あかり(気づかれないうちにそっとドア閉めてこう…)ｿｰｯ

あかり(そーっと…)ｿｿｯ

京子「あーかーりぃー」ｶﾞｼｯ

あかり「ひょえぇぇ！」ｿﾞｸｯ

京子「みーたーなー」

あかり「ご、ごめんなさいっ！」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

あかり「見なかったことにするからぁ！」

京子「じゃあ言うこと聞いてくれたら許してあげる」

あかり「するする！　何でもするから許してぇ！」

京子「なんでも、とな？」ﾋﾟｺﾝ

京子「じゃあ……して」

あかり「えっ、なに？」

京子「私がさっきやってたことと同じことやって」ﾄﾞﾝ

あかり「えぇぇぇええ！」

京子「ほれ、早く」ｽｯ

あかり「えっ、でも…もうすぐちなつちゃんたち来るし…」

京子「あかり…さっきの動きは護身術なんだ」ｷｯﾊﾟﾘ

京子(まあ、嘘だけど)

あかり「え、護身術…？」

京子「おう、ほら…最近不審者が増えてるだろ？　さっきのは不審者から身を守る訓練だったんだよ」

あかり「そうだったんだぁ」ﾊﾟｧ

京子(あかり…素直な子…)

京子「そうなんだ！　だから私はみんなが襲われてほしくないから、これをごらく部のみんなにやってほしいんだ」

あかり「そっかぁ…分かったよ京子ちゃん！」

あかり「護身術やってみる！」

京子「おう、あかり頑張ってくれ！」

京子(あかりいじるのは楽しいなぁ)ﾆﾔﾘ

京子「じゃあはい、これあかりの座布団」ｽｯ

あかり「ありがと、京子ちゃん」ﾊﾟｯ

京子「じゃあ、あかり…私は押入れの中で見守ってるからな」ｽｽｰ

ﾊﾞﾀﾝ

あかり「よし、護身術やるよぉ！」

ﾓﾌｯ

あかり「もふもふっもふ♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

あかり「もふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

あかり「もふっふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

結衣「」ﾎﾟｶｰﾝ

※あかりが座布団を抱きながらごろごろしている様子をご想像ください。

ﾊﾞﾀﾝ

あかり「もふもっふふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

あかり「もふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

結衣(……この生物はあかり…だよな…？　赤髪でお団子あるし)

結衣(とりあえず確認しないと…)

あかり「もふふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

結衣(…か…かわいい///)

結衣「あ…あかり？」

あかり「」ﾋﾟﾀｯ

あかり「ゆ…結衣ちゃ…ん…！」ﾋﾞｸｯ

京子(あ、結衣きたんだ)ｼﾞｰ

あかり「あぁぁぁあのね///　こ、これはね///」ｶｧｧ

あかり(ええっと、なんだっけ恥ずかしくて思い出せないよぉ)

あかり「あれだよ…五感術の訓練なんだよ」ﾄﾞﾔｧ

京子(なんか間違ってるよ…あかりぃぃぃぃ)

結衣(五感術…！？　あかりは何を言ってるんだろう…でもかわいいから許す///)

結衣(とりあえず話を合わせてみよう)

結衣「へ、へぇ…そうなんだぁ…」

結衣「で、何であかりは五感術を？」

京子(あ、やば…)ｷﾞｸｯ

あかり「それはね、京子ちゃんが最近不審者が増えてるから、それから守るように訓練してほしいって…」

結衣「なんだ…まーた、あいつのイタズラか」ﾊｧ

あかり「え？　イタズラって…？」

京子(おわった…)

結衣「あかりは京子に騙されたんだよ」

あかり「ええええぇ！　ちょっと京子ちゃん！」ﾌﾟﾝｽｶ

ｶﾞﾗﾗ

京子「うわわわわわ」

ﾄﾞﾀﾝ

結衣「なんだそこにいたのか」

結衣「おいこら、京子…あかりをいじめるのはやめろ」ｶﾞｼｯ

京子「だってー、素直なあかりがかわいいんだもん///」

あかり「えっ///」ﾎﾟﾝｯ

京子「あかりは私のものだ」ｷｯﾊﾟﾘ

結衣「いや、私だってあかりが好きだ！ だから私のものだ」ｷﾘｯ

あかり「ちょっとぉ///…あかり、嬉しいけどあかりの気持ちも聞いてほしいな…」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

京子「じゃあ、あかりは私と結衣…どっちが好き？」

結衣「私だよな？」ﾆｺｯ

京子「あかり、こっちへおいで」ﾊﾞｯ

あかり(ど、どうしよう…)

あかり(い…今更二人とも大好きだよ、なんて言えないよぉ……)ｵﾛｵﾛ

あかり(な…なにかごまかさないと……)

あかり(あっ、そうだ)ﾋﾟｺﾝ

ﾓﾌｯ

あかり「もふもふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

あかり「もっふもっふふ♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

京子「あ、私も護身術やるー」

ﾓﾌｯ

京子「もふっもふっ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ


結衣「じゃあ私も訓練しよう」

ﾓﾌｯ

結衣「も…もふ///」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ちなつ「」ﾎﾟｶｰﾝ
>>3人が座布団を抱きながらゴロゴロしてる様子をご想像ください。

ﾊﾞﾀﾝ

ちなつ(お…落ち着くのよチーナ……これは罠…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ちなつ(３人ともおかしくなった振りをして、私をはめようとしてるのよ…)

ちなつ(そうよ…そうに違いないわ……)

ちなつ(でも、何かこれって仲間外れっぽくない……？)

ちなつ(とりあえずあそこに座布団あるし、空気読んでもふもふ参加しよう…)

ﾓﾌｯ

ちなつ「もふもふもふもふー！！！もっふっふふー！！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

京子「お、ちなちゅ激しいねー」

京子「もふもっふーもっふー！」ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ

結衣「もふっー、もふー///」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

あかり「もっふっふー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ﾊﾞﾝｯ

綾乃「歳納きょ……」

綾乃「」ﾎﾟｶｰﾝ
>>4人が座布団を抱きながらゴロゴロしている様子をご想像ください。

綾乃「あ、あなた達…一体何をしているの……？」

あかり「五感術」ﾄﾞﾔ
京子「護身術☆」ｷﾗｯ
結衣「…訓練」ﾎﾞｿｯ
ちなつ「もふもふ」


────────────────────

「……子！…子！」

「うっ、うーん」

結衣「京子！　もう帰るぞ、起きろ！」

京子「はっっ！」ｸﾜｯ

京子「…なんだ夢だったのかぁ…」

京子「だから、あかりが中心になってたわけだ」

あかり「ちょっとぉ、京子ちゃん！」ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ

あかり「あかり主役だよね！？今も中心だよね！？」ｶｰﾝ

＼ｵｯﾜﾘｰﾝ／

乙リーン

乙乙

乙

いやー、しょうもないSSですんません

>>17
京あかに可能性を感じたので、ちょっと考えてくる