1: 2015/11/03(火) 00:51:08.00 ID:sAt5/JSc0
2: 2015/11/03(火) 00:52:39.19 ID:sAt5/JSc0
──23話より──
スタスタ……
凛(ライブに出たくないって)
凛(どういうことなの、卯月……)
凛(会いたい)
凛(早く卯月に会いたい……!)
スタスタスタスタ
未央「ちょ、ちょっと待ってってば、しぶりん!」ハァハァ
凛「……?」
未央「足速すぎだよ、もう……!」
凛「……ごめん」
未央「あのさ。ねえしぶりん、思ったんだけど……」
凛「何?」
未央「しまむーに会って、直接話したとして……それだけで戻ってきてくれるかなぁ?」
凛「何言ってるの?……そのために行くんでしょ」
未央「でもしまむーってさ……何か、私たちに気を遣っちゃって、頑張ります!とか言っちゃってさ……」
未央「何となくだけど、本音で話してくれないような気がするんだよね」
凛「……」
凛(そうだ)
凛(早く卯月の顔が見たい……前みたいに笑ってほしい)
凛(だけど、もしあの笑顔が……キラキラだったはずの笑顔が、輝きを失ってしまっていたら)
凛(私は、どうしたらいいんだろう……?)
スタスタ……
凛(ライブに出たくないって)
凛(どういうことなの、卯月……)
凛(会いたい)
凛(早く卯月に会いたい……!)
スタスタスタスタ
未央「ちょ、ちょっと待ってってば、しぶりん!」ハァハァ
凛「……?」
未央「足速すぎだよ、もう……!」
凛「……ごめん」
未央「あのさ。ねえしぶりん、思ったんだけど……」
凛「何?」
未央「しまむーに会って、直接話したとして……それだけで戻ってきてくれるかなぁ?」
凛「何言ってるの?……そのために行くんでしょ」
未央「でもしまむーってさ……何か、私たちに気を遣っちゃって、頑張ります!とか言っちゃってさ……」
未央「何となくだけど、本音で話してくれないような気がするんだよね」
凛「……」
凛(そうだ)
凛(早く卯月の顔が見たい……前みたいに笑ってほしい)
凛(だけど、もしあの笑顔が……キラキラだったはずの笑顔が、輝きを失ってしまっていたら)
凛(私は、どうしたらいいんだろう……?)
3: 2015/11/03(火) 00:54:12.58 ID:sAt5/JSc0
未央「で!しまむーに戻ってきてもらうには、何が必要か考えたんだけどさ」
未央「やっぱり、アレしかないよ!」
凛「アレ?」
未央「それはもちろん!私たちのしまむー愛を伝えるんだよ!」
凛「しまむー……愛?」
未央「やっぱり、アレしかないよ!」
凛「アレ?」
未央「それはもちろん!私たちのしまむー愛を伝えるんだよ!」
凛「しまむー……愛?」
4: 2015/11/03(火) 00:55:44.91 ID:sAt5/JSc0
未央「私は舞台で、しぶりんはトライアドの活動で、最近しまむーとあんまり一緒にいられなかったじゃん?」
未央「だから、私たちがしまむー大好きだーっ!って気持ちが伝わらなくって、しまむー寂しくなっちゃったんじゃないかなって、思うんだよね」
凛「そういう問題……なのかな?」
未央「きっとそうだって!だから、それを思いっきり伝えようよ!」
凛「う、うん……でも、どうやって?」
未央「え?それはまあ……うん……フィーリング?なんかこう、胸の奥のパッション?をぶつける?感じで!」
凛「あんまりまとまってないのに自信満々で提案してきたんだ……」
未央「まあまあ、とにかくやってみよう!当たって砕けろだよ☆」
凛「砕けたら困るんだけど……!」
未央「だから、私たちがしまむー大好きだーっ!って気持ちが伝わらなくって、しまむー寂しくなっちゃったんじゃないかなって、思うんだよね」
凛「そういう問題……なのかな?」
未央「きっとそうだって!だから、それを思いっきり伝えようよ!」
凛「う、うん……でも、どうやって?」
未央「え?それはまあ……うん……フィーリング?なんかこう、胸の奥のパッション?をぶつける?感じで!」
凛「あんまりまとまってないのに自信満々で提案してきたんだ……」
未央「まあまあ、とにかくやってみよう!当たって砕けろだよ☆」
凛「砕けたら困るんだけど……!」
5: 2015/11/03(火) 00:56:58.12 ID:sAt5/JSc0
──養成所──
卯月「きっと、早かったんです」
卯月「私には、お城の舞踏会なんて、まだ早かったのかなって……」
凛(そんな……)
凛(やっぱりそうだったんだ)
凛(卯月は……卯月が、私たちから離れていこうとしてる……)
凛(そんなこと考えたことも無かった)
凛(私は……私は……!)
未央「しまむーっっ!」ダッ ギュウウッ!
卯月「ひゃあっ!?ななな、なんですか未央ちゃん!?///]
未央「ごめんね!しまむーが悩んでるって、私全然気づけなくって……!」
未央「私無神経だから、今までも知らないうちにしまむーを傷つけちゃって……」
未央「もしかしたら、これからも……だけど」
未央「でも……傷つけちゃってもやっぱり、やっぱり、しまむーのことが大好きだから」
未央「ニュージェネで一緒にアイドルしたいから!」
未央「だから何て言われても、絶対離さないよ!」
卯月「み……未央ちゃんっ……///」
卯月「きっと、早かったんです」
卯月「私には、お城の舞踏会なんて、まだ早かったのかなって……」
凛(そんな……)
凛(やっぱりそうだったんだ)
凛(卯月は……卯月が、私たちから離れていこうとしてる……)
凛(そんなこと考えたことも無かった)
凛(私は……私は……!)
未央「しまむーっっ!」ダッ ギュウウッ!
卯月「ひゃあっ!?ななな、なんですか未央ちゃん!?///]
未央「ごめんね!しまむーが悩んでるって、私全然気づけなくって……!」
未央「私無神経だから、今までも知らないうちにしまむーを傷つけちゃって……」
未央「もしかしたら、これからも……だけど」
未央「でも……傷つけちゃってもやっぱり、やっぱり、しまむーのことが大好きだから」
未央「ニュージェネで一緒にアイドルしたいから!」
未央「だから何て言われても、絶対離さないよ!」
卯月「み……未央ちゃんっ……///」
6: 2015/11/03(火) 00:58:27.51 ID:sAt5/JSc0
未央(やった!しまむーがちょっと揺らいでる感じに!)
未央(”体当たりでしまむー愛を伝えよう作戦”効果アリだね☆)ニヤッ
未央(さあしぶりん!トドメの追撃、行っちゃって!)ウインクパチリ♪
凛(……)
凛(何か打算的な感じもするけど……)
凛(やっぱり未央はすごい……こんなに思った事をはっきり伝えられるなんて、羨ましい)
凛(でも……私だって)
凛(私だって……しまむー愛なら、負けてない!)キッ
ツカツカツカ
卯月「ふぇっ?あ、あの……凛ちゃん?」
ズイ
卯月「その、近づきすぎ……顔が近いです///」
クイッ
卯月「え、あの、何で私の顎持ち上げ」
チュゥゥーッ!
卯月「んんんんっ……!?///」
未央(”体当たりでしまむー愛を伝えよう作戦”効果アリだね☆)ニヤッ
未央(さあしぶりん!トドメの追撃、行っちゃって!)ウインクパチリ♪
凛(……)
凛(何か打算的な感じもするけど……)
凛(やっぱり未央はすごい……こんなに思った事をはっきり伝えられるなんて、羨ましい)
凛(でも……私だって)
凛(私だって……しまむー愛なら、負けてない!)キッ
ツカツカツカ
卯月「ふぇっ?あ、あの……凛ちゃん?」
ズイ
卯月「その、近づきすぎ……顔が近いです///」
クイッ
卯月「え、あの、何で私の顎持ち上げ」
チュゥゥーッ!
卯月「んんんんっ……!?///」
7: 2015/11/03(火) 00:59:54.03 ID:sAt5/JSc0
未央「」
未央(はぁぁぁーっ!?どうなっちゃってんのコレ!?)
未央(何いきなりしまむーの唇奪っちゃってんのしぶりん!?)ガガガーン
チュッ……チュッ……♡
凛(卯月の唇……柔らかい……)
凛(何かいい匂いする……リップの匂いかな……)
凛(もっと欲しい……卯月を……もっともっと味わいたい……!)グッ
チュルッ……チュパッ♡
卯月(な、何が起こってるんでしょうか……)
卯月(凛ちゃんの綺麗な顔が目の前に……///)
卯月(唇が柔らかくてあったかくて……)
ジュルッ♡
卯月(ふぇぇぇぇぇ!?な、何かが口の中に、は、は、入って……!///)グルグル
未央「し、しぶりんストーップッッ!」ババッ!
未央(はぁぁぁーっ!?どうなっちゃってんのコレ!?)
未央(何いきなりしまむーの唇奪っちゃってんのしぶりん!?)ガガガーン
チュッ……チュッ……♡
凛(卯月の唇……柔らかい……)
凛(何かいい匂いする……リップの匂いかな……)
凛(もっと欲しい……卯月を……もっともっと味わいたい……!)グッ
チュルッ……チュパッ♡
卯月(な、何が起こってるんでしょうか……)
卯月(凛ちゃんの綺麗な顔が目の前に……///)
卯月(唇が柔らかくてあったかくて……)
ジュルッ♡
卯月(ふぇぇぇぇぇ!?な、何かが口の中に、は、は、入って……!///)グルグル
未央「し、しぶりんストーップッッ!」ババッ!
8: 2015/11/03(火) 01:01:04.24 ID:sAt5/JSc0
凛「っ……」
凛「……何するの未央」キッ
未央「いやいやいや、それこっちのセリフだし!」
卯月「はへぇぇぇ……///」ヘナヘナ
未央「だ、大丈夫?しまむー!」
卯月「わ、私……私……///」
卯月「もうお嫁に行けませーんッッ!」ダダッ!
凛「あっ!卯月……!」
未央「しまむーっっ!!」ガビーンッ
凛「……何するの未央」キッ
未央「いやいやいや、それこっちのセリフだし!」
卯月「はへぇぇぇ……///」ヘナヘナ
未央「だ、大丈夫?しまむー!」
卯月「わ、私……私……///」
卯月「もうお嫁に行けませーんッッ!」ダダッ!
凛「あっ!卯月……!」
未央「しまむーっっ!!」ガビーンッ
9: 2015/11/03(火) 01:11:34.99 ID:sAt5/JSc0
──翌日──
未央「もう何やってんのしぶりん!結局あの後しまむーと連絡つかなくなっちゃったじゃん!」
凛「だって……しまむー愛を伝えろって言ったのは未央でしょ」ムスッ
未央「愛の意味と重さが違う!RとSSRぐらい違うよ!」
未央「だいたいいきなりキスするとか、GOIN'GOIN'強引過ぎるにも程があるよ!」
凛「うっ……」
ガタッ
「あ、あの……お、おはようございます……」
未央「しまむー!来てくれたの!?」パァッ
未央「ありがとー!しまむーにあんなセクハラされたからもう来てくんないかと……良かったよぉ……」グスッ
凛「……セクハラじゃないし」ムスッ
卯月「あ、あははは……///」
未央「もう何やってんのしぶりん!結局あの後しまむーと連絡つかなくなっちゃったじゃん!」
凛「だって……しまむー愛を伝えろって言ったのは未央でしょ」ムスッ
未央「愛の意味と重さが違う!RとSSRぐらい違うよ!」
未央「だいたいいきなりキスするとか、GOIN'GOIN'強引過ぎるにも程があるよ!」
凛「うっ……」
ガタッ
「あ、あの……お、おはようございます……」
未央「しまむー!来てくれたの!?」パァッ
未央「ありがとー!しまむーにあんなセクハラされたからもう来てくんないかと……良かったよぉ……」グスッ
凛「……セクハラじゃないし」ムスッ
卯月「あ、あははは……///」
10: 2015/11/03(火) 01:12:42.17 ID:sAt5/JSc0
卯月「あ、あのね?凛ちゃん……///」モジモジ
凛「う、うん……」
卯月「あの、えっと……昨日のこと……///」
凛「うん……」
卯月「あ、ありがとうございます!」ペコリ
りんみお「え?」
卯月「あの、私の事元気づけようとして、してくれたんですよね?」
卯月「ちょっとだけビックリしちゃったけど……でも、変な誤解とか、してませんから!大丈夫ですから!」
未央「しまむー……?」
卯月「これ以上凛ちゃんや未央ちゃんに心配かけないように、ちゃんと頑張りますから!」
凛「……」
卯月「だから、だからもう、無理に励ましてくれなくても」エヘヘ…
凛「ごまかさないでよ!」キッ!
卯月「!」
未央(へ?ここでそのセリフ!?)
凛「う、うん……」
卯月「あの、えっと……昨日のこと……///」
凛「うん……」
卯月「あ、ありがとうございます!」ペコリ
りんみお「え?」
卯月「あの、私の事元気づけようとして、してくれたんですよね?」
卯月「ちょっとだけビックリしちゃったけど……でも、変な誤解とか、してませんから!大丈夫ですから!」
未央「しまむー……?」
卯月「これ以上凛ちゃんや未央ちゃんに心配かけないように、ちゃんと頑張りますから!」
凛「……」
卯月「だから、だからもう、無理に励ましてくれなくても」エヘヘ…
凛「ごまかさないでよ!」キッ!
卯月「!」
未央(へ?ここでそのセリフ!?)
11: 2015/11/03(火) 01:14:36.78 ID:sAt5/JSc0
凛「その……いきなりキスしたことは、謝る……」
凛「でも、そんな……嘘の笑顔で、ごまかすような言葉、聞きたくない」
凛「私の事、キモいと思ったんなら、キモいって言ってよ」
凛「怒ってよ」
凛「でも、私はもう、自分の気持ちをごまかしたりなんかしない」
凛「私は卯月の事が好き。大好き」
卯月「凛ちゃん……」
凛「友達としてなんかじゃない」
凛「たぶん、初めて会った時から……卯月の、キラキラ輝く笑顔を見た時から……」
凛「ずっと好きだったの……卯月が目の前からいなくなるかもしれないって思って、やっと気づいたの……」
凛「お願いだから……お願いだから、いなくならないで……」ツーッ…
凛「私の事、大嫌いでもいいから……それでも、わがままだって分かってるけど、一緒に居たい……!」
卯月「……凛ちゃん」ギュッ
凛「……卯月?」グスッ
凛「でも、そんな……嘘の笑顔で、ごまかすような言葉、聞きたくない」
凛「私の事、キモいと思ったんなら、キモいって言ってよ」
凛「怒ってよ」
凛「でも、私はもう、自分の気持ちをごまかしたりなんかしない」
凛「私は卯月の事が好き。大好き」
卯月「凛ちゃん……」
凛「友達としてなんかじゃない」
凛「たぶん、初めて会った時から……卯月の、キラキラ輝く笑顔を見た時から……」
凛「ずっと好きだったの……卯月が目の前からいなくなるかもしれないって思って、やっと気づいたの……」
凛「お願いだから……お願いだから、いなくならないで……」ツーッ…
凛「私の事、大嫌いでもいいから……それでも、わがままだって分かってるけど、一緒に居たい……!」
卯月「……凛ちゃん」ギュッ
凛「……卯月?」グスッ
12: 2015/11/03(火) 01:17:08.17 ID:sAt5/JSc0
卯月「私、嬉しいですっっ!」
凛「え……?でも私、あんな事して……」
卯月「ちょっとビックリしたのは、ホントです」
卯月「あの後、家に帰ってからも、ずっと凛ちゃんのことしか考えられなくって、眠れなくて……///」
卯月「恥ずかしくって、今も凛ちゃんの顔見られなくって……」
卯月「それでも、早く会いたい、凛ちゃんに早く会いたいって気持ちが抑えられなくて」
卯月「だから、寝不足で髪もぼさぼさのまま、やってきちゃいました」エヘヘ
凛「卯月……」
卯月「ごめんなさい、何だかかっこ悪いですね、私///」
凛「それは私もだから」
凛「卯月に会えなくなってから、ずっと卯月のことばかり考えてた……」
卯月「えへへ……///」
凛「……///」
凛「え……?でも私、あんな事して……」
卯月「ちょっとビックリしたのは、ホントです」
卯月「あの後、家に帰ってからも、ずっと凛ちゃんのことしか考えられなくって、眠れなくて……///」
卯月「恥ずかしくって、今も凛ちゃんの顔見られなくって……」
卯月「それでも、早く会いたい、凛ちゃんに早く会いたいって気持ちが抑えられなくて」
卯月「だから、寝不足で髪もぼさぼさのまま、やってきちゃいました」エヘヘ
凛「卯月……」
卯月「ごめんなさい、何だかかっこ悪いですね、私///」
凛「それは私もだから」
凛「卯月に会えなくなってから、ずっと卯月のことばかり考えてた……」
卯月「えへへ……///」
凛「……///」
14: 2015/11/03(火) 01:19:43.55 ID:sAt5/JSc0
うづりん「あの……!」
卯月「あ、ご、ごめんなさい!じゃあ凛ちゃんから……」
凛「う、うん……///」コホン
凛「卯月。私、卯月の事が好き……」
凛「だから、その。もしよかったら、付き合ってほしい……」
卯月「はいっ……!」グシッ
卯月「私、まだまだダメなところもいっぱいあるし、迷惑かけちゃったりするかもしれないけど……」
卯月「凛ちゃんの立派な彼女になれるように、精一杯頑張りますっっ!」ニコッ♡
卯月「あ、ご、ごめんなさい!じゃあ凛ちゃんから……」
凛「う、うん……///」コホン
凛「卯月。私、卯月の事が好き……」
凛「だから、その。もしよかったら、付き合ってほしい……」
卯月「はいっ……!」グシッ
卯月「私、まだまだダメなところもいっぱいあるし、迷惑かけちゃったりするかもしれないけど……」
卯月「凛ちゃんの立派な彼女になれるように、精一杯頑張りますっっ!」ニコッ♡
15: 2015/11/03(火) 01:21:19.83 ID:sAt5/JSc0
凛「卯月……今すごく可愛かった」
卯月「そ、そんな……凛ちゃんの方がずっとずっと綺麗ですよ……///」
凛「またキスしたい……嫌?」
卯月「うぇぇっ!?そ、その……」アタフタ
卯月「ええと……イヤじゃ、ないです……///」ウツムキ
凛「卯月……」
卯月「凛ちゃん……♡」
チュッ……♡
未央(いやーこれ未央ちゃん完全に空気だわ、存在忘れられてるわー……)ドヨーン
ガタッ
P「……おはようございます。あ、島村さ……」
未央「はいはいプロデューサー、お邪魔虫の私たちはあっちでライブの打合せでもしよっかー!」グイグイ
P「え?あ……はい」
卯月「そ、そんな……凛ちゃんの方がずっとずっと綺麗ですよ……///」
凛「またキスしたい……嫌?」
卯月「うぇぇっ!?そ、その……」アタフタ
卯月「ええと……イヤじゃ、ないです……///」ウツムキ
凛「卯月……」
卯月「凛ちゃん……♡」
チュッ……♡
未央(いやーこれ未央ちゃん完全に空気だわ、存在忘れられてるわー……)ドヨーン
ガタッ
P「……おはようございます。あ、島村さ……」
未央「はいはいプロデューサー、お邪魔虫の私たちはあっちでライブの打合せでもしよっかー!」グイグイ
P「え?あ……はい」
17: 2015/11/03(火) 01:25:05.02 ID:sAt5/JSc0
──舞踏会 ライブ会場 楽屋──
凛「卯月、緊張してる?」
卯月「いいえ!……あ、やっぱりドキドキはしてますけど……それはその、凛ちゃんが綺麗だからで……///」
卯月「ファンの人がすごく増えちゃって、凛ちゃんがトップアイドルになったら……何だか凛ちゃんが遠くなっちゃいそう、なんて」エヘヘ
凛「卯月……大丈夫だよ」ギュッ
凛「こんなこと言ったらアイドル失格かもしれないけど」
凛「私はアイドル以前に、卯月の一番の……一番最初のファンだから」
卯月「凛ちゃん……嬉しいです……///」
凛「それより私の方が不安かも。卯月が可愛すぎて、誰かに取られちゃうんじゃないかって」
卯月「もう、凛ちゃんったら///」クス
卯月「大丈夫ですよ♪」ホッペニチュ
卯月「私も……私は、アイドルである前に、凛ちゃんを好きな一人の女の子、島村卯月ですから♡」
凛「卯月……♡」
卯月「凛ちゃん……♡」
凛「卯月、緊張してる?」
卯月「いいえ!……あ、やっぱりドキドキはしてますけど……それはその、凛ちゃんが綺麗だからで……///」
卯月「ファンの人がすごく増えちゃって、凛ちゃんがトップアイドルになったら……何だか凛ちゃんが遠くなっちゃいそう、なんて」エヘヘ
凛「卯月……大丈夫だよ」ギュッ
凛「こんなこと言ったらアイドル失格かもしれないけど」
凛「私はアイドル以前に、卯月の一番の……一番最初のファンだから」
卯月「凛ちゃん……嬉しいです……///」
凛「それより私の方が不安かも。卯月が可愛すぎて、誰かに取られちゃうんじゃないかって」
卯月「もう、凛ちゃんったら///」クス
卯月「大丈夫ですよ♪」ホッペニチュ
卯月「私も……私は、アイドルである前に、凛ちゃんを好きな一人の女の子、島村卯月ですから♡」
凛「卯月……♡」
卯月「凛ちゃん……♡」
19: 2015/11/03(火) 01:26:21.53 ID:sAt5/JSc0
未央「あ~~も~~!甘酸っぱすぎて全身がかゆいい~!!」ボリボリ!
卯月「み、未央ちゃん!?」
未央「二人ともラブラブすんのはいいけど、ニュージェネの時はちゃんと私も混っぜろー!!」ギュウッ!
卯月「わぷっ!」
凛「ご、ごめん未央……苦しいってば!」
卯月「あのあの、私、未央ちゃんのこともちゃんと大好きですから!」
凛「うん、私も……まあ卯月の次だけど」
未央「とってつけたようなフォローいらないから!」クワッ
卯月「み、未央ちゃん!?」
未央「二人ともラブラブすんのはいいけど、ニュージェネの時はちゃんと私も混っぜろー!!」ギュウッ!
卯月「わぷっ!」
凛「ご、ごめん未央……苦しいってば!」
卯月「あのあの、私、未央ちゃんのこともちゃんと大好きですから!」
凛「うん、私も……まあ卯月の次だけど」
未央「とってつけたようなフォローいらないから!」クワッ
20: 2015/11/03(火) 01:27:29.36 ID:sAt5/JSc0
舞台助手「ニュージェネさん、そろそろお願いします!」
未央「さあ、これからはアイドルの時間だよ!準備はいい?」
凛「うん!」
卯月「はいっ!」
5,4,3……
卯月「生ハムメロンの……」
凛「チョコレートがけの」
未央「フライドチキン添えっ!」
ワァァァァァ!
舞台助手(何その謎のメニュー!?)ガビーンッ
未央「さあ、これからはアイドルの時間だよ!準備はいい?」
凛「うん!」
卯月「はいっ!」
5,4,3……
卯月「生ハムメロンの……」
凛「チョコレートがけの」
未央「フライドチキン添えっ!」
ワァァァァァ!
舞台助手(何その謎のメニュー!?)ガビーンッ
21: 2015/11/03(火) 01:30:31.34 ID:sAt5/JSc0
──会場後方──
ワァァァァァ……!
P「……いい、笑顔です」
ツカツカ
美城「まだ、Power of Smile などという絵空事を信じているのか?」
P「……常務」
美城「突出した資質も無い、輝きも無い……取り柄と言えば笑顔だけ。そんな灰かぶりがこれから先、アイドルとしてやっていけると本気で思っているのか」
美城「待っているのは茨の道だぞ……君は、灰かぶりにとってもっとも残酷な選択をさせたんだ」
P「……私は、そうは思いません」
ワァァァァァ……!
P「……いい、笑顔です」
ツカツカ
美城「まだ、Power of Smile などという絵空事を信じているのか?」
P「……常務」
美城「突出した資質も無い、輝きも無い……取り柄と言えば笑顔だけ。そんな灰かぶりがこれから先、アイドルとしてやっていけると本気で思っているのか」
美城「待っているのは茨の道だぞ……君は、灰かぶりにとってもっとも残酷な選択をさせたんだ」
P「……私は、そうは思いません」
22: 2015/11/03(火) 01:33:00.72 ID:sAt5/JSc0
P「笑顔とは」
P「笑顔というのは、最強のコミニュケーションツールだと、私は信じています」
美城「……」
P「自分の幸せを、周りの皆に伝播させ……それが更に広がっていく」
P「彼女の笑顔は特別な、唯一無二の資質なんです」
P「彼女は、アイドルとして持ちうる最強の武器……いえ、魔法を。持っています。私はそれを知っているから」
P「だから、彼女が……彼女たちが星の彼方まで登り詰めていくのを、信じられるんです」
美城「ふ……今日はやけに饒舌に語るじゃないか」
美城「魔法を手にしたシンデレラか……さながら私は、魔法で打ち倒される敵役、悪いお妃と言ったところか?」
P「敵などここにはいませんよ」フルフル
P「いるのは、ただの崇拝者です。私もあなたも……ここにいる皆。輝ける笑顔と言う魔法に魅入られた、ね」
美城「やれやれ……私まで同類扱いするとは、君もよくよく失礼な男だな」フフッ
P「さらに失礼を承知で言わせていただければ……」
P「笑顔のあなたは、いつもよりずっと可愛らしくて、魅力的ですよ」ニコ☆
ズッキュゥゥーンッ♡
美城「…………っっ!?///」
P「……美城常務?どうされました?」
美城「……おまっ……ちょっ……!///」パクパク
P「常務!?大丈夫ですか!?」
ジョウム!? シッカリシテクダサイ!
P「笑顔というのは、最強のコミニュケーションツールだと、私は信じています」
美城「……」
P「自分の幸せを、周りの皆に伝播させ……それが更に広がっていく」
P「彼女の笑顔は特別な、唯一無二の資質なんです」
P「彼女は、アイドルとして持ちうる最強の武器……いえ、魔法を。持っています。私はそれを知っているから」
P「だから、彼女が……彼女たちが星の彼方まで登り詰めていくのを、信じられるんです」
美城「ふ……今日はやけに饒舌に語るじゃないか」
美城「魔法を手にしたシンデレラか……さながら私は、魔法で打ち倒される敵役、悪いお妃と言ったところか?」
P「敵などここにはいませんよ」フルフル
P「いるのは、ただの崇拝者です。私もあなたも……ここにいる皆。輝ける笑顔と言う魔法に魅入られた、ね」
美城「やれやれ……私まで同類扱いするとは、君もよくよく失礼な男だな」フフッ
P「さらに失礼を承知で言わせていただければ……」
P「笑顔のあなたは、いつもよりずっと可愛らしくて、魅力的ですよ」ニコ☆
ズッキュゥゥーンッ♡
美城「…………っっ!?///」
P「……美城常務?どうされました?」
美城「……おまっ……ちょっ……!///」パクパク
P「常務!?大丈夫ですか!?」
ジョウム!? シッカリシテクダサイ!
23: 2015/11/03(火) 01:34:46.14 ID:sAt5/JSc0
卯月「シンデレラの舞踏会は満員御礼の大成功でした!」
卯月「何でかその後、346プロではプロデューサーさんの”笑顔禁止令”が発令されてみんなの疑惑を呼びましたけど……それはまた別のお話です」
卯月「島村卯月、これからもアイドル活動と、それから恋も……いっぱいいっぱい頑張りますっっ♡」
卯月「何でかその後、346プロではプロデューサーさんの”笑顔禁止令”が発令されてみんなの疑惑を呼びましたけど……それはまた別のお話です」
卯月「島村卯月、これからもアイドル活動と、それから恋も……いっぱいいっぱい頑張りますっっ♡」
24: 2015/11/03(火) 01:35:45.66 ID:sAt5/JSc0
・終わりです
・読んでくれた人、レスくれた人さんくす
・それではおやすみなさい
・読んでくれた人、レスくれた人さんくす
・それではおやすみなさい
引用元: 凛「しまむー愛を伝えたい」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります