1: 2011/11/09(水) 13:44:40.53 ID:JMrvnBqx0
~夜 ランカ家~
ガチャ
ランカ「ただいま~」トコトコ
ブレラ「おかえり」
ランカ「ふぅ、今日も疲れたぁ…」
ブレラ「おつかれ」
ランカ「ねぇ、何か食べた?」
ブレラ「いや…」
ランカ「そっか。じゃあすぐに夕飯作ってあげるね!」
ランカ「~♪」イソイソ
ブレラ「……」
ブレラ「(一年前、俺とランカは結婚した)」
ブレラ「(俺とランカが婚約したあの日、アルトとシェリルも…)」
ガチャ
ランカ「ただいま~」トコトコ
ブレラ「おかえり」
ランカ「ふぅ、今日も疲れたぁ…」
ブレラ「おつかれ」
ランカ「ねぇ、何か食べた?」
ブレラ「いや…」
ランカ「そっか。じゃあすぐに夕飯作ってあげるね!」
ランカ「~♪」イソイソ
ブレラ「……」
ブレラ「(一年前、俺とランカは結婚した)」
ブレラ「(俺とランカが婚約したあの日、アルトとシェリルも…)」
4: 2011/11/09(水) 13:52:25.85 ID:JMrvnBqx0
~一年前 街~
わいわい がやがや
ブレラ「……」
ブレラ「(バジュラが人間に星を分けてくれてから数か月…)」
ブレラ「(もうこんなに発展して街がにぎわってるなんてな…)」
ブレラ「(……)」
ブレラ「…さて、今日は何処のビルの上でハーモニカを吹くとするかな……」キョロキョロ
ブレラ「……」キョロキョロ フラフラ
ブレラ「……ん?」
ランカ「……ぐすっ」シクシク
ブレラ「ランカ…?何かあったのか?」
ランカ「あっ、お兄ちゃん!何でもないよ、なんでも…」ゴシゴシ
ブレラ「泣いてるように見えたが…」
ランカ「な、何でもないってば!」
わいわい がやがや
ブレラ「……」
ブレラ「(バジュラが人間に星を分けてくれてから数か月…)」
ブレラ「(もうこんなに発展して街がにぎわってるなんてな…)」
ブレラ「(……)」
ブレラ「…さて、今日は何処のビルの上でハーモニカを吹くとするかな……」キョロキョロ
ブレラ「……」キョロキョロ フラフラ
ブレラ「……ん?」
ランカ「……ぐすっ」シクシク
ブレラ「ランカ…?何かあったのか?」
ランカ「あっ、お兄ちゃん!何でもないよ、なんでも…」ゴシゴシ
ブレラ「泣いてるように見えたが…」
ランカ「な、何でもないってば!」
5: 2011/11/09(水) 13:58:44.51 ID:JMrvnBqx0
ランカ「そ、そんなことより…」
ブレラ「ん?」
ランカ「きょ、今日も寒いねぇ~!あはは…」
ブレラ「……」
ブレラ「(怪しい…)」
ブレラ「何があったのか教え…」
「おっ!ランカにブレラ!」
ランカ「!!」
アルト「よぅ!ブレラは久しぶり」
ブレラ「アルトか…」
シェリル「……///」モジモジ
ブレラ「ん?後ろにシェリルもいたのか。今日は大人しいな」
シェリル「べっ!別に…、大人しくなんか……///」カァァァ
ブレラ「……?何かあったのか?」
アルト「実は俺達…。結婚することになったんだ」
ブレラ「ん?」
ランカ「きょ、今日も寒いねぇ~!あはは…」
ブレラ「……」
ブレラ「(怪しい…)」
ブレラ「何があったのか教え…」
「おっ!ランカにブレラ!」
ランカ「!!」
アルト「よぅ!ブレラは久しぶり」
ブレラ「アルトか…」
シェリル「……///」モジモジ
ブレラ「ん?後ろにシェリルもいたのか。今日は大人しいな」
シェリル「べっ!別に…、大人しくなんか……///」カァァァ
ブレラ「……?何かあったのか?」
アルト「実は俺達…。結婚することになったんだ」
6: 2011/11/09(水) 14:08:09.69 ID:JMrvnBqx0
ブレラ「ほう。いつ決まったんだ?」
アルト「そ、それがさ…。…さっきなんだ///」
シェリル「……///」
ランカ「……」
ブレラ「なるほど。道理でいつもうるさいのがしおらしくなってるわけだ」
シェリル「何よ!私だって…その…、あの……///」
ブレラ「フッ…」
シェリル「何笑ってんのよ!!この……!!」
アルト「はいはい。というわけだから、せっかく久しぶりに会ったけど……また今度話しような」
ブレラ「あぁ…」
アルト「じゃあな」
シェリル「またね、ランカちゃん。あとブレラ」
ブレラ「……」 ノシ フリフリ
ランカ「……」
ランカ「あっ、あのっ!アルトくんに、シェリルさん…」
アルト「そ、それがさ…。…さっきなんだ///」
シェリル「……///」
ランカ「……」
ブレラ「なるほど。道理でいつもうるさいのがしおらしくなってるわけだ」
シェリル「何よ!私だって…その…、あの……///」
ブレラ「フッ…」
シェリル「何笑ってんのよ!!この……!!」
アルト「はいはい。というわけだから、せっかく久しぶりに会ったけど……また今度話しような」
ブレラ「あぁ…」
アルト「じゃあな」
シェリル「またね、ランカちゃん。あとブレラ」
ブレラ「……」 ノシ フリフリ
ランカ「……」
ランカ「あっ、あのっ!アルトくんに、シェリルさん…」
10: 2011/11/09(水) 14:16:46.06 ID:JMrvnBqx0
アルト「ん?」
シェリル「どうかした?」
ランカ「その……、おめでとう。2人とも」
アルト「…ありがとう、ランカ」
シェリル「ランカちゃん……」ウルウル
ランカ「しぇ、シェリルさん?」
シェリル「ぐすっ…、結婚式には必ず来てよね?」ポロポロ
ランカ「はいっ!もちろんです!」
シェリル「ありがと…、ランカちゃん…」
ブレラ「……」
ランカ「2人…、幸せそうだったね」
ブレラ「あの2人は、いつこうなってもおかしくなかったからな」
ブレラ「ランカも、あの2人の関係を認めてたくらいだろ?」
ランカ「………」
シェリル「どうかした?」
ランカ「その……、おめでとう。2人とも」
アルト「…ありがとう、ランカ」
シェリル「ランカちゃん……」ウルウル
ランカ「しぇ、シェリルさん?」
シェリル「ぐすっ…、結婚式には必ず来てよね?」ポロポロ
ランカ「はいっ!もちろんです!」
シェリル「ありがと…、ランカちゃん…」
ブレラ「……」
ランカ「2人…、幸せそうだったね」
ブレラ「あの2人は、いつこうなってもおかしくなかったからな」
ブレラ「ランカも、あの2人の関係を認めてたくらいだろ?」
ランカ「………」
14: 2011/11/09(水) 14:29:03.78 ID:JMrvnBqx0
ランカ「……」シュン
ブレラ「……ん?」
ランカ「2人…、結婚しちゃうんだね…」
ブレラ「えっ?ランカもあの2人の関係は認めていたんじゃ…?」
ランカ「ごめん…。私…嘘ついてたの」ウルウル
ランカ「アルトくんにはシェリルさんがお似合いだから、とか言って諦めてたフリしてたの」ウルウル
ランカ「本当は……ずっとアルトくんの事、諦められなかった…」ポロポロ
ランカ「もしかしたら…?もしかしたら、また私の事見てくれるんじゃ…?って、ずっと…」ポロポロ
ブレラ「ランカ…」
ランカ「これからは……本当に独りなんだ……」ポロポロ
ブレラ「(ランカ……)」
ブレラ「(俺でも…、俺でも良ければ…)」
ブレラ「ランカ…」
ランカ「……?」ポロポロ
ブレラ「俺じゃ…駄目か…?」
ブレラ「……ん?」
ランカ「2人…、結婚しちゃうんだね…」
ブレラ「えっ?ランカもあの2人の関係は認めていたんじゃ…?」
ランカ「ごめん…。私…嘘ついてたの」ウルウル
ランカ「アルトくんにはシェリルさんがお似合いだから、とか言って諦めてたフリしてたの」ウルウル
ランカ「本当は……ずっとアルトくんの事、諦められなかった…」ポロポロ
ランカ「もしかしたら…?もしかしたら、また私の事見てくれるんじゃ…?って、ずっと…」ポロポロ
ブレラ「ランカ…」
ランカ「これからは……本当に独りなんだ……」ポロポロ
ブレラ「(ランカ……)」
ブレラ「(俺でも…、俺でも良ければ…)」
ブレラ「ランカ…」
ランカ「……?」ポロポロ
ブレラ「俺じゃ…駄目か…?」
16: 2011/11/09(水) 14:40:05.07 ID:JMrvnBqx0
ランカ「……えっ??」
ブレラ「俺なら、絶対ランカを泣かせたりしない…!」
ブレラ「だから、俺と結婚しないか…?」
ランカ「……」ポカーン
ブレラ「あっ、その…///」
ランカ「……ふふっ、ありがと!冗談でも嬉しいよ」
ランカ「そうだよね…。私にはお兄ちゃんがいたよね」
ブレラ「……冗談じゃなんかじゃない」
ランカ「!」
ブレラ「俺は本気だ」
ランカ「う、うそ…?私なんかで……」ウルウル
ブレラ「今までも、これからも…、俺がお前を護る」
ランカ「……!!」ひしっ
~回想シーン終わり~
ブレラ「(こんな感じで俺はランカをモノにした)」
ブレラ「俺なら、絶対ランカを泣かせたりしない…!」
ブレラ「だから、俺と結婚しないか…?」
ランカ「……」ポカーン
ブレラ「あっ、その…///」
ランカ「……ふふっ、ありがと!冗談でも嬉しいよ」
ランカ「そうだよね…。私にはお兄ちゃんがいたよね」
ブレラ「……冗談じゃなんかじゃない」
ランカ「!」
ブレラ「俺は本気だ」
ランカ「う、うそ…?私なんかで……」ウルウル
ブレラ「今までも、これからも…、俺がお前を護る」
ランカ「……!!」ひしっ
~回想シーン終わり~
ブレラ「(こんな感じで俺はランカをモノにした)」
18: 2011/11/09(水) 14:46:57.93 ID:JMrvnBqx0
ブレラ「(兄妹という点は、俺がサイボーグになったおかげでクリア出来た)」
ブレラ「(のだが…)」
ランカ「はーいっ!夕飯できたよ~!」
[ランカが作った夕食]キラキラ~
ブレラ「……」
ランカ「ふふん!美味しそうでしょう?」
ブレラ「あぁ、美味しそうだ」
ランカ「じゃあ、一緒に食べよ!」
ブレランカ「いただきまーす」
ランカ「もぐもぐ…。うん、上手く出来てる!」
ブレラ「もぐもぐ…。そういえば…」
ランカ「んん?」
ブレラ「仕事の方はどうだ?」
ランカ「えへへ~!バッチリだよ!今日もシェリルさんに褒められちゃった!」
ブレラ「そうか、良かったな…」
ブレラ「(のだが…)」
ランカ「はーいっ!夕飯できたよ~!」
[ランカが作った夕食]キラキラ~
ブレラ「……」
ランカ「ふふん!美味しそうでしょう?」
ブレラ「あぁ、美味しそうだ」
ランカ「じゃあ、一緒に食べよ!」
ブレランカ「いただきまーす」
ランカ「もぐもぐ…。うん、上手く出来てる!」
ブレラ「もぐもぐ…。そういえば…」
ランカ「んん?」
ブレラ「仕事の方はどうだ?」
ランカ「えへへ~!バッチリだよ!今日もシェリルさんに褒められちゃった!」
ブレラ「そうか、良かったな…」
20: 2011/11/09(水) 14:57:39.28 ID:JMrvnBqx0
~その日の夜 寝室~
ランカ「!アル…ト……くぅぅん!!」
ブレラ「!!」
ランカ「はぁ……はぁ……」
ブレラ「……」
ランカ「!アル…ト……くぅぅん!!」
ブレラ「!!」
ランカ「はぁ……はぁ……」
ブレラ「……」
27: 2011/11/09(水) 15:14:03.53 ID:JMrvnBqx0
~数日後~
ミシェル「……」キョロキョロ
クラン「おい、ミシェル」グゥー
ミシェル「ん?」
クラン「腹が減ったぞ」グゥー
ミシェル「わかってるよ。だからこうやって飯屋を探してるんだろう?」
ミシェル「ったく…。いつも行ってる所が臨時休業だなんてな…」
クラン「……ん?ミシェル、あそこ!」
ミシェル「あそこ?」
[コンビニ] <ここにもコスモス、ファミリーマート♪
ミシェル「おいおい、まさかコンビニで飯買うんじゃないだろうな?」
クラン「何を言うか!コンビニのおにぎりやサンドイッチは美味いんだぞ!」
ミシェル「えぇ…」
クラン「よーし!ついてこい、ミシェル!」タッタッタ
ミシェル「……」キョロキョロ
クラン「おい、ミシェル」グゥー
ミシェル「ん?」
クラン「腹が減ったぞ」グゥー
ミシェル「わかってるよ。だからこうやって飯屋を探してるんだろう?」
ミシェル「ったく…。いつも行ってる所が臨時休業だなんてな…」
クラン「……ん?ミシェル、あそこ!」
ミシェル「あそこ?」
[コンビニ] <ここにもコスモス、ファミリーマート♪
ミシェル「おいおい、まさかコンビニで飯買うんじゃないだろうな?」
クラン「何を言うか!コンビニのおにぎりやサンドイッチは美味いんだぞ!」
ミシェル「えぇ…」
クラン「よーし!ついてこい、ミシェル!」タッタッタ
31: 2011/11/09(水) 15:24:47.56 ID:JMrvnBqx0
ミシェル「やれやれ…。仕方ない」
ガーッ(ドアの開く音)
ブレラ「いらっしゃいませー」
クラン「ミシェル、早くしろぉ!」
ミシェル「はいはい…」
クラン「おにぎり♪おにぎり♪」
ミシェル「ふぅ…。クラン、俺の分も適当に選んでおいてくれ」
クラン「よし、こんなもんだな」
ミシェル「はぁ~、味気無い」
クラン「文句言うな!」
ブレラ「いらっしゃいませー。ポイントカードはお持ちですか?」
クラン「おぉ、あるぞ。え~っと…、ほらっ…って…!?」
ミシェル「お前は!?」
ブレラ「ブレラ・スターン…」
ミシェル・クラン「それは知ってる」
ガーッ(ドアの開く音)
ブレラ「いらっしゃいませー」
クラン「ミシェル、早くしろぉ!」
ミシェル「はいはい…」
クラン「おにぎり♪おにぎり♪」
ミシェル「ふぅ…。クラン、俺の分も適当に選んでおいてくれ」
クラン「よし、こんなもんだな」
ミシェル「はぁ~、味気無い」
クラン「文句言うな!」
ブレラ「いらっしゃいませー。ポイントカードはお持ちですか?」
クラン「おぉ、あるぞ。え~っと…、ほらっ…って…!?」
ミシェル「お前は!?」
ブレラ「ブレラ・スターン…」
ミシェル・クラン「それは知ってる」
37: 2011/11/09(水) 15:33:04.10 ID:JMrvnBqx0
ミシェル「そういや、ギャラクシー軍無くなってから無職だったんだっけ」
ミシェル「それにしても、なんでコンビニでバイト?なんか…?ランカちゃんの稼ぎがあるだろ」
クラン「贅沢してお釣りが来るではないか!」
ブレラ「……」
ブレラ「頼りになるところを見せたい…」
ミシェル「はぁ?」
ブレラ「男として、頼れるところを見せたいんだ…」
ミシェル「い、いや…それは…」
クラン「……えらい!!!」
ミシェル「!?」
ブレラ「偉い…?」
クラン「甘えたりせず、働こうとするその意志!偉いぞ!!」
ブレラ「そ、そうか……?///」
クラン「うむ。頑張るのだぞ!」
ミシェル「(でもコンビニのバイト…。しかも愛想悪……)」
ミシェル「それにしても、なんでコンビニでバイト?なんか…?ランカちゃんの稼ぎがあるだろ」
クラン「贅沢してお釣りが来るではないか!」
ブレラ「……」
ブレラ「頼りになるところを見せたい…」
ミシェル「はぁ?」
ブレラ「男として、頼れるところを見せたいんだ…」
ミシェル「い、いや…それは…」
クラン「……えらい!!!」
ミシェル「!?」
ブレラ「偉い…?」
クラン「甘えたりせず、働こうとするその意志!偉いぞ!!」
ブレラ「そ、そうか……?///」
クラン「うむ。頑張るのだぞ!」
ミシェル「(でもコンビニのバイト…。しかも愛想悪……)」
39: 2011/11/09(水) 15:41:50.06 ID:JMrvnBqx0
~数日後 コンビニのレジ~
ブレラ「……」
ブレラ「(気のせいか最近客来ないな…)」
ブレラ「(品だしも終わったし、やることないな…)」
店長「ちょっとブレラ君、来たまえ」
ブレラ「店長…?」
店長「最近、この店の客が減っている。何故だと思うかね?」
ブレラ「ちゃんと品物も揃ってるし…。何故ですか?」
店長「君がレジをやっているからだよ!!」
ブレラ「!?」
店長「きみ…、ギャラクシーのサイボーグらしいね?」
ブレラ「(うっ!隠していたのに…)」
店長「何故隠していたんだ!おかげで客が飛んだ!」
ブレラ「申し訳ありません……」
ブレラ「……」
ブレラ「(気のせいか最近客来ないな…)」
ブレラ「(品だしも終わったし、やることないな…)」
店長「ちょっとブレラ君、来たまえ」
ブレラ「店長…?」
店長「最近、この店の客が減っている。何故だと思うかね?」
ブレラ「ちゃんと品物も揃ってるし…。何故ですか?」
店長「君がレジをやっているからだよ!!」
ブレラ「!?」
店長「きみ…、ギャラクシーのサイボーグらしいね?」
ブレラ「(うっ!隠していたのに…)」
店長「何故隠していたんだ!おかげで客が飛んだ!」
ブレラ「申し訳ありません……」
42: 2011/11/09(水) 15:47:58.83 ID:JMrvnBqx0
ブレラ「……」トボトボ
ブレラ「(結局クビになってしまった…)」
~ランカ家~
ブレラ「(ん?ランカ、もう帰っているのか?)」
ガチャ
ブレラ「ただいま~」
ランカ「あっ、おかえり!もぅ、ブレラさんったら何処行ってたの?」
ブレラ「……」
ランカ「ビックリしたよ。いなくなっちゃったのかと思って……」
ブレラ「バイト…」
ランカ「え?」
ブレラ「バイトしていたんだ……。クビになってしまったが」
ランカ「えっ?ど、どうしてバイトなんか…」
ブレラ「……」
ランカ「と、とりあえず、夕飯用意してあるから一緒に食べよう?ね?」
ブレラ「(結局クビになってしまった…)」
~ランカ家~
ブレラ「(ん?ランカ、もう帰っているのか?)」
ガチャ
ブレラ「ただいま~」
ランカ「あっ、おかえり!もぅ、ブレラさんったら何処行ってたの?」
ブレラ「……」
ランカ「ビックリしたよ。いなくなっちゃったのかと思って……」
ブレラ「バイト…」
ランカ「え?」
ブレラ「バイトしていたんだ……。クビになってしまったが」
ランカ「えっ?ど、どうしてバイトなんか…」
ブレラ「……」
ランカ「と、とりあえず、夕飯用意してあるから一緒に食べよう?ね?」
46: 2011/11/09(水) 15:58:03.60 ID:JMrvnBqx0
ランカ「いっただきまーす!」
ブレラ「……」ショボン
ランカ「ほ、ほら。元気出して」
ブレラ「いただきます…」パクモグ
ランカ「でもどうしてバイトなんか?お金ならあげるのに…」
ブレラ「それは……。やってみたかった、だけだ」
ランカ「ふぅ~ん。それにしてもクビになっちゃうなんて、何かしたの?」
ブレラ「ギャラクシーのサイボーグだからっていうのがひとつ」
ランカ「あぁ~。バジュラと共生する時に、混乱を防ぐためにギャラクシーが完全に悪者にされちゃったんだよね」
ブレラ「あと、『愛想が悪い』って言われた…」
ランカ「愛想が……ぷっ!」
ブレラ「何故笑う?」
ランカ「ふふっ、確かにそうかもって」クスッ
ランカ「もっとニコ~ッ♪ってしていれば良かったかもね」
ブレラ「……」
ブレラ「……」ショボン
ランカ「ほ、ほら。元気出して」
ブレラ「いただきます…」パクモグ
ランカ「でもどうしてバイトなんか?お金ならあげるのに…」
ブレラ「それは……。やってみたかった、だけだ」
ランカ「ふぅ~ん。それにしてもクビになっちゃうなんて、何かしたの?」
ブレラ「ギャラクシーのサイボーグだからっていうのがひとつ」
ランカ「あぁ~。バジュラと共生する時に、混乱を防ぐためにギャラクシーが完全に悪者にされちゃったんだよね」
ブレラ「あと、『愛想が悪い』って言われた…」
ランカ「愛想が……ぷっ!」
ブレラ「何故笑う?」
ランカ「ふふっ、確かにそうかもって」クスッ
ランカ「もっとニコ~ッ♪ってしていれば良かったかもね」
ブレラ「……」
49: 2011/11/09(水) 16:06:51.26 ID:JMrvnBqx0
~数日後~
ルカ「……」キョロキョロ
ナナセ「ルカ君、無理して良いお店見つけなくていいよ?」
ルカ「い、いえ!もう少しで見つかるので…」
ルカ「(しまったぁ~!!レストランが臨時休業のせいでデートの予定がぁぁっぁあぁぁ)」
ルカ「(良い雰囲気の店無いかなぁ……?)」キョロキョロ
ナナセ「あっ、ルカ君、あれ見て」
[超時空飯店娘々] <ごーじゃすでりしゃすでかるちゃ~♪
ルカ「あっ、娘々……」
ナナセ「ねぇ、ここにしようよ。懐かしいし」
ルカ「で、でも…。この店はナナセさんがバイトしていたお店とは違うんじゃ…」
ナナセ「でも、久しぶりにあの雰囲気に触れたいかな、って」
ルカ「わ、わかりました…」
ルカ「(チェーン店でお食事かぁ…。あぁ…雰囲気が……)」
ルカ「……」キョロキョロ
ナナセ「ルカ君、無理して良いお店見つけなくていいよ?」
ルカ「い、いえ!もう少しで見つかるので…」
ルカ「(しまったぁ~!!レストランが臨時休業のせいでデートの予定がぁぁっぁあぁぁ)」
ルカ「(良い雰囲気の店無いかなぁ……?)」キョロキョロ
ナナセ「あっ、ルカ君、あれ見て」
[超時空飯店娘々] <ごーじゃすでりしゃすでかるちゃ~♪
ルカ「あっ、娘々……」
ナナセ「ねぇ、ここにしようよ。懐かしいし」
ルカ「で、でも…。この店はナナセさんがバイトしていたお店とは違うんじゃ…」
ナナセ「でも、久しぶりにあの雰囲気に触れたいかな、って」
ルカ「わ、わかりました…」
ルカ「(チェーン店でお食事かぁ…。あぁ…雰囲気が……)」
50: 2011/11/09(水) 16:14:00.94 ID:JMrvnBqx0
ガーッ(ドアの開く音)
♪はおちーらいらいにーはおにゃん♪
ナナセ「うわ~、なつかし~」
ルカ「そ、そうですね…」
ブレラ(チャイナドレス)「いらっしゃいませぇ~♪2名様ですか?」ニコニコ
ルカ「!?」ビクッ
ナナセ「はい。2人です」
ブレラ「は~い♪2名様ごあんな~い♪」
~テーブル~
ブレラ「お決まりになったら、お声かけてくださいね♪」
ナナセ「は~い」
ルカ「……」ポカーン
ルカ「あ、あの…、ナナセさん…」
ナナセ「ルカ君。あの人、なんで男の人なのにチャイナドレス着てるのかなぁ?」
♪はおちーらいらいにーはおにゃん♪
ナナセ「うわ~、なつかし~」
ルカ「そ、そうですね…」
ブレラ(チャイナドレス)「いらっしゃいませぇ~♪2名様ですか?」ニコニコ
ルカ「!?」ビクッ
ナナセ「はい。2人です」
ブレラ「は~い♪2名様ごあんな~い♪」
~テーブル~
ブレラ「お決まりになったら、お声かけてくださいね♪」
ナナセ「は~い」
ルカ「……」ポカーン
ルカ「あ、あの…、ナナセさん…」
ナナセ「ルカ君。あの人、なんで男の人なのにチャイナドレス着てるのかなぁ?」
54: 2011/11/09(水) 16:22:10.83 ID:JMrvnBqx0
ナナセ「ルカ君、決まった?」
ルカ「は、はい……」
ナナセ「じゃあ店員さん呼ぶね。すみませ~ん!」
ルカ「(言うぞ、絶対言うぞ!!)」
ブレラ「はぁ~い、お待たせしましたぁ♪ご注文どうぞ♪」
ナナセ「え~っとぉ…」
ルカ「あなたは何をやってるんですか!?」ビシッ
ナナセ「えっ?」
ブレラ「お前は……ルカ・アンジェローニ!?」
ルカ「まったく!!アルト先輩といい、女装してナナセさんを誘惑するのは止めてください!!」
ブレラ「何を言ってるんだ。俺にはそんなつもりはない」
ルカ「えっ?それじゃあ、どうして…?」
ブレラ「ランカに男として良い所を見せるためだ。それ以外何がある?」
ナナセ「おぉ~!男らしい…」
ルカ「(男を見せるためにチャイナドレスって…。ギャラクシーの人の発想はわからん)」
ルカ「は、はい……」
ナナセ「じゃあ店員さん呼ぶね。すみませ~ん!」
ルカ「(言うぞ、絶対言うぞ!!)」
ブレラ「はぁ~い、お待たせしましたぁ♪ご注文どうぞ♪」
ナナセ「え~っとぉ…」
ルカ「あなたは何をやってるんですか!?」ビシッ
ナナセ「えっ?」
ブレラ「お前は……ルカ・アンジェローニ!?」
ルカ「まったく!!アルト先輩といい、女装してナナセさんを誘惑するのは止めてください!!」
ブレラ「何を言ってるんだ。俺にはそんなつもりはない」
ルカ「えっ?それじゃあ、どうして…?」
ブレラ「ランカに男として良い所を見せるためだ。それ以外何がある?」
ナナセ「おぉ~!男らしい…」
ルカ「(男を見せるためにチャイナドレスって…。ギャラクシーの人の発想はわからん)」
57: 2011/11/09(水) 16:31:17.63 ID:JMrvnBqx0
~数日後~
ブレラ「いらっしゃいませぇ~♪」
ブレラ「おいしいにゃん♪」
ブレラ「またきてにゃん♪」
店長「ブレラ君、ちょっと来たまえ」
ブレラ「店長…?」
ブレラ「なんですか?店長?」
店長「君ねェ、履歴書に『女』って書いてあるけど、どう見ても男じゃないか!」
ブレラ「!?」
ブレラ「し、しかしランカの真似ならバッチリ出来て……」
店長「黙れ!クレームもたくさん来てるんだ!君はクビだ!!」
ブレラ「そんな…」
ブレラ「ひどいにゃん♪」
店長「帰れ!!」
ブレラ「いらっしゃいませぇ~♪」
ブレラ「おいしいにゃん♪」
ブレラ「またきてにゃん♪」
店長「ブレラ君、ちょっと来たまえ」
ブレラ「店長…?」
ブレラ「なんですか?店長?」
店長「君ねェ、履歴書に『女』って書いてあるけど、どう見ても男じゃないか!」
ブレラ「!?」
ブレラ「し、しかしランカの真似ならバッチリ出来て……」
店長「黙れ!クレームもたくさん来てるんだ!君はクビだ!!」
ブレラ「そんな…」
ブレラ「ひどいにゃん♪」
店長「帰れ!!」
64: 2011/11/09(水) 16:45:07.95 ID:JMrvnBqx0
~その日の夕食~
ランカ「あらら…。そりゃあ駄目だよ…」
ブレラ「3日でクビになってしまった」
ランカ「もぅ!無理して働かなくてもいいんだよ?お金ならあるんだし」
ブレラ「だが……」
ランカ「私はね、ブレラさんが家にいてくれるだけでいいんだよ?」
ランカ「あぁ、疲れたな~。って、家に帰るとブレラさんが居てホッと出来るの」
ランカ「あれだけ頃し合ってたバジュラとも今は仲良くできていて、毎日平和を実感出来るし」
ランカ「そんな毎日が……続いてくれれば私はいいの」
ブレラ「……」
ブレラ「(俺は家にいるだけ、か…)」
ブレラ「(お前はアルトと結婚しても同じことを言うのか…?)」
ブレラ「(……明日は良い仕事見つけるぞ!絶対に!)」
ランカ「あらら…。そりゃあ駄目だよ…」
ブレラ「3日でクビになってしまった」
ランカ「もぅ!無理して働かなくてもいいんだよ?お金ならあるんだし」
ブレラ「だが……」
ランカ「私はね、ブレラさんが家にいてくれるだけでいいんだよ?」
ランカ「あぁ、疲れたな~。って、家に帰るとブレラさんが居てホッと出来るの」
ランカ「あれだけ頃し合ってたバジュラとも今は仲良くできていて、毎日平和を実感出来るし」
ランカ「そんな毎日が……続いてくれれば私はいいの」
ブレラ「……」
ブレラ「(俺は家にいるだけ、か…)」
ブレラ「(お前はアルトと結婚しても同じことを言うのか…?)」
ブレラ「(……明日は良い仕事見つけるぞ!絶対に!)」
66: 2011/11/09(水) 16:51:41.57 ID:JMrvnBqx0
~次の日 公園~
ブレラ「(なんて、はりきったはいいものの…)」キーコキーコ
ブレラ「(良い仕事なんてそうそう無いしな……)」キーコキーコ
ブレラ「はぁ……」キーコキーコ
子供「ママー、どうしてあのおにいちゃんはこんな時間にブランコに乗ってるの?」
母親「しっ、見ちゃいけません!」
ブレラ「……」キーコキーコ
ブレラ「(虚しい……)」
キャシー「……あら?」トコトコ
オズマ「ん?どうかしたのか?」
キャシー「ほら、あの子…。あなたの義弟さんじゃない?」
ブレラ「……」キーコキーコ
オズマ「本当だ…。何をやっているんだアイツは?」
ブレラ「(なんて、はりきったはいいものの…)」キーコキーコ
ブレラ「(良い仕事なんてそうそう無いしな……)」キーコキーコ
ブレラ「はぁ……」キーコキーコ
子供「ママー、どうしてあのおにいちゃんはこんな時間にブランコに乗ってるの?」
母親「しっ、見ちゃいけません!」
ブレラ「……」キーコキーコ
ブレラ「(虚しい……)」
キャシー「……あら?」トコトコ
オズマ「ん?どうかしたのか?」
キャシー「ほら、あの子…。あなたの義弟さんじゃない?」
ブレラ「……」キーコキーコ
オズマ「本当だ…。何をやっているんだアイツは?」
70: 2011/11/09(水) 17:01:25.16 ID:JMrvnBqx0
オズマ「おーい、ブレラ!」
ブレラ「お義兄さん…」
オズマ「何やってんだ?こんな所で…」
ブレラ「仕事がなくて…」
キャシー「……?あなたにはランカさんの稼ぎがあるじゃない」
オズマ「そうだぞ!お前は専業主夫だろうが」
ブレラ「だが……、それだと……、かくかくしかじかで……」
オズマ「むむむ…。そんなことがあったのか…」
ブレラ「……」キーコキーコ
キャシー「(ねぇ、オズマ…)」ヒソッ
オズマ「(んん?どうした?)」
キャシー「(このままじゃ可哀想よ。なんとかしてあげられないの?)」
オズマ「(う~ん…。そうは言ってもなぁ……)」
キャシー「(そういえば、アルトって子が辞めたじゃない。その代わりに入れてあげたら…?)」
オズマ「(おぉっ!それだ!)」
ブレラ「お義兄さん…」
オズマ「何やってんだ?こんな所で…」
ブレラ「仕事がなくて…」
キャシー「……?あなたにはランカさんの稼ぎがあるじゃない」
オズマ「そうだぞ!お前は専業主夫だろうが」
ブレラ「だが……、それだと……、かくかくしかじかで……」
オズマ「むむむ…。そんなことがあったのか…」
ブレラ「……」キーコキーコ
キャシー「(ねぇ、オズマ…)」ヒソッ
オズマ「(んん?どうした?)」
キャシー「(このままじゃ可哀想よ。なんとかしてあげられないの?)」
オズマ「(う~ん…。そうは言ってもなぁ……)」
キャシー「(そういえば、アルトって子が辞めたじゃない。その代わりに入れてあげたら…?)」
オズマ「(おぉっ!それだ!)」
72: 2011/11/09(水) 17:11:29.20 ID:JMrvnBqx0
オズマ「おい、お前まだパイロットはやれるか?」
ブレラ「一応……VF-27なら」
キャシー「それは良かったわ。あなたが軍人を辞めて不必要になってたVF-27だけど…」
ブレラ「あぁ、それならSMSに引き渡して…。今は解体されてるのか?」
キャシー「ところがねぇ、まだあるのよ!そのまま」
ブレラ「なっ!?」
オズマ「ここ1年、目立った戦いも無いしな」
ブレラ「そうか……」
オズマ「そこでだ!俺のスカル小隊に来ないか?アルトの奴が辞めちまってな」
ブレラ「アルトが?」
キャシー「シェリルさんも、パイロットを辞めて欲しかったみたいでね」
ブレラ「……」
オズマ「まぁ、仕事が少なくて暇だがな!!ハッハッハ」
キャシー「こらっ!…でも、ちゃんとお給料も出るから。どう?」
ブレラ「……」
ブレラ「一応……VF-27なら」
キャシー「それは良かったわ。あなたが軍人を辞めて不必要になってたVF-27だけど…」
ブレラ「あぁ、それならSMSに引き渡して…。今は解体されてるのか?」
キャシー「ところがねぇ、まだあるのよ!そのまま」
ブレラ「なっ!?」
オズマ「ここ1年、目立った戦いも無いしな」
ブレラ「そうか……」
オズマ「そこでだ!俺のスカル小隊に来ないか?アルトの奴が辞めちまってな」
ブレラ「アルトが?」
キャシー「シェリルさんも、パイロットを辞めて欲しかったみたいでね」
ブレラ「……」
オズマ「まぁ、仕事が少なくて暇だがな!!ハッハッハ」
キャシー「こらっ!…でも、ちゃんとお給料も出るから。どう?」
ブレラ「……」
74: 2011/11/09(水) 17:20:05.55 ID:JMrvnBqx0
~SMS~
オズマ「というわけで!今日からスカル4となったブレラだ!仲良くやれよ?」
ブレラ「よろしく…」
ルカ「よ、よろしく…(やっぱ娘々は辞めたんだ……)」
ミシェル「よろしく。なんだかアルト姫な頃を思い出すな」
ブレラ「アルト姫……?」
ルカ「アルト先輩が入ったばかりの時のあだ名ですよ」
ミシェル「シュミレーションも軽々クリアする可愛げの無い奴だったよ」
ルカ「でも、最高難度のヤツは結構苦戦してましたよね」
ミシェル「あった、あった」
ブレラ「……」
ブレラ「俺も、それをやりたい」
ミシェル「お?」
ブレラ「(アルトが苦戦した難易度…どの程度の物か…)」
ルカ「じゃあ今用意しますね」
オズマ「というわけで!今日からスカル4となったブレラだ!仲良くやれよ?」
ブレラ「よろしく…」
ルカ「よ、よろしく…(やっぱ娘々は辞めたんだ……)」
ミシェル「よろしく。なんだかアルト姫な頃を思い出すな」
ブレラ「アルト姫……?」
ルカ「アルト先輩が入ったばかりの時のあだ名ですよ」
ミシェル「シュミレーションも軽々クリアする可愛げの無い奴だったよ」
ルカ「でも、最高難度のヤツは結構苦戦してましたよね」
ミシェル「あった、あった」
ブレラ「……」
ブレラ「俺も、それをやりたい」
ミシェル「お?」
ブレラ「(アルトが苦戦した難易度…どの程度の物か…)」
ルカ「じゃあ今用意しますね」
77: 2011/11/09(水) 17:27:10.23 ID:JMrvnBqx0
~シュミレーション中~
バシューン バシューン
ブレラ「……」
ミシェル「おぉ~、やるねぇ」
ブレラ「これが最高難易度か?つまらん」
ミシェル「(やれやれ、姫以上に可愛げがないぜ)」
オズマ「おぅ、調子はどうだ?」
ルカ「流石ですね。これならすぐにでも出撃出来そうです」
ブレラ「当然だ」
ミシェル「やれやれ…」
ブレラ「ミハエル、お前はこれをクリア出来るのか?」
ミシェル「何ぃッ?当たり前だ、どけっ!」ドカッ
ルカ「あらら…」
オズマ「まぁ、すぐ仲良くなるだろ…」
バシューン バシューン
ブレラ「……」
ミシェル「おぉ~、やるねぇ」
ブレラ「これが最高難易度か?つまらん」
ミシェル「(やれやれ、姫以上に可愛げがないぜ)」
オズマ「おぅ、調子はどうだ?」
ルカ「流石ですね。これならすぐにでも出撃出来そうです」
ブレラ「当然だ」
ミシェル「やれやれ…」
ブレラ「ミハエル、お前はこれをクリア出来るのか?」
ミシェル「何ぃッ?当たり前だ、どけっ!」ドカッ
ルカ「あらら…」
オズマ「まぁ、すぐ仲良くなるだろ…」
80: 2011/11/09(水) 17:34:51.81 ID:JMrvnBqx0
~1か月後~
ブレラ「~♪」キュッキュ
VF-27「……」
ミシェル「よぅ、随分機嫌が良さそうだな」
ブレラ「ミシェルか…」
ミシェル「何か良いことでもあったのかよ?」
ブレラ「今日は初めての給料日だから…」
ミシェル「あぁ…、そういやそうだな」
ミシェル「何か買いたい物でもあるのか?あんまり想像つかないが」
ブレラ「ランカに渡す」
ミシェル「!?」
ブレラ「夫が働いて得た給料は、妻に渡すんだろ?」
ミシェル「いやまぁ、そうだが…」
ブレラ「……?何か問題があるのか?」
ミシェル「(俺達の給料なんか、ランカちゃんの稼ぎと比べると…)」
ブレラ「~♪」キュッキュ
VF-27「……」
ミシェル「よぅ、随分機嫌が良さそうだな」
ブレラ「ミシェルか…」
ミシェル「何か良いことでもあったのかよ?」
ブレラ「今日は初めての給料日だから…」
ミシェル「あぁ…、そういやそうだな」
ミシェル「何か買いたい物でもあるのか?あんまり想像つかないが」
ブレラ「ランカに渡す」
ミシェル「!?」
ブレラ「夫が働いて得た給料は、妻に渡すんだろ?」
ミシェル「いやまぁ、そうだが…」
ブレラ「……?何か問題があるのか?」
ミシェル「(俺達の給料なんか、ランカちゃんの稼ぎと比べると…)」
83: 2011/11/09(水) 17:44:40.35 ID:JMrvnBqx0
ブレラ「今日、仕事が終わったら給料が貰えるんだろう?」
ミシェル「あぁ…。今時古いかもしれないが、給料袋に入れてな」
ブレラ「そうか。楽しみだ」
ミシェル「……」
ミシェル「あ、あのさ!直接渡すなんてのはカッコ悪いんじゃないか?」
ブレラ「何故だ?」
ミシェル「いや、ほら、その…」
ミシェル「そ、そうだ!給料を使って、ランカちゃんにプレゼントを買ったらどうだ?」
ブレラ「プレゼント…?」
ミシェル「そうそう。金をポンと出されるより、気持ちのこもったプレゼントの方が嬉しいと思うぜ?」
ブレラ「なるほど…」
ミシェル「ちょっと待ってろ…」ガサゴソ
ミシェル「あった!このカタログから選んだらどうだ?フロンティアデパートに売ってるヤツ」 [カタログ]
ブレラ「……」ペラッ
ミシェル「(危ない、危ない…。プレゼントなら基本的に喜んで貰えるだろう)」
ミシェル「あぁ…。今時古いかもしれないが、給料袋に入れてな」
ブレラ「そうか。楽しみだ」
ミシェル「……」
ミシェル「あ、あのさ!直接渡すなんてのはカッコ悪いんじゃないか?」
ブレラ「何故だ?」
ミシェル「いや、ほら、その…」
ミシェル「そ、そうだ!給料を使って、ランカちゃんにプレゼントを買ったらどうだ?」
ブレラ「プレゼント…?」
ミシェル「そうそう。金をポンと出されるより、気持ちのこもったプレゼントの方が嬉しいと思うぜ?」
ブレラ「なるほど…」
ミシェル「ちょっと待ってろ…」ガサゴソ
ミシェル「あった!このカタログから選んだらどうだ?フロンティアデパートに売ってるヤツ」 [カタログ]
ブレラ「……」ペラッ
ミシェル「(危ない、危ない…。プレゼントなら基本的に喜んで貰えるだろう)」
85: 2011/11/09(水) 17:52:15.50 ID:JMrvnBqx0
ブレラ「……」ペラッ
ミシェル「……」
ブレラ「……」ジーッ
ミシェル「おっ?良いのがあったか?」
ブレラ「このブーツ…」
ミシェル「おぉっ!なかなかセンス良いじゃないか」
ブレラ「喜んでもらえるかどうか…」
ミシェル「安心しろ。絶対ランカちゃんは喜ぶ!俺が保証する」
ブレラ「そうか、悪いな…」
ブレラ「(よし、今日仕事が終わったら、これを買いに行くか…)」
ルカ「ミシェル先輩!ブレラ先輩!」
ミシェル「ん?どうした、ルカ?」
ブレラ「……?」
ルカ「出撃です!エリア13のバジュラが暴れているそうです!!」
ミシェル「何ッ!?」
ミシェル「……」
ブレラ「……」ジーッ
ミシェル「おっ?良いのがあったか?」
ブレラ「このブーツ…」
ミシェル「おぉっ!なかなかセンス良いじゃないか」
ブレラ「喜んでもらえるかどうか…」
ミシェル「安心しろ。絶対ランカちゃんは喜ぶ!俺が保証する」
ブレラ「そうか、悪いな…」
ブレラ「(よし、今日仕事が終わったら、これを買いに行くか…)」
ルカ「ミシェル先輩!ブレラ先輩!」
ミシェル「ん?どうした、ルカ?」
ブレラ「……?」
ルカ「出撃です!エリア13のバジュラが暴れているそうです!!」
ミシェル「何ッ!?」
88: 2011/11/09(水) 18:02:09.03 ID:JMrvnBqx0
ミシェル「一体どうして…?」
ルカ「何処かの悪徳業者がエリア13のバジュラの巣に侵入したようです。それでバジュラが怒って…」
ミシェル「チッ!今は法律でバジュラのテリトリーへの侵入は禁止されているのに…!」
ブレラ「それで、俺達スカル小隊は何をすればいいんだ?」
ルカ「エリア13の女王バジュラの討伐です」
ルカ「もしこのまま放置しておくと、人間の居住区エリアにバジュラが報復に来る可能性も…」
ミシェル「クソッ、やり辛い仕事だぜ…」
ブレラ「隊長は?」
ルカ「既に出撃準備完了されてます。僕らも早く…」
ミシェル「了解!」タッタッタ
ブレラ「……」タッタッタ
ブレラ「(プレゼントの件は後回しだな…)」
ブレラ「(たかだかエリアひとつの女王…。余裕だろう)」
ルカ「何処かの悪徳業者がエリア13のバジュラの巣に侵入したようです。それでバジュラが怒って…」
ミシェル「チッ!今は法律でバジュラのテリトリーへの侵入は禁止されているのに…!」
ブレラ「それで、俺達スカル小隊は何をすればいいんだ?」
ルカ「エリア13の女王バジュラの討伐です」
ルカ「もしこのまま放置しておくと、人間の居住区エリアにバジュラが報復に来る可能性も…」
ミシェル「クソッ、やり辛い仕事だぜ…」
ブレラ「隊長は?」
ルカ「既に出撃準備完了されてます。僕らも早く…」
ミシェル「了解!」タッタッタ
ブレラ「……」タッタッタ
ブレラ「(プレゼントの件は後回しだな…)」
ブレラ「(たかだかエリアひとつの女王…。余裕だろう)」
94: 2011/11/09(水) 18:10:49.62 ID:JMrvnBqx0
オズマ「よし。スカル小隊、出撃!」
ミ・ル・ブ「了解!」
バルキリー×4「きゅーんきゅーん」
~エリア13~
バジュラ「ぶーんぶーん」
小型バジュラ「ぶーんぶーん」
ミシェル「随分な数がいるな…」(スカル小隊は近くで潜伏中)
ブレラ「大した数ではない」
オズマ「油断するな、出来れば女王バジュラだけを倒すようにするんだ」
ルカ「そうすれば、他のバジュラも大人しくなるはずです。本当はこんなやり方したくないですが…」
バジュラ「!!」
ミシェル「気づかれた!?」
オズマ「よし、突撃!!」
ミ・ル・ブ「了解!」
バルキリー×4「きゅーんきゅーん」
~エリア13~
バジュラ「ぶーんぶーん」
小型バジュラ「ぶーんぶーん」
ミシェル「随分な数がいるな…」(スカル小隊は近くで潜伏中)
ブレラ「大した数ではない」
オズマ「油断するな、出来れば女王バジュラだけを倒すようにするんだ」
ルカ「そうすれば、他のバジュラも大人しくなるはずです。本当はこんなやり方したくないですが…」
バジュラ「!!」
ミシェル「気づかれた!?」
オズマ「よし、突撃!!」
96: 2011/11/09(水) 18:21:37.94 ID:JMrvnBqx0
バルキリー「きゅーんきゅーん」
バジュラ「ぶーんぶーん」
オズマ「よし、スカル2とスカル3はオトリになって引き付けろ!スカル4は俺と巣へ来い!」
ミ・ル・ブ「了解!!」
ルカ機「きゅーん」
ミシェル機「きゅーん」
バジュラ「ぶーんぶーん」
オズマ「よし、巣の入り口が薄くなった!今だ!!」
ブレラ「……!!」
バルキリー「きゅーん」
バジュラ「ぶーん」
バジュラ「ぶーんぶーん」
オズマ「よし、スカル2とスカル3はオトリになって引き付けろ!スカル4は俺と巣へ来い!」
ミ・ル・ブ「了解!!」
ルカ機「きゅーん」
ミシェル機「きゅーん」
バジュラ「ぶーんぶーん」
オズマ「よし、巣の入り口が薄くなった!今だ!!」
ブレラ「……!!」
バルキリー「きゅーん」
バジュラ「ぶーん」
99: 2011/11/09(水) 18:31:24.22 ID:JMrvnBqx0
~バジュラの巣~
女王バジュラ「……」 バジュラ「ぶーんぶーん」
ブレラ「いた…!」
オズマ「やれるな?ブレラ!」
ブレラ「当然だ」
オズマ「よし!周りのバジュラは俺に任せろ!!」
VF-27「きゅーん」ガシッ ジャキッ
ブレラ「よしっ、貰った!!」スッ
(ランカ「あれだけ頃し合ってたバジュラとも今は仲良くできていて、毎日平和を実感出来るし」)
ブレラ「うっ…!何故こんな時に…」
オズマ「スカル4!!何を躊躇っている!?」
ブレラ「ハッ!?」
女王バジュラ「……」シュッ
VF-27「ぐはっ…!」
女王バジュラ「……」 バジュラ「ぶーんぶーん」
ブレラ「いた…!」
オズマ「やれるな?ブレラ!」
ブレラ「当然だ」
オズマ「よし!周りのバジュラは俺に任せろ!!」
VF-27「きゅーん」ガシッ ジャキッ
ブレラ「よしっ、貰った!!」スッ
(ランカ「あれだけ頃し合ってたバジュラとも今は仲良くできていて、毎日平和を実感出来るし」)
ブレラ「うっ…!何故こんな時に…」
オズマ「スカル4!!何を躊躇っている!?」
ブレラ「ハッ!?」
女王バジュラ「……」シュッ
VF-27「ぐはっ…!」
103: 2011/11/09(水) 18:39:54.23 ID:JMrvnBqx0
ランカ「はぁはぁ……!!」タッタッタ
ランカ「(そんな…!ブレラさんが…!!)」タッタッタ
ランカ「(ウソ…!ウソだよね!?)」タッタッタ
~SMS~
シュッ(ドアが開く音)
ランカ「はぁはぁ…、お義兄ちゃん…?」
オズマ「ランカ……」
ランカ「ね、ねぇ?ブレラさんは…?ブレラさんは無事だよね?」
ルカ「……」
ランカ「撃墜されたって…ウソだよね?だって、ブレラさん凄いパイロットだって…」
ランカ「そ、それに…。いまSMSに危険な仕事は回ってこないって…!!」
ミシェル「くっ…!!」
ランカ「ミシェルくん…?」
オズマ「ぐぅっ……!!ランカ……落ち着いて良く聴け……」
オズマ「ブレラは……氏んだ」
ランカ「(そんな…!ブレラさんが…!!)」タッタッタ
ランカ「(ウソ…!ウソだよね!?)」タッタッタ
~SMS~
シュッ(ドアが開く音)
ランカ「はぁはぁ…、お義兄ちゃん…?」
オズマ「ランカ……」
ランカ「ね、ねぇ?ブレラさんは…?ブレラさんは無事だよね?」
ルカ「……」
ランカ「撃墜されたって…ウソだよね?だって、ブレラさん凄いパイロットだって…」
ランカ「そ、それに…。いまSMSに危険な仕事は回ってこないって…!!」
ミシェル「くっ…!!」
ランカ「ミシェルくん…?」
オズマ「ぐぅっ……!!ランカ……落ち着いて良く聴け……」
オズマ「ブレラは……氏んだ」
108: 2011/11/09(水) 18:49:44.85 ID:JMrvnBqx0
ランカ「!!!」
オズマ「(俺の…俺のせいだ…!あの時俺が女王を倒せば……)」
ランカ「ウソ…!!ウソだよね!?お義兄ちゃん!!」
オズマ「……」
ランカ「ねぇ!?お義兄ちゃん!?お義兄ちゃん……うぅ……うぅ…」ポロポロ
キャシー「あの…こんな時に、なんなんだけど……これ」スッ
[ブレラの給料]
ランカ「こ、これ……?」ポロポロ
キャシー「今日ね、お給料日なの…。それ、ブレラの…」
ランカ「あ、あぁ…」
ミシェル「ブレラの奴…、今日喜んでたっけな…」ウルウル
ミシェル「ランカちゃんに……プレゼント買うはずだったのに……」ポロポロ
ランカ「あぁ…ああっぁぁ…」
ランカ「うわああああん!!ブレラさあああん!!」ポロポロ
(ブレラ「今までも、これからも…、俺がお前を護る」)
オズマ「(俺の…俺のせいだ…!あの時俺が女王を倒せば……)」
ランカ「ウソ…!!ウソだよね!?お義兄ちゃん!!」
オズマ「……」
ランカ「ねぇ!?お義兄ちゃん!?お義兄ちゃん……うぅ……うぅ…」ポロポロ
キャシー「あの…こんな時に、なんなんだけど……これ」スッ
[ブレラの給料]
ランカ「こ、これ……?」ポロポロ
キャシー「今日ね、お給料日なの…。それ、ブレラの…」
ランカ「あ、あぁ…」
ミシェル「ブレラの奴…、今日喜んでたっけな…」ウルウル
ミシェル「ランカちゃんに……プレゼント買うはずだったのに……」ポロポロ
ランカ「あぁ…ああっぁぁ…」
ランカ「うわああああん!!ブレラさあああん!!」ポロポロ
(ブレラ「今までも、これからも…、俺がお前を護る」)
110: 2011/11/09(水) 18:58:11.65 ID:JMrvnBqx0
~数週間後~
[ブレラの墓]
ランカ「……」
ナナセ「ランカさん…」スッ
ランカ「あっ、ナナちゃん…」
ナナセ「今日も来てたんですね。ここに…」
ランカ「うん…」
ナナセ「あっ、あの…」
ランカ「あのね、ナナちゃん」
ナナセ「えっ?」
ランカ「私、もう歌手辞めようかと思って…」
ナナセ「ちょっ!ちょっと待ってくださいよ!」
ランカ「もう私…。何も出来ない…」
ランカ「本当に、誰のために歌ったらいいのか……」ウルウル
ナナセ「ランカさん…」
[ブレラの墓]
ランカ「……」
ナナセ「ランカさん…」スッ
ランカ「あっ、ナナちゃん…」
ナナセ「今日も来てたんですね。ここに…」
ランカ「うん…」
ナナセ「あっ、あの…」
ランカ「あのね、ナナちゃん」
ナナセ「えっ?」
ランカ「私、もう歌手辞めようかと思って…」
ナナセ「ちょっ!ちょっと待ってくださいよ!」
ランカ「もう私…。何も出来ない…」
ランカ「本当に、誰のために歌ったらいいのか……」ウルウル
ナナセ「ランカさん…」
112: 2011/11/09(水) 19:07:09.69 ID:JMrvnBqx0
ランカ「ごめん、ナナちゃん。2人にしてくれる?」
ナナセ「わかりました…」
ランカ「……」
ナナセ「あのっ!最後に…」
ランカ「……?」
ナナセ「その…、ブレラさんはランカさんに歌って欲しいと思います!」
ランカ「ナナちゃん…」
ナナセ「そ、それじゃあっ!」ペコリ タッタッタ
ランカ「………」
ランカ「本当にそうなの?ブレラさん…」
ランカ「ブレラさん……」
[ブレラの墓]
ランカ「何か言ってよぉ……」
ランカ「いつも呼んだら……応えてくれるのに……」
ランカ「どうして……」
ナナセ「わかりました…」
ランカ「……」
ナナセ「あのっ!最後に…」
ランカ「……?」
ナナセ「その…、ブレラさんはランカさんに歌って欲しいと思います!」
ランカ「ナナちゃん…」
ナナセ「そ、それじゃあっ!」ペコリ タッタッタ
ランカ「………」
ランカ「本当にそうなの?ブレラさん…」
ランカ「ブレラさん……」
[ブレラの墓]
ランカ「何か言ってよぉ……」
ランカ「いつも呼んだら……応えてくれるのに……」
ランカ「どうして……」
116: 2011/11/09(水) 19:15:39.97 ID:JMrvnBqx0
~数か月後 夜の街~
ランカ「……」トボトボ
ランカ「(最近…、仕事なくなっちゃった…)」
ランカ「(そりゃそうだよね。私、全然笑ってないもん)」
ランカ「あはは……」トボトボ
ランカ「……ん?」トコトコ
ランカ「あっ……。ここは……」
(ブレラ「ランカ…?何かあったのか?」)
ランカ「(そうだ、あの時ブレラさんが声をかけてくれた場所だ…)」
ランカ「(嬉しかったな…。優しくしてもらって)」
ランカ「(あの時は本当にショックだったからなぁ…)」
ランカ「(そうだ、もう少し先に行くと小さな公園があって…)」
ランカ「(そこでアルトくんがシェリルさんにプロポーズしてたんだっけ)」
ランカ「……行ってみよう」トコトコ
ランカ「……」トボトボ
ランカ「(最近…、仕事なくなっちゃった…)」
ランカ「(そりゃそうだよね。私、全然笑ってないもん)」
ランカ「あはは……」トボトボ
ランカ「……ん?」トコトコ
ランカ「あっ……。ここは……」
(ブレラ「ランカ…?何かあったのか?」)
ランカ「(そうだ、あの時ブレラさんが声をかけてくれた場所だ…)」
ランカ「(嬉しかったな…。優しくしてもらって)」
ランカ「(あの時は本当にショックだったからなぁ…)」
ランカ「(そうだ、もう少し先に行くと小さな公園があって…)」
ランカ「(そこでアルトくんがシェリルさんにプロポーズしてたんだっけ)」
ランカ「……行ってみよう」トコトコ
118: 2011/11/09(水) 19:23:10.43 ID:JMrvnBqx0
~夜の公園~
ランカ「誰もいない…」
ランカ「……」キョロキョロ
[ベンチ]
ランカ「あった、あった」トコトコ
ランカ「(ここに2人が座ってて…)」
ランカ「(アルトくんがシェリルさんに指輪を……)」
ランカ「……」チョコン
ランカ「はぁ……」
ランカ「(なんでこのベンチに座ってんだろう…。私…)」
「おっ、あれ!ランカじゃね!?」
ランカ「えっ…?」
DQN1「すげー!マジでランカだ!!テレビと同じだ!!」
DQN2「やっべー!なんでこんなところに1人でいんの?」ゲヘヘ
ランカ「あ…あのぅ……(なにこの人たち……?)」ガクブル
ランカ「誰もいない…」
ランカ「……」キョロキョロ
[ベンチ]
ランカ「あった、あった」トコトコ
ランカ「(ここに2人が座ってて…)」
ランカ「(アルトくんがシェリルさんに指輪を……)」
ランカ「……」チョコン
ランカ「はぁ……」
ランカ「(なんでこのベンチに座ってんだろう…。私…)」
「おっ、あれ!ランカじゃね!?」
ランカ「えっ…?」
DQN1「すげー!マジでランカだ!!テレビと同じだ!!」
DQN2「やっべー!なんでこんなところに1人でいんの?」ゲヘヘ
ランカ「あ…あのぅ……(なにこの人たち……?)」ガクブル
120: 2011/11/09(水) 19:30:41.31 ID:JMrvnBqx0
DQN3「えっ?マジ本物!?」
DQN2「やっべー!やっべー!」
ランカ「あ、あの…。すみません!!」ダッ
DQN1「おい逃げんなよ」グイッ
ランカ「きゃぁっ!!」ドサッ
DQN2「おい…。誰もいないし…」ニヤリ
DQN1「そうだな…」ニヤリ
ランカ「えっ…?えっ…?」ガクガク
DQN1「おいっ!人が来ないか入り口で見張りしてろよ」
DQN3「えぇーっ?」
DQN1「あとでヤラせてやるから」
ランカ「あ…あわわ…」ブルブル
DQN3「仕方ねーなー」シブシブ
ランカ「お願い……。やめてください……」ガクガク
DQN2「かわいー!やるしかねぇー!」
DQN2「やっべー!やっべー!」
ランカ「あ、あの…。すみません!!」ダッ
DQN1「おい逃げんなよ」グイッ
ランカ「きゃぁっ!!」ドサッ
DQN2「おい…。誰もいないし…」ニヤリ
DQN1「そうだな…」ニヤリ
ランカ「えっ…?えっ…?」ガクガク
DQN1「おいっ!人が来ないか入り口で見張りしてろよ」
DQN3「えぇーっ?」
DQN1「あとでヤラせてやるから」
ランカ「あ…あわわ…」ブルブル
DQN3「仕方ねーなー」シブシブ
ランカ「お願い……。やめてください……」ガクガク
DQN2「かわいー!やるしかねぇー!」
124: 2011/11/09(水) 19:38:22.82 ID:JMrvnBqx0
ランカ「やめてっむぐぐっ……むぐっ…」
DQN1「随分前ニュースで見たぜ…?旦那が氏んじまったんだってなぁ」
ランカ「!?」
DQN1「こんな所にいて、寂しいんだろ?俺達が相手してやるよ」
ランカ「んむむぅーー!!」ジタバタ
DQN1「おい、そっち抑えろ」
DQN2「おっけー」ガシッ
ランカ「!!」
ランカ「(ウソ……?私、犯されちゃうの……?)」
ランカ「(アルトくんとシェリルさんが結ばれたこの場所で……?)」
ランカ「もがーっ!!もがーーっ!!」
DQN1「うっせーな……。一発殴るか……」
ランカ「やだあああ!!!助けて!!」
ランカ「助けて、ブレラさん!!」
DQN1「随分前ニュースで見たぜ…?旦那が氏んじまったんだってなぁ」
ランカ「!?」
DQN1「こんな所にいて、寂しいんだろ?俺達が相手してやるよ」
ランカ「んむむぅーー!!」ジタバタ
DQN1「おい、そっち抑えろ」
DQN2「おっけー」ガシッ
ランカ「!!」
ランカ「(ウソ……?私、犯されちゃうの……?)」
ランカ「(アルトくんとシェリルさんが結ばれたこの場所で……?)」
ランカ「もがーっ!!もがーーっ!!」
DQN1「うっせーな……。一発殴るか……」
ランカ「やだあああ!!!助けて!!」
ランカ「助けて、ブレラさん!!」
127: 2011/11/09(水) 19:46:59.30 ID:JMrvnBqx0
ザッ…ザッ…ザッ
DQN2「んん?なんだお前、見張りしてろって…ぐほぁっ!!」ドグシャァァ
ランカ「!?」
DQN1「な、なんだテメェは!?」
ブレラ「ブレラ・スターン…」
DQN1「ブレラ!?てめぇ氏んだはずじゃ…!?」
ブレラ「…その汚い手をどけろ」ギロッ
DQN1「いやっ…!あのっ……!」
ブレラ「……」
DQN1「ち、ちくしょおぉ!!」ダッ タッタッタ
ブレラ「……」
ランカ「う、ウソ…?本当にブレラさん…?」
ブレラ「ランカ…。遅くなって、すまない」
ランカ「う…うぅ…うわあぁぁん!!」 ひしっ
DQN2「んん?なんだお前、見張りしてろって…ぐほぁっ!!」ドグシャァァ
ランカ「!?」
DQN1「な、なんだテメェは!?」
ブレラ「ブレラ・スターン…」
DQN1「ブレラ!?てめぇ氏んだはずじゃ…!?」
ブレラ「…その汚い手をどけろ」ギロッ
DQN1「いやっ…!あのっ……!」
ブレラ「……」
DQN1「ち、ちくしょおぉ!!」ダッ タッタッタ
ブレラ「……」
ランカ「う、ウソ…?本当にブレラさん…?」
ブレラ「ランカ…。遅くなって、すまない」
ランカ「う…うぅ…うわあぁぁん!!」 ひしっ
132: 2011/11/09(水) 19:57:02.51 ID:JMrvnBqx0
ランカ「本当に……本当にごめんね…」ポロポロ
ブレラ「……何故謝る?」
ランカ「私ね…。本当は、ブレラさんをアルトくんの代わりにしてたの…」
ブレラ「………」
ランカ「だけど……、だけどね……」
ブレラ「そのことに関しては、もういいんだ」
ランカ「えっ…?」
ブレラ「さっき、嬉しいことがあったから」
ランカ「嬉しい……、こと……?」
ブレラ「俺がここに来た時、ちょうどランカの呻き声が聞こえた」
ブレラ「手で口を塞がれたランカが見えて、俺が助けに行こうとした時…」
ブレラ「『俺に』助けを求める声が聞こえた」
ランカ「そっ、それは……///だって……///」
ブレラ「アルトじゃなく、俺に……」
ブレラ「……何故謝る?」
ランカ「私ね…。本当は、ブレラさんをアルトくんの代わりにしてたの…」
ブレラ「………」
ランカ「だけど……、だけどね……」
ブレラ「そのことに関しては、もういいんだ」
ランカ「えっ…?」
ブレラ「さっき、嬉しいことがあったから」
ランカ「嬉しい……、こと……?」
ブレラ「俺がここに来た時、ちょうどランカの呻き声が聞こえた」
ブレラ「手で口を塞がれたランカが見えて、俺が助けに行こうとした時…」
ブレラ「『俺に』助けを求める声が聞こえた」
ランカ「そっ、それは……///だって……///」
ブレラ「アルトじゃなく、俺に……」
136: 2011/11/09(水) 20:08:11.89 ID:JMrvnBqx0
ブレラ「……」
ランカ「あっ、あのっ」
ブレラ「ん?」
ランカ「あの…ね?///」
ブレラ「……?どうした?目があっち行ったりこっち行ったりしてるが…」
ランカ「~~~~~!!///」
ブレラ「(な、なんだ?)」
ランカ「だから……、その……。アルトくんの代わりとかじゃなくて……そのっ!」
ランカ「私の心の底から…、ブレラさんの事が…好きですっ!///」
ブレラ「!」
ランカ「ブレラさん、私をお嫁さんにして!」
ブレラ「わかった」
ランカ「ありがとう…///これからもずっと…、一生私のこと護ってね!お願い!」
ブレラ「あぁ…。これからも、ずっと護ってやる……」ぎゅっ
~終わり~
ランカ「あっ、あのっ」
ブレラ「ん?」
ランカ「あの…ね?///」
ブレラ「……?どうした?目があっち行ったりこっち行ったりしてるが…」
ランカ「~~~~~!!///」
ブレラ「(な、なんだ?)」
ランカ「だから……、その……。アルトくんの代わりとかじゃなくて……そのっ!」
ランカ「私の心の底から…、ブレラさんの事が…好きですっ!///」
ブレラ「!」
ランカ「ブレラさん、私をお嫁さんにして!」
ブレラ「わかった」
ランカ「ありがとう…///これからもずっと…、一生私のこと護ってね!お願い!」
ブレラ「あぁ…。これからも、ずっと護ってやる……」ぎゅっ
~終わり~
141: 2011/11/09(水) 20:13:40.48 ID:JMrvnBqx0
ここまで見てくれた人ありがとう
本当はルカがギャラクシーの技術を使って治した(違法なため時間がかかった)
ってのを入れようと思ったけど、入れる場所がなかった
見てくれた人お疲れ
本当はルカがギャラクシーの技術を使って治した(違法なため時間がかかった)
ってのを入れようと思ったけど、入れる場所がなかった
見てくれた人お疲れ
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