520: ◆f1paZe0QfUJl 2017/06/02(金) 22:11:33.05 ID:UT+d42B/o
前回はこちら
《艦娘は妊娠しました》金剛編
《鎮守府》執務室
金剛(当日秘書艦)「ルンルルンルル~♪」
金剛(読書なう)「なるほど、なるほどー……へー……!」
提督「…………」(カリカリカリカリ
金剛「ンフフ、鋼太郎ー」
提督「……なんだね」
金剛「なんでもないデース。呼んでみただけネー!」
提督「……ハァ」(カリカリカリカリ
金剛「ム……」
金剛『訳:なによ、しけた面して』
提督『訳:朝からずっと側ではしゃがれたらそうもなるだろう』
金剛『訳:あなただって無関係じゃないんだから、ちゃんと仕事終わったら一緒に読むのよ!』
提督『訳:ああ、わかった……わかったから大きな声はやめてほしい』
金剛『訳:なによ、そんなに面倒そうな顔しなくていいじゃない……』(ショボリ
提督『訳:そういうわけではないが……』
提督『訳:金剛……朝からずっと母子手帳を読んでいるが、あ、飽きないのか?』
金剛『訳:フフン、バカね。これからのために必要なテキストよ? 飽きるわけないじゃない』
金剛『訳:ねー?』(お腹サスサス
提督「ぬ、ぬうう」
提督「(どうしてこうなった……)」
《鎮守府》執務室
金剛(当日秘書艦)「ルンルルンルル~♪」
金剛(読書なう)「なるほど、なるほどー……へー……!」
提督「…………」(カリカリカリカリ
金剛「ンフフ、鋼太郎ー」
提督「……なんだね」
金剛「なんでもないデース。呼んでみただけネー!」
提督「……ハァ」(カリカリカリカリ
金剛「ム……」
金剛『訳:なによ、しけた面して』
提督『訳:朝からずっと側ではしゃがれたらそうもなるだろう』
金剛『訳:あなただって無関係じゃないんだから、ちゃんと仕事終わったら一緒に読むのよ!』
提督『訳:ああ、わかった……わかったから大きな声はやめてほしい』
金剛『訳:なによ、そんなに面倒そうな顔しなくていいじゃない……』(ショボリ
提督『訳:そういうわけではないが……』
提督『訳:金剛……朝からずっと母子手帳を読んでいるが、あ、飽きないのか?』
金剛『訳:フフン、バカね。これからのために必要なテキストよ? 飽きるわけないじゃない』
金剛『訳:ねー?』(お腹サスサス
提督「ぬ、ぬうう」
提督「(どうしてこうなった……)」
521: 2017/06/02(金) 22:17:37.42 ID:UT+d42B/o
(回想)
《鎮守府》提督宅
金剛「アハハハ! ただいまデース!」
提督「こ、ここは君の家ではない。夜中なのだから、あまり大きな声は出さないでくれ」
金剛『訳:むー……ノリ悪いー……』
提督「と、とりあえずここに横になりたまえ」
金剛『訳:ハーイ…………ンフフ、ベッド、鋼太郎の匂い~』
提督「ぐ……す、すぐに水を持ってくるからおとなしくしててくれ、頼むから……」
(提督、水汲み中・・・)
提督「待たせた。飲めるか……?」
金剛『訳:ン……飲ませて』
提督「自分で飲みたまえよ……」(ノマセノマセ
金剛『訳:ぷはー……なんだかんだ言って、ちゃんとやってくれるから好きよー、愛してるわー鋼太郎~』(グイッ
提督「ぬおおっ!?」
金剛『訳:フフフ、捕まえたー。油断大敵よー』
提督「わ、悪ふざけはやめたまえ……!」
金剛『訳:……ホントに悪ふざけだと思ってる?』
提督『訳:な、なに?』
金剛『訳:前からずぅっっっと言おうと思ってたけど、私が悪ふざけ程度で男の人と一緒にベッドで寝るような女に見えるの?』
提督「ぬ……そ、それ、は……」
金剛『訳:ねえ、鋼太郎』
提督「な、なんだ?」
金剛「……ずっと、このまま友達なのは嫌」
提督「こ、金剛……」
金剛「私じゃダメ、デスカ?」(ポロポロ…
提督「~~~~ッ」
提督「(――あんなの、突き放せるわけがないだろう)」
提督「……お茶を淹れてくるからおとなしく座っててくれ」
金剛「ハーイ♪ よかったですネー、パパはとっても優しいですよ~」(お腹サスサス
提督「(ズルイな、金剛は……本当に)」
比叡「(惚れた弱みですね、わかりますとも兄様!)」(お姉様見守り隊
不知火「(司令のお子様……う、生まれたら不知火が命に代えてもお守りします!)」(司令見守り隊
《鎮守府》提督宅
金剛「アハハハ! ただいまデース!」
提督「こ、ここは君の家ではない。夜中なのだから、あまり大きな声は出さないでくれ」
金剛『訳:むー……ノリ悪いー……』
提督「と、とりあえずここに横になりたまえ」
金剛『訳:ハーイ…………ンフフ、ベッド、鋼太郎の匂い~』
提督「ぐ……す、すぐに水を持ってくるからおとなしくしててくれ、頼むから……」
(提督、水汲み中・・・)
提督「待たせた。飲めるか……?」
金剛『訳:ン……飲ませて』
提督「自分で飲みたまえよ……」(ノマセノマセ
金剛『訳:ぷはー……なんだかんだ言って、ちゃんとやってくれるから好きよー、愛してるわー鋼太郎~』(グイッ
提督「ぬおおっ!?」
金剛『訳:フフフ、捕まえたー。油断大敵よー』
提督「わ、悪ふざけはやめたまえ……!」
金剛『訳:……ホントに悪ふざけだと思ってる?』
提督『訳:な、なに?』
金剛『訳:前からずぅっっっと言おうと思ってたけど、私が悪ふざけ程度で男の人と一緒にベッドで寝るような女に見えるの?』
提督「ぬ……そ、それ、は……」
金剛『訳:ねえ、鋼太郎』
提督「な、なんだ?」
金剛「……ずっと、このまま友達なのは嫌」
提督「こ、金剛……」
金剛「私じゃダメ、デスカ?」(ポロポロ…
提督「~~~~ッ」
提督「(――あんなの、突き放せるわけがないだろう)」
提督「……お茶を淹れてくるからおとなしく座っててくれ」
金剛「ハーイ♪ よかったですネー、パパはとっても優しいですよ~」(お腹サスサス
提督「(ズルイな、金剛は……本当に)」
比叡「(惚れた弱みですね、わかりますとも兄様!)」(お姉様見守り隊
不知火「(司令のお子様……う、生まれたら不知火が命に代えてもお守りします!)」(司令見守り隊
523: 2017/06/02(金) 22:36:54.39 ID:UT+d42B/o
《艦娘たちは妊娠しました》神通編
《鎮守府》
北方棲姫(以下ほっぽ)「ポッポッポ~、ネコポッポ~」
ネコ艦載機<フゥン、ソンナニ走ルト怪我スルヨ
ほっぽ「アハハ! 神通、神通モハヤク!」
神通「北方棲姫ちゃん、ちゃんと前を向いて走らないと…………ぅ!?」
神通「ゲホッ……ごほっ……!!」
ほっぽ「ホプ? ド、ドシタノ神通? 気分悪イ?」
神通「よ、汚れちゃうからこっちに来ちゃダメ――――っ、うえ……!」
ほっぽ「ネ、ネコ、パパ呼ンデキテ! 神通氏ンジャウ!」
ネコ艦載機<了解
《鎮守府》医務室
那珂「神通ちゃんが倒れたってホント!?」
提督「お、落ち着きたまえ。体調を崩したので医務室で休んでもらっているだけだよ」
川内「なんだ、よかったー」
那珂「そっか……ほっぽちゃんが泣きながら伝えに来たから、那珂ちゃんてっきり」
神通「ゴメンね、那珂ちゃん。少し具合が悪くて、も、戻しちゃっただけだから……」(モジモジ
那珂「……ん?」
提督「お、お医者様も問題ないとは言っていたが、しばらくここで休んでいきなさい」(手握り
神通「は、はい、そうですね」(ニコ…
那珂「……んん?」
提督「な、なんダネ、那珂君?」
神通「な、那珂ちゃん? ナ、ナンデスカ?」
那珂「…………ははぁん?」
川内「どったの那珂? 変な顔して」
那珂「イヤイヤ、うんうん、そっかそっか~」
那珂「そういえば~、ずっと前、ほっぽちゃんがお姉ちゃんになりたいって言ってたよね~☆」
提督「」
神通「」
那珂「――――で、いつやったの?」(ニッコニッコニー
神通(フトンカブリ)「し、知りません!!」
提督「(い、いつできた子だろうか……)」(指折り数え
川内「(やった……ああ、ヤったって意味か……ふーん、提督と神通もヤることヤってたんだ)」(感心
ほっぽ「…………ソ~?」(コソコソ
川内「あー、ほっぽは私とあっちで遊ぼうかー。もうちょっとしたら、神通と提督も解放されるから」
ほっぽ「ウン? ワカッター」
《鎮守府》
北方棲姫(以下ほっぽ)「ポッポッポ~、ネコポッポ~」
ネコ艦載機<フゥン、ソンナニ走ルト怪我スルヨ
ほっぽ「アハハ! 神通、神通モハヤク!」
神通「北方棲姫ちゃん、ちゃんと前を向いて走らないと…………ぅ!?」
神通「ゲホッ……ごほっ……!!」
ほっぽ「ホプ? ド、ドシタノ神通? 気分悪イ?」
神通「よ、汚れちゃうからこっちに来ちゃダメ――――っ、うえ……!」
ほっぽ「ネ、ネコ、パパ呼ンデキテ! 神通氏ンジャウ!」
ネコ艦載機<了解
《鎮守府》医務室
那珂「神通ちゃんが倒れたってホント!?」
提督「お、落ち着きたまえ。体調を崩したので医務室で休んでもらっているだけだよ」
川内「なんだ、よかったー」
那珂「そっか……ほっぽちゃんが泣きながら伝えに来たから、那珂ちゃんてっきり」
神通「ゴメンね、那珂ちゃん。少し具合が悪くて、も、戻しちゃっただけだから……」(モジモジ
那珂「……ん?」
提督「お、お医者様も問題ないとは言っていたが、しばらくここで休んでいきなさい」(手握り
神通「は、はい、そうですね」(ニコ…
那珂「……んん?」
提督「な、なんダネ、那珂君?」
神通「な、那珂ちゃん? ナ、ナンデスカ?」
那珂「…………ははぁん?」
川内「どったの那珂? 変な顔して」
那珂「イヤイヤ、うんうん、そっかそっか~」
那珂「そういえば~、ずっと前、ほっぽちゃんがお姉ちゃんになりたいって言ってたよね~☆」
提督「」
神通「」
那珂「――――で、いつやったの?」(ニッコニッコニー
神通(フトンカブリ)「し、知りません!!」
提督「(い、いつできた子だろうか……)」(指折り数え
川内「(やった……ああ、ヤったって意味か……ふーん、提督と神通もヤることヤってたんだ)」(感心
ほっぽ「…………ソ~?」(コソコソ
川内「あー、ほっぽは私とあっちで遊ぼうかー。もうちょっとしたら、神通と提督も解放されるから」
ほっぽ「ウン? ワカッター」
524: 2017/06/03(土) 00:08:26.30 ID:HkMh8f2So
《艦娘は妊娠しました》大和編
《鎮守府》執務室
大和「て・い・と・く~!!」(バーンッ
提督「!?」(ビクッ
大和「提督、やりました! 大和、ついにやり遂げました!!」
提督「や、やり遂げたというのはは何をだね?」
大和「フフフ、少し恥ずかしいのですが、コレです!」(ジャーン
妊娠検査薬<Congratulation! おめでとう……! お目出度おめでとう……!
提督「ブフッ……!!」
大和「大和、ついにママです! ああ、ああ、大和、感激です! たくさん、たくさん提督に頂いた愛の結晶がついに……!!」(フンスフンス
提督「お、落ち着きたまえ、いろいろな意味で……。その、そういう事情ならなおさら……お、お腹の子に響いてしまうぞ」
大和「ハッ、そ、そうでした。大和としたことが、喜びのあまりつい……」
提督「と、とりあえず座りたまえ」
大和「はい!」(チョコン
提督「……その、平気かね? 気分が悪いなどは? ああ、お茶を飲むかね?」(オロオロ
大和「ご心配なく、大和は元気ですから! ただ、心配なことが一つあって……」
提督「な、なんだね?」
大和「その……赤ちゃんを産むと『母親』になってしまって、異性として見てもらえなくなると聞いて……」
大和「提督……子供を産んでからも大和のこと、ちゃんと女として愛してくれますか?」(上目遣い
提督「ン、うむ……それは……も、もちろん努力する、よ」
大和「~~~~~♪」(ゴロゴロゴロッ
提督「ゆ、床を転がるのはやめたまえ……」
《鎮守府》執務室
大和「て・い・と・く~!!」(バーンッ
提督「!?」(ビクッ
大和「提督、やりました! 大和、ついにやり遂げました!!」
提督「や、やり遂げたというのはは何をだね?」
大和「フフフ、少し恥ずかしいのですが、コレです!」(ジャーン
妊娠検査薬<Congratulation! おめでとう……! お目出度おめでとう……!
提督「ブフッ……!!」
大和「大和、ついにママです! ああ、ああ、大和、感激です! たくさん、たくさん提督に頂いた愛の結晶がついに……!!」(フンスフンス
提督「お、落ち着きたまえ、いろいろな意味で……。その、そういう事情ならなおさら……お、お腹の子に響いてしまうぞ」
大和「ハッ、そ、そうでした。大和としたことが、喜びのあまりつい……」
提督「と、とりあえず座りたまえ」
大和「はい!」(チョコン
提督「……その、平気かね? 気分が悪いなどは? ああ、お茶を飲むかね?」(オロオロ
大和「ご心配なく、大和は元気ですから! ただ、心配なことが一つあって……」
提督「な、なんだね?」
大和「その……赤ちゃんを産むと『母親』になってしまって、異性として見てもらえなくなると聞いて……」
大和「提督……子供を産んでからも大和のこと、ちゃんと女として愛してくれますか?」(上目遣い
提督「ン、うむ……それは……も、もちろん努力する、よ」
大和「~~~~~♪」(ゴロゴロゴロッ
提督「ゆ、床を転がるのはやめたまえ……」
527: 2017/06/03(土) 01:54:09.19 ID:HkMh8f2So
《艦娘は妊娠しました》蒼龍編
《居酒屋》
飛龍「それじゃ、お疲れ~!」(ビール
蒼龍「お疲れ~!」(烏龍茶
飛龍「ンクッ、ンクッ……プハァー!! やっぱり休みの夜はこれだよね!」
蒼龍「んー、烏龍茶も美味しいけど……いいなあ」
飛龍「おっとぉ、そうでした。蒼龍さんはしばらくお酒は禁止だったね」
蒼龍「んもう、わかってて言ってるでしょ」
飛龍「アハハ、そっちの提督さんとくっつくまでさんざん愚痴とか惚気を聞かされたしね。ちょっとぐらいは笑って流して」
蒼龍「ええ~、そんなに話したっけ?」
飛龍「息をするように」
蒼龍「息をするように……」
飛龍「うん」
蒼龍「……すみませーん、彼女に生もう一杯!」
店員<イヨッロコンデェェ!!
飛龍「おっと、悪いね催促したみたいで」
蒼龍「うう、なんかすごく恥ずかしい」
飛龍「……恥ずかしいついでにさ、ちょっと教えてよ。お腹の子、いま何ヶ月なの?」
蒼龍「え、ええ~? えへへ、いま四ヶ月過ぎてかなり落ち着いてきたところ~♪」
飛龍「あー、悪阻とかきつい人はかなりきついって聞くよね」
蒼龍「私はそこまでじゃなかったみたいだけど、細かくご飯食べたりとかちょっと面倒だったかなー。好きだったのに匂いもダメって食べ物もあったし」
飛龍「へーへーへー」(ピポピポピポ
注文ボタン<木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!
店員<オマッタセシマァシタァァァァ!! ゴ注文ナンデッショウカァァァッ!
飛龍「えっと~、このお漬物盛り合わせとこっちのサラダお願いします! 蒼龍は?」
蒼龍「え? そうねー、それじゃ長い物梅肉和え」
飛龍「おー、やっぱり酸っぱいもの食べたくなった系?」
蒼龍「いやいや、前からこういうの好きだったじゃない」
飛龍「それもそっか。それじゃひとまずこれで」
店員<ショッショオマチクダサァァァァッ!!
飛龍「――――さて」
蒼龍「?」
飛龍「四ヶ月前っていうとあれだよねー」(ニヤニヤ
蒼龍「な、なに?」(キョドキョド
飛龍「べーつーにー? ちょーど航空会社さんのキャンペーンガールでCAさんの服貰ったたなーって」
飛龍「まさかまさか~、軍学校でも真面目で通ってた蒼龍さんがそんなこと、ねえ?」(ニーヤニヤ
蒼龍「~~~~!!」
《居酒屋》
飛龍「それじゃ、お疲れ~!」(ビール
蒼龍「お疲れ~!」(烏龍茶
飛龍「ンクッ、ンクッ……プハァー!! やっぱり休みの夜はこれだよね!」
蒼龍「んー、烏龍茶も美味しいけど……いいなあ」
飛龍「おっとぉ、そうでした。蒼龍さんはしばらくお酒は禁止だったね」
蒼龍「んもう、わかってて言ってるでしょ」
飛龍「アハハ、そっちの提督さんとくっつくまでさんざん愚痴とか惚気を聞かされたしね。ちょっとぐらいは笑って流して」
蒼龍「ええ~、そんなに話したっけ?」
飛龍「息をするように」
蒼龍「息をするように……」
飛龍「うん」
蒼龍「……すみませーん、彼女に生もう一杯!」
店員<イヨッロコンデェェ!!
飛龍「おっと、悪いね催促したみたいで」
蒼龍「うう、なんかすごく恥ずかしい」
飛龍「……恥ずかしいついでにさ、ちょっと教えてよ。お腹の子、いま何ヶ月なの?」
蒼龍「え、ええ~? えへへ、いま四ヶ月過ぎてかなり落ち着いてきたところ~♪」
飛龍「あー、悪阻とかきつい人はかなりきついって聞くよね」
蒼龍「私はそこまでじゃなかったみたいだけど、細かくご飯食べたりとかちょっと面倒だったかなー。好きだったのに匂いもダメって食べ物もあったし」
飛龍「へーへーへー」(ピポピポピポ
注文ボタン<木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!
店員<オマッタセシマァシタァァァァ!! ゴ注文ナンデッショウカァァァッ!
飛龍「えっと~、このお漬物盛り合わせとこっちのサラダお願いします! 蒼龍は?」
蒼龍「え? そうねー、それじゃ長い物梅肉和え」
飛龍「おー、やっぱり酸っぱいもの食べたくなった系?」
蒼龍「いやいや、前からこういうの好きだったじゃない」
飛龍「それもそっか。それじゃひとまずこれで」
店員<ショッショオマチクダサァァァァッ!!
飛龍「――――さて」
蒼龍「?」
飛龍「四ヶ月前っていうとあれだよねー」(ニヤニヤ
蒼龍「な、なに?」(キョドキョド
飛龍「べーつーにー? ちょーど航空会社さんのキャンペーンガールでCAさんの服貰ったたなーって」
飛龍「まさかまさか~、軍学校でも真面目で通ってた蒼龍さんがそんなこと、ねえ?」(ニーヤニヤ
蒼龍「~~~~!!」
528: 2017/06/03(土) 01:55:07.98 ID:HkMh8f2So
(回想)
蒼龍(CAコス)「アテンションプリ~ズ♪」
提督「……な、なにをしているのだね」
蒼龍「え? キャンペーンのお手伝いで貰った服を着たら提督も喜んでくれるかなーって」
蒼龍「どうどう? 普段は弓道着だからグッと来ます?」(ダッチューノ
提督「……そ、そういう挑発的なポーズはやめてくれないだろうか」
蒼龍「そんなことしてないですよー。そういう風に感じるの……提督も溜まってるからじゃな・い・で・す・か?」(囁き
提督「っ、う……」
蒼龍「アハ♪ お客様~、そんなに『シート』を立てたら窮屈ですよー。お手伝い、っいたしましょうか?」(サワサワ…
提督「や、やめたまえ……こんな時間に……!」
蒼龍「大丈夫、ここは機内……お客様は提督だけ……」
蒼龍「お客様にサービスするのはCAさんのお仕事だから、ね?」(ヒソヒソ
蒼龍「文月ちゃんと弥生ちゃんも今日は遠征中。さ、お客様ァ……ビーフorチキンor――――」
蒼龍「――――」(顔覆い
飛龍「……まあ、しょうがないよ……ですよ。ただでさえ娘二人からのスタートですし? たまにはこう、羽目外したくなる……なりますよねー」(目逸らし
蒼龍「ち、違うの、敬語やめて! 聞いて飛龍、たまたま! たまたまだから! コンビニの雑誌コーナーで見かけたえOちな本の表紙がスチュワーデスさんで、男の人はそういうシチュエーション大好きだって書いてて……!」
飛龍「コラコラ、あんま興奮しない。お腹のお赤ちゃんがビックリしちゃうよ」
蒼龍「うううぅ……」
飛龍「ま、なんにせよおめでとう! 元気な赤ちゃん産んで、そしたら祝杯あげよ!」
蒼龍「飛龍――――うん!!」
蒼龍(CAコス)「アテンションプリ~ズ♪」
提督「……な、なにをしているのだね」
蒼龍「え? キャンペーンのお手伝いで貰った服を着たら提督も喜んでくれるかなーって」
蒼龍「どうどう? 普段は弓道着だからグッと来ます?」(ダッチューノ
提督「……そ、そういう挑発的なポーズはやめてくれないだろうか」
蒼龍「そんなことしてないですよー。そういう風に感じるの……提督も溜まってるからじゃな・い・で・す・か?」(囁き
提督「っ、う……」
蒼龍「アハ♪ お客様~、そんなに『シート』を立てたら窮屈ですよー。お手伝い、っいたしましょうか?」(サワサワ…
提督「や、やめたまえ……こんな時間に……!」
蒼龍「大丈夫、ここは機内……お客様は提督だけ……」
蒼龍「お客様にサービスするのはCAさんのお仕事だから、ね?」(ヒソヒソ
蒼龍「文月ちゃんと弥生ちゃんも今日は遠征中。さ、お客様ァ……ビーフorチキンor――――」
蒼龍「――――」(顔覆い
飛龍「……まあ、しょうがないよ……ですよ。ただでさえ娘二人からのスタートですし? たまにはこう、羽目外したくなる……なりますよねー」(目逸らし
蒼龍「ち、違うの、敬語やめて! 聞いて飛龍、たまたま! たまたまだから! コンビニの雑誌コーナーで見かけたえOちな本の表紙がスチュワーデスさんで、男の人はそういうシチュエーション大好きだって書いてて……!」
飛龍「コラコラ、あんま興奮しない。お腹のお赤ちゃんがビックリしちゃうよ」
蒼龍「うううぅ……」
飛龍「ま、なんにせよおめでとう! 元気な赤ちゃん産んで、そしたら祝杯あげよ!」
蒼龍「飛龍――――うん!!」
550: 2017/06/09(金) 00:33:13.89 ID:OUZLY8z5o
《艦娘の進水日(誕生日)しりーず》
6/6 漣進水日(誕生日)
提督「お、おめでとう漣君」
漣「ども、どーも。いやあ、朝からみんなに祝われて気分いいわー」
漣「珍しく任務や遠征で忙しいのに、わざわざ時間作ってプレゼントまで渡しにきてくれて……初期艦冥利に尽きますね」
提督「それだけみんな、君のことを頼りにしているということだよ。く、口ではいろいろ言っていても、曙君や大和君も祝ってくれたのだろう?」
漣「え? あー、まあ……はい」
漣「二人して気合の入ったもの買ってきてくれて、嬉しいやら使いどころに困るやら」
漣「……こういう時、どんな顔すればいいのかわからないの」(ヨヨヨ…
提督「喜べばいいのではないのかね?」
漣「はぁ~、そこは笑えばいいと思うよと返してくれないとー。これだからご主人様は」
提督「す、すまない……よくわからないが、察しの悪い提督ですまない……」
漣「いや、ガチトーンで謝罪されても困るのですが」
漣「……と・こ・ろ・で! ご主人様~? ご主人様から愛しい初期艦にプレゼントはないんですかね~?」
提督「も、もちろん用意しているよ。……私が選んだものなので、あまり期待しないでもらえると助かるのだが」
漣「ンッン~、それは見てから判断しますので、はよ……へい、はよ!」
ウサギ<モチツケ
提督「こ、これなのだが」
黒傘<雨に唄えばはいいぞ!
提督「も、もうそろそろ梅雨入りだからな。今でも職人の方が手作りしているメーカーのものだ」
漣「おおう、なんとまあ……ご主人様らしい実用一点張りなチョイスで」
提督「すまない……」
漣「ま、こーいう色気のないものの方がご主人様感が出てるし、漣的にはオッケーです♪」
提督「そ、そうか」
漣「おっと、そろそろお仕事上がりの時間ですね。ご主人様、本日の夕食のご予定は?」
提督「む? いや……まだ決めていないが、鳳翔君の店に顔を出そうかと――――」
漣「あー……そういえば漣、ちょっと暇かもー。なんだか晩ご飯作りたい気分ですし、一人分余計に作っちゃおっかなー、なんて」(チラチラ
提督「そ、そうか――――な、なら……その、ご馳走になっても構わないだろうか?」
漣「ニハハ、大正解ですよー♪」
漣「実はこんなこともあろうかと、昨日から仕込みをしておいたのです。ご主人様の胃袋をがっつり掴んでしまうような料理、たっくさん用意しているので覚悟しててくださいな!」
提督「お。お手柔らかに頼むよ」
漣「え~、どうしよっかなー♪」(腕組み
提督「ぬ、ぬう……」
漣「エッヘッヘ~。そいじゃ、漣の部屋までエスコートよろ!」
提督「りょ、了解した」
漣<あ、デザートに新鮮な苺をふんだんに使用したケーキあります
提督<ほ、ほう、それは楽しみだ……実に楽しみだ
6/6 漣進水日(誕生日)
提督「お、おめでとう漣君」
漣「ども、どーも。いやあ、朝からみんなに祝われて気分いいわー」
漣「珍しく任務や遠征で忙しいのに、わざわざ時間作ってプレゼントまで渡しにきてくれて……初期艦冥利に尽きますね」
提督「それだけみんな、君のことを頼りにしているということだよ。く、口ではいろいろ言っていても、曙君や大和君も祝ってくれたのだろう?」
漣「え? あー、まあ……はい」
漣「二人して気合の入ったもの買ってきてくれて、嬉しいやら使いどころに困るやら」
漣「……こういう時、どんな顔すればいいのかわからないの」(ヨヨヨ…
提督「喜べばいいのではないのかね?」
漣「はぁ~、そこは笑えばいいと思うよと返してくれないとー。これだからご主人様は」
提督「す、すまない……よくわからないが、察しの悪い提督ですまない……」
漣「いや、ガチトーンで謝罪されても困るのですが」
漣「……と・こ・ろ・で! ご主人様~? ご主人様から愛しい初期艦にプレゼントはないんですかね~?」
提督「も、もちろん用意しているよ。……私が選んだものなので、あまり期待しないでもらえると助かるのだが」
漣「ンッン~、それは見てから判断しますので、はよ……へい、はよ!」
ウサギ<モチツケ
提督「こ、これなのだが」
黒傘<雨に唄えばはいいぞ!
提督「も、もうそろそろ梅雨入りだからな。今でも職人の方が手作りしているメーカーのものだ」
漣「おおう、なんとまあ……ご主人様らしい実用一点張りなチョイスで」
提督「すまない……」
漣「ま、こーいう色気のないものの方がご主人様感が出てるし、漣的にはオッケーです♪」
提督「そ、そうか」
漣「おっと、そろそろお仕事上がりの時間ですね。ご主人様、本日の夕食のご予定は?」
提督「む? いや……まだ決めていないが、鳳翔君の店に顔を出そうかと――――」
漣「あー……そういえば漣、ちょっと暇かもー。なんだか晩ご飯作りたい気分ですし、一人分余計に作っちゃおっかなー、なんて」(チラチラ
提督「そ、そうか――――な、なら……その、ご馳走になっても構わないだろうか?」
漣「ニハハ、大正解ですよー♪」
漣「実はこんなこともあろうかと、昨日から仕込みをしておいたのです。ご主人様の胃袋をがっつり掴んでしまうような料理、たっくさん用意しているので覚悟しててくださいな!」
提督「お。お手柔らかに頼むよ」
漣「え~、どうしよっかなー♪」(腕組み
提督「ぬ、ぬう……」
漣「エッヘッヘ~。そいじゃ、漣の部屋までエスコートよろ!」
提督「りょ、了解した」
漣<あ、デザートに新鮮な苺をふんだんに使用したケーキあります
提督<ほ、ほう、それは楽しみだ……実に楽しみだ
553: 2017/06/09(金) 01:22:41.30 ID:OUZLY8z5o
《艦娘は妊娠しました》北上編
《鎮守府》艦娘用宿舎
北上「あ~、しんど……」
大井「大丈夫ですか、北上さん?」
北上「あんまだいじょばないけど、大丈夫~。提督も今日一日、ちゃんと休みたまえって言ってくれたし……」
大井「(北上さんとケッコンカッコカリしたのは気に入らないけど、北上さんに気を遣って休みを取らせたところは褒めてあげてもいいかな)」
北上「うぅー……きぼちわるい」
大井「……本当に辛そうですね」
北上「演習の途中にいきなり気分悪くなってね~……なんだろ、悪いものでも食べたかなー」
大井「北上さん、今週からでしたっけ? たまたま重い日だったとか」
北上「う~~~~ん? そういや私、今月の………………ぁ」
大井「? どうしたんですか」
北上「いやぁ、ね? あったわ~、気分悪くなった心当たり」
北上「そっか~……まあ、しょうがないよね~。スーパー北上様がメガ北上様に進化しちゃったって訳だ」(ウンウン
大井「???」
北上「なんか、照れちゃうねぇ」(ニヘラ
《この後、執務室に大井が鬼の形相で駆け込んだ模様》
《鎮守府》艦娘用宿舎
北上「あ~、しんど……」
大井「大丈夫ですか、北上さん?」
北上「あんまだいじょばないけど、大丈夫~。提督も今日一日、ちゃんと休みたまえって言ってくれたし……」
大井「(北上さんとケッコンカッコカリしたのは気に入らないけど、北上さんに気を遣って休みを取らせたところは褒めてあげてもいいかな)」
北上「うぅー……きぼちわるい」
大井「……本当に辛そうですね」
北上「演習の途中にいきなり気分悪くなってね~……なんだろ、悪いものでも食べたかなー」
大井「北上さん、今週からでしたっけ? たまたま重い日だったとか」
北上「う~~~~ん? そういや私、今月の………………ぁ」
大井「? どうしたんですか」
北上「いやぁ、ね? あったわ~、気分悪くなった心当たり」
北上「そっか~……まあ、しょうがないよね~。スーパー北上様がメガ北上様に進化しちゃったって訳だ」(ウンウン
大井「???」
北上「なんか、照れちゃうねぇ」(ニヘラ
《この後、執務室に大井が鬼の形相で駆け込んだ模様》
555: 2017/06/09(金) 03:22:02.93 ID:OUZLY8z5o
《艦娘は妊娠しました》大井編
《鎮守府》執務室
提督「(今日は……大井君が秘書艦だったか。コーヒーでも飲んでくるだろうし、いまのうちに書類を進めておこう……)」
提督「……ケッコンカッコカリしてもあまり変わらないな、大井君の接し方は」
提督「(私としては、それが気楽な部分もある。変わらないといっても、最低限、夫婦としての営みは行っているしな……)」(ゴホンゴホン
ドバンッ!!
ドア<止まるんじゃねえぞ……
提督「な、なにごとだ!?」
大井「…………」
提督「お、大井君?」
大井「……のよ」
提督「ぬ?」
大井「こ……来ないのよっ、アレが」
提督「ア、アレ? アレとはどんな効果だ? いつ発動する?」
大井「どんな効果って……ず、頭痛がしたり、腰が痛くなったり、その、血が……あれこれする奴ですよ。……わざわざ言わせるとか変態ですか!? 酸素魚雷撃ち込みますよ!」
提督「……………………!!」(察した
大井「女の子ばかりの場所で働いてるのに、そういうのに鈍いとか最悪ですから。わかってます?」(ジロッ
提督「す、すまない」
大井「……まあ、提督が鈍いのはいまさらなので、私に言う分には構いませんけど」(ゴニョゴニョ
提督「そ、それで、せ……月のものが来ないというのは、あれかね、ストレスから来る体調不良……」
大井「本気で酸素魚雷叩き込んでやろうかしら」
提督「」
大井「普通に考えたら原因なんて一つしかないでしょうに……ホントにもう、なんで私、こんな人とケッコンカッコカリしてもいいかななんて……」(ブツブツ
提督「も、もしかして……もしかしてなのだが……」
大井「~~~~」(コクリ
大井「そりゃ……そうなるでしょうよ。もう何回やったと……まったく」
提督「そうか……そ、そうか……」
大井「わかってますよね? 提督が私を選んだんですから……『私たち』を裏切ったら海に沈めますからね」
提督「……心得ているとも」
<と、とにかく、まず病院へ行こう。付き添うよ
<当たり前です。あ、帰りに服屋さんに寄りますからね
<りょ、了解した
《鎮守府》執務室
提督「(今日は……大井君が秘書艦だったか。コーヒーでも飲んでくるだろうし、いまのうちに書類を進めておこう……)」
提督「……ケッコンカッコカリしてもあまり変わらないな、大井君の接し方は」
提督「(私としては、それが気楽な部分もある。変わらないといっても、最低限、夫婦としての営みは行っているしな……)」(ゴホンゴホン
ドバンッ!!
ドア<止まるんじゃねえぞ……
提督「な、なにごとだ!?」
大井「…………」
提督「お、大井君?」
大井「……のよ」
提督「ぬ?」
大井「こ……来ないのよっ、アレが」
提督「ア、アレ? アレとはどんな効果だ? いつ発動する?」
大井「どんな効果って……ず、頭痛がしたり、腰が痛くなったり、その、血が……あれこれする奴ですよ。……わざわざ言わせるとか変態ですか!? 酸素魚雷撃ち込みますよ!」
提督「……………………!!」(察した
大井「女の子ばかりの場所で働いてるのに、そういうのに鈍いとか最悪ですから。わかってます?」(ジロッ
提督「す、すまない」
大井「……まあ、提督が鈍いのはいまさらなので、私に言う分には構いませんけど」(ゴニョゴニョ
提督「そ、それで、せ……月のものが来ないというのは、あれかね、ストレスから来る体調不良……」
大井「本気で酸素魚雷叩き込んでやろうかしら」
提督「」
大井「普通に考えたら原因なんて一つしかないでしょうに……ホントにもう、なんで私、こんな人とケッコンカッコカリしてもいいかななんて……」(ブツブツ
提督「も、もしかして……もしかしてなのだが……」
大井「~~~~」(コクリ
大井「そりゃ……そうなるでしょうよ。もう何回やったと……まったく」
提督「そうか……そ、そうか……」
大井「わかってますよね? 提督が私を選んだんですから……『私たち』を裏切ったら海に沈めますからね」
提督「……心得ているとも」
<と、とにかく、まず病院へ行こう。付き添うよ
<当たり前です。あ、帰りに服屋さんに寄りますからね
<りょ、了解した
556: 2017/06/09(金) 03:22:49.77 ID:OUZLY8z5o
次回観艦式(運動会)導入
長らく後回しにしていたネタ、ようやくできます
長らく後回しにしていたネタ、ようやくできます
568: 2017/06/12(月) 19:17:56.28 ID:KyU9tkaso
乙乙
569: 2017/06/14(水) 22:08:16.47 ID:Nkv4TJouO
引用元: 鎮守府の四方山話
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