1: 2012/07/29(日) 23:49:17.35 ID:i8FtbzGG0
真尋「殺虫剤で殺せばいいだろ…」プシュー

ニャル子「だって…気持ち悪くて…」ウルウル


真尋「!!!(ニャル子の涙目…かわいい///)」


ないな

10: 2012/07/30(月) 00:00:54.27 ID:8VWD6vYp0
真尋「お前だって似たようなもんだろ、そのアホ毛だって触覚みたいなもんだろ」

ニャル子「さ……さすがにそれは酷いですよぅ……」ズーン

真尋「そ、そんなに落ち込むなよ!ごっ……ごめんな?」

ニャル子「そんなんじゃ許さLena異です」

真尋「じゃあ何したら許してくれるんだよ……子作りはダメだからな」

ニャル子「そんな事は言いませんよ……なでなでしてください」

真尋「……は?」

ニャル子「なでてくれなきゃやーです」

真尋「どうしてこうなった」

ニャル子「うぅ……」ウルウル

真尋「わ……分かった!分かったから!ほ、ほら!」なでなで

ニャル子「……にゃふぅ///」


[合本版]這いよれ!ニャル子さん 全12巻 (GA文庫)


17: 2012/07/30(月) 00:05:53.53 ID:8VWD6vYp0
真尋「……」なでなで

ニャル子「むふぅ~♪」

真尋「……なぁ、ニャル子」なでなで

ニャル子「なんですか真尋さん♪もしかして膝枕もしてくれるんですか!?」

真尋「ゴキブリが……5機現れた」

ニャル子「うにゃあああああ!?」

真尋「お、落ち着け!」

ニャル子「だだだだだってゴキブリがこっち見て見てるこっちを見てうにゃああああああ!!」

真尋「あんなゴキブリの1つや2つ押し戻して──」

ゴキブリ「ぶーん」

ニャル子「とん……だ……」ドサッ

真尋「にゃ、ニャル子!?お、おい!しっかりしろ!ニャル子!!」

22: 2012/07/30(月) 00:11:53.84 ID:8VWD6vYp0
ゴキブリ「カサカサカサカサ……」

真尋「おいこらゴキブリども……」

ゴキブリ「?」

真尋「ニャル子に何してくれてんだ……」

ゴキブリ「ぶーん」

真尋「お前の方がゴキブリよりアレだろって突っ込みたくはなるがな……」

真尋「こんなのだって大切な同居人なんだぞ……それを」

ゴキブリ「触角回し~」

真尋「……この世のものならぬ想像を絶する意匠に刻み抜かれたゴキジェットプロ!」

ゴキブリ「!?」

真尋「こいつでぇえええ!!」

23: 2012/07/30(月) 00:16:50.28 ID:8VWD6vYp0
真尋「……悪は去った……ってニャル子!?」

ニャル子「うみゅ~……」

真尋「おい……大丈夫か?」ユサユサ

ニャル子「ぅ……あ、はい……なんとか……」

真尋「はあ……良かった……」

ニャル子「心配してくれたんですか?」

真尋「当たり前だろバカ」

ニャル子「あ……当たり前ですか……///」

真尋「そりゃあいきなりぶっ倒れられたら心配くらい……って顔が赤いぞ」

ニャル子「ぇ……あぁいえいえ!何でもないですから!どうぞご心配なく!」

24: 2012/07/30(月) 00:21:05.31 ID:8VWD6vYp0
真尋「それよりも意外だな、ゴキブリ苦手なのか」

ニャル子「得意な訳ないでしょう!?得意な訳ないでしょう!?」

真尋「だってお前ら、ゴキブリより明らかにグロい奴居るじゃん」

ニャル子「彼らはきちんとした文明を持った種族なんです!こんな虫けらとは違います!」

真尋「そうは言うがな大佐」

ニャル子「ん?なにか」

真尋「そもそもお前だって今はそわな可愛い見た目してるけどホントは触手の塊だろ」

ニャル子「か……可愛いだなんて……いゃん///」

真尋「なんでそこだけ強調すんだよ」

28: 2012/07/30(月) 00:27:41.25 ID:8VWD6vYp0
真尋「っていうかお前、不定形のクセに可愛いとか言われるの嬉しいのか?」

ニャル子「ん~その辺の感性の違いはどう説明したらよいのか」

ニャル子「例えば真尋さんはどんな服装にも着替える事ができますね」

真尋「あーなるほど、服装を誉められて喜ぶような感じか」

ニャル子「あとはそうですね、カッコいい車を誉められたら嬉しいでしょう?そのようなものです」

真尋「ふーん、そんなもんなのか……ニャル子」

ニャル子「はいなんでしょう」

真尋「可愛いぞ」

ニャル子「ふぇっ!?あの……えと、その」

真尋「ふむ、効果は抜群だ」

ニャル子「乙女心を弄ばないでください……」

29: 2012/07/30(月) 00:32:58.61 ID:8VWD6vYp0
真尋「なぁニャル子」

ニャル子「今度はなんですか、もう何言われても驚きませんが」

真尋「ゴキブリ第三波接近」

ニャル子「うぇええええん!」ギュー

真尋「泣くな抱き付くな!」

ニャル子「だって……だってぇ……」

真尋「っていうかゴキブリ多すぎだろ!不自然にも程があるわ!」 

ゴキブリ「ガサガサガサ」

ニャル子「びぇええええん!」

真尋「んあーもう!泣くな!」なでなで

ニャル子「うぅ……が……がんばります……ひっぐ……」

31: 2012/07/30(月) 00:38:27.39 ID:8VWD6vYp0
真尋「まずは目の前の害虫から……ゴキジェット威力行使」

ニャル子「泣かない……真尋さんが撫でてくれた……泣かない……泣かない……」

真尋「謎の詠唱してるとこ悪いけどもう終わったぞ」

ニャル子「おわ……ったぁ……」ぐてー

真尋「ったく……誰だ、ゴキブリを仕込んだのは……」

ニャル子「仕込み?」

真尋「僕が毎日掃除してるのにこんな大量発生はおかしいだろ」 

ニャル子「それもそうですね……大体検討は付きますが……おら、クー子!」

クー子「……呼ばれて飛びでてなんとやら」

35: 2012/07/30(月) 00:44:25.68 ID:8VWD6vYp0
ニャル子「いったいどういうつもりですか……!」

クー子「……話せば長くなる」

真尋「さんぎょ……4行で頼む」

クー子「
ニャル子は昔からゴキブリが苦手
ゴキブリを放てばニャル子の泣き顔が堪能できる
作戦大成功」

真尋「なんでお前ら普段は要らない4行目追加するくせに気を聞かせて4行にしたら──」

ニャル子「その件に関してはまた後程……で、クー子?」

クー子「……なぁに」

ニャル子「覚悟は出来てますよね?」

クー子「……もちろん、プロだから」

ニャル子「では早速……」

クー子「……たくさん赤ちゃん作ろ」

ニャル子「そんな事は言ってないでしょうが!」

36: 2012/07/30(月) 00:47:28.39 ID:8VWD6vYp0
真尋「まあ落ち着けニャル子」

ニャル子「これが落ち着いていられますか!!」

真尋「大した実害も無かったわけだし」

ニャル子「大有りですよ!?」

クー子「……物分かりの良い子は好き」

真尋「氏体の処理と床に滴るゴキジェットの液体を片付けろ」

クー子「……くすん」

38: 2012/07/30(月) 00:52:37.92 ID:8VWD6vYp0
ニャル子「どうして真尋さんはクー子には甘いんですか!」

真尋「そうか?」

ニャル子「そうですよ!貧Oですか!ツインテールですか!赤毛がいいんですか!?」

真尋「お前は一体何を言っているんだ」

ニャル子「だって……私には優しくしてくれないじゃないですか……」

真尋「僕が今回甘いのは理由があってだな」

ニャル子「どんな理由ですか……ゴキブリ頃しに快楽でも覚えるんですか」

真尋「そんな特殊な性癖の持ち主じゃない」

ニャル子「じゃあなんですか」

真尋「だってほら、お前の可愛い泣き顔が見れただろ?」

40: 2012/07/30(月) 00:55:51.00 ID:8VWD6vYp0
ニャル子「……え」

真尋「ニャル子の泣き顔って何気にレアだよな」

ニャル子「あの、真尋さん?」 

真尋「なんだよ」

ニャル子「今のは冗談か何かで?」

真尋「嘘でこんな事は言わないだろ」

ニャル子「ま……真尋さん……///」

真尋「可愛かったぞ、ニャル子……もちろん今も可愛いけどな」なでなで

ニャル子「にゃふぅ///」

45: 2012/07/30(月) 01:01:41.37 ID:8VWD6vYp0
真尋「ただ撫でるだけじゃつまんないな……あ、そうだ!膝枕してやるよ」

ニャル子「ほ、ホントですか!?よろしいのですか!?」

真尋「ほら」ぽんぽん 

ニャル子「にゃぅぅ……幸せでひゅ……///」

真尋「ニャル子……」なでなで

ニャル子「真尋さん……///」

クー子「……ニャル子」

真尋「お前はとっとと片付けろ!」

ニャル子「あんたはとっとと消え失せなさい!」 

クー子「……くすん」


おわり

48: 2012/07/30(月) 01:04:04.93 ID:8VWD6vYp0
もう寝ます……

47: 2012/07/30(月) 01:03:25.12 ID:v9dxWR1IO
参考画像にゴキブリはいりませんよ

49: 2012/07/30(月) 01:04:24.65 ID:B/fLmam70
最後なんて読むん?

50: 2012/07/30(月) 01:04:37.02 ID:zPQYEclx0
にゃるかわ乙

51: 2012/07/30(月) 01:08:19.57 ID:C5CewBZQ0

引用元: ニャル子「真尋さん助けてください…ゴキブリは苦手なんです…」