5: 2012/07/24(火) 13:47:17.88 ID:21hUL6N9I
ニャル子「デ、デート……?」
真尋「まあ、そういうことだから勝手に食べといてくれ」
ニャル子「真尋さん、デートってどういうことですか!?しかもなんでクー子と……」
真尋「デートしたいからするだけだろ、他に理由あるのか?」
ニャル子「……」
9: 2012/07/24(火) 13:53:20.33 ID:21hUL6N9I
真尋「じゃ、行ってくる」
ニャル子「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!!」
真尋「……おい、離せよ。クー子を待たせてるんだけど」
ニャル子「真尋さんがなんでクー子なんかとデートするのか分かりません!」
真尋「……」
ニャル子「私とならいつでもデートしてもいいんですよ!?」
11: 2012/07/24(火) 13:56:41.38 ID:21hUL6N9I
真尋「なんというか……お前いっつもうるさいから、たまには静かに過ごしたいんだよ」
ニャル子「じゃあ静かにします!だから」
真尋「……まあ、予定を変える気はないけど」
ニャル子「うう……」
13: 2012/07/24(火) 14:00:57.27 ID:21hUL6N9I
真尋「それに、お前は料理作れるから別に困らないだろ」
ニャル子「私は真尋さんに食べてもらうために料理をするんです。自炊なんて嫌です」
真尋「……もういいよ、行ってくる」
ニャル子「あっ、待ってください真尋さあん!!」
15: 2012/07/24(火) 14:04:33.42 ID:21hUL6N9I
真尋「……っ!離せよ!!」
ニャル子「私も真尋さんと一緒に行きたいです!」
真尋「……どれだけ自分勝手なんだよお前!!!」
バンッ!!
ニャル子「ひっ」ビクッ
16: 2012/07/24(火) 14:07:57.56 ID:21hUL6N9I
真尋「……行ってくる」
ニャル子「ま、真尋さん……待って」
バタン
ニャル子「……」
ニャル子「……ぐすっ……ひっく…」
18: 2012/07/24(火) 14:15:26.46 ID:21hUL6N9I
ニャル子「私……のせいなんですかね……?」
ニャル子「私は真尋さんに嫌われたんでしょうか……」
ニャル子「……ぐすっ……真尋さんに嫌われたくないよお……」
22: 2012/07/24(火) 14:21:14.74 ID:21hUL6N9I
ニャル子「ご飯なんて……真尋さんに食べてもらえないなら、作らなくてもいいですよね……」
ニャル子「もう寝ましょう……」
ニャル子「眠ればきっと、真尋さん帰ってきますよね……」
ニャル子「……ひぐっ………ふええぇぇん……ぐすっ……」
23: 2012/07/24(火) 14:25:05.80 ID:21hUL6N9I
真尋「遅れてごめん」
クー子「別にいい、作戦の遂行に支障はない……」
真尋「ところで、なんで急にデートしたいなんて言ったんだよ?」
クー子「……それなりの理由があるから」
真尋「当たり前だろ。理由無かったら最悪じゃないか」
26: 2012/07/24(火) 14:29:46.67 ID:21hUL6N9I
クー子「……こっち」
真尋「何があるんだよ……ってここは……」
真尋「クー子……ここ、ゲーム屋だけど」
クー子「???……少年、どうかした?」
真尋「いや、これデートだよな?」
クー子「買い物の付き添いもデートのうち……」
27: 2012/07/24(火) 14:32:46.59 ID:21hUL6N9I
真尋「……一応聞くけど、お前は何を買うつもりなんだ?」
クー子「……ゲームに決まってる、そこにゲーム屋があるから」
真尋「おい」
クー子「……少年は嫌だった……?」
真尋「そういうわけじゃないけど……」
28: 2012/07/24(火) 14:36:36.63 ID:21hUL6N9I
真尋「なんか想像してたのと違ってさ……」
クー子「……少年は何を想像してたの?」
真尋「え?……それは……」
真尋「(手を繋いだりとか……一緒に食事するとか……じゃないかな)」
真尋「……」
クー子「……少年、顔が赤い」
31: 2012/07/24(火) 14:42:32.07 ID:21hUL6N9I
真尋「えっ!?」
クー子「……何を考えてたの?もしかして私とホt
真尋「いや、なんでもない!!そ、それより早く買い物をしよう!!」
クー子「おっけー」
真尋「(なんかもう疲れてきた……)」
32: 2012/07/24(火) 14:46:03.42 ID:21hUL6N9I
クー子「……大量大量」
真尋「持つのは僕なのか……それにしても、こんなにお金持ってたのかよ?」
クー子「ボーナスが出たから……」
真尋「……お前、ちゃんと叔父さんに感謝しろよ」
クー子「いぇい」
34: 2012/07/24(火) 14:50:42.11 ID:21hUL6N9I
クー子「そろそろ帰る……」
真尋「デートっていってもゲーム買っただけよな」
クー子「気にしない……それよりお腹空いた……」
真尋「じゃあ、帰ったら作るか……。……あ」
クー子「少年、どうしたの?」
真尋「いや、なんでもない……」
クー子「……???」
クー子「お腹空いた
43: 2012/07/24(火) 15:02:07.80 ID:21hUL6N9I
真尋「(僕は、行く時ニャル子に……)」
クー子「少年、顔色が悪い……」
真尋「いや、大丈夫だよ」
真尋「(僕が想像したデートは……ニャル子としたようなデートだった……)」
真尋「(僕って本当に馬鹿だよな……)」
44: 2012/07/24(火) 15:04:38.63 ID:21hUL6N9I
ガチャ
真尋「ただいま……」
クー子「少年、私はゲームをするから、ご飯が出来たら呼んで……」
真尋「……分かった」
クー子「……それと」
真尋「……何?」
47: 2012/07/24(火) 15:06:54.54 ID:21hUL6N9I
クー子「悩みがあるなら早く解決した方が良い……」
真尋「クー子……」
クー子「ゲームの中で使われた言葉だけど……」
真尋「……」
48: 2012/07/24(火) 15:10:02.24 ID:21hUL6N9I
真尋「……」
真尋「ニャル子が見当たらないけど……部屋にいるのか?」
真尋「やっぱり言い過ぎたよな……」
真尋「悩みがあるなら早く解決した方が良い……か……」
51: 2012/07/24(火) 15:14:27.53 ID:21hUL6N9I
コンコン
真尋「ニャル子?僕だけど……」
ニャル子「真尋……さん?」
真尋「あのさ……さっきのことだけど」
ニャル子「別にいいですよ。……それよりデート、楽しかったでしょう?」
真尋「ニャル子……」
ニャル子「クー子となら落ち着けたでしょうね……うるさい私とは違って」
52: 2012/07/24(火) 15:15:09.42 ID:21hUL6N9I
>>49
そういうの一回書いたわ
そういうの一回書いたわ
55: 2012/07/24(火) 15:20:00.47 ID:21hUL6N9I
真尋「いや、今日のはデートというか……」
ニャル子「じゃあ、何ですか?」
真尋「……クー子の買い物に付き合わされただけだ」
ニャル子「……」
真尋「なあ、中に入ってもいいかな?」
ニャル子「……どうぞ」
56: 2012/07/24(火) 15:23:15.58 ID:21hUL6N9I
真尋「……お前、寝てたのか?」
ニャル子「はい」
真尋「ご飯は?」
ニャル子「食べてませんよ」
真尋「食べてないって……どうしてだよ?」
ニャル子「真尋さんに嫌われたら食欲も失せますよ……」
58: 2012/07/24(火) 15:29:08.29 ID:21hUL6N9I
真尋「……ニャル子?」
ニャル子「私、真尋さんが好きです。でも、クー子とデートするって聞いて……」
ニャル子「それで、なんだか悲しくなって……」
真尋「ニャル子、あれは僕の中ではデートじゃなかったよ」
60: 2012/07/24(火) 15:33:14.94 ID:21hUL6N9I
真尋「……僕の想像したデートとは違ってたんだ」
真尋「僕が想像したデートは……相手と手を繋いだりとか……そういうのだったんだ」
真尋「だけど、クー子とはそういうことはしてない……ただの買い物だったんだよ」
ニャル子「そう……ですか」
真尋「僕は前のニャル子とのデートが一番良かったかな……」
63: 2012/07/24(火) 15:48:11.87 ID:21hUL6N9I
ニャル子「え?」
真尋「海に行った時にしただろ?」
ニャル子「あ、あのときのですか」
真尋「あんな感じを期待してたんだけどな……」
64: 2012/07/24(火) 15:50:30.27 ID:21hUL6N9I
真尋「ニャル子、ごめん。怒鳴ったりして」
ニャル子「別にいいですよ、その代わり……」
真尋「?」
ニャル子「明日、私とデートしてください!!」
真尋「……ああ」
終わり
65: 2012/07/24(火) 15:50:52.92 ID:n9/RmI9X0
クズすぎだろ
67: 2012/07/24(火) 15:56:23.68 ID:wqGHCciS0
まあ乙
70: 2012/07/24(火) 16:21:11.58 ID:21paLh0V0
まひろクズすぎてンフッってなったわ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります