男「（ま、俺には丁度いいよな…）」

ブサ女「どうしたの？元気ないよ？」

男「ん？いいや。なんでもないよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ブサ女「もう、男くん…」///

男「（神が…サービス最悪…）」

ブサ女「私…男のこと好きだから…」///

男「俺もだよ」

男「（また、神が来てくれたら…）」

男「しかし、無理だろうな」

ブサ女「どうしたの？男」

男「ん？なんでもないよ」ﾆｺｯ

ブサ女「！」ｷｭﾝｯ

ブサ女「男～」ｽﾘｽﾘ

男「や、やめろよ」

ブサ女「照れないでよ～」///

男「…」ﾊﾊ

ブサ女「…」ｷﾞｭｯ

男「！？」

男「ど、どうしたんだ？」

ブサ女「あの、ちょっと手を繋ぎたくなった」///

男「…」

男「…」ｷﾞｭｯ

ブサ女「…っ」///

男「どうした」

ブサ女「べ、別に」

男「（俺はどうなんだろう…幸せなのか？）」

男「まあ、仕方ないよな」

ブサ女「何が仕方ないの？」

男「ん？ああ、俺の自業自得で失敗したんだよ」

ブサ女「何を失敗したの？」

男「ん…人生…かな」

ブサ女「そっか、じゃあ私が幸せにしてあげる」ﾆｺｯ

男「…っ！」

男「あ、ありがとうな」

―数日後―

男「なあ、ブサ女」

ブサ女「どうしたの？」

男「いいや、呼んだだけ～」

ブサ女「まったくぅ～」///

男「ヘヘヘ～」///

神「よお」

男「！？」

神「どうだ？幸せか～」

男「ああ、幸せだ。やっぱり顔じゃないんだな」///

神「そうか…しかし悪いな」

男「ん？何を謝ってるんだ？俺は幸せだっつってんのに」

神「その幸せって…時間制限あってさ」

男「は？」

神「明日にはいなくなるんだ…ブサ女」

男「おい…待てよどういう事だよ！？」

神「言った通りだ」

男「は！？」

男「何だよ…それ」

神「仕方ないだろ？そういう事なんだから」

神「じゃあな」ｼｭﾝｯ

男「おい！待てよ！！」

男「嘘だろ…」

次の日

男「ブサ女…」

ブサ女「どうしたの？」

男「いや…なんでもない」

ブサ女「元気ないみたいだけど…」

男「…そうか？」

ブサ女「私に甘えてもいいんだよ？」

男「ブサ女…」ﾀﾞｷｯ

ブサ女「よしよし」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

男「…」

男「よしっ」

ブサ女「？」

男「なあ、今日はずっと一緒に居ような」

ブサ女「当たり前でしょ？」

男「そうだよな」

ブサ女「フフッ」

男「？どうした？」

ブサ女「いや、嬉しいの…私、こんな見た目だから」

ブサ女「絶対に彼氏なんてできないって思ってた…」

男「ブサ女…」

ブサ女「でも、できたからさ…それが嬉しいの」

ブサ女「ありがとう…男」ﾆｺｯ

男「待ってくれ…」

男「行かないでくれ…」

男「ブサ女ーーっ！！」

男「ブサ…女…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「こんなのって…アリかよ」

男「くそが…なんでこんな」

男「こんなことになったのは誰のせいだ？」

男「俺？…違う」

男「悪いのは…神だ」

男「神をボコボコにする…」

男「久しぶりだな…神」

神「なんだ？貴様か」

神「久しいな？」

神「何の用だ？」

男「お前をボコボコにしにきた」

神「な、なんでだよ？」

男「俺をこんな気持ちにさせ…ブサ女を俺から奪った貴様を俺は許さない」

神「あ、あのなぁ～」

神「これは教訓なんだよ」

男「…？」

神「お前はこの経験を経て成長するんだ…そのために必要だったことだったんだ」

男「なんだ…てめぇ綺麗事言うつもりか？頃すぞ」

神「怖いな…」

神「まあ、でも。お前は自分の力で彼女作らなきゃいけないだろ？」

神「だから…」

神「仕方がないことなんだよ…」

男「てめえが無力なだけだろ…」

男「氏ねおらぁぁ！！」ﾊﾞｷｯ

神「ぎゃうあぁぁっ！！？」

男「氏ねや、オラっ！オラッ！！」ﾄﾞｶﾞｯﾊﾞｷｯｸﾞﾁｬｯ

神「なんだ、今のグチャッって…何が潰れたっ！？」

男「うるせぇぇええ！！！」ﾊﾞｷｯ

神「…」ﾊﾞﾀｯ

男「…」ﾊｧﾊｧ

男「…」ﾊｧﾊｧ

男「虚しい…」

男「俺は復讐を果たしたが…いったい何が残ったというんだ？」

男「ブサ女に会いたい…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

男「ブサ女…」ｶﾞｸｯ

男「…」

男「新しい彼女作るか…」

終わり

後日談

男「よ、彼女」

彼女「ん？男やっと来たのか」

男「いつも待たせてすみませんね」

彼女「いいえ…待ってませんよっと」

男「優しいな」

彼女「そう？」ﾃﾚﾃﾚ

男「そういう所が良いな…」

彼女「フフフッ…さ、行こっか」ｷﾞｭｯ

男「ああ」ｷﾞｭｯ

後日談終わり