1: 2015/11/29(日) 17:49:10.70 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり「ことりの方が可愛いわよって笑顔で返されました」
海未「それで顔真っ赤にして帰ってきたわけですか」
ことり「おかしいよ、いつもの真姫ちゃんじゃないよ…」
海未「何を期待していたのですか?」
ことり「たじろいぎながら照れ隠しでそっぽ向く真姫ちゃん」
海未「…に可愛いと連呼しながら抱き着きたかったわけですか」
ことり「照れた真姫ちゃんを見たら、絶対にみんな抱き着かなきゃって思うと思うんだ」
海未「私は思いませんが」
ことり「それは海未ちゃんが見たことないからだよ」
海未「抱き着きたいなら、抱き着けばいいじゃないですが。穂乃果や凛みたいに」
ことり「それは、そうだけど…」
海未「花陽や私がやるのは変ですが、ことりがやるのなら別に違和感ないと思いますよ」
ことり「でもいきなり抱き着いたら、真姫ちゃん迷惑じゃないかな?」
海未「何でそこで遠慮するのですか…まぁ相手のことを考えることりのいいところではありますけれど」
ことり「だからね、段取りというか流れが必要かなって」
海未「ことりなりきに考えたわけですね…惨敗の用ですが」
ことり「だってだって! あんなかっこよく笑う真姫ちゃん見たら…あぅぁ///」
海未「惚気はいりませんよ、お腹いっぱいです」
海未「それで顔真っ赤にして帰ってきたわけですか」
ことり「おかしいよ、いつもの真姫ちゃんじゃないよ…」
海未「何を期待していたのですか?」
ことり「たじろいぎながら照れ隠しでそっぽ向く真姫ちゃん」
海未「…に可愛いと連呼しながら抱き着きたかったわけですか」
ことり「照れた真姫ちゃんを見たら、絶対にみんな抱き着かなきゃって思うと思うんだ」
海未「私は思いませんが」
ことり「それは海未ちゃんが見たことないからだよ」
海未「抱き着きたいなら、抱き着けばいいじゃないですが。穂乃果や凛みたいに」
ことり「それは、そうだけど…」
海未「花陽や私がやるのは変ですが、ことりがやるのなら別に違和感ないと思いますよ」
ことり「でもいきなり抱き着いたら、真姫ちゃん迷惑じゃないかな?」
海未「何でそこで遠慮するのですか…まぁ相手のことを考えることりのいいところではありますけれど」
ことり「だからね、段取りというか流れが必要かなって」
海未「ことりなりきに考えたわけですね…惨敗の用ですが」
ことり「だってだって! あんなかっこよく笑う真姫ちゃん見たら…あぅぁ///」
海未「惚気はいりませんよ、お腹いっぱいです」
2: 2015/11/29(日) 17:50:07.74 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり「そこで海未ちゃんに相談なんだけど」
海未「真姫を照れさせる方法は聞きませんよ」
ことり「真姫ちゃんを照れ…うぅ、海未ちゃん辛辣だよ」
海未「色恋沙汰を私に聞くのがそもそも間違っているのです。絵里や希辺りをあたってください」
ことり「恋って/// ち、違うの! ことりは真姫ちゃんの照れさせたいだけなの!」
海未「ですから、私ではなく他を…私とて知識はありませんから、ことりの力にはなれませんよ?」
ことり「それでも、海未ちゃんが頼りになるのは昔から知ってるから…お願い?」
海未「…そこまで買われては、断るのも悪い気がしますが」
ことり「それじゃあ?」
海未「今回だけですよ。失敗しても文句は無しですからね?」
ことり「やったー! 海未ちゃん大好き♪」
海未「その言葉は成功した暁に真姫に向けてください」
海未「真姫を照れさせる方法は聞きませんよ」
ことり「真姫ちゃんを照れ…うぅ、海未ちゃん辛辣だよ」
海未「色恋沙汰を私に聞くのがそもそも間違っているのです。絵里や希辺りをあたってください」
ことり「恋って/// ち、違うの! ことりは真姫ちゃんの照れさせたいだけなの!」
海未「ですから、私ではなく他を…私とて知識はありませんから、ことりの力にはなれませんよ?」
ことり「それでも、海未ちゃんが頼りになるのは昔から知ってるから…お願い?」
海未「…そこまで買われては、断るのも悪い気がしますが」
ことり「それじゃあ?」
海未「今回だけですよ。失敗しても文句は無しですからね?」
ことり「やったー! 海未ちゃん大好き♪」
海未「その言葉は成功した暁に真姫に向けてください」
3: 2015/11/29(日) 17:51:40.33 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり「それで、どうすれば真姫ちゃんを照れさせることが出来るのかな?」
海未「そうですね…そういえば、前ににこが読んでいた雑誌に書いてあったのですが」
ことり「うん」
海未「>>6をすればいいのではないですか?」
ことり「>>6?」
海未「そうですね…そういえば、前ににこが読んでいた雑誌に書いてあったのですが」
ことり「うん」
海未「>>6をすればいいのではないですか?」
ことり「>>6?」
6: 2015/11/29(日) 17:57:59.32 ID:aiDKOlf0aNIKU.net
壁ドン
9: 2015/11/29(日) 18:56:23.20 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
海未「壁ドンです」
ことり「壁ドンか…うん、いいかも♪」
海未「と言ってみたものの、壁ドンって何でしょうか? 壁を叩くと何かなるのですか?」
ことり「あれ、海未ちゃん壁ドン知らないの?」
海未「はい、ざっと横目で見ただけで内容まで詳しくは…」
ことり「壁を叩くのは合ってるんだけど、そこでね…えっと、説明するより実際に壁ドンしてること見た方が早いかな」
海未「分かりました。真姫はまだ部室に音楽室に残っているそうですよ、行ってきてください」
ことり「うん、ことり頑張るね」
ことり「壁ドンか…うん、いいかも♪」
海未「と言ってみたものの、壁ドンって何でしょうか? 壁を叩くと何かなるのですか?」
ことり「あれ、海未ちゃん壁ドン知らないの?」
海未「はい、ざっと横目で見ただけで内容まで詳しくは…」
ことり「壁を叩くのは合ってるんだけど、そこでね…えっと、説明するより実際に壁ドンしてること見た方が早いかな」
海未「分かりました。真姫はまだ部室に音楽室に残っているそうですよ、行ってきてください」
ことり「うん、ことり頑張るね」
10: 2015/11/29(日) 18:57:55.70 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり「ま、真姫ちゃん…いる?」
真姫「ことり? どうしたのよ、まだ何か用?」
ことり「う、うん、用があった…のかな?」
真姫「? 何よ煮え切らないわね」
ことり「えっとね…そう衣装! 衣装のことでちょっと真姫ちゃんの意見を聞こうと思ったんだ」
真姫「…今思いつかなかった?」
ことり「そんなことない、そんなことないよ!」
真姫「それならいけど…で、衣装って次のライブの?」
ことり「うん、次は真姫ちゃんがセンターだから、どんな衣装着たいかなって要望があればと思って」
真姫「要望って、私衣装のことは何も分からないわよ?」
ことり「でもことりが一人で考えて、なんか違うなってなったら嫌だから。せっかく真姫ちゃんの衣装作るならって」
真姫「私はことりが作る衣装なら、どんなのでもいいわよ…あ、投げやりじゃなくて、ことりはいつも素敵なの作ってくれるから、そこに意見なんてないってこと」
ことり「真姫ちゃん…/// で、でも…! あっそうだ、真姫ちゃん、ちょっと立って?」
真姫「立つの? いいけど、何するのよ?」
ことり「ちょっと待ってね…」
真姫「…何? じっと見て」
ことり「どんな衣装がいいかなって、今イメージを出して、それで真姫ちゃんの意見聞こうかなって」
真姫「そう」
真姫「ことり? どうしたのよ、まだ何か用?」
ことり「う、うん、用があった…のかな?」
真姫「? 何よ煮え切らないわね」
ことり「えっとね…そう衣装! 衣装のことでちょっと真姫ちゃんの意見を聞こうと思ったんだ」
真姫「…今思いつかなかった?」
ことり「そんなことない、そんなことないよ!」
真姫「それならいけど…で、衣装って次のライブの?」
ことり「うん、次は真姫ちゃんがセンターだから、どんな衣装着たいかなって要望があればと思って」
真姫「要望って、私衣装のことは何も分からないわよ?」
ことり「でもことりが一人で考えて、なんか違うなってなったら嫌だから。せっかく真姫ちゃんの衣装作るならって」
真姫「私はことりが作る衣装なら、どんなのでもいいわよ…あ、投げやりじゃなくて、ことりはいつも素敵なの作ってくれるから、そこに意見なんてないってこと」
ことり「真姫ちゃん…/// で、でも…! あっそうだ、真姫ちゃん、ちょっと立って?」
真姫「立つの? いいけど、何するのよ?」
ことり「ちょっと待ってね…」
真姫「…何? じっと見て」
ことり「どんな衣装がいいかなって、今イメージを出して、それで真姫ちゃんの意見聞こうかなって」
真姫「そう」
12: 2015/11/29(日) 19:00:06.94 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり(っとここで、採寸を確認したいと言いながら真姫ちゃんに近づいて…)
真姫「って言っても、イメージってそう簡単にでるものなの?」
ことり(真姫ちゃんに壁ドンを…)
ことり「……」
真姫「…?」
ことり(ど、どうしよう…さっきのセリフ思い出したら…///)
真姫「ことり、何固まってるのよ? っていうか、大丈夫?」
ことり「ふぇ!? だ、大丈夫だよ?」
真姫「本当に? ちょっとごめん…顔よく見せてよ」
ことり「っ!?」
ことり(真姫ちゃん近い、近いよぉ///)
真姫「…ほら、ちょっと顔色よくないじゃない」
ことり「…ぇぅ///」
真姫「最近無理しすぎでしょ? 頑張り屋なのは知ってるけど、体調悪くしたら元も子もないわよ?」
ことり「…こ、ことりは…大丈夫だよ」
真姫「そうやって虚を張って…熱とかないみたいだし大丈夫だと思うけど…もう、私の為だって嬉しいけど無理しないでよ」
ことり「…うん」
真姫「心配してるのよ? 私はことりのこと、大切に思ってるんだから」
真姫「って言っても、イメージってそう簡単にでるものなの?」
ことり(真姫ちゃんに壁ドンを…)
ことり「……」
真姫「…?」
ことり(ど、どうしよう…さっきのセリフ思い出したら…///)
真姫「ことり、何固まってるのよ? っていうか、大丈夫?」
ことり「ふぇ!? だ、大丈夫だよ?」
真姫「本当に? ちょっとごめん…顔よく見せてよ」
ことり「っ!?」
ことり(真姫ちゃん近い、近いよぉ///)
真姫「…ほら、ちょっと顔色よくないじゃない」
ことり「…ぇぅ///」
真姫「最近無理しすぎでしょ? 頑張り屋なのは知ってるけど、体調悪くしたら元も子もないわよ?」
ことり「…こ、ことりは…大丈夫だよ」
真姫「そうやって虚を張って…熱とかないみたいだし大丈夫だと思うけど…もう、私の為だって嬉しいけど無理しないでよ」
ことり「…うん」
真姫「心配してるのよ? 私はことりのこと、大切に思ってるんだから」
13: 2015/11/29(日) 19:06:09.55 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
…………
海未「壁、ドン? の要素が何処にも見えなかったのですが」
ことり「…壁ドンはできませんでした。壁ドンに近いことを真姫ちゃんにされました」
海未「近い? あぁなるほど。相手を壁際に立たせて囁くという事ですか…どちらにせよ惨敗だったようですね」
ことり「おかしいよ、おかしいよ!」
海未「またですか。何がおかしいのです?」
ことり「真姫ちゃんがあんなにかっこいい訳ないよ…もっとこう、ヘタレだったような気がするよ」
海未「ヘタレとは、また手厳しい言葉を…私にはいつも通り見えましたが」
ことり「それは真姫ちゃんを見てなさすぎだよ。あんなにグイグイ来るなんて…」
海未「ことりはヘタレな真姫の方がいいのですか? 押せ押せな真姫は嫌いですか?」
ことり「嫌いじゃないけど…でも、ことりは真姫ちゃんの照れ顔が見たいの!」
海未「はぁ、分かりました…抱き着くことが目的だったはずですが」
ことり「それで、次はどうすればいいかな?」
海未「もう一度やるのですか…もしかして成功するまでやるつもりですか?」
ことり「うん、ことりはそのつもりだよ」
海未「…ことりが競り勝つビジョンが見えませんが…いいでしょう」
海未「壁、ドン? の要素が何処にも見えなかったのですが」
ことり「…壁ドンはできませんでした。壁ドンに近いことを真姫ちゃんにされました」
海未「近い? あぁなるほど。相手を壁際に立たせて囁くという事ですか…どちらにせよ惨敗だったようですね」
ことり「おかしいよ、おかしいよ!」
海未「またですか。何がおかしいのです?」
ことり「真姫ちゃんがあんなにかっこいい訳ないよ…もっとこう、ヘタレだったような気がするよ」
海未「ヘタレとは、また手厳しい言葉を…私にはいつも通り見えましたが」
ことり「それは真姫ちゃんを見てなさすぎだよ。あんなにグイグイ来るなんて…」
海未「ことりはヘタレな真姫の方がいいのですか? 押せ押せな真姫は嫌いですか?」
ことり「嫌いじゃないけど…でも、ことりは真姫ちゃんの照れ顔が見たいの!」
海未「はぁ、分かりました…抱き着くことが目的だったはずですが」
ことり「それで、次はどうすればいいかな?」
海未「もう一度やるのですか…もしかして成功するまでやるつもりですか?」
ことり「うん、ことりはそのつもりだよ」
海未「…ことりが競り勝つビジョンが見えませんが…いいでしょう」
14: 2015/11/29(日) 19:06:56.98 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
海未「案としましては…>>16はどうですか? 前に希が話していたのですが」
ことり「>>16?」
ことり「>>16?」
16: 2015/11/29(日) 19:14:45.89 ID:jEZHUSWn0NIKU.net
ここはストレートにいこうか
抱きつく
抱きつく
19: 2015/11/29(日) 20:20:28.16 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
海未「なりふり構わずに。抱き着きましょう」
ことり「いきなり抱き着くの?」
海未「ええ。希は言っていました、考えて駄目ならまず行動を起こしてみろと」
ことり「準備行動じゃなくて、いきなり本命の行動をしちゃっていいのかな?」
海未「小手先で物事をうまく進めようとする事が、そもそも間違っていたのです」
ことり「…海未ちゃん、投げやりかも」
海未「どうでもよくなった、と言うわけではありませんよ? 考えた末の答えです」
ことり「…うん、海未ちゃんの言葉信じる、よ?」
海未「信じ切ってませんね…まぁいきなりで戸惑うかもしれませんが、理にかなっていると思います」
ことり「ことりは考えすぎだったのかな…」
海未「それに、ことりに抱き着かれて嫌な人間はいませんよ。自信を持ってください」
ことり「抱き着いたら、真姫ちゃんの照れてくれる、かな」
海未「好きをもってすれば真姫も……ん? 抱き着くのが先でしたか、照れさせるのが先でしたか?」
ことり「うん…うん。ちょっと恥ずかしいけど、ことりやってみるね」
海未「……迷惑がられるのが嫌だから、抱き着くの止めたんでしたか?」
ことり「いきなり抱き着くの?」
海未「ええ。希は言っていました、考えて駄目ならまず行動を起こしてみろと」
ことり「準備行動じゃなくて、いきなり本命の行動をしちゃっていいのかな?」
海未「小手先で物事をうまく進めようとする事が、そもそも間違っていたのです」
ことり「…海未ちゃん、投げやりかも」
海未「どうでもよくなった、と言うわけではありませんよ? 考えた末の答えです」
ことり「…うん、海未ちゃんの言葉信じる、よ?」
海未「信じ切ってませんね…まぁいきなりで戸惑うかもしれませんが、理にかなっていると思います」
ことり「ことりは考えすぎだったのかな…」
海未「それに、ことりに抱き着かれて嫌な人間はいませんよ。自信を持ってください」
ことり「抱き着いたら、真姫ちゃんの照れてくれる、かな」
海未「好きをもってすれば真姫も……ん? 抱き着くのが先でしたか、照れさせるのが先でしたか?」
ことり「うん…うん。ちょっと恥ずかしいけど、ことりやってみるね」
海未「……迷惑がられるのが嫌だから、抱き着くの止めたんでしたか?」
20: 2015/11/29(日) 20:22:08.69 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
…………
ことり「まーきちゃん?」
真姫「ことり? また来たの、っていうか体調は大丈夫なわけ?」
ことり「うん、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう、真姫ちゃん♪」
真姫「それならいいけど…それで、今度は何の用? さっきの衣装のイメージが固まったとか?」
ことり「また別の用、かな。今、時間大丈夫?」
真姫「こっちはひと段落したところだから、少しくらいならいいわよ」
ことり「あのね…ちょっとごめんね」
ことり(ここで、ま、真姫ちゃんに抱きつ…あれ?)
真姫「? 何よ、またじっと見て。やっぱり体調悪いんじゃないの?」
ことり(そういえば、真姫ちゃんに嫌だって思われたくなくて、抱き着かなかったんじゃ?)
真姫「ことり? 聞いてるの、ことり?」
ことり(…でも…でもここまできたら、やるしかないよね)
ことり「まーきちゃん?」
真姫「ことり? また来たの、っていうか体調は大丈夫なわけ?」
ことり「うん、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう、真姫ちゃん♪」
真姫「それならいいけど…それで、今度は何の用? さっきの衣装のイメージが固まったとか?」
ことり「また別の用、かな。今、時間大丈夫?」
真姫「こっちはひと段落したところだから、少しくらいならいいわよ」
ことり「あのね…ちょっとごめんね」
ことり(ここで、ま、真姫ちゃんに抱きつ…あれ?)
真姫「? 何よ、またじっと見て。やっぱり体調悪いんじゃないの?」
ことり(そういえば、真姫ちゃんに嫌だって思われたくなくて、抱き着かなかったんじゃ?)
真姫「ことり? 聞いてるの、ことり?」
ことり(…でも…でもここまできたら、やるしかないよね)
21: 2015/11/29(日) 20:27:34.51 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり「真姫ちゃんっ!」
真姫「ちょ、ってことり! いきなりなんなのよ!」
ことり「えへへ…真姫ちゃん♪」
真姫「もう、急に抱き着いたりして、驚いたじゃない…凛の真似でもしたいの?」
ことり「真似じゃ…ううん、凛ちゃんの真似だよ。よく真姫ちゃんをぎゅーってしてるから、ことりもやって見たんだ」
真姫「それならそうと先に言いなさいよね。いきなりはびっくりするじゃない」
ことり「真姫ちゃん、まーきちゃん♪」
真姫「ことり…まぁいいわ、ことりだったら無下にすることできないし」
ことり(…って、あれ? 何だか反応薄い、のかな? というか照れてくれない!?)
真姫「もう…満足したら離れなさいよ?」
ことり(ど、どうしよう…凛ちゃんみたいにスリスリしたらいいのかな? それとも…)
真姫「…聞こえないの?」」
ことり(それとも…ことりに魅力がない、ってことなのかな…)
真姫「……」
真姫「ちょ、ってことり! いきなりなんなのよ!」
ことり「えへへ…真姫ちゃん♪」
真姫「もう、急に抱き着いたりして、驚いたじゃない…凛の真似でもしたいの?」
ことり「真似じゃ…ううん、凛ちゃんの真似だよ。よく真姫ちゃんをぎゅーってしてるから、ことりもやって見たんだ」
真姫「それならそうと先に言いなさいよね。いきなりはびっくりするじゃない」
ことり「真姫ちゃん、まーきちゃん♪」
真姫「ことり…まぁいいわ、ことりだったら無下にすることできないし」
ことり(…って、あれ? 何だか反応薄い、のかな? というか照れてくれない!?)
真姫「もう…満足したら離れなさいよ?」
ことり(ど、どうしよう…凛ちゃんみたいにスリスリしたらいいのかな? それとも…)
真姫「…聞こえないの?」」
ことり(それとも…ことりに魅力がない、ってことなのかな…)
真姫「……」
22: 2015/11/29(日) 20:31:23.98 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
真姫「ことり」
ことり「……」
真姫「…何か悩み事でもあるわけ? 珍しく表情クルクル変えて、今度は心配そうな顔して」
ことり「ううん…大丈夫だよ?」
真姫「だったらいいけど。ちょっとことりらしくないわよ」
ことり「そう、かな…そんなことないと思うけど」
真姫「そんなことあるの…本当に大丈夫なの? さっきも言ったけど悩みこむまで無理しないでよ」
ことり「……ことりは」
真姫「大丈夫なら笑ってよ、ね? いつもみたいに」
ことり「……」
真姫「私はね…ことり。私はことりの笑ってる顔の方が、可愛くて好きなんだから」
ことり「……」
真姫「…何か悩み事でもあるわけ? 珍しく表情クルクル変えて、今度は心配そうな顔して」
ことり「ううん…大丈夫だよ?」
真姫「だったらいいけど。ちょっとことりらしくないわよ」
ことり「そう、かな…そんなことないと思うけど」
真姫「そんなことあるの…本当に大丈夫なの? さっきも言ったけど悩みこむまで無理しないでよ」
ことり「……ことりは」
真姫「大丈夫なら笑ってよ、ね? いつもみたいに」
ことり「……」
真姫「私はね…ことり。私はことりの笑ってる顔の方が、可愛くて好きなんだから」
24: 2015/11/29(日) 20:35:34.64 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
…………
海未「ことりも満足して、目的も達成しました。それでは私は帰りますね」
ことり「海未ちゃん、待って待って」
海未「なんですか、何も思い残すことはないじゃないですか」
ことり「あるよ、まだ真姫ちゃんの照れ顔見てないよ?」
海未「抱き着くことが目的だった気が…それとも真姫に抱き着いて満足してないのですか?」
ことり「ううん、満足だよ。真姫ちゃん優しくて温かかった♪」
海未「だったら何の問題もないですね。では」
ことり「だから、待って海未ちゃん! さっきも言ったけどまだ照れさせてないよ」
海未「ここまで来たら、もう照れさせるのは無理なんじゃないでしょうか」
ことり「諦めるの早いよ…まだ何かあると思うんだよ」
海未「抱き着いても無理となれば…もう正面切って告白すればいいんじゃないですか?」
ことり「こっ!?///」
海未「もうそれしか手がないですね。はい、そう思います」
ことり「だ、駄目だよっ! ことり、まだ心の準備が…///」
海未「今すぐ準備してください」
ことり「海未ちゃん、さっきから投げやり過ぎないかな?」
海未「……胸焼けがします」
ことり「?」
海未「いえ、何でもありません。わかりました…ですが、次が最後ですよ? 私もこれ以上、甘いもの…ではなく、時間がないので」
ことり「うん、そうだよね。海未ちゃんだって予定があるし、わがままは言えないよね」
海未「ことりも満足して、目的も達成しました。それでは私は帰りますね」
ことり「海未ちゃん、待って待って」
海未「なんですか、何も思い残すことはないじゃないですか」
ことり「あるよ、まだ真姫ちゃんの照れ顔見てないよ?」
海未「抱き着くことが目的だった気が…それとも真姫に抱き着いて満足してないのですか?」
ことり「ううん、満足だよ。真姫ちゃん優しくて温かかった♪」
海未「だったら何の問題もないですね。では」
ことり「だから、待って海未ちゃん! さっきも言ったけどまだ照れさせてないよ」
海未「ここまで来たら、もう照れさせるのは無理なんじゃないでしょうか」
ことり「諦めるの早いよ…まだ何かあると思うんだよ」
海未「抱き着いても無理となれば…もう正面切って告白すればいいんじゃないですか?」
ことり「こっ!?///」
海未「もうそれしか手がないですね。はい、そう思います」
ことり「だ、駄目だよっ! ことり、まだ心の準備が…///」
海未「今すぐ準備してください」
ことり「海未ちゃん、さっきから投げやり過ぎないかな?」
海未「……胸焼けがします」
ことり「?」
海未「いえ、何でもありません。わかりました…ですが、次が最後ですよ? 私もこれ以上、甘いもの…ではなく、時間がないので」
ことり「うん、そうだよね。海未ちゃんだって予定があるし、わがままは言えないよね」
26: 2015/11/29(日) 20:38:58.05 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
海未「>>28します。絵里が話していたのをチラッっと聞いたのですが、良いかと」
ことり「>>28…」
ことり「>>28…」
28: 2015/11/29(日) 20:45:24.36 ID:5Q6x0n8jpNIKU.net
色仕掛け
30: 2015/11/29(日) 22:11:09.57 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
海未「色仕掛け、これしかないかと」
ことり「色仕掛け…///」
海未「そう、その反応です。純情の塊のことりが言葉だけでその反応ですから、ならば真姫も恐らく」
ことり「……///」
海未「ことり、しっかりしてください。先にことりが落ちてどうするのですか?」
ことり「そ、そうだよね…でも色仕掛けって具体的にどうすれば?」
海未「知りません、知る由もありません。私が知っていると思いますか?」
ことり「…ううん、もう何も言わないね」
海未「では逆に考えてみましょう。ことりが真姫にこうされたら放っておかない、という行為はありますか?」
ことり「真姫ちゃんにされたら…」
海未「色仕掛けと言っても山ほどありますから、ぱっとことりが思いついたものをやって見ましょう」
ことり「真姫ちゃん…真姫ちゃん…///」
海未「…もう勝手にしてください。私は放っておいて帰りますよ?」
ことり「色仕掛け…///」
海未「そう、その反応です。純情の塊のことりが言葉だけでその反応ですから、ならば真姫も恐らく」
ことり「……///」
海未「ことり、しっかりしてください。先にことりが落ちてどうするのですか?」
ことり「そ、そうだよね…でも色仕掛けって具体的にどうすれば?」
海未「知りません、知る由もありません。私が知っていると思いますか?」
ことり「…ううん、もう何も言わないね」
海未「では逆に考えてみましょう。ことりが真姫にこうされたら放っておかない、という行為はありますか?」
ことり「真姫ちゃんにされたら…」
海未「色仕掛けと言っても山ほどありますから、ぱっとことりが思いついたものをやって見ましょう」
ことり「真姫ちゃん…真姫ちゃん…///」
海未「…もう勝手にしてください。私は放っておいて帰りますよ?」
31: 2015/11/29(日) 22:12:28.23 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
…………
ことり「真姫ちゃん」
真姫「ことり…ってまた用なの? そろそろ切り上げて帰ろうと思ったところなんだけど」
ことり「さっきは、いろいろ邪魔しちゃったかな?」
真姫「別に、ちょっと悩んでたし。いい気分転換にはなったわよ」
ことり「あはは…ごめんね?」
真姫「それで? 少しくらいなら時間いいわよ?」
ことり「うん…あのね…あのね、真姫ちゃん?」
ことり(ここで真姫ちゃんに近づいて…手を取って…)
真姫「? どうしたのよ、私の手なんか握って」
ことり「ううん、真姫ちゃんの手、優しいくて温かいなって思って」
ことり(か、体を…密着させつつ…///)
真姫「もう、さっきから本当に変よ? 顔も熱っぽそうだし…保健室連れてくわよ?」
ことり「大丈夫だよ…それよりね、真姫ちゃん」
真姫「だから何よ?」
ことり「ことり、ね…あのね…」
ことり(真姫ちゃんの手を…誘導させて…)
ことり「真姫ちゃん」
真姫「ことり…ってまた用なの? そろそろ切り上げて帰ろうと思ったところなんだけど」
ことり「さっきは、いろいろ邪魔しちゃったかな?」
真姫「別に、ちょっと悩んでたし。いい気分転換にはなったわよ」
ことり「あはは…ごめんね?」
真姫「それで? 少しくらいなら時間いいわよ?」
ことり「うん…あのね…あのね、真姫ちゃん?」
ことり(ここで真姫ちゃんに近づいて…手を取って…)
真姫「? どうしたのよ、私の手なんか握って」
ことり「ううん、真姫ちゃんの手、優しいくて温かいなって思って」
ことり(か、体を…密着させつつ…///)
真姫「もう、さっきから本当に変よ? 顔も熱っぽそうだし…保健室連れてくわよ?」
ことり「大丈夫だよ…それよりね、真姫ちゃん」
真姫「だから何よ?」
ことり「ことり、ね…あのね…」
ことり(真姫ちゃんの手を…誘導させて…)
32: 2015/11/29(日) 22:13:41.02 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
真姫「ストップよ、ことり」
ことり「ふぇ…?」
真姫「まったく…本調子じゃないみたいね。本当にことりらしくない」
ことり「こ、ことりは、大丈夫だよ」
真姫「大丈夫じゃない、それは誰が見たって一緒の意見よ。ほら、今日はもう帰りましょ?」
ことり「……」
真姫「よかったら家まで一緒に付き添うわ。一人で帰すのは危なっかしいし」
ことり「…どうして?」
真姫「? 何がよ」
ことり「どうして真姫ちゃんは、そんなに……優しいの?」
真姫「優しいって何よ? 意味が分かんないわ」
ことり「私は真姫ちゃんに…今」
真姫「体は大事にしなさいよね、一つしかないんだから」
ことり「私は真姫ちゃん以外にこんなことしないよ。真姫ちゃんだから…」
ことり「ふぇ…?」
真姫「まったく…本調子じゃないみたいね。本当にことりらしくない」
ことり「こ、ことりは、大丈夫だよ」
真姫「大丈夫じゃない、それは誰が見たって一緒の意見よ。ほら、今日はもう帰りましょ?」
ことり「……」
真姫「よかったら家まで一緒に付き添うわ。一人で帰すのは危なっかしいし」
ことり「…どうして?」
真姫「? 何がよ」
ことり「どうして真姫ちゃんは、そんなに……優しいの?」
真姫「優しいって何よ? 意味が分かんないわ」
ことり「私は真姫ちゃんに…今」
真姫「体は大事にしなさいよね、一つしかないんだから」
ことり「私は真姫ちゃん以外にこんなことしないよ。真姫ちゃんだから…」
33: 2015/11/29(日) 22:16:06.89 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
真姫「ことり」
ことり「えっ……真姫、ちゃん?」
真姫「さっきの真似よ。いきなり抱き着いてみたわ…どうかしら? 嫌なら離れてもいいわよ」
ことり「…ううん……温かい」
真姫「…ねぇことり。ことりは、わたしが今…誘いに乗っかってたら、どうしてた?」
ことり「誘いにって……えっ///」
真姫「その反応は、何も考えてなかったわね…本当に危なっかしい」
ことり「で、でも…ことりは、真姫ちゃんになら…」
真姫「嬉しいけど…でも駄目よ」
ことり「…どうして?」
真姫「だって、そうでしょ? まだ言葉だって交わし合ってないじゃない。気持ちも確かめ合ってないのに」
ことり「真姫ちゃん…」
真姫「私の気持ちをちゃんと伝えてない…ことりの想いも、ちゃんと聞いてない…」
ことり「えっ……真姫、ちゃん?」
真姫「さっきの真似よ。いきなり抱き着いてみたわ…どうかしら? 嫌なら離れてもいいわよ」
ことり「…ううん……温かい」
真姫「…ねぇことり。ことりは、わたしが今…誘いに乗っかってたら、どうしてた?」
ことり「誘いにって……えっ///」
真姫「その反応は、何も考えてなかったわね…本当に危なっかしい」
ことり「で、でも…ことりは、真姫ちゃんになら…」
真姫「嬉しいけど…でも駄目よ」
ことり「…どうして?」
真姫「だって、そうでしょ? まだ言葉だって交わし合ってないじゃない。気持ちも確かめ合ってないのに」
ことり「真姫ちゃん…」
真姫「私の気持ちをちゃんと伝えてない…ことりの想いも、ちゃんと聞いてない…」
34: 2015/11/29(日) 22:19:40.86 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
ことり「…えへへ、真姫ちゃん、本当に優しいね」
真姫「優しくないわよ…ただ臆病なだけよ」
ことり「そんなことないよ」
真姫「臆病だから怖くて遠回りをして…だからね聞かせてほしいの、ことりの言葉。私も…ことりに伝えたいの」
ことり「うん…分かったよ。ことりの本当に伝えたいこと、真姫ちゃんに言うね」
真姫「…ええ」
ことり「ことりは…ことりはずっと…真姫ちゃんのこと…」
真姫「優しくないわよ…ただ臆病なだけよ」
ことり「そんなことないよ」
真姫「臆病だから怖くて遠回りをして…だからね聞かせてほしいの、ことりの言葉。私も…ことりに伝えたいの」
ことり「うん…分かったよ。ことりの本当に伝えたいこと、真姫ちゃんに言うね」
真姫「…ええ」
ことり「ことりは…ことりはずっと…真姫ちゃんのこと…」
35: 2015/11/29(日) 22:23:33.50 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
…………
ことり「~♪」
海未「……」
ことり「えへへ…///」
海未「昨日は先に帰りましたが…ことり、何があったか顛末を聞いてもよろしいですか?」
ことり「うん、あのね…真姫ちゃんってすっごく優しくて…すっごくかっこいいの♪ それでね」
海未「分かりました。では…」
ことり「待って海未ちゃん、まだ話しきれてないよ」
海未「聞きたくな…聞かなくても分かります。ですが、目的は達成できたのですか?」
ことり「目的、ってなんだっけ?」
海未「真姫の恥ずかしがる顔を見る、という事です。成し遂げられたのですか?」
ことり「えっとね、それはもうどうでもいいかなって」
海未「どうでも…」
ことり「だって真姫ちゃんは、恥ずかしがるより、キリッってカッコイイ方がことりは好きだから♪」
海未「そうですか、朝から御馳走様です。私はちょっと保健室に薬をもらいに」
ことり「そうだ! 昨日あの後ね、真姫ちゃんと一緒に帰ったんだけど…」
海未「聞いてませんよ……全く、私の助言は必要だったのでしょうか? 単に見せつけられていただけのように感じますが」
ことり「街の中歩いてる時も、ずっと手を握ってくれててね。それから…」
海未「…まぁ、とりあえず良しとしましょうか」
ことり「もう海未ちゃん、ちゃんと聞いてほしいな」
海未「はいはい…分かりましたよ」
ことり「~♪」
海未「……」
ことり「えへへ…///」
海未「昨日は先に帰りましたが…ことり、何があったか顛末を聞いてもよろしいですか?」
ことり「うん、あのね…真姫ちゃんってすっごく優しくて…すっごくかっこいいの♪ それでね」
海未「分かりました。では…」
ことり「待って海未ちゃん、まだ話しきれてないよ」
海未「聞きたくな…聞かなくても分かります。ですが、目的は達成できたのですか?」
ことり「目的、ってなんだっけ?」
海未「真姫の恥ずかしがる顔を見る、という事です。成し遂げられたのですか?」
ことり「えっとね、それはもうどうでもいいかなって」
海未「どうでも…」
ことり「だって真姫ちゃんは、恥ずかしがるより、キリッってカッコイイ方がことりは好きだから♪」
海未「そうですか、朝から御馳走様です。私はちょっと保健室に薬をもらいに」
ことり「そうだ! 昨日あの後ね、真姫ちゃんと一緒に帰ったんだけど…」
海未「聞いてませんよ……全く、私の助言は必要だったのでしょうか? 単に見せつけられていただけのように感じますが」
ことり「街の中歩いてる時も、ずっと手を握ってくれててね。それから…」
海未「…まぁ、とりあえず良しとしましょうか」
ことり「もう海未ちゃん、ちゃんと聞いてほしいな」
海未「はいはい…分かりましたよ」
36: 2015/11/29(日) 22:25:19.26 ID:EuCLW4+E0NIKU.net
短いけど終了
ありがとう
ありがとう
39: 2015/11/29(日) 22:31:46.70 ID:YG22OzeY0NIKU.net
乙
いい距離感で最高にかわいいことまきだった
いい距離感で最高にかわいいことまきだった
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