1: 2011/11/17(木) 00:37:12.11 ID:e+Kk4HfY0
~生徒会室~

プリン「……」

綾乃「歳納京子!用も無いのに生徒会室に入り浸らないで!」」

プリン「……」

綾乃「べ、別に、貴女が生徒会室に来てくれるの、嬉しいわけじゃないんだからね!」

プリン「……」

綾乃「あ、あの、歳納京子?ど、どうしたの?」

プリン「……」
ゆるゆり: 22【イラスト特典付】 (百合姫コミックス)
2: 2011/11/17(木) 00:38:07.32 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「ごめんなさい…ちょっと、言い過ぎちゃったかもしれないわね…」

プリン「……」

綾乃「あ、謝る、謝るから、ね?機嫌治して…」

プリン「……」

綾乃「な、何か喋ってよ、歳納京子…」

4: 2011/11/17(木) 00:39:03.47 ID:e+Kk4HfY0
京子「綾乃、いる~?」ガラガラッ

綾乃「はぁ……」

京子「あれ、どうしたのため息なんてついて」

綾乃「歳納京子、あの、じゃあ、プリンあげるから、機嫌治して?ね?」

プリン「……」

京子「え、プリンくれるの?」

5: 2011/11/17(木) 00:40:06.76 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「半分だけだけど、ね?いいでしょ?」

京子「うおー、今日の綾乃、やっさしい!」

綾乃「ほら、こっちに来て、座って?」スッ

プリン「……」カタン

京子「ありがとう!綾乃!」スワリ

6: 2011/11/17(木) 00:40:57.78 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「今日のプリンは、普段よりも高級なんだから」

京子「ま、まじ!?そんなの、半分もらっていいのかなあ…」

綾乃「じゃ、包装をとくわね、と…」ガシッ

京子「え…?」

京子「あ、綾乃、どうして私の服、掴むの?」

8: 2011/11/17(木) 00:42:28.72 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「よいしょ、うーん、さすが高級だけあって、包装も取りにくいわね…」ゴソゴソ

京子「え、ちょ///綾乃、や、やめてよ、服脱がさないでよ///」

綾乃「歳納京子、もうちょっと待っててね、もうすぐだからね…」ゴソゴソ

京子「や、ちょ///スカート脱がさないでって///」

綾乃「もう、ちょっと頑丈に包装しすぎよね、これ、ちょっと乱暴になっちゃうけど…」ビリッ

京子「あ、綾乃!やめて!制服破らないで!」

10: 2011/11/17(木) 00:44:26.96 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「ふう、やっと、包装破れたわ…」

京子「う、うう、酷いよ、酷いよ綾乃…」ガクプル

綾乃「じゃ、歳納京子、一緒に食べましょう」

京子「は、半裸にさせてプリン食べるって、なんなの、綾乃…」シクシク

プリン「……」

11: 2011/11/17(木) 00:45:01.43 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「じゃあ、私から…食べるわね」ペロッ

京子「ひゃっ///」

京子「あ、綾乃に顔舐められた…///」

綾乃「うん、甘くて、美味しい…」ペロッペロッ

京子「あ、綾乃、や、やめて///」

綾乃「……」カプッ

京子「~~~~~~~!///」

22: 2011/11/17(木) 01:13:27.23 ID:e+Kk4HfY0
~30分前~

千歳「綾乃ちゃんは歳納さんもプリンも両方好きやけど」

千歳「なんでプリンには素直になれて、歳納さんには素直になれへんのやろね」

綾乃「べ、別に、歳納京子の事なんて好きじゃないわよ!」

千歳「また、そんな事いうて」

綾乃「う…うう…自分でも、気にはしてるのよ…」

千歳「うーん、ほな、ちょっと、コレ試してみいひん?」

23: 2011/11/17(木) 01:18:01.05 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「催眠術の教本?」

千歳「こないだ、図書館で千鶴が借りて来たんやけどな」

千歳「これ使えば、プリンと歳納さんへの態度を入りかえられるかもしれへん」

綾乃「そ、そう上手くいくのかしら…それに、プリンと入れ替えるって…」

綾乃「た、食べちゃったり、しない?」

千歳「大丈夫やて、軽い暗示みたいなもんやから」

千歳「元々、食人の性癖とかがないかぎり大丈夫やわ」

24: 2011/11/17(木) 01:18:21.19 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「ううん、じゃあ、ちょっと、試してみようかな…」

千歳「まあ、駄目で元々やし」

千歳「はい、プリンと歳納さんの写真、ジッと見つめて?」

綾乃「う、うん…」

千歳「ほな、プリンと歳納さんの事を同時に考えてみよか」

25: 2011/11/17(木) 01:19:17.94 ID:e+Kk4HfY0
綾乃(あ、この歳納京子の写真、可愛いな…)

綾乃(このブリン、何時もより高いのを買ってきたのよね…)

綾乃(歳納京子の唇、凄く可愛い…)

綾乃(プリンに乗ってるフルーツ、美味しそうだなあ…)

綾乃(プリンの事…別に好きな訳じゃないんだから…)

綾乃(歳納京子…大好き…)

綾乃(あ、違う、プリン大好き…歳納京子、別に…)

31: 2011/11/17(木) 01:42:59.22 ID:e+Kk4HfY0
結衣「まったく、京子、何やってるんだろう」

結衣「今日は娯楽部の皆で食べに行くって言ってた癖に」

ちなつ「プリント出しに生徒会室へ行ったんですよね?」

ちなつ「また杉浦先輩に迷惑かけてるんじゃないですか?」

あかり「あ、池田先輩だぁ…って、また鼻血出して倒れてる!?」

32: 2011/11/17(木) 01:43:22.82 ID:e+Kk4HfY0
結衣「な、何があったんだろ、綾乃はどこ?」

結衣「生徒会室の中かな…?」

あかり「池田先輩!ティッシュ、ティッシュ!」

ちなつ「京子先輩、杉浦先輩、いますか?」ガラッ


綾乃「はぁ、はぁ、プリン、プリン美味しいよう、プリン」

京子「/////」グッタリ

結衣「 」

ちなつ「 」

あかり「 」

33: 2011/11/17(木) 01:43:40.65 ID:e+Kk4HfY0
結衣「ちょ、綾乃、何やってるの///」

綾乃「何って、プリン食べてるのよ」

結衣「それ、プリンじゃなくて京子だろ///」

綾乃「歳納京子なら、ほら、机の上に」

プリン「……」

結衣「プリンしかないじゃん!」

35: 2011/11/17(木) 01:45:07.26 ID:e+Kk4HfY0
ちなつ「そ、そうですよ!杉浦先輩!京子先輩を離してあげてください!///」

結衣「京子、全裸で殆ど気を失ってるじゃないか!もう止めて綾乃!///」

綾乃「もう、船見さん吉川さん、ちゃんと良く見て?」

綾乃「プリンを良く見て、歳納京子を良く見て、同時に、考えてみて」

結衣「ど、同時にって…」

ちなつ「そ、そんな事…」

37: 2011/11/17(木) 01:49:05.27 ID:e+Kk4HfY0
結衣(プリン、確かに美味しそうだな、フルーツも乗ってて可愛い感じだ)

結衣(京子、放心してるけど、大丈夫なのかな…)

ちなつ(プリンって、舐めた時の感触が好きなんだよね、大好き)

ちなつ(京子先輩、全裸で、身体が赤くなってて、可哀そう…)

結衣(プリン、あ、大丈夫だ、ちゃんと椅子に座ってる…)

結衣(京子、美味しそう、可愛い、可愛いよ…)

ちなつ(プリン、良く見たらちゃんと服着てるし…勘違いだったのかな…)

ちなつ(京子先輩を舐めた時の感触、もう一度味わいたいな…大好きだし…)

結衣(あ、違う、京子は大丈夫…プリン可愛い…)

ちなつ(京子先輩は服着てる…プリン、大好き…)

40: 2011/11/17(木) 01:54:15.51 ID:e+Kk4HfY0
結衣「ごめん、綾乃、確かにそれはプリンだったよ」

ちなつ「ですね、美味しそうなプリンです」

結衣「綾乃、一人占めはずるいだろ…」

ちなつ「そうですよ、そんな美味しそうなプリン、一人でなんてダメです」

綾乃「だ、だめよ、このプリンは私の何だから!」

綾乃「貴女達は、歳納京子を連れて早く娯楽部へ戻って!」

41: 2011/11/17(木) 01:54:45.38 ID:e+Kk4HfY0
結衣「いや、それがさ、今日は娯楽部で食事に行く日なんだけど…」

ちなつ「京子先輩がここに居るって事は、ここが食事の場所だって事なんです」

結衣「うん、だから、さ、綾乃、ちょっと、そのプリン、分けてよ」

ちなつ「ちょっとで、ちょっとでいいですから、ね?端っこで…」

綾乃「もう、…歳納京子がそう考えてるなら、仕方ないわね///」

綾乃「ちょっとだけ分けてあげるわよ!」

結衣「ありがとう、綾乃」

ちなつ「ありがとうございます、杉浦先輩」

44: 2011/11/17(木) 02:01:43.63 ID:e+Kk4HfY0
プリン「……」

京子「う、…はっ!?意識飛んでた!」

京子「あ、綾乃、もう止めて…って、あれ、結衣?ちなつちゃん?」

京子「ちょ、ちょうど良かった!助けて!綾乃の様子がおかしいんだ!」

結衣「私、このスベスベなバナナを舐めるのが好きなんだよね…」ペロッ

京子「ちょ///結衣、なに足舐めてるの///」

ちなつ「私は、このクリームを舐めるのが好きです…」レロッ

京子「ち、ちなつちゃん///お、おへそ、止めて///」

52: 2011/11/17(木) 02:11:19.43 ID:e+Kk4HfY0
櫻子「まったく、向日葵がノロノロしてるから生徒会に遅れちゃったじゃん!」タッタッタッ

向日葵「人のせいにしないでくださいまし、掃除が遅れたのは櫻子のせいすわよ」タッタッタッ

櫻子「何を!ゴミ箱持って転んだくせに!」

向日葵「押したのは貴女でしてよ!?」

櫻子「あ、あれ、池田先輩だ」

向日葵「あら、赤座さんも…」

53: 2011/11/17(木) 02:11:45.60 ID:e+Kk4HfY0
向日葵「赤座さん、どうしたのですか?池田先輩は、また鼻血?」

あかり「そ、そうなんだよぉ、さっきからティッシュ詰めてるんだけど、全然止まらなくて…」

櫻子「あれ?杉浦先輩は?」

向日葵「生徒会室のなかかしら…」

櫻子「杉浦先輩~、また池田先輩が鼻血出してますよ~」ガラッ

55: 2011/11/17(木) 02:21:52.35 ID:e+Kk4HfY0
向日葵(プリン、甘そうですわね、でもダイエットしないと…)

向日葵(歳納先輩、裸で、あ、あんなにベトベトになって、い、いやらしいですわ)

櫻子(杉浦先輩が買って来るプリン、いつも美味しそうだよね)

櫻子(う、うわ、歳納先輩、あんなになって、口からよだれ垂れてるよ…)

向日葵(プリン、あれ、そんなにベトベトじゃありませんわね、ちゃんと服も来てますし)

向日葵(歳納先輩、甘そう、ちょっとくらいなら、太らないから、いいかな…)

櫻子(プリン、別にヨダレとか垂れてなかった…何時ものプリンだよ)

櫻子(歳納先輩、美味しそうだなあ、涎出ちゃいそう、皆も食べてるからいいよね)

向日葵(あ、違う、歳納先輩はベトベトじゃない…プリン、甘そう…)

櫻子(歳納先輩、何時もの通り、プリン、涎でそう…)

56: 2011/11/17(木) 02:22:20.55 ID:e+Kk4HfY0
りせ(………)

りせ(………)

千鶴(甘いものはそんなに好きじゃないんだが、あのプリンは確かに惹かれるな)

千鶴(歳納なんたら、なんて格好をさせられてるんだ…流石にかわいそうになってきた…)

りせ(………)

りせ(………)

千鶴(なんだ、プリン、別に普通じゃないか、可哀そうだなんて思って損した…)

千鶴(歳納なんたら、惹かれる…どうしようもなく惹かれる…ちょっと味見してみたいな…)

りせ(………)

千鶴(ああ、違った、歳納なんたらは可哀そうじゃない、プリンは惹かれる…)

58: 2011/11/17(木) 02:32:23.73 ID:e+Kk4HfY0
京子「……」ピクピク

綾乃「ふう、美味しかった…凄く食べ応えのあるプリンだったわ」ツヤツヤ

結衣「そうだな!また食べたいよ!綾乃、プリン代は出すからさ、また誘ってね」ツヤツヤ

ちなつ「そうです、私も出しましから、また一緒に食べましょ?」ツヤツヤ

向日葵「あ、私も誘っていただけると…」ツヤツヤ

櫻子「向日葵の分はいいから、私が二人分だべまーす!」ツヤツヤ

りせ「……」ツヤツヤ

千鶴「思ったより好きな味だった、癖になりそうだ」ツヤツヤ

59: 2011/11/17(木) 02:32:44.96 ID:e+Kk4HfY0
結衣「よし、じゃあ解散だな」

結衣「京子、なにムクれてるんだ、部室に戻るぞ?」スッ

プリン「……」

ちなつ「さては、京子先輩だけプリン食べられなかったの怒ってるんでしょ?」

結衣「仕方ないなあ、京子は、また今度、ラムレーズンおごってやるから」

ちなつ「あれ、あかりちゃん?」

61: 2011/11/17(木) 02:33:08.80 ID:e+Kk4HfY0
あかり「あ、ちなつちゃん……池田先輩、駄目だったよ…」

ちなつ「え、そ、そんな…」

結衣「千歳……」

あかり「けど、ほら、見て…こんな安らかな顔で笑って…」

あかり「最後は、きっと幸せだったんだよ…」

千歳「……」ドクドク

64: 2011/11/17(木) 02:39:54.08 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「さて、プリンのカップを洗って再利用しないとね…」

綾乃「手製のプリン作る時に、あると便利なのよね、カップ」

京子「……」

綾乃「さて、よいしょっと…」

綾乃「これだけ大きいと洗面台で洗う訳にはいかないし…」

綾乃「そうだ、シャワー室で洗おうっと」

65: 2011/11/17(木) 02:40:10.07 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「よいしょっと…」

京子「……」コロン

綾乃「さ、隅から隅まで洗って綺麗にしてあげないとね…」

京子「う、うう…あ、あやの…」

綾乃「温度は、これくらいでいいかな…」

京子「ぷっ、あ……あたたかい…」

67: 2011/11/17(木) 02:41:53.80 ID:e+Kk4HfY0
綾乃(あれ、カップ、泣いてる)

綾乃(洗ってるだけなのに、どうして…)

綾乃(い、いえ、カップじゃなくて歳納京子を洗ってる…?)

綾乃(けど、さっき食べてたのはプリンだし…だからカップを…)

綾乃(カップ泣いてる…いや、泣いてるのは…)

綾乃(歳納京子…?)

71: 2011/11/17(木) 02:57:12.37 ID:e+Kk4HfY0
京子「あ、あやの…?」

綾乃「あ、う、うそ、私…わたし、さっき歳納京子に…」

綾乃「あ、ごめんなさい、歳納京子、私、さっき酷い事を…」ウルッ

京子「綾乃?正気に戻ってくれたの?」

綾乃「ごめんなさい…ごめんなさい…」ポロポロ

京子「綾乃、良かった…」

72: 2011/11/17(木) 02:57:27.58 ID:e+Kk4HfY0
京子「そっか、催眠術でみんなおかしくなってたんだ…」

綾乃「………」

京子「綾乃?」

綾乃「私、最低、みんなを巻き込んで、最低な事をした…」

京子「綾乃、気にしないでよ、事故みたいなもんだしさ」

綾乃「気に…しないわけないじゃない…」

73: 2011/11/17(木) 02:57:52.63 ID:e+Kk4HfY0
京子「私は、嬉しかったけどな」

綾乃「え、歳納京子…もしかして…」

京子「い、いや、違うよ!えOちな事がじゃなくて///」

京子「あの、それだけ綾乃に想われてたっていうのが…」

綾乃「え……」

75: 2011/11/17(木) 03:00:45.45 ID:e+Kk4HfY0
京子「私、綾乃に嫌われてると思ってたからさ」

京子「だから、今日のも、凄く不安だった」

京子「苛められてるのかなって」

綾乃「歳納京子…」

京子「けど、綾乃が私を想ってしてくれた事だから、私、嬉しい」ニコ

綾乃「と、歳納京子///」

77: 2011/11/17(木) 03:01:05.38 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「うん……私、最低の事をしちゃったけど…」

綾乃「歳納京子を想ってるって言う気持ちは、本物だから…」

綾乃「だから、いまさら、卑怯だけど…伝えます…」

京子「綾乃…」

綾乃「歳納京子、私、貴女の事、好き」

綾乃「プリンより、ずっと好き、愛してる」

綾乃「ずっと傍に居たいの」

綾乃「駄目に決まってるだろうけど、あの、答を、聞かせてほしい…」

78: 2011/11/17(木) 03:01:24.05 ID:e+Kk4HfY0
京子「ありがとう、綾乃…私も、私も綾乃の事、好き…」

綾乃「……けど、でも、私…」

京子「あんな目に会ったけど…私が綾乃を好きな気持ちは変わらないよ」

京子「ラムレーズンより、プリンより、ずっと、ずっとずっと、綾乃の事が好き」

京子「愛してる」

京子「ずっと、傍に居たいよ」

79: 2011/11/17(木) 03:01:48.61 ID:e+Kk4HfY0
綾乃「あ、ありがとう、歳納京子」グスン

京子「もう、綾乃、泣かないで…」ナデ

綾乃「だって、だって…私…」

京子「もう、普段と違って泣き虫だよね、綾乃って」チュ

綾乃「///」

京子「けど、普段と違う綾乃を見せてくれて、嬉しいな」

綾乃「と、歳納京子…」

京子「これからも、私に素直な顔を色々見せてね…」

綾乃「………うん!」

82: 2011/11/17(木) 03:07:47.82 ID:e+Kk4HfY0
~結衣宅~

結衣「あ、あのさ、京子、大切な話があるんだ」

プリン「……」

結衣「もう、まだ怒ってるの?ほら、ラムレーズンあげるから」

プリン「……」

アイス「……」

結衣「わ、私さ、あの、今まで黙ってたんだけど…」

結衣「きょ、京子の事が、あの、好きなんだ…」

結衣「ずっと、子供のころから…好きなんだよ」

83: 2011/11/17(木) 03:08:22.76 ID:e+Kk4HfY0
プリン「……」

アイス「……」

結衣「綾乃とか、ちなつちゃんとかが、京子の事を好きなんじゃないかって」

結衣「何時も、何時も不安に思ってた…」

結衣「けど、今日、京子が綾乃を無視してるのを見て、判った…」

結衣「あれ、私の想いを気にして、綾乃を無視してくれてたんだよね…」

結衣「嬉しかった…」

結衣「だから、だから、私、勇気出して言ったんだよ」

結衣「京子の事が好きって…」

85: 2011/11/17(木) 03:08:48.16 ID:e+Kk4HfY0
プリン「……」

結衣「もう、そんなに赤くならないで…京子の気持ちは、伝わってるからさ…」

アイス「……」

結衣「クスッ、緊張して、アイスも手に付かない?可愛いなあ、京子は…」

結衣「ほら、京子、こっちにきて…」スッ

プリン「……」コトッ

結衣「私、幸せだよ、京子と一緒に居られて…」

結衣「これからも、傍に居てね…」

プリン「……」




89: 2011/11/17(木) 03:23:35.08 ID:wEUmSNCK0
おつおつ

引用元: 綾乃「歳納京子が喋ってくれなくなった」