345: ◆cFFmUxF1p6 2013/05/29(水) 23:01:39.58 ID:A2sCpa/2o
346: 2013/05/29(水) 23:02:06.92 ID:A2sCpa/2o
ありす「あ……珠美さんだ」

珠美P「珠美はちっちゃくて可愛いなぁ!」

珠美「ちっ、ちっちゃくなど……あ、頭を撫でないでくださいっ!」

珠美P「そういうなよー、ほら抱っこしてやるぞ」

珠美「だ、抱っこ!? 本気ですか? 珠美はそこまで子供じゃないし!」

珠美「でも、その……あうう……」

珠美P「よしよーし」

珠美「ううーっ、これでも珠美は高校生なんです! 子供扱いしないでもらいたいです!」

珠美P「無理だな」

珠美「ええー……そんな……」

347: 2013/05/29(水) 23:02:52.93 ID:A2sCpa/2o
ありす「珠美さん、おはようございます」

珠美「ありす殿……いや、恥ずかしいところを見られてしまったものです」

珠美「どうしてプロデューサーは、珠美のことをああも子供扱いするのか……」

ありす「そ、それは……」

ありす(やっぱりちっちゃいからじゃ……)

珠美「今失礼なこと考えたのではありませんか?」

ありす「そ、そんなことないですよ?」

珠美「うぅ……珠美はまだ成長期ですから、これから伸びるんです……」

ありす「え、えっと……頑張ってください」

348: 2013/05/29(水) 23:03:20.87 ID:A2sCpa/2o
ありす「でも子供扱いも、考えようでは悪くないと思いますよ」

珠美「なぜそう思うのですか?」

ありす「だって……子供ってことは沢山甘えてもいいってことですから……」

珠美「む……しかし、剣士たるものが甘えを出すなど……」

ありす「それにプロデューサーみたいな大人の人からしたら」

ありす「珠美さんくらいでも、やっぱり子供になっちゃうと思いますよ」

珠美「そう言われると、確かにそうかもしれません」

珠美「しかし……やはりちびっこ扱いは……」

ありす(そんなに気にしてるんだ……)

349: 2013/05/29(水) 23:03:58.34 ID:A2sCpa/2o
珠美「ううむ……」

珠美P「あれ珠美どうした、悩み事かー?」

珠美P「なんだったら俺が相談にのるぞ? ほらほらこっち来い」

珠美「P殿……ではお言葉に甘えて……」

珠美P「お? 珍しいな、珠美の方から来るなんて」

珠美「そういう気分なんです」

珠美P「よしよし」ナデナデ

珠美「……なるほど、言われると悪くないと思えますから不思議なものです」

珠美P「何が?」

珠美「こちらの話です」

350: 2013/05/29(水) 23:04:27.36 ID:A2sCpa/2o
珠美P「あーあ、いつもこうやって来てくれたらいいのに」

珠美「珠美のことちびっこ扱いしないのでしたら、考えなくもないですよ」

珠美P「あーそりゃ無理だわ。こんなにちっこくて可愛いのに」

珠美「P殿は珠美が剣士ということを忘れてはいませんか?」

珠美P「なんだ? 可愛いって言われるのは嫌か?」

珠美「わ、悪い気はしませんが……」

珠美P「じゃあいいーじゃないか」

珠美「うぅ……やはりこれっきりにしておくべきなのでしょうか」

351: 2013/05/29(水) 23:04:55.82 ID:A2sCpa/2o
ありす「…………」

モバP「ありすー、どこだー?」

ありす「あ、Pさん」

モバP「あ、いたいた……って、おっと」

ありす「えへへ……ぎゅー」

モバP「どうしたんだ急に?」

ありす「なんだかPさんに甘えたくなっちゃったんです」

モバP「仕方ないなぁ。ありすは子供なんだから」

ありす「いいんです。こうやって甘えれるなら子供で」



第二十八話 完

352: 2013/05/29(水) 23:06:16.93 ID:A2sCpa/2o
アイプロの珠ちゃん可愛い

さっきの話で何気にいれた一文は決して変な意味を含んでいません

353: 2013/05/29(水) 23:20:46.43 ID:4Vg2cXJlO
いいなぁこういうの。

いえ、私は遠慮しておきます
と、
本当に食べてしまったのかい(ニヤリ
はトラウマだ。

354: 2013/05/29(水) 23:24:33.61 ID:mKLnPsOSo
よかった、ソイレントエナドリを飲んで後でちひろさんに説教されるPはいなかったんだね

引用元: モバP「ありすといちゃいちゃしたい」