタホウガクガイッショデスっ!」「そ、それってどういうことー!?」
「い、いやそれは・・・っ!!」「なんだなんだー教えろよー」
ワイワイガヤガヤ―――
翌朝
塞「ほら行くよっ、シロ!」タタタッ
白望「・・・はいはい」タッタッ
塞「もっとキビキビ走るっ!!」
白望「・・・ダルっ・・・病み上がりだぞォ」
塞「甘えないのっ! ほら遅刻しちゃうっ!」
白望「・・・へーい」
胡桃「あっ、きた! おはよー!」
姉帯「おはー!」
エイ「オハヨウゴザイマスっ!」
塞「みんなおはよーっ!」
白望「・・・おーっす」
「なんかいつにもまして二人とも仲良しだなー」「え・・・そ、そんなことないよ! ねぇ、シロ!?」
「・・・(ダルい)」「キタホウガクガイッショデスっ!」「そ、それってどういうことー!?」
「い、いやそれは・・・っ!!」「なんだなんだー教えろよー」
ワイワイガヤガヤ―――
76: 2012/06/28(木) 20:52:35.87 ID:ivX5zFhx0
塞「・・・」チラッ
白望「い、いやだからァ・・・」
塞「・・・」フフッ
――もしかしたら、シロのいう“好き”ってのと、私のいう“好き”っていうのとでは、意味合いがちょっと違ってるのかもしれない
けど昨日の出来事以降、私とシロとの距離はグッと縮まった―――それだけは確かだと、私の方は勝手に思ってる
いつか彼女に本当に気持ちを伝えられる日がくるだろうか・・・そのときシロはどう思うのだろう・・・?
でも今はまだこんなでいい・・・そんな風に思ってしまうのでした―――
fin
白望「い、いやだからァ・・・」
塞「・・・」フフッ
――もしかしたら、シロのいう“好き”ってのと、私のいう“好き”っていうのとでは、意味合いがちょっと違ってるのかもしれない
けど昨日の出来事以降、私とシロとの距離はグッと縮まった―――それだけは確かだと、私の方は勝手に思ってる
いつか彼女に本当に気持ちを伝えられる日がくるだろうか・・・そのときシロはどう思うのだろう・・・?
でも今はまだこんなでいい・・・そんな風に思ってしまうのでした―――
fin
77: 2012/06/28(木) 20:53:00.14 ID:AI76RPn00
乙
80: 2012/06/28(木) 20:55:27.35 ID:HclVPSwh0
乙
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