1: 2015/11/07(土) 03:00:18.62 ID:nMDZNiKH0.net
短編、ことまきになります。

2: 2015/11/07(土) 03:01:47.44 ID:nMDZNiKH0.net
真姫「……」カミノケクルクル

ことり「……」チクチクッ

真姫「……」カミノケクールクル

ことり「……」チクチクッ

真姫「……」カミノケクルクール

ことり(か、会話が生まれない……)

5: 2015/11/07(土) 03:12:35.76 ID:nMDZNiKH0.net
ことり「ま、真姫ちゃーん……」

真姫「何よ、どうしたのことり?」

ことり「今日なんで皆こないのかなぁー?」アハハ……

真姫「さあ?私も聞かされてないし」カミノケクルクル

ことり「あ、うん……そうなんだー」

ことり(会話終わっちゃったー!!)ウゥッ

6: 2015/11/07(土) 03:33:18.43 ID:nMDZNiKH0.net
ことり「そ、そうだー!ことりお家でお勉強しなくちゃー!」ガタッ

真姫「宿題?私が見てあげるわよ」ヤレヤレ

ことり「え?いやだって2年生のだよ?」

真姫「私がわからないと思ってる?」

ことり「……ごめんなさい」

真姫「分かればいいのよ」ハァ

ことり「で、でも!ことりにはしなくちゃいけないことがありますので帰ります!」

真姫「ああ、別に帰ってもいいけど」

ガチャガチャッ

真姫「ドアノブ壊れてるから開かないわよ」

ことり「……」ガチャガチャガチャッ

18: 2015/11/07(土) 08:41:00.67 ID:nMDZNiKH0.net
真姫「そういえばことり」

ことり「ひゃい!!」ビクッ!

真姫「何びっくりしてるのよ……」

ことり「な、何?真姫ちゃん」

真姫「あなた確か伝説の秋葉のメイド、ミナリンスキーだったわよね?」

ことり「えーっと……そうです……」

真姫「メイドなのよね?」

ことり「はい……そうですけど嫌な予感がするよぉ……」

真姫「じゃあご奉仕しなさい」

ことり「やっぱりぃいい!!」ピィーッ

20: 2015/11/07(土) 09:02:15.22 ID:nMDZNiKH0.net
真姫「もう少し力入れていいわよ」

真姫「あっ……、そうね……いい感じよ……んくっ///」

真姫「何よ……うまいじゃない……///」

真姫「肩揉み」

ことり「お母さんにしてあげてるからかなぁ?」ヨイショ

真姫「はー勉強疲れが取れていくわね」

ことり「練習の疲れもあるかもね……」グッグッ

真姫「ところで、あなたはしっかり休めてるの?」

ことり「え?うん、休んでるよ?」

真姫「学校、バイト、練習、衣装作り……休んでるの?」ギロリッ

ことり「うっ……た、たまに夜更かししたり……」メソラシ

真姫「はい、交代」

ことり「え?」

真姫「ことり、そこにうつ伏せになりなさい」

21: 2015/11/07(土) 10:07:01.38 ID:nMDZNiKH0.net
ことり「あー……気持ちいー……」

真姫「当たり前でしょ?これでも医者の娘よ?」グッグッ

真姫「どこを押せば効果があるとかも調べてるんだから」グリグリ

ことり「ふぁ~きもちー……」トローン

真姫「……」フム

真姫「ねえ、ことり」

ことり「なぁにぃ?まきちゃーん……」

真姫「あなた、バストいくつだっけ?」

ことり「えーっとー確かー80……ハッ!!」

真姫「もう遅いわよ」ワシィ

ことり「ひぇええー助けてー!穂乃果ちゃーん!」

真姫「いないわよ」

ことり「海未ちゃーん!!」ピィーッ

真姫「海未もいないわね」

ことり「あぁーん!もう、ダレカタスケテー!!」

真姫「花陽の真似かしら?」

真姫「じゃあ、マッサージと行きましょうか」ニヤリ

ことり「ピィイイー!!」

25: 2015/11/07(土) 11:20:18.60 ID:nMDZNiKH0.net
真姫「ふう、楽しかったわ」ツヤツヤ

ことり「うぅ……もうお嫁にいけないよぉ……」グスン

真姫「ああ、それなら心配は要らないわ」

ことり「ふぇ?」グスン

真姫「私が貰ってあげるもの」

ことり「あ、そうなんだぁー……」

ことり「へぇー……」

ことり「えー!?」

真姫「ハッピーエンドね!」ドヤッ

26: 2015/11/07(土) 11:44:55.93 ID:nMDZNiKH0.net
ことり「ま、まって!ことりはこんなハッピーエンド嫌だよ!」

真姫「え?ああ、そうなの……」シュン

ことり「あ、違うんだよ?なんか捨てられた子を拾うような感じだったから……」

真姫「まあ、そんな感じだったけど」

ことり「……」

真姫「冗談よ」

ことり「真姫ちゃんの冗談がことりにはわからないよ……」

真姫「そういうこともあるわよ」

ことり「ないよ!!」

28: 2015/11/07(土) 12:21:09.48 ID:nMDZNiKH0.net
ことり「はぁ~どうしよ、ドアが開かないんじゃ帰れないよぉ……」

真姫「ドアなら開くわよ?」

ことり「え?でも、さっきドア開かないって……」

真姫「私はドアノブが壊れてるって言ったの」

真姫「それに……」カチャッ

真姫「ただ鍵を閉めてただけよ?」ガチャッ

ことり「」

真姫「何驚いてるのよ」

ことり「何で教えてくれなかったのぉー!?」

31: 2015/11/07(土) 13:00:48.86 ID:nMDZNiKH0.net
ことり「じゃあ、ことりは帰ります……」

真姫「待ちなさい、ことり」

ことり「もう……次はなんですかぁ?」

真姫「これあげる」スッ

ことり「小さな……箱?」

真姫「いらないなら捨てて構わないから」スタスタッ

ことり「あ……うーん」

ことり「なんだろう……びっくり箱とかかなぁ……」

パカッ

『ことり、大好きです。by西木野真姫』

ことり「……」

ことり「!」ゴソゴソッ

『P・Sネックレスも付けといたわ。明日からお揃いにしましょ。』

ことり「////」キュン

ことり「ま、真姫ちゃーん!ことりも一緒に帰るー!!」

真姫(計画通り)ドヤッ


おわり

32: 2015/11/07(土) 13:06:54.63 ID:nMDZNiKH0.net
部室のドアはただ鍵が掛かってただけ。
真姫ちゃんがわざと嘘をついて壊れたことにしてました。

35: 2015/11/07(土) 13:33:37.56 ID:VTiWaRmn0.net
ことりちゃんチョロロ~ン

引用元: ことり「か、会話がない!」