1: 2011/04/29(金) 22:04:45.17 ID:JD1iLi7d0
上条「あぁ、いたいた、いやぁ~連れがお世話になりました。ダメだろ?勝手にはぐれちゃ。じゃ、ども~」

美琴「……だ、誰ですか?」

上条「」

上条「…え?ちょっおま、うまく合わせろよ!知り合いのふりして自然にこの場から連れ出す作戦が台無しだろ!?」

美琴「…え?あ、その…」

DQN1「なんだてめぇwww?舐めたマネしやがってwwwなんか文句でもあんのかww?あ"ぁwww?」

上条「あ、えっと…はぁ…。しゃーねーなぁ…」
とある魔術の禁書目録 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

6: 2011/04/29(金) 22:11:35.37 ID:JD1iLi7d0
上条「ああ、そうだよ。恥ずかしくねえのかお前ら!。こんな大人数で女の子一人を囲んで情けねえ。」

上条「大体お前らが声をかけた相手をよく見てみろよ!。まだガキじゃねえか!。」

美琴「…うぅ」

上条「あのおどおどした態度、体つき、どこを見てもまだ発展途上じゃねえか!」

上条「そんなガキだぞ!?俺はなあお前らみたいな群れなきゃガキも相手にできないような奴らむかつくんだよっ!」

美琴「うぅ…ガ、ガキじゃ…ぐすっ…ガキじゃないもん…!!!」



ビリビリッ!!ビリッビリリリリイィィィ!!ジジッジイイイィィ!!ジリーーンッ!!!ジェリガーン!!




DQN1「ぎんもぢいぃいいいいいwwwwww」ドテッ                DQN2「うひぃひひwwww…」ドタッ

            DQN3「う”…びょおwwww」ドテン

                          DQN4「っくぁwせdrftgyふじこlp;@:」バタンキュー☆

9: 2011/04/29(金) 22:15:41.39 ID:JD1iLi7d0


美琴「…くすんっ…またやっちゃった…」

上条「…」イマジンブレイカー

美琴「え…なんで…?」


-- 翌日 --

ウィーン ピ口リー♪ピ口リー♪ アリガトウゴザイマシター

美琴(なんであの人に電撃効かなかったんだろ?)テクテク

美琴(別に効かないほうがいいんだけど…ま、まさか都市伝説通りなの…?)トボトボ

美琴(怖いよぉ…うぅ…)ビクビク

11: 2011/04/29(金) 22:17:56.79 ID:JD1iLi7d0

上条「えーっと、目印とかなにか覚えてないんですか?」

木原先生「目印かぁ!…目の前に横断歩道があった気がしたなっ!」

上条「横断歩道じゃあんまり目印とは…」



美琴「あっ!…と、都市伝説の…怖いよぉ…」ぐすん

上条「ん…?おぉ!泣き虫中学生!」

美琴「…泣き虫…じゃないもん…」ビリビリ

上条「ぉあっ!泣き止めって!漏電してるしっ!」

上条「ほらっ!アイス買ってあげるからっ!」

美琴「プリンは…?」

上条「ぷ、プリンも、もちろんいいですのことよ!(あぁ…卵を買うお金が…不幸だ…)」

美琴「えへへーぷっりっん♪ぷっりっん♪」


木原先生「私は完全に置いてけぼりのようだなっ!」

23: 2011/04/29(金) 22:24:13.28 ID:JD1iLi7d0

木山先生だったごめんね木山先生


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

上条「はぁはぁ…ふぅ…はぁ…やっと撒いたか…」

美琴「あ、あのっ!」

上条「!」

美琴「ご…ごめんなさい…私のせ…いで…ぅぅ…」

上条「もしかして泣きながら追っかけてきたのか!?」

ビクッ!

美琴「…あ、謝りたくて…ぇ…ぐすっ…お、怒らないでよぉ…うぅぅぅぅ」

上条「ちょっちょっとまて!な?怒ってないからっ!落ち着けって!」

美琴「ぅぅううう…うわーん!!!!」


ドドーン!!ババリバリッシュ!!ドギャギャアアドド!!!ビリバリドーン!!


上条「」

27: 2011/04/29(金) 22:26:34.36 ID:JD1iLi7d0


ミーンミンミンミーン ジージー ツクツクボーッシ ツクツクボーッシ

上条「うぅ…暑い…」

昨日の雷による停電せいで、俺の部屋はうだるような熱気に支配されていた

上条「さーて、天気もいーし、布団でも干そうかー!…はぁ」

ガラガラガラ

上条「」

上条「女の…子?この服シスターさんか…外国人だよな?」

???「お…お腹減った…」

上条「…も、もしもし?」

???「べ…別にあなたの作ったご飯を食べたい訳じゃないんだからねっ!勘違いしないで欲しいかもっ!」

31: 2011/04/29(金) 22:29:19.94 ID:JD1iLi7d0

上条(なんでこの子はこんなに態度がでかいんでせう…)

ぱくぱく

???「…まずいんだよっ!どうしたらこんなまずい物がつくれるのかなっ!?」ムシャムシャ

上条(そりゃあ冷蔵庫の中の全滅した野菜炒めもどきだからな…でもこの子食ってるんですけれども…)

???「ま、まぁ…このすっぱい味付けとかはちょっといいと思うけどねっ!」

???「か、勘違いしないでよね!別に感謝なんかしてないんだよっ!」ムシャムシャモリモリ

上条(げっ!すっぱいのはまずいだろ…)「む、無理して食べなくていいんだぞ?こんな男料理…」

???「!?わ、私が食べてあげるっていったら食べてあげるんだよっ!まずいけど仕方ないんだよっ!ふんっ!」モグモグ

上条「う…地獄には俺が一人で落ちるっ!」バリバリガツガツ

上条「…うっ」バタリ

???「あ…(私の食べ物…)」

32: 2011/04/29(金) 22:30:26.94 ID:JD1iLi7d0

上条「…でさ、なんでうちのベランダに干されてたわけ?」

???「ど…どうだっていいんだよっ!」(他人を巻き込みたくないんだよ…)

インデックス「それより自己紹介かもっ!私の名前はインデックス。覚えとくんだよっ!」

上条(うーん納得いかないけど…)って!どう聞いても偽名じゃねえか!」

インデックス「偽名じゃないんだよっ!禁書目録って意味で十万三千冊の魔道書を持ってるんだよ!それを追って魔術師g…あ」

上条「さーて、その魔道書、魔術師とやらを詳しく聞かせてもらおうか」


33: 2011/04/29(金) 22:32:54.55 ID:JD1iLi7d0

上条「…でさ、なんでうちのベランダに干されてたわけ?」

???「ど…どうだっていいんだよっ!」(他人を巻き込みたくないんだよ…)

インデックス「それより自己紹介かもっ!私の名前はインデックス。覚えとくんだよっ!」

上条(うーん納得いかないけど…)って!どう聞いても偽名じゃねえか!」

インデックス「偽名じゃないんだよっ!禁書目録って意味で十万三千冊の魔道書を持ってるんだよ!それを追って魔術師g…あ」

上条「さーて、その魔道書、魔術師とやらを詳しく聞かせてもらおうか」


36: 2011/04/29(金) 22:35:55.61 ID:JD1iLi7d0

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

インデックス「…というわけなんだよ」

上条「…ごめん無理だ」

インデッスクス「え?」

上条「俺もいろいろ異能の力は知ってるけど魔術は無理だ。この学園都市じゃ超能力なんてめずらしくもなんともねえからなぁ」

インデックス「超能力は信じるのに魔術は信じないっていうのかな!?」

上条「じゃあ魔術使って見せてみろよ」

インデックス「うう…見せてあげないんだよっ!べ、別に魔力がないとかそういうのじゃないんだからっ!」

上条「はぁ?それじゃ魔術なんてあるかどうかわからねえだろうが!」

インデックス「むむむ…魔術はあるんだよっ!」

40: 2011/04/29(金) 22:42:44.80 ID:JD1iLi7d0

上条「…はぁ、まぁ俺にも妙な力があるんだけど。異能の力なら電撃だろうがなんだろうが、たぶん神のご加護だって打ち消せます。はい」


インデックス「ぷぷぷwこの暑さで頭がやられちゃったのかな?かな?ww」

上条「ぐっ…むかつく…こんな電波少女に馬鹿にされるとは…」

インデックス「むぅ!電波っていったね!じゃあこの修道服!この服には魔力があるからその右手(笑)でさわってみるといいかも」

上条「上等だ!そこまでいうならやってやんよ!」

ガシッ

インデックス「…なにも起こらないけど?wそれよりその汚い手をどけるんだよっ童O君(笑)」

ビリビリ ビリッ スッポンポーン

上条「」

インデックス「」


キャァァァァアアアアアアアアアアアア

43: 2011/04/29(金) 22:47:30.56 ID:JD1iLi7d0

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

上条「さっきのは俺が悪かったよ、だかr

つビンタ パチーンッ!

インデックス「あ、あれだけのことがあったのになんで話しかけられるんだよっ!?信じられないかもっ!」

上条「あ、いやぁ…俺も大変ドギマギしてるっていうか…なんていうか…」

インデックス「貧Oで悪かったね…(ボソ」

上条「え?今なんて?」

インデックス「なんでもないんだよ!」

つビンタ パチーンッ!

上条「理不尽だ…(っ!…まてよ?俺の右手に反応したってことは、あいつが異能の力に関わってることは間違いない…)」

47: 2011/04/29(金) 22:50:56.93 ID:JD1iLi7d0

上条「あ!っそうだ補修!俺いまから学校行かなきゃなんないんだけど、お前どうする?ここに残るなら鍵渡すけど」

インデックス「ううん、でてく。(魔術師が追ってきたら巻き込んじゃうから)」タッタタタ

上条「おいっ!待てよ!」ガシッ

インデックス「!…離して。か、勘違いしないでほしいかも、私は貴方が嫌いだからでていくんだよ!」

上条「っ!ここを出てどこか行くあてあんのかよ!?…お前魔術師に追われてるっていってたよな?それが分かってて放りだせるかよ!」

インデックス「…じゃ、じゃあ私と一緒に地獄の底まで…つ、ついてきてくれる?」

上条「!!」


インデックス「…。うん、じゃあね」

上条「おいっ!なにか困ったことがあったら、またきていいからな!」

インデックス「っ!…行くかばか(…ありがとう)」

49: 2011/04/29(金) 22:58:02.64 ID:JD1iLi7d0

小萌「ちっ…補修の授業始めます。(めんどくせぇ…)」

小萌「お前等の為に、わ・ざ・わ・ざ 小テスト作って作ってきてやったです。(補修の人数が多いんだよ!)」

小萌「成績が悪かったら罰ゲームに ス・ケ・ス・ケ・ミ・ル・ミ・ル ですよ。」ニコォ

生徒(ビクビク ゾゾ-)

土御門「スケスケ見る見るって、ほ、骨が透けて見えるまで肉を削ぎ落とすゲームだったかにゃー…」ガクガク

青ピ「じゅ、10箇所見えるまで帰っちゃだめ、いう企画やな…」ブルブル

小萌「上条ちゃんはどの道、開発の単位が足りないので ス・ケ・ス・ケ・ミ・ル・ミ・ル ですよ?(いつも補修監督させられてる借りを返してやる…フフ)」ニコォ

上条「ぁ…ぁ…」

50: 2011/04/29(金) 23:01:43.94 ID:JD1iLi7d0

キーン コーン カーン コーン ガクセイノミナサンハ スミヤカニ キタクシテクダサイ

上条「す、スケスケミルミル…耐え切…った」ピクピク

美琴「…あ。」

上条「?あぁ泣きm…御坂か」

美琴「昨日は…ご、ごめんな……さいっ!?!?」

上条「うおっ!どうしたんだよいきなり大声だして!(泣き虫中学生っていってねえぞ!?)」

美琴「そ、その傷…こわいよぉ…ぐすん」ビリビリ

ビリビリーン

掃除ロボット「」シュープスプス

上条「…はぁ。朝は電波魔術師、夕方は泣きむs…超能力者ときたもんだ…」

美琴「ま…じゅつし…?」グス

掃除ロボット「メッセージ、メッセージ、攻撃性電磁波を感知。システムの異常を感知しました。」ピーポーピーポー

美琴「はわ、はわわ…」

上条「に、逃げるぞ!」フコウダー

51: 2011/04/29(金) 23:04:02.90 ID:JD1iLi7d0

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

上条「ひどい目にあった…」

掃除ロボット「ウィーンウィーン」

上条「ん?人ん家の前でなにやってるんだ?」

インデックス「」

上条「やれやれ…なんていうか不幸だ。おい、インデックスこんなところでなにやってんだよ。こんなところで寝て…」

インデックス「」血ダラー

上条「なんだ…これ…しっかりしろっ!!インデックス!!どうしたんだよ!?いったいどこのどいつにやられたんだ!?」

???「あぁ?…俺達魔術師だけど?なんか文句あんのか?あ?」

53: 2011/04/29(金) 23:08:58.61 ID:JD1iLi7d0

???「ぶっ殺せ!!イノケンティウス!!」


            ???「うふふ…かわいい坊やね。避けれるかしら?七閃―――」


???「あぜぇえええん!貴様のぉおおおおお!その右手はなんだああああああああ!?」

                 
                ???「いいですねェいいですねェ最高ですねェ!しっかり私の敵やってくれてるじゃないですかァ!」

    

科学と魔術が交差するとき…物語は始まる


とある魔術の反転世界
   
     ― fin ―





57: 2011/04/29(金) 23:16:53.59 ID:lGTJc+RU0
なよなよ御坂さんは俺得だったので満足しました

引用元: 美琴「うぅ…ガ、ガキじゃ…ぐすっ…ガキじゃないもん…!」