2: 2010/11/12(金) 13:37:00.31 ID:xZBCJnDOO
唯「ごちそうさまでした~」
憂「ごちそうさまでした!」
唯「ふぃ~今日もいっぱい食べた食べた。美味しかったよ~」
憂「えへへ~ありがとうお姉ちゃん」
唯「うん!……アイス食べたいなぁ」
憂「ごちそうさまでした!」
唯「ふぃ~今日もいっぱい食べた食べた。美味しかったよ~」
憂「えへへ~ありがとうお姉ちゃん」
唯「うん!……アイス食べたいなぁ」
4: 2010/11/12(金) 13:40:27.56 ID:xZBCJnDOO
憂「ダーメ!ご飯食べる前に食べたでしょ!」
唯「また食べたい!」
憂「ダーメ!今日は二つも食べたんだよ?お腹痛くなっちゃうよ!」
唯「うぅー…お腹痛くなっても私は構いません!」
憂「もう、お姉ちゃんったら……ちょっとだけだよ?」
唯「また食べたい!」
憂「ダーメ!今日は二つも食べたんだよ?お腹痛くなっちゃうよ!」
唯「うぅー…お腹痛くなっても私は構いません!」
憂「もう、お姉ちゃんったら……ちょっとだけだよ?」
5: 2010/11/12(金) 13:44:56.78 ID:xZBCJnDOO
唯「食べていいのぉ!?」
憂「ちょっとだけなら食べていいよ!」
唯「わぁ~い!ありがとう憂!」
憂「た・だ・し!私とアイス半分こだからね!」
唯「はぁ~い!」
憂「じゃあアイス取ってくるね~」
唯「うん!」
憂「ちょっとだけなら食べていいよ!」
唯「わぁ~い!ありがとう憂!」
憂「た・だ・し!私とアイス半分こだからね!」
唯「はぁ~い!」
憂「じゃあアイス取ってくるね~」
唯「うん!」
6: 2010/11/12(金) 13:47:52.82 ID:xZBCJnDOO
憂「えーと……アイスアイス……あれ?」
憂「お姉ちゃん?」
唯「なーにー?」
憂「アイス、冷凍庫に入ってないよぉー」
唯「えぇ!アイス無いの!?」
憂「うん、確かパピコが入っていたんだけど……」
唯「パピコならご飯食べる前に私が食べたよー」
憂「お姉ちゃん?」
唯「なーにー?」
憂「アイス、冷凍庫に入ってないよぉー」
唯「えぇ!アイス無いの!?」
憂「うん、確かパピコが入っていたんだけど……」
唯「パピコならご飯食べる前に私が食べたよー」
7: 2010/11/12(金) 13:54:28.77 ID:xZBCJnDOO
憂「えー!お姉ちゃんパピコ食べちゃったの?」
唯「うん!美味しかったよ~」
憂「あれ、私が楽しみにしてたアイスだったのに……」
唯「えぇ!憂……ご、ごめんね」
憂「ううん……いいよ」
唯「あ!私がパピコ買ってくるよ!」
憂「え、でも……もう夜遅いからお外は危ないよ」
唯「だいじょーぶ!」
唯「うん!美味しかったよ~」
憂「あれ、私が楽しみにしてたアイスだったのに……」
唯「えぇ!憂……ご、ごめんね」
憂「ううん……いいよ」
唯「あ!私がパピコ買ってくるよ!」
憂「え、でも……もう夜遅いからお外は危ないよ」
唯「だいじょーぶ!」
8: 2010/11/12(金) 14:00:37.40 ID:xZBCJnDOO
憂「うーん……じゃあ私も着いて行く!」
唯「だから、大丈夫だよ~私、もうすぐ大学生だよ!大人だよ!」
憂「で、でも……もし怖い人やお化けからお姉ちゃんが掠われたら……」
唯「だいじょーぶ!憂の分のパピコ食べちゃった自分への罰!だから、私一人で買いに行くよ!」
唯「だから、大丈夫だよ~私、もうすぐ大学生だよ!大人だよ!」
憂「で、でも……もし怖い人やお化けからお姉ちゃんが掠われたら……」
唯「だいじょーぶ!憂の分のパピコ食べちゃった自分への罰!だから、私一人で買いに行くよ!」
10: 2010/11/12(金) 14:06:19.11 ID:xZBCJnDOO
憂「そ、それじゃあ……お願いするね」
唯「はぁーい。パピコはチョコレート味でいいよね?」
憂「カルピスがいいなぁ~」
唯「チョコレートがいいなぁ~」
憂「じゃあチョコレートでいいよ~」
唯「えへへ~チョコレート味ね!買ってくるよ!」
憂「うん!気をつけてね?」
唯「うん!」
唯「はぁーい。パピコはチョコレート味でいいよね?」
憂「カルピスがいいなぁ~」
唯「チョコレートがいいなぁ~」
憂「じゃあチョコレートでいいよ~」
唯「えへへ~チョコレート味ね!買ってくるよ!」
憂「うん!気をつけてね?」
唯「うん!」
11: 2010/11/12(金) 14:12:51.71 ID:xZBCJnDOO
憂「本当の本当に気をつけてね?」
唯「大丈夫だよ~」
憂「ケータイ持った?絆創膏は?」
唯「ケータイはポケットの中に入ってるよ~絆創膏はいらない!」
憂「こけたりしたら大変だよ!」
唯「もー!大丈夫だよー!行ってきまーす」
憂「あ、お姉ちゃん……行ってらっしゃーい!気をつけてねー!」
唯「大丈夫だよ~」
憂「ケータイ持った?絆創膏は?」
唯「ケータイはポケットの中に入ってるよ~絆創膏はいらない!」
憂「こけたりしたら大変だよ!」
唯「もー!大丈夫だよー!行ってきまーす」
憂「あ、お姉ちゃん……行ってらっしゃーい!気をつけてねー!」
13: 2010/11/12(金) 14:16:53.09 ID:xZBCJnDOO
憂「はぁ……本当に大丈夫かな?」
憂「……お姉ちゃんは大人になるんだもん。大丈夫だよね!」
プルルルル。
憂「あれ?お姉ちゃんのケータイの着信音だ」
憂「まさか、お姉ちゃんケータイ忘れてたんじゃ……」
憂「……お姉ちゃんは大人になるんだもん。大丈夫だよね!」
プルルルル。
憂「あれ?お姉ちゃんのケータイの着信音だ」
憂「まさか、お姉ちゃんケータイ忘れてたんじゃ……」
15: 2010/11/12(金) 14:23:45.72 ID:xZBCJnDOO
憂「た、大変だよ!」
憂「お姉ちゃんのケータイ探さなきゃ!あ、先にお姉ちゃんを呼び止めないと!」
ガチャ。
憂「お姉ちゃーん!い、いない……もうコンビニ行ったのかなぁ?」
プルルルル。
憂「お姉ちゃんのケータイ探さないと……」
憂「お姉ちゃんのケータイ探さなきゃ!あ、先にお姉ちゃんを呼び止めないと!」
ガチャ。
憂「お姉ちゃーん!い、いない……もうコンビニ行ったのかなぁ?」
プルルルル。
憂「お姉ちゃんのケータイ探さないと……」
16: 2010/11/12(金) 14:27:31.64 ID:xZBCJnDOO
プルルルル。
憂「あ、あった!紬さんからだ……」
憂「も、もしもし……」
紬『もしもし唯ちゃん?夜分遅くにごめんね』
憂「あのー……憂です」
紬『憂ちゃんなの?ごめんなさい気付かなかったわぁ~』
憂「あ、あった!紬さんからだ……」
憂「も、もしもし……」
紬『もしもし唯ちゃん?夜分遅くにごめんね』
憂「あのー……憂です」
紬『憂ちゃんなの?ごめんなさい気付かなかったわぁ~』
17: 2010/11/12(金) 14:39:00.17 ID:xZBCJnDOO
憂「あの、お姉ちゃんに何か用事があるんですか?」
紬『特に用事はないの。ただ少し話したいなぁ……って思って電話を掛けてみたの!』
憂「そうですか……お姉ちゃんは今出掛けてて居ませんから帰ったら紬さんに電話を掛けるように言っておきますね」
紬『ありがとう憂ちゃん。それじゃあ……電話切るわね~』
憂「はい、さようなら」ブツッ
紬『特に用事はないの。ただ少し話したいなぁ……って思って電話を掛けてみたの!』
憂「そうですか……お姉ちゃんは今出掛けてて居ませんから帰ったら紬さんに電話を掛けるように言っておきますね」
紬『ありがとう憂ちゃん。それじゃあ……電話切るわね~』
憂「はい、さようなら」ブツッ
19: 2010/11/12(金) 14:46:06.09 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃんにケータイ届けようかなあ……」
憂「……ううん!お姉ちゃんはもう大人!」
憂「私が心配性なだけだよ!」
憂「だ、大丈夫!お姉ちゃんは無事に帰って来るよ!」
憂「大学行ったら一人暮らしもするし……大丈夫!」
憂「……ううん!お姉ちゃんはもう大人!」
憂「私が心配性なだけだよ!」
憂「だ、大丈夫!お姉ちゃんは無事に帰って来るよ!」
憂「大学行ったら一人暮らしもするし……大丈夫!」
20: 2010/11/12(金) 14:52:40.65 ID:xZBCJnDOO
憂「はぁ、お姉ちゃん一人暮らしするんだ……嫌だな……」
憂「それよりもお姉ちゃん遅いなぁ、もう帰って来てもいい頃なんだけど……」
憂「心配だな……やっぱり私もコンビニに行こう!」
憂「何かあってからじゃ遅いもんね!」
憂「それよりもお姉ちゃん遅いなぁ、もう帰って来てもいい頃なんだけど……」
憂「心配だな……やっぱり私もコンビニに行こう!」
憂「何かあってからじゃ遅いもんね!」
21: 2010/11/12(金) 15:00:24.68 ID:xZBCJnDOO
憂「家のカギと絆創膏とお姉ちゃんのケータイ……はちゃんとバックの中に入ってる。私のケータイはいらないよね」
憂「お姉ちゃんのケータイ届けに行くだけだし……やっぱり念の為に持って行こうかな~」
憂「行ってきまーす!」
ガチャ。
憂「ちょっと寒いなぁ……」カチャリ
憂「そう言えばお姉ちゃん何処のコンビニに行ったんだろ?」
憂「お姉ちゃんのケータイ届けに行くだけだし……やっぱり念の為に持って行こうかな~」
憂「行ってきまーす!」
ガチャ。
憂「ちょっと寒いなぁ……」カチャリ
憂「そう言えばお姉ちゃん何処のコンビニに行ったんだろ?」
22: 2010/11/12(金) 15:10:17.41 ID:xZBCJnDOO
憂「やっぱりセブンイレブンかなあ?でも、お姉ちゃんローソンによく行くから多分ローソンだよね」
憂「途中で入れ違わなければいいんだけどなぁ……」
憂「さ、寒い……早くローソンに行こっ」
憂「お姉ちゃん薄着で外行ったけど……大丈夫かなあ」
憂「途中で入れ違わなければいいんだけどなぁ……」
憂「さ、寒い……早くローソンに行こっ」
憂「お姉ちゃん薄着で外行ったけど……大丈夫かなあ」
23: 2010/11/12(金) 15:16:15.15 ID:xZBCJnDOO
・・・・・・
定員「いらっしゃいませー」
憂「お姉ちゃん……居ないなあ」
憂「セブンイレブンに居るのかなあ……」
唯「おうい!憂ー!」
憂「あ、お姉ちゃん!」
唯「どうしてローソンにいるの?」
憂「お姉ちゃんがケータイを忘れてたから届けに来たんだよっ!」
定員「いらっしゃいませー」
憂「お姉ちゃん……居ないなあ」
憂「セブンイレブンに居るのかなあ……」
唯「おうい!憂ー!」
憂「あ、お姉ちゃん!」
唯「どうしてローソンにいるの?」
憂「お姉ちゃんがケータイを忘れてたから届けに来たんだよっ!」
24: 2010/11/12(金) 15:23:44.00 ID:xZBCJnDOO
唯「あ、わざわざありがとうね~」
憂「ううん!いいよ~それよりローソンに着くの遅かったね。後から来た私の方が先に来ちゃったよ。何してたの?」
唯「ううん。ゆっくーり歩いてたんだぁ~」
憂「そっかあ~」
唯「うん!夜のお散歩って楽しいよね~」
憂「ううん!いいよ~それよりローソンに着くの遅かったね。後から来た私の方が先に来ちゃったよ。何してたの?」
唯「ううん。ゆっくーり歩いてたんだぁ~」
憂「そっかあ~」
唯「うん!夜のお散歩って楽しいよね~」
25: 2010/11/12(金) 15:31:11.24 ID:xZBCJnDOO
憂「お散歩もいいけど、早くアイス買おうよ!」
唯「うん、アイス買おっか!何買う?」
憂「んもう!パピコを買うんでしょ!」
唯「てへへ。そーだったそーだった」
憂「あれ?お姉ちゃんスカートの裾、ほつれてるよ」
唯「あー!本当だ!何かに引っ掛けたのかなあ?」
憂「そうなんじゃないかな?後で縫ってあげるよ!」
唯「ありがとー!」
唯「うん、アイス買おっか!何買う?」
憂「んもう!パピコを買うんでしょ!」
唯「てへへ。そーだったそーだった」
憂「あれ?お姉ちゃんスカートの裾、ほつれてるよ」
唯「あー!本当だ!何かに引っ掛けたのかなあ?」
憂「そうなんじゃないかな?後で縫ってあげるよ!」
唯「ありがとー!」
27: 2010/11/12(金) 15:38:40.29 ID:xZBCJnDOO
憂「あ、早くパピコ買おうよ!お姉ちゃんの好きなドラマ始まるよ!」
唯「そうだね!」
定員「いらっしゃいませー。コチラ105円になりまーす」
唯「どーぞー」
定員「105円、調度お預かり致します。ありがとうございました」
憂「それじゃあ帰ろっか!」
唯「うん!」
唯「そうだね!」
定員「いらっしゃいませー。コチラ105円になりまーす」
唯「どーぞー」
定員「105円、調度お預かり致します。ありがとうございました」
憂「それじゃあ帰ろっか!」
唯「うん!」
30: 2010/11/12(金) 15:45:53.69 ID:xZBCJnDOO
憂「あ、お姉ちゃん?」
唯「どったのー?」
憂「紬さんから電話があってお姉ちゃんと話したいって言ってたよ~」
唯「そっかあ~後で電話掛けるね~」
憂「お姉ちゃん……何だか大人びたね」
唯「ほぇ?いきなりどうしたの?照れるよ~」
憂「何だか今日のお姉ちゃん。お姉ちゃんじゃないみたい!」
唯「どったのー?」
憂「紬さんから電話があってお姉ちゃんと話したいって言ってたよ~」
唯「そっかあ~後で電話掛けるね~」
憂「お姉ちゃん……何だか大人びたね」
唯「ほぇ?いきなりどうしたの?照れるよ~」
憂「何だか今日のお姉ちゃん。お姉ちゃんじゃないみたい!」
32: 2010/11/12(金) 16:08:38.03 ID:xZBCJnDOO
唯「え?」
憂「多分……大人びて見えるんだと思う!お姉ちゃん大人っぽい!」
唯「そ、そうかなぁ~憂がいきなりそんな事言うからびっくりしたよ~」
憂「えへへ~」
唯「帰ってパピコ半分こにして食べようねー」
憂「ねー」
憂「多分……大人びて見えるんだと思う!お姉ちゃん大人っぽい!」
唯「そ、そうかなぁ~憂がいきなりそんな事言うからびっくりしたよ~」
憂「えへへ~」
唯「帰ってパピコ半分こにして食べようねー」
憂「ねー」
35: 2010/11/12(金) 16:23:25.75 ID:xZBCJnDOO
―――見慣れた物や人が始めて見たように感じる事をジャメヴと言うらしい。
お姉ちゃんがコンビニへアイスを買いに行ったこの時から私はジャメヴを見るようになる。
何かがおかしい。それか私がおかしいんだろう。
だけど、確かに感じる。
何時も見ている光景が始めて見たように感じる―――
お姉ちゃんがコンビニへアイスを買いに行ったこの時から私はジャメヴを見るようになる。
何かがおかしい。それか私がおかしいんだろう。
だけど、確かに感じる。
何時も見ている光景が始めて見たように感じる―――
36: 2010/11/12(金) 16:27:10.45 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃん朝だ……あれ?」
唯「あ、憂おはよー!」
憂「ど、どうしたの?」
唯「どうしたのって……何が?」
憂「ううん。何でも無い!私より早起きさんだね!」
唯「えへへ~今日は目覚まし時計に勝っちゃった!」
憂「お姉ちゃん凄い!朝ご飯の支度するから制服に着替えててね~」
唯「はぁーい」
唯「あ、憂おはよー!」
憂「ど、どうしたの?」
唯「どうしたのって……何が?」
憂「ううん。何でも無い!私より早起きさんだね!」
唯「えへへ~今日は目覚まし時計に勝っちゃった!」
憂「お姉ちゃん凄い!朝ご飯の支度するから制服に着替えててね~」
唯「はぁーい」
37: 2010/11/12(金) 16:34:35.07 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃんが今日は珍しく早起きさんだから今日はパンにチョコレートを沢山塗ってあげよう!」
憂「でも、本当にお姉ちゃん大人びたなぁ~」
憂「大人びたのかなぁ?」
憂「大人びたんだよ憂!」
憂「そうだよね~」
唯「憂ー制服に着替えたよー」
憂「うん!パン今からオーブンに入れるからもうちょっと待っててね~」
憂「でも、本当にお姉ちゃん大人びたなぁ~」
憂「大人びたのかなぁ?」
憂「大人びたんだよ憂!」
憂「そうだよね~」
唯「憂ー制服に着替えたよー」
憂「うん!パン今からオーブンに入れるからもうちょっと待っててね~」
38: 2010/11/12(金) 16:40:28.68 ID:xZBCJnDOO
唯「はぁ~い」
憂「チョコレート沢山塗ったからね~」
唯「ありがとお~」
憂「お姉ちゃん昨日、紬さんと何か話してたの?」
唯「う~ん。りっちゃんの話し!」
憂「そっかあ~あ、パン焼けたみたいだからそっちに持って行くね!」
唯「うん!」
憂「チョコレート沢山塗ったからね~」
唯「ありがとお~」
憂「お姉ちゃん昨日、紬さんと何か話してたの?」
唯「う~ん。りっちゃんの話し!」
憂「そっかあ~あ、パン焼けたみたいだからそっちに持って行くね!」
唯「うん!」
39: 2010/11/12(金) 16:49:50.08 ID:xZBCJnDOO
憂「ど~ぞ!」
唯「わぁ!美味しそ~」
憂「あ、お茶忘れちゃった!持って来るから先食べててね~」
唯「うん!いただきまーす」
憂「お茶持って来たよ!」
唯「ありがと~コレとっても美味しいよ!」
憂「そうなんだ~私も食べよっと、いただきます」
唯「わぁ!美味しそ~」
憂「あ、お茶忘れちゃった!持って来るから先食べててね~」
唯「うん!いただきまーす」
憂「お茶持って来たよ!」
唯「ありがと~コレとっても美味しいよ!」
憂「そうなんだ~私も食べよっと、いただきます」
40: 2010/11/12(金) 16:53:02.69 ID:xZBCJnDOO
憂「本当!美味しい!」
唯「憂の作る料理は美味しいね!」
憂「えへへ~パンにチョコレート塗ってだけだけど、お姉ちゃんからそう言われると嬉しい!」
唯「じゃあ!もっと憂を嬉しくさせるよ!憂が作ったパン美味しい!」
憂「もぉーお姉ちゃんったら!ありがとう」
唯「憂の作る料理は美味しいね!」
憂「えへへ~パンにチョコレート塗ってだけだけど、お姉ちゃんからそう言われると嬉しい!」
唯「じゃあ!もっと憂を嬉しくさせるよ!憂が作ったパン美味しい!」
憂「もぉーお姉ちゃんったら!ありがとう」
43: 2010/11/12(金) 16:57:04.10 ID:xZBCJnDOO
唯「ううん。美味しいパンありがとうね!」
憂「……ん?」
唯「どうしたの~?」
憂「ご、ごめん……何だか不思議な感じだよ」
唯「不思議?」
憂「何時も見てる光景なのに、何だか始めて見たような感じるんだあ~」
憂「……ん?」
唯「どうしたの~?」
憂「ご、ごめん……何だか不思議な感じだよ」
唯「不思議?」
憂「何時も見てる光景なのに、何だか始めて見たような感じるんだあ~」
46: 2010/11/12(金) 17:05:05.20 ID:xZBCJnDOO
唯「気のせいって奴だよ~」
憂「そうだよね!」
唯「そうだよ。何時も見ている光景だもん。始めて見たような感じがする分けがないよ。何時も見てる。私も何時も見てるよ。だってさ毎日こうやって私は憂と朝ご飯を食べてる。それが始めて見る分けがないよお。」
憂「お、お姉ちゃん?」
唯「こんな美味しい物も毎日食べれるし、こんな可愛い妹とも毎日話せる。手を伸ばせば触れられる。その、柔らかい肌にね」
憂「そうだよね!」
唯「そうだよ。何時も見ている光景だもん。始めて見たような感じがする分けがないよ。何時も見てる。私も何時も見てるよ。だってさ毎日こうやって私は憂と朝ご飯を食べてる。それが始めて見る分けがないよお。」
憂「お、お姉ちゃん?」
唯「こんな美味しい物も毎日食べれるし、こんな可愛い妹とも毎日話せる。手を伸ばせば触れられる。その、柔らかい肌にね」
47: 2010/11/12(金) 17:09:58.90 ID:xZBCJnDOO
憂「ど、どうしたの?」
唯「ほら、触れられる」ギュッ
憂「お……姉ちゃん?」
唯「マシュマロみたいに柔らかい肌に手を伸ばせば触れられる。私は憂に何時でも触れられる。可愛い妹の肌に何時でもね」ギュッ
憂「痛っ……痛いよ」
唯「この体温をずっと感じられる。手を伸ばせば何時だって、感じられる。素晴らしいよね。何時でも憂に触れられるなんて素晴らしいよね」
唯「ほら、触れられる」ギュッ
憂「お……姉ちゃん?」
唯「マシュマロみたいに柔らかい肌に手を伸ばせば触れられる。私は憂に何時でも触れられる。可愛い妹の肌に何時でもね」ギュッ
憂「痛っ……痛いよ」
唯「この体温をずっと感じられる。手を伸ばせば何時だって、感じられる。素晴らしいよね。何時でも憂に触れられるなんて素晴らしいよね」
49: 2010/11/12(金) 17:18:41.40 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃん!痛いよ!」
唯「あ、ごめん……」
憂「……お姉ちゃん急にどうしたの?」
唯「別にどうもしてないよ……ご、ごめんね」
憂「ううん。お姉ちゃん急に早口になっちゃうんだもんびっくりしたよ~」
唯「ごめんね憂?」
憂「いいよ~」
唯「あ、ごめん……」
憂「……お姉ちゃん急にどうしたの?」
唯「別にどうもしてないよ……ご、ごめんね」
憂「ううん。お姉ちゃん急に早口になっちゃうんだもんびっくりしたよ~」
唯「ごめんね憂?」
憂「いいよ~」
50: 2010/11/12(金) 17:25:47.44 ID:xZBCJnDOO
唯「じゃあご飯も食べ終わったし歯磨きして学校行こっか!」
憂「うん!私は制服に着替えるからお姉ちゃんは先に歯磨きしててね~」
唯「は~い」
憂「じゃあ、制服に着替えてくるね!」
唯「わかった~」
憂「うん!私は制服に着替えるからお姉ちゃんは先に歯磨きしててね~」
唯「は~い」
憂「じゃあ、制服に着替えてくるね!」
唯「わかった~」
51: 2010/11/12(金) 17:32:34.98 ID:xZBCJnDOO
ガチャバタン。
憂(はぁ、お姉ちゃんどうしたんだろう?)
憂(前はあんな早口で喋る事なんかなかったんだけどなぁ……)
憂「よいしょっと……」
憂(それに、あの不思議な感じはなんだろう?)
憂(う~ん。ま、いっか!)
憂(はぁ、お姉ちゃんどうしたんだろう?)
憂(前はあんな早口で喋る事なんかなかったんだけどなぁ……)
憂「よいしょっと……」
憂(それに、あの不思議な感じはなんだろう?)
憂(う~ん。ま、いっか!)
52: 2010/11/12(金) 17:39:54.58 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃん!着替え終わっ……ど、どうしたの!?」
唯「あ痛たたっ……」
憂「手とか切れてない?」
唯「だ、大丈夫……」
憂「なんで、鏡が割れてるの?」
唯「後ろに誰かが立っているかと思ったから……割った」
憂「……え?」
唯「あ痛たたっ……」
憂「手とか切れてない?」
唯「だ、大丈夫……」
憂「なんで、鏡が割れてるの?」
唯「後ろに誰かが立っているかと思ったから……割った」
憂「……え?」
53: 2010/11/12(金) 17:45:32.60 ID:xZBCJnDOO
唯「後ろに誰かが立っていたんだよ!その誰かは私だったけど」
憂「お姉ちゃん、手から血が出てるよ!」
唯「憂、私が後ろに立ってたのかな?」
憂「大変だ……ば、絆創膏持ってくるね!」
唯「憂!!質問にちゃんと答えて!!」ガシッ
憂「きゃっ!」
憂「お姉ちゃん、手から血が出てるよ!」
唯「憂、私が後ろに立ってたのかな?」
憂「大変だ……ば、絆創膏持ってくるね!」
唯「憂!!質問にちゃんと答えて!!」ガシッ
憂「きゃっ!」
55: 2010/11/12(金) 17:52:33.49 ID:xZBCJnDOO
唯「私の後ろに誰か立ってたの!?」
憂「お……お姉ちゃん?」
唯「私の後ろに私が立ってた……憂、私の後ろに私が居た?」
憂「誰もいないよ……誰もいない」
唯「そっか鏡の破片、片付けなきゃね」
憂「う、うん……あ!お姉ちゃん手見せて!」
唯「大丈夫、小さな切り傷だから大丈夫」
憂「お……お姉ちゃん?」
唯「私の後ろに私が立ってた……憂、私の後ろに私が居た?」
憂「誰もいないよ……誰もいない」
唯「そっか鏡の破片、片付けなきゃね」
憂「う、うん……あ!お姉ちゃん手見せて!」
唯「大丈夫、小さな切り傷だから大丈夫」
56: 2010/11/12(金) 17:59:32.42 ID:xZBCJnDOO
憂「で、でも……」
唯「大丈夫だって、鏡の破片を片付けようよ」
憂「うん……掃除機持って来るね」
唯「うん、足切れちゃうからさスリッパ無い?」
憂「持って来るよ……お姉ちゃん?」
唯「なあに?」
憂「手、本当に大丈夫なの?」
唯「えへへ~だいじょーぶ!」
唯「大丈夫だって、鏡の破片を片付けようよ」
憂「うん……掃除機持って来るね」
唯「うん、足切れちゃうからさスリッパ無い?」
憂「持って来るよ……お姉ちゃん?」
唯「なあに?」
憂「手、本当に大丈夫なの?」
唯「えへへ~だいじょーぶ!」
57: 2010/11/12(金) 18:08:50.51 ID:xZBCJnDOO
・・・・・
憂「お掃除終わったね……」
唯「終わったね~じゃあ学校行こっかぁ~」
憂「う、うん……お姉ちゃん?」
唯「なーにー?」
憂「本当にお姉ちゃんの後ろにお姉ちゃんがいたの?」
唯「居たよ~」
憂「それって……鏡に写ったお姉ちゃんじゃないのかなあ?」
唯「ほぇ?確かに居たよ」
憂「そ、そっか……」
憂「お掃除終わったね……」
唯「終わったね~じゃあ学校行こっかぁ~」
憂「う、うん……お姉ちゃん?」
唯「なーにー?」
憂「本当にお姉ちゃんの後ろにお姉ちゃんがいたの?」
唯「居たよ~」
憂「それって……鏡に写ったお姉ちゃんじゃないのかなあ?」
唯「ほぇ?確かに居たよ」
憂「そ、そっか……」
58: 2010/11/12(金) 18:17:36.12 ID:xZBCJnDOO
唯「憂、どうしたの?」
憂「ううん……何でも無いよ!早く学校に行こっか。遅れちゃうよ!」
唯「うん!」
憂「行ってきます」
唯「行ってきま~す」
憂(お姉ちゃん本当にどうしちゃったんだろう……)
唯「うぅ~寒い~」
憂「寒いね!」
唯「だね~」
憂「ううん……何でも無いよ!早く学校に行こっか。遅れちゃうよ!」
唯「うん!」
憂「行ってきます」
唯「行ってきま~す」
憂(お姉ちゃん本当にどうしちゃったんだろう……)
唯「うぅ~寒い~」
憂「寒いね!」
唯「だね~」
59: 2010/11/12(金) 18:24:29.70 ID:xZBCJnDOO
和「あら?唯と憂じゃない」
憂「あ!和ちゃん!おはよー」
唯「おはよ~」
和「二人共、おはよう」
憂「和ちゃん今日は遅いんだね~どうしたのお?」
和「ちょっと寝坊しちゃったの」
唯「そうなんだあ~!」
和「あら?唯、その手の傷どうしたの?」
唯「私が鏡を割っちゃって切った!」
憂「あ!和ちゃん!おはよー」
唯「おはよ~」
和「二人共、おはよう」
憂「和ちゃん今日は遅いんだね~どうしたのお?」
和「ちょっと寝坊しちゃったの」
唯「そうなんだあ~!」
和「あら?唯、その手の傷どうしたの?」
唯「私が鏡を割っちゃって切った!」
61: 2010/11/12(金) 18:30:43.78 ID:xZBCJnDOO
和「そう、絆創膏貼ってないじゃない。ばい菌が入るから絆創膏貼ってあげるわね」
唯「はぁ~い」
憂(また……まただ。何時もの光景なのに、始めて見たような感じがする)
和「はい、今度から気をつけるのよ」
唯「わかったぁ~」
和「ん?憂?どうしたのボーッとして」
憂「う、ううん!何でもないよ!」
唯「はぁ~い」
憂(また……まただ。何時もの光景なのに、始めて見たような感じがする)
和「はい、今度から気をつけるのよ」
唯「わかったぁ~」
和「ん?憂?どうしたのボーッとして」
憂「う、ううん!何でもないよ!」
63: 2010/11/12(金) 18:39:46.16 ID:xZBCJnDOO
和「そう、あまり唯みたいにボーッとしたらダメよ?」
憂「う、うん……」
唯「和ちゃんそれ酷くない?言っていい事と悪い事があるんじゃない?今のは言ったらダメな事だよ」
和「……ごめんなさい」
唯「いいよ~」
憂「…………」
憂「う、うん……」
唯「和ちゃんそれ酷くない?言っていい事と悪い事があるんじゃない?今のは言ったらダメな事だよ」
和「……ごめんなさい」
唯「いいよ~」
憂「…………」
65: 2010/11/12(金) 18:45:03.73 ID:xZBCJnDOO
・・・・・・
唯「ふぃ~やっと学校に着いたね~」
和「そうね。私、生徒会に行ってくるからまたね」
憂「和ちゃんバイバイ~」
唯「バイバ~イ」
憂「意外に早く着いたね~」
唯「和ちゃんが急かすんだもん。そりゃ早く着くよ~」
憂「和ちゃん歩くの早いもんね~」
唯「ふぃ~やっと学校に着いたね~」
和「そうね。私、生徒会に行ってくるからまたね」
憂「和ちゃんバイバイ~」
唯「バイバ~イ」
憂「意外に早く着いたね~」
唯「和ちゃんが急かすんだもん。そりゃ早く着くよ~」
憂「和ちゃん歩くの早いもんね~」
66: 2010/11/12(金) 18:52:10.97 ID:xZBCJnDOO
唯「本当に早いよね~」
憂「だよね~あ、そろそろ私も教室に行くからまたね~」
唯「もう行くの?」
憂「うん!梓ちゃん達と早くお喋りしたいもん!」
唯「憂は私よりも友達を取るの?」
憂「……?」
唯「憂は私より友達と話したいの?」
憂「……そんな事ないよ!どっちともいっぱいお喋りしたいよ!」
憂「だよね~あ、そろそろ私も教室に行くからまたね~」
唯「もう行くの?」
憂「うん!梓ちゃん達と早くお喋りしたいもん!」
唯「憂は私よりも友達を取るの?」
憂「……?」
唯「憂は私より友達と話したいの?」
憂「……そんな事ないよ!どっちともいっぱいお喋りしたいよ!」
68: 2010/11/12(金) 18:57:35.73 ID:xZBCJnDOO
唯「でも、憂は今あずにゃんとお喋りしたいんだよね?」
憂「うん!」
唯「それって、今の憂の中では私よりあずにゃんの方が大事って事になるよね?」
憂「な、ならないよ~」
唯「なるよ。私とあずにゃんどっちが大事なの?」
憂「どっちも大事だよ!」
憂「うん!」
唯「それって、今の憂の中では私よりあずにゃんの方が大事って事になるよね?」
憂「な、ならないよ~」
唯「なるよ。私とあずにゃんどっちが大事なの?」
憂「どっちも大事だよ!」
70: 2010/11/12(金) 19:33:01.70 ID:xZBCJnDOO
唯「でも、普通は友達より家族の方が大事なんじゃないの?どっちも大事っておかしいよ。おかしいよね?」
憂「お姉ちゃん何だか今日おかしいよ!どうしたの!?何か嫌な事あったの?」
唯「おかしいかなあ?私は何時もこうなんじゃないの?」
憂「お姉ちゃんは何時もほんわかしてるよ!」
憂「お姉ちゃん何だか今日おかしいよ!どうしたの!?何か嫌な事あったの?」
唯「おかしいかなあ?私は何時もこうなんじゃないの?」
憂「お姉ちゃんは何時もほんわかしてるよ!」
71: 2010/11/12(金) 19:40:43.25 ID:xZBCJnDOO
唯「ほんわかしてるの?」
憂「うん!何時のお姉ちゃんはほんわかしてるよ!今日のお姉ちゃんは何だかチクチクしてる……お姉ちゃん本当にどうしたの?」
唯「別にどうもしてないよ~。ほら、教室行くんでしょ?早く行かなきゃ」
憂「うん……機嫌悪かったら言ってね。何でもするから」
唯「ありがとう憂。バイバイ」
憂「うん……うん!」
憂「うん!何時のお姉ちゃんはほんわかしてるよ!今日のお姉ちゃんは何だかチクチクしてる……お姉ちゃん本当にどうしたの?」
唯「別にどうもしてないよ~。ほら、教室行くんでしょ?早く行かなきゃ」
憂「うん……機嫌悪かったら言ってね。何でもするから」
唯「ありがとう憂。バイバイ」
憂「うん……うん!」
72: 2010/11/12(金) 19:47:01.58 ID:xZBCJnDOO
憂「純ちゃん梓ちゃんおはよー……」
梓「おはよう憂」
純「元気無いね。どーしたの?」
憂「お姉ちゃんがね……何だかチクチクしてるの」
純「ふぅん。憂のお姉ちゃんトゲ生えちゃったんだ」
憂「生えてないよ!性格がチクチクしてるの!」
梓「性格がチクチク?」
憂「うん、チクチクしてる……」
梓「おはよう憂」
純「元気無いね。どーしたの?」
憂「お姉ちゃんがね……何だかチクチクしてるの」
純「ふぅん。憂のお姉ちゃんトゲ生えちゃったんだ」
憂「生えてないよ!性格がチクチクしてるの!」
梓「性格がチクチク?」
憂「うん、チクチクしてる……」
73: 2010/11/12(金) 19:51:44.23 ID:xZBCJnDOO
梓「唯先輩の性格がチクチクかぁ~あんまり想像出来ない」
純「だねー」
憂「今日のお姉ちゃん何だか怖いんだよ!私の手を強く握ったり私と梓ちゃんどっちが大事か聞いてきたり!」
梓「唯先輩がそんな事……」
純「大変だね~」
憂「それに今日は何だか変な感じがするし……」
梓「変な感じ?」
純「だねー」
憂「今日のお姉ちゃん何だか怖いんだよ!私の手を強く握ったり私と梓ちゃんどっちが大事か聞いてきたり!」
梓「唯先輩がそんな事……」
純「大変だね~」
憂「それに今日は何だか変な感じがするし……」
梓「変な感じ?」
75: 2010/11/12(金) 20:00:16.64 ID:xZBCJnDOO
純「どんな感じがするの?」
憂「何か何時も見ている光景なのに始めて見たような感じがするの」
梓「どう言う事?」
憂「あのね、お姉ちゃんがパンを食べる光景とか、お姉ちゃんが和ちゃんと話してる光景とか、何時も見てる光景なのに始めて見たような感じがするの!」
純「それってジャメヴじゃない?」
憂「何か何時も見ている光景なのに始めて見たような感じがするの」
梓「どう言う事?」
憂「あのね、お姉ちゃんがパンを食べる光景とか、お姉ちゃんが和ちゃんと話してる光景とか、何時も見てる光景なのに始めて見たような感じがするの!」
純「それってジャメヴじゃない?」
76: 2010/11/12(金) 20:08:02.19 ID:xZBCJnDOO
梓「じゃ、ジャメヴ?」
憂「純ちゃんジャメヴって何?」
純「う~ん……ほら、何時も見ている光景が始めて見たように感じる事をジャメヴって言ってさ……例えば」
梓「な、何!?」
純「梓ーよしよし」ナデナデ
梓「撫でないでよーもー!」
純「これって何時もの光景だよね?」
憂「うん!」
梓「なんなのよー!」
憂「純ちゃんジャメヴって何?」
純「う~ん……ほら、何時も見ている光景が始めて見たように感じる事をジャメヴって言ってさ……例えば」
梓「な、何!?」
純「梓ーよしよし」ナデナデ
梓「撫でないでよーもー!」
純「これって何時もの光景だよね?」
憂「うん!」
梓「なんなのよー!」
79: 2010/11/12(金) 20:17:54.90 ID:xZBCJnDOO
純「この光景が始めて見たように感じる、これがジャメヴ!未視感とも呼ばれてる!えっへん!」
憂「純ちゃんすごーい!」
梓「私、実験台!?」
純「デジャブとは反対の言葉らしいよ!憂はジャメヴを見てるんだよ」
憂「私が……ジャメヴを見てる?どうしてかなあ?」
純「そこまでは知らないよ~」
憂「純ちゃんすごーい!」
梓「私、実験台!?」
純「デジャブとは反対の言葉らしいよ!憂はジャメヴを見てるんだよ」
憂「私が……ジャメヴを見てる?どうしてかなあ?」
純「そこまでは知らないよ~」
80: 2010/11/12(金) 20:27:40.78 ID:xZBCJnDOO
憂「そっかあ……」
純「あ、でも……ジャメヴなんてただの物忘れだよ。何時もの光景を憂は忘れてるだけだよ」
憂「そうだといいなぁ……」
梓「んもう!純は私は実験台にしたの?」
純「そうだよ~ま、憂はあまり色々考え過ぎない事だよ。何かあれば相談のるから」
憂「ありがとう!」
梓「私も相談のるよ!」
憂「梓ちゃんもありがとうね」
純「偉いえらーい」ナデナデ
梓「だから撫でないでよ。もー!」
純「あ、でも……ジャメヴなんてただの物忘れだよ。何時もの光景を憂は忘れてるだけだよ」
憂「そうだといいなぁ……」
梓「んもう!純は私は実験台にしたの?」
純「そうだよ~ま、憂はあまり色々考え過ぎない事だよ。何かあれば相談のるから」
憂「ありがとう!」
梓「私も相談のるよ!」
憂「梓ちゃんもありがとうね」
純「偉いえらーい」ナデナデ
梓「だから撫でないでよ。もー!」
81: 2010/11/12(金) 20:47:45.61 ID:xZBCJnDOO
放課後。
純「あー…これから部活かぁ~」
梓「面倒臭そうだね」
憂「純ちゃん頑張って!」
純「はいはい。ありがとね~」
梓「憂は今日はすぐ帰るの?」
憂「ううん。今日は梓ちゃんと一緒に軽音部に行こうかと思って……」
梓「本当!?」
憂「うん!本当だよ~」
純「あー…これから部活かぁ~」
梓「面倒臭そうだね」
憂「純ちゃん頑張って!」
純「はいはい。ありがとね~」
梓「憂は今日はすぐ帰るの?」
憂「ううん。今日は梓ちゃんと一緒に軽音部に行こうかと思って……」
梓「本当!?」
憂「うん!本当だよ~」
83: 2010/11/12(金) 20:52:51.96 ID:xZBCJnDOO
梓「ありがとう!」
純「梓、よかったね~。んじゃ私はジャズ研行ってくるからまた明日ね~」
梓「バイバイ純」
憂「バイバーイ!」
純「はいはーい」
梓「私達も部室行こっか」
憂「うん!お姉ちゃん達は居るかなあ?」
梓「昨日もお茶してたし今日も居ると思うよ」
純「梓、よかったね~。んじゃ私はジャズ研行ってくるからまた明日ね~」
梓「バイバイ純」
憂「バイバーイ!」
純「はいはーい」
梓「私達も部室行こっか」
憂「うん!お姉ちゃん達は居るかなあ?」
梓「昨日もお茶してたし今日も居ると思うよ」
84: 2010/11/12(金) 21:06:21.05 ID:xZBCJnDOO
憂「そっかあ~」
梓「本当、お茶してないで勉強して欲しいですよ!」
律「よお!梓ー!」
梓「あ、律先輩こんにちは!」
憂「律さんこんにちは」
律「こんちはー!二人共、どうしたんだ?」
梓「どうしたって部室に行く所ですよ」
律「あーそっか!んじゃ私も行く!」
梓「本当、お茶してないで勉強して欲しいですよ!」
律「よお!梓ー!」
梓「あ、律先輩こんにちは!」
憂「律さんこんにちは」
律「こんちはー!二人共、どうしたんだ?」
梓「どうしたって部室に行く所ですよ」
律「あーそっか!んじゃ私も行く!」
85: 2010/11/12(金) 21:12:41.35 ID:xZBCJnDOO
梓「私も行くって……勉強はしなくていいんですか?」
律「大丈夫、大丈夫。澪達はもう部室に居るかもな!」
梓「あれ?澪先輩達と一緒に行かなかったんですか?」
律「私はちょっと用事があったからな~」
憂「お姉ちゃんも部室に来てますか?」
律「あー来てると思う。なぁ憂ちゃん?」
憂「どうしたんですか?」
律「唯の奴、何だか様子がおかしかったけど何かあったのか?」
律「大丈夫、大丈夫。澪達はもう部室に居るかもな!」
梓「あれ?澪先輩達と一緒に行かなかったんですか?」
律「私はちょっと用事があったからな~」
憂「お姉ちゃんも部室に来てますか?」
律「あー来てると思う。なぁ憂ちゃん?」
憂「どうしたんですか?」
律「唯の奴、何だか様子がおかしかったけど何かあったのか?」
86: 2010/11/12(金) 21:20:57.41 ID:xZBCJnDOO
憂「いえ、特に何も無いですよ」
律「そっか、変な質問してごめんな」
憂「あの!私もお姉ちゃんの様子がおかしいと思ってるんです」
律「憂ちゃんも?」
憂「はい……今朝、鏡を割っちゃうし……性格がチクチクしてますし」
律「鏡を割ったのか……?実は昼休み中に唯、自分の手鏡を割ってたんだ」
律「そっか、変な質問してごめんな」
憂「あの!私もお姉ちゃんの様子がおかしいと思ってるんです」
律「憂ちゃんも?」
憂「はい……今朝、鏡を割っちゃうし……性格がチクチクしてますし」
律「鏡を割ったのか……?実は昼休み中に唯、自分の手鏡を割ってたんだ」
87: 2010/11/12(金) 21:34:34.33 ID:xZBCJnDOO
憂「手鏡を……?」
律「ああ、私がいるって言いながら割ってた」
憂「……今朝も同じ事を言ってました」
律「そっか……鏡を割る唯の顔がさ、何だか凄く怖かったよ」
梓「唯先輩が怖い?」
律「怖かったよ。まるで唯じゃないみたいだった」
憂「お姉ちゃん、何かあったんですかね?」
律「憂ちゃんが分からないんじゃ私も分からないよ……」
律「ああ、私がいるって言いながら割ってた」
憂「……今朝も同じ事を言ってました」
律「そっか……鏡を割る唯の顔がさ、何だか凄く怖かったよ」
梓「唯先輩が怖い?」
律「怖かったよ。まるで唯じゃないみたいだった」
憂「お姉ちゃん、何かあったんですかね?」
律「憂ちゃんが分からないんじゃ私も分からないよ……」
88: 2010/11/12(金) 21:41:04.48 ID:xZBCJnDOO
梓「唯先輩……」
律「それにさ、何か唯を見てると不思議な感じがしたんだ」
憂「不思議な感じ……それって、何時も見てる光景が始めて見るように感じました?」
律「少し違うけど大体同じだよ。今日の唯を見てるとさ、何時もの唯じゃないみたいに感じるんだ。唯を始めて見たように感じるんだ」
梓「ジャメヴですね……」
律「それにさ、何か唯を見てると不思議な感じがしたんだ」
憂「不思議な感じ……それって、何時も見てる光景が始めて見るように感じました?」
律「少し違うけど大体同じだよ。今日の唯を見てるとさ、何時もの唯じゃないみたいに感じるんだ。唯を始めて見たように感じるんだ」
梓「ジャメヴですね……」
89: 2010/11/12(金) 21:49:08.31 ID:xZBCJnDOO
律「じゃめ……何だって?」
梓「何時も見てる光景が始めて見たように感じる事をジャメヴって言うらしいですよ!」
律「難しい言葉を知ってるんだな」
梓「純から教えて貰ったんですけどね」
憂「あの、律さんと同じ事を私も感じているんです」
律「憂ちゃんもか?」
憂「はい、お姉ちゃんがパンを食べてる光景とか和ちゃ……和さんと話してる光景とか始めて見たように感じるんです」
梓「何時も見てる光景が始めて見たように感じる事をジャメヴって言うらしいですよ!」
律「難しい言葉を知ってるんだな」
梓「純から教えて貰ったんですけどね」
憂「あの、律さんと同じ事を私も感じているんです」
律「憂ちゃんもか?」
憂「はい、お姉ちゃんがパンを食べてる光景とか和ちゃ……和さんと話してる光景とか始めて見たように感じるんです」
92: 2010/11/12(金) 22:00:06.11 ID:xZBCJnDOO
律「それって……何時も見てる光景が始めて見るように感じるんじゃ無くて、唯の事が始めて見るように感じるんじゃないのか?私が感じてるみたいに」
憂「お姉ちゃんの事を始めて見たように感じる……そう言えば昨日からお姉ちゃんが大人びて見えてるんです」
律「始めて見たように感じるんじゃなくて?」
憂「今、思えばお姉ちゃんが大人びて見えたのは始めて見たように感じたからかも知れません」
憂「お姉ちゃんの事を始めて見たように感じる……そう言えば昨日からお姉ちゃんが大人びて見えてるんです」
律「始めて見たように感じるんじゃなくて?」
憂「今、思えばお姉ちゃんが大人びて見えたのは始めて見たように感じたからかも知れません」
93: 2010/11/12(金) 22:11:43.27 ID:xZBCJnDOO
梓「そんなに唯先輩を見るとおかしいな?って思うんですか?」
律「まあ、会って見れば分かるよ。ムギ達も私と同じ事を言ってたし」
梓「そ、そうですか……何だか少し怖いです」
憂「大丈夫だよ……ただ始めて見るように感じるだけでお姉ちゃんはお姉ちゃんだよ」
律「うん、憂ちゃんの言う通りだ!ほら、あれこれ話してる内に部室に着いたみたいだから入るぞー!」
律「まあ、会って見れば分かるよ。ムギ達も私と同じ事を言ってたし」
梓「そ、そうですか……何だか少し怖いです」
憂「大丈夫だよ……ただ始めて見るように感じるだけでお姉ちゃんはお姉ちゃんだよ」
律「うん、憂ちゃんの言う通りだ!ほら、あれこれ話してる内に部室に着いたみたいだから入るぞー!」
94: 2010/11/12(金) 22:18:21.37 ID:xZBCJnDOO
ガチャ。
律「ういーっす」
澪「あ、律!やっと来た!」
唯「あーずーにゃん!」ダキッ
梓「にゃっ!ゆ、唯先……輩?」
憂(またジャメヴだ……)
唯「あずにゃんどうしたの~?」
梓「……う、憂?律先輩?」
律「…………」コクッ
唯「あずにゃん何か反応が薄いよ~」
律「ういーっす」
澪「あ、律!やっと来た!」
唯「あーずーにゃん!」ダキッ
梓「にゃっ!ゆ、唯先……輩?」
憂(またジャメヴだ……)
唯「あずにゃんどうしたの~?」
梓「……う、憂?律先輩?」
律「…………」コクッ
唯「あずにゃん何か反応が薄いよ~」
95: 2010/11/12(金) 22:27:02.10 ID:xZBCJnDOO
梓「ゆ、唯先輩離して下さい」
唯「はぁ~い!ほえ?憂だあ!」
憂「お、お姉ちゃん勉強ははかどってる?」
唯「えーと。今はティータイム中なんだ!」
紬「そうよ~今、三人の分の紅茶入れるわね~」
憂「あ、ありがとうございます!」
澪「ほら、唯……梓に抱き着いてないでそろそろ勉強するぞ」
唯「ティータイムが終わってからがいいなあ~」
唯「はぁ~い!ほえ?憂だあ!」
憂「お、お姉ちゃん勉強ははかどってる?」
唯「えーと。今はティータイム中なんだ!」
紬「そうよ~今、三人の分の紅茶入れるわね~」
憂「あ、ありがとうございます!」
澪「ほら、唯……梓に抱き着いてないでそろそろ勉強するぞ」
唯「ティータイムが終わってからがいいなあ~」
96: 2010/11/12(金) 22:35:33.58 ID:xZBCJnDOO
澪「ダーメ!もう受験は近いんだし勉強するぞ!」
唯「いーやーだー!」
澪「ティータイムやりながらでもいいから……」
唯「うるさいよ!」ドンッ
澪「痛っ……」ドテッ
梓「ゆ、唯先輩!」
唯「私が嫌って言ったら嫌なんだよ!」
憂「お姉ちゃん……どうしたの?」
唯「うーいー、澪ちゃんが虐めるー……怖いよお」
唯「いーやーだー!」
澪「ティータイムやりながらでもいいから……」
唯「うるさいよ!」ドンッ
澪「痛っ……」ドテッ
梓「ゆ、唯先輩!」
唯「私が嫌って言ったら嫌なんだよ!」
憂「お姉ちゃん……どうしたの?」
唯「うーいー、澪ちゃんが虐めるー……怖いよお」
97: 2010/11/12(金) 22:42:55.84 ID:xZBCJnDOO
紬「ど、どうしたの?」
唯「ムギちゃん澪ちゃんが虐めるぅ~」
澪「い、虐めて何か無い……」
梓「澪先輩は唯先輩の事を思って言ったんですよ!」
律「あぁ、澪はみんなと一緒の大学行く為に言ってくれたのに……虐めるって酷く無いか?」
唯「何で?今までなら私の我が儘が通ってたよね?何でみんな私の言う事を聞かないの?」
唯「ムギちゃん澪ちゃんが虐めるぅ~」
澪「い、虐めて何か無い……」
梓「澪先輩は唯先輩の事を思って言ったんですよ!」
律「あぁ、澪はみんなと一緒の大学行く為に言ってくれたのに……虐めるって酷く無いか?」
唯「何で?今までなら私の我が儘が通ってたよね?何でみんな私の言う事を聞かないの?」
98: 2010/11/12(金) 22:51:47.40 ID:xZBCJnDOO
梓「ゆ、唯先輩こそどうしたんですか?」
唯「私はどうもしてないよ。何時もの私と同じだよ。何時もの私とね」
憂「お姉ちゃん……今のはお姉ちゃんが悪いよ……澪さんにごめんなさいしなきゃダメだよ」
唯「憂……憂までそんな事言うの?」
律「唯……本当にどうしたんだよ!?」
唯「私はどうもしてないよ。何時もの私と同じだよ。何時もの私とね」
憂「お姉ちゃん……今のはお姉ちゃんが悪いよ……澪さんにごめんなさいしなきゃダメだよ」
唯「憂……憂までそんな事言うの?」
律「唯……本当にどうしたんだよ!?」
99: 2010/11/12(金) 22:58:22.53 ID:xZBCJnDOO
唯「どうもしてないって言ってるじゃん。逆に聞きたいよ。みんなどうしちゃったの?」
紬「澪ちゃん怪我とか無い?」
澪「だ、大丈夫……」
唯「何でみんなは私ばっかり攻めるの!?おかしいよ!みんなおかしい。頭がおかしい、おかしい!おかしいよ!おかしいみんなおかしい!」
憂「お姉ちゃん……?」
紬「澪ちゃん怪我とか無い?」
澪「だ、大丈夫……」
唯「何でみんなは私ばっかり攻めるの!?おかしいよ!みんなおかしい。頭がおかしい、おかしい!おかしいよ!おかしいみんなおかしい!」
憂「お姉ちゃん……?」
100: 2010/11/12(金) 23:06:48.34 ID:xZBCJnDOO
唯「だってさ!みんな私の我が儘聞いてたじゃん!何で今になってみんな私の我が儘を聞かないの!?」
憂「お姉ちゃん!」
唯「憂……憂にずっと触れたかったしみんなとティータイムがずっとしたかった……」
紬「…………」
唯「みんな……私の事が嫌いなの?」
憂「嫌いな分けが無いよ!みんなお姉ちゃんの事が好きだよ!!」
憂「お姉ちゃん!」
唯「憂……憂にずっと触れたかったしみんなとティータイムがずっとしたかった……」
紬「…………」
唯「みんな……私の事が嫌いなの?」
憂「嫌いな分けが無いよ!みんなお姉ちゃんの事が好きだよ!!」
101: 2010/11/12(金) 23:19:39.77 ID:xZBCJnDOO
唯「そっかみんなは私の事が好き何だね。じゃあ私の我が儘くらい聞いてよ」
憂「お、お姉ちゃん……」
唯「私は平沢唯だよ」
さわ子「唯ちゃん!」
律「さ、さわ子先生……」
さわ子「唯ちゃん……なのよね?」
唯「先生、どうしたの?何かあったの?」
さわ子「……氏体が見つかったらしいわ。唯ちゃんの氏体が見つかったらしいわ……」
憂「お、お姉ちゃん……」
唯「私は平沢唯だよ」
さわ子「唯ちゃん!」
律「さ、さわ子先生……」
さわ子「唯ちゃん……なのよね?」
唯「先生、どうしたの?何かあったの?」
さわ子「……氏体が見つかったらしいわ。唯ちゃんの氏体が見つかったらしいわ……」
104: 2010/11/12(金) 23:26:34.08 ID:xZBCJnDOO
律「え?でも、唯はここに……」
さわ子「えぇ、唯ちゃんは此処にいるわ……だから多分警察の人違いだと思うわ。よかった唯ちゃんが生きてて……」
憂「アナタは……誰?」
唯「誰に言ってるの?」
憂「お姉ちゃんに言ってるんだよ……アナタは誰?」
唯「私は平沢唯だよ。平沢唯。私の事忘れちゃったの?」
憂「違う……お姉ちゃんじゃない」
さわ子「えぇ、唯ちゃんは此処にいるわ……だから多分警察の人違いだと思うわ。よかった唯ちゃんが生きてて……」
憂「アナタは……誰?」
唯「誰に言ってるの?」
憂「お姉ちゃんに言ってるんだよ……アナタは誰?」
唯「私は平沢唯だよ。平沢唯。私の事忘れちゃったの?」
憂「違う……お姉ちゃんじゃない」
105: 2010/11/12(金) 23:33:57.61 ID:xZBCJnDOO
唯「私は唯だよ」
憂「違う……何で私達がお姉ちゃんにジャメヴを感じたか分かる?それは、アナタがお姉ちゃんじゃないから……」
唯「ジャメヴ?」
憂「アナタはお姉ちゃんじゃないから、私達はジャメヴを感じた。お姉ちゃんは何処なの?」
唯「……トラックで弾かれたよ」
憂「そ、そんな……」
唯「嘘だよ。私が頃した」
憂「違う……何で私達がお姉ちゃんにジャメヴを感じたか分かる?それは、アナタがお姉ちゃんじゃないから……」
唯「ジャメヴ?」
憂「アナタはお姉ちゃんじゃないから、私達はジャメヴを感じた。お姉ちゃんは何処なの?」
唯「……トラックで弾かれたよ」
憂「そ、そんな……」
唯「嘘だよ。私が頃した」
109: 2010/11/12(金) 23:40:43.33 ID:xZBCJnDOO
紬「こ、頃した?それも嘘よね?」
唯「この両手で頃したよ。首をぎゅーっと締めてね。段々、目が赤くなって行くんだ。体もね凄く震えてた。顔が真っ青になってさ血管が顔に浮き出て青いメロンみたいだったよ。やっと頃してやった」
憂「そんな……そんな……」
律「お前は……誰なんだ!?」
唯「だから、言ってるでしょう?平沢唯だって」
唯「この両手で頃したよ。首をぎゅーっと締めてね。段々、目が赤くなって行くんだ。体もね凄く震えてた。顔が真っ青になってさ血管が顔に浮き出て青いメロンみたいだったよ。やっと頃してやった」
憂「そんな……そんな……」
律「お前は……誰なんだ!?」
唯「だから、言ってるでしょう?平沢唯だって」
110: 2010/11/12(金) 23:48:11.54 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃん……ううっ……」
唯「私は平沢唯だよ。平沢唯のドッペルゲンガー……ずっと入れ変わりたかった。ずっとずっと……」
梓「ゆ、唯先輩のドッペルゲンガー……」
唯「頃して、やっと入れ変われたのに……みんな嫌いだよ。大嫌いだよ。頃したはずの私が時々私の目の前に現れるし……」
唯「私は平沢唯だよ。平沢唯のドッペルゲンガー……ずっと入れ変わりたかった。ずっとずっと……」
梓「ゆ、唯先輩のドッペルゲンガー……」
唯「頃して、やっと入れ変われたのに……みんな嫌いだよ。大嫌いだよ。頃したはずの私が時々私の目の前に現れるし……」
111: 2010/11/12(金) 23:53:50.25 ID:xZBCJnDOO
憂「お姉ちゃんを返して!返しよお!!」
唯「私じゃダメなの?」
憂「お前なんかお姉ちゃんじゃないよお!!あっち行けっ!」
唯「…………」
憂「お姉ちゃん……うぅっ……本当は生きてるんだよね?お姉ちゃんは本当に生きてるんだよね?」
唯「だから、頃したって言ってるでしょう!一回で理解してよ!!」
唯「私じゃダメなの?」
憂「お前なんかお姉ちゃんじゃないよお!!あっち行けっ!」
唯「…………」
憂「お姉ちゃん……うぅっ……本当は生きてるんだよね?お姉ちゃんは本当に生きてるんだよね?」
唯「だから、頃したって言ってるでしょう!一回で理解してよ!!」
112: 2010/11/12(金) 23:59:53.95 ID:xZBCJnDOO
憂「……ぐすっ」
唯「憂……な、泣かないで……泣かないでよ」ガシッ
憂「触らないでっ人頃し!」パシッ
梓「け、警察呼びましょう……」
律「そ、そうだな……」
憂「お前なんかお姉ちゃんじゃない!……頃してやる。頃してやる。頃してやる」ギュウウ
唯「う、憂……く、苦し……っ苦しい……」
唯「憂……な、泣かないで……泣かないでよ」ガシッ
憂「触らないでっ人頃し!」パシッ
梓「け、警察呼びましょう……」
律「そ、そうだな……」
憂「お前なんかお姉ちゃんじゃない!……頃してやる。頃してやる。頃してやる」ギュウウ
唯「う、憂……く、苦し……っ苦しい……」
113: 2010/11/13(土) 00:11:17.76 ID:jR4B5QBFO
梓「う、憂!?」
憂「頃してやる……」ギュウウ
唯「た、だすげてっ!ヒュッ……ヒューッ」
律「憂ちゃん……ダメだ!」
憂「離して下さい!本当のお姉ちゃんは氏んでます……だから、こっちの偽物を頃しても……警察に何も疑われません」ギュウウ
律「だからって……お前らも憂ちゃんを引き離すのを手伝ってくれよ!」
紬「…………」
律「ムギィッ!!」
憂「頃してやる……」ギュウウ
唯「た、だすげてっ!ヒュッ……ヒューッ」
律「憂ちゃん……ダメだ!」
憂「離して下さい!本当のお姉ちゃんは氏んでます……だから、こっちの偽物を頃しても……警察に何も疑われません」ギュウウ
律「だからって……お前らも憂ちゃんを引き離すのを手伝ってくれよ!」
紬「…………」
律「ムギィッ!!」
114: 2010/11/13(土) 00:20:37.18 ID:jR4B5QBFO
紬「りっちゃん……ごめんなさい」
律「ムギ……」
唯「ヒュッヒューッ。ヒューッ……ヒューッ」
律「梓!」
梓「…………」
律「澪!?」
澪「…………」
さわ子「ね、ねえ。憂ちゃんどうしたの!?」
唯「…………」ビクビクッ
憂「フーッ……フーッ……」
律「ムギ……」
唯「ヒュッヒューッ。ヒューッ……ヒューッ」
律「梓!」
梓「…………」
律「澪!?」
澪「…………」
さわ子「ね、ねえ。憂ちゃんどうしたの!?」
唯「…………」ビクビクッ
憂「フーッ……フーッ……」
115: 2010/11/13(土) 00:26:19.67 ID:jR4B5QBFO
憂「………………」
律「氏んだ……のか?」
憂「ううっ……おぇぇっ!」ビチャビチャ
さわ子「こ、頃したの!?な、何で……け、警察……」
律「さわちゃん!理由は後で話す……だから今は警察に言わないでくれ……」
憂「ううっ……」
律「なあ憂ちゃん氏体……どうする?」
END
律「氏んだ……のか?」
憂「ううっ……おぇぇっ!」ビチャビチャ
さわ子「こ、頃したの!?な、何で……け、警察……」
律「さわちゃん!理由は後で話す……だから今は警察に言わないでくれ……」
憂「ううっ……」
律「なあ憂ちゃん氏体……どうする?」
END
123: 2010/11/13(土) 03:21:20.17 ID:GZBf6zAb0
ドキドキしながら読んでたらいきなり終わった
結局どういうこと?
結局どういうこと?
122: 2010/11/13(土) 02:19:56.73 ID:g2S3PfP4P
・唯と憂が入れ替わったのか
・さわちゃんが嘘をついてるのか
・ドッペルゲンガーが本当に存在したのか
・夢か
・さわちゃんが嘘をついてるのか
・ドッペルゲンガーが本当に存在したのか
・夢か
引用元: 憂「ジャメヴ!」
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