331: ◆9Nm5.RxRcM 2020/06/22(月) 23:52:13.10 ID:yp8sN4Rzo
前回はこちら
《父の日》
《鎮守府》執務室
提督「…………」カリカリカリカリ
文月「じーーーー」
弥生「じーーーー」
提督「…………」カリカリカリカリ
漣「あの~ご主人様ぁ? さっきから文月ちゃんと弥生ちゃんが物言いたげに扉の陰から様子を窺っておられるのですがー」
提督「う、むう……何故か朝からずっとあの調子でな。しきりになにか手伝うことはないかと聞いてきて……休みだし、特にないので好きに遊んでいなさいと言ったら、あ、あのように恨めしげに」
漣「ふんふむ、朝から」
漣「(ご主人様のお手伝いしたがるのはとくあることですがー、二人同時にというのは珍しいですな。となると何か特別な理由……理由――――)」
漣「――――ああ、なるホロ」
提督「こ、心当たりがあるのか漣君」
漣「えっとーご主人様、6/21って何の日かわかります?」
提督「……に、日曜日?」
漣「アハハハ――――ちょいと漣、用事を思い出したので今日の秘書艦お休みさせていただきたいのですがー」
提督「い、今から? 休みは構わないが、急にどうして…………ハッ!? そうか――――い、嫌気がさしたの、だね?」
漣「いや、んな真理の扉開いちゃったみたいな顔されても」
提督「で、ではなぜ……」
漣「なぁに、ちょっとしたスキンシップの時間を捻出してあげようかな~と思っただけですよ」
提督「ぬ?」
《鎮守府》執務室
提督「…………」カリカリカリカリ
文月「じーーーー」
弥生「じーーーー」
提督「…………」カリカリカリカリ
漣「あの~ご主人様ぁ? さっきから文月ちゃんと弥生ちゃんが物言いたげに扉の陰から様子を窺っておられるのですがー」
提督「う、むう……何故か朝からずっとあの調子でな。しきりになにか手伝うことはないかと聞いてきて……休みだし、特にないので好きに遊んでいなさいと言ったら、あ、あのように恨めしげに」
漣「ふんふむ、朝から」
漣「(ご主人様のお手伝いしたがるのはとくあることですがー、二人同時にというのは珍しいですな。となると何か特別な理由……理由――――)」
漣「――――ああ、なるホロ」
提督「こ、心当たりがあるのか漣君」
漣「えっとーご主人様、6/21って何の日かわかります?」
提督「……に、日曜日?」
漣「アハハハ――――ちょいと漣、用事を思い出したので今日の秘書艦お休みさせていただきたいのですがー」
提督「い、今から? 休みは構わないが、急にどうして…………ハッ!? そうか――――い、嫌気がさしたの、だね?」
漣「いや、んな真理の扉開いちゃったみたいな顔されても」
提督「で、ではなぜ……」
漣「なぁに、ちょっとしたスキンシップの時間を捻出してあげようかな~と思っただけですよ」
提督「ぬ?」
332: 2020/06/22(月) 23:52:42.21 ID:yp8sN4Rzo
漣「――――というわけで、残りの秘書艦のお仕事よろしくお願いしますね文月ちゃん、弥生ちゃん」
文月「ほわぁ!?」
弥生「バ、バレてる……?」
漣「わからいでか。サポートに艤装ウサギさん置いておくので、わからないことがあったら聞いてくださいな。ご主人様のお手伝い、よろしくお願いしますね?」
文月「う、うん~!」
弥生「ありがとうござい、ます」
漣「いえいえ~、せっかくの父の日ですからね」
文月「えへへ~」
弥生「は、い」
提督「(私抜きにいろいろ話が決まってしまった……)」
提督「ま、まあ」
文月「えへへ~、司令官~、この書類ここ入れてい~い?」
弥生「しょ、書類のテェックお願いします」
提督「う、うむ……」
提督「(文月君も弥生君も楽しそうにしているし……いいのだろう、たぶん)」
《鎮守府居住区》旬彩鳳翔
鳳翔「――――ウフフ、それでこんな時間から飲みに来られてるんですねえ」
漣「まー、あんな風にご主人様にお手伝いお願いされるのを心待ちにしてるのを見ちゃうとねー」
鳳翔「お父さん代わりの自覚がないせいか、その辺り『も』鈍いですからねえ提督」
漣「も、ですねえ」
鳳翔「気遣いの鬼の漣さんに、はいこれサービス」
漣「おほー、ちくわの磯辺揚げウマウマですよー。酒、飲まずにはいられない! 鳳翔さん、菊理媛二合もう一本おねしゃーッス!」
鳳翔「は~い」
鳳翔「(快く譲ったように見えて内心荒れてますねえ)」
337: 2020/07/18(土) 00:10:28.57 ID:SVz0gyBWo
○○しないと出られない部屋ネタ
《se○しないと出られない部屋》
金剛「……ア、アハ、アハハ、これは大変なことになったデース」
提督「……………………」
金剛『ね、ねえ大丈夫? ちゃんと意識はある?』
提督『大丈夫、大丈夫だ……少し、現実逃避していただけ、だから』
金剛『現実逃避って……そ、そんなにショックだったわけ?』
提督『そ、それはそうだろう。創作で一時期流行のネタだということは把握していたが、まさか自分が当事者になるとは夢にも思わなかったのだから』
金剛「あ、なんだそっちデスカ」
提督「そっちとは?」
金剛「なんでもないデース」
金剛「それはそれとして、この部屋、本当に出られないのかしら?」
提督「わ、わからん。妖精君の仕業であることは疑うべくもないが……」コンコン…コンコン…
金剛「(ほ、本当に出られないとしたら、やっぱりアレ、しなくちゃいけないのよね? 私と、鋼太郎で……雰囲気もなにもあったもんじゃないけど、よ、妖精さんたちの作った部屋だし? そう簡単に脱出なんてできないでしょうし、これはそう必要経費というか前払いというか……)」悶々
提督「金剛、少し離れていたまえ」
金剛「へ? う、うん、了解」トトトッ
提督「なぜベストを尽くさないのか……」ブツブツ
金剛『あ、あれ、鋼太郎……?』
扉<この部屋には、傷つけてはいけない人がいる……絶対に……守りきるんだ!!
《se○しないと出られない部屋》
金剛「……ア、アハ、アハハ、これは大変なことになったデース」
提督「……………………」
金剛『ね、ねえ大丈夫? ちゃんと意識はある?』
提督『大丈夫、大丈夫だ……少し、現実逃避していただけ、だから』
金剛『現実逃避って……そ、そんなにショックだったわけ?』
提督『そ、それはそうだろう。創作で一時期流行のネタだということは把握していたが、まさか自分が当事者になるとは夢にも思わなかったのだから』
金剛「あ、なんだそっちデスカ」
提督「そっちとは?」
金剛「なんでもないデース」
金剛「それはそれとして、この部屋、本当に出られないのかしら?」
提督「わ、わからん。妖精君の仕業であることは疑うべくもないが……」コンコン…コンコン…
金剛「(ほ、本当に出られないとしたら、やっぱりアレ、しなくちゃいけないのよね? 私と、鋼太郎で……雰囲気もなにもあったもんじゃないけど、よ、妖精さんたちの作った部屋だし? そう簡単に脱出なんてできないでしょうし、これはそう必要経費というか前払いというか……)」悶々
提督「金剛、少し離れていたまえ」
金剛「へ? う、うん、了解」トトトッ
提督「なぜベストを尽くさないのか……」ブツブツ
金剛『あ、あれ、鋼太郎……?』
扉<この部屋には、傷つけてはいけない人がいる……絶対に……守りきるんだ!!
338: 2020/07/18(土) 00:11:37.69 ID:SVz0gyBWo
提督「おおぉぉぉぉっ――――――――――ベストを、尽くせぇっっっ!!」
提督「…………ぐうっ」
扉<耐えた! 耐えた! 耐えた耐えた! 耐えたぁ~! 耐えたぞぉぉ!!
提督「す、すまない、金剛……どうやらこの扉は生半可な攻撃ではびくともしないらしい」
金剛「見てたからわかりマース」
金剛「(びくともしないと言う割に、扉が拳の形にへこんでるけど……)」
扉<前が見えねェ……
提督「ぬう……」
金剛『もう、手は大丈夫? ちょっと見せてみなさいよ』
提督『だ、大丈夫だ、問題ない』
金剛『大丈夫なわけないでしょ、ああもう真っ赤になってるじゃない。冷やすもの……冷蔵庫に入ってる水使うわね』
提督『面目ない……』
金剛『あなたの本気で壊せない扉を用意するなんて、妖精さんたちも本気ってことよね』
提督『少し、妖精君たちに好き放題させ過ぎなのだろうか』
金剛『ここの自由度が「少し」なら、今ごろ世界は妖精さんに支配されてるわよ』
提督「むう……」
金剛『あとはハンカチ巻いて……はい、おしまい』
提督『た、助かるよ』
金剛『……それはそれとして、さ』
提督「ぬ?」
金剛『こういう状況で聞くのはズルいかなって思うけど……本気でここから出ようとしてたけど、鋼太郎は……そんなに嫌? その、私と……ソ、ソウイウコトするの……』
提督「」
金剛『たまにはあなたの気持ち、言葉で教えてほしいなー……なんて』イジイジ…
提督「わ……私、は」
金剛『私は……?』
提督『君と……君をこのような流れで――――』
比叡「金剛姉様、鋼太郎兄様、ご無事ですか~!? 妖精さんたちがお姉様たちを閉じこめてやったぜー、なんて不穏な会話をしていたので不肖比叡、救助のため馳せ参じましたぁ!!」バーン
提督「」
金剛「」
比叡「?」
金剛「…………」ドンッ
比叡「ひえっ」
扉<閉まっちゃおうね
比叡「あれ? あれぇ?」
<ま、待ちたまえ落ち着くんだ、素数を……!
<うるさいネー! 素数の代わりに天井のレンガの数を数えとくデース!
比叡「金剛姉様? 開けてくださ~い、せっかく出られるようにしたのに、どうして閉め直すんですか、ねえ~!?」
349: 2020/09/12(土) 00:41:11.99 ID:wjgFGOE1o
○○しないと出られない部屋ネタ
side:大和
《(提督さんから)○○しないと出られない部屋》
妖精A『提督さんはいい友人でしたが、提督さんの奥手さがいけないのだよ……フフフフ……ハハハハハハ!!』
妖精B『騙して悪いがですー』
妖精C『提督さんが悪いんだよ、ですー』
提督「」
大和「て、提督……」
提督「すまない、大和君すまない、私が一緒に倉庫の整理しようなどと申し出た為に……」
大和「いいえっ、大和には役得です!」
提督「……大和君は時々、金剛の妹の様な言動をとるね」
大和「へぇ、こういう時でも金剛さんの名前が出てくるんですね、へぇ?」
提督「(最近、大和君の圧が凄い……)」
side:大和
《(提督さんから)○○しないと出られない部屋》
妖精A『提督さんはいい友人でしたが、提督さんの奥手さがいけないのだよ……フフフフ……ハハハハハハ!!』
妖精B『騙して悪いがですー』
妖精C『提督さんが悪いんだよ、ですー』
提督「」
大和「て、提督……」
提督「すまない、大和君すまない、私が一緒に倉庫の整理しようなどと申し出た為に……」
大和「いいえっ、大和には役得です!」
提督「……大和君は時々、金剛の妹の様な言動をとるね」
大和「へぇ、こういう時でも金剛さんの名前が出てくるんですね、へぇ?」
提督「(最近、大和君の圧が凄い……)」
350: 2020/09/12(土) 00:44:52.33 ID:wjgFGOE1o
提督「――――妖精君の悪ふざけもここまで行くとさすがに看過できないな」
大和「まさか提督と大和のダブルパンチでも突破できない扉なんて……」
扉<いないいない――ばあ‥‥
<や、やべぇですー、扉の耐久値がもう…
<く、大和型と提督さんを閉じ込めるにはまだ強度が…!
<こ、こういう時こそクールになるのですよー!
妖精A『ダダダ、だ、だから言ったですー。提督さんから○○しないと出られない部屋だと』
妖精B『おね、お願いだからそろそろ提督さんからイベント起こしてくださいですー』
妖精C『ネタ切れなんですーっ、なんでもかんでも妖精さんの仕業にするんじゃないですー! だから殺さないでくださーいっ!』
大和「て、提督、妖精さんたち完全にへそを曲げちゃってるみたいなのですが……」
提督「…………ぬ、ぬう」
提督「(妖精君たちの指定は『私から』○○しなくてはいけない……。○○という以上、中に入る単語は二文字。先の金剛と閉じ込められた状況から判断するに、この状況で「拳打」や「暴行」ではないだろう……というか、そのような指示を受け入れるくらいなら氏ぬ)」
大和「(ああ、なにか難しく考えている提督も素敵……。きっと大和に暴力振るったりいかがわしいことをしなくてはいけないのか、と考えているに違いありません! 大和的にはむしろ全然オッケーなのですが、そんなことをすれば提督の心が氏んでしまいすしね。今回はビンタや罵倒といったソフトな方向で我慢しようではありませんか!)」
提督「(二文字……ふ、二文字の単語……『決闘』ではないだろうし、警告……告解――――告……告、白?)」
提督「(告白とはなんだ……なにを伝えればいいのだ? 普段の大和君の勤務態度についてか? それとも、分不相応な彼女から向けられる好意について自分の何かしらの見解をつたえればいいのか?)」
提督「私が、彼女に対して抱いている素直な気持ち……」
大和「提督、どうかされましたか? 大和になにかしたいことがあるなら遠慮なさらず、思い切ってどうぞ!」
提督「お、思い切って――――な、南無三」
提督「では、つ、伝えるとしよう。や、大和君!」キリッ
大和「あ、はい」(正座
扉<朝~……朝だよ~……
妖精ABC「…………」
提督「…………かえって、ねる」
妖精A「あ、はい」
妖精B「えっと、お、おつかれさまでしたですー」
妖精C「あー、あとかたづけはわれわれにおまかせ」
大和「――――すぴー……くぅ……すやぁ…………うふふ、うふふふ~……♪」
妖精A「見ろよこの顔ですー……」
妖精B「頼みがあるんだが、連れを起こさないでくれ、氏ぬほど疲れてる」
妖精C「折れたのは提督さんの忍耐と自制心だったような気がするのですがー」
妖精ABC「……………………まっ、いいか」
354: 2020/10/25(日) 23:38:09.52 ID:lWQZYJ+3o
妙高姉妹来訪
《鎮守府》執務室
羽黒「あ、あのぅ、司令官さん……少しよろしいでしょうか?」
那智「む、羽黒? どうしたんだ、こんなところに」
羽黒「ぁ、今日は那智姉さんが秘書艦の日だったんですね。……ならちょうどよかったかも」
提督「(ちょうどよかった……ふむ、休みの調整か何かだろうか)」
羽黒「じ、実は来週、姉さんたちがこちらに顔を出したいと連絡がきて……。それで、司令官さんに一度お伺いしてから申請を出してもらおうかと……」
提督「ふむ……来週なら母港の空きもある。一艦隊招くぐらいなら問題ない」
羽黒「あ、ありがとうございます…!」
那智「しかし唐突だな。それも妙高、足柄揃っての来訪だなんて」
那智「フフ、そんなに私のことが恋しくなったのかな?」
羽黒「それはないと思います」
那智「……羽黒、そういうところだけドモらずハッキリ言うの、よくないと思うぞ」
羽黒「ゴ、ゴメンなさい!」
提督「ま、まあ、君たちを心配しての来訪なのだろう。訪問の前後も休みにしておくので、姉妹水入らず休日を楽しんでくれたまえ……」
羽黒「ぁ……えっと……それがその……」
提督「ぬ?」
羽黒「妙高姉さんたち、司令官さんにも是非一度ご挨拶したいって……」
提督「…………」
姉妹艦揃っての来訪→名指しで挨拶→「ずいぶんと妹が世話になったようねえ?」「ここでは何ですから、少し向こうでお話しませんか?」→憲兵
提督「なるほど、訴えられるのだね」
羽黒「どうしてそうなるんですか!?」
那智「……家族が訪問してご挨拶と聞けば、普通はもう少し自分に都合のいい話を考えたりするもんじゃないのか?」
漣「ご主人様のネガティブ思考はさすがの漣にはわがんね」
那智「い、いたのか漣……さん」
漣「ええ、ずっと。最近、ご主人様が倒れること少なくなって手持ち無沙汰なんですよ。それでつい、暇になると執務室を覗きにきてしまいましてー」
那智「……こう言ってはなんだが、行動が大和っぽくなっているのでは?」
漣「なんだァ? てめェ……」
《なお当日》
妙高「こちらの鎮守府に移籍させてもらえたお陰で、うちの羽黒が艦娘として、また人として立派に成長できたこと本当に、本当に私、感謝しているんです……!」
足柄「あっれー? どっかて見たことあると思ったらやっぱあの時の整備士さんじゃない! そっかそっかー、妖精さんたちの言ってた通り素敵な司令官になったのね! 羽黒のこと本当にありがとう! あの子がまた海に出られる私すっっっっごく嬉しかったの!」
提督「」
羽黒「ね、姉さんたち、近いです…し、司令官さんに近付きすぎですぅ……!」
足柄「どしたの羽黒、そんな慌てちゃって……」
妙高「――――ハッ、ま、まさか!?」
那智「違うぞ、姉を上官頃しにしないためだぞ」
妙高「」
《鎮守府》執務室
羽黒「あ、あのぅ、司令官さん……少しよろしいでしょうか?」
那智「む、羽黒? どうしたんだ、こんなところに」
羽黒「ぁ、今日は那智姉さんが秘書艦の日だったんですね。……ならちょうどよかったかも」
提督「(ちょうどよかった……ふむ、休みの調整か何かだろうか)」
羽黒「じ、実は来週、姉さんたちがこちらに顔を出したいと連絡がきて……。それで、司令官さんに一度お伺いしてから申請を出してもらおうかと……」
提督「ふむ……来週なら母港の空きもある。一艦隊招くぐらいなら問題ない」
羽黒「あ、ありがとうございます…!」
那智「しかし唐突だな。それも妙高、足柄揃っての来訪だなんて」
那智「フフ、そんなに私のことが恋しくなったのかな?」
羽黒「それはないと思います」
那智「……羽黒、そういうところだけドモらずハッキリ言うの、よくないと思うぞ」
羽黒「ゴ、ゴメンなさい!」
提督「ま、まあ、君たちを心配しての来訪なのだろう。訪問の前後も休みにしておくので、姉妹水入らず休日を楽しんでくれたまえ……」
羽黒「ぁ……えっと……それがその……」
提督「ぬ?」
羽黒「妙高姉さんたち、司令官さんにも是非一度ご挨拶したいって……」
提督「…………」
姉妹艦揃っての来訪→名指しで挨拶→「ずいぶんと妹が世話になったようねえ?」「ここでは何ですから、少し向こうでお話しませんか?」→憲兵
提督「なるほど、訴えられるのだね」
羽黒「どうしてそうなるんですか!?」
那智「……家族が訪問してご挨拶と聞けば、普通はもう少し自分に都合のいい話を考えたりするもんじゃないのか?」
漣「ご主人様のネガティブ思考はさすがの漣にはわがんね」
那智「い、いたのか漣……さん」
漣「ええ、ずっと。最近、ご主人様が倒れること少なくなって手持ち無沙汰なんですよ。それでつい、暇になると執務室を覗きにきてしまいましてー」
那智「……こう言ってはなんだが、行動が大和っぽくなっているのでは?」
漣「なんだァ? てめェ……」
《なお当日》
妙高「こちらの鎮守府に移籍させてもらえたお陰で、うちの羽黒が艦娘として、また人として立派に成長できたこと本当に、本当に私、感謝しているんです……!」
足柄「あっれー? どっかて見たことあると思ったらやっぱあの時の整備士さんじゃない! そっかそっかー、妖精さんたちの言ってた通り素敵な司令官になったのね! 羽黒のこと本当にありがとう! あの子がまた海に出られる私すっっっっごく嬉しかったの!」
提督「」
羽黒「ね、姉さんたち、近いです…し、司令官さんに近付きすぎですぅ……!」
足柄「どしたの羽黒、そんな慌てちゃって……」
妙高「――――ハッ、ま、まさか!?」
那智「違うぞ、姉を上官頃しにしないためだぞ」
妙高「」
355: 2020/10/25(日) 23:54:43.22 ID:lWQZYJ+3o
妖精A「よっ、おひさーです」
足柄「あれ? あなたって前にウチの工廠にいた妖精さんよね、妖精さんってみんな同じ顔してるから自信ないけど。しばらく見てないなーって思ってたけど、ここの司令官さんについてきてたのね!」
妖精B「やれやれ、扱いが雑なのは艤装だけじゃなかったですか」
妖精C「我々なんて艤装や艦の開発と修理のために馬車馬のように働いているのがお似合いということですね」
足柄「ああ……このムカーッとする感じ、間違いないわ。それにしても久しぶりねー、何か話し方がちょっと流暢になってるけどどうして?」
妖精A「ちょっと宇宙の深淵を覗いたら脳ミソ焼き切れるレベルで情報を注ぎ込まれただけですー」
妖精B「輝く二十四面体……浮かぶ異界……あああ窓っ……窓が開くですー……!」
妖精C「Du liebes Kind, komm, geh mit mir! Gar schone Spiele spiel ich mit dir;Manch bunte Blumen sind an dem Strand,Meine Mutter hat manch gulden Gewand~♪」
妖精A「あの暗がりに魔王の娘たちが~♪」
足柄「ちょっとー、司令官さん! 妖精さんたちがなんか壊れちゃってるんだけど!?」
提督「と、時々発作が起きるのだ、しばらくそっとしておいてあげてほしい」
足柄「本気でここに妹を着任させたことを後悔そそうになってるんだけど……」
羽黒「もぉ~! あ、あんまり変なこと言うなら、お、怒っちゃいますよ!?」
妙高「あ……あの羽黒が……私に、怒るなんて……。これが、遅れてやってきた反抗期?」
足柄「――――まあ、いまの羽黒の方が面白いからいいわね!」
提督「そ、そうなのか……」
足柄「ええ! やっぱり鎮守府は賑やかなのが一番よね!!」
提督「そう、なのだろうか……そうか……?」
那智「あー、コホン。三食カツでも元気が出るからオッケーとか言う奴の言葉を真に受けない方がいいぞ……」
足柄「妖精さんといい那智姉さんといい、なんか私の扱い酷くない!?」
357: 2020/10/26(月) 01:48:31.33 ID:WMErYb3+o
7月《ささのはサラサラ》
《鎮守府》母港
提督「え、えー……こ、今年も民間の方のご厚意で立派な笹を譲っていただけることになった」
<イエー! さすが提督、そこに痺れる憧れるぅ!!
漣「つーわけでみなさん、食堂のテーブルにカラフルな短冊とペンをたくさん用意したのでー、好きに願い事書いて吊るしてくださいな」
文月「えへへ~、短冊は文月と弥生ちゃんが用意したんだ~」フンス
弥生「たくさん…作りました」フンス
北上「ハイハイ、がんばったがんばった~」グゥリグゥリ
文月「ほわぁ、くすぐったいよぉ~」
弥生「……」
多摩「弥生は多摩がいい子いい子してあげるニャ」スリスリ
弥生「ぁぅ……くすぐったいです……」
木曾「多摩姉も北上も意外とちびっ子連中に優しいよなあ」
球磨「ふっふっふ~。どうした~、もしかして文月と弥生が羨ましいのかクマー? だったら球磨が久しぶりにヨシヨシしてやるクマー」ナデナデナデナデ
木曾「バッ、だだ誰が羨ましいって!?」
大井「(文句言いながら撫でさせてる辺り、昔のいい子のままなのよねー)」
大井「それにしても短冊か、当たり前だけど一年ぶりに書くわね。さて、なんて書いたものか――――?」
漣「ささっ、記念すべき一枚目はご主人様ドゾー! 遠慮せずずずいっと!」
提督「う、うむ……」カキカキ
大井「(めっずらしい、漣さんに言われたにしたって、催し物決めるだけ決めて真っ先に逃走する提督が……)」
大井「――――」ウズ…
大井「(……まあ、あの提督がどんな願い事を書くのか興味ないとまでは言いませんし)」コソォ…
『彼女たちのいつもの日々が続きますように』
大井「――――」ガリガリガリガリッ
北上「ん~、どったの大井っち? 机にも写りそうな勢いで短冊にお願い書いてるじゃん」
大井「いえ~、心底救いようがない頭をしている人のお願いは上書きしてあげないとって思っちゃって~♪」
北上「ふーん?」
『コミュニケーション能力の善し悪しに関わらず、鎮守府の人たちがいつも通りの日々を過ごせますように』
北上「……大井っちさあ」
大井「 な ん で す か っ ?」
北上「ううん~、なんでも。さーと、私も短冊にお願い事書くかな~」
大井「なんなんですか、まったく」
北上「(みんなのお願いが叶いますように……ってね)」
《鎮守府》母港
提督「え、えー……こ、今年も民間の方のご厚意で立派な笹を譲っていただけることになった」
<イエー! さすが提督、そこに痺れる憧れるぅ!!
漣「つーわけでみなさん、食堂のテーブルにカラフルな短冊とペンをたくさん用意したのでー、好きに願い事書いて吊るしてくださいな」
文月「えへへ~、短冊は文月と弥生ちゃんが用意したんだ~」フンス
弥生「たくさん…作りました」フンス
北上「ハイハイ、がんばったがんばった~」グゥリグゥリ
文月「ほわぁ、くすぐったいよぉ~」
弥生「……」
多摩「弥生は多摩がいい子いい子してあげるニャ」スリスリ
弥生「ぁぅ……くすぐったいです……」
木曾「多摩姉も北上も意外とちびっ子連中に優しいよなあ」
球磨「ふっふっふ~。どうした~、もしかして文月と弥生が羨ましいのかクマー? だったら球磨が久しぶりにヨシヨシしてやるクマー」ナデナデナデナデ
木曾「バッ、だだ誰が羨ましいって!?」
大井「(文句言いながら撫でさせてる辺り、昔のいい子のままなのよねー)」
大井「それにしても短冊か、当たり前だけど一年ぶりに書くわね。さて、なんて書いたものか――――?」
漣「ささっ、記念すべき一枚目はご主人様ドゾー! 遠慮せずずずいっと!」
提督「う、うむ……」カキカキ
大井「(めっずらしい、漣さんに言われたにしたって、催し物決めるだけ決めて真っ先に逃走する提督が……)」
大井「――――」ウズ…
大井「(……まあ、あの提督がどんな願い事を書くのか興味ないとまでは言いませんし)」コソォ…
『彼女たちのいつもの日々が続きますように』
大井「――――」ガリガリガリガリッ
北上「ん~、どったの大井っち? 机にも写りそうな勢いで短冊にお願い書いてるじゃん」
大井「いえ~、心底救いようがない頭をしている人のお願いは上書きしてあげないとって思っちゃって~♪」
北上「ふーん?」
『コミュニケーション能力の善し悪しに関わらず、鎮守府の人たちがいつも通りの日々を過ごせますように』
北上「……大井っちさあ」
大井「 な ん で す か っ ?」
北上「ううん~、なんでも。さーと、私も短冊にお願い事書くかな~」
大井「なんなんですか、まったく」
北上「(みんなのお願いが叶いますように……ってね)」
361: 2020/11/28(土) 22:56:19.63 ID:UMPrm+aHo
瑞鶴「やりましたね加賀さん! 改二ですよ改二!」
加賀「ええ、さすがに気分が高翌揚します」キラキラ
瑞鶴「漏れてる、加賀さんキラキラが漏れてますって」
赤城「もう、加賀さんったら昨日からずっとこんな感じで……」
加賀「瑞鶴翔鶴の五航戦だけでなく二航戦の飛龍蒼龍に同じ一航戦である赤城さんにまで置いていかれている状態でしたから……」
加賀「改装の数だけが強さとは言い切れませんが、昔の人もこう言っています」
加賀「艦娘と改装は新しい方がいい、と」
赤城「そ、そうかしら?」
瑞鶴「ま、まあ言わんとしてることはわからないでもないよーな」
瑞鶴「赤城さんの戊改装みたいに夜戦仕様がついたりとか、後から改装きた艦娘の方がよくない? ってことたまーにありますし」
加賀「ふっ、羨ましいですか? あげません」
瑞鶴「はぁ~? 誰が羨ましいって言いました~!?」
赤城「まぁあ、許してあげて。瑞鶴の装甲空母改装とか特注の決戦羽織りのこと、加賀さんずーっと羨ましいと思ってたんですよ」
加賀「あっ、赤城さん!」
瑞鶴「へ、へぇ~、ほぉ~、ふぅ~ん? 一航戦の加賀さんともあろう人が五航戦の装備をねえ~」ニヤニヤ
加賀「頭にきました」
瑞鶴「ちょーっ、そうやってすぐ暴力に頼るから改装来るの遅くなったんじゃないですかねー!?」
加賀「…………」グギギギギ
瑞鶴「あ、赤城さーん! 助けて赤城さーん!? この人、言い返せないからって全力で後輩のこと潰そうとしてきまーす!!」
赤城「もう……本当に喧嘩するほど、ですね加賀さんと瑞鶴は」
加賀「ええ、さすがに気分が高翌揚します」キラキラ
瑞鶴「漏れてる、加賀さんキラキラが漏れてますって」
赤城「もう、加賀さんったら昨日からずっとこんな感じで……」
加賀「瑞鶴翔鶴の五航戦だけでなく二航戦の飛龍蒼龍に同じ一航戦である赤城さんにまで置いていかれている状態でしたから……」
加賀「改装の数だけが強さとは言い切れませんが、昔の人もこう言っています」
加賀「艦娘と改装は新しい方がいい、と」
赤城「そ、そうかしら?」
瑞鶴「ま、まあ言わんとしてることはわからないでもないよーな」
瑞鶴「赤城さんの戊改装みたいに夜戦仕様がついたりとか、後から改装きた艦娘の方がよくない? ってことたまーにありますし」
加賀「ふっ、羨ましいですか? あげません」
瑞鶴「はぁ~? 誰が羨ましいって言いました~!?」
赤城「まぁあ、許してあげて。瑞鶴の装甲空母改装とか特注の決戦羽織りのこと、加賀さんずーっと羨ましいと思ってたんですよ」
加賀「あっ、赤城さん!」
瑞鶴「へ、へぇ~、ほぉ~、ふぅ~ん? 一航戦の加賀さんともあろう人が五航戦の装備をねえ~」ニヤニヤ
加賀「頭にきました」
瑞鶴「ちょーっ、そうやってすぐ暴力に頼るから改装来るの遅くなったんじゃないですかねー!?」
加賀「…………」グギギギギ
瑞鶴「あ、赤城さーん! 助けて赤城さーん!? この人、言い返せないからって全力で後輩のこと潰そうとしてきまーす!!」
赤城「もう……本当に喧嘩するほど、ですね加賀さんと瑞鶴は」
362: 2020/11/28(土) 22:57:02.91 ID:UMPrm+aHo
提督「……」
提督「(か、加賀君の改二改装の調子はどうか確認に来たら、瑞鶴と本気で取っ組み合いをしていたのだが……なんでだ)」
赤城「あら、提督」
提督「あ、あの二人はなぜ……」
赤城「? ああ、心配しないでください、最近の二人のあれは仲の良さの証明みたいなものですから」
加賀瑞鶴「「ちーがーいーまーすーっ!!」」
赤城「ね?」
提督「む、むう……そう、なのか?」
赤城「はいっ、私、一航戦赤城の名に懸けて」
提督「そう、か、なら……うむ」
赤城「そうです、提督。もう少ししたら加賀さんも瑞鶴も力尽きるでしょうし、よろしければ間宮でもいかがですか?」
提督「む……め、迷惑でないなら」
赤城「迷惑だなんてそんな! 美味しいものはみんなで食べればより美味しいですから」
<そういえば提督、この間出た間宮さんの新商品もう食べました?
<あ、ああ、あれか。あれもまた良いものだった。特にスポンジに染み込ませたシロップがだね……
加賀「ハァ……ハァ……」
瑞鶴「ぜぇ……ぜぇ……」
加賀「(す、少しでも長引かせるわよ五航戦)」
瑞鶴「(りょ、りょーかい……赤城さんと提督さんが自然に会話してるのなんて私、久しぶりに見ましたからね!)」
加賀「(ふ、ふふっ、気が昂ります……!)」
瑞鶴「(輝け……もっと輝けぇ……!)」
366: 2020/12/12(土) 00:18:49.77 ID:At6f4r66o
《艦娘たちとコミュニケーション》イムヤ編
《鎮守府》執務室
イムヤ「…………」ペッタン…ペッタン…
提督「…………」カリカリカリカリ…
イムヤ「…………」
イムヤ「(前から思ってたけど、司令官って本気で人とお喋りするって概念を持っていないのね……。こう、沈黙が苦にならないタイプ?)」
イムヤ「(正直、この会話のなさは深海探索中を思い出すレベルよ。まあ、海の中にいると考えればこの無言空間もそこまで居心地悪いものじゃなくないけど――)」
イムヤ「(初期艦の漣さんとかだと会話のドッチボールしてるのよね。お喋りしたくてたまらないって訳じゃないけど、せっかく当日秘書艦になったんだしコミュニケーションの一つはとってみたいわ!)」
イムヤ「(……そういえば秘書艦の日が決まった後、したり顔の満潮さんが無言で貸してくれた『上司とのフレンドリー会話術 入門編』に書いてあったわね。気まずい上司と打ち解ける秘訣は共通の、もしくは相手が興味を持ちそうな趣味の話をするべし、って)」
イムヤ「司令官が興味を持ちそうな話かー……ウンンンンン~?」
提督「…………イ、イムヤ君? 急に唸りだしてどうしたのだ?」
イムヤ「んー、ちょっと……………………あ」
提督「む、むう?」
イムヤ「司令官って……ゲーム、やる人?」
提督「そ、そのゲームがなにを指すのかいまいちわからないが、カードやボードなら。あ、ああ、あと最近は漣君や文月君に勧められたテレビゲームや携帯ゲームもいくつか」
イムヤ「! じゃ、じゃあじゃあ、司令官ってこういうゲームに偏見とかない!? 個人的にすっごくオススメのタイトルがあって、例えば……そうこれ、PCソフトの緋緋色らぶりっちぇ――――!」
<パソコン専用のゲーム……さ、漣君や一部の艦娘が手を出しているというのは聞いているし、知り合いから何本か勧められたこともあるので偏見はないが……その、おおぴらに名前を出したりするものではないと思うのだが……
<いいから聞いて! 昨今のキャラのイラストだけとか都合のいい逆転劇がよういされてる工口なんていらないを自称する深い設定の燃えゲーもどきなんかとは違うry
<イ、イムヤ君?
<悪いことは言わないから一回、一回やってみて保証するから! 軍学校に入る前から良作からクソゲーまでありとあらゆる工口ゲを完走してきたイムヤ一押しの一品だからぁ!!
漣「――――そういうトンチキな流れでご主人様に工口ゲを強制した、と」
イムヤ「はい、すみません……」
漣「そりゃね、漣も工口ゲに偏見はないですしむしろご主人様に色恋や工口工口な行為への欲求を募らせてもらえるなら万々歳なのですがー」
提督「う、うぐ……ううっ……ゲームと侮った私が浅はかだった。結果は見えていたのに、もしかするとと……幼かった頃の自分と同じ、甘い幻想を抱いて……」
提督「うう、辛い……こんなに苦しいのなら、悲しいのなら…………愛などいらぬ!!」
漣「ほらぁ、ただでさえご主人様はシナリオゲーに免疫なしで、艦娘を攻略してる間は強いけど迫れると……なんて鎮守府ひそひそ話されるやわらか提督なんですから、感動系の工口ゲをオススメするにしても厳選しないとですねえ」
イムヤ「す、すみません、内容はコメディ寄りだから大丈夫かなーって……」
漣「まあ、人生なんて言葉に例えられるゲームじゃなかっただけなんぼかマシですけど。あっちやらせてたら、温厚で知られている漣さんでも手が出てましたよ」
イムヤ「ええ……」
漣「ご主人様に氏にネタや離別ネタはタブーですからそこんとこよろしく。漣がオススメするなら最初はユノスそふと辺りをチョイスしますね」
イムヤ「あー、初心者には鉄板かも」
漣「ご主人様のキャラ的に三角ハートの3もよさげですけど……アレも唐突にきっついEDがぶっ込まれますし、プレイさせるなら体と心を慣らしてからですねー」
イムヤ「漣さん……アナタ、地味にやりこんでる人ですね」ゴゴゴ…
漣「……イムヤさん、次にアナタは一押しを教え合おうと言う」
イムヤ「せ、せっかく同好の士に出会えたんだし、お互いの一押しを――――ハッ!?」
《鎮守府》執務室
イムヤ「…………」ペッタン…ペッタン…
提督「…………」カリカリカリカリ…
イムヤ「…………」
イムヤ「(前から思ってたけど、司令官って本気で人とお喋りするって概念を持っていないのね……。こう、沈黙が苦にならないタイプ?)」
イムヤ「(正直、この会話のなさは深海探索中を思い出すレベルよ。まあ、海の中にいると考えればこの無言空間もそこまで居心地悪いものじゃなくないけど――)」
イムヤ「(初期艦の漣さんとかだと会話のドッチボールしてるのよね。お喋りしたくてたまらないって訳じゃないけど、せっかく当日秘書艦になったんだしコミュニケーションの一つはとってみたいわ!)」
イムヤ「(……そういえば秘書艦の日が決まった後、したり顔の満潮さんが無言で貸してくれた『上司とのフレンドリー会話術 入門編』に書いてあったわね。気まずい上司と打ち解ける秘訣は共通の、もしくは相手が興味を持ちそうな趣味の話をするべし、って)」
イムヤ「司令官が興味を持ちそうな話かー……ウンンンンン~?」
提督「…………イ、イムヤ君? 急に唸りだしてどうしたのだ?」
イムヤ「んー、ちょっと……………………あ」
提督「む、むう?」
イムヤ「司令官って……ゲーム、やる人?」
提督「そ、そのゲームがなにを指すのかいまいちわからないが、カードやボードなら。あ、ああ、あと最近は漣君や文月君に勧められたテレビゲームや携帯ゲームもいくつか」
イムヤ「! じゃ、じゃあじゃあ、司令官ってこういうゲームに偏見とかない!? 個人的にすっごくオススメのタイトルがあって、例えば……そうこれ、PCソフトの緋緋色らぶりっちぇ――――!」
<パソコン専用のゲーム……さ、漣君や一部の艦娘が手を出しているというのは聞いているし、知り合いから何本か勧められたこともあるので偏見はないが……その、おおぴらに名前を出したりするものではないと思うのだが……
<いいから聞いて! 昨今のキャラのイラストだけとか都合のいい逆転劇がよういされてる工口なんていらないを自称する深い設定の燃えゲーもどきなんかとは違うry
<イ、イムヤ君?
<悪いことは言わないから一回、一回やってみて保証するから! 軍学校に入る前から良作からクソゲーまでありとあらゆる工口ゲを完走してきたイムヤ一押しの一品だからぁ!!
漣「――――そういうトンチキな流れでご主人様に工口ゲを強制した、と」
イムヤ「はい、すみません……」
漣「そりゃね、漣も工口ゲに偏見はないですしむしろご主人様に色恋や工口工口な行為への欲求を募らせてもらえるなら万々歳なのですがー」
提督「う、うぐ……ううっ……ゲームと侮った私が浅はかだった。結果は見えていたのに、もしかするとと……幼かった頃の自分と同じ、甘い幻想を抱いて……」
提督「うう、辛い……こんなに苦しいのなら、悲しいのなら…………愛などいらぬ!!」
漣「ほらぁ、ただでさえご主人様はシナリオゲーに免疫なしで、艦娘を攻略してる間は強いけど迫れると……なんて鎮守府ひそひそ話されるやわらか提督なんですから、感動系の工口ゲをオススメするにしても厳選しないとですねえ」
イムヤ「す、すみません、内容はコメディ寄りだから大丈夫かなーって……」
漣「まあ、人生なんて言葉に例えられるゲームじゃなかっただけなんぼかマシですけど。あっちやらせてたら、温厚で知られている漣さんでも手が出てましたよ」
イムヤ「ええ……」
漣「ご主人様に氏にネタや離別ネタはタブーですからそこんとこよろしく。漣がオススメするなら最初はユノスそふと辺りをチョイスしますね」
イムヤ「あー、初心者には鉄板かも」
漣「ご主人様のキャラ的に三角ハートの3もよさげですけど……アレも唐突にきっついEDがぶっ込まれますし、プレイさせるなら体と心を慣らしてからですねー」
イムヤ「漣さん……アナタ、地味にやりこんでる人ですね」ゴゴゴ…
漣「……イムヤさん、次にアナタは一押しを教え合おうと言う」
イムヤ「せ、せっかく同好の士に出会えたんだし、お互いの一押しを――――ハッ!?」
374: 2021/02/02(火) 01:30:36.24 ID:8bf3CZvIo
《艦娘たちとコミュニケーション》蒼龍大学生風私服コーデ
《郊外》居酒屋
飛龍「いやいやいやいや、みんなお疲れ様の乾杯~!」
蒼龍(私服)「か~んぱ~い!!」
提督「…………なぜ」
飛龍「?」
蒼龍「あ、どうして提督がここにいるのかっていうと、作戦海域攻略でお疲れの提督を労いたいって飛龍に相談したら、『ならユー、今度の飲み会に誘っちゃいなよ!』てアドバイスしてくれまして!」
飛龍「オホン、どうもスペシャルアドバイザーのフライングドラゴンです」
蒼龍「アハハハッ、飛龍その名前だと氷四倍弱点っぽい!」
飛龍「お? 蒼龍のとこでもポケットに入るモンスター人気だったりする?」
蒼龍「するするー。主に駆逐艦の子たちが盛り上がってるよ~。文月ちゃんと弥生ちゃんがいろいろ教えてくれるんだけど、厳選と育成? が私にはちんぷんかんぷんでさ~」
飛龍「あー、たしかに触ったことない人にはわかりにくいよねー」
蒼龍「うんうんー。あ、提督、追加の注文なににします?」
提督「……ビ、ビールを」
蒼龍「はーい♪ すみませーん、レモンサワーとビールのお代わりと唐揚げとー……飛龍はなにかある?」
飛龍「私は芋焼酎ロックで!」
<ヨロコンデ-!!
蒼龍「ンク……ンク……ンク……! ぷはーっ、おいしいですね~提督!」
提督「あ、あまり飲み過ぎないようにな……」
蒼龍「えー? わかってますって!」
飛龍「そうそう、私たちお酒好きの嗜みとして自分の限界はキッチリわきまえてまーす! ねー、蒼龍~♪」
蒼龍「ねー、飛龍~♪」
提督「(し、信用していいのだろうか……)」
《郊外》居酒屋
飛龍「いやいやいやいや、みんなお疲れ様の乾杯~!」
蒼龍(私服)「か~んぱ~い!!」
提督「…………なぜ」
飛龍「?」
蒼龍「あ、どうして提督がここにいるのかっていうと、作戦海域攻略でお疲れの提督を労いたいって飛龍に相談したら、『ならユー、今度の飲み会に誘っちゃいなよ!』てアドバイスしてくれまして!」
飛龍「オホン、どうもスペシャルアドバイザーのフライングドラゴンです」
蒼龍「アハハハッ、飛龍その名前だと氷四倍弱点っぽい!」
飛龍「お? 蒼龍のとこでもポケットに入るモンスター人気だったりする?」
蒼龍「するするー。主に駆逐艦の子たちが盛り上がってるよ~。文月ちゃんと弥生ちゃんがいろいろ教えてくれるんだけど、厳選と育成? が私にはちんぷんかんぷんでさ~」
飛龍「あー、たしかに触ったことない人にはわかりにくいよねー」
蒼龍「うんうんー。あ、提督、追加の注文なににします?」
提督「……ビ、ビールを」
蒼龍「はーい♪ すみませーん、レモンサワーとビールのお代わりと唐揚げとー……飛龍はなにかある?」
飛龍「私は芋焼酎ロックで!」
<ヨロコンデ-!!
蒼龍「ンク……ンク……ンク……! ぷはーっ、おいしいですね~提督!」
提督「あ、あまり飲み過ぎないようにな……」
蒼龍「えー? わかってますって!」
飛龍「そうそう、私たちお酒好きの嗜みとして自分の限界はキッチリわきまえてまーす! ねー、蒼龍~♪」
蒼龍「ねー、飛龍~♪」
提督「(し、信用していいのだろうか……)」
375: 2021/02/02(火) 01:31:10.16 ID:8bf3CZvIo
《二時間経過・・・》
蒼龍「えへへへへ、提督~、飲んでますかァ~?」ベター
提督「の、飲んでいる、というより飲まされているよ……。そ、それより蒼龍君……?」
蒼龍「はァい、なんですか~?」
提督「君の方こそ、の、飲み過ぎなのではないかね? その、あまりくっつかないでほしいのだが……」
蒼龍「ええ~、提督ってばつーめーたーいー! 文月ちゃんたちが抱きついてもそんなこと言わないのに~」
提督「ひ、比較対象がいろいろと違うのでは?」
飛龍「ふむ、比較……」マジマジ
蒼龍「んん~?」
提督「む?」
飛龍「たーしーかにー、比較対象として考えると蒼龍はいろんなとこが規格外ですよねー」ニヤニヤ
蒼龍「! ヤーダー、提督ってばえOちぃ~♪ 変なとこ触っちゃメッ! ですよー?」ギューッ
提督「そ、そう言いながら抱き寄せてくるのはやめてくれないだろうか……!?」
飛龍「ヒューヒュー! あ、すみませーん、レモンサワーと梅酒ロック、あとあと――――」
《さらに一時間後・・・》
蒼龍「うふふふ~……提督~、ぎゅーってしてくださいよ~、ぎゅーって~」
提督「やめたまえ……やめたまえ……」
飛龍「ングング……ぷっは~! いやー、いい感じにできあがっちゃってますねー」
提督「お、面白がって君が酒を追加注文し続けたからなのだが……?」
飛龍「えー? 提督さんだって、もう面倒だからさっさと酔い潰しちゃおうって考えたから蒼龍に飲ませ続けたんでしょー?」
提督「う、うぐぅ……」
蒼龍「うにゅぅ……提督ぅ、わらしぃ、ちょっと酔っちゃったかも~……」スリスリサワサワ…
提督「うや、やめたまえ……」
飛龍「おおー、蒼龍ってば大胆~。ねえねえ提督さん、もうこれお持ち帰りしちゃっていいんじゃないですか~?」
提督「と、当然、鎮守府へ連れて帰りはするが……」
蒼龍「は……?」ジトー
飛龍「いやー、そういう意味の持ち帰りじゃないんだよなー、そういう意味じゃ」
提督「わ、私が一体なにをしたというのだ……」
蒼龍「えへへへへ、提督~、飲んでますかァ~?」ベター
提督「の、飲んでいる、というより飲まされているよ……。そ、それより蒼龍君……?」
蒼龍「はァい、なんですか~?」
提督「君の方こそ、の、飲み過ぎなのではないかね? その、あまりくっつかないでほしいのだが……」
蒼龍「ええ~、提督ってばつーめーたーいー! 文月ちゃんたちが抱きついてもそんなこと言わないのに~」
提督「ひ、比較対象がいろいろと違うのでは?」
飛龍「ふむ、比較……」マジマジ
蒼龍「んん~?」
提督「む?」
飛龍「たーしーかにー、比較対象として考えると蒼龍はいろんなとこが規格外ですよねー」ニヤニヤ
蒼龍「! ヤーダー、提督ってばえOちぃ~♪ 変なとこ触っちゃメッ! ですよー?」ギューッ
提督「そ、そう言いながら抱き寄せてくるのはやめてくれないだろうか……!?」
飛龍「ヒューヒュー! あ、すみませーん、レモンサワーと梅酒ロック、あとあと――――」
《さらに一時間後・・・》
蒼龍「うふふふ~……提督~、ぎゅーってしてくださいよ~、ぎゅーって~」
提督「やめたまえ……やめたまえ……」
飛龍「ングング……ぷっは~! いやー、いい感じにできあがっちゃってますねー」
提督「お、面白がって君が酒を追加注文し続けたからなのだが……?」
飛龍「えー? 提督さんだって、もう面倒だからさっさと酔い潰しちゃおうって考えたから蒼龍に飲ませ続けたんでしょー?」
提督「う、うぐぅ……」
蒼龍「うにゅぅ……提督ぅ、わらしぃ、ちょっと酔っちゃったかも~……」スリスリサワサワ…
提督「うや、やめたまえ……」
飛龍「おおー、蒼龍ってば大胆~。ねえねえ提督さん、もうこれお持ち帰りしちゃっていいんじゃないですか~?」
提督「と、当然、鎮守府へ連れて帰りはするが……」
蒼龍「は……?」ジトー
飛龍「いやー、そういう意味の持ち帰りじゃないんだよなー、そういう意味じゃ」
提督「わ、私が一体なにをしたというのだ……」
398: 2022/06/30(木) 00:31:26.72 ID:HnX7U8Zho
《IF艦娘たちとコミュニケーション》提督に妹がいたら
『初雪』編
《鎮守府》執務室
夕刻
初雪「……兄ー、お腹すいた」
提督「……食堂に、行けばいいのではないか?」カリカリ
初雪「マジ空気読めない……そこは『なにか食べに行こうか(低温ボイス)』って提案するとこ」
提督「そうか」カリカリ
初雪「……お腹、すいた」
提督「そうか」
初雪「兄が冷たい……もうやだ、引きこもりたい」
提督「普段から自室と執務室ぐらいにしか顔を出していないのでは……?」
初雪「鳳翔さんのお店には、ちゃんと顔出してますけど……?」ドヤァ
提督「無理を言って用意してもらっている弁当を取りに行っているだけではないか……」
初雪「兄はわかってない、引きこもりが自分のテリトリー以外に出かけて、あまつさえ人と言葉を交わすことがどれだけのストレスになっているのか」
提督「…………ちゃんとお礼は言っているようで安心したよ」
初雪「こ、心がいたく傷ついた……法廷で会おう」
提督「裁判や弁護士との手続きはできるのかね?」
初雪「……ちょっと、引きこもります」トボトボ
提督「ちゃんと歯を磨いて寝るように。あと、弁当箱は洗って鳳翔君に返すのだよ」
初雪「わかってる……がんばる」
初雪「…………」ジーーーーーーー
提督「ぬう…………初雪」
初雪「なに、兄……」
提督「最近はちゃんと宿舎の者と挨拶を交わすようになったと聞いている。その……よく、がんばっているな、偉いぞ」
初雪「……これは、嬉しい、普通に嬉しい」ニヘ…
『初雪』編
《鎮守府》執務室
夕刻
初雪「……兄ー、お腹すいた」
提督「……食堂に、行けばいいのではないか?」カリカリ
初雪「マジ空気読めない……そこは『なにか食べに行こうか(低温ボイス)』って提案するとこ」
提督「そうか」カリカリ
初雪「……お腹、すいた」
提督「そうか」
初雪「兄が冷たい……もうやだ、引きこもりたい」
提督「普段から自室と執務室ぐらいにしか顔を出していないのでは……?」
初雪「鳳翔さんのお店には、ちゃんと顔出してますけど……?」ドヤァ
提督「無理を言って用意してもらっている弁当を取りに行っているだけではないか……」
初雪「兄はわかってない、引きこもりが自分のテリトリー以外に出かけて、あまつさえ人と言葉を交わすことがどれだけのストレスになっているのか」
提督「…………ちゃんとお礼は言っているようで安心したよ」
初雪「こ、心がいたく傷ついた……法廷で会おう」
提督「裁判や弁護士との手続きはできるのかね?」
初雪「……ちょっと、引きこもります」トボトボ
提督「ちゃんと歯を磨いて寝るように。あと、弁当箱は洗って鳳翔君に返すのだよ」
初雪「わかってる……がんばる」
初雪「…………」ジーーーーーーー
提督「ぬう…………初雪」
初雪「なに、兄……」
提督「最近はちゃんと宿舎の者と挨拶を交わすようになったと聞いている。その……よく、がんばっているな、偉いぞ」
初雪「……これは、嬉しい、普通に嬉しい」ニヘ…
399: 2022/06/30(木) 00:33:38.63 ID:HnX7U8Zho
(執務室扉の隙間)
青葉「意外や意外、初雪さん相手だとちゃんとお兄ちゃんしてたんですね司令官」
漣「一般常識的に考えて、コミュ障のお兄ちゃんと重度の引きこもりの妹っていろいろダメな気がするのですよー」コソコソ
青葉「司令官の対応が他の艦娘に対するのと比べて遠慮がないというか、金剛さんとのやりとりを彷彿とさせるレベルでフランクなのは実に興味深いですね!」コソコソ
漣「逆に血が繋がった妹レベルの対応されてる金剛さんに漣、噛みしめた歯が砕けそうですぞ」
青葉「そ、そこはまあ、付き合いの長さといいますか……」
漣「どこの鎮守府にも基地にも着任できないからって、ウチの発足と同時にご主人様宅に引っ越してくるのはどうなんですかねえ?」
青葉「まあまあ、結局一部の猛反発を受けて艦娘用宿舎で過ごすようになったんですしー」
漣「主に文月ちゃんや弥生ちゃんのお陰で最近はちゃんと部屋から出て日の光を浴びるようになりましが……なんか納得いかない」
青葉「ウチのメンツだと鳳翔さんや赤城さん加賀さん、蒼龍さん、あと北上さん、大井さん辺りの言うことはちゃんと聞いてるみたいですねー」
漣「この間、伊勢さんと防波堤釣りに出かけてるのを見ましたよ、漣」
青葉「あー、そういえば伊勢さんは司令官の釣り仲間ですし接点はありそうですねえ」
漣「初雪さんはご主人様の身内で、将を射んと欲すればまず馬を射よ……ハッ、閃きましたぞ!」
青葉「漣さん、その発想は既に大和さんが2ヶ月に通ったものですッッッ!!!!」
漣「な、なんだってー!?」
漣「え? いや、マジでショックなんですけど???」
青葉「漣さん……いいですか、よく聞いてくださいね?」
漣「」
青葉「意外や意外、初雪さん相手だとちゃんとお兄ちゃんしてたんですね司令官」
漣「一般常識的に考えて、コミュ障のお兄ちゃんと重度の引きこもりの妹っていろいろダメな気がするのですよー」コソコソ
青葉「司令官の対応が他の艦娘に対するのと比べて遠慮がないというか、金剛さんとのやりとりを彷彿とさせるレベルでフランクなのは実に興味深いですね!」コソコソ
漣「逆に血が繋がった妹レベルの対応されてる金剛さんに漣、噛みしめた歯が砕けそうですぞ」
青葉「そ、そこはまあ、付き合いの長さといいますか……」
漣「どこの鎮守府にも基地にも着任できないからって、ウチの発足と同時にご主人様宅に引っ越してくるのはどうなんですかねえ?」
青葉「まあまあ、結局一部の猛反発を受けて艦娘用宿舎で過ごすようになったんですしー」
漣「主に文月ちゃんや弥生ちゃんのお陰で最近はちゃんと部屋から出て日の光を浴びるようになりましが……なんか納得いかない」
青葉「ウチのメンツだと鳳翔さんや赤城さん加賀さん、蒼龍さん、あと北上さん、大井さん辺りの言うことはちゃんと聞いてるみたいですねー」
漣「この間、伊勢さんと防波堤釣りに出かけてるのを見ましたよ、漣」
青葉「あー、そういえば伊勢さんは司令官の釣り仲間ですし接点はありそうですねえ」
漣「初雪さんはご主人様の身内で、将を射んと欲すればまず馬を射よ……ハッ、閃きましたぞ!」
青葉「漣さん、その発想は既に大和さんが2ヶ月に通ったものですッッッ!!!!」
漣「な、なんだってー!?」
漣「え? いや、マジでショックなんですけど???」
青葉「漣さん……いいですか、よく聞いてくださいね?」
漣「」
400: 2022/06/30(木) 00:37:12.88 ID:HnX7U8Zho
ひさしぶりに作ったのでまだまだリハビリが必要ですが
小ネタ的にはネタ帳広げたら各艦娘でNTRシチュエーション出し合う、球磨型のあざと三姉妹、
金剛のあげられる物、大和の初期艦試験などを発掘できました
小ネタ的にはネタ帳広げたら各艦娘でNTRシチュエーション出し合う、球磨型のあざと三姉妹、
金剛のあげられる物、大和の初期艦試験などを発掘できました
401: 2022/06/30(木) 00:51:04.32 ID:HnX7U8Zho
【なんか書きかけだった四方山鎮守府人物紹介、他ネタ】
文月:人に優しく自分にもほどほどに甘く。いるだけで場の空気を和ませるふみぃ。
艦娘の訓練を受けたところがそこそこにブラックで投薬実験を受けたり同期や優しかった先生が急に姿を消したりと色々あった。
今はとても人懐っこいが着任当初は常に提督の後ろに隠れるレベルで人が怖かった。
提督に作ってもらった花壇で花を育てるのが最近のマイブーム。
浜風:ある部分がとても優れていると提督間で有名な駆逐艦の艦娘。とある問題で潮と熱く議論を交わすことのできる子。
三大セクハラ被害艦娘の一人。
こんな感じで緩くまた思い出した時に投下する感じでやれればいいな、という感じです
文月:人に優しく自分にもほどほどに甘く。いるだけで場の空気を和ませるふみぃ。
艦娘の訓練を受けたところがそこそこにブラックで投薬実験を受けたり同期や優しかった先生が急に姿を消したりと色々あった。
今はとても人懐っこいが着任当初は常に提督の後ろに隠れるレベルで人が怖かった。
提督に作ってもらった花壇で花を育てるのが最近のマイブーム。
浜風:ある部分がとても優れていると提督間で有名な駆逐艦の艦娘。とある問題で潮と熱く議論を交わすことのできる子。
三大セクハラ被害艦娘の一人。
こんな感じで緩くまた思い出した時に投下する感じでやれればいいな、という感じです
376: 2021/02/02(火) 01:32:20.68 ID:8bf3CZvIo
目の調子がよろしくなく創作からだいぶ離れていますが
ちょこちょこ書けたらいいなと考えています
ちょこちょこ書けたらいいなと考えています
402: 2022/06/30(木) 01:44:02.53 ID:JvqPHB7Co
おっつおっつ
期待してるぜ
期待してるぜ
403: 2022/06/30(木) 02:00:22.08 ID:WLGDAPqjO
乙
コロナ禍もあってもしやと思ってたよ
コロナ禍もあってもしやと思ってたよ
377: 2021/02/03(水) 22:30:24.14 ID:Dh85H0iho
乙
378: 2021/02/05(金) 09:58:28.76 ID:lNXAgxDko
乙です
引用元: 終:鎮守府の四方山話
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります