にこ『ちょっとー！うるさいわよ！静かにしてよね！』

穂乃果「」

ガチャ

にこ「これでいいわけ？」

穂乃果「良くないよ！」

にこ「壁ドンって隣の部屋の住民がうるさいときに壁をドン！って殴る行為じゃない」

にこ「あとは行き場の無い怒りを壁にドン！っとぶつけたりすることよね」

穂乃果「違うよ～！」

にこ「違うって言われてもねぇ...」

穂乃果「本当に知らないの？」

にこ「これが壁ドンじゃなければ何が壁ドンなのよ？」

穂乃果「本当の本当に知らない？」

にこ「知らないわよ」

穂乃果「本当のほんとぉーーーーっに知らない？」

にこ「しつこいわね！知らないものは知らないわよ！」

穂乃果「じゃあ、穂乃果が教えてあげるね！」ｽﾞｲｯ

にこ「は？ちょっ、ちかっ...」

ドン！









穂乃果「これが壁ドンだよ」

にこ「......！」

穂乃果「どう？分かった？」

にこ「ぁ...ぇ...」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

穂乃果「顔赤いけど大丈夫？」

にこ「な、な、ななっ...！」

穂乃果「？」

にこ「なぁーーーーー！！！！」

ドン！

穂乃果「あいたぁ！？」ﾄﾞﾃｯ

にこ「な、なな、何してんの！？」

穂乃果「何って...壁ドンだよ～！」

にこ「か、壁ドン！？あ、あれが！？」

穂乃果「そうだよ...本当に知らなかったんだ」ｽｸｯ

にこ「はぁ、はぁ...」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

穂乃果「それじゃあ、床ドンも知らない？」

にこ「ゆ、床ドン？」

穂乃果「うん」

にこ「し、知ってるわよ！ちょっとここで待ってなさい！」ﾀﾀｯ

穂乃果「あ...」

ガチャ...ガチャン

穂乃果「行っちゃった...」

穂乃果「あ、もしかしてマットを取りに行ったのかな？床ドンしたときに怪我をしないように...」

穂乃果「にこちゃんは優しいなぁ♪」









ドン！！！

穂乃果「うぇ！？」Biｸｰ!

にこ『ちょっとー！早くご飯持ってきなさいよー！』

穂乃果「」

ーーーーーー

ーーー

ー

ガチャ

にこ「あれが床ドンでしょ」

穂乃果「全然違うよ！」

にこ「違わないわよ」

穂乃果「ちっがーう！」

穂乃果「良い？床ドンっていうのは」ｽﾞｲｯ

にこ「は？ちょっ、近いってば！あぶなっ！？」

ドン！










穂乃果「これが床ドンだよ」

にこ「......！」

穂乃果「分かった？」

にこ「...わ、分かったからどきなさいよ...」

穂乃果「......」

にこ「ほ、穂乃果？」

穂乃果「ねぇ、にこちゃん」











穂乃果「キス...して」

にこ「き、キス！？」

穂乃果「知ってるよね？」

にこ「あ、あれよね～。スズキ目スズキ亜目キス科に所属する...」

穂乃果「それは魚のキスだよ」

にこ「......」

ﾋﾞｸｩ！がBiｸ！になってるのはなんかこだわりなのか？

壁殴りはストレス発散で壁こわす事だからちょっと違う

穂乃果「じゃあ、チュウしてよ」

にこ「あのボルテッカーを忘れた...」

穂乃果「それはピカ『チュウ』だよ」

にこ「自分勝手な...」

穂乃果「それはじこ『チュウ』だよ」

にこ「地球の外の...」

穂乃果「それはウ『チュウ』だよ」

穂乃果「...口付け」

にこ「え？」

穂乃果「口付け...してよ」ｸﾞｲｯ

にこ「ちょっ......」

穂乃果「ん～......」

にこ(す、するの？本当に？穂乃果と？キスを？)

穂乃果「ん～」

にこ(近い近い！に、にこの目の前に...)

穂乃果「......」

にこ「ん......！」









海未『穂乃果ァー！』

ほのにこ「！？」Biｸ!

海未『穂乃果ァー！生徒会の仕事を終わらせてください！』

ほのにこ「......」

にこ「行かなくて良いわけ？」

穂乃果「うぅ...」

にこ「海未を困らせちゃ駄目よ。その、キスなら...後でしてあげるわよ///」

穂乃果「！？！？！！？！？」

にこ「だ、だから...さっさと仕事を終わらせてきなさい」

穂乃果「...！...！」ｺｸｺｸ

ダダッ！ガチャ！ガチャン！ダダダダダッ！！！！

にこ「......」

にこ「...///」

にこ「ま、まだドキドキしてる///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

|(・8・)

にこ「ん？」ﾁﾗｯ

|8・)

にこ「」

|=3

にこ「こらー！待ちなさーい！」

おしまい

もうちょい続けて

おまけ

にこ「よいしょ...」

穂乃果「あれ？にこちゃん、背伸びしてどうしたの？」

ドン！

にこ「穂乃果...」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

穂乃果「にこちゃん///」

にこ「目...閉じて」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

穂乃果「うん///」ｽｯ









にこ「む、無理...足が限界...」ｶﾞｸｯ

穂乃果「えぇー！？キスはー！？」ｼｬｶﾞﾐ

ｸﾞｲｯ

穂乃果「あわわっ！？」

ドン！

チュッ

にこ「壁ドンしながらキスは難しいけど...床ドンなら出来るわよ」

穂乃果「あ...///」

にこ「いつか、壁ドンしながらキス、してあげる」

穂乃果「う、うん///」





|ξ(　ﾟдﾟ)

|(・8・)おしまい♪

すばらしい