＼ チ ャ ー シ ュ ー ン ／

チャーシューン

矢澤貧乏疑惑

海未「ですが、それでは栄養が偏ってしまいます。私のおかずを分けてあげます」

にこ「何だか悪いわね」

花陽「でも、海未ちゃんが注文したのって…」

海未「カニ雑炊です。おかずにおしんこがついてきたのでこれをにこにあげます」

にこ「うん…」ｼｭﾝ

穂乃果「ちょっとちょっと！それじゃにこちゃんのご飯がおしんこだらけだよ！穂乃果がちゃんとしたおかずを分けてあげるね」

にこ「ありがと」

凛「でも穂乃果ちゃんが注文したのって…」

穂乃果「カツ丼だよっ！丼にたくわん漬けが乗ってたからこれをにこちゃんにあげるっ！」

にこ「うん…」ｼｭﾝ

>>9
カツを分けてやれよｗ

凛「こうなったら凛が分けてあげるにゃ」

にこ「偲びないわね」

海未「しかし、凛のはチャーシューメンじゃないですか。ご飯にチャーシューもメンマも合いませんよ」

にこ「合うわよ」

凛「海未ちゃん、凛のチャーシューメンンをよくみてよ」

海未「これは…！？」

凛「そう、トンコツスープ！であれば当然？」

海未「紅生姜が入っているっ…。なるほど、それならご飯と相性が良いでしょう」

凛「というわけで、はい。紅生姜をあげるにゃ」

にこ「うん…」ｼｭﾝ

真姫「お待ちよ！お待ちったら！」

花陽「あ、貴女はお弁当が豪華な事に定評のある真姫ちゃん！」

真姫「これじゃにこちゃんのご飯がお漬物だらけで塩分過多になっちゃうじゃないのさ！」

穂乃果「言ってる事はごもっとも。だけどねえ真姫ちゃん、現実を見なよ。ご飯には漬物が合う。それが絶対的真実なんだよ」

花陽「確かに」

真姫「こんなこともあろうかと、私はトンカツ定食を頼んでたの」

海未「2000円近くするものを平気で注文するとは、さすが真姫…」

真姫「にこちゃんに分けてあげる」

にこ「いいの？」

真姫「もちろんよ。見て、トンカツ定食にはキュウリの浅漬けが付いてるの。瑞々しいキュウリはその漬物だらけのご飯に爽やかな風を吹き込んでくれるはずよ。さ、遠慮せずキュウリをどうぞ」

にこ「うん…」ｼｭﾝ

凛「うんめぇにゃぁ」ｽﾞﾋﾞｽﾞﾊﾞｰｯ

花陽「おいしい！おいしい！」ﾑｼｬﾑｼｬ

海未「あっつ」ﾌﾞｼﾞｭﾙﾌﾞｼﾞｭﾙ

穂乃果「ハフッ！ハムハム、ハフッ！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

真姫「まあまあね」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

にこ「ｼｮｯﾊﾟｲ…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

絵里「モツ煮込み定食はやっぱり最高ね」ｸﾁｭｸﾁｭ

希「ウチの焼肉定食もなかなかのなかなかやで」ﾊﾟﾘｯ

ことり「オムライス…美味しい…」ﾑｼｬﾘ…

理事長（経済状況の差はあれど、みんな違ってみんな良いという事ね）

完

チャーシューンに全てを持って行かれた

こういうの胸が痛むからやめて

ﾊﾟﾘｯってどんな焼肉定食なんだ

>>21
レタスでしょ

面白い
短いのが惜しいな