114:◆nKE2AQhF0Q 2011/01/24(月) 00:06:22.14 ID:Vcxel4KFo

 唯「平沢どっきりカメラ!」

115: 2011/01/24(月) 00:08:22.63 ID:Vcxel4KFo

 おはようございます!
 ただいま6時30分、きょうはちょっぴり早起きして桜ヶ丘高校の教室にきております。

 さてやってまいりました、平沢どっきりカメラのお時間です!
 わたくし桜ヶ丘高校3年軽音部の平沢唯、今回の仕掛け人です。えへへ。
 え? なにりっちゃん、企画の紹介? ああっうんわかったー。

 えっとぉ、この企画はりっちゃんが「唯の演技力が試される」って言われてえ、
 わたし……主演女優ばってき?! みたいにまいあがっちゃってえ……えへへへ。
 あ、もうわかってるよお! ちゃんと説明するってばあ!
 じゃありっちゃんカメラあっちの教室に向けて。

 こほん。
 今回、どっきり企画をしかけるたーげっとは……この子です!

憂「……♪」

 そうです、わたしのたった一人の妹。平沢憂さんです。
けいおん!Shuffle 2巻 (まんがタイムKRコミックス)
116: 2011/01/24(月) 00:10:23.05 ID:Vcxel4KFo

 どうやら本を読んでるようですねえ……どんな本だろ?
 まあとにかく、さっそくいたずらをしかけてみたいと思います!

 まずはベタに……これをこうしてっと。
 くふふっ。
 うん、じゃありっちゃんは隠れてて!

唯「あーういー、ちょっとこっちきてー」

憂「おねえちゃん……どうしたの?」

 お、きましたきました。さてそろそろですね・・・。

憂「きゃっ?!」

117: 2011/01/24(月) 00:12:23.80 ID:Vcxel4KFo

 きました! 憂の顔に黒板消しがくりーんひっと!
 憂のかわいいほっぺも制服のえりもとも粉まみれです。

憂「げほっ…ごほっ……」

唯「だっだいじょうぶ、うい……?」

憂「う、うん……大丈夫、心配しないで……」

唯「まったく……ひどいことする人もいるもんだね! ぷんぷんだよ!」

 ちょっと憂のためにおこってみました。
 ついでにいたわってみます。

唯「……もう、えりに粉がとんじゃってるよ?」ぱしっぱしっ

憂「お、おねえちゃん…ありがと」

 憂は照れたように笑っています。なんだかうれしそうです。
 ていうかりっちゃん、音入っちゃうからそんなに笑わないでってばあ……。

118: 2011/01/24(月) 00:14:24.26 ID:Vcxel4KFo

 ふう。ひとまず朝はこれぐらいにしておきましょう。
 これから憂にはもっとびっくりしてもらわなきゃいけませんからねー、くふふっ。
 りっちゃん、おぬしもワルよのう。ぐふふふふっ。

 ところで憂はあんな格好で大丈夫なんでしょうか。
 知っての通り、うちの高校の制服はチョークの粉が目立つ色です。
 そりゃさっきちょっと払ってあげたけど、やっぱりちょっと汚れが目立ちますね。

 うーん。
 あの汚れを誰かが見つけたら、平沢どっきりカメラの企画がピンチです。
 うーん……あ、そうだ!
 ねえねえりっちゃん、あとで憂の服をあらってあげようよ!

119: 2011/01/24(月) 00:16:24.68 ID:Vcxel4KFo

 そんなわけで一時間目の授業がはじまりました。
 ここからはもう一人の仕掛け人、中野梓ちゃんのご協力により、教室からの映像と音声のみでお伝えしたいと思います。

 え? わたしとりっちゃん?
 いやだなあ……ほら、三年生はもうこの時期は授業ないじゃないですか。
 だからこうしてわたしの家でで……わありっちゃん、いいにおーい!

 ごめんなさい。なかなかおいしそうな料理ができそうなので、ついそっちをれぽーとしてしまいました。
 それでは二年生の教室の方をみてみましょう! ぶいてぃーあーる、どうぞ!

――――――
――――
――

120: 2011/01/24(月) 00:18:25.21 ID:Vcxel4KFo

純『うわ……その服どうしたの』

憂『ううん、なんでもないよ。あさ学校来て……その、黒板掃除してたらちょっとね』

純『もう、憂らしくないなー……そんなん日直当番にやらせときゃいいじゃん』

憂『……あ、えっと、その…黒板、きたないままだと悪いかなって』

純『……』

憂『ほら、教室はいってきたない黒板だと気分よくないよね?』あせっ

純『……ふふ』

憂『な、なにかな…』

純『憂って、嘘つくの下手だね』

憂『う、うそじゃないよ…』

121: 2011/01/24(月) 00:20:25.84 ID:Vcxel4KFo
――――――
――――
――

 ふーむ。これは純ちゃんが企画進行のじゃまになりそうですね。
 ちょっとなんとかしなきゃいけないかも……。

梓『っていうかきょうの日直当番、純じゃん』

純『へ? ……そ、そうだっけ?』

梓『ほらー、日直が休みの日は次の人がって』

純『……ああっ、わすれてた!』

梓『いろいろ仕事あるでしょ、ほら』

純『そうだった! ごめん憂、今から演習ノートとってくる!』


 おお、あずにゃんナイス!
 さすがわたしのかわいい後輩、やってくれますねぇ。

122: 2011/01/24(月) 00:22:26.76 ID:Vcxel4KFo

憂『あのね、梓ちゃん』

梓『なに?』

憂『……お姉ちゃん。きょう、どうしてるかな』

梓『憂の方がわかるんじゃない? っていうか直接聞けばいいじゃん』

憂『あは……そうだね。そう、だよね……』

 うーん、なんだか憂がかわいそうに見える画ですね。
 私が撮りたいのは泣ける話とかじゃなくって、みんなでげらげら笑えるこめでぃなんだけどなあ……。

123: 2011/01/24(月) 00:24:27.36 ID:Vcxel4KFo

 さてさて時刻は13時、お昼休みも半分ほど過ぎたころです。
 わたしたちも桜ヶ丘高校にふたたび到着、平沢どっきりテレビも再開です!

 さて平沢憂さんの様子はどうなんでしょうか?

憂「……あ、おねえちゃん…」

 つい少し前までひとり浮かない顔をしていた憂ですが、わたしを見つけてにっこり。
 ていうか教室に人が少ないです。どうしちゃったんでしょうか?

唯「ねぇうい――」

憂「おねえちゃん、私の体操着知らないかな……?」

 おおっと、そうでしたそうでした。
 そういえば昨日のうちに体操着隠しといたんだっけ。

124: 2011/01/24(月) 00:30:04.21 ID:Vcxel4KFo

唯「うーん……だれかが持ってっちゃったのかも?」

憂「そ、そんなことはないよ……たぶん」

 まだ服に白い粉の目立つ憂は、困ったようにうつむいてしまいました。
 しょうがないのでお姉ちゃんが一緒に探してあげましょう。

唯「どっかで落として来ちゃったんだよ、きっと!」

憂「あ……そう、かも」

唯「じゃあ、一緒にさがしてみようよ!」

憂「……うん!」

 憂に少しばかり笑顔が戻りました。

125: 2011/01/24(月) 00:33:04.88 ID:Vcxel4KFo

 わたしたちは憂が朝歩いてきた廊下を二人並んで歩きます。
 りっちゃんも前の方で憂に気づかれないようにわたしたちを映し続けています。

唯「……この辺にもないねえ」

憂「……ごめんね、おねえちゃん」

唯「なぁに?」

憂「……んーん、なんでもない」

 なにを言おうとしたんでしょうか。まあどうでもいいですけど。
 とにかく、そろそろ次の仕掛けが待っています。

唯「あ、わたしちょっとトイレいってくるね!」

憂「え……あ、うん」

126: 2011/01/24(月) 00:36:05.62 ID:Vcxel4KFo

 ふぅ……なんとか抜けてきました。
 さて憂はいま、二階の階段を降りたところにいます。
 みなさんにも見えるでしょうか。

 やっぱり一人になるとちょっと落ち込んだ様子が見えます。
 うーん、制服汚れちゃったのはショックだったのかなあ?
 まあ、憂だって女の子ですもんね。

 ……よい、しょっと。

憂「ひゃあっ――?!」

 ばっしゃーん!
 憂の頭上めがけてバケツの水をひっかけてやりました。
 平沢どっきりカメラ、2度目の作戦も成功です!

127: 2011/01/24(月) 00:39:06.21 ID:Vcxel4KFo

唯「う……うい、だいじょうぶ?!」

憂「あ……お、おねえちゃん……」

 水びたしの憂はまだなにが起こったのかよくわかっていないようです。
 とりあえず風邪をひいちゃうといけないので、タオルでからだをふいてあげましょう。

唯「な、なにがあったの……?」

憂「……うぅ……おねえちゃぁん……」

 ちょっぴり涙目の憂が私に泣きついてきました。
 もう……私の制服もぬれちゃうよ。ってそんなのいっか。

唯「よしよし……あ、そうだ! 音楽室で着替えよっか!」

 憂は涙ながらにこくりとうなづきました。
 どうやら返事を返す余裕もないみたいです。

128: 2011/01/24(月) 00:45:23.17 ID:Vcxel4KFo

 ところかわって音楽室です。
 憂はいま、私の教室から持ってきたジャージいちまいに着替えてストーブに当たっています。
 制服も下着もぜんぶびしょぬれなので、いつかのわたしのように譜面台に乗せて乾かすことにしました。

憂「……おねえちゃん」

唯「だいじょうぶだよ、憂は心配しないで! あっそうそう」

 そこでわたしはさっきりっちゃんとつくったお弁当を出します。

唯「これね、りっちゃんと作ったんだ!」

憂「えっ、あ……」

唯「みんなで食べようって思ってたんだけど……憂にあげるね」

憂「おねえちゃん……」

 きょうの憂は泣き虫さんなので、また頭をなでてあげました。
 えへへ、いっぱいたべて元気におなり。

129: 2011/01/24(月) 00:48:23.69 ID:Vcxel4KFo

 ふと、わたしに抱きついてた憂がぶるっとからだをふるわせました。

唯「……さむいの?」

憂「んーん、なんでもない…」

 見ると憂はなにやら両足をもぞもぞさせてがまんしているようです。
 はっはーん、憂はトイレにいきたいようですねえ。

 と、いいタイミングでりっちゃんからメールがきました。
 え? いつまでこれやるのって? んー……じゃあそろそろ切り上げよっかな。
 長くやってても見る人おもしろくないもんね。

唯「ごめん、ちょっと憂待っててくれる?」

 私は憂の言葉も聞かずに部室を出ました。

130: 2011/01/24(月) 00:51:24.31 ID:Vcxel4KFo

 さてこちらは3年生の教室です。
 ムギちゃんに借りたのーとぱそこんで、部室の憂の様子を見てみましょう。


憂『…………』もぞもぞ

憂『…………』もぞもぞ

憂『おねえちゃん、まだかなあ…』

 うーん、がんばってわたしを待ってくれてるみたいです。
 憂はむかしからけなげないい子だったもんねー。

 ちょっとためしにメールしてみます。


ヴヴヴ

憂『ひゃ?! ………あ、お姉ちゃんだ…』

 憂は思わずあそこを押さえました。
 あはは、やっぱりメールのバイヴに刺激されちゃったようです。

131: 2011/01/24(月) 00:56:06.66 ID:Vcxel4KFo

 おもしろいのでもう一回やってみましょう。えいっ。

憂『ひゃっ……も、もう……今晩のおかずは、まだ決めてないよお……』

 わあ、わたしの携帯にもターゲットの平沢さんからメールが届きました!
 今晩、平沢家のおかずは鳥の唐揚げだそうです! あはははっ。
 ……って。りっちゃん、いま笑うとこだよお!

 こほん。しつれいしました。
 そうそう、そろそろ憂がガマンできなくなる頃ですね。
 ぶいてぃーあーる、きゅー!


憂『……あれ、このドアあかない…』ガチャガチャ

132: 2011/01/24(月) 01:00:07.37 ID:Vcxel4KFo

 ふっふっふー。
 実はあのドアはさっき、外側からしか開かないように細工をしておいたのです!
 え? そんな工作、簡単にできるのかって?
 もー。これはフィクションなんですから、まじめに考えないでくださいよぉ。
 こういう企画にヤラセはつきものじゃないですかあ。
 ……って、口がすべっちゃったよもう。

憂『お、おねえちゃん出して! あけてよお!!』

 左手であそこを押さえて、右手でドアをがちゃがちゃたたく憂さん。
 助けてあげた方がいいのでしょうか?
 うーん……でも、そこでおもらししちゃった方が視聴率あがるよね、ぜったい……。

憂『おねえちゃん、おねえちゃん……うぅ……ぐすっ……』

 あちゃー。憂ちゃんとうとう泣き出しちゃいました。
 これはそろそろ限界のようですね。
 りっちゃん、助けにいくよっ!

133: 2011/01/24(月) 01:05:30.28 ID:Vcxel4KFo

 わたしたち撮影チームはのーとぱそこんを持って音楽室へと向かいます。
 え、りっちゃん忘れ物? ピンマイクおいてきちゃった?
 もーしょうがないなあ。じゃあ戻ろっか。

 ……しつれいしました。
 私たちはのーとぱそこんを持って……ってりっちゃん、今度はなにー?
 あはは、この床すべっておもしろいね! つるつるだね!
 なんだかりっちゃんとの会話が楽しくて、当初の目的を忘れちゃいそうです……。

 おっといけない、そろそろ憂も我慢が限界でしたっけ。

憂『……うぅ…ぐすっ……』

 憂はなにやらドアの前でへたりこんでいます。
 お、これはもしかして……!

憂『……ぐすっ、くふぅ……うぅ…』

 そのとき、われわれ撮影スタッフはみたのです!
 憂のジャージが黒くぬれはじめ、足下に黄色い水たまりができるのを!

134: 2011/01/24(月) 01:09:30.76 ID:Vcxel4KFo

憂『……くふぅ……ひっく……』

 本格的に泣き出しちゃいました。
 仕掛けといてなんですが、これにはちょっとどんびきです……。
 憂、やりすぎだよお……。

憂『あ……おねえちゃん……たべなきゃ……』

 するとここで憂はとっぴょうしもない行動にでました。
 なんと、わたしのつくったお弁当を食べようとし始めたのです!
 これはいったいどうしたことなんでしょうか?

憂『……おねえちゃん、がんばってつくってくれたから・・・たべなきゃ・・・』

 おおっ、これは姉妹のきずなってきずなってやつでしょうか!
 すごいですねー、かんどうてきですなー。
 え? りっちゃん、「ゲンジツトーヒ」ってなに?
 まあいっか。

 とにかく憂はお弁当箱を開けて、中のおにぎりを食べ始めました。
 するとそこには……。

憂『――ぷへっ、くはっ?!』

135: 2011/01/24(月) 01:14:06.96 ID:Vcxel4KFo

 憂はせっかく作ったわたしのおにぎりを吐き出してしまいます。
 ひどいなーまったく。……まあ、中身があれならしかたないか。

憂『これって……クリスマスの……』

 ここで視聴者のみなさんに問題です!
 このとき憂がたべちゃったおにぎりの具は、次のうちなんでしょーか!

 いち、憂がクリスマスにくれた手袋。
 に、

 ……うーん、りっちゃんなににするー?
 あたっ! もう、りっちゃんいきなりたたかないでよお!
 うん……たしかに選択肢は先にかんがえるべきだったね……。

 というわけで、答えは――

憂『なんで、おねえちゃん…こんなこと……』

 てぶくろでしたー!
 ってちょっと予想外すぎたかな? えへへっ。

136: 2011/01/24(月) 01:16:27.66 ID:MejxKBiVo
おにぎりどんだけ大きいんだよ!

137: 2011/01/24(月) 01:18:07.68 ID:Vcxel4KFo

 ともかく、ようやく音楽室にたどりつきました。
 りっちゃん鍵あけて。私、手が離せないから。
 うん、ありがと。

 じゃあ音楽室に潜入してみましょう……ひゃあっ、おしっこくさっ!

憂「あ……うぅ……ぐすっ……」

 音楽室のまんなかで見つけたのは、顔をごはんつぶまみれにして私の手袋にむしゃぶりつく憂でした。

138: 2011/01/24(月) 01:22:51.34 ID:Vcxel4KFo

唯「……だめだよういー、そんなの食べちゃ」

憂「あっ…やあっ、食べるのぉ……おねえちゃんが、わたしのこと、きらいにっ、ならないように…」

 なーんかどっかで聞いたような台詞ですねえ。
 人間、追い詰められると意外とベタなことを言うものなんでしょうか。
 まあ私はシスコンじゃないので、とくに感じ入ったりもしませんけど。

唯「ほら、落ち着いて……憂。ぺっしなさい、よしよし」

 ごはんつぶが付いて気持ち悪いですけど、正気を失った妹をなだめるのもお姉ちゃんの役割です。


憂「おねえちゃん……どうして……?」

唯「へ?」

 まだまだしゃくりあげてますが、さっきよりは落ち着いてきた憂がたずねます。
 そっかあ……じゃあ、りっちゃん看板持ってきて!

139: 2011/01/24(月) 01:26:51.93 ID:Vcxel4KFo

唯「じゃじゃーん! どっきりカメラでしたー!」

憂「……あ……ひっく…ぐすっ……」

 涙と鼻水とごはんつぶでぐちゃぐちゃな顔の憂は、お手製の看板をみて目をまん丸にしています。
 そうです……企画者としてはこのあっけに取られた顔がみたかったんです!
 これを見てるみなさんだってそうでしょう? こういう企画なんですから。
 ……いまさらチャンネル変えて、いい子ぶったりしないでくださいね。

憂「なんで……どうしてえ……?」

 おもらししっぱなしの汚い憂はまだ状況が飲み込めてないようです。
 床の黄色い水溜りには、わたしたちの努力の結晶たる特大おにぎりのかけらが白くうかんでます。
 うーん、せっかく企画のために手袋を小さくちぎって詰め込んだ特大おにぎりなのに……もったいないなあ。

 さて、最後に感想を聞かなきゃいけません。
 これもどっきりテレビのお約束。

140: 2011/01/24(月) 01:31:04.44 ID:Vcxel4KFo

 ――憂、どうだった?

憂「……やだよう……おねえちゃん……やだぁ……」

 ――あのさ、憂。いま撮ってるんだけど。

憂「……え?」

 ――話の都合ってあるじゃん。こういう話でもネタばらしして、あははーって。

憂「……あ……うぅ……ぐすっ…」


 ――いい加減、空気読んでよ。子供じゃないんだからさあ。


憂『……………あはは、だまされちゃったぁ……』

141: 2011/01/24(月) 01:32:13.64 ID:Vcxel4KFo

 これには憂も苦笑いのようです。

憂「……おねえちゃんが…ひっく……いろいろするから……びっくりしちゃった……ぐすっ」

唯「えへへ、ちょっとやりすぎちゃったかなあ?」

律「やりすぎってレベルじゃないだろゆいー!」ぽかっ

唯「あっりっちゃんひどーい! ていうかりっちゃんだってノリノリだったじゃーん」

律「そうだけどー! ごめんなー憂ちゃん、こんどなんかおごるから!」

憂「……ぐすっ……ひっく…」


 そんなわけでお食事中のかたはごめんなさい。
 でもでも、平沢どっきりテレビは大成功でしたー!
 えへへ、こんなにうまくいくと思わなかったね、りっちゃん。

 それではまた来週、つぎは……だれにしよっかな。
 もしかしたらあなたの街に行っちゃうかもしれませんよー?

 とにかく、またみてくださいねー! ばいばーい!


めでたしめでたし。

142: 2011/01/24(月) 01:32:46.37 ID:Vcxel4KFo
終わりです
次の方いらっしゃいましたらどうぞ

引用元: 唯「ああああムナクソ悪いムナクソ悪いよおおおおおお」