733: ◆AXT/uuswxI 2013/06/29(土) 05:37:41.45 ID:4FjSBN4f0



モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズです


前回はコチラ




 シュークリーム。

種類によって様々だが、柔らかい生地の中に甘いクリームが入った洋菓子。

日本でも馴染みが深く、おやつにはちょうどいい物だ。

『シュークリームが食べたいにゃ、飛びっきり甘いのがいいにゃ』

『むふふ…日菜子も最近食べてませんからぁ、お願いできますかぁ?』

『シフトが一緒の子からきいたんだけど最近、近くに専門店ができたらしいにゃあ』

『日菜子も愛梨さんから聞きましたあ♪凄く評判がいいそうですよぉ』

と、ある日いきなりこんなことを同居人二人に切り出された最後の一人であるのあは

、少し考えた後、

『……行ってくるわ』

『むふふ、ありがとうございますぅ♪』

『さっすがのあチャン、話がわかるにゃあ!……ところで今日の晩御飯は何にするにゃ?』

『オニオンサラダとあさりの味噌汁と鯖の塩焼きよ』

『ゼッタイおっことわりだにゃ!!』

こんな会話をしたのが昼前である。






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それは、なんでもないようなとある日のこと。


その日、とある遺跡から謎の石が発掘されました。
 
時を同じくしてはるか昔に封印された邪悪なる意思が解放されてしまいました。

 
それと同じ日に、宇宙から地球を侵略すべく異星人がやってきました。
地球を守るべくやってきた宇宙の平和を守る異星人もやってきました。

異世界から選ばれし戦士を求める使者がやってきました。
悪のカリスマが世界征服をたくらみました。
突然超能力に目覚めた人々が現れました。
未来から過去を変えるためにやってきた戦士がいました。
他にも隕石が降ってきたり、先祖から伝えられてきた業を目覚めさせた人がいたり。

それから、それから――
たくさんのヒーローと侵略者と、それに巻き込まれる人が現れました。

その日から、ヒーローと侵略者と、正義の味方と悪者と。
戦ったり、戦わなかったり、協力したり、足を引っ張ったり。

ヒーローと侵略者がたくさんいる世界が普通になりました。



「アイドルマスターシンデレラガールズ」を元ネタにしたシェアワールドです。

・ざっくり言えば『超能力使えたり人間じゃなかったりしたら』の参加型スレ。
・一発ネタからシリアス長編までご自由にどうぞ。


・アイドルが宇宙人や人外の設定の場合もありますが、それは作者次第。





シリーズはここからご覧ください
モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」シリーズ一覧
    




734: 2013/06/29(土) 05:41:30.62 ID:4FjSBN4f0
『ああ、食べたい食べたい食べたいです?……』

「でもお財布忘れてきましたから?……」

そして午後、しっかりシュークリームを買いに来て、手頃な値段で美味しそうなのを六個ほど購入したのあは、店の入り口でガラスに張り付いている謎の人物と遭遇していた。

『菜帆ちゃん、やっぱりここは手っ取り早く襲っちゃいましょうよ??』

「でも?、そうしたら二度とこれなくなっちゃいますよ?……」

明らかに、一人のはずなのに聞こえる声は二つで。

それで口にする事は同じこと。しかも物騒な言葉まで聞こえてくる訳で。

更に言えば、途中からこちらの方……正確には、シュークリームが入ってる袋を凝視されている始末。

「………………………………」

考える。

「………………食べる?」

『え!いいんですかぁ!?』

「ありがとうございます?♪」

………声をかけた途端、袋ごと丸々取られてしまった。


735: 2013/06/29(土) 05:43:38.30 ID:4FjSBN4f0
『早くたべましょうよ?!』

「そうですね?、早速いただきましょうか?」

「……待ちなさい」

『?…どうしましたぁ?』

「何かありましたか??」

「何故私まで連れていこうとしてるのかしら?」

『??』

「おかしいですかぁ?」

……どうやら、なかなか厄介な相手に絡まれたようだった。



ーーー数分後



『うわ、甘い、甘過ぎですよこれ?』

「こっちはちょうどいい感じですよ?」

「………甘いわね」

海老原菜帆とベル。

結局、そう名乗った奇妙な二人組と一緒にのあはシュークリームを食べることになった。

『んくんく…やっぱり甘いものにはこれが合いますね?』

「ですね?」

ついでに飲み物まで買わされたが、早々にのあは諦めた。


736: 2013/06/29(土) 05:51:53.42 ID:NIt+LkBT0
「はむっ…そういえば、記憶喪失なんですかー?」

「…ええ」

『うーん、ベルフェちゃんなら何か分かるかなぁ?』

「でも、アスモさんの話だと協力してくれなさそうですよー?」

『だよねー…うん、美味しい美味しい♪』

「でもー、私たちで何か出来ることがあったら、手伝いますよー、ねーベルちゃん!」

『えええ!?……うー、菜帆ちゃんが言うなら…あーでも…』

「大丈夫ですよー、のあさん料理できそうですし、きっと美味しい手料理を食べさせてくれますよー」

何か勝手に話が進んでいる気がする。

『うーん……菜帆ちゃんがこういう時は当たるからねー…うん、特別にだからねー!だから美味しいものよろしくね、のあちゃん!』


737: 2013/06/29(土) 05:57:11.89 ID:4p2dftfg0
「……ありがとう」

それでも、不思議と嫌悪感を感じない。

…後日、みくに言ったら、

『それが友達ってやつだにゃ!』

と、得意気な顔で言われたのだが、割愛。

「んぐんぐ…はぁ、それじゃあそろそろ戻りましょうかー」

『お財布持って今度こそ食べ歩きだよ菜帆ちゃん!』

「ですねー。あ、その前にびぴっとしちゃいましょー」

二人の意見が固まると、菜帆がスマートフォンを取り出してきた。

ニュアンスから察するに、赤外線によるデータ通信だろうと思い、最近日菜子に持たされたスマートフォンを取り出す。

「ぴぴっと……もう一回ぴぴっと……はい、これで大丈夫ですよー」

『何かあったらよんでねー、ギブアンドテイクならばっちし手伝うよー』

「…ええ、任せなさい」

「じゃーそれではー」

『またねー!』


738: 2013/06/29(土) 05:59:18.72 ID:4p2dftfg0
…そうして、この奇妙な『友達』達は帰っていった。

「……帰りましょう」

その前に、またシュークリームを買わなければ。











「……………………………………………」


ほとんど売り切れだった。




続く?


739: 2013/06/29(土) 06:04:12.60 ID:4p2dftfg0
「流石に相手が悪かったみたいですねぇ」

とある河川敷に、その少女は居た。

「魔力管理人に魔法使い、ですかぁ……なかなか面白いことになってますねぇ、むふ♪」

今も、そちらを見れば氷と炎がぶつかりあっている。

「ちょっと早いですけど、一応ノルマは満たしてますよねぇ、王子様?」

「……そうですねぇ、こればかりは生まれないとどうなるかわかりませんからねぇ……むふ、むふふ♪」

「強欲な王様が集めた『七罪』、全て混ざりましたからぁ、さしづめ……えーと?」

「……むふふ、そうですねぇ♪それがいいと思いますよぉ♪」




「ーーー『原罪』……むふふ♪」




そう、わらう少女の後ろには、七色のグラデーションに幾何学模様の、普通ならあり得ないはずのカースの核が横たわっていた………


740: 2013/06/29(土) 06:07:38.56 ID:4p2dftfg0
「原罪の核」

『強欲の王』の核をベースに、七罪全てのカースの核が何らかの力により融合して誕生したカースの核。
何が生まれるかは不明だが、核自体の硬度は通常のカースの核とは比べ物にならないくらい硬くなっている。


741: 2013/06/29(土) 06:15:00.12 ID:4p2dftfg0
投下終了。

毎回投下するたびにミス連発するの直したいorz

という訳で、のあさんに友達ができる+以前上がっていた原罪ネタを使わせて頂きました、何かあればスルーでも大丈夫です;

そして酉をどうするべきか…大丈夫そうなら戻しますが…うーん

743: 2013/06/29(土) 09:01:50.90 ID:elCgdslDO
ひなこっつがどんどん黒幕キャラに・・・乙乙です

珠ちゃんで一ネタ浮かんだので予約したいのですが・・・史実を絡めたネタってアリですかね?あんまりがっつり使うつもりでもないんですが
「歴史とかわがんねぇよぅ、日本語しゃべれよう」って人が多そうなら展開変えますが・・・




【次回に続く・・・】



引用元: モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part2