1: 2013/09/01(日) 23:12:32 ID:CxzYRLG2
戦刃「!?!!?」





苗木「江ノ島さんと結婚してもう1年か…」
が終わったから書こう
宣伝じゃないよ?

5: 2013/09/01(日) 23:30:36 ID:dHdFQX9.
カバディ

6: 2013/09/01(日) 23:45:17 ID:ItfJWyus
江ノ島「そう……毎晩毎晩アタシは苗木を叩き起こしてはカバディをしてたんだよ……」

江ノ島「ほら、体育館の真ん中によくサークルあるでしょ?あそこを回復スポットにしてやってるんだ……」

戦刃「いや、最後のを罪を吐露する感じで言わなくてもいいよ」

戦刃「……だから最近苗木君元気なかったんだ……」

戦刃「……食事中もよく居眠りしてたし」
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(1) (ファミ通クリアコミックス)
7: 2013/09/01(日) 23:45:56 ID:ItfJWyus
戦刃「……食事中もよく居眠りしてたし」

江ノ島「私のおかげで苗木君の体力も精神力もどんどん削られていく。いい塩梅の絶望を与えてられてますね」

戦刃「でも苗木君にバレたりしてないの?」

江ノ島「ああ、そこは大丈夫。そばかすは化粧でわざとつけてることにしてるし、胸も普段はさらしで押さえてることにしてるからさ」

戦刃「……」

江ノ島「……いやです。そんなにみないでください。お姉ちゃんの身体の貧困さに哀れみを覚えてしまいます……」

8: 2013/09/01(日) 23:50:20 ID:ItfJWyus
戦刃「ひどいよ盾子ちゃん……」

江ノ島「とゆうわけで、今夜も苗木とカバディしてくるから!」

江ノ島「ややこしいことにならないためにも帰りに誰かに見つからないようにしてね!」

戦刃「うん……」

戦刃(いいな、苗木くんと遊べるなんて……)

9: 2013/09/01(日) 23:54:12 ID:ItfJWyus
江ノ島「おい、起きろって苗木!」

苗木「……大丈夫、起きてるよ」

苗木「今日もカバディするのかな……?」

江ノ島「もちろん!」

苗木「はぁ……。まだコロシアイが起きてないのは嬉しいけど、ちゃんと寝れたの初日だけだよトホホ……」

江ノ島「なにさ?やめたいならあたしを捕まえればいいだけだって言ってるじゃん?」

10: 2013/09/02(月) 00:00:19 ID:67RshE6w
苗木「捕まえることができてたのならボクは今ごろ夢のなかだろうね……」

江ノ島「男のアンタがあたしを捕まえられないなんてほんと笑えるわ!」

江ノ島「でもあたしは退屈をまぎらわすことができて感謝してるよ」

苗木「?江ノ島さんいっつも退屈してるの?」

江ノ島「……んー、いや、なんでもないよ」

苗木「じゃ、先に行って準備体操なりしておいでー!」

江ノ島「あたしはちょっとおトイレに行ってから行くからキャッ」

苗木「……き、今日こそは捕まえるぞ」

11: 2013/09/02(月) 00:06:51 ID:67RshE6w
ジャー

江ノ島(さて、体育館に行こうかなー)

江ノ島「……おっと!思えば残姉ちゃんと話してたせいで着替えてなかった!」

江ノ島「苗木には悪いけど、ちょっと倉庫寄ってかなきゃ!」


倉庫

江ノ島「よし、着替えたし今度こそ体育館へ!」

チラッ タッタッタッタッタッ!

江ノ島(……んっ?今倉庫チラ見してから走ってったのって…… >>14 か?)

14: 2013/09/02(月) 00:11:46 ID:Tbza9Dio
舞園

15: 2013/09/02(月) 00:24:47 ID:67RshE6w
タッタッタッタッタッ

舞園「暗くてよく見えませんでしたけど、あれは確かに江ノ島さんだったはず」

舞園「江ノ島さん……ジャージを着て何をしようとしていたんでしょうか」

舞園「私の苗木君レーダー(スキル)が反応して廊下に出てみたはよかったんですが、まさかそこで反応が消えてしまうとは……」

舞園「まだまだこのレーダーも熟練度が足りないみたいですね」

16: 2013/09/02(月) 00:26:30 ID:67RshE6w
舞園「そしてテキトーに歩き回っていたら倉庫の扉が開いてるのを発見」

舞園「中を覗いてみますと、江ノ島さんがいたわけです」

舞園「そういえば、何か言ってたような気もしますね」

舞園「えっと……、確か>>20に行くとか聞こえたような――――」

20: 2013/09/02(月) 00:55:26 ID:Tbza9Dio
体育館

21: 2013/09/02(月) 01:02:54 ID:67RshE6w
舞園「こんな時間に体育館へ行こうとしてるなんて」

舞園「いったい何を考えているのでしょうか江ノ島さんは?」

舞園「あっ、もしかしてあのスタイルをキープするためになにかしようとしてるのでは?」

舞園「あっ、きっとそうに違いありません!」

舞園「そうとわかれば、私にもなにかご教授してもらいましょう!」

タッタッタッタッタッ

22: 2013/09/02(月) 01:08:32 ID:67RshE6w
1F廊下

江ノ島「」キョロキョロ

江ノ島「ったく、舞園のやつどこ行ったんだ?」

江ノ島「まぁ見つけたところでなにかあるわけでもないし、もういいか」

江ノ島「しかし、夜時間になっても歩き回るとか不良アイドルだな」

江ノ島「自分たちで決めたルールも守れないとか絶望的にジコチューじゃん!」

江ノ島「さて、苗木も待ってるし体育館に行こうかな!」

23: 2013/09/02(月) 19:40:21 ID:yQZD4fiY
江ノ島「……」

舞園「」ジー

江ノ島(舞園が体育館覗いてる)

江ノ島「舞園?」

舞園「ひ、ひゃい!?」

江ノ島「うわっ!?」

舞園「……あ、江ノ島さんですか。ビックリしました……」

江ノ島「ビックリしたのはお互い様だって……。あたしまでビックリしちゃったじゃん。ここでなにしてんの?」

舞園「そ、そうですよ。先程、倉庫であなたが体育館に行くと言っていましたのでこちらまで伺ってみたのですが――――」

24: 2013/09/02(月) 19:42:33 ID:yQZD4fiY
苗木「いっちに、さんし、ごーろく、しっちはち」

苗木(江ノ島さん遅いなー)

舞園「体育館の中で準備運動してる苗木君を見つけたんです。……あっ、苗木君転んだ。かわいいですよ。……ハァハァ」

舞園「で、いったい私の苗木君とナニをしようとしてたんですか?」

江ノ島「なにってカバディだけど」

舞園「カ、カバディ……ですか?こんな夜遅くに?」

江ノ島「そうだけど?」

舞園「はぁ……。てっきりヨガやらストレッチやらをするのだとばかり思ってました……」

江ノ島「そんなメンドイこと今までしたことないしー。てかこの先もやんないけどね」

25: 2013/09/02(月) 19:43:51 ID:yQZD4fiY
舞園「そ、そんな……。私なんて食事バランスや適度なトレーニング、その他もろもろをこなして今の体型でいられるというのに……!」

江ノ島「うーん、あたしそうゆうの意識したことないからわからないな」

舞園「これが本当の勝ち組ってやつなんですかね……。なんだか心なしか江ノ島さんのスタイルが――――特に胸が良くなってる気がしますし……」

江ノ島「それはね、あたしは夜になったら美人になれるからなんだよ」

舞園「なっ、そんな能力が……!?」

江ノ島「そうそう。特に苗木とカバディ初めてからは特に著しくてさ」

江ノ島(もちろんウソだけど)

26: 2013/09/02(月) 19:46:58 ID:yQZD4fiY
舞園「そ、それなら私も――――」

舞園「わ、私もカバディしたら……もっといい女になれますかね!?」

江ノ島「いや……、わからんけども」

舞園「ぜひ私も混ぜてもらっていいですか!?運動には自信あるので、退屈はさせません!」

江ノ島「ま、別にいいか」

舞園「あ、ありがとうございます!では早速着替えて――――」

江ノ島「ちょっと待った。ただで加わらせるのもなんだし、ある条件をクリアできたその時は、見事仲間にいれてあげます!」

舞園「な、なんですか?私にできることでしたら……」

江ノ島「そうだなー。じゃあ>>30ね」

30: 2013/09/02(月) 20:07:40 ID:bEkipFAc
コロシアイしたら

32: 2013/09/02(月) 20:29:19 ID:nGUxPXmo
江ノ島「そ。どうする?」

舞園「そ、そんなの決まってます!誰かを頃してまでカバディなんて――――」

江ノ島「でもさ、これをクリアすれば苗木と夜遊びできちゃうわけだよ?」

舞園「それでも私は……!」

江ノ島「えったした拍子に足がもつれて苗木とくっつけちゃったり」

江ノ島「そのまま倒れちゃってキスまでいっちゃったり……もしかしてその先も……?キャッ!恥ずかしくて言えねーよ!」

舞園「よし、サクッと桑田あたりを殺ってくっか」

33: 2013/09/02(月) 23:04:59 ID:Ji/HaT82
舞園「あっ、もし私が誰かを頃したとしてですよ?仮に氏体が見つからなくてもOKってことでいいですか?」

江ノ島「あー、別に構わないよ。そんなことあり得ないだろうけど」

江ノ島「てかさ、それじゃああたしにも誰が氏んだかとかわかんないじゃん」

舞園「大丈夫ですよ。モノクマさんがきっと監視カメラで見ていてくれますから」

舞園「そして私と江ノ島さんだけの目の前で、モノクマさんに殺害宣言してもらいますから」

江ノ島「……」

舞園「どうかしました?」

江ノ島「いやー……、それはちょっと困ると言うかさ……」

34: 2013/09/02(月) 23:06:15 ID:Ji/HaT82
舞園「なにがです?」

江ノ島(んー……、そんときはお姉ちゃんにモノクマ操作してもらえばいいか)

江ノ島(明日はお姉ちゃんにも情報処理室にいてもらって、一日中モニターで一緒に舞園を監視しなきゃな)

舞園「江ノ島さん?」

江ノ島「あぁ、いやなんでもないよ。舞園があまりにも恐ろしくてさ」

舞園「そうでしたか?すいません」

江ノ島「でもその調子だったら本当に殺りそうで怖いなーははは」

舞園「ふふふふふ。……何言ってるんですか江ノ島さんてば」

舞園「本気で殺るに決まってるじゃないですか?」

35: 2013/09/02(月) 23:07:22 ID:Ji/HaT82
江ノ島「……!」ビクッ

江ノ島(なんだ今の……。アタシが、舞園に恐怖を抱いた……?)

舞園「ではさっそく準備をしなくては!待っててくださいね苗木君!明日必ず私とイチャコラしましょうね!」タッタッタッタッタッ

江ノ島「…………行っちまった」

江ノ島(あいつバカだな。おめでたいというかなんと言うか。苗木さえいればどこででも生きてけるんじゃないのか?)

江ノ島(学級裁判のルールも予め伝えてある。氏体が見つからなければ裁判も起きない。だから自ずと卒業もできない)

江ノ島(つまり舞園にとっては外に出るよりも苗木とハプニング起こる方がよっぽどごほうびってわけか)

江ノ島「とりあえず今は苗木とのカバディ楽しむか!」ガチャ

江ノ島「悪い、待たせたなー」

苗木「カバディカバディカバディ……、あつ、遅いよ江ノ島さん!」

36: 2013/09/02(月) 23:08:23 ID:Ji/HaT82
江ノ島「ごめんって。ちょっと夜中の廊下って怖くてさ。おかげで倉庫までジャージ取りに行くのに時間かかっちゃったわけよ」

苗木「それなら仕方ないね」

江ノ島「ああ。ほんとにごめんな」

江ノ島「……んじゃ、始めますか」

苗木「ふっ、……余裕だね。準備運動しなくてもいいのかい?」

江ノ島「はん。今までそれでも捕まえられなかったくせによく言うね」

苗木「今のボクは一味違うよ。なんたって今日はウォーミングアップ、そして予行練習もしたからね。甘く見てたら10秒でBANだよ?」

江ノ島「へー、それは楽しめそうじゃん。ま、せいぜい窒息氏しないように気をつけてね」

苗木「ねぇ、今回は勝負を盛り上げるためにお互い何かをかけるってのはどうかな?」

37: 2013/09/02(月) 23:12:43 ID:Ji/HaT82
江ノ島「アンタにしてはおもしろい案だね」

江ノ島「じゃあ一度でもあたしを捕まえられたらアンタの勝ちでいいよ。逃走範囲もバスケのハーフコート分だけにしてあげる」

苗木「ずいぶんとボクにとって好条件じゃないか。捕まったあとで嘆いても知らないからね」

江ノ島「ふっ、弱い犬ほどよく吠えるね」

江ノ島「それじゃ、あたしが勝ったらアンタに>>38してもらおうかな」

苗木「じゃあボクは>>40してもらうよ」

38: 2013/09/02(月) 23:13:50 ID:bSXBgaNQ
コロシアイ

40: 2013/09/02(月) 23:20:59 ID:bEkipFAc
コロシアイ

41: 2013/09/02(月) 23:31:18 ID:R7QzHKqk
江ノ島「あたしが勝ったらアンタにコロシアイをしてもらう」

苗木「わかったよ。じゃあボクが勝ったら君にコロシアイしてもらう」

江ノ島「いいよ」

江ノ島(手を下すのは残姉に任せるけどね)

苗木「負けたときに『なんのこと?』なんて言っても通用しないからね。ちゃんとこの生徒手帳のログに全てが保存されてある」

江ノ島「そんくらい知ってるし、言い逃れする必要もないさ。……だってあたしが勝つんだから」

苗木「では……、始めようか」

江ノ島「いざ……」ザッ

苗木「……勝負!」カバディ

42: 2013/09/02(月) 23:43:13 ID:R7QzHKqk




苗木「くっ、……はあ、はあ。なぜ……捕まえられないんだ」

江ノ島「あんたには速さも体力も足りないんだよ。それで昨日までと何が違うって言うの?」

苗木「……くそっ!」

苗木(このままじゃボクは誰かを頃すことになってしまう……。それはどうしても避けたい)

江ノ島「なに?もうおしまい?」

苗木「ま、まだだ……!」

苗木(もう二時間半経過してるのか……。リミットはあと30分。まだ絶望的な時間ではないが、ボクにはもうあと一回攻める分の体力しか残っていないだろう)

苗木(しかしだ、江ノ島さんの動きも明らかに鈍くなってきている。そしてなんと言っても汗で頬に髪が張り付いてる江ノ島さん、工口い)

苗木(……はっ!ボクは今何を――――)

43: 2013/09/03(火) 06:55:56 ID:c4XLMdws
苗木(どのみちこの一回に全てをかけなければボクは負けるんだ。今さら正規ルールに直してほしいなんて頼めない)

苗木(なによりそんなことしたら江ノ島さんに抱きつかれちゃ――――)

苗木(くそぉ!!考えがどんどん逸らされていく……。これが、江ノ島盾子の能力なのか……!?)

江ノ島「ひとのせいにすんな」

苗木「あっ、すいません」

苗木(よし、決めたぞ。あと五秒後に仕掛ける)

5

4

3

2

1

44: 2013/09/03(火) 06:58:14 ID:c4XLMdws
苗木「いくぞぉぉぉーーー!」

江ノ島「来たね!あんたの最後の力、見せてみな!」

苗木(うっ、やっぱり早い……!なんで女の子なのにこんなに早いんだよ。やっぱり身長か?ボクももっと長躯だったら追いつけるのか……?)

苗木(だめだ……!不要な情報に惑わされるな。今は前の敵を捕捉し、帰還することだけを考えろ!)

江ノ島「やば、おいつかれる……!」

苗木(よし……、いけるぞ……!)

江ノ島「…………なんちゃって」ニヤッ

苗木(…………えっ?)

江ノ島「甘いよ苗木」クルッ ダッ

苗木(うそだ……、クロスオーバー……?)

苗木(ダメだ左抜かれる……。向かってくる敵すら捉えられないなんて――――)

45: 2013/09/03(火) 06:59:38 ID:c4XLMdws
ツルッ

江ノ島「あっ――――」

苗木「えっ、ちょ…………うわっ!」

ゴツン

苗木「…………イタタタタタ。頭がクラクラする……。江ノ島さん大丈夫?」

江ノ島「……だ、大丈夫…………じゃ、ないかも」

苗木「えっ!?ち、血は出てないみたいだけど……」

江ノ島「あのさ……、そんなにギュッてされたら……その……」

苗木「……へっ、あっ!?ごめん!!今離れるから――――」バッ

江ノ島「やだ!」ギュッ

苗木「えっ……?」

江ノ島「離れちゃ……やだ」

46: 2013/09/03(火) 07:01:31 ID:c4XLMdws
苗木「え、江ノ島……さん?」

江ノ島「苗木……すごいあたたかいんだもん……」

苗木「それは今まであんなに動いてたから汗やらなんやらで……って、ん!?」

江ノ島「…………んっ、はぁ」

苗木「江ノ島さん!?な、何を……!」

江ノ島「ごめん……。でも苗木に抱き締められてたら安心しちゃって、それでつい……キスしちゃった……」

江ノ島「ごめん、迷惑だったよね……」

49: 2013/09/14(土) 18:34:12 ID:fTGew6V6
苗木「いや、そんなことないよ。とゆうか……、嬉しかったかな」

江ノ島「苗木……」

苗木「今のは、その、女の子とここまでくっついたのって初めてだったから動揺しちゃっただけで……」

江ノ島(記憶なくす前までは霧切やら舞園らとイチャコラしてたくせに)

苗木「江ノ島さん……?」

江ノ島「なんかさめちゃったなー」

江ノ島「ま、勝負はあたしの勝ちだよね。んじゃ、約束通りコロシアイしてもらおうかな」

54: 2013/09/14(土) 20:40:28 ID:oDqFFxaA
カラリパヤット

55: 2013/09/14(土) 21:21:49 ID:yN/.TRzM
苗木「えっと……、からりぱ……?」

江ノ島「カラリパヤット。そんなものも知らないわけ?」

苗木「ご、ごめん……。聞いたこともないかな」

江ノ島「じゃあおとなしくコロシアイしときなー」

苗木「うぐぅ……」

江ノ島(でもよく考えたら舞園も誰か頃すって言ってたっけ。いや、アタシがけしかけたんだけども)

江ノ島(うーん……、殺人が二件も同時に起こったらどうしたらいいんだろ。裁判を二回開くべき?一度に指名するべき?)

56: 2013/09/14(土) 21:23:23 ID:yN/.TRzM
江ノ島(めんどいなー……。なら今回は苗木に頃しをさせない方が楽かな)

江ノ島「しかたないなー。じゃあラストチャンスね」

苗木「本当!?できればボクでもできそうなことにしてくれるとありがたい……」

江ノ島「」ゴソゴソ



100: 2013/09/15(日) 23:48:13 ID:mrrSfUN.
翌朝


苗木(よし、ちゃんと早く起きられた)

苗木(さすがにこんな時間に洗濯するようなひとはいないよな。……ボク以外)

苗木(……何を緊張してるんだ。昨日江ノ島さんが言っていた通りにやれば大丈夫じゃないか)

苗木(別に罪を犯したわけではないんだ。ぶっかけも合意の上なわけだし)

苗木(よし、後ろめたいことはなにもないぞ!────あれ、ランドリーの扉が開いてる?)

苗木(……!中にいるのって>>102?)

101: 2013/09/15(日) 23:50:40 ID:Q9u61c2.
舞園と霧切と残姉

103: 2013/09/16(月) 00:25:32 ID:7hJ4rfds
苗木(あれは舞園さんと霧切さん?)

苗木(くそっ、複数人相手だと部が悪い……。ここは一旦引き返して────)

戦刃「あれ?苗木じゃん。そんなとこでつっ立って何してんの?」

苗木「あっ、江ノ島さん!何って、キミのぱんTを洗うために……」

戦刃(一応盾子ちゃんから事情は聞いたけど……、本当だったんだ)

戦刃(盾子ちゃんからの指示は、苗木君が盾子ちゃんの下着を洗うまでエスコートすること。では、任務開始)

戦刃「洗うなら早く中入んなって!」グイグイ

104: 2013/09/16(月) 00:26:16 ID:7hJ4rfds
苗木「ちょっ、待ってよ江ノ島さん!」

舞園「きゃ、誰ですか!?」

霧切「……あら、苗木君じゃない。それに江ノ島さんも」

苗木「や、やぁ。おはよう二人とも」

舞園「おはようございます苗木君!」

霧切「おはよう」

舞園「江ノ島さんもおはようございます」

戦刃「はよー」

霧切「ところで苗木君は何しに来たのかしら?ランドリーに来たってことは洗う物があるのよね?」

105: 2013/09/16(月) 00:27:55 ID:7hJ4rfds
舞園「でも苗木君、なにも持ってませんね?」

霧切「……さて、その後ろに隠した右手には何があるのかしら」

苗木「」ギクッ

苗木(やっぱ霧切さんは鋭いな……。だがバレなければなんともない。ここは隙を見て引き返すのが吉か)

戦刃「苗木君が持ってるのはパン────」

苗木「うわぁ!?何を言い出すんだ急に!!」

苗木(ちょっと江ノ島さん!!バレたらどうするつもりなのさ!)

戦刃(あっ……。ごめ────いやー、わるい。おもしろそうだからつい言いそうになっちまったわ)

苗木(もう、気を付けてよね)

108: 2013/09/16(月) 21:53:21 ID:ueTdIvT6
舞園「……江ノ島さん。なに苗木君とそんなにくっついてるんですか。すぐに離れて下さい」

戦刃「やなこった!」

舞園「……早くしないとさやかのおやつにしちゃいますよ?」

戦刃「……」

戦刃(ちっ……。せっかく苗木君とベタベタできるチャンスだったのになあ……)

霧切「それで、あなたさっきは何を言いかけたのかしら」

苗木「へっ!?な、なんのことかなー……」

霧切「あなたじゃなくて江ノ島さんに聞いてるのよ」

109: 2013/09/16(月) 21:54:40 ID:ueTdIvT6
江ノ島「あたしも知らないなー」

霧切「とぼけてもムダよ。この場で聞くような『パン』なんて、あれしかないわよね」

苗木(こうゆうのは聞こえてないってのが定石じゃないのか!?まずいぞ……霧切や舞園さんにこんなことバレたらボクは……!)

霧切「幻滅したは苗木君。まさかあなたがそんな人だったなんて」

苗木「うぅ……。すぃません……」

霧切「謝罪なんて求めてないわ。それより右手に持ってるショウコヒンを見せなさい」

苗木「いや、これを見せるのはちょっと……」

霧切「往生際が悪いわね」スタスタ

霧切「さっさと渡しなさ───」ヌチョ

110: 2013/09/16(月) 21:59:31 ID:ueTdIvT6
苗木「……」

霧切「……一旦、下着を持っていた件については保留にするわ。……それで、これはいったいなんなのかしら?」

苗木「そ、それは……」

江ノ島「苗木のせーしじゃね?」

苗木「江ノ島さん!!?!?」

霧切「……」

霧切「ペロッ……。うん、これはペロッ確かにペロッ精液ね」

舞園「な、苗木君の種がついた下着ですって!?とゆうことはつまりそれは私の下着ということになりますね!さぁ、返してください!」

霧切「ダメよ。これは証拠品、なおかつ苗木君への弱みとして私が保持させてもらうんだから」スタスタ

苗木「ちょっ!霧切さん!!」

霧切「………………あぁ苗木君の精子がついたおぱんちゅ!!はぁはぁくんかくんか……。これを私のアソコに塗り込めば……苗木君の子供を生める!やったよお父さん!来年には元気な赤ちゃん生むから~!!」タッタッタッ

111: 2013/09/16(月) 22:03:21 ID:ueTdIvT6
苗木「……」

江ノ島「行っちまったな」

舞園「……あれ、誰ですか?」

苗木「ボクの知ってる霧切さんではない、と思う……」

江ノ島「ま、下着の一枚や二枚なくなったくらいでどうにもしないからさ、安心しなよ苗木?」

舞園「えっ、……江ノ島さんのだったんですか」

苗木「江ノ島さんがそう言うなら……、わかったよ。じゃあボクはどこかへ行こうかな。まだ集合まで時間があるし」

江ノ島「あぁ、あたしも一緒に行くわ。個人的にここに用があったわけでもないし」

舞園「私もおともします!ちょうど洗濯も終わりましたので」

苗木「じゃ、行こっか」

苗木(アナウンスまであと1時間くらいはあるな……。とりあえず>>115で時間を潰すか)

115: 2013/09/16(月) 22:26:22 ID:cSO3z0nc
妹様とでーと

120: 2013/09/17(火) 22:25:07 ID:yhYzjn7s
戦刃()ピピッ

戦刃(盾子ちゃんから通信だ……)

戦刃「ちょっとごめん!トイレ行ってくるからどこかぶらぶらしてて!」

舞園「……女の子なんですからそうゆうことを大声で言わないでください」

戦刃「ごめんごめん、じゃっ!」タッタッタッ

苗木「走るの速いなー。そんなに我慢してたのかな?」

舞園「苗木君は少しデリカシーが足りないです」

121: 2013/09/17(火) 22:26:20 ID:yhYzjn7s
情報処理室

戦刃「ただいま盾子ちゃん」

江ノ島「おそい!信号何回も送ってたのに全然気づかないし……。お姉ちゃんも反抗期なの?」

戦刃「ごめんね……。すこし話しこんじゃってて、わからなかったの」

江ノ島「ふぅん。そゆことにしといてあげるか。ま、それはいいとして、お姉ちゃんってなんであんなに演技ヘタなわけ?」

江ノ島「アタシは苗木が下着を洗い終えるまでサポートしろって言ったよね。なのに自分から下着の存在を公言するわ、終いには霧切に奪われるなんてヘマするわでてんでダメダメだよね。ホント絶望的」

江ノ島「正直見てらんないんだよね。このままじゃうっかり誰かに『あのこと』漏らしちゃいそうだし」

122: 2013/09/17(火) 22:27:11 ID:yhYzjn7s
戦刃「……そ、それは大丈夫だから!」

江ノ島「さっきもちゃんと下着持って帰ってくるから!って言って出てったよね?」

戦刃「うぅ……」

江ノ島「楽しみは取っておかなくちゃ楽しくないじゃん。アレを見て驚愕し、絶望するアイツらの顔……お姉ちゃんも拝みたいでしょ?」

戦刃「……」

江ノ島「これは新鮮さが大事なんだから!だからお姉ちゃんにうっかり口すべらされたら困るわけ。とゆうわけで、とりあえず当分はアタシが表で動くから」

戦刃「え……」

123: 2013/09/17(火) 22:28:07 ID:yhYzjn7s
江ノ島「わかんない?しばらくの間は入れ替わるって言ってんの。お姉ちゃんにヘマさせないために」

戦刃「……わかった」

江ノ島「じゃ、大きいほうだって思われたくないからもう行くねー。アタシがいなくてもちゃんと監視やっとくんだよ」

戦刃「行ってらっしゃい、がんばってね……」

江ノ島「……もう!」スタスタ

チュッ

戦刃「えっ、盾子ちゃん……。今ほっぺに……」

江ノ島「そんな暗い顔されてたら、ずっと見てたくて永遠に行けなくなっちゃうでしょ。だからそのやるせない気持ちはアタシが戻ってくるまで取っといてね?じゃあね」

124: 2013/09/17(火) 22:47:16 ID:Osll1qMI
江ノ島「おまたせ」

苗木「長かったね。お腹の調子悪いのかな?」

江ノ島「……女の子にそうゆうこと聞くもんじゃないっしょ。殴るよ」

苗木「ご、ごめん……」

江ノ島「そういや舞園は?」

江ノ島(出る間際にモニター見たときはまだここにいたんだけどな)

苗木「舞園さんなら部屋に洗濯物を置いて来るって言って戻ってったよ」

江ノ島「へー」

125: 2013/09/17(火) 22:48:43 ID:Osll1qMI
江ノ島「じゃ、暇だしデートでもすっか」

苗木「そうだね。……ってデート!?」

江ノ島「なにさ、イヤだっての?」

苗木「そ、そんなことは……」

苗木(た、谷間が……)

江ノ島「……ぷぷぷ。顔赤いけどどうかした?」ギュッ

苗木「うぁ!?」

苗木(腕に当たってるよ当たってるって当たっちゃってるよ!??!?)

江ノ島「あててんのよ」

132: 2013/09/17(火) 23:59:22 ID:sObU4Yp6
苗木「……」

江ノ島「な、なえぎぃ…」

苗木「江ノ島さんの、すごい大きいね。ボクの手じゃ収まりきらないよ」

江ノ島「ぁん……スタイルにはいちお……自信あるから」


133: 2013/09/18(水) 00:00:48 ID:sEaCyFAU
苗木「……んはぁ」

江ノ島「もぉ……。ちゅーと胸一緒にするのだめぇ……」

苗木「ごめんね。でもすごい可愛かったよ」

江ノ島「そんなこと……ぁっ、言うの反則。切なくなっちゃうからぁ……」

苗木「どこが切なくなっちゃうのかな?」

江ノ島「……わかってるくせに。いじわる」

苗木「可愛いからついからかいたくなっちゃうんだよ」

苗木(さて、確かにここじゃ誰かに見つかる可能性はあるな。とゆうわけで>>136に移動しよう)

136: 2013/09/18(水) 00:32:31 ID:wXVgwfM2
保健室でヌッポリ

137: 2013/09/18(水) 23:34:03 ID:1u0NV.lQ
苗木「……江ノ島さん。ここじゃ楽にできないから保健室に移動しよっか」

江ノ島「でも保健室には防音仕様ないし……」

苗木「……それがいいんじゃないか」

江ノ島「やだ……えOちだよ苗木」

苗木「かわいいよ江ノ島さん。好きだ」

江ノ島「あたし……アタシも、すき」

その後保健室で愛し合ったボクらは、この終わらない学園生活の中で結ばれることとなった。その日から桑田クンが行方不明となってしまったけれど、三日間捜し続けた結果氏んでいる痕跡も生きている痕跡も発見できず捜索を断念。モノクマ曰く、彼は転校してしまったのだと言う。捜索中、やたらと挙動不審だった舞園さんも、その言葉を聞くや否や元気を取り戻し、いつもの彼女に戻っていった。霧切さんは、彼女がなにか絡んでいるのではないかと睨んでいたが、肝心の証拠が出てこないため確信に至ることはできなかった。それからの日々は特になにかが起こるわけでもなく過ぎていき、────────半月後に突然、戦刃むくろさんという転校生がやってきたのを期になぜか学園内全ての階が開放され、同時にモノクマも姿を見せなくなった。

138: 2013/09/18(水) 23:35:10 ID:1u0NV.lQ
そして半年後

霧切「苗木君、今から部屋に来てくれないかしら」

苗木「ごめん、夜に女の子の部屋には行けないんだ」

霧切「……そう」

苗木「じゃ、部屋に戻るね。おやすみ」

苗木(最初この学園に閉じ込められたときはいきなりコロシアイを起こさないと卒業できないとか言われて焦ったけど、今となってはここにとどまるのも悪くないと思っている。……だってボクには───────)

舞園「もう!誠くん、遅いですよ!」

江ノ島「まーた霧切に絡まれてたのか?」

戦刃「浮気は……よくないと思う」

苗木「そんなことするわけないじゃないか。ボクには君たちさえいれば何もいらないよ」

139: 2013/09/18(水) 23:37:36 ID:1u0NV.lQ
舞園「ありがとうございます。嬉しい……大好きです!」

江ノ島「アタシも好き。……まぁ、それはそれとしてさ、」

戦刃「……今日もほしいな?」

舞園「私もです……。もうさっきから身体が暑くて……、ここなんか……ホラ?こんなになっちゃってます」

苗木「まったく、キミたちは本当に淫乱だなあ。……盾子そんなお腹膨らませてるのにさ」

江ノ島「何言ってんのさ。この子にタンパク質与えてあげるのも大事なんだって!」

戦刃「……多少揺れるくらいなら、この子にもいい刺激になるとおもう」

舞園「私は、単純に誠くんにあいされたいです!」

苗木「むくろもさやかも、しょうがないな。じゃあいくよ?……ボクの女神たち」

ボクらの学園生活はまだまだ始まったばかりだ!!

140: 2013/09/18(水) 23:38:32 ID:1u0NV.lQ
いやー、感動的だな!

めでたしめでたし


これで終われ

142: 2013/09/21(土) 21:05:51 ID:9yUA9KeQ
後日談は?

引用元: 江ノ島「実はアタシ……、苗木と>>5してるんだ……」