261: 2013/05/26(日) 16:13:04.32 ID:+dar6/zBo

262: 2013/05/26(日) 16:13:31.88 ID:+dar6/zBo
~P宅~

ありす「Pさーん」

ピンポーン

ありす「……あれ、今日遊びに行くって伝えたのに」


prrrr

ありす「あ、Pさんからだ……もしもし?」

モバP『あ、ありす? もう俺の家来ちゃってる?』

ありす「はい、今家の前に」

モバP『ごめんなー、急に処理しないといけない仕事が入って』

モバP『すぐ終わるから家上がって待ってていいよ。合い鍵渡したよな?』

ありす「解りました。それじゃあお邪魔しますね」

モバP『もうちょっと早く連絡できたら良かったんだけど……』

ありす「いえ、気にしないでください。お仕事頑張ってください」

263: 2013/05/26(日) 16:14:00.38 ID:+dar6/zBo

ガチャ

ありす「お邪魔しまーす」

ありす「わっ……」

ありす「すごいごちゃごちゃしてて……なんていうか……」

ありす「Pさん最近忙しいみたいだし、お掃除する時間もないのかな?」

ありす「……もし私がお掃除してあげたら」


モバP『おおっ、わざわざ掃除してくれたのか?』

モバP『偉いなぁありすは。そうだ、何かご褒美をあげないとな』


ありす「……なんて、えへへ」

ありす「よし、頑張っちゃおうっと」

264: 2013/05/26(日) 16:14:26.69 ID:+dar6/zBo




ありす「ふう……うん、綺麗になった」

ありす「えっと次は……」

パサリ

ありす「あ、何か本が……」

ありす「……あ、ぅ……こ、これって……え、えOちな……」

ありす「……Pさんも男の人なんだし……持っててもおかしくないけれど……うぅ……」

ありす「こ、これ見たら……Pさんの好みが解るかな……?」

ありす「ちょっとだけ……」

ペラリ

ありす「…………」

ありす「…………わわっ……こんな」

265: 2013/05/26(日) 16:14:53.56 ID:+dar6/zBo
ありす「…………」

ありす「……今気づいたけれど」

ありす「この本の女の人、みんな胸がおっきい……」

ありす「…………」ペターン

ありす「わ、私はまだ子供だし……きっとこれから……」

ありす「あっでも……」

ありす「確か前に不思議な飴を食べて大きくなった時も、胸は……」

ありす「…………」

ありす「……どうしたら大きくなるのかな」

266: 2013/05/26(日) 16:15:24.32 ID:+dar6/zBo
~後日~

雫「胸が大きくなる方法ですかー?」

拓海「なんでんなことアタシに聞くんだよ……」

ありす「お二人が事務所の中でも特に大きいので……」

ありす「お願いします……教えてもらえませんか?」

拓海「うっ……そこまで真剣に頼まれると断るのもわりいしな……」

雫「といわれましても……具体的にどうすればいいかなんて解らないですねー」

拓海「まあ……ぶっちゃけアタシも知らねえ。気づいたらこうなってた」

ありす「何かないんですか? 特別なことをしてるとか」

267: 2013/05/26(日) 16:15:53.83 ID:+dar6/zBo
雫「そーですねー。私は牛乳を毎日飲んでますがー」

ありす「牛乳ですか……」メモメモ

拓海「あーなんか聞くなそれ。でも効果ねーって聞いたことあるぞ」

拓海「アタシは牛乳なんてめったに飲まねーし」

ありす「……」ケシケシ

雫「それじゃーあれですねー、胸は揉むと大きくなるそうですよー」

ありす「も、揉む……ですか」

雫「男の人に揉んでもらうと、効果が高いって聞きましたー」

拓海「それこそ嘘くせえ……」

268: 2013/05/26(日) 16:20:02.99 ID:+dar6/zBo
ありす「それじゃあ……お二人とも誰かに揉んでもらったんですか?」

拓海「ばっ、んなわけねーだろーが!」

雫「残念ながら、そういう人はいませんでしたからねー」

雫「今は違いますけどねー。揉んではもらってませんがー」

ありす「拓海さんもいるんですか?」

拓海「はぁっ!? ア、アタシはんなヤツいるわけ……ア、アイツはそんなんじゃねーし……」

ありす「アイツ?」

拓海「あー、アタシのことはどうでもいいだろ!」

雫「それにありすちゃんにも、良い人がいるじゃないですかー」

ありす「えっ、あ……え、えっと……それは……」

拓海「子供に何言ってんだよ……」

雫「揉んでもらうと大きくなるかもしれませんねー」

ありす「あう……そ、そんなこと……うぅ……」

拓海「はいはい、この話は終いにしようぜ」

269: 2013/05/26(日) 16:20:44.02 ID:+dar6/zBo
ありす「…………」

モバP「んっ、どうしたありす?」

ありす「Pさん、お願いがあります……」

モバP「おー、ありすからのお願いならなんでも聞いてあげるぞ」

ありす「本当ですか?」

モバP「俺に出来ることならなー」

ありす「大丈夫です、Pさんにしかできませんから……」

ありす「え、えと……私の、その……胸を……も、揉んで……くれませんか……」

モバP「はい?」

ありす「だ、だからその……私の……」

ありす「あぅ……」

270: 2013/05/26(日) 16:21:25.82 ID:+dar6/zBo
モバP「よしよし、何があったんだ? 言ってごらん」

ありす「……前にPさんの家に言って、お掃除をしたとき」

モバP「ああ、俺が仕事でいなかったときか。あの時は助かったよ」

ありす「えへへ……そんな、大したことはしてませんよ」

ありす「あっ、それで……そのときに、その……」

ありす「え、えOちな本を見つけちゃって……」

モバP「えっ」

ありす「その本に出てきた女の人がみんな……胸が大きくて」

ありす「Pさんも……そういうのが好きなのかなって」

モバP「あーそれはな」

ありす「でも私は……こんなのだから……」

ありす「どうやって大きくしたらいいか聞いたら……も、揉んでもらうといいって……」

モバP「そういうことね……」

271: 2013/05/26(日) 16:22:09.20 ID:+dar6/zBo
モバP「ありす、実はあの本は俺のじゃない」

ありす「えっ……?」

モバP「あれは同僚に押し付けられたんだよ」

ありす「……誰にですか?」

モバP「拓海ちゃんと雫ちゃんのプロデューサー二人に」

ありす「あっ……」

モバP「あいつら事あるごとに、巨Oの良さを勧めてくるから……」

モバP「だから俺が別に、巨O好きってわけじゃないんだ」

ありす「……事情は解りました、でも」

モバP「ん?」

ありす「捨てずに持っていたってことは、やっぱりその……」

ありす「そっちのほうがいいってこと……ですよね?」

モバP「……いや、まあ……俺も男だし、ね?」

ありす「…………」

272: 2013/05/26(日) 16:22:41.54 ID:+dar6/zBo
モバP「大丈夫、俺はありす一筋だから!」

モバP「ありすのなら、どんなのだって俺は好きになれるぞ!」

モバP「ちっちゃかろうと大きかろうと!」

ありす「わ、解りました……解りましたから、あんまり大声で……」

モバP「っと、すまんすまん」

ありす「と、とにかく……Pさんの気持ちは解りました」

ありす「へ、変なこと頼んで済みませんでした……」

モバP「ああいや、気にするな。元々は俺があんな本残してたせいだし」

モバP「でもありすが揉んで欲しいっていうなら、俺は別にいつでもいいぞ?」

ありす「あ、えと、その……は、恥ずかしいので遠慮しておきますっ……!」

273: 2013/05/26(日) 16:23:09.09 ID:+dar6/zBo
ありす「……良かった」

ありす「Pさんもああ言ってくれたし、心配しなくてもいいのかな」

ありす「…………でも」

ありす「お、大きくたって困らないよね」

ありす「明日から牛乳飲むようにして」

ありす「自分で胸をマッサージするようにしようかな……」

ありす「Pさんに……も、揉んでもらうのは……」

ありす「もうちょっと大きくなってからで…………なんて……」



第二十一話 完

275: 2013/05/26(日) 17:10:47.96 ID:8IN/RvvGo
乙!
スレンダー美人に成長するイメージ

引用元: モバP「ありすといちゃいちゃしたい」