118: ◆f1paZe0QfUJl  2017/01/07(土) 01:10:00.03 ID:6jZA8afto




前回はこちら


 《艦娘たちと新年コミュニケーション》鳳翔編

提督「えー……新しい年を迎えたということで、本日はハメを外しすぎない程度に飲み食いを楽しんでもらいたい」

<カンパーイ
<クマクマニャーキソー!



(艦娘、宴会中・・・)



提督「(みんな楽しんでいるようだし、酔っ払った誰かに絡まれる前に抜け出してしまおう……そう思っただけなのだが)」

鳳翔「ヒック……ちゃんと聞いているのですか?」

提督「あ、ああ、聞いているとも」(正座

鳳翔「なら、よし。う~、でもよくありませんね」

提督「どちらなのだね……」

鳳翔「ほんとぉ~に、ずぅーっと前から言っていますが、提督はもっと積極的に艦娘の子たちに絡むべきなのですっ」(プンスカ

鳳翔「コミュニケーションを取ってもらえないって、ウチでやけ酒する子が何人いると思っているの?」

提督「ま、まことに、申し訳なく……」

鳳翔「提督も健全なおのこなのですから、甲斐性を見せるぐらいの度胸を見せていただかないと」(クドクド

鳳翔「いいですか? 男女の仲は複雑怪奇ではありますけど、その場の流れや勢いでどうとでもなることも多々あるんです」

鳳翔「鎮守府によっては、所属の艦娘全員とケッコンカッコカリして関係を持っている猛者もいるというのに、提督はまったく……まったく!」

提督「(さ、漣君……助けてくれないか漣君……)」

漣「(いいぞ鳳翔さん、もっと言ってやれ)」

提督「(頭の中に直接!?)」

鳳翔「……もうさっさと誰か押し倒してくれないかしら」(ボソ

提督「」



※このお話は、個性的な艦娘たちと提督の鎮守府での日常をたんたんと描くだけのものです。
過度な期待はしないでください。

鎮守府での四方山話シリーズ



119: 2017/01/07(土) 01:10:27.93 ID:6jZA8afto
《艦娘たちとコミュニケーション》文弥蒼と映画

(休日)
《映画館》

『ギャラクシー・ビースト』


文月「司令官~、こっちこっち~」

弥生「チケット、ここで買えます」

提督「そ、そんなに急ぐと転んでしまうぞ」

文月「おててつないでるから平気だよ~」

弥生「いそがないと…始まっちゃいます」

蒼龍「アハハ、昨日からずっと楽しみにしてたもんねー」

提督「ぬう……」


受付「お待たせしました、次のお客様~」

提督「お、大人2枚、子供2枚お願いします」

受付「ご家族ですか? それでしたら、こちらのホリデー家族割で購入されるとお得ですよ!」

提督「い、いや、違……」

文月「ぁ……」(ショボン

弥生「し、司令…官」(袖クイ

提督「――――わない、です」

文月「――――えへへ~♪」

弥生「(文月ちゃん…すごくうれしそう)」(ニコニコ



蒼龍「(うーん、文月ちゃんと弥生ちゃんのためとはいえ……私がお母さん役なんて嬉しいな!)」


《映画は四人そろって熱中した》

120: 2017/01/07(土) 01:10:56.45 ID:6jZA8afto
《北方棲姫とコミュニケーション》

1/3

北方棲姫「パパ、遊ビニ来タヨ~♪」(ピョイ~ン

提督「あ、ああ、ちゃんと大本営でいい子にしていると聞いている。安心したよ……」(ダキ

北方棲姫「ホプゥ~!!」

提督「それで、だ……北方棲姫に渡すものがある」(ゴソゴソ

北方棲姫「ナニナ~ニ?」

提督「お年玉だよ」

北方棲姫「落トシ玉……ボール投げ!? ホッポ負ケナイヨ!」(フンスッ

提督「その玉ではないよ。正月だけのお小遣い……かな」

ポチ袋<ポポポポーン!

北方棲姫「ポ~、オコヅカイ、ヤッター!」

提督「む、無駄遣いはいけないぞ? あと……これも」

ネコ艦載機<元気イイネ。ナニカイイコトアッタ?

北方棲姫「――――ポォォォッ!?」




北方棲姫「アハハハ! コッチー、コッチダヨ早ク!」(パタパタ

ネコ艦載機<フゥン、君ハ代リ映エシナイネ(フヨフヨ

神通「……北方棲姫ちゃん、すごく嬉しそうですね」

提督「漣君が回収してくれていた猫艦載機のレプリカだ。妖精君たちと一緒に研究してね、自立思考に飛行能力、GPS機能、万が一の事態に備えての迎撃機能(ゴム弾)を持たせて――――」

神通「フ、フフ、提督、北方棲姫ちゃんのこと大事にされてるんですね」

提督ケータイ『娘を大事に思うのはいいことだが、少々過保護すぎるのではないか、バディ』




文月「い~な~」(プクー

弥生「ん…」(コクコク

121: 2017/01/07(土) 01:13:16.96 ID:6jZA8afto
《北方棲姫とコミュニケーション》


北方棲姫「~♪」(ザックザック

北方棲姫「ホプ?」




川内「そんでさー、その時……」

那珂「アハハッ、そんなことあったんだー♪」

神通「ウフフッ、大変でしたね川内姉さん――――?」

北方棲姫「神通、神通! スゴイノ発見!」

神通「北方棲姫ちゃん、どうかしましたか?」

北方棲姫「見テ見テッ、オ砂遊ビシテタラ出テキタ!!」(ズイッ

ウシガエル<セメテ名刺ダケデモ

神通「ヒッ……!?」(ヘタ…

川内「ギャアアァァァァッ!!?」(脱兎

那珂「わー、カーワーイーイー♪」

北方棲姫「大キイ! コンナニ大ッキナカエル、初メテ見タ!」

那珂「だねー♪ 那珂ちゃんもこんなサイズのカエル、久しぶりに見たよ~!」

北方棲姫「スゴイ? スゴイヨネ、神通!」(ズイズイ

ウシガエル<笑顔デス

神通「ッ、ひ……ほ、北方棲姫ちゃん? い、いまの季節は、カ、カエルさんは冬眠しないとダメですからっ、ももも元の場所に戻してあげましょうね? ネッ!?」

北方棲姫「ホプ……ソウナノ?」

ウシガエル<現在、企画中デス

提督「――――す、すごい声が聞こえたが、どうかしたのかね?」

北方棲姫「アッ、パパ~! 見テ見テ、カエルサン!!」

ウシガエル<イマ、アナタハ、楽シイデスカ

提督「……戻してきなさい」

北方棲姫「ホプゥ……ハァイ」(トコトコ



提督「だ、大丈夫かね、神通君」

神通「提督、す、すみません……ンッ、んんぅ~……!」(プルプル

提督「こ、腰が抜けてしまったのだね。医務室まで運ぼう」(お姫様ダッコ

神通「う、うぅ……情けないところ、見られちゃいました」

提督「……構わないよ、私は」

神通「提督――――胸、ドキドキしてます」(ポス…

提督「う、うぬ」

122: 2017/01/07(土) 01:13:45.32 ID:6jZA8afto


川内「け、計画どーりっ!」(カタカタ

那珂「川内ちゃんカッコ悪~い♪」

川内「しょうがないじゃん!? ああいうの苦手なんだもん!」


北方棲姫「――――ア、川内、川内~!!」

川内「んー、なに~? またなんか見つけたの?」

北方棲姫「チッチャイノイッパイ見ツケタ! コッチモカワイイヨ!」(ドーゾ

川内「ん?」(手ダシ

北方棲姫「ハイッ、オスソワケ!」(ザラザラ

冬眠テントウムシ<ドシタノワサワサ

川内「」

那珂「ありゃりゃ……」

北方棲姫「ホプ?」

123: 2017/01/07(土) 01:15:08.06 ID:6jZA8afto
《艦娘たちとコミュニケーション》

鎮守府《食堂》


(提督、食事中・・・)


不知火「司令、お食事中ですか」(ヌヌヌイ

比叡「あーっ、兄様だ!」(バタバタ

文月「司令官~、司令官~♪」(トテトテ

弥生「……♪」(トコトコ

球磨「クマー、クマクマ!」(バタバタ

多摩「ニャー」(チョコン

提督「…………」(モソモソ

<ヌイ ヒエー ホワァ ン… クマー ニャーン


漣「……うーわ、動物園みたいになってますねー」

曙「ふ、ふんっ、女の子侍らせていい身分よね!」

朧「……行こうか」(カニーン

漣「行かいでか!」(ウサーン

曙「え、ちょkつ」


<漣たちも混ーぜれー!!


曙「…………」

潮「え、えっと……ド、ドンマイ!」

曙「どーせ私は動物キャラじゃないわよ、フンッ!」

170: 2017/01/22(日) 01:49:07.48 ID:NEq4NdIIo
《ケッコンカッコカリしりーず》青葉編


青葉「はぁー、いいお天気ですねー」(ポケー


提督「…………」

提督ケータイ『君の心を受信した』(カメラパシャー

青葉「へ……ああっ!? やですよぉ、ボーとしてるとこ撮っちゃ!」

提督「い、いや、なかなか絵になっていたので……つい」

青葉「も、もぉ~」

青葉「……どうせなら、一緒に写ってほしいな」

提督「わ、私もか」

青葉「ハイ! 司令官と青葉と……そして、お腹の中の赤ちゃんの三人で、ですっ♪」(ナデナデ

提督「む、むう……」


提督ケータイ『ではいくぞ』

提督「わ、私はまだ許可を出していないぞ……!」

青葉「ほらほら、司令官っ、はやくはやく!」

提督ケータイ『1+1は?』

青葉「2、です♪」(ニコ~


パシャ!!

171: 2017/01/22(日) 01:50:27.31 ID:NEq4NdIIo
《艦娘たちとコミュニケーションIF》信じて受け入れたユーちゃんが…


《大本営》

元帥「なあ、いい加減、諦めて新しい艦娘を着任させろ」

提督「し、しかし、私の鎮守府はバランスよく戦力が揃っていますので……」

元帥「そうつれないことを言うな。気性の大人しい、物静かな子を厳選しているから」

提督「か、艦種はなんなのでしょうか」

元帥「潜水艦だ。お前のところは伊168君一隻で潜水艦系の任務、できてないだろう」

提督「む、う」

元帥「実際に会ってみれば、あの子が大人しくていい子だとわかるはずだ。それにあの子は――――」

提督「あの子は……なんでしょうか」

元帥「……北方棲姫と仲良くしてくれている、あの子の親友だからな」

提督「……!? ぐう、う……うぅっ」


<knock…knock…

霧島「元帥、連れてきました」

ユー「U-511……ユーと呼んでください」

ユー「……AdmiralがホッポちゃんのPapa…ですか?」

ユー「ユーもホッポちゃんと同じ鎮守府で暮らせるホントですか?」

提督「……ぬぃ、うぐ」(コクリ

元帥「(計画通り……!)」(愉悦



(三週間後)


ろー「がるるー! 提督ーッ、ろーちゃんとも遊んでください!」(ギューッ

北方棲姫「ウワーン!? ホッポノ! ホッポノパパ盗ラナイデー!!」(ダキーッ

提督「」



漣「カラーヒヨコが凶暴なニワトリ化した感じですねー」

184: 2017/01/27(金) 15:28:28.41 ID:gr3YR/6ho
【艦娘たちとコミュニケーション】大和編

《鎮守府》執務室

大和「今日は~、ルララ~、提督の秘書艦~♪」(ガチャー

大和「提督っ、おはようございます!」

提督「あ、ああ、大和君、おはよう」

提督「来て早々、なんなのだが……次の休み、時間はあるかね?」

大和「――――は?」



(提督休日)

大和「…………」

提督「実は鳳翔君に美術館のチケットを貰ってな」

提督「美術館だけというのもどうかと思うので、ど、どこかで時間を潰して、昼食を取ってから行こうか」

大和「あ、はい」


(提督&大和、ウインドウショッピング中・・・)


提督「店に入るのは厳しいが、外から見る分には私でも可能だ」

大和「そうですね」


(提督&大和、瀟洒なカフェで昼食中・・・)


提督「こ、ここのデザートは……球磨君のものに匹敵する味だ……!」

大和「……て、提督がそこまで仰るなんてスゴイですねっ」

大和「(変ね、味がしないです……)」(モキュモキュ


(提督&大和、美術館巡り中・・・)


提督「見ているだけで心洗われるような絵がたくさんあるな」

大和「はい……ところで、あのぅ、提督?」

提督「む、な、なんだね? やはり今日は用事があったのかね?」

大和「いえっ、いいえ! 提督のお誘いとあらば、大和、艦隊決戦さえすっぽかしてご覧に入れます!」

提督「それはやめてほしいのだが」

大和「も、ものの例えですっ。提督、大和がそんな非常識な女に見えるのですか?」

提督「…………いいや?」

大和「むぅ、なんだか納得いきませんけど置いておきます」

大和「……どうして急に大和を誘ってくれたのですか?」

提督「ど、どうしてと聞かれてると困るのだが、その、前に言っていたことを思い出してな」

提督「……風景画、好きなのだろう?」

大和「」

提督「や、大和君?」

185: 2017/01/27(金) 15:29:18.93 ID:gr3YR/6ho


《艦娘用宿舎》

大和「……は、はぁうあぁぁぁ、はわぁぁぁぁッ!!」(ジタゴロバタジタッ


那智「演習から戻ったら、大和が奇声を上げて悶え転げているんだが」

青葉「あー、たぶん司令官に遊びに誘ってもらえたのが夢じゃないって、やっと頭が理解したんですねー」

衣笠「……あっちからアプローチかけてあげたら、あんなにおとなし……可愛くなるんだね」

熊野「攻められると弱いなんて、案外ウブですのね?」

青葉「とりあえずチェキです!」

那智「ぶふっ……おい、や、やめてやれよ」


大和「あ、あなたたち、さっきから黙ってたら言いたい放題~!」

重巡ズ+航巡1『ひゃぁ↓ああ↑!?』


【この後、無茶苦茶入渠した】

186: 2017/01/27(金) 15:30:20.45 ID:gr3YR/6ho
【艦娘たちがコミュニケーション】神通とホッポ

《鎮守府》執務室


提督「で、では、私は少し出かけてくるので、留守番をよろしく頼む」

神通「はい、お任せください。提督、その、お気をつけて」

提督「たいした用事ではないから、心配しなくて大丈夫だよ」

北方棲姫「パパ~、イッテラッシャイ!」

提督「う、うむ。ちゃんと神通君の言うことを聞くのだよ」



神通「提督、行っちゃいましたね」

北方棲姫「ホプゥ……」(ションボリ

神通「すぐに帰ってきてくれますよ。こっちへどうぞ、北方棲姫ちゃん。ご本、一緒に読みましょう?」(膝ポンポン

北方棲姫「ン!」(ヨジ…ヨジ

神通「むかーし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんが――――」

北方棲姫「フムフム、続ケタマエ!」(キャッキャッ

神通「(どういうことでしょう……心がポカポカしてきちゃいました)」(ナデナデ

187: 2017/01/27(金) 15:33:39.06 ID:gr3YR/6ho
【艦娘たちとコミュニケーション】金剛編

《鎮守府》提督自宅


金剛「ン~~~~」(ゴロゴロ

金剛『訳:なに読んでるの~?』(ダルーン

提督『訳:も、もたれかかるな……こういう本だ』


素朴なグルメ<腹が…減った


金剛『訳:フーン』(ゴロゴロ

提督「(なんのために聞いたのだ……)」

金剛『訳:面白かったら後で貸してもらうし。それとも……一緒に読む?』(ギュゥ…

提督『訳:グッ、心を読むな……! 読みづらいし、この体勢は苦しいからやめてくれ……』

金剛『訳:エヘヘ~♪ あっ、これ美味しそうじゃない?』

提督『訳:む? ふむ、たしかに』

金剛『訳:フーム、これなら冷蔵庫にある食材だけで作れるわね。よっし、お昼はそれにしちゃおっか!』

提督『訳:なぜウチの冷蔵庫の中身を把握しているのだ……。勝手に決めるなと言っても効果はないだろうし、ご相伴にあずかるとしよう』

金剛『訳:りょーかい! 待ってて、ちゃちゃっと作ってあげるから!』

提督『訳:う、うむ。では私は皿でも並べるとしよう』

金剛「お願しマース! フンフフンフ~♪♪」



妖精A「なあ知ってるかです? あの二人、アレでも付き合ってないらしいですー」

妖精B「よっぽどの障害やトラブルでもなければ、このまま流れでゴールイン」

妖精C「それはどうかな? と恋愛決闘者たちの乱入待ったなし」

188: 2017/01/27(金) 15:34:27.31 ID:gr3YR/6ho
(大和の気負いをなくしてみた)


大和「提督、お茶を淹れてきました。少しご休憩なさってはいかがです?」


大和「あら? 提督、服のボタンが取れそう。大和にお任せください!」(針シャキーン


大和「て・い・と・く! 今日は大和、お弁当作ってきたの。たくさんあるので……よろしければ一緒に食べていただけませんか?」


大和「今日も一日、お仕事お疲れ様でした! 戸締りするので、提督はお先にどうぞ!」

大和「……えっと、もしお時間あるなら、これから鳳翔さんのお店で一杯いかがですか? な~んて♪」



漣「チェンジ」

大和「ど、どうしてですか!?」

漣「あー、ウチの大和さんはもっとこー、超がつくほど駄級な感じでないよ、ねえ?」

大和「ひ、ひどくないですか!? コレでも大和、超弩級戦艦の適正を持つ数少ない艦娘なのに!!」(プンスカ

漣「(っべー、マジやっべー……思い付きで普通な感じに演技してもらいましたが、こっちの方向でやられたら勝てるわけねーでしょ、常識的に考えて!!)」

191: 2017/01/27(金) 17:31:49.54 ID:gr3YR/6ho
【ケッコンカッコカリしりーず】球磨編


球磨「提督ー! 夜ご飯できたクマー♪」

旅館レベルの晩ご飯<喰らえッッ 飽くまで食らえッッ 飽き果てるまで食らえッッ

提督「豪勢だな……。球磨君のお陰で食も太くなってきたが、朝昼晩とこのレベルを用意するのは手間ではないのかね」

球磨「フフ~ン、ゆーしゅーな球磨の手にかかればお茶の子さいさいだクマー」

提督「しかし、毎日こう美味しいものを食べさせてもらうと太ってしまいそうだ」

球磨「フッフッフ、食べ頃になったら球磨が美味しくいただいちゃうクマ!」

提督「太ったら食べられてしまうのか……なら、仕事と鍛錬を頑張って体型を維持しないとな」(ニコリ

球磨「……!!」(ゴクリ

提督「く、球磨君?」

球磨「――――ていうか、もう我慢の限界だ」

提督「ぬ?」

球磨「提督が悪いんだぞ、そんな無防備に笑うようになって……」(ゴソゴソ

提督「球磨君、口調が……それより、なぜテーブルの下に? 食事中だぞ……」

球磨「球磨はこっちをいただきまーす……クマ!」(ガバーッ

提督「なあ!?」


<ムー、暴れたら怪我しちゃうクマー?
<やめたまえ……やめたまえ……!
<逃がさないクマー♪


<追撃戦に移るクマー!
<ヤメ…



球磨「ンフフフー、イイ感じだクマ~♪」(ツヤツヤ

提督「(夜戦へ持っていく力が……モンキーボードレベルで高すぎる)」(キラキラ

192: 2017/01/27(金) 17:32:43.58 ID:gr3YR/6ho
【ケッコンカッコカリしりーず】多摩編


多摩「提督……夜這いに来たニャ」(モゾリ

提督「ぬおっ!?」

多摩「……いい?」

提督「ふ、二日前に、その、同じことをしにきたと思うのだが」

多摩「……人間、万年発情期だから」

提督「に、人間に発情期はないよ」

多摩「じゃあ、多摩がネコみたいにニャンニャン鳴かされるから問題なしニャ」(ニンヤリ

提督「ムグー!?」





(翌朝)

提督「……多摩君、そろそろ起きたまえ」(ユサユサ

多摩「ンンムー……ニャア!」(グイッ

提督「ぬお!?」

多摩「……今日は、お休みだからずっとダラダラするニャ」(ギュウ

提督「ッ……シャワーだけでも浴びさせてもらえないだろうか」

多摩「……多摩も一緒に洗ってくれる?」(ヒシ

提督「(ズ、ズブズブに沈んでしまいそうだ……)」

193: 2017/01/27(金) 17:45:29.32 ID:gr3YR/6ho
今日はここまで
次は比叡もすなる妹といふものをネタ

201: 2017/01/29(日) 00:06:12.73 ID:Azjuz3fO0
乙でございます

202: 2017/01/29(日) 00:47:44.95 ID:mno7jqjO0
乙乙


次回はこちら



引用元: 鎮守府の四方山話