角刈り

お前ら「てめえら獣人は力だけが取り柄なんだからそんな長ったらしい髪の毛なんざ要らねえだろ！角刈りにしてやるから来い！！」

獣人娘ちゃん「やだやだぁぁぁ！何でそんな酷い事ばっか言うのぉぉぉぉ！」

お前ら「はぁ……あのなぁ、獣人には人権がないんだ。なんならここで頃しちまってもいいんだぞ！？」

獣人娘ちゃん「っ……それでもやだぁ、後ろで結べば力仕事くらいできるでしょ……！？角刈りだけは許してよぉ……」

お前ら「>>10」

見事な角刈りにする

お前ら「いいや、見事な角刈りにする」

獣人娘ちゃん「やだぁぁぁぁ！やめて！嫌っ、離して、ああっ！」

「や゛あぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！」ｳﾞｨｨｨﾝｯ…ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…

角刈り獣人娘ちゃん「っ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

お前ら「へっ、やっぱり獣人奴隷はその髪型じゃねえとな。オラ、髪切ったんだしこれから>>20して働いてもらうからな！覚悟しろ！」

獣人娘ちゃん「う゛ぁぁっ……」ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯ

お前ら「女として働いてもらうからなぁ」

獣人娘ちゃん「ふぇ……な、なんで、それならこんな髪型じゃない方が……」

お前ら「うっせえ！獣人の娼館なんて底辺どもと一部のイかれたマニアしか集まらねえ、好みの顔だって粘着されたら逆に迷惑なんだよ！てめえらが求められてんのは身体だけだ！」

獣人娘ちゃん「そんなぁ……うっ、うぁぁ」

お前ら「獣人の頑丈で病気になりにくい身体を生かして一日中仕事してもらうからな。覚悟しろよ」角を掴んで娼館へ引っ張っていく

そして数時間後

獣人娘ちゃん「私…初めて…だったのに、あんな乱暴な……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お前ら「おう、初日だし今日はこれで上がりだな。>>30」

育毛剤やるよ

お前ら「育毛剤やるよ」

獣人娘ちゃん「っ……うっ、うっ」ｳﾙｳﾙ

お前ら「今朝は角刈りにするのをあれだけ嫌がってたからな……さすがに新入りが髪型そのままって訳には行かねえけどよ、ここで伸ばした分には文句は言わねえよ」

獣人娘ちゃん「……ありがとう…ござい…まずっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

お前ら「ま、辛いだろうが慣れるまで頑張れよ。じゃあな」

獣人娘ちゃん「う゛〜〜〜っ……」

娼館の寮

獣人娘ちゃん「ここが私の部屋か……確かルームシェアだってお前らさん言ってたけど、どんな獣人なんだろう……」

獣人娘ちゃん「よーし……少しでも第一印象が良くなるよう挨拶はちゃんとしないと……あ、新しくお世話になる獣人娘です！よろしくお願いします！」

猫耳獣人ちゃん「……>>38」

世話をするつもりなんて無いから

猫耳獣人ちゃん「お前が新入り？言っておくけど世話するつもりはないからね。ここでは自分の事は自分でやるのがルールだ」

獣人娘ちゃん「あ…は、はい」ﾋﾞｸｯ

猫耳獣人ちゃん「ま、迷惑さえかけなきゃ私から干渉するような事はないから。そこは好きにやんにゃ」

獣人娘ちゃん「あ、ありがとうございます……(少し怖いけどお前らさんみたいに虐めてくる事はなさそうだしそれはよかった、かな)」

こうして獣人娘ちゃんが娼館で働き始めてから数週間経った

狐耳獣人ちゃん「何でお前こんな髪の毛伸びてんだよ」

犬耳獣人ちゃん「新入りの癖に生意気だろオォォン！？」

獣人娘ちゃん「ひっ、ごめんなさいごめんなさい！」

猫耳獣人ちゃん「……>>44！」

作麼生

猫耳獣人ちゃん「作麼生」

狐耳獣人ちゃん「あ？なにあいつ1人で禅問答してんの？ｗ」

犬耳獣人ちゃん「こいつ猫耳の所の部屋でしたよね。おい！手前の躾がなってねえから新入りが調子こいてんじゃねえのかゴラァ！！」

獣人娘ちゃん「あっ……(迷惑はかけないって約束したのに、どうしよう……)」

猫耳獣人ちゃん「>>53！」

説破

猫耳獣人ちゃん「作麼生、同居人がカースト上位のグループに絡まれていたらどうするか？」

狐耳獣人ちゃん「いつまで禅問答してるつもりだあァン！？」

犬耳獣人ちゃん「手前は一回締めとかないとと思ってたんだ！！！すかしてて生意気なんだよ猫風情がよぉ！！！！！」

猫耳獣人ちゃん「説破、>>65！！！！！」

犬耳獣人、まずはお前から血祭りにあげてやる

猫耳獣人ちゃん「犬耳獣人、まずはお前から血祭りにあげてやる」

犬耳獣人ちゃん「あ？猫が犬に勝てる訳ねえだろｗ　馬鹿言ってねえで謝るなら今のうちだ……ぶえ！？」宙に浮く

犬耳獣人ちゃん「」ﾄﾞｻｧｯ！

猫耳獣人ちゃん「まず1匹……お前も猫パンチの威力味わいたいか？」

狐耳獣人ちゃん「ひっ……き、今日の所はこのくらいにしてやる。感謝しとけよ！」ﾀﾞｯ

獣人娘ちゃん「あ、あの……迷惑かけないって言ったのに、助けてもらってありがとうございます……」

猫耳獣人ちゃん「……>>72」

困ったときはお互い様にゃあ❤

猫耳獣人ちゃん「最初は舐められないようあんな事言ったけど…… 困ったときはお互い様にゃあ❤ 獣人娘ちゃん相手に気を張る必要も無さそうだし、これからはどんどんうちの事を頼るにゃあ❤」

獣人娘ちゃん「は、はい！(これが素なのかな。この人となら仲良くやっていけそう！)」

こうして獣人ちゃんと猫耳ちゃんは育毛剤を2人で仲良く分け合う程親交を深めて行った。だが、そんな楽しいひと時も長くは続かない物である……

男「角刈り女ばっかで期待してなかったけどよぉ……獣人の割にこんな可愛い猫ちゃんも混じってんじゃねえかぁ」髪の毛掴んで持ち上げ

猫耳獣人ちゃん「っ……やめろ！離せゴミ！いくら客だからってこんな……」

男「うっせえ！手前ら獣人は人権もねえ物以下の存在なんだよ！気に入ったら持ち帰ったって何のお咎めもありゃしないの！」

猫耳獣人ちゃん「そんなゃ……」

男「家で壊れるまで使い潰してやるから覚悟しろよひゃはははは！」

猫耳獣人ちゃん「うっ、うっ……誰か、誰か助け……」ﾂﾂ-

獣人娘ちゃん「……>>83！」

ごめんね、猫耳獣人ちゃん……（ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

獣人娘ちゃん「っ……私には、どうする事もできないよ……ごめんね、猫耳獣人ちゃん……」（ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ

猫耳獣人ちゃん「そ、そんな……待っ、うえぷ！？にゃ！いに゛ゃあ゛〜〜〜〜〜〜！！！！！！！」

数日後、猫耳ちゃんがお持ち帰りされた客の部屋で氏体になって見たかった事が知らされた

狐耳獣人ちゃん「ね、猫耳の事は残念だったね……」

犬耳獣人ちゃん「流石に同情するよ……ま、ここじゃよくある事さ。自分の責任なんてのは思わない方がいいよ」

獣人娘ちゃん「>>91」

銃持ってきたけどこれでなら殺せるかなぁ……

獣人娘ちゃん「銃持ってきたけどこれでなら殺せるかなぁ……」ﾁｬｷｯ

犬耳獣人ちゃん「お、おい！どこでそんなもん手に入れたんだよ……！」

獣人娘ちゃん「ちょっと男の人に特殊なプレイさせてあげて頼めば余裕だよぉ……ほら、私って角刈りの娘と違ってちょっと伸ばしてるから気に入られやすいし」

狐耳獣人ちゃん「やめとけ……いくら武器があったって獣人なんて物以下の扱いなんだぞ。ろくな氏に方しねえぞ？」

獣人娘ちゃん「>>99」

自分も復讐相手の1人だから

獣人娘ちゃん「自分も復讐相手の1人だから」

狐耳獣人ちゃん「……そうか、そこまで覚悟してるならもう何も言わねえよ」

犬耳獣人ちゃん「お前らとは色々あったけどよ、まあ……頑張れよ」

獣人娘ちゃん「……うん、ありがとう2人とも」ﾆｺｯ

数日後

猫耳獣人ちゃんを頃した悪徳客「へへ、まさか自分から僕に家までお持ち帰りして欲しいなんて娘がいるとはねえ。しかも君も猫耳の子に負けず劣らずのキュートさだ……君はどんな風に壊されたいとか希望はあるのかなぁ？ぐへへへ」

獣人娘ちゃん「>>107」

お前に希望は無いけどね（額にｶﾁｬﾘ

獣人娘ちゃん「お前に希望は無いけどね」（額にｶﾁｬﾘ

悪徳客「は？なんで獣人風情がそんなもん持っぺぎあ」パァンッ！

ﾋﾞﾁｬﾁｬｯ！

獣人娘ちゃん「……終わったよ猫耳ちゃん。猫耳ちゃんは私のこと助けてくれたのに、私は何もできなくてごめんね……」ﾂﾂ-

獣人娘ちゃん「私も……今、そっちに……行く…から……ごめんね猫耳ちゃん……本当に、ごめ………ん……」ﾁｬｷｯ

………………パァン！！！！

お前ら「チッ、同じ部屋で2度も氏体の処理なんてさせんじゃねえよ……まあ家主本人もくたばったのは僥倖だがｗ　さて、金目の物は盗ったし、あとは獣人の方を……」

お前ら「……こいつ、あの時の……へっ、律儀に育毛剤返しに来ましたってか？アホらしい……」

お前ら「……俺には効かないと思ってたけど、獣人がこれだけ生えてるんだし、やっぱもう一度試してみるかな……」

ブロロロロロロ……

ヒューンドサッ

人間と獣人が共存する世界、そこでは獣人は物以下の扱いで迫害されておりましたが、街の片隅のゴミ処理場で2人仲良く手を取り合う不思議な獣人2匹の亡骸がありましたとさ……

獣人娘ちゃん「……」ｷｭｯ　猫耳獣人ちゃん「……」ｷﾞｭｯ


おしまい

(´；ω；`)