1: ◆hAKnaa5i0. 2017/08/07(月) 09:12:27.00 ID:gVnjVYFH0
3: 2017/08/07(月) 09:14:29.80 ID:gVnjVYFH0
ボーン!
志希「んー…なんか変な薬出来ちゃったけど…これはツマラナイにゃー…」
志希「飲んだ人が『過保護になる』ってだけの薬だし…面白みがないよねぇ」
志希「放置しとくのもナンだし。冷蔵庫にしまっておいて、あとで捨てよーっと」
カチャッ…バタッ…
志希「ふぃ~…続きの実験といこうかなっ♪」
【5分後】
P「喉乾いたなぁ…おっ。コーラっぽい飲み物だ」
P「いただきまーす」
ぐびぐびぐびぐび…
P「…味がない」
P「まさか…これは志希の…」
P「うっ…ぐぅぅ…」
P「…」
P「保護せねば…! 不健康な生活を送っているアイドルを保護せねば…!」
志希「んー…なんか変な薬出来ちゃったけど…これはツマラナイにゃー…」
志希「飲んだ人が『過保護になる』ってだけの薬だし…面白みがないよねぇ」
志希「放置しとくのもナンだし。冷蔵庫にしまっておいて、あとで捨てよーっと」
カチャッ…バタッ…
志希「ふぃ~…続きの実験といこうかなっ♪」
【5分後】
P「喉乾いたなぁ…おっ。コーラっぽい飲み物だ」
P「いただきまーす」
ぐびぐびぐびぐび…
P「…味がない」
P「まさか…これは志希の…」
P「うっ…ぐぅぅ…」
P「…」
P「保護せねば…! 不健康な生活を送っているアイドルを保護せねば…!」
4: 2017/08/07(月) 09:15:17.82 ID:gVnjVYFH0
志希「…~♪」
カチャカチャ…ボンッ…ムゥン…
カチャッ…ボフン…
志希「ん…今日も作業がはかどるねぇ…♪」
志希「調子いいな~♪」
カチャッ…バタン
P「志希。こんな時間に何をしている」
志希「にゃはは♪ いつも通りじっけーん♪」
志希「ほらほら…フレグランスのいい香りが漂ってるでしょ…♪」
志希「キミも近くに来て嗅いで…トリップして…」
ガシッ
志希「…うにゃ? どしたの? 肩を掴んで?」
P「駄目じゃないか。もう夜の11時だぞ?」
志希「うん? 今からがナニするのにいい時間なんじゃない?♪」
P「それは違う。早寝早起きは大切なんだ。毎日、毎日夜更かしして…身体に悪いぞ」
志希「や、大丈夫♪ 大丈夫♪」
P「大丈夫じゃありません。ほら寝るよ」
志希「へっ!? ちょっ!?」
ガシッ…ずりずりずり…
志希「やーめーてー! 拉致しーなーいーでー!」
P「良い子は寝る時間だ」
志希「?にゃぁぁぁ…!」
カチャカチャ…ボンッ…ムゥン…
カチャッ…ボフン…
志希「ん…今日も作業がはかどるねぇ…♪」
志希「調子いいな~♪」
カチャッ…バタン
P「志希。こんな時間に何をしている」
志希「にゃはは♪ いつも通りじっけーん♪」
志希「ほらほら…フレグランスのいい香りが漂ってるでしょ…♪」
志希「キミも近くに来て嗅いで…トリップして…」
ガシッ
志希「…うにゃ? どしたの? 肩を掴んで?」
P「駄目じゃないか。もう夜の11時だぞ?」
志希「うん? 今からがナニするのにいい時間なんじゃない?♪」
P「それは違う。早寝早起きは大切なんだ。毎日、毎日夜更かしして…身体に悪いぞ」
志希「や、大丈夫♪ 大丈夫♪」
P「大丈夫じゃありません。ほら寝るよ」
志希「へっ!? ちょっ!?」
ガシッ…ずりずりずり…
志希「やーめーてー! 拉致しーなーいーでー!」
P「良い子は寝る時間だ」
志希「?にゃぁぁぁ…!」
5: 2017/08/07(月) 09:16:19.45 ID:gVnjVYFH0
【シャワー室前】
P「寝る前にシャワーを浴びるんだ」
志希「まだ寝ないってばぁ…」
P「いけません。もう寝るんだよ」
志希「てか、なんでナチュラルにお姫様抱っこしてるわけ?」
P「逃げられないように。それから引きずるより移動が楽だ」
志希「ぐぬぬ…」
P「さて、シャワーを浴びないというなら仕方ない。脱がして俺がシャワーを浴びさせるしかないな」
志希「う゛にゃ!?」
P「ほら。バンザイしろ。12時までに寝かせるからそれまでにちゃっちゃと済ませないとな。手早く終わらせるから早く…」
志希「出ていけヘンターイ!!」
パッチーン
P「ぐへぇ!」
ドサッ…バタンッ!
志希「ったく…シャワーくらい自分で浴びられるってば…」(ぶつぶつ)
志希「女子高生を脱がせてシャワーを浴びせるってどーいうプレイなのよ…」(ぶつぶつ)
志希「ていうか…プロデューサーおかしくない…?」
志希「…」
志希「…あ゛…もしかして…冷蔵庫のあの薬…」
P「志希。早く浴びないと押し入って手伝うぞ!」
志希「はいはい。わかったから! 入ってこないでねー。入ってきたらタダじゃ済まないから~」
志希「…そういえば『過保護になる』薬だったんだ…」
志希「仮にプロデューサーが薬を飲んだとしたらあんな堅物になっちゃった説明がつく…というか、それ以外ありえないにゃー…」
志希「…んもぅ。実験の続きかしたいのに!」
P「許さんぞ」
志希「むぅ…シャワー室の外で待機して見張ってる…」
志希「…隙を見て逃げだそ」
志希「仕方ない。それまでは大人しくしてるかにゃー…」
ぬぎぬぎ…シャー…ゴシゴシ…
ジャァァ…ワシャワシャ…
P「寝る前にシャワーを浴びるんだ」
志希「まだ寝ないってばぁ…」
P「いけません。もう寝るんだよ」
志希「てか、なんでナチュラルにお姫様抱っこしてるわけ?」
P「逃げられないように。それから引きずるより移動が楽だ」
志希「ぐぬぬ…」
P「さて、シャワーを浴びないというなら仕方ない。脱がして俺がシャワーを浴びさせるしかないな」
志希「う゛にゃ!?」
P「ほら。バンザイしろ。12時までに寝かせるからそれまでにちゃっちゃと済ませないとな。手早く終わらせるから早く…」
志希「出ていけヘンターイ!!」
パッチーン
P「ぐへぇ!」
ドサッ…バタンッ!
志希「ったく…シャワーくらい自分で浴びられるってば…」(ぶつぶつ)
志希「女子高生を脱がせてシャワーを浴びせるってどーいうプレイなのよ…」(ぶつぶつ)
志希「ていうか…プロデューサーおかしくない…?」
志希「…」
志希「…あ゛…もしかして…冷蔵庫のあの薬…」
P「志希。早く浴びないと押し入って手伝うぞ!」
志希「はいはい。わかったから! 入ってこないでねー。入ってきたらタダじゃ済まないから~」
志希「…そういえば『過保護になる』薬だったんだ…」
志希「仮にプロデューサーが薬を飲んだとしたらあんな堅物になっちゃった説明がつく…というか、それ以外ありえないにゃー…」
志希「…んもぅ。実験の続きかしたいのに!」
P「許さんぞ」
志希「むぅ…シャワー室の外で待機して見張ってる…」
志希「…隙を見て逃げだそ」
志希「仕方ない。それまでは大人しくしてるかにゃー…」
ぬぎぬぎ…シャー…ゴシゴシ…
ジャァァ…ワシャワシャ…
6: 2017/08/07(月) 09:17:26.00 ID:gVnjVYFH0
志希「ふぃ~…さっぱりしたにゃ~…」
P「髪の毛がまだ濡れてるぞ」
P「ほれ。座りなされ。タオルで拭いてやる」
志希「むぃー…小うるさい…」
P「風邪引くし髪が傷んじゃうじゃないか。せっかくのサラサラヘアーなのに」
志希「ほっとけば乾くってばー!」
P「だーめーだー」
ファサ…ゴシゴシ…
志希「?ぅ~…大人しくしてるのツマラナイにゃ~…」
P「はいはい。もう少しの辛抱ですからねー」
志希「…」
ゴシゴシ…
志希「う゛にゃぁ…♪」
P「…なんだ。タオルで拭かれるのは気持ちよさそうじゃないか」
志希「ん~…タオル柔らかいし。いい匂いするし…頭ゴシゴシされるの悪くないにゃー…」
P「そらよかった。じゃ、寝るぞ。今から帰るのは危険だから仮眠室のベッドでいいや」
ひょいっ…ガシッ
志希「むぇ…またお姫様抱っこ…」
P「逃げられないようにな」
志希「にーげーなーいってばぁぁー!」(じたばたじたばた)
P「暴れるな。暴れるな」
志希「ねーたーくーなーいー!」(じたばたじたばた)
P「髪の毛がまだ濡れてるぞ」
P「ほれ。座りなされ。タオルで拭いてやる」
志希「むぃー…小うるさい…」
P「風邪引くし髪が傷んじゃうじゃないか。せっかくのサラサラヘアーなのに」
志希「ほっとけば乾くってばー!」
P「だーめーだー」
ファサ…ゴシゴシ…
志希「?ぅ~…大人しくしてるのツマラナイにゃ~…」
P「はいはい。もう少しの辛抱ですからねー」
志希「…」
ゴシゴシ…
志希「う゛にゃぁ…♪」
P「…なんだ。タオルで拭かれるのは気持ちよさそうじゃないか」
志希「ん~…タオル柔らかいし。いい匂いするし…頭ゴシゴシされるの悪くないにゃー…」
P「そらよかった。じゃ、寝るぞ。今から帰るのは危険だから仮眠室のベッドでいいや」
ひょいっ…ガシッ
志希「むぇ…またお姫様抱っこ…」
P「逃げられないようにな」
志希「にーげーなーいってばぁぁー!」(じたばたじたばた)
P「暴れるな。暴れるな」
志希「ねーたーくーなーいー!」(じたばたじたばた)
7: 2017/08/07(月) 09:17:56.20 ID:gVnjVYFH0
【仮眠室】
P「おー、響子に持ってきてもらったパジャマ。似合ってるじゃないか」
志希「…パジャマなんて久しぶりに着たなー」
P「いつ以来?」
志希「小学生の頃はもう着てなかったかも?」
P「そうか。これからは毎日着るんだぞ」
志希「えー…窮屈…」
P「窮屈でも着るの」
志希「…裸でいい」
P「風邪引くから駄目。許さん。はい。じゃ、ベッドに寝ろ。布団かけてやる」
志希「?ぅ…いつまで張り付いてるつもり~?」
P「志希が寝るまで」
志希「ストーカー! 変態! 仮にもあたしJKだよー! プライベートが侵害されている! 即刻訴えてやる~!」
P「志希のためだ。ほれ」
ひょい。ぽすっ
志希「にゃぅ…」
パサッ…
志希「…」
P「…」
志希「…なんでプロデューサーも隣に寝てるわけ?」
P「志希が完全に寝るのを確認するから」
志希「はたから見たらやばい人だよプロデューサー」
P「安心しろ。俺はやばくない」
志希「もぉぉ゛ 話通じないなぁーーー!」
P「おー、響子に持ってきてもらったパジャマ。似合ってるじゃないか」
志希「…パジャマなんて久しぶりに着たなー」
P「いつ以来?」
志希「小学生の頃はもう着てなかったかも?」
P「そうか。これからは毎日着るんだぞ」
志希「えー…窮屈…」
P「窮屈でも着るの」
志希「…裸でいい」
P「風邪引くから駄目。許さん。はい。じゃ、ベッドに寝ろ。布団かけてやる」
志希「?ぅ…いつまで張り付いてるつもり~?」
P「志希が寝るまで」
志希「ストーカー! 変態! 仮にもあたしJKだよー! プライベートが侵害されている! 即刻訴えてやる~!」
P「志希のためだ。ほれ」
ひょい。ぽすっ
志希「にゃぅ…」
パサッ…
志希「…」
P「…」
志希「…なんでプロデューサーも隣に寝てるわけ?」
P「志希が完全に寝るのを確認するから」
志希「はたから見たらやばい人だよプロデューサー」
P「安心しろ。俺はやばくない」
志希「もぉぉ゛ 話通じないなぁーーー!」
8: 2017/08/07(月) 09:20:27.44 ID:gVnjVYFH0
P「…」
志希「…」
そっ…
ガシッ…ぎゅ…
志希「に゛ぇ」
P「こっそり出ようとするな」
志希「あーい…でも、なんでナチュラルにハグしたわけ?」
P「逃げられないように」
志希「あ、そ」
ぎゅ…
志希「…んー…♪」
もそもそ…
P「お眠りよ」
ぽん…ぽん…ぽん…
志希「…頭ぽんぽんするにゃ~…♪」
P「して欲しくないのか。して欲しいのか。どっちかわからないぞ」
志希「…悪くないから続けろー♪」
P「はい。寝るまでな」
ぽん…ぽん…ぽん…
ぎゅむー
志希「…♪」
うとうとうと…
志希「Zzz…」
P「ふう。やっと寝たか…手がかかるな…」
志希「…」(ちらっ♪)
P「…目を離したと思ったか!」
志希「げ」
ぎゅむ
志希「うにゃー…」
P「今日は俺もここで寝る。逃げられると思うなよ」
志希「誰かー。変態がここにいるよー」
志希「たーすーけーてー」
志希「…」
そっ…
ガシッ…ぎゅ…
志希「に゛ぇ」
P「こっそり出ようとするな」
志希「あーい…でも、なんでナチュラルにハグしたわけ?」
P「逃げられないように」
志希「あ、そ」
ぎゅ…
志希「…んー…♪」
もそもそ…
P「お眠りよ」
ぽん…ぽん…ぽん…
志希「…頭ぽんぽんするにゃ~…♪」
P「して欲しくないのか。して欲しいのか。どっちかわからないぞ」
志希「…悪くないから続けろー♪」
P「はい。寝るまでな」
ぽん…ぽん…ぽん…
ぎゅむー
志希「…♪」
うとうとうと…
志希「Zzz…」
P「ふう。やっと寝たか…手がかかるな…」
志希「…」(ちらっ♪)
P「…目を離したと思ったか!」
志希「げ」
ぎゅむ
志希「うにゃー…」
P「今日は俺もここで寝る。逃げられると思うなよ」
志希「誰かー。変態がここにいるよー」
志希「たーすーけーてー」
9: 2017/08/07(月) 09:21:41.03 ID:gVnjVYFH0
(朝・食堂)
カチャカチャ…もぐもぐもぐ…
志希「…」
P「うまいうまい」
奏「」(絶句)
奏「…どうしてこの時間に志希がいるの?」
志希「んー…色々あったんだよねぇ…」
志希「…てか。眠い」
P「ぐっすり寝ていたじゃないか」
志希「時間は関係ないのー。早起きは辛いにゃー…」
奏「…」
P「ほれ。口元にケチャップ付いてるぞ」
フキフキ…
志希「もぉぉぉ…めーんどくーさーぃ~…」
奏「ずいぶん仲が良さそうね。まるでひと晩一緒に過ごしたみたい…」
P「夜は一緒に寝たな」
奏「!?」
志希「奏ちゃん。多分ね、思ってるような関係じゃないんだよねぇ」
奏「そ、そうなのかしら?」
P「ほら。野菜残してるぞ。全部食べなさい」
志希「ヤダ。この人参まずい」(プイッ)
P「全部食べるまで席を立たせないからな」
志希「に゛ぇ…」
奏「確かに、カップル…というより、子供と保護者の関係なのかしらね」
P「ほれ。ヤクルトもお飲み」
志希「ドクターペッパーを要求する!!」
P「朝から炭酸はいけません」
トスッ
志希「ひどっ! 普通女の子の頭にチョップする!?」
P「ほれ。いいから残さず食べなさい」
志希「いやー!」
奏「…ご馳走様。ごゆっくり」
志希「奏ちゃん。助けてー!」
奏「どうせ自業自得なんでしょう?」
志希「そうだけど助けてー!」
奏「ふふふ♪ ちょっとは大人しくなるといいわね♪」
P「ほれ。あーんしろ。ブロッコリーもあるぞ」(ゴゴゴ…!)
志希「に゛ゃー!」
カチャカチャ…もぐもぐもぐ…
志希「…」
P「うまいうまい」
奏「」(絶句)
奏「…どうしてこの時間に志希がいるの?」
志希「んー…色々あったんだよねぇ…」
志希「…てか。眠い」
P「ぐっすり寝ていたじゃないか」
志希「時間は関係ないのー。早起きは辛いにゃー…」
奏「…」
P「ほれ。口元にケチャップ付いてるぞ」
フキフキ…
志希「もぉぉぉ…めーんどくーさーぃ~…」
奏「ずいぶん仲が良さそうね。まるでひと晩一緒に過ごしたみたい…」
P「夜は一緒に寝たな」
奏「!?」
志希「奏ちゃん。多分ね、思ってるような関係じゃないんだよねぇ」
奏「そ、そうなのかしら?」
P「ほら。野菜残してるぞ。全部食べなさい」
志希「ヤダ。この人参まずい」(プイッ)
P「全部食べるまで席を立たせないからな」
志希「に゛ぇ…」
奏「確かに、カップル…というより、子供と保護者の関係なのかしらね」
P「ほれ。ヤクルトもお飲み」
志希「ドクターペッパーを要求する!!」
P「朝から炭酸はいけません」
トスッ
志希「ひどっ! 普通女の子の頭にチョップする!?」
P「ほれ。いいから残さず食べなさい」
志希「いやー!」
奏「…ご馳走様。ごゆっくり」
志希「奏ちゃん。助けてー!」
奏「どうせ自業自得なんでしょう?」
志希「そうだけど助けてー!」
奏「ふふふ♪ ちょっとは大人しくなるといいわね♪」
P「ほれ。あーんしろ。ブロッコリーもあるぞ」(ゴゴゴ…!)
志希「に゛ゃー!」
10: 2017/08/07(月) 09:27:58.78 ID:f327n0jWO
ダンスレッスン中
志希「ほっ、ほっ、ほっ…」
志希「ターン…アンドステップ!」
キュッ、キュッ、キュッ…
ルキトレ「…」
ルキトレ「…志希さん。なんだか今日は…微妙?」
志希「えぇ…頑張ってるのにぃ…」
ルキトレ「い、いえ。わかってます。時間通りに来てくれましたし。言うことも聞いてくれますし…ただ…」
志希「ただ?」
ルキトレ「なんというか…やらされているだけのような…。やる気に波がある方が志希さんらしいというか…」
志希「…んー…一理あるにゃ~」
志希「でも、ちょーっとプロデューサーがいま薬を飲んでおかしくなっちゃっててねぇ」
志希「簡単に言えば『過保護』になっちゃってるわけさ~」
ルキトレ「過保護?」
志希「そ。なんだかあたしの親になったみたいに『あーしろ』『こーしろ』って言うの」
志希「で、調子悪い。リズムに乗れない」
ルキトレ「…なるほど。義務でやらされてるような雰囲気とがあったのはそういうことでしたか」
志希「それそれ! ギム! やりたくないものをやってもツマンナイ!」
志希「ほっ、ほっ、ほっ…」
志希「ターン…アンドステップ!」
キュッ、キュッ、キュッ…
ルキトレ「…」
ルキトレ「…志希さん。なんだか今日は…微妙?」
志希「えぇ…頑張ってるのにぃ…」
ルキトレ「い、いえ。わかってます。時間通りに来てくれましたし。言うことも聞いてくれますし…ただ…」
志希「ただ?」
ルキトレ「なんというか…やらされているだけのような…。やる気に波がある方が志希さんらしいというか…」
志希「…んー…一理あるにゃ~」
志希「でも、ちょーっとプロデューサーがいま薬を飲んでおかしくなっちゃっててねぇ」
志希「簡単に言えば『過保護』になっちゃってるわけさ~」
ルキトレ「過保護?」
志希「そ。なんだかあたしの親になったみたいに『あーしろ』『こーしろ』って言うの」
志希「で、調子悪い。リズムに乗れない」
ルキトレ「…なるほど。義務でやらされてるような雰囲気とがあったのはそういうことでしたか」
志希「それそれ! ギム! やりたくないものをやってもツマンナイ!」
11: 2017/08/07(月) 09:28:46.49 ID:f327n0jWO
ルキトレ「あはは…その気持ち。少しわかります。わたしも昔、トレーナーのお仕事をするのが嫌な時期がありましたから」
志希「ほほう」
ルキトレ「お姉ちゃんたちはみんな『こうした方がいい』『この方がいい』って口出しばかり」
ルキトレ「わたしの意見は基本的に『ダメ』なんです。それが辛かった。考えて出した答えも『より良い答え』を出されて否定される」
ルキトレ「そんな毎日に嫌気が差したんです」
志希「どうやって嫌気は克服したわけ?」
ルキトレ「何のためにトレーナーの仕事をしているのか、を考えたら、お姉ちゃんたちの言っていることが理解できた」
ルキトレ「…ですかね♪」
志希「うに゛ゃー…意味はわかってても早寝早起きしたくないし。人参も食べたくないにゃー…」
ルキトレ「何の話ですか」
カチャ
P「レッスン終わった?」
ルキトレ「ええ。終わりましたよ」
志希「げっ」
P「志希。帰るぞ」
スッ…ひょいっ
ルキトレ「わっ///」
志希「まーた…お姫様抱っこ…」
ルキトレ「と、当然のようにするんですね///」
P「こうしないと逃げられるからな」
志希「じゃあプロデューサータクシーお願いしまーす。行き先はあたしのラボで~」
P「まず冷えた身体をどうにかしなさい。風呂入って、それから夜ご飯だ。ラボで遊ぶのはその後な」
志希「えぇ…すぐ遊びたい…」
P「駄目です。風呂も肩まで湯船に浸かってから、3分は待ってなさいよ」
ルキトレ「子供扱いですねぇ…」
志希「代わる?」
ルキトレ「お断りします。というか『過保護』になる対象はどうやって決まっているんですか?」
志希「身近にいる人で、1番『だらしのない生活を送っている』と認知されている人が自動的に保護されます」
ルキトレ「オート標準システムなんですね…」
P「さあ行くぞ」
志希「…むすっ」(じたばたじたばた)
P「無駄なあがきはよしなさい」
志希「ほほう」
ルキトレ「お姉ちゃんたちはみんな『こうした方がいい』『この方がいい』って口出しばかり」
ルキトレ「わたしの意見は基本的に『ダメ』なんです。それが辛かった。考えて出した答えも『より良い答え』を出されて否定される」
ルキトレ「そんな毎日に嫌気が差したんです」
志希「どうやって嫌気は克服したわけ?」
ルキトレ「何のためにトレーナーの仕事をしているのか、を考えたら、お姉ちゃんたちの言っていることが理解できた」
ルキトレ「…ですかね♪」
志希「うに゛ゃー…意味はわかってても早寝早起きしたくないし。人参も食べたくないにゃー…」
ルキトレ「何の話ですか」
カチャ
P「レッスン終わった?」
ルキトレ「ええ。終わりましたよ」
志希「げっ」
P「志希。帰るぞ」
スッ…ひょいっ
ルキトレ「わっ///」
志希「まーた…お姫様抱っこ…」
ルキトレ「と、当然のようにするんですね///」
P「こうしないと逃げられるからな」
志希「じゃあプロデューサータクシーお願いしまーす。行き先はあたしのラボで~」
P「まず冷えた身体をどうにかしなさい。風呂入って、それから夜ご飯だ。ラボで遊ぶのはその後な」
志希「えぇ…すぐ遊びたい…」
P「駄目です。風呂も肩まで湯船に浸かってから、3分は待ってなさいよ」
ルキトレ「子供扱いですねぇ…」
志希「代わる?」
ルキトレ「お断りします。というか『過保護』になる対象はどうやって決まっているんですか?」
志希「身近にいる人で、1番『だらしのない生活を送っている』と認知されている人が自動的に保護されます」
ルキトレ「オート標準システムなんですね…」
P「さあ行くぞ」
志希「…むすっ」(じたばたじたばた)
P「無駄なあがきはよしなさい」
16: 2017/08/07(月) 10:54:08.31 ID:f327n0jWO
22:00
P「そろそろ寝る時間だぞ」
志希「はーなーしーてぇー! いまいいところなんだからぁ!」
P「夜の10時はもう寝る時間なんだよ」
志希「電気の発明で『夜に寝る』なんて常識は変わったんだよー。決まりきったスケジュールに支配された生活はもう嫌なんだよー」
P「不健康な生活を改善するためだよ。ほれ」
ひょいっ
P「軽いなぁ」
志希「ふしゃー!」(じたばたじたばた)
P「よしよし。歯も磨いてやるからな」
志希「まだ薬切れないのー!? 早く切れてー!」
しゃかしゃかしゃかしゃか…
P「もっと口を大きくあけて『あー』な」
志希「うあー…」
P「よしよし。綺麗にしてあげるからなー」
しゃかしゃかしゃかしゃか…
志希「ふぁくらいびぶんでみまけふよ(歯くらい自分で磨けるよ)」
P「磨き残しがあるかもしれない」
志希「ふぃらなぃ!(知らないっ!)」
P「動いたり叫んだりは危ないからなー」
ピトッ
志希「う゛ー」
志希「(…プロデューサーが手でほっぺを触ってる感触は少し気持ちがいいにゃー…)」
志希「(ひんやりしてるー…)」
P「そろそろ寝る時間だぞ」
志希「はーなーしーてぇー! いまいいところなんだからぁ!」
P「夜の10時はもう寝る時間なんだよ」
志希「電気の発明で『夜に寝る』なんて常識は変わったんだよー。決まりきったスケジュールに支配された生活はもう嫌なんだよー」
P「不健康な生活を改善するためだよ。ほれ」
ひょいっ
P「軽いなぁ」
志希「ふしゃー!」(じたばたじたばた)
P「よしよし。歯も磨いてやるからな」
志希「まだ薬切れないのー!? 早く切れてー!」
しゃかしゃかしゃかしゃか…
P「もっと口を大きくあけて『あー』な」
志希「うあー…」
P「よしよし。綺麗にしてあげるからなー」
しゃかしゃかしゃかしゃか…
志希「ふぁくらいびぶんでみまけふよ(歯くらい自分で磨けるよ)」
P「磨き残しがあるかもしれない」
志希「ふぃらなぃ!(知らないっ!)」
P「動いたり叫んだりは危ないからなー」
ピトッ
志希「う゛ー」
志希「(…プロデューサーが手でほっぺを触ってる感触は少し気持ちがいいにゃー…)」
志希「(ひんやりしてるー…)」
17: 2017/08/07(月) 10:55:12.70 ID:f327n0jWO
(ベッド)
P「…」
ぎゅむー…ぽん…ぽん…ぽん…
志希「んー…この時間だけは悪くないにゃー…♪」
P「はいはい。喋らないで寝ましょうねー」
志希「う゛にゃぁ…落ち着くー…♪」
ぎゅむー
P「あんまりしがみついてくると俺が寝れないぞ」
志希「てか、今日もここで寝るんだ?」
P「当然」
志希「女子高生と一緒に寝るシチュレーションに対して何か思うことはないわけ?」
P「ない」
志希「ありゃゃ…薬の効果でナニの部分も弱まっちゃってるみたいだね…」
ぎゅむー
志希「…んー…ま、いっか♪」
ハスハス…
志希「…安眠効果ありそ~♪」
P「…はっ」(ピクン)
志希「…? どうかした?」
P「い、い、いや。な、なんでもないゾ」
志希「…あー…にゃるほど♪」(にやり)
P「…」
ぎゅむー…ぽん…ぽん…ぽん…
志希「んー…この時間だけは悪くないにゃー…♪」
P「はいはい。喋らないで寝ましょうねー」
志希「う゛にゃぁ…落ち着くー…♪」
ぎゅむー
P「あんまりしがみついてくると俺が寝れないぞ」
志希「てか、今日もここで寝るんだ?」
P「当然」
志希「女子高生と一緒に寝るシチュレーションに対して何か思うことはないわけ?」
P「ない」
志希「ありゃゃ…薬の効果でナニの部分も弱まっちゃってるみたいだね…」
ぎゅむー
志希「…んー…ま、いっか♪」
ハスハス…
志希「…安眠効果ありそ~♪」
P「…はっ」(ピクン)
志希「…? どうかした?」
P「い、い、いや。な、なんでもないゾ」
志希「…あー…にゃるほど♪」(にやり)
18: 2017/08/07(月) 10:56:03.15 ID:f327n0jWO
P「…」
志希「薬。切れたでしょ♪」
P「…ま、まさか。過保護だよ。過保護。相変わらず過保護に満ち満ちた過保護のプロデューサーだよ」
志希「…♪」(じとーっ)
P「さ、さぁ。いい子は寝ましょうねー…♪」
ガシッ…ぎゅっ…
P「ぐえっ」
志希「あのさー…いままであたしにナニをしたのか…覚えてるよねぇ?♪」
ハスハスハス…
P「ちょい顔近いっ! 目の前に来てるっ!」
志希「…だってプロデューサーがハグしてきたんじゃん…♪」
P「お、落ち着け…そして腕を首に絡めるな。脚を身体に絡めるなっ!」
志希「…ふぅー…♪ 今夜はどうしてくれようかにゃー…♪」
P「首筋に生暖かい吐息を吹きかけるな! あ、あかんて…っ!」
志希「んー…どこがどう『あかん』のかなー…♪」
さわっ
P「ひっ」
志希「さて…たくさんお礼をしてあげないとねぇ…♪」(じとっ)
ぎゅっ…ぴとり…
P「ひぇっ…」
うわぁぁぁ…
志希「薬。切れたでしょ♪」
P「…ま、まさか。過保護だよ。過保護。相変わらず過保護に満ち満ちた過保護のプロデューサーだよ」
志希「…♪」(じとーっ)
P「さ、さぁ。いい子は寝ましょうねー…♪」
ガシッ…ぎゅっ…
P「ぐえっ」
志希「あのさー…いままであたしにナニをしたのか…覚えてるよねぇ?♪」
ハスハスハス…
P「ちょい顔近いっ! 目の前に来てるっ!」
志希「…だってプロデューサーがハグしてきたんじゃん…♪」
P「お、落ち着け…そして腕を首に絡めるな。脚を身体に絡めるなっ!」
志希「…ふぅー…♪ 今夜はどうしてくれようかにゃー…♪」
P「首筋に生暖かい吐息を吹きかけるな! あ、あかんて…っ!」
志希「んー…どこがどう『あかん』のかなー…♪」
さわっ
P「ひっ」
志希「さて…たくさんお礼をしてあげないとねぇ…♪」(じとっ)
ぎゅっ…ぴとり…
P「ひぇっ…」
うわぁぁぁ…
19: 2017/08/07(月) 10:57:10.26 ID:f327n0jWO
奏「…プロデューサー。どうかしたの?」
P「」
志希「べっつに~♪ ひと晩中、ちょーっとだけ人体実験に付き合ってもらっただけだよ♪」(ニヤり)
奏「…なるほど…御愁傷様」
志希「…プロデューサー。今晩もよろしくね♪」(ひそっ)
P「…うぇっ!?」
志希「もし。それが嫌なら…」
P「い、嫌なら?」
志希「…毎晩、寝る前のハグと頭ぽんぽんを要求する♪」
ぎゅっ…
終わり
P「」
志希「べっつに~♪ ひと晩中、ちょーっとだけ人体実験に付き合ってもらっただけだよ♪」(ニヤり)
奏「…なるほど…御愁傷様」
志希「…プロデューサー。今晩もよろしくね♪」(ひそっ)
P「…うぇっ!?」
志希「もし。それが嫌なら…」
P「い、嫌なら?」
志希「…毎晩、寝る前のハグと頭ぽんぽんを要求する♪」
ぎゅっ…
終わり
20: 2017/08/07(月) 11:06:34.23 ID:f327n0jWO
終わりです。お読みいただきありがとうございました
今回は一応の「シメ」の形にしましたが、志希博士の薬シリーズはまた気まぐれに書いていこうと考えていますので、その時はお付き合いいただけると嬉しいです
以下、薬シリーズ以外の過去作品です。
『【デレマス】P「ひたすら柚とイチャコラする話」
『【デレマス】元・クールPと堀裕子の話』
未央「私がプロデューサーに全力で甘える日?」
【モバマスSS・速水奏】《Home》
奈緒「罰ゲームは…『Pさんと添い寝』だぁ!?!?」
今回は一応の「シメ」の形にしましたが、志希博士の薬シリーズはまた気まぐれに書いていこうと考えていますので、その時はお付き合いいただけると嬉しいです
以下、薬シリーズ以外の過去作品です。
『【デレマス】P「ひたすら柚とイチャコラする話」
『【デレマス】元・クールPと堀裕子の話』
未央「私がプロデューサーに全力で甘える日?」
【モバマスSS・速水奏】《Home》
奈緒「罰ゲームは…『Pさんと添い寝』だぁ!?!?」
21: 2017/08/07(月) 12:33:50.32 ID:PIqEUOUDO
乙
守りの志希にゃんもカワイイなぁ
?「カワイイといえばボクの出番ですよ」
守りの志希にゃんもカワイイなぁ
?「カワイイといえばボクの出番ですよ」
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