1: 2012/07/25(水) 07:23:36.87 ID:hNUFmSaj0
ルル「おい、シャーリー」
シャーリー「…………」
ルル「目を覚まさない……いや、これは寝ているというよりも、」
スザク「やあルルーシュ」
ルル「ん?ああ、スザクか」
スザク「どうしたんだ……って、なんだ。シャーリーまだ寝ていたのかい?」
ルル「まだ、とはどういう意味だ?」
スザク「どうもこうも、僕の肩を叩いたから僕がつい反射的に背負い投げをして、それから寝たままなんだ」
ルル「…………スザク、貴様」
スザク「なんだい?ルルーシュ。怖い顔をして」
ルル「何故……何故毛布をかけてやらなかったァ!!!」
シャーリー「…………」
ルル「目を覚まさない……いや、これは寝ているというよりも、」
スザク「やあルルーシュ」
ルル「ん?ああ、スザクか」
スザク「どうしたんだ……って、なんだ。シャーリーまだ寝ていたのかい?」
ルル「まだ、とはどういう意味だ?」
スザク「どうもこうも、僕の肩を叩いたから僕がつい反射的に背負い投げをして、それから寝たままなんだ」
ルル「…………スザク、貴様」
スザク「なんだい?ルルーシュ。怖い顔をして」
ルル「何故……何故毛布をかけてやらなかったァ!!!」
2: 2012/07/25(水) 07:28:31.82 ID:hNUFmSaj0
スザク「え?」
ルル「こんなところで寝て、もしシャーリーが風邪をひいたらどうするんだ!」
スザク「ッ!ゴメン、それは盲点だったよ。すぐに毛布をかけよう!」
ルル「……いや待てスザク。さっき気づいたんだが、シャーリーは寝ているというよりも、」
ルル「気絶をしている状態に近い」
スザク「気絶だって!?それ、どういうことなんだルルーシュ!」
ルル「顔色も悪いな、昏睡状態に陥っていると見られる。一体誰が……」
スザク「ルルーシュ、ここを見ろ!!額が青く変色して、強く頭を打った証拠だッ!!」
ルル「なんだと!?」
ルル「こんなところで寝て、もしシャーリーが風邪をひいたらどうするんだ!」
スザク「ッ!ゴメン、それは盲点だったよ。すぐに毛布をかけよう!」
ルル「……いや待てスザク。さっき気づいたんだが、シャーリーは寝ているというよりも、」
ルル「気絶をしている状態に近い」
スザク「気絶だって!?それ、どういうことなんだルルーシュ!」
ルル「顔色も悪いな、昏睡状態に陥っていると見られる。一体誰が……」
スザク「ルルーシュ、ここを見ろ!!額が青く変色して、強く頭を打った証拠だッ!!」
ルル「なんだと!?」
3: 2012/07/25(水) 07:32:59.95 ID:hNUFmSaj0
ルル「本当だ……。これはつまり、頭を強打して気を失った、ということか?」
スザク「それは早計だよルルーシュ。仮にもシャーリーは水泳部だ」
ルル「……?それが何だ」
スザク「体を鍛えているにも関わらず、受身すら取れずに気を失うのはおかしい」
ルル「!?」
スザク「それこそ、軍人にやられでもしなければね」
ルル「スザク、つまりどういうことなんだ?誰がシャーリーを!!」
スザク「落ち着くんだルルーシュ!!焦ってはまともな答えすら見えてこない!!」
ルル「ああ……悪かった。スザク、お前がシャーリーに肩を叩かれたとき、周りに誰かいたか?」
スザク「それは早計だよルルーシュ。仮にもシャーリーは水泳部だ」
ルル「……?それが何だ」
スザク「体を鍛えているにも関わらず、受身すら取れずに気を失うのはおかしい」
ルル「!?」
スザク「それこそ、軍人にやられでもしなければね」
ルル「スザク、つまりどういうことなんだ?誰がシャーリーを!!」
スザク「落ち着くんだルルーシュ!!焦ってはまともな答えすら見えてこない!!」
ルル「ああ……悪かった。スザク、お前がシャーリーに肩を叩かれたとき、周りに誰かいたか?」
8: 2012/07/25(水) 07:36:07.37 ID:hNUFmSaj0
スザク「周りに……いや、誰もいなかったような気がしたけど」
ルル「そうか……。これではヒントすら掴めないな」
スザク「待ってくれルルーシュ。僕はあの時……!そうだ!!」
ルル「何か思い出したのか!?」
スザク「僕は丁度そのとき、リヴァルのことを考えていたんだ!!」
ルル「なに!?」
スザク「ということは、リヴァルが何かを知っているかも……!」
ルル「行くぞスザク!犯人はリヴァルだ!!」
ルル「そうか……。これではヒントすら掴めないな」
スザク「待ってくれルルーシュ。僕はあの時……!そうだ!!」
ルル「何か思い出したのか!?」
スザク「僕は丁度そのとき、リヴァルのことを考えていたんだ!!」
ルル「なに!?」
スザク「ということは、リヴァルが何かを知っているかも……!」
ルル「行くぞスザク!犯人はリヴァルだ!!」
11: 2012/07/25(水) 07:41:30.99 ID:hNUFmSaj0
リヴァル「え?なに?」
ルル「見つけたぞ、よくもシャーリーを!」
リヴァル「わわっ、なんだよいきなり!状況を説明してよ!」
スザク「シャーリーが何者かに襲われて気を失ったんだ。その犯人を捜している」
リヴァル「それが俺だっての?」
ルル「もはや言い逃れは出来ないぞ……。諦めて捕まれ、リヴァル!」
リヴァル「おいおい、俺がどうしてシャーリーを襲うんだよ。動機不十分じゃないのか?」
ルル「なに……?」
スザク「確かに、リヴァルがシャーリーを襲って利益を感じるとは思えない……ルルーシュ。またもや早まったね」
ルル「見つけたぞ、よくもシャーリーを!」
リヴァル「わわっ、なんだよいきなり!状況を説明してよ!」
スザク「シャーリーが何者かに襲われて気を失ったんだ。その犯人を捜している」
リヴァル「それが俺だっての?」
ルル「もはや言い逃れは出来ないぞ……。諦めて捕まれ、リヴァル!」
リヴァル「おいおい、俺がどうしてシャーリーを襲うんだよ。動機不十分じゃないのか?」
ルル「なに……?」
スザク「確かに、リヴァルがシャーリーを襲って利益を感じるとは思えない……ルルーシュ。またもや早まったね」
12: 2012/07/25(水) 07:46:40.41 ID:hNUFmSaj0
ルル「くっ……すまない、リヴァル」
リヴァル「いや別にいいけどさ。それよりもシャーリーは無事なのか?」
スザク「……?リヴァル、どういう意味だ?」
リヴァル「いや、だから気を失ったんだろ?大丈夫かなって」
スザク「何故シャーリーが大変な状態になっているのを知っているんだ、リヴァル」
リヴァル「え?」
スザク「さては――君が犯人だから、それを知っているんじゃないのかい?」
リヴァル「ええっ!?」
ルル「リヴァル、貴様ァ!!」
スザク「ッ!待てルルーシュ!」
ルル「なんだ!?まだ何かあるのか!?」
スザク「僕がさっき、状況を説明していた気がする。また早まるところだったね、ルルーシュ」
リヴァル「いや別にいいけどさ。それよりもシャーリーは無事なのか?」
スザク「……?リヴァル、どういう意味だ?」
リヴァル「いや、だから気を失ったんだろ?大丈夫かなって」
スザク「何故シャーリーが大変な状態になっているのを知っているんだ、リヴァル」
リヴァル「え?」
スザク「さては――君が犯人だから、それを知っているんじゃないのかい?」
リヴァル「ええっ!?」
ルル「リヴァル、貴様ァ!!」
スザク「ッ!待てルルーシュ!」
ルル「なんだ!?まだ何かあるのか!?」
スザク「僕がさっき、状況を説明していた気がする。また早まるところだったね、ルルーシュ」
14: 2012/07/25(水) 07:51:53.74 ID:hNUFmSaj0
スザク「いいかいルルーシュ。時に人は判断を誤る。そう簡単に決め付けてはいけないんだ」
ルル「フン、まさかお前に諭されるとはな……悪かった、リヴァル」
リヴァル「いやどっちかと言えばスザクの方が……」
ルル「改めて聞くぞ。リヴァル、シャーリーのことについて何か知らないか?」
リヴァル「何って言われてもなあ……変なものでも食べたんじゃないの?」
スザク「!何故シャーリーが、変なものを食べたか分かるんだい?さては――」
リヴァル「予測だよ予測!もしかしたらそうかもねって話!」
スザク「はは、また判断を誤るところだったね、ルルーシュ」
ルル「それでリヴァル、シャーリーは変なものを食べていたのか?」
リヴァル「うーん。そういや、会長とニーナが調理実習でお菓子を作ってて、それを食べていたような……」
ルル「!!聞いたかスザク!俺は会長の下へ向かう!お前はニーナだ!」
スザク「分かった!!」
ルル「フン、まさかお前に諭されるとはな……悪かった、リヴァル」
リヴァル「いやどっちかと言えばスザクの方が……」
ルル「改めて聞くぞ。リヴァル、シャーリーのことについて何か知らないか?」
リヴァル「何って言われてもなあ……変なものでも食べたんじゃないの?」
スザク「!何故シャーリーが、変なものを食べたか分かるんだい?さては――」
リヴァル「予測だよ予測!もしかしたらそうかもねって話!」
スザク「はは、また判断を誤るところだったね、ルルーシュ」
ルル「それでリヴァル、シャーリーは変なものを食べていたのか?」
リヴァル「うーん。そういや、会長とニーナが調理実習でお菓子を作ってて、それを食べていたような……」
ルル「!!聞いたかスザク!俺は会長の下へ向かう!お前はニーナだ!」
スザク「分かった!!」
15: 2012/07/25(水) 07:55:14.36 ID:hNUFmSaj0
ルル「会長!!」
ミレイ「あらルルーシュ。そんなに急いでどうかしたの?」
ルル「はあ、はあ……あれ。なんだか良い匂いがしますね」
ミレイ「あ、分かる?調理実習でお菓子作ったんだ」
ルル「へえ、美味しそうな香りだ」
ミレイ「よかったらお一つどーぞ」
ルル「いいんですか?」
ミレイ「たくさん作りすぎちゃって。さっきシャーリーにも食べてもらっていたところよ」
ルル「はは、それじゃ遠慮なく……うん、美味しい!」
ミレイ「この私が作ったんだから当然だけどね~」
ミレイ「あらルルーシュ。そんなに急いでどうかしたの?」
ルル「はあ、はあ……あれ。なんだか良い匂いがしますね」
ミレイ「あ、分かる?調理実習でお菓子作ったんだ」
ルル「へえ、美味しそうな香りだ」
ミレイ「よかったらお一つどーぞ」
ルル「いいんですか?」
ミレイ「たくさん作りすぎちゃって。さっきシャーリーにも食べてもらっていたところよ」
ルル「はは、それじゃ遠慮なく……うん、美味しい!」
ミレイ「この私が作ったんだから当然だけどね~」
17: 2012/07/25(水) 07:57:28.31 ID:hNUFmSaj0
・・・
ルル「はは、それは言いすぎですよ」
ミレイ「でもさ、この前のやつなんか……」
ルル「ええ?本当ですか?」
ミレイ「本当も本当よ!それでね、さらに」
スザク「ルルーシュはいるか!?」
ルル「む、スザクだ。それでは会長。お菓子ありがとうございました」
ミレイ「また作ったら食べさせてあげるよ」
ルル「ありがとうございます。それじゃ」
ルル「はは、それは言いすぎですよ」
ミレイ「でもさ、この前のやつなんか……」
ルル「ええ?本当ですか?」
ミレイ「本当も本当よ!それでね、さらに」
スザク「ルルーシュはいるか!?」
ルル「む、スザクだ。それでは会長。お菓子ありがとうございました」
ミレイ「また作ったら食べさせてあげるよ」
ルル「ありがとうございます。それじゃ」
19: 2012/07/25(水) 08:02:44.88 ID:hNUFmSaj0
ルル「おうスザク。どうした?」
スザク「おいルルーシュ!この一大事に何をのんびりしているんだ!!」
ルル「そう言うお前からは、何やら石鹸の香りがするが……」
スザク「あ、分かるかい?実はさっき汗をかいたから、シャワーを浴びてきたんだ」
ルル「ふうん。それで、何の用だ」
スザク「忘れたのかいルルーシュ。僕たちはシャーリーを気絶させた真犯人について考えていたんだろう」
ルル「ッ!!そうだった!」
スザク「で、会長は違ったのか?」
ルル「お菓子を食べた限りなんともないから、犯人とは言いがたいな。ニーナはどうなんだ?」
スザク「さあ……なかなか認めなくて、言い合いになっちゃってさ。腹が立ったからつい背負い投げをしたら、怒ったのかふて寝をしてしまった」
ルル「おいおいスザク。あまりニーナを怒らせるなよ」
スザク「おいルルーシュ!この一大事に何をのんびりしているんだ!!」
ルル「そう言うお前からは、何やら石鹸の香りがするが……」
スザク「あ、分かるかい?実はさっき汗をかいたから、シャワーを浴びてきたんだ」
ルル「ふうん。それで、何の用だ」
スザク「忘れたのかいルルーシュ。僕たちはシャーリーを気絶させた真犯人について考えていたんだろう」
ルル「ッ!!そうだった!」
スザク「で、会長は違ったのか?」
ルル「お菓子を食べた限りなんともないから、犯人とは言いがたいな。ニーナはどうなんだ?」
スザク「さあ……なかなか認めなくて、言い合いになっちゃってさ。腹が立ったからつい背負い投げをしたら、怒ったのかふて寝をしてしまった」
ルル「おいおいスザク。あまりニーナを怒らせるなよ」
25: 2012/07/25(水) 08:12:11.85 ID:hNUFmSaj0
ルル「というかスザク。気づいたんだが、シャーリーは頭を打って気絶したんじゃないか?」
スザク「ルルーシュ、何故シャーリーが頭を打って気絶したことを知っているんだ?まさか君が犯人――」
ルル「一緒に確認しただろうが。忘れたのか?」
スザク「そういえばそうだったね。また判断を誤るところだったよ、ルルーシュ」
ルル「しかしこれでまたふりだしに戻ったな……」
カレン「どうしたの二人とも。やけに難しい顔してるけど」
スザク「カレン?何故僕たちが考え事をしていると分かったんだい?さては」
ルル「カレンか。いやなに、シャーリーについて知恵を働かせているんだ」
カレン「シャーリーがどうかしたの?」
スザク「ルルーシュ、何故シャーリーが頭を打って気絶したことを知っているんだ?まさか君が犯人――」
ルル「一緒に確認しただろうが。忘れたのか?」
スザク「そういえばそうだったね。また判断を誤るところだったよ、ルルーシュ」
ルル「しかしこれでまたふりだしに戻ったな……」
カレン「どうしたの二人とも。やけに難しい顔してるけど」
スザク「カレン?何故僕たちが考え事をしていると分かったんだい?さては」
ルル「カレンか。いやなに、シャーリーについて知恵を働かせているんだ」
カレン「シャーリーがどうかしたの?」
26: 2012/07/25(水) 08:20:57.94 ID:hNUFmSaj0
ルル「だれかに襲われて気絶したんだ……何か知らないか?」
カレン「大変じゃない。何かって言われても……そのときのことを詳しく教えてよ」
スザク「それについては僕が話す。シャーリーは少し前に、僕を呼ぼうと肩を叩いてきたんだ」
スザク「そしてつい反射的に投げ飛ばした――以上だ。不自然な点は見つかったかい?」
カレン「……え?」
ルル「どうしたカレン。何か分かったのか?」
カレン「分かるも何も、それってスザクが――」
スザク「危ないカレン!!」
カレン「わあっ!?」
ルル「おいスザク!!何故カレンを急に投げ飛ばすんだ!!」
カレン「大変じゃない。何かって言われても……そのときのことを詳しく教えてよ」
スザク「それについては僕が話す。シャーリーは少し前に、僕を呼ぼうと肩を叩いてきたんだ」
スザク「そしてつい反射的に投げ飛ばした――以上だ。不自然な点は見つかったかい?」
カレン「……え?」
ルル「どうしたカレン。何か分かったのか?」
カレン「分かるも何も、それってスザクが――」
スザク「危ないカレン!!」
カレン「わあっ!?」
ルル「おいスザク!!何故カレンを急に投げ飛ばすんだ!!」
28: 2012/07/25(水) 08:26:26.25 ID:hNUFmSaj0
スザク「窓の向こうに蜂が見えたんだ……危ないところだったね、カレン」
ルル「窓の向こうなら別に安全なんじゃないか?」
スザク「ッ!そこに気づくなんて……さすがルルーシュだ」
ルル「ふん、少し考えれば分かるだろう。それでカレン、話の続きだが、」
カレン「…………」
ルル「?どうしたカレン。何故寝ている?」
スザク「驚いたな。今日はみんな睡眠を取る日なのかい?」
ルル「くっ……またふりだしか」
ルル「窓の向こうなら別に安全なんじゃないか?」
スザク「ッ!そこに気づくなんて……さすがルルーシュだ」
ルル「ふん、少し考えれば分かるだろう。それでカレン、話の続きだが、」
カレン「…………」
ルル「?どうしたカレン。何故寝ている?」
スザク「驚いたな。今日はみんな睡眠を取る日なのかい?」
ルル「くっ……またふりだしか」
29: 2012/07/25(水) 08:30:20.15 ID:hNUFmSaj0
ルル「もう一度冷静に考えてみよう……」
ルル(まずシャーリーを襲う動機についてだ。シャーリーは普段から明るく過ごしていて、敵を作るタイプじゃない)
ルル(だとすれば何かに巻き込まれた?身を危険に晒すほどの何かに?)
ルル(この平和な学園内でそれが起こるとは考えにくい。だとすれば外部から……)
ルル「!」
ルル(まさかこの俺が、シャーリーを危険に晒していたのか!?)
スザク「どうしたんだいルルーシュ。何か気づいた?」
ルル(そうだ。おそらくそうに違いない……)
ルル(そして、これらの事象から導き出せる犯人は……)
ルル「!」
ルル「おのれシュナイゼル……ッ!!」
ルル(まずシャーリーを襲う動機についてだ。シャーリーは普段から明るく過ごしていて、敵を作るタイプじゃない)
ルル(だとすれば何かに巻き込まれた?身を危険に晒すほどの何かに?)
ルル(この平和な学園内でそれが起こるとは考えにくい。だとすれば外部から……)
ルル「!」
ルル(まさかこの俺が、シャーリーを危険に晒していたのか!?)
スザク「どうしたんだいルルーシュ。何か気づいた?」
ルル(そうだ。おそらくそうに違いない……)
ルル(そして、これらの事象から導き出せる犯人は……)
ルル「!」
ルル「おのれシュナイゼル……ッ!!」
32: 2012/07/25(水) 08:33:13.43 ID:hNUFmSaj0
ルル「スザク、俺は用事が出来た。これで失礼する」
スザク「おいルルーシュ!問題を投げ出すのか!?」
ルル「そうじゃない。……シャーリーの仇は、必ず取ってみせる」
スザク「一体どういうことなんだ……。ルルーシュ、最後に一つだけお願いがあるんだが」
ルル「なんだ?」
スザク「ナナリーに相談してみないか?彼女、結構鋭いところあるし」
ルル「ふむ……」
ルル(まあ構わないか。ここで何の説明もなしに立ち去っては不自然だしな)
ルル「分かった。電話してみるよ」
スザク「おいルルーシュ!問題を投げ出すのか!?」
ルル「そうじゃない。……シャーリーの仇は、必ず取ってみせる」
スザク「一体どういうことなんだ……。ルルーシュ、最後に一つだけお願いがあるんだが」
ルル「なんだ?」
スザク「ナナリーに相談してみないか?彼女、結構鋭いところあるし」
ルル「ふむ……」
ルル(まあ構わないか。ここで何の説明もなしに立ち去っては不自然だしな)
ルル「分かった。電話してみるよ」
37: 2012/07/25(水) 08:38:15.74 ID:hNUFmSaj0
ルル「もしもし、咲世子か?ナナリーに代わってくれ」
ナナリー『……はい、お兄様。どうされましたか?』
ルル「実はかくかくしかじかなんだが……どう思う?」
ナナリー『はあ。それは多分、スザクさんが投げ飛ばしたせいでは……』
ルル「なに?どういうことだ?」
ナナリー『スザクさんが、シャーリーさんを背負い投げして、頭を打ってしまったのではないでしょうか』
ルル「…………ありがとうナナリー。愛しているよ」
スザク「ルルーシュ?電話は終わったかい?」
ルル「ああスザク。同時に答えも分かった」
ルル「お前が犯人だということがなァ!!」
スザク「わっ、ルルーシュ!いきなり掴みかかってくるなよ!」
ルル「ぐあ!?」
スザク「ほら、投げ飛ばしちゃったじゃないか……。あれ?ルルーシュ?君もお昼寝かい?」
スザク「やれやれ。僕も家に帰って寝るとするかなぁ」
おわり
ナナリー『……はい、お兄様。どうされましたか?』
ルル「実はかくかくしかじかなんだが……どう思う?」
ナナリー『はあ。それは多分、スザクさんが投げ飛ばしたせいでは……』
ルル「なに?どういうことだ?」
ナナリー『スザクさんが、シャーリーさんを背負い投げして、頭を打ってしまったのではないでしょうか』
ルル「…………ありがとうナナリー。愛しているよ」
スザク「ルルーシュ?電話は終わったかい?」
ルル「ああスザク。同時に答えも分かった」
ルル「お前が犯人だということがなァ!!」
スザク「わっ、ルルーシュ!いきなり掴みかかってくるなよ!」
ルル「ぐあ!?」
スザク「ほら、投げ飛ばしちゃったじゃないか……。あれ?ルルーシュ?君もお昼寝かい?」
スザク「やれやれ。僕も家に帰って寝るとするかなぁ」
おわり
38: 2012/07/25(水) 08:39:10.87 ID:0Csnc7Pt0
スザク無双ワロタ
乙
乙
39: 2012/07/25(水) 08:39:25.35 ID:5IZGDD5H0
スザクwww
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