395: ◆f1paZe0QfUJl  2015/11/03(火) 22:13:31.41 ID:S336zXBLO




前回はこちら


 (1日後)
《鎮守府》母港

駆逐艦《漣改1.5》


鳳翔「まあ、立派になったのね」

漣(E:新艤装)「フッフッーン、生まれ変わった《漣》、いいっしょいいっしょ~」

妖精A「完全な改二とはいきませんが、《漣》よりも出力火力を向上させたスペシャルな艦です」

妖精B「設定を漣さん個人に寄せてありますので、同じ《漣》の艦娘でも動かせない一点物」

妖精C「提督さんのフェイバリット、神通さんの《神通改二》と同じ仕様。なので、こまめなメンテが大事」

妖怪B「これから毎日、提督さんに整備されようぜ」

漣「 み な ぎ っ て き た 」

間宮「……ウチは提督さんが率先して艦や艤装の手入れをするけど、他の鎮守府はどうしてるのかしら」

伊良湖「え、提督って一から兵装の開発とか建造できないとなれないんですよね?」

羽黒「えっと、そ、それはウチぐらいだと思います……たぶん」

漣「ナハハ、伊良湖さんも順調に四方山鎮守府に毒されてるよーで」

艦妖精A『給油、弾薬の補給、満タン入りました。糧食、用水他の積み込み完了したでーす』

漣「おっ、どうやら準備が完了したようですね」

鳳翔「行ってらっしゃい、気をつけてね」

間宮「提督さんたち、きっと喜びますよ!」

羽黒「ち、鎮守府の留守番は任せてくださいっ」

伊良湖「こっちのことは心配しないでください!」

漣「さっさと追いついて、パパッと片づけてきますよー」(手フリフリ




駆逐艦《漣改1.5》船橋

ウサギ『……』

漣「およ、ウサさん? 姿が見えないと思ったら、先に乗艦してたんですね」

妖精(艦)A「工廠妖精たちの餞別持って、こちらで待機してました」

妖精B「これはもう、漣さんの知るウサさんではありません」

妖精C「さあさ、艦とリンクしてみてください」

漣「??」

漣「まあ繋ぎますけど……妖精式ロ号缶、オンライン!」(ヴ゙ォン

ウサギ『……』(コォォォッ

漣「」

漣「え、なんでウサさんまで《漣》にリンクして……ってか、リンク早ァ!? 処理速度キモォッ!?」

艦妖精A「艤装の艦艇連結システムのちょっとした応用」

艦妖精B「《神通》に積んでる提督さんシステムは、駆逐艦艦娘の漣さんには負荷が大きすぎます」

艦妖精C「なので、負荷軽減のため、ウサさんに演算処理の補助をお願いした次第」

ウサギ『……』(手ピコピコ

漣「ウサさん……」(ジィン

漣「そんじゃ、まー……気合入れて行きまっしょい!」

漣「みなさん、準備はいいですね? 答えは聞いてない!」



漣「――――駆逐艦《漣》、出る!!」



※このお話は、個性的な艦娘たちと提督の鎮守府での日常をたんたんと描くだけのものです。
過度な期待はしないでください。

鎮守府での四方山話シリーズ



396: 2015/11/03(火) 22:14:59.23 ID:S336zXBLO
(同時刻)

彩雲妖精A『出撃前になに聞く? 自分はキュアリアス上海古牌、どぞー』

彩雲妖精B『メタスラBGM、どーぞ』

彩雲妖精C『怒首領蜂、どーぞ』

彩雲妖精A『なんか疎外感……』


空母《赤城》
赤城「艦載機妖精さんたち、お喋りはそこまででお願いね」

彩雲妖精ABC『了解ですー』

彩雲妖精A『敵艦隊発見、戦艦1、巡洋艦3、駆逐艦2。制空いただきですー』

彩雲妖精B『沈め……沈め!』

彩雲妖精C『不知火さんに工廠裏呼び出されても知らないですよ』

赤城「《赤城》より支援艦隊へ。制空権確保の後、攻撃開始します!」

赤城「本隊の露払い、存分に力を発揮しましょう!」


加賀『そうね、提督たちの艦隊に駆逐艦1隻近づけさせないわ』

瑞鶴『改二になんかならなくたって!』

烈風妖精『ヒィヤッハーッ!』

烈風(六○一)妖精『制空置いてけ、なあ、制空置いてけ!』


戦艦ル級「モウ無理カモシレナイ……」

重巡リ級「気合デ耐エタラナントカナル……ハズ」

駆逐イ級(flagship)「当タラナケレバドウトイウコトハ……!」



赤城「《祥鳳》《瑞鳳》は念のため待機を。ただし、いつでも艦載機を出せるようにしておいて」

赤城「《イムヤ》は敵潜水艦の警戒をお願いね」

イムヤ『了解! しばらく隠密行動に入りま~す』

祥鳳『はい!』

瑞鳳『周囲の警戒は任せて!』



吹雪『赤城さん……カッコイイ……!』

伊勢『このメリハリが赤城さんの強さの秘密ってね』

伊勢『ま、普段と有事の切り替わりがすごい人ってウチはたくさんいるけど……よし、命中』

比叡『兄様と金剛姉様のことですね! あ、私も命中しました!』

衣笠『あと漣さんでしょ、神通さんとか軽巡雷巡組の人に、青葉でしょ……とと、命中~』

満潮『ちょっとアンタたちっ、砲撃戦やりながらお喋りしてんじゃないわよ!? ……命中!』

吹伊比衣『は~い』

那智『やれやれだな』

那智「(本気で狙ったのに、私だけ外れたのは黙っておこう……)」

398: 2015/11/03(火) 22:16:05.68 ID:S336zXBLO


戦艦ル級「非ッ常ニ厳シイ~!」

重巡リ級「オ呼ビデナイ? オ呼ビデナイ……コリャマタ失礼シマシタ!」

駆逐イ級「ズコーッ!?」



軽巡洋艦《神通》
神通「敵艦隊、沈黙……轟沈を確認しました」

提督「よし。では、潜水艦に注意しつつ進撃を再開しよう」

神通「了解しました。みなさん、通信は聞こえましたか? 陣形、戦速そのままで進撃してください」

『OK! この調子でガンガン進むネー♪』
『了解!』
『わかってるって!』
『合点承知クマー!』
『ニャー!』


羅針盤妖精A「回す? 回す?」

羅針盤妖精B「待って、気持ち悪……ウブブ」

提督「羅針盤は安定せず、か」

神通「長距離通信も繋がりません……」

提督「やはり妨害されているのだろうな」

399: 2015/11/03(火) 22:20:15.28 ID:kTpNWcYJO
戦艦《金剛》
金剛「ウー、さっきから周りをウロチョロ、しつこいデース」

大和『ホントに。まるでストーカーですね、しつこい人は嫌われると思いませんか?』

蒼龍『えっと……ノーコメントで』

大鳳『お、同じく』

青葉『追っ払っても追っ払っても、どこからともなく、新手が現れますねー』



深海地獄猫艦戦A『……』(フヨフヨ

深海地獄猫艦戦B『……』

深海地獄猫艦戦C『……』



提督「あの……タコヤキ?が原因なのだろうな」

神通「し、深海棲艦風のネコだと思います。ほら、こう、耳がピョンって」(手でネコ耳

艦妖精A「(カワイイ)」

艦妖精B「(これが萌えか)」

提督「……な、なるほど」

神通「す、すみません」(テレ

提督「あ……い、いや、うむ」

提督「し、しかし、羅針盤妖精君たちを不調にするのと同時に、こちらの長距離通信を妨害する機能を兼ね備えた艦載機……しかも、あの形状で高速飛行や長時間の滞空が可能……」

提督「いいな……アレ……欲しいな」(ボソリ

神通「……提督」(ジトリ

提督「ひ、独り言だ、気にしないでくれたまえ」

艦妖怪A「提督さん提督さん、川内さんたちから通信ですー」

提督「む……」

川内『どうする、提督? あの丸っこいの落としちゃう?』

球磨『高射装置積んでる駆逐艦なら、あのくらいすぐに片づくクマー』

提督「……いや、撃墜しても次が補充されるだけだったしな」

提督「あくまで目的はこちらの進軍速度を遅めることと思われる」

提督「数が増えるようなら掃討も考えるが、今は無視だ」

球磨『う~、わかったクマー』

川内『こういう時の度胸は据わってるんだよなー』

那珂『神通ちゃんにはヘタレるのにねー♪』

提督「」

川内『ちょっ、那珂』

神通「て、提督……」(オロオロ

提督「(し、指揮の効率を考えて第1艦隊を金剛に任せて第2艦隊に乗艦したが、し、失敗だったかもしれん)」(キリキリ…

那珂『あ~あ、漣ちゃんとか金剛さんにはちょっと砕けた感じなのにな~。あんまり依怙贔屓しちゃダメなんだからね~?』(チクチク

提督「(助けて漣君、助けて……)」

400: 2015/11/03(火) 22:21:27.23 ID:p4PEWAnRO



駆逐艦《漣改1.5》

漣「――――ハッ!? ご主人様の漣に助けを求める声が聞こえる!」

艦妖精A「え、この人なに言ってるです? 電波でも受信してらっしゃる?」

艦妖精B「私のログには何もないな」

艦妖精C「さざなみんパワーでサイケデリックチェーンジ!」



漣「待っててくださいね、ご主人様~!! すぐに漣が駆けつけますからねーーーー!!」

ウサギ『……』(シュバババッ

422: 2015/11/07(土) 22:17:23.83 ID:r35E26dNO
《南方海域》サーモン海域北方

ピキ……パキン……


港湾棲姫「……各方面、艦隊ノ配置完了」

港湾棲姫「北方棲姫モ艦橋デ待機シテル」

離島棲鬼「ソウ」

港湾棲姫「パパト艦隊戦デ勝負ッテ張リ切ッテタ」

離島棲鬼「フフ、ウフフ、ズイブン待タセチャッタシネ」

離島棲鬼「ジャア、行キマショウカ」

港湾棲姫「……離島棲鬼」

離島棲鬼「ナアニ?」

港湾棲姫「北方棲姫、独リボッチニナルカモシレナイヨ」

離島棲鬼「……仕方ナイワ、私タチ『ソウイウ風ニデキテル』ンダモノ」

港湾棲姫「……」(ショボリ

離島棲鬼「……マア」

港湾棲姫「?」

離島棲鬼「子育テハ男女デヤルモノダカラ……ネ」

離島棲鬼「パパニモ面倒、見テモライマショウヨ」(ニコリ

港湾棲姫「……ウン」



北方棲姫「離島棲鬼、オッソイ! パパ、モウスグ来チャウ!」(プンスカ

離島棲鬼「ゴメンナサイネ、少シ疲レタカラ休ンデイタノ」

北方棲姫「ポ……ダ、大丈夫?」

離島棲鬼「ソンナニ心配シナクテモ大丈夫ヨ」

北方棲姫「ホポゥ~」(安堵

離島棲鬼「クスクス……」

423: 2015/11/07(土) 22:20:17.91 ID:r35E26dNO

港湾棲姫『ソロソロ…出撃スル』

駆逐棲姫『待ッタ……ズット、ズット待ッテタ』

軽巡棲鬼『艦娘……艦娘……!』

重巡ネ級『コレデ、ヤット』

中間棲姫『ノコノコト……』

空母棲姫『火ノ塊ニナッテ…沈ンデ……』


離島棲鬼「サア、準備ハイイカシラ北方棲姫?」

北方棲姫「万端! 準備ハ万端!」(ホクホゥ

北方棲姫「チャント昨日ノ夜、港湾ト持ッテイクモノチェックシタ!」

北方棲姫「オヤツハ400円分、中間ガ用意シテクレタ!」

離島棲鬼「オヤツハ300円マデノハズダケド?」

北方棲姫「ポ……」(ギクゥ

離島棲鬼「……応答シナサイ、中間棲姫」

中間棲姫『イ、イイジャナイ、100円位オーバーシタッテ』

離島棲鬼「オ菓子ヲ食ベサセ過ギナイデッテ言ッタデショウ? 提督ミタイニ甘味狂イニナッタラ、ドウ責任取ッテクレルノヨ!」

中間棲姫『』





機動要塞型空母《中間棲姫》中枢部


離島棲鬼『ダイタイ、オヤツヲ300円マデニシタノハ、コノ子ノ金銭感覚ヲ養ウタメナンダカラ、貴女ガ買イ与エタラ本末転倒トイウカ、コノ子ニダッテ食ベタイオ菓子ヲ選ブ自由ガ――――』(クドクド

中間棲姫「…………」

中間棲姫「……全艦隊、出撃セヨ!!」

オオォォォォッ…!!

離島棲鬼『チョット! マダ私ノ話ハ終ワッテナイ――――!』


ブツッ!

中間棲姫「姫化セズニ親馬鹿化シチャッテルワ、アイツ……分カラルケド」

中間棲姫「――――提督ノ艦娘ドモトヨウヤク戦エル」

中間棲姫「オ前達ノ艦娘トシテノ誇リ、存分ニ魅セテモラオウカ!!」

424: 2015/11/07(土) 22:25:27.58 ID:r35E26dNO
(深夜)
軽巡洋艦《神通》

提督「マルヒトマルマル……神通君、ここは私に任せて、君は少し休みたまえ」

神通「え……でも」

提督「他の艦隊も交代で仮眠を取り始めている」

提督「おそらく、明日には深海棲艦との交戦に入る。だから、第2艦隊旗艦君にも体力を温存しておいてもらいたいのだ」

神通「提督はどうされるのですか?」

提督「こ、ここには艦妖精君たちもいるからな。適当なところで私も仮眠させてもらうよ」

神通「そうですか……」

神通「じゃ、じゃあ、シャワーと仮眠いただいちゃいます」

提督「ああ、おやすみ」

神通「お、おやすみなさい……。あの、提督も、お休みになれる時にちゃんと休んでくださいね?」

提督「う、うむ、もちろんだとも」



提督「(あと数時間でサーモン海域北方。深海棲艦の大艦隊が待ち構えていると予測される)」

提督「(ただ勝つだけでは……ダメだ)」

提督「妖精君たち、海図と前回のレ級との海戦データを持ってきてくれ」

艦妖精A「あいさー」

艦妖精B「他の艦妖精から貰ったものがあるです」

艦妖精C「今夜は寝かさないぜ」

提督「(離島棲鬼、そして北方棲姫)」

提督「……レ級の時と同じ後悔だけは繰り返すものか」



(扉隙間)

神通「(提督、やっぱりお休みになられないんですね)」(トボトボ…

神通「ううん、落ち込んでなんていられません。いま私がやるべきなのは、しっかり休んで明日に備えること、です」

神通「(今度こそ、提督をお守りするために……!)」




機動要塞型航空戦艦《北方棲姫》機関部


レ級『――――』



トクン…




(中枢部)

北方棲姫「ポ……オネーチャン?」(・ω・= ・ω・)

離島棲鬼「ドウシタノ、北方棲姫?」

北方棲姫「……ンーン、ナンデモナイ」

離島棲鬼「ソ。マダパパノトコロニハ着カナイカラ、貴女ハ寝テテイイノヨ」

北方棲姫「ホプゥ……」(欠伸

北方棲姫「(´ω` )zzZ」(膝枕

離島棲鬼「フフ……」(ナデナデ

434: 2015/11/15(日) 01:48:29.86 ID:ZowXrfLCO
(海上)
潜水艦《伊168》

夜が明け、空に白みが増してきた。
太陽が頭を覗かせる水平線に、眩い光が広がっていく。
自身の視界にリンクさせた潜望鏡越しの光景に、イムヤは目を細めた。

「深海棲艦、距離フタサンマルマル。複数の姫級深海棲艦を旗艦に置いた連合艦隊の模様」

艦妖精の一人が読み上げた観測データに、おどけたように肩を竦める。

「うひゃあ、あっちも気合入ってるみたいね。速度は?」

「速力はざっと15、6ノット。こっちには気づいてないっぽいですー」
「しめしめ。それじゃ、私たちは作戦通りに動くよ」

ぺろりと舌で唇を湿らせ、行動の開始を宣言した。
イムヤの言葉と同時に、彼女を囲むように浮かんだ光の輪が、一際強く瞬きながら回転する。

「あいさー。潜航開始するですー」
「潜水艦《伊168》急速潜航~」

潜望鏡を引っ込めた伊168の船体が、ゴポゴポと水泡に呑み込まれるように海中へ沈んでいく。

「深度40、無音潜航に入ります」
「いいよ~、いいよ~。絶対に音を出しちゃダメだからね」
「癖だったんだ――――音を頃して泳ぐの」
「……敵艦隊、接近」
「――――」
「――――」

カリカリカリ……と水を通じて届く、深海棲艦の船の駆走音。
防音処理の施された艦内。音が漏れる心配はないと頭では分かっていたが、しかし、自然と息を頃して、イムヤたちは深海の艦隊が通り過ぎるのを待つ。
海中に潜み、深海棲艦を静かに見据える伊168の姿は、獲物を狙う深海の鮫を連想させた。

435: 2015/11/15(日) 01:49:08.24 ID:ZowXrfLCO


駆逐ニ級『SEGAナンテダッセーヨナー』

駆逐ニ級『帰ッタラPS4ヤロウゼ』

駆逐ニ級『COD! COD!』


イムヤ「…………」(ピクッ

艦妖精C「イムヤさん、どうかしたです?」

イムヤ「SEGAはダサくないもん! ちょっと時代を先取りしすぎてただけだもん!!」(地団駄

艦妖精A「しまった! この人、ゲームマニアだった!」

艦妖精B「ド、ドリキャスとか凄いですよね! 自分、シェンムー好きでした!」

艦妖精C「森川君2号は癖になるクソゲー」

イムヤ「シーマンとか面白いゲームもたくさんあったのに……CMだって何気にタッキー出演の豪華キャストだったのに、どうして……」

艦妖精A「ど、どうどう! いま気づかれたら、提督さんの作戦が台無しになっちゃうです!」

イムヤ「んぐぐ……」

艦妖精B「て、敵艦隊、通過しました」

艦妖精C「今です!」

イムヤ「SEGAのゲームは宇宙一ィィィイ!!」

艦妖精A「酸素魚雷、1番から4番まで装填、発射ァ!!」


戦艦タ級『グアアァァァァッ!?』

駆逐ニ級『戦艦タ級ゥーーーー!?』

駆逐棲姫『敵…襲?』

中間棲姫『潜水艦ヲ先行サセテイタノカ? ヤッテクレル……! 対潜部隊、陣形ヲ単横陣ニ。潜水艦ヲ炙リ出セ!!』


艦妖精B「酸素魚雷命中! 敵戦艦タ級、大破!!」

艦妖精C「対潜部隊、単横陣に展開! 回頭してきます!」

イムヤ「よぉっし! それじゃ、こっちは作戦通り釣れるだけ釣って、全速でこの海域から離脱するよー!」

イムヤ「妖精式1号甲8型エンジン、オンライン! 行ぃっけーーーー!!」

艦妖精A「あ~ばよぅ、とぉぉっつぁぁんwwww」

艦妖精B「arrivederci」

艦妖精C「さよなら三角また来て四角」


中間棲姫『逃ガスナ、追エ!!』

雷巡チ級『狐狩リノ時間ダァッ!』

駆逐棲姫『罠…カモ』

中間棲姫『念ノタメ対潜部隊ニ護衛ヲツケル。オ前ガ連レテ行ケ』

駆逐棲姫『……ショウガナイ』

436: 2015/11/15(日) 01:50:39.88 ID:ZowXrfLCO

イムヤ「どう? 釣れた!?」

艦妖精A「そこそこ釣れたっぽいですー!」

艦妖精B「雷巡2、軽巡1、駆逐3! 旗艦姫級の護衛艦隊も一緒ですー!」

イムヤ「ワォ、大漁大漁!」

艦妖精C「魚雷、来るでーす!」


雷巡チ級『爆ゼロ!』

駆逐ニ級『沈メ……!!』


艦妖精A「左舷後方より魚雷2!」

艦妖精B「魚雷、左舷通過!」


ボン……ズズンッ……!!


イムヤ「くぅ、さすがにいい耳してる!!」

艦妖精B「続いて軽巡、駆逐も魚雷発射! 真後ろですー!?」

イムヤ「チィッ……! メインタンク、ブロー! 深度20に変更!!」

艦妖精C「えぇぇっ!? でもでも、そうしたら爆雷が降ってくるですよー!」

イムヤ「フフーン、舐めないでよね!」

437: 2015/11/15(日) 01:51:19.38 ID:ZowXrfLCO



イムヤ「――――このぐらい、軍学校時代の八雲教官の訓練のほうが、ずっと苛酷だったんだから」(ハイライトOFF



艦妖精A「イ、イムヤさん?」

イムヤ「伊号潜水艦の本気、見せてあげる!! どこかに掴まってないと舌噛むよー!!」

伊168<タマ殺ったらァァァァッ!!

艦妖精B「チョオォォォオッ!?」

イムヤ「5番、6番、魚雷装填……ってぇ!!」


駆逐棲姫『……エ?』

軽巡ト級『魚雷ヲ撃ッテキタ……!』

雷巡チ級『カ、回頭シタダト!?』

駆逐棲姫『躱シテ!』

雷巡チ級『回避、回避ィ!!』

駆逐ニ級『間ニ合ワ……ウワアァァァァァッ!?』


イムヤ「よしっ、命中!! 妖精さん、この周辺の海図出して!!」

艦妖精B「あっ、あいさー!」


ホログラフィック海図<インド人を右に!


艦妖精C「あちらさんも本気を出してきた模様。深海棲艦、魚雷乱れ撃ち、爆雷も雨霰と降ってきてますー」

イムヤ「アクティブデコイ2、発射! 音響魚雷とチャフも適当にばらまいて!!」

艦妖精A「しゅ、出血大サービスすぎるです! 完成したばかりのレプリカなのに!」

イムヤ「そんなの、これ乗り切ったら提督と工廠妖精さんがいくらでも量産してくれるでしょ!!」

艦妖精B「譲ってもらったサンプルは鎮守府で厳重に保管中ですしね」


駆逐棲姫『……生意気ナ潜水艦』

雷巡チ級『絶対ニ沈メテヤル』

軽巡ト級『逃ガサナイ……!!』


イムヤ「潜舵下げ20、深度を下げながら前方の海溝沿いに突っ走るよ!」

艦妖精C「予定のポイントまでざっと40分」

イムヤ「――――さあ、着いてらっしゃい!!」(ニヤッ

438: 2015/11/15(日) 01:52:56.59 ID:ZowXrfLCO


軽巡洋艦《神通》

神通「……イムヤさん、大丈夫でしょうか」

提督「こ、困難な任務を与えたという自覚はあるよ」

提督「だが、イ、イムヤ君も我が鎮守府の一員……無事、役目を果たしてくれると信じている」

神通「そ、そうですね」


金剛『イエース、神通が心配するのもわかりますが、仲間を信じてドーンと構えておくことも大切ネ!』

大和『イムヤさんたちに負けないよう、私たちも自分のやるべきことをなしましょう』

蒼龍『こっちはこっちで大変だしねー』

熊野『大変というのも生易しいぐらい無茶苦茶ですわ』

大鳳『た、確かに、提督さんの作戦にしては……ですね』

陽炎『ねえ、司令、本当にやるの?』

不知火『なにを言っているんですか、陽炎? 司令がやると決められたのです、不知火たちは司令の期待に応えられるよう全力で戦うだけです』(ギラヌイ

陽炎『いや、そうは言ってもねー……てか、アンタ、気合入れすぎ。目ぇ血走ってて怖いんだけど』

朧『(修羅ぬいさん……なんちゃって)』

曙『しょ、勝算はあるのよね?』

提督「……向こうの司令塔である離島棲鬼に、私の常套的な戦略は通用しないだろうな」

潮『そ、そんな……』

曙『ちょっと、この土壇場でそんな不安になること言うんじゃないわよ!?』

提督「だから、今回は……今回だけは、私がやりそうにない方法を選んだのだ」

提督「真正面から、力ずくで、連中の艦隊を突き破るぞ」

青葉『石橋を造り直して渡る司令官にしては大胆な決断ですねー』

提督「や、奴には私がどういう人間か、下手をすれば私自身よりも知られているからな……。裏をかくには、それぐらいしなければならないと判断した」

神通「え」

金剛『What?』

大和『――――』(ピキッ

蒼龍『えっとぉ?』

曙『なによ、それ』(ピクッ

青葉『……あの~、司令官?』

提督「な、なんだね、青葉君」

青葉『私自身よりも知られているというのはー? その辺、ちょっと詳しく』(メモメモ

提督「む、む? いや、以前捕えられた時に……その、離島棲鬼に精神に直接尋問を、だね」(カタカタ

青葉『それってわかり易く表現すると、同人誌みたいに乱暴なことをされたということですか? ことなんですね!?』

提督「ど、同人誌? よくわからないが……まあ、苦痛ではあったか」


ブチッ


提督「……む?」

439: 2015/11/15(日) 01:54:54.01 ID:ZowXrfLCO

金剛『みんな……準備はいいデスカ?』

神通「――――元より覚悟はできています」(二水戦の眼差し

大和『そうですか、提督と大和の愛の巣である鎮守府を荒らしただけじゃなかったんですね、あの売女』(ピキピキッ

蒼龍『アハハー、そっかぁ、鎮守府に戻ってきたのに提督があんなに辛そうだったの……その深海棲艦のせいだったんだぁ』(ニッコニッコ

曙『クソ提督に漣まで傷つけて……絶対に許さないッ』

提督「み、みんな?」(オロオロ



青葉『うーん、いい感じに気合を入れなおしたみたいですねー♪』

熊野『気合というか殺気立っていますわ。っていうか青葉さん、アナタわざとやりましたわね?』

大鳳『そ、蒼龍さん、目が笑ってないわ……』

朧『まさか、こんな状況で提督が拉致された時の話を聞けるとは思わなかった』

潮『な、なにも話してくれなかったもんね』

不知火『徹底的に追い詰めてやるわ』(ガルルルッ

陽炎『だから落ち着きなさい……ああ、いや、やっぱいいや。私も、ちょびっとだけど頭に来たし、ね』



提督「(み、みんなからあり得ないほど気迫が伝わってくる)」

提督「(……これなら、勝てるかもしれない。いいや、勝つのだ、みんなで)」

提督「で、では、決戦だ。艦隊、進軍を再開するぞ!!」



『了解!!!!』

458: 2015/11/17(火) 09:48:57.66 ID:Ij/yRyltO
新連載! 『いとしのぬいぬい(仮)』

てーとくさん「…………」

しらぬいぬ「しらぬいに落ち度でも?」(尻尾フリフリ

てーとくさん「……」(ナデナデ

しらぬいぬ「~♪」



陽炎さん「それでね、軍学校の教官がさー♪」

てーとくさん「うむ、そうか、なるほど」

ギラぬい「グルルル……!」

てーとくさん「どうかしたのかね、しらぬいぬ君……?」

ギラぬい「しらぬいに落ち度でも……」(ガルル

陽炎「ありゃー、もしかしてしらぬいぬちゃんに嫌われた?」


てーとくさん「ただいま。留守番、お疲れ様」

てーとくさん「ご飯を食べたら散歩へ行こうか」

喜ぶぬい「し、しらぬいに! 落ち度でも!」(尻尾バタバタ


てーとくさん「しらぬい君、どうして陽炎君に吠えたりするのかね?」(口掴み

泣きぬい「し、しらにゅいに落ち度でも?」(尻尾マキマキ

陽炎さん「ア、アハハ、私は気にしてないから……」


泥棒「う、うわ、なんだ……犬!?」

修羅ぬい「しらぬいに、落ち度でも?」(ゴゴゴ…

てーとくさん「ただいま――――しらぬい君、下がりたまえ!!」(ドゴォッ

泥棒「あべし!?」


てーとくさん「しらぬい君、そろそろ寝る時間だよ」

寝るぬい「ぬい……」(トコトコ

てーとくさん「膝の上に頭を置かれると困るのだが」

てーとくさん「……まあ、仕方あるまい」(ナデナデ

寝るぬい「クゥ……♪」

てーとくさん:退役軍人 リサイクルショップを経営しているが、主な収入源は軍学校の艤装や機械の出張修理。無口無愛想で人付き合いは苦手だが、意外と女の人との縁はある模様。軍時代の部下(多数)と。

しらぬい:ハスキーっぽい外見の雌犬。戦艦クラスの眼光に誇りを持っている。飼い主のてーとくさんのことが大好きで、てーとくさんをお守りするのだといつも張り切っている。

陽炎さん:町の軍学校に通う艦娘候補生。艤装の整備を習いたくて、てーとくさんの店に通うようになった。しらぬいはてーとくさんと陽炎が一緒にいると「のどがグルグルします」と落ち着かなくなる。




伊勢「……ってな感じの話を考えてるんだけど、どこかに漫画描ける人いない?」

伊勢「あとタイトルなんだけど、『しらぬい!』とか『ぬいぬいと!』みたいなテンプレっぽさを出すべき? そこんとこどうなのさ、青葉」

青葉「うーん、ウチの鎮守府で漫画描ける人なんていますかねえ?」

伊勢「みんなに聞いてみるしかないかー」

青葉「ですねー」


曙「……あれ、なんの打ち合わせ?」

満潮「伊勢さん原案の漫画ですって。絵が描けないから、代わりの人をどーたらこーたら」

曙「ふうん」

463: 2015/11/19(木) 00:13:09.56 ID:Q3aDF8moO
南方海域《サーモン海域北方》東回りルート

空母機動部隊
第1艦隊旗艦:赤城 加賀 瑞鶴 吹雪 満潮
第2艦隊旗艦:球磨 北上 大井 雷 綾波 敷波


空母《赤城》

艦妖精A「彩雲妖精より打電! 進行方向に姫級空母を旗艦とする敵機動部隊発見ですー!」

艦妖精B「他空母計2隻ともなうとのこと」

赤城「……来ましたか」


加賀『こちらの動きも捕捉されているのかしら?』


赤城「さて……いずれはどこかの索敵機に見つかるでしょうし」

赤城「もう発見されているものと考えて動きましょうか」


球磨『おらー、お前ら気合入れるクマー』

北上『了~解~』

大井『頑張りましょうね、北上さん!』

雷『いっぱい頑張って司令官にいいトコ見せなきゃ!』

綾波『いーきまーすよぉ~♪』


敷波「……ホントに大丈夫なのか、この艦隊」



空母ヲ級改(flag)『……!』

空母ヲ級(flag)『ヲ……ヲ』

空母棲姫「エエ、ワカッテイルワ」

空母棲姫「(コチラカアッチ……ドチラカノ航路ヲ取ルト予測シテイタガ、支援艦隊ヲ別働隊ニシタノカ)」

空母棲姫「離島棲鬼ノ勘モ当テニナラナイ」

空母棲姫「ケド、ソンナ数デ私ニ勝テルト思ッテイルノカ……カワイイナァ」



空母棲姫「――――サア、火ノ塊トナッテ沈ンデシマエ……!」



空母《赤城》

艦妖精A「――――!」

艦妖精A「前方より敵艦載機、接近してきます! データバンクに登録のない艦載機、数……ひゃ、100を超えてます!?」


瑞鶴『な、なによそれー!?』

加賀『さすがに姫級がいると一筋縄ではいきませんね』


赤城「……みんな、落ち着いて。私たち四方山鎮守府の艦娘は、静かな海を取り戻すために練成してきました。きっと大丈夫、勝ちにいきますよ!」


瑞鶴『ハイ!』

加賀『敵空母の主力が出てくるのなら……望むところよ』


赤城「陣形、防空輪形陣に! 対空射撃、用意して!」

464: 2015/11/19(木) 00:14:17.72 ID:Q3aDF8moO


吹雪『了解!』

満潮『わかってるわ!』

加賀『もうすぐ戦闘よ。ちゃんと赤城さんと私に着いてこれる?』

瑞鶴『ふんだっ! 五航戦の実力、見せてあげるんだから!』

瑞鶴『加賀さんたちこそ、私に置いていかれないよう気をつけてよね!』

加賀『……生意気ね、さすが五航戦』(クスッ


赤城「フフッ、加賀さんったら。本当は瑞鶴のこと心配してるのに」

艦妖精C「キマシタワー?」

艦妖精B「友情や先輩後輩の絆まで百合にからめるのはNG」

赤城「(きましたわー? 百合?)」(キョトン

赤城「……百合根の茶碗蒸し、食べたいですね。鎮守府に戻ったら、提督にもお作りしましょう」(ピコーン

艦妖精A「(赤城さん、貴女は天使だ)」

艦妖精B「……私、この戦いが終わったら提督さんに料理を作ってあげるんです」

艦妖精C「やめたげてよお!」

赤城「艦載機のみなさん、用意はいい?」

赤城「――――第一次攻撃隊、発艦してください!」



艦載機妖精ズ『トゥラトゥラトゥラーーーー!!!』

465: 2015/11/19(木) 00:16:32.15 ID:Q3aDF8moO
南方海域《サーモン海域北方》西回りルート

水上打撃部隊
第1艦隊旗艦:伊勢 比叡 衣笠 那智 瑞鳳 祥鳳
第2艦隊旗艦:多摩 木曾 川内 那珂 文月 弥生


航空戦艦《伊勢》

伊勢「いやぁー、それにしても護衛艦隊を別動隊にしちゃうなんて、提督にしては大胆だよね」


比叡『ちょっと兄様らしくなかったです』


伊勢「だからこそ効果があるって判断したんでしょ」


衣笠『3つの連合艦隊でそれぞれ別ルートから進撃か……本当に大規模だよね、今回の作戦』

那智『失敗する気は元よりないが、身が引き締まるな』


伊勢「こっちは連合艦隊の指揮任されちゃって、すごく胃が痛いよ」

艦妖精A「お薬、飲むですか?」(スッ…


《提督マークの白いお薬》


伊勢「ゴメン、それだけは絶対に飲まないから」(真顔

艦妖精A「……そうですか」(シブシブ

艦妖精B「(・ε・` )」(舌打ち

艦妖精C「( ´△`)」(嘆息

伊勢「(アレ飲んだらどうなるんだろ、私)」(ゾォォ…



川内『う~! 夜戦ー、夜戦が私を呼んでるー!!』

木曾『へッ、わざわざ夜戦まで引っ張るこたねーよ』

多摩『文月、弥生はちゃんと多摩たちの指示を聞いて動くよーにニャ』

文月『司令官いじめた人、文月がみ~んなやっつけちゃうよぉ~!』(フンスフンス

弥生『弥生…怒ってます』(ムーッ

那珂『文ちゃんたち、頼もしい~♪』

多摩『多摩の言ったこと、ちゃんと聞いてたか?』

文月『ほわぁ?』

弥生『むぅ…?』

木曾『うわわ、多摩姉、押さえろって!』


伊勢「……みんな、お喋りはその辺にしといて」


瑞鳳『彩雲妖精さんから報告! 前方に敵深海棲艦の艦隊ありっ!』

祥鳳『重巡洋艦1、空母2、戦艦2、旗艦は……お、大きい……基地クラスです!』


伊勢「出たなー、深海のウルトラザウルス!」

比叡『ズルイですよね! 大戦艦級の装甲に砲戦能力、こちらの正規空母以上の艦載機運用力まで兼ね備えてるんですから!』(プンスカ

伊勢「同じコンセプトの航空戦艦としては立つ瀬がないよねえ」

伊勢「でも、ま、愚痴ったって仕方がない。自分たちにできる範囲でなんとかしてやろうか!!」

比叡『――――ハイ!!』

466: 2015/11/19(木) 00:18:19.82 ID:Q3aDF8moO


港湾棲姫「見ツケタ……。デモ、数…少ナイ?」

重巡ネ級『本命ハ別……フフ、アノ艦隊ハ捨テラレタ……ヒヒ、ドンナ気持チナノカナ、ネエ、ドンナ気持チカナ?』(ヘラヘラ

港湾棲姫「本命……ヤッパリ…北方棲姫」

港湾棲姫「片付ケテ、スグニ引キ返ス」

港湾棲姫「――――艦載機、発艦始メ」

ヲ級『ハイ』

ヲ級『了解…』




伊勢「全艦、戦闘陣形用意!! 艦載機、来るよ! 任せていい!?」

瑞鳳『まっかせて! 艦載機の運用なら正規空母にだって負けないんだから!!』

祥鳳『提督たちが開発してくれた大切な艦載機、そう簡単には墜とさせません!!』


瑞鳳祥鳳『艦載機――――全機発艦!!』


艦載機妖精A「征くぞ! まずは目障りな羽虫退治だ!!」

艦載機妖精ズ『ウオォォォォッ!!』




深海復讐艦攻A『暗イ……冷タイ……沈モウ……一緒ニ』

深海復讐艦攻B『ソウ、ミンナデ……同ジ場所ヘ』

深海復讐艦攻C『深イ深イ水底ニ……!』


艦載機妖精A「……いつまで経っても、飽きもせず同じことを」

艦載機妖精B「そんなだからお前たちは救われないんです」

艦載機妖精C「水底でふやけるのはお前たちだけにしておくです――――!!」

467: 2015/11/19(木) 00:21:50.17 ID:Q3aDF8moO
今日はこれだけ
なるべく早く締められるようにしたいと考えているので、もう少しお付き合いいただけると感謝です
戦闘は誰か視点などで地の文的なものがあった方がいいのでしょうか…

468: 2015/11/19(木) 00:27:29.97 ID:Dx5qagGco


469: 2015/11/19(木) 00:31:25.47 ID:gS2B5ELeO
乙です


次回はこちら



引用元: 【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話9