ことり「穂乃果ちゃんおはよう♪」

穂乃果「おはよう・・・」

ことり「なんか元気ないね？」

穂乃果「そんなことないよ」

穂乃果(いえないよ。牙が生えたなんて・・・)


ｽﾀｽﾀ

ことり「あっ！」ｺｹｯ

ﾄﾞﾃｯ!

穂乃果「ことりちゃん大丈夫！？」

ことり「うん。ちょっと擦りむいただけだから」

穂乃果「見せて！」

ことり「うん」

ﾀﾗｰ



穂乃果(血・・・)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

穂乃果「・・・」ｳﾂﾛﾅﾒ

穂乃果「・・・」ﾍﾟﾛｯ

ことり「ひゃっ///」

穂乃果「！」

穂乃果「んむ！」ﾁｭｰﾁｭｰﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

ことり「穂乃果ちゃん///くすぐったい///」


穂乃果「はっ！」

ことり「えっと消毒してくれてありがとう///」

ことり「もう血止まったらから・・・///」

穂乃果「うん///」

穂乃果(なんだろうもっと血を飲みたい・・・)


・・・


穂乃果(これってもしかして吸血鬼！？)

放課後

穂乃果(お腹がすくのとは別で喉が乾く・・・)

穂乃果(みんなからいい匂いがする。吸いたい・・・)






穂乃果(ダメだ！)






絵里「それじゃあ今日の練習はここまで！」


「「「お疲れ様ー」」」


穂乃果(まずい・・・ただでさえ襲いたい衝動があるのに汗をかいたみんなといっしょに部室にいったら本当に襲っちゃう・・・)



穂乃果「私ちょっと職員室にようがあるからみんなさきに帰ってて～！」

海未「まさかまた課題を忘れたりでもしたのですか？」

穂乃果「違うよ～！」

しばらくして部室


穂乃果「もうみんな帰ったよね？」ﾋｮｺ

穂乃果「よし着替えて帰ろう！」

穂乃果「それにしても喉が乾くなぁ～」ｶﾗｶﾗ


ｶﾞﾁｬﾝ


ことり「あっ穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「！？」

穂乃果「ことりちゃんなんでまだいるの！？」

ことり「いいアイデア浮かんでちょっと衣装のことでいろいろしてたの」

ことり「じゃあ着替えていっしょに帰ろう♪」ﾇｷﾞﾇｷﾞ


ﾌﾜｧ

穂乃果「・・・」ｸﾝｸﾝ

穂乃果「！！」



吸いたい！



穂乃果「・・・」ｶﾞﾊﾞｯ

ことり「きゃっ！」

ﾄﾞｻｯ

ことり「ほっ穂乃果ちゃん！？」///

穂乃果「はぁ///はぁ///」

ことり(目が赤い？)

穂乃果「我慢・・・無理」

ことり「？」


カプッ


ことり「！？」

穂乃果「んむ♡」ﾁｳﾁｳ

ことり「ん///」

ことり(首もとから血を吸ってる？吸血鬼・・・？)

穂乃果「・・・はっ！」




穂乃果「あっあぁぁ！」




穂乃果「ことりちゃんごめんなさい！」

穂乃果「穂乃果なんてことを！」

ことり「ちょっと痛い・・・かな///」ﾀﾗｰ


ことり「とりあえず説明してくれる？」

穂乃果「実は・・・」

ことり「それで血を飲まないと喉が乾いて襲っちゃうの？」

穂乃果「そうみたい」ｼｭﾝ

ことり「このことは誰かに話したの？」

穂乃果「してない」

ことり「・・・」


ことり「穂乃果ちゃん約束して？もう人を襲わないって」

穂乃果「それはもちろ
ことり「そのかわりに」

穂乃果「？」

ことり「約束してくれるならことりの血を吸わせてあげる」

穂乃果「！？」



穂乃果「ダメだよ！またことりちゃんに傷が！」

ことり「あんまり我慢できないんでしょ？多分生理現象のようなものだからお腹がすくのと同じようにどこかで血は必用になるでしょ？」

穂乃果「けど」

ことり「なら他の人を傷つけてもいいの？」

穂乃果「それは・・・」

ことり「ね？我慢できなくなったら言ってね？ことりは(穂乃果ちゃんだからこそ)大丈夫だから♪」

穂乃果「うん・・・」

翌日

穂乃果「ことりちゃん・・・」

ことり「わかった」




ことり「///」ｽｯ

穂乃果「いくよ///(なんかＨなことしてるみたい)」




カプッ


ことり「あっ///」

穂乃果「んむ///」ﾁｳﾁｳ

ことり「んっ///」ｸﾈｸﾈ

穂乃果「喉がすっきりしたよありがとう♪」

穂乃果「ありがとうじゃない！ごめん」

ことり「いいよ♪気にしないで元に戻る方法さがそう？」

穂乃果「でも噛みついたときのあとが」

ことり「服来てれば気にならないから♪」

穂乃果「・・・」



ことり「そんなに気になるならことりのお願い聞いてくれる？」

穂乃果「もちろん！」

ことり「なら今度デートして？」

穂乃果「へ？」



ことり「デ・ー・ト・し・て♪」



穂乃果「そっそれでいいの？」

ことり「うん♪」

デート


ことり「えへへ～」ｷﾞｭ～

穂乃果「ことりちゃん///」

穂乃果「そんなにくっついたら・・・また襲っちゃう///」

ことり「せっかく穂乃果ちゃん独り占めなんだもん♪堪能させてもらわないと♪」

穂乃果「でも・・・」



ことり「それとね」



ことり「いいよ」ﾎﾞｿｯ

ことり「ことりのこといつでも襲っていいよ♡」ﾎﾞｿｯ

穂乃果「！///」ﾄﾞｷｯ



穂乃果「その///さっそく襲っていい？」

ことり「あっ喉乾いた？」

人気のない場所


カプッ

ことり「あっ♡」

穂乃果(なんかことりちゃん色っぽい声を出すようになっちゃった///)ﾁｳﾁｳ

ことり「ん♡」ﾋﾞｸｯ







穂乃果「本当これだけでよかったの？もっと奢ったりしてもよかったんだよ？」

ことり「穂乃果ちゃんとデートできて大満足だよ♪」

穂乃果「でもさっき噛みついたからまた傷が・・・お礼のためのデートなのに」

ことり「じゃあまたデートしてね♪それでいいよ♪」

穂乃果「それだと傷がまた」

ことり「もうそれは言わないの♪そんなにいったらことりが傷物みたいだよ？これ以上言うなら怒るから♪」

穂乃果「わかった！もう言わないから怒らないで！」



ことり「よろしい♪じゃあ帰ろう？」




この傷は証なの♪

穂乃果ちゃんとの秘密の証

解決方法が見つからないまま数日後


海未「ことりどうしたのですか？その傷は？」

ことり「あっ！(隠し忘れてた！)」

凛「まるで吸血鬼に噛まれたあとみたいだにゃ～」


穂乃果「！」ﾋﾞｸｯ


希(あれはもしかして・・・？)

ことり「気にしないで？たいしたことないから！」

真姫「医者の娘としてそんな傷黙っておけないわ！」

ことり「本当に大丈夫だから～！」



ことりちゃんはなんとか傷のことを誤魔化した。



やっぱりダメだよこんなこと

翌日


ことり「穂乃果ちゃん今日は血を飲んでないけど大丈夫？」

穂乃果「うん♪なんか喉乾きにくくなってきたんだ♪」

ことり「そうなの？もしかして自然に治りはじめてるのかも♪」

穂乃果「きっとそうだよ！」

ことり「でもなにかあったらいってね？喉が乾いたらまた飲ませてあげるから♡」

穂乃果「そのときはよろしく
ね！」



喉が乾く・・・

ことり「穂乃果ちゃん本当に大丈夫？」

穂乃果「うん♪もう喉乾かないんだ♪早く牙もなくならないかな～」

ことり「残念」ﾎﾞｿｯ

穂乃果「なにかいった？」

ことり「なんでもない」



夜

穂乃果「うぅ～！！！」

穂乃果「あぁ～！！！」


穂乃果「喉が乾く！飲みたい血を！」

穂乃果「ダメだ！ことりちゃんがまた傷付く！」

穂乃果「我慢しなきゃ！」



ｳｩｰ！！！

数日後


穂乃果「ぐっ！うぅ！」

ことり「穂乃果ちゃん！？」

ことり「やっぱり治ってなかったんだね！」


ことり「ほら！早く飲んで！こんなになるまでなんで言ってくれなかったの！」ｽｯ

穂乃果「こと・・・りちゃんが・・・傷付く・・・から」ﾊｧﾊｧ

ことり「穂乃果ちゃん・・・」

穂乃果「ぐっ！！！」



穂乃果「ことりちゃん逃げて・・・」

ことり「また目が赤く・・・」

ﾌﾟﾁ

穂乃果「血ぃぃー！！」

ことり「いいよ。飲ませてあげる！だからいつもの穂乃果ちゃんに戻って！」


ガブッ！


ことり「痛い！」

穂乃果「ふー！ふー！」ﾁｳﾁｳ！

ことり「こんなになるまで我慢を・・・」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

穂乃果「・・・」ﾁｳﾁｳ






ことり「あれ？」

ことり「吸われ過ぎてる？意識が・・・」

穂乃果「あれ？」ｼｭｩｩ

穂乃果「！」

穂乃果「ことりちゃん！」ﾊﾟｯ

ことり「はぁ・・・はぁ・・・」

穂乃果「ことりちゃんしっかりして！」

ことり「穂乃果ちゃん・・・？よかった・・・穂乃果ちゃんに・・・もどってる♪」


ことり氏んじゃうのかな？

なら言っておこう



ことり「穂乃果ちゃん・・・のことが・・・大好・・・き」ﾆｺｯ

ﾊﾞﾀｯ

穂乃果「ことりちゃん！！！」

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ！


『輸血は間に合った！』


『しかしこの傷はなんだ？』


『まるで映画の吸血鬼に噛まれたみたいな・・・』


『通報した少女にはそんな牙はない。とりあえず一命をとりとめたことを喜ぼう』






？？？「ごめんな？うちの力不足で・・・もっとはやく気付いてあげてたら大事にならんかったのに」



？？？「目が覚めたら悪い夢はおわっとるよ」

穂乃果「ごめん！本当にごめんなさい！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ことり「穂乃果ちゃん・・・」

穂乃果「取り返しのつかないことになるところだった！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

穂乃果「でもなんで逃げなかったの！？」

ことり「それは・・・」

ことり「穂乃果ちゃん聞こえてなかったの？ことりの最後かもしれなかった言葉」

穂乃果「あっ///」

ことり「穂乃果ちゃんのことが好きだから、だからっ！」









穂乃果「でもむっ

ﾁｭｯ♡

ことり「うるさい口はふさいじゃいます♡」

穂乃果「///」

ことり「牙なくってるね？」

穂乃果「ほんとだ！？いつの間に！」


ことり「穂乃果ちゃん♪謝るかわりことりのこと愛してくれる？」

穂乃果「えっと・・・///」


ことり「謝罪のきもちとかじゃ嫌だからね？」

穂乃果「・・・」



ことり「あとことりとのキスはどうだった？」

穂乃果「///」ｶｧ～

ことり「ふふふ♪その反応イエスととっていいみたいだね♡」



こうして不思議な体験から穂乃果ちゃんと両思いになりました♡


しかし吸血鬼事件は思わぬ形で私たちの恋に残りました

穂乃果「ことりちゃん♪」

カプッ

ことり「ん♡」ﾋﾞｸｯ


体が覚えたてことは忘れにくものです。

穂乃果ちゃんは吸血鬼事件の影響か、ことりの首もとをあまがみする癖がついてしまいました♡

吸血鬼のときと違って優しくカプッと♡


カプッ

穂乃果「♪」ﾁｳﾁｳ

ことり「やっ♡穂乃果ちゃん♡」



ことり「お返しだよ♪」

カプッ

穂乃果「ひゃわ///」ﾋﾞｸｯ

ことり「あむ♡もぐ♡」ﾓｺﾞﾓｺﾞ

穂乃果「あっ///耳はだめぇ～♡」



とてもいけないことをしている気もします♪



だけどこれが♪




『穂乃果ちゃんとのかみつき愛♡』



おしまい

わかった人もいるみたいですが

メドフェスのお知らせをみて、さっそく思いついたお話でした。

乙やで

運命の鎖を解き放て、