1: 2015/10/25(日) 09:37:22.01 ID:uGChzHHq0.net
穂乃果(海未)「ど、どうしてこんな事に!?」
海未(穂乃果)「わかんないよ〜?!」
穂乃果(海未)「朝起きたらいきなり穂乃果の家でした……本当にびっくりしました」
海未(穂乃果)「私も。海未ちゃんのお家だったからまだ夢でも見てるのかと……」
海未(穂乃果)「ていうか海未ちゃん。朝からなにやってんの……疲れるとかそんな言葉じゃ表せないよ」
穂乃果(海未)「? ああ、鍛錬ですか。いえ、あれは毎朝やる事ですので……」
ことり「二人ともおはよう〜何話してるの?」
穂乃果(海未)「ことり」
海未(穂乃果)「ことりちゃん」
ことり「チュンっ!?!?」
海未(穂乃果)「わかんないよ〜?!」
穂乃果(海未)「朝起きたらいきなり穂乃果の家でした……本当にびっくりしました」
海未(穂乃果)「私も。海未ちゃんのお家だったからまだ夢でも見てるのかと……」
海未(穂乃果)「ていうか海未ちゃん。朝からなにやってんの……疲れるとかそんな言葉じゃ表せないよ」
穂乃果(海未)「? ああ、鍛錬ですか。いえ、あれは毎朝やる事ですので……」
ことり「二人ともおはよう〜何話してるの?」
穂乃果(海未)「ことり」
海未(穂乃果)「ことりちゃん」
ことり「チュンっ!?!?」
4: 2015/10/25(日) 09:44:24.96 ID:uGChzHHq0.net
ことり(え、なに?急に二人ともなんで呼び方が……)
穂乃果(海未)(ほ、穂乃果?!なんでちゃん付けなんです?!怪しまれるじゃないですか!)
海未(穂乃果)(海未ちゃんこそ呼び捨てじゃん!)
ことり「……」
ことり「二人とも……」
穂乃果(海未)「え゛……な、なぁ〜に?こ、ことり……ちゃん」
海未(穂乃果)「……」
海未(穂乃果)「どうしましたことりちゃ……ことり」
ことり「……」
ことり「イメチェン?」
穂乃果(海未)(ほ、穂乃果?!なんでちゃん付けなんです?!怪しまれるじゃないですか!)
海未(穂乃果)(海未ちゃんこそ呼び捨てじゃん!)
ことり「……」
ことり「二人とも……」
穂乃果(海未)「え゛……な、なぁ〜に?こ、ことり……ちゃん」
海未(穂乃果)「……」
海未(穂乃果)「どうしましたことりちゃ……ことり」
ことり「……」
ことり「イメチェン?」
6: 2015/10/25(日) 09:57:45.74 ID:uGChzHHq0.net
穂乃果(海未)「え?」
海未(穂乃果)「?」
ことり「いいよ!ことり的にはぐっど!なんだか新鮮でおもしろいよ!」
ことり「……というよりお互いの真似してる感じかな?雰囲気が……」
海未(穂乃果)(なんでこんなに勘がいいの?!)
穂乃果(海未)(これが数年の付き合いの賜物ですか……?)
海未(穂乃果)「……そ、そうですか?私はいつも通りですが……」
穂乃果(海未)「……そうだね。私も特には」
ことり「そっかぁ」
ことり「……あ、そうだ。先生に用があったんだった。じゃあ二人とも〜、また後で〜」
ことり(海未ちゃんに『ことりちゃん』って呼ばれるのいいな〜、えへへ)
穂乃果(海未)「……」
海未(穂乃果)「……これからど、どうしよう」
穂乃果(海未)「……こんな事、話しても誰も信じないでしょう」
穂乃果(海未)「元に戻るまで、こうしてお互いの振りをしながら、生活するしかないでしょう」
海未(穂乃果)「うん……そうだね」
海未(穂乃果)「でもなんでこんな事が……えーと……」
海未(穂乃果)「……あれ?」
穂乃果(海未)「思い出せない……入れ替わる前の事が……?!」
海未(穂乃果)「えー!?そんなぁ!なにその都合の良い記憶喪失?!」
穂乃果(海未)「私に言われてもわかりませんよ!」
海未(穂乃果)「うわーん!」オーイオイオイオイ
先生(あいつらなにやってんだぁ……?)
生徒(どうしたんだろあの二人……なに?そういう遊び?)
ヒフミトリオ(スクールアイドルって大変なんだな……)
海未(穂乃果)「?」
ことり「いいよ!ことり的にはぐっど!なんだか新鮮でおもしろいよ!」
ことり「……というよりお互いの真似してる感じかな?雰囲気が……」
海未(穂乃果)(なんでこんなに勘がいいの?!)
穂乃果(海未)(これが数年の付き合いの賜物ですか……?)
海未(穂乃果)「……そ、そうですか?私はいつも通りですが……」
穂乃果(海未)「……そうだね。私も特には」
ことり「そっかぁ」
ことり「……あ、そうだ。先生に用があったんだった。じゃあ二人とも〜、また後で〜」
ことり(海未ちゃんに『ことりちゃん』って呼ばれるのいいな〜、えへへ)
穂乃果(海未)「……」
海未(穂乃果)「……これからど、どうしよう」
穂乃果(海未)「……こんな事、話しても誰も信じないでしょう」
穂乃果(海未)「元に戻るまで、こうしてお互いの振りをしながら、生活するしかないでしょう」
海未(穂乃果)「うん……そうだね」
海未(穂乃果)「でもなんでこんな事が……えーと……」
海未(穂乃果)「……あれ?」
穂乃果(海未)「思い出せない……入れ替わる前の事が……?!」
海未(穂乃果)「えー!?そんなぁ!なにその都合の良い記憶喪失?!」
穂乃果(海未)「私に言われてもわかりませんよ!」
海未(穂乃果)「うわーん!」オーイオイオイオイ
先生(あいつらなにやってんだぁ……?)
生徒(どうしたんだろあの二人……なに?そういう遊び?)
ヒフミトリオ(スクールアイドルって大変なんだな……)
7: 2015/10/25(日) 10:00:16.67 ID:uGChzHHq0.net
※もし、穂乃果(海未)とか海未(穂乃果)とかが見づらかったら、改善します※(´°ω°)ノシ
11: 2015/10/25(日) 10:06:43.12 ID:uGChzHHq0.net
穂乃果(海未)「とにかく、あまり不審に思われないように気をつけてくださいよ?」
海未(穂乃果)「もう既に思われてるみたいだけど」
穂乃果(海未)「……」
海未(穂乃果)「……あ、というかこのまま生活って……事は?」
穂乃果(海未)「お互いの家に帰りますよ」
海未(穂乃果)「うええ?!それじゃあ毎日あれやらなきゃいけないの?!」
穂乃果(海未)「帰宅してもありますよ」
海未(穂乃果)「や、やだー!やだよ!」
海未(穂乃果)「あんな事毎日してたら氏んじゃう!」
穂乃果(海未)「大丈夫です」
穂乃果(海未)「私が生きてるのて氏ぬ事はありませんよ」
海未(穂乃果)「真面目に受け取らないでっ!?」
先生(なんだ、あの二人疲れてんのか……?)
生徒(悩みでもあるのかな……)
ヒフミトリオ(罰ゲームかな?)
海未(穂乃果)「もう既に思われてるみたいだけど」
穂乃果(海未)「……」
海未(穂乃果)「……あ、というかこのまま生活って……事は?」
穂乃果(海未)「お互いの家に帰りますよ」
海未(穂乃果)「うええ?!それじゃあ毎日あれやらなきゃいけないの?!」
穂乃果(海未)「帰宅してもありますよ」
海未(穂乃果)「や、やだー!やだよ!」
海未(穂乃果)「あんな事毎日してたら氏んじゃう!」
穂乃果(海未)「大丈夫です」
穂乃果(海未)「私が生きてるのて氏ぬ事はありませんよ」
海未(穂乃果)「真面目に受け取らないでっ!?」
先生(なんだ、あの二人疲れてんのか……?)
生徒(悩みでもあるのかな……)
ヒフミトリオ(罰ゲームかな?)
12: 2015/10/25(日) 10:07:55.80 ID:uGChzHHq0.net
※穂乃果(う)と海未(ほ)でやってみます※
14: 2015/10/25(日) 10:17:55.33 ID:uGChzHHq0.net
キンコンカン婚
海未(ほ)「あ、チャイム……」
穂乃果(う)「教室に戻りましょう……」
海未(ほ)「うう……」
〜〜〜
先生「んじゃ出席者とるぞー……、……、……、……」
先生「……高坂」
海未(ほ)「はい」
先生「ん?」
海未(ほ)「あ」
穂乃果(う)「?!」
先生「……園田」
先生「お前はいつから高坂になったんだ?」
ドッワハハハハハ
海未(ほ)(しまったぁぁ……つい)
穂乃果(う)(わ、私のキャラクターが崩れる……)
海未(ほ)「あ、チャイム……」
穂乃果(う)「教室に戻りましょう……」
海未(ほ)「うう……」
〜〜〜
先生「んじゃ出席者とるぞー……、……、……、……」
先生「……高坂」
海未(ほ)「はい」
先生「ん?」
海未(ほ)「あ」
穂乃果(う)「?!」
先生「……園田」
先生「お前はいつから高坂になったんだ?」
ドッワハハハハハ
海未(ほ)(しまったぁぁ……つい)
穂乃果(う)(わ、私のキャラクターが崩れる……)
17: 2015/10/25(日) 10:44:31.49 ID:uGChzHHq0.net
先生「んじゃホームルームを終わ……あ、そうそう」
先生「もうじき期末テストだけど、しっかり勉強するように二年生のうちから進路について考えて、下手な点数を取らないように」
海未(ほ)(うげ、そっかぁ、もうそんな時期かぁ……やだなぁ)
穂乃果(う)「……」
穂乃果(う)(ふふふ、今回、自分で言うのもなんですが、かなり自信があるんですよね)
穂乃果(う)(帰ってもう一度復習を……)
穂乃果(う)「……あ」
先生「もうじき期末テストだけど、しっかり勉強するように二年生のうちから進路について考えて、下手な点数を取らないように」
海未(ほ)(うげ、そっかぁ、もうそんな時期かぁ……やだなぁ)
穂乃果(う)「……」
穂乃果(う)(ふふふ、今回、自分で言うのもなんですが、かなり自信があるんですよね)
穂乃果(う)(帰ってもう一度復習を……)
穂乃果(う)「……あ」
19: 2015/10/25(日) 10:55:56.40 ID:uGChzHHq0.net
穂乃果(う)「」
海未(ほ)「ん?どうしたの……どうしたんですか、穂乃果」
穂乃果(う)「海未ちゃん」
海未(ほ)「う、うん……あ、はい?」
穂乃果(う)「勉強しよう」
海未(ほ)「え?」
穂乃果(う)「い い ね」
海未(ほ)「は、はい……」
海未(ほ)「ん?どうしたの……どうしたんですか、穂乃果」
穂乃果(う)「海未ちゃん」
海未(ほ)「う、うん……あ、はい?」
穂乃果(う)「勉強しよう」
海未(ほ)「え?」
穂乃果(う)「い い ね」
海未(ほ)「は、はい……」
31: 2015/10/25(日) 15:20:42.63 ID:uGChzHHq0.net
※中身を左側にして()←を外見にします
〜部室〜
凛「一番乗り〜!ってあれ穂乃果ちゃんと海未ちゃん先に……!?」
花陽「凛ちゃんどうしたの……?」
凛「あ、あれ……」
海未(ほの)「だからここはxを代入するって言ってるじゃありませ……じゃん!」
穂乃果(うみ)「ちょ、ちょっと待ってよ……待ってください!」
凛「穂乃果ちゃんが海未ちゃんに勉強教えてる……」
〜部室〜
凛「一番乗り〜!ってあれ穂乃果ちゃんと海未ちゃん先に……!?」
花陽「凛ちゃんどうしたの……?」
凛「あ、あれ……」
海未(ほの)「だからここはxを代入するって言ってるじゃありませ……じゃん!」
穂乃果(うみ)「ちょ、ちょっと待ってよ……待ってください!」
凛「穂乃果ちゃんが海未ちゃんに勉強教えてる……」
34: 2015/10/25(日) 15:29:13.01 ID:uGChzHHq0.net
凛「世も末だにゃ……明日は空から落花生が降ってくるにゃ……」
花陽「なんで落花生?」
凛「落」
花陽「2点」
海未(ほの)「あーもう!なんでそうなるんです……なるの!」
穂乃果(うみ)「うわぁあああ!?」
凛「まあぶっちゃけ立場が変わっただけでいつも通りの光景だね」
花陽「なんで落花生?」
凛「落」
花陽「2点」
海未(ほの)「あーもう!なんでそうなるんです……なるの!」
穂乃果(うみ)「うわぁあああ!?」
凛「まあぶっちゃけ立場が変わっただけでいつも通りの光景だね」
35: 2015/10/25(日) 15:42:24.42 ID:uGChzHHq0.net
〜〜〜
穂乃果(うみ)「す、少しトイレに行ってきます……」
海未(ほの)「なるべく早くね」
〜女子トイレ〜
穂乃果(うみ)「……うう、なんだって急に勉強を……」シュル
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「生えてない……だと?」
穂乃果(うみ)「この歳で……?嘘でしょ海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「ほんとにそんな人いるんだ……」
穂乃果(うみ)「知らなかったな……」ジャー
ガチャ
ことり「あ、海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「あ、ことりち……ことり」
ことり「……チッ」
穂乃果(うみ)「えっ」
ことり「ん?なに?」
穂乃果(うみ)「い、いえ特には……」
穂乃果(うみ)「……ほ、穂乃果を待たせてるので、これで……」ソソクサ
穂乃果(うみ)「す、少しトイレに行ってきます……」
海未(ほの)「なるべく早くね」
〜女子トイレ〜
穂乃果(うみ)「……うう、なんだって急に勉強を……」シュル
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「生えてない……だと?」
穂乃果(うみ)「この歳で……?嘘でしょ海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「ほんとにそんな人いるんだ……」
穂乃果(うみ)「知らなかったな……」ジャー
ガチャ
ことり「あ、海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「あ、ことりち……ことり」
ことり「……チッ」
穂乃果(うみ)「えっ」
ことり「ん?なに?」
穂乃果(うみ)「い、いえ特には……」
穂乃果(うみ)「……ほ、穂乃果を待たせてるので、これで……」ソソクサ
38: 2015/10/25(日) 16:08:03.55 ID:uGChzHHq0.net
〜放課後〜
穂乃果(うみ)「え、本当にわたし海未ちゃんの家に帰るの……?」
海未(ほの)「ええ、頑張ってください」
穂乃果(うみ)「うええ……」
海未(ほの)「あと勉強もしてくださいよ?私の今後に関わるんですから」
穂乃果(うみ)「うん……」
海未(ほの)「では頼みますよ」
〜穂乃果家〜
海未(ほの)「とはいえ……」
海未(ほの)「流石に緊張しますね……」
海未(ほの)「えっと、穂乃果のテンション、喋り方を気をつけながら……」
海未(ほの)「……ただいまー!」裏声
海未(ほの)(緊張しすぎて声がひっくり返ってしまいました……)
ほのママ「おかえり穂乃果。今日はいつもより早いのね」
海未(ほの)「あ……うん。いつもより練習用、早く終わってね」
ほのママ「そうなの。そういえば雪穂が穂乃果に用があるみたいだけど」
穂乃果(うみ)「え、本当にわたし海未ちゃんの家に帰るの……?」
海未(ほの)「ええ、頑張ってください」
穂乃果(うみ)「うええ……」
海未(ほの)「あと勉強もしてくださいよ?私の今後に関わるんですから」
穂乃果(うみ)「うん……」
海未(ほの)「では頼みますよ」
〜穂乃果家〜
海未(ほの)「とはいえ……」
海未(ほの)「流石に緊張しますね……」
海未(ほの)「えっと、穂乃果のテンション、喋り方を気をつけながら……」
海未(ほの)「……ただいまー!」裏声
海未(ほの)(緊張しすぎて声がひっくり返ってしまいました……)
ほのママ「おかえり穂乃果。今日はいつもより早いのね」
海未(ほの)「あ……うん。いつもより練習用、早く終わってね」
ほのママ「そうなの。そういえば雪穂が穂乃果に用があるみたいだけど」
39: 2015/10/25(日) 16:09:56.67 ID:uGChzHHq0.net
〜〜〜
雪穂「お姉ちゃん!?私のアップルシナモンキャラメリゼどこやったの?!」
海未(ほの)「うええ、え、なに?!」
雪穂「漫画だよ!アップルシナモンキャラメリゼ!」
海未(ほの)(なんですそのスターバックスコーヒーにありそうな名前の漫画は!)
雪穂「お姉ちゃん、借りるのはいいけどさ、ちゃんと返してよねー?!もうー!」
海未(ほの)「う、うん、ごめんごめん」
〜〜〜
海未(ほの)「見に覚えのないことでいろいろ言われるのはなかなか辛いですね……」
海未(ほの)「でも、全然怪しまれませんね。まあそりゃそうですかね。まさか中身が穂乃果じゃないなんて、そもそも考えません」
ほのパパ「……」
海未(ほの)(穂乃果のお父様)
海未(ほの)(めずらしく私服でテレビ見てますね)
海未(ほの)(なんだかとてもレアな光景を見た気分ですね)
海未(ほの)「お父さん、ただいま」
ほのパパ「……」コクッ
ほのパパ「……?」
ほのパパ「……」ジッー
海未(ほの)「……な、なに?お父さん」
ほのパパ「……」
ほのパパ「……!」ギラッ
雪穂「お姉ちゃん!?私のアップルシナモンキャラメリゼどこやったの?!」
海未(ほの)「うええ、え、なに?!」
雪穂「漫画だよ!アップルシナモンキャラメリゼ!」
海未(ほの)(なんですそのスターバックスコーヒーにありそうな名前の漫画は!)
雪穂「お姉ちゃん、借りるのはいいけどさ、ちゃんと返してよねー?!もうー!」
海未(ほの)「う、うん、ごめんごめん」
〜〜〜
海未(ほの)「見に覚えのないことでいろいろ言われるのはなかなか辛いですね……」
海未(ほの)「でも、全然怪しまれませんね。まあそりゃそうですかね。まさか中身が穂乃果じゃないなんて、そもそも考えません」
ほのパパ「……」
海未(ほの)(穂乃果のお父様)
海未(ほの)(めずらしく私服でテレビ見てますね)
海未(ほの)(なんだかとてもレアな光景を見た気分ですね)
海未(ほの)「お父さん、ただいま」
ほのパパ「……」コクッ
ほのパパ「……?」
ほのパパ「……」ジッー
海未(ほの)「……な、なに?お父さん」
ほのパパ「……」
ほのパパ「……!」ギラッ
42: 2015/10/25(日) 16:19:41.17 ID:uGChzHHq0.net
ほのパパ「……」ホノカジャナイナ
海未(ほの)「えっ!?」
ほのパパ「……」オレニハワカル
海未(ほの)「な、なにいってるのお父さん。穂乃果だよ?」
海未(ほの)(うわ恥ずかしい!?)
ほのパパ「……」
ほのパパ「……」ウミチャンカイ?
海未(ほの)「ぶほォっ!?」
ほのパパ「……」ヤハリ
海未(ほの)「……」ケホッ、ケホッ
ほのパパ「……」オレハワガシツクルシカノウガナイカラナ
ほのパパ「……」マア、ジジョウハワカランガ、キヅイテナイフリシテオイテアゲルヨ
海未(ほの)(…………………………………………………………………………………………)
海未(ほの)「あ、はい……」
海未(ほの)「えっ!?」
ほのパパ「……」オレニハワカル
海未(ほの)「な、なにいってるのお父さん。穂乃果だよ?」
海未(ほの)(うわ恥ずかしい!?)
ほのパパ「……」
ほのパパ「……」ウミチャンカイ?
海未(ほの)「ぶほォっ!?」
ほのパパ「……」ヤハリ
海未(ほの)「……」ケホッ、ケホッ
ほのパパ「……」オレハワガシツクルシカノウガナイカラナ
ほのパパ「……」マア、ジジョウハワカランガ、キヅイテナイフリシテオイテアゲルヨ
海未(ほの)(…………………………………………………………………………………………)
海未(ほの)「あ、はい……」
45: 2015/10/25(日) 17:28:22.62 ID:uGChzHHq0.net
〜海未家〜
海未ママ「海未さん?!なんですか、この体たらくは!?」
穂乃果(うみ)「す、すみません……」
海未ママ「……剣道はまだ良いとしても、古武術、弓道、薙刀……」
海未ママ「剣道以外は始めたての子よりも劣るレベルですよ!?一体どうしたんですか!?」
穂乃果(うみ)(今初めてやったんだから出来ないよぉ!!)
海未ママ「……こんな有様では、いくら穂乃果さんの誘いでも、スクールアイドルとやらは、続ける事は許可できません」
穂乃果(うみ)「! そ、そんな――」
海未ママ「と、おもうなら、しっかり今後も稽古に励む事です……。海未さんも、今日は調子が特に悪かっただけだと、目をつむります」
海未ママ「しかし、わかってますね?」
穂乃果(うみ)「……はい」
〜海未家風呂〜
穂乃果(うみ)「はあ……」
穂乃果(うみ)「あ〜体中痛いよぉ……途中で止めさせられたけど、あれで三分の一……」
穂乃果(うみ)「はあ……」
穂乃果(うみ)「もうご飯食べてさっさと寝ちゃ……」
『勉強もしっかりしてくださいね?』
穂乃果(うみ)「…………」
穂乃果(うみ)「……上がろ」バシャ
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「なにさ、私よりおっOい小さいくせに……」
〜〜〜
海未(ほの)「えっきし!」クシュン
海未ママ「海未さん?!なんですか、この体たらくは!?」
穂乃果(うみ)「す、すみません……」
海未ママ「……剣道はまだ良いとしても、古武術、弓道、薙刀……」
海未ママ「剣道以外は始めたての子よりも劣るレベルですよ!?一体どうしたんですか!?」
穂乃果(うみ)(今初めてやったんだから出来ないよぉ!!)
海未ママ「……こんな有様では、いくら穂乃果さんの誘いでも、スクールアイドルとやらは、続ける事は許可できません」
穂乃果(うみ)「! そ、そんな――」
海未ママ「と、おもうなら、しっかり今後も稽古に励む事です……。海未さんも、今日は調子が特に悪かっただけだと、目をつむります」
海未ママ「しかし、わかってますね?」
穂乃果(うみ)「……はい」
〜海未家風呂〜
穂乃果(うみ)「はあ……」
穂乃果(うみ)「あ〜体中痛いよぉ……途中で止めさせられたけど、あれで三分の一……」
穂乃果(うみ)「はあ……」
穂乃果(うみ)「もうご飯食べてさっさと寝ちゃ……」
『勉強もしっかりしてくださいね?』
穂乃果(うみ)「…………」
穂乃果(うみ)「……上がろ」バシャ
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「なにさ、私よりおっOい小さいくせに……」
〜〜〜
海未(ほの)「えっきし!」クシュン
51: 2015/10/25(日) 18:20:51.59 ID:uGChzHHq0.net
海未(ほの)「モグモグ……」
雪穂「……」
ほのママ「……」
ほのパパ「……」モグモグ
海未(ほの)「……ど、どうしたの二人共。さっきから見てるけど……」
雪穂「お姉ちゃんが……文句一つ言わずにピーマン食べてる……」
ほのママ「しかも積極的に……」
海未(ほの)(……そういえば穂乃果、ピーマン苦手でしたね)
海未(ほの)「い、いや〜ほら?私だって?もう高校二年なわけだし、好き嫌いとかさ……なくした方がいいじゃん?」
海未(ほの)(やっぱり穂乃果の喋り方は苦手です)
雪穂「お姉ちゃんがすごいまともな事言ってる……」
ほのママ「……穂乃果、知らない間に立派になって」ウウッ
海未(ほの)(穂乃果はどれだけ普段だらしないんですか!?)
雪穂「……」
ほのママ「……」
ほのパパ「……」モグモグ
海未(ほの)「……ど、どうしたの二人共。さっきから見てるけど……」
雪穂「お姉ちゃんが……文句一つ言わずにピーマン食べてる……」
ほのママ「しかも積極的に……」
海未(ほの)(……そういえば穂乃果、ピーマン苦手でしたね)
海未(ほの)「い、いや〜ほら?私だって?もう高校二年なわけだし、好き嫌いとかさ……なくした方がいいじゃん?」
海未(ほの)(やっぱり穂乃果の喋り方は苦手です)
雪穂「お姉ちゃんがすごいまともな事言ってる……」
ほのママ「……穂乃果、知らない間に立派になって」ウウッ
海未(ほの)(穂乃果はどれだけ普段だらしないんですか!?)
56: 2015/10/25(日) 20:58:59.47 ID:uGChzHHq0.net
穂乃果(うみ)「……」
海未ママ「どうしました、海未さん?食べないのですか?」
穂乃果(うみ)(……穂乃果の苦手なものばかり)
海未ママ「……やはり体調が優れないのですか?」
穂乃果(うみ)「……いえ、大丈夫です……いただきます」
穂乃果(うみ)(ええい、ままよ!)モグッ
穂乃果(うみ)(あれ……?)
穂乃果(うみ)「モグモグモグモグ」
海未ママ「おや、急に食欲が出たようですね。まあ良かったです」
穂乃果(うみ)「美味しい……!」
穂乃果(うみ)(これすっごい美味しい!!海未ちゃんいつもこんなの食べてるの……?)
海未ママ「どうしました、海未さん?食べないのですか?」
穂乃果(うみ)(……穂乃果の苦手なものばかり)
海未ママ「……やはり体調が優れないのですか?」
穂乃果(うみ)「……いえ、大丈夫です……いただきます」
穂乃果(うみ)(ええい、ままよ!)モグッ
穂乃果(うみ)(あれ……?)
穂乃果(うみ)「モグモグモグモグ」
海未ママ「おや、急に食欲が出たようですね。まあ良かったです」
穂乃果(うみ)「美味しい……!」
穂乃果(うみ)(これすっごい美味しい!!海未ちゃんいつもこんなの食べてるの……?)
57: 2015/10/25(日) 21:37:14.60 ID:uGChzHHq0.net
〜海未の部屋〜
穂乃果(うみ)「……」カリカリカリ
穂乃果(うみ)「うへー、わっかんないよぉ……」
穂乃果(うみ)「高望みはしないからせめて平均75点はとれって……」
穂乃果(うみ)「私からしたらそれ100点とるのと同じくらい難しいんだよ」
穂乃果(うみ)「」プルルルルル
穂乃果(うみ)「はい?」ガチャ
海未(ほの)「勉強は順調ですか?」
穂乃果(うみ)「第一声がそれか…」
海未(ほの)「大事な事ですから」
穂乃果(うみ)「まあ頑張ってるけどさ…」
海未(ほの)「ならいいです。それと、穂乃果」
穂乃果(うみ)「なぁに?」
海未(ほの)「私明日は5時起きですので気をつけてくださいね」
穂乃果(うみ)「…?うん、頑張って?」
海未(ほの)「いやあなたですよ」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「え?!なんで!?前はそんなに早くなかったよ!?」
海未(ほの)「毎週火曜と木曜は5時なんです」
穂乃果(うみ)「うわあぁぁあああああああ!?!?」
海未(ほの)「というわけでおやすみなさい」
穂乃果(うみ)「ちょ、まって海未ちゃ……」ガチャツーツーツー
穂乃果(うみ)「…………」
穂乃果(うみ)「……え、本当に?」
〜ドアの隙間〜
海未ママ(やはり今日の海未さんはおかしいですね…………)
海未ママ(あれではまるで穂乃果さんです)
穂乃果(うみ)「……」カリカリカリ
穂乃果(うみ)「うへー、わっかんないよぉ……」
穂乃果(うみ)「高望みはしないからせめて平均75点はとれって……」
穂乃果(うみ)「私からしたらそれ100点とるのと同じくらい難しいんだよ」
穂乃果(うみ)「」プルルルルル
穂乃果(うみ)「はい?」ガチャ
海未(ほの)「勉強は順調ですか?」
穂乃果(うみ)「第一声がそれか…」
海未(ほの)「大事な事ですから」
穂乃果(うみ)「まあ頑張ってるけどさ…」
海未(ほの)「ならいいです。それと、穂乃果」
穂乃果(うみ)「なぁに?」
海未(ほの)「私明日は5時起きですので気をつけてくださいね」
穂乃果(うみ)「…?うん、頑張って?」
海未(ほの)「いやあなたですよ」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「え?!なんで!?前はそんなに早くなかったよ!?」
海未(ほの)「毎週火曜と木曜は5時なんです」
穂乃果(うみ)「うわあぁぁあああああああ!?!?」
海未(ほの)「というわけでおやすみなさい」
穂乃果(うみ)「ちょ、まって海未ちゃ……」ガチャツーツーツー
穂乃果(うみ)「…………」
穂乃果(うみ)「……え、本当に?」
〜ドアの隙間〜
海未ママ(やはり今日の海未さんはおかしいですね…………)
海未ママ(あれではまるで穂乃果さんです)
69: 2015/10/26(月) 21:30:21.69 ID:JwomJGNI0.net
穂乃果(うみ)「……そろそろ寝よう」
穂乃果(うみ)「……あー、眠い。勉強疲れた……」
穂乃果(うみ)「うわぁい、ベッドふかふかー。うちのと違うなー」
穂乃果(うみ)「おやすみなさーい……」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(海未ちゃんの匂いがする……)
穂乃果(うみ)(なんか安心するな……)
穂乃果(うみ)(……おやすみ、海未ちゃん)
穂乃果(うみ)(早く、元に戻ればいいのにな……)
穂乃果(うみ)「……あー、眠い。勉強疲れた……」
穂乃果(うみ)「うわぁい、ベッドふかふかー。うちのと違うなー」
穂乃果(うみ)「おやすみなさーい……」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(海未ちゃんの匂いがする……)
穂乃果(うみ)(なんか安心するな……)
穂乃果(うみ)(……おやすみ、海未ちゃん)
穂乃果(うみ)(早く、元に戻ればいいのにな……)
70: 2015/10/26(月) 21:56:40.05 ID:JwomJGNI0.net
〜〜〜
海未(ほの)「そろそろ寝ますか」
海未(ほの)「……それにしても、やはり普段やっている事をやらない、というのは、違和感というか、不思議な感覚です」
海未(ほの)「たまには、のんびりするのも、いいですね……」
海未(ほの)「穂乃果もたまにはμ’sでの練習以外でも運動するべきです」
海未(ほの)「ふふふ、さて」
海未(ほの)「おやすみなさい」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(穂乃果の香り)
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(なんだか、今日はよく眠れそうです)
海未(ほの)「そろそろ寝ますか」
海未(ほの)「……それにしても、やはり普段やっている事をやらない、というのは、違和感というか、不思議な感覚です」
海未(ほの)「たまには、のんびりするのも、いいですね……」
海未(ほの)「穂乃果もたまにはμ’sでの練習以外でも運動するべきです」
海未(ほの)「ふふふ、さて」
海未(ほの)「おやすみなさい」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(穂乃果の香り)
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(なんだか、今日はよく眠れそうです)
71: 2015/10/26(月) 22:22:21.85 ID:JwomJGNI0.net
〜〜〜
穂乃果(うみ)「……くかー」スピー
ジリリリリッ!
穂乃果(うみ)「んあ……ええもう時間……?」
穂乃果(うみ)「んん……」ノソッ
穂乃果(うみ)「うう、眠い……」
〜〜〜
海未ママ「――まあ、昨日よりは、少しマシですが……」
海未ママ「それでも酷いですよ」
穂乃果(うみ)「はい……」
海未ママ「……では今日はここまでにしておきます。着替えていらっしゃい」
〜〜〜
海未(ほの)「……」パチッ
海未(ほの)「……」チラッ
海未(ほの)「6時半……」
海未(ほの)「普段なら、とてもこんなに落ち着いていられませんね……」
〜〜
海未(ほの)「おはよう、お母さん」
ほのママ「……え」
海未(ほの)「え?」
ほのママ「……まだ7時になってない」
ほのママ「……明日雨降るんじゃない?」
海未(ほの)「……あ、あはは。私だってたまには早起きするよー」
海未(ほの)(まったく穂乃果は……)
雪穂「おはよー……ってお姉ちゃん!?えっ、なに?!もうそんな時間!?」
ほのママ「大丈夫、なんかこの子今日はやたら早起きなだけよ」
雪穂「そ、そう……びっくりだなぁ、お姉ちゃんが私より早く起きるなんて」
海未(ほの)(散々な言われようですね)
穂乃果(うみ)「……くかー」スピー
ジリリリリッ!
穂乃果(うみ)「んあ……ええもう時間……?」
穂乃果(うみ)「んん……」ノソッ
穂乃果(うみ)「うう、眠い……」
〜〜〜
海未ママ「――まあ、昨日よりは、少しマシですが……」
海未ママ「それでも酷いですよ」
穂乃果(うみ)「はい……」
海未ママ「……では今日はここまでにしておきます。着替えていらっしゃい」
〜〜〜
海未(ほの)「……」パチッ
海未(ほの)「……」チラッ
海未(ほの)「6時半……」
海未(ほの)「普段なら、とてもこんなに落ち着いていられませんね……」
〜〜
海未(ほの)「おはよう、お母さん」
ほのママ「……え」
海未(ほの)「え?」
ほのママ「……まだ7時になってない」
ほのママ「……明日雨降るんじゃない?」
海未(ほの)「……あ、あはは。私だってたまには早起きするよー」
海未(ほの)(まったく穂乃果は……)
雪穂「おはよー……ってお姉ちゃん!?えっ、なに?!もうそんな時間!?」
ほのママ「大丈夫、なんかこの子今日はやたら早起きなだけよ」
雪穂「そ、そう……びっくりだなぁ、お姉ちゃんが私より早く起きるなんて」
海未(ほの)(散々な言われようですね)
72: 2015/10/26(月) 22:56:36.17 ID:JwomJGNI0.net
〜〜〜
海未(ほの)「――おはようございます、穂乃果」
穂乃果(うみ)「……おはよ」
海未(ほの)「? 随分と眠そうですね、朝動いて、眠気は飛んでいると思いますが」
穂乃果(うみ)「疲れてるんだよ!」
ことり「――二人共、おはよう〜」
穂乃果(うみ)「――おはようございます、ことり」
海未(ほの)「おはよっ、ことりちゃん」
海未(ほの)「――おはようございます、穂乃果」
穂乃果(うみ)「……おはよ」
海未(ほの)「? 随分と眠そうですね、朝動いて、眠気は飛んでいると思いますが」
穂乃果(うみ)「疲れてるんだよ!」
ことり「――二人共、おはよう〜」
穂乃果(うみ)「――おはようございます、ことり」
海未(ほの)「おはよっ、ことりちゃん」
73: 2015/10/26(月) 23:08:20.08 ID:JwomJGNI0.net
穂乃果(うみ)(やっぱり少し慣れないなぁ)
海未(ほの)(仕方ありません)
ことり「さっ、行こ!」
〜学校、休み時間〜
絵里「……あ、海未。ちょうど良かったわ」
穂乃果(うみ)「……?絵里ちゃ……絵里?なんですか?」
絵里「いやね、この間話した事なんだけど……いいかなぁって?」
穂乃果(うみ)「……?」
穂乃果(うみ)(海未ちゃん、絵里ちゃんと何か約束してたのかな……?)
穂乃果(うみ)(でもどうしよ、なんの事か全然わからないや……断ろうかな……)
穂乃果(うみ)(いやいや内容もわからないのに断っても……うーん)
穂乃果(うみ)「……すみません、絵里。この間、なんの話をしたんでしたっけ?」
絵里「覚えてないの?酷いなぁ。あれよ、今度一緒に映画でも行かない?って誘ったじゃない」
穂乃果(うみ)「……ああ!そうでしたそうでした!すみません、私とした事が、忘れていました」
絵里「ふふっ、まあいいわ。……で、どうする?」
穂乃果(うみ)(……まあ、行って損は別にないよね)
穂乃果(うみ)(それに、こんなに期待した目で見られたら断れないや)
穂乃果(うみ)「ええ、じゃあ行きましょう!」
絵里「ハラショー!じゃあ日曜日に、××駅に11時集合よ!」
海未(ほの)(仕方ありません)
ことり「さっ、行こ!」
〜学校、休み時間〜
絵里「……あ、海未。ちょうど良かったわ」
穂乃果(うみ)「……?絵里ちゃ……絵里?なんですか?」
絵里「いやね、この間話した事なんだけど……いいかなぁって?」
穂乃果(うみ)「……?」
穂乃果(うみ)(海未ちゃん、絵里ちゃんと何か約束してたのかな……?)
穂乃果(うみ)(でもどうしよ、なんの事か全然わからないや……断ろうかな……)
穂乃果(うみ)(いやいや内容もわからないのに断っても……うーん)
穂乃果(うみ)「……すみません、絵里。この間、なんの話をしたんでしたっけ?」
絵里「覚えてないの?酷いなぁ。あれよ、今度一緒に映画でも行かない?って誘ったじゃない」
穂乃果(うみ)「……ああ!そうでしたそうでした!すみません、私とした事が、忘れていました」
絵里「ふふっ、まあいいわ。……で、どうする?」
穂乃果(うみ)(……まあ、行って損は別にないよね)
穂乃果(うみ)(それに、こんなに期待した目で見られたら断れないや)
穂乃果(うみ)「ええ、じゃあ行きましょう!」
絵里「ハラショー!じゃあ日曜日に、××駅に11時集合よ!」
80: 2015/10/27(火) 18:57:50.05 ID:q5/okWGD0.net
凛「穂乃果ちゃーん」
海未(ほの)「……?なぁに、凛ちゃん」
凛「この間一緒に遊びに行こー、って話なんだけどね、どこ行こうかなっーって」
海未(ほの)(……穂乃果は凛と遊びに行く約束をしてたのですか)
海未(ほの)(しかし今の穂乃果は私。……どうしましょう)
海未(ほの)(ここは断りましょう。急用が出来てしまった事にして……なんだか凛を騙すようで、私が行っても、なんというか……凛に申し訳ないというか)
海未(ほの)(今度穂乃果に、この事を話しておきましょう)
海未(ほの)「あのね、凛ちゃん、実は……」
凛「凛せっかくだから遊園地とかに行ってみたいって思ってるんだけどね!え?お金がかかる?ふふふ穂乃果ちゃん、安心して……」ピラッ
凛「ジャーン!学生割引券〜!お父さんが職場の人からもらってきてくれたんだー!」
凛「これがあればなんとフリーパスが……半額」スゴイヨネ
凛「しかもこれ、今週までなんだ!」
凛「どう!?これはもう神様が凛たちに遊園地へいけー、って言ってるようなものだよ!」
海未(ほの)「……」
凛「ね、ね、だめかな、穂乃果ちゃん……」
海未(ほの)「」
海未(ほの)「うん!行こう!」
凛「わーい!」
海未(ほの)「……?なぁに、凛ちゃん」
凛「この間一緒に遊びに行こー、って話なんだけどね、どこ行こうかなっーって」
海未(ほの)(……穂乃果は凛と遊びに行く約束をしてたのですか)
海未(ほの)(しかし今の穂乃果は私。……どうしましょう)
海未(ほの)(ここは断りましょう。急用が出来てしまった事にして……なんだか凛を騙すようで、私が行っても、なんというか……凛に申し訳ないというか)
海未(ほの)(今度穂乃果に、この事を話しておきましょう)
海未(ほの)「あのね、凛ちゃん、実は……」
凛「凛せっかくだから遊園地とかに行ってみたいって思ってるんだけどね!え?お金がかかる?ふふふ穂乃果ちゃん、安心して……」ピラッ
凛「ジャーン!学生割引券〜!お父さんが職場の人からもらってきてくれたんだー!」
凛「これがあればなんとフリーパスが……半額」スゴイヨネ
凛「しかもこれ、今週までなんだ!」
凛「どう!?これはもう神様が凛たちに遊園地へいけー、って言ってるようなものだよ!」
海未(ほの)「……」
凛「ね、ね、だめかな、穂乃果ちゃん……」
海未(ほの)「」
海未(ほの)「うん!行こう!」
凛「わーい!」
85: 2015/10/27(火) 20:47:26.39 ID:q5/okWGD0.net
海未(ほの)「ということがあったのですが」
穂乃果(うみ)「ああ、しまった。こんな事があって全部忘れてた」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「な、なにさ。そんな顔するけど、海未ちゃんだって絵里ちゃんとの約束はどうするつもりだったのさ」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「?」
海未(ほの)「…………そりゃどうにかするつもりでしたよ」
穂乃果(うみ)「海未ちゃん絶対に忘れてたよね?」
海未(ほの)「そんなわけないでしょう穂乃果じゃあるまいし」
穂乃果(うみ)「うそだね!だってすごいよ汗!」
海未(ほの)「体質です」
穂乃果(うみ)「いま初めて聞いたよ!?」
穂乃果(うみ)「ああ、しまった。こんな事があって全部忘れてた」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「な、なにさ。そんな顔するけど、海未ちゃんだって絵里ちゃんとの約束はどうするつもりだったのさ」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「?」
海未(ほの)「…………そりゃどうにかするつもりでしたよ」
穂乃果(うみ)「海未ちゃん絶対に忘れてたよね?」
海未(ほの)「そんなわけないでしょう穂乃果じゃあるまいし」
穂乃果(うみ)「うそだね!だってすごいよ汗!」
海未(ほの)「体質です」
穂乃果(うみ)「いま初めて聞いたよ!?」
86: 2015/10/27(火) 21:02:02.56 ID:q5/okWGD0.net
海未(ほの)「とにかく!穂乃果は絵里に不審に思われないように気をつけてくださいね?」
穂乃果(うみ)「それはこっちも言いたいことなんだけど……まあわかったよ」
穂乃果(うみ)「そっちも気をつけてね」
海未(ほの)「当然です」
穂乃果(うみ)「ところで海未ちゃん」
海未(ほの)「はい?」
穂乃果(うみ)「意外と可愛い下着つけてるんだね」
海未(ほの)「………………………………………」
〜〜〜
穂乃果(うみ)「ごめんってば!」
海未(ほの)「あなたは一体なにをしているんですかぁぁああ!?!?」
ウワァァアアァァアア
穂乃果(うみ)「それはこっちも言いたいことなんだけど……まあわかったよ」
穂乃果(うみ)「そっちも気をつけてね」
海未(ほの)「当然です」
穂乃果(うみ)「ところで海未ちゃん」
海未(ほの)「はい?」
穂乃果(うみ)「意外と可愛い下着つけてるんだね」
海未(ほの)「………………………………………」
〜〜〜
穂乃果(うみ)「ごめんってば!」
海未(ほの)「あなたは一体なにをしているんですかぁぁああ!?!?」
ウワァァアアァァアア
88: 2015/10/27(火) 21:43:22.05 ID:q5/okWGD0.net
〜穂乃果〜
絵里「――海未ー、おまたせ」
穂乃果(うみ)「いえいえ、私もいまついたところですから」
絵里「そうなの?……ふふ、ベタだけど、なんかデートっぽいわね」
穂乃果(うみ)「そうですか?」
絵里「そうよ♪さっ、行きましょ」
穂乃果(うみ)「はいっ」
〜〜〜
穂乃果(うみ)「ところで絵里ち……絵里、いったい何の映画をみるんですか?」
絵里「ふふ、これよ」
穂乃果(うみ)「これは……」
絵里「バケモノの子よ」
穂乃果(うみ)「ああ、そういえばありましたね」
絵里「そうそう。私この監督の映画好きなんだけど、さすがに高校三年になって一人でアニメ映画見るのも……ね?」
穂乃果(うみ)「でしたら、希やにこと行けばよかったのでは?」
絵里「いや〜、最初はそう思ったんだけど、にこは家族でもう見に行ったって言ってたし、希はあんまり興味無いみたいで」
絵里「それに、海未だって、おおかみこどもの雨と雪が好きだって話してたし、一緒に来てくれるかなって」
穂乃果(うみ)(そういえば言ってたなぁ、海未ちゃん)
絵里「それに、もっと海未とも仲良くなりたいしね」
絵里「――海未ー、おまたせ」
穂乃果(うみ)「いえいえ、私もいまついたところですから」
絵里「そうなの?……ふふ、ベタだけど、なんかデートっぽいわね」
穂乃果(うみ)「そうですか?」
絵里「そうよ♪さっ、行きましょ」
穂乃果(うみ)「はいっ」
〜〜〜
穂乃果(うみ)「ところで絵里ち……絵里、いったい何の映画をみるんですか?」
絵里「ふふ、これよ」
穂乃果(うみ)「これは……」
絵里「バケモノの子よ」
穂乃果(うみ)「ああ、そういえばありましたね」
絵里「そうそう。私この監督の映画好きなんだけど、さすがに高校三年になって一人でアニメ映画見るのも……ね?」
穂乃果(うみ)「でしたら、希やにこと行けばよかったのでは?」
絵里「いや〜、最初はそう思ったんだけど、にこは家族でもう見に行ったって言ってたし、希はあんまり興味無いみたいで」
絵里「それに、海未だって、おおかみこどもの雨と雪が好きだって話してたし、一緒に来てくれるかなって」
穂乃果(うみ)(そういえば言ってたなぁ、海未ちゃん)
絵里「それに、もっと海未とも仲良くなりたいしね」
89: 2015/10/27(火) 22:04:06.45 ID:q5/okWGD0.net
〜映画〜
穂乃果(うみ)(熊鉄かっこいい)
絵里(この豚さん、いいキャラしてるわぁ、優しそうで)
〜〜
穂乃果(うみ)(成長して……九太じゃなくなった)
絵里(いよいよ物語も何か起きそうね)
〜〜〜
穂乃果(うみ)(く、熊鉄ぅぅう!!)
絵里(熊鉄がぁぁあ!?)
〜〜
穂乃果(うみ)(刀になって……最後の戦いってやつだね)
絵里(…………)
〜上映終了〜※雑ですみません※
穂乃果(うみ)「……面白かったですね。いい話です……」
絵里「…………」
穂乃果(うみ)「……泣きすぎじゃないですか?」
絵里「だって熊鉄生きてた……」
穂乃果(うみ)「確かに氏んじゃったかと思いましたね」
絵里「九太もお父さんも仲直りしてた……」チカァ
穂乃果(うみ)(涙脆いんですね……)
穂乃果(うみ)「ま、まあ、そろそろ出ましょう、絵里。そうです、気分転換に別のところへ行きませんか?」
絵里「別のところ……?」
穂乃果(うみ)「……そうですね、じゃあ」
穂乃果(うみ)「たまにはゲームセンターなんてどうです?」
穂乃果(うみ)(熊鉄かっこいい)
絵里(この豚さん、いいキャラしてるわぁ、優しそうで)
〜〜
穂乃果(うみ)(成長して……九太じゃなくなった)
絵里(いよいよ物語も何か起きそうね)
〜〜〜
穂乃果(うみ)(く、熊鉄ぅぅう!!)
絵里(熊鉄がぁぁあ!?)
〜〜
穂乃果(うみ)(刀になって……最後の戦いってやつだね)
絵里(…………)
〜上映終了〜※雑ですみません※
穂乃果(うみ)「……面白かったですね。いい話です……」
絵里「…………」
穂乃果(うみ)「……泣きすぎじゃないですか?」
絵里「だって熊鉄生きてた……」
穂乃果(うみ)「確かに氏んじゃったかと思いましたね」
絵里「九太もお父さんも仲直りしてた……」チカァ
穂乃果(うみ)(涙脆いんですね……)
穂乃果(うみ)「ま、まあ、そろそろ出ましょう、絵里。そうです、気分転換に別のところへ行きませんか?」
絵里「別のところ……?」
穂乃果(うみ)「……そうですね、じゃあ」
穂乃果(うみ)「たまにはゲームセンターなんてどうです?」
91: 2015/10/27(火) 23:01:27.41 ID:q5/okWGD0.net
〜穂乃果〜
凛「穂乃果ちゃん!こっちこっち!」
海未(ほの)「うわ、ちょ、凛、ちゃん!そんなに引っ張らなくても逃げやしないよ!」
凛「だって時間は気付いたらあっという間に過ぎちゃうよー!ほらほら、あれとかいいんじゃない?!」
海未(ほの)「うえ、なに、あのジェットコースター……九十度くらい曲がってるんだけど」
凛「ここの名物!ささっ、いこいこ」
海未(ほの)(あ、あんなのに乗るんですか!?じょ、冗談じゃありません!?)
凛「きっと楽しいよ!」
海未(ほの)「もう仕方ないなー」
海未(ほの)(ああああああああああ)
〜〜
凛「にゃーーー!!!」
海未(ほの)「ひぃぃいいい!?!?」
グラァッ……
海未(ほの)「ちょ、後ろにも!?終わりじゃ……きゃあああああ!?!」
凛「あはははは!!!」
〜〜〜
凛「穂乃果ちゃん意外とああいうの苦手?」
海未(ほの)「……い、いえ大丈夫です……あ。いや、平気だよ……」
凛「なんかすっごい乙女な悲鳴だったし」
凛「……あ、あれ見て!」
海未(ほの)「え……?」
『50m超の巨大パノラマ!』
海未(ほの)「……」
凛「あれ乗ってみようよ!」
海未(ほの)「」
凛「いっくにゃー!」
海未(ほの)(……私は)ズルズルズル
海未(ほの)(今日一日耐えられるのでしょうか……)
凛「穂乃果ちゃん!こっちこっち!」
海未(ほの)「うわ、ちょ、凛、ちゃん!そんなに引っ張らなくても逃げやしないよ!」
凛「だって時間は気付いたらあっという間に過ぎちゃうよー!ほらほら、あれとかいいんじゃない?!」
海未(ほの)「うえ、なに、あのジェットコースター……九十度くらい曲がってるんだけど」
凛「ここの名物!ささっ、いこいこ」
海未(ほの)(あ、あんなのに乗るんですか!?じょ、冗談じゃありません!?)
凛「きっと楽しいよ!」
海未(ほの)「もう仕方ないなー」
海未(ほの)(ああああああああああ)
〜〜
凛「にゃーーー!!!」
海未(ほの)「ひぃぃいいい!?!?」
グラァッ……
海未(ほの)「ちょ、後ろにも!?終わりじゃ……きゃあああああ!?!」
凛「あはははは!!!」
〜〜〜
凛「穂乃果ちゃん意外とああいうの苦手?」
海未(ほの)「……い、いえ大丈夫です……あ。いや、平気だよ……」
凛「なんかすっごい乙女な悲鳴だったし」
凛「……あ、あれ見て!」
海未(ほの)「え……?」
『50m超の巨大パノラマ!』
海未(ほの)「……」
凛「あれ乗ってみようよ!」
海未(ほの)「」
凛「いっくにゃー!」
海未(ほの)(……私は)ズルズルズル
海未(ほの)(今日一日耐えられるのでしょうか……)
92: 2015/10/27(火) 23:16:29.65 ID:q5/okWGD0.net
〜〜
凛「たはー、結構乗ったねー!お腹すいちゃった」
海未(ほの)「」ポケー
凛「穂乃果ちゃんも疲れた?」
海未(ほの)「疲れたというか……まあとりあえず、少し休憩したいかな」
凛「じゃあご飯にしよ!なんか向こうにハンバーグとかオムライスとかのお店あったよ!」
海未(ほの)「じゃあ、そこ行こうか」
凛「うん!」グゥー
凛「…………」
海未(ほの)「……」
凛「……」テヘッ
凛「もう行くよ!もうー!」ポカポカ
穂乃果(うみ)「あはは、いたた、何も言ってないじゃーん」アハハ
凛「たはー、結構乗ったねー!お腹すいちゃった」
海未(ほの)「」ポケー
凛「穂乃果ちゃんも疲れた?」
海未(ほの)「疲れたというか……まあとりあえず、少し休憩したいかな」
凛「じゃあご飯にしよ!なんか向こうにハンバーグとかオムライスとかのお店あったよ!」
海未(ほの)「じゃあ、そこ行こうか」
凛「うん!」グゥー
凛「…………」
海未(ほの)「……」
凛「……」テヘッ
凛「もう行くよ!もうー!」ポカポカ
穂乃果(うみ)「あはは、いたた、何も言ってないじゃーん」アハハ
110: 2015/10/28(水) 20:10:31.03 ID:qIG9CaE30.net
絵里「すごいわね海未。なんでそんなにとれるの?」
穂乃果(うみ)「えーと……穂乃果がやっているのを見てたら、気づけば……」
絵里「へー。私でもとれるかしら?」
穂乃果(うみ)「そうですね……あれなんかどうです?」
絵里「え、あれ大きくない?」
穂乃果(うみ)「ふふ、よく見てください。足のところに、小さく輪っかみたいなのがありますね?」
穂乃果(うみ)「えーと……穂乃果がやっているのを見てたら、気づけば……」
絵里「へー。私でもとれるかしら?」
穂乃果(うみ)「そうですね……あれなんかどうです?」
絵里「え、あれ大きくない?」
穂乃果(うみ)「ふふ、よく見てください。足のところに、小さく輪っかみたいなのがありますね?」
112: 2015/10/28(水) 21:23:32.91 ID:qIG9CaE30.net
穂乃果(うみ)「ここにひっかけると……」
絵里「お〜!」
穂乃果(うみ)「ってなわけです」
絵里「すごいわね、まるでUFOキャッチャーの達人ね」
穂乃果(うみ)「大袈裟ですよ」
絵里「私もやってみるわ」
穂乃果(うみ)「はい」
絵里「……輪っかみたいなのがないわ」
穂乃果(うみ)「下敷きになっちゃってるんですかね……」
絵里「これどうすればいいの?」
穂乃果(うみ)「ええと……」
穂乃果(うみ)「頭掴んでみます?」
絵里「お〜!」
穂乃果(うみ)「ってなわけです」
絵里「すごいわね、まるでUFOキャッチャーの達人ね」
穂乃果(うみ)「大袈裟ですよ」
絵里「私もやってみるわ」
穂乃果(うみ)「はい」
絵里「……輪っかみたいなのがないわ」
穂乃果(うみ)「下敷きになっちゃってるんですかね……」
絵里「これどうすればいいの?」
穂乃果(うみ)「ええと……」
穂乃果(うみ)「頭掴んでみます?」
114: 2015/10/28(水) 22:21:33.42 ID:qIG9CaE30.net
絵里「ういたわ!」
穂乃果(うみ)「!?」
絵里「とれたぁー!」
穂乃果(うみ)「すごいじゃないですか絵里!」
絵里「ふっふ〜ん♪」
穂乃果(うみ)「!?」
絵里「とれたぁー!」
穂乃果(うみ)「すごいじゃないですか絵里!」
絵里「ふっふ〜ん♪」
115: 2015/10/28(水) 22:23:07.27 ID:qIG9CaE30.net
〜海未〜
凛「――さあ!お昼ご飯も食べた事だし、早速次行こう!」
海未(ほの)「うん……でも午前中であらかた乗った気がするけど」
凛「まだまだぁ!あれがあるよ、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「ん?」
ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「お化け屋敷」
海未(ほの)「やめとかない?」
凛「はやっ!?」
海未(ほの)「いやぁ〜あはは……」
海未(ほの)(どうにも苦手なんですよね……あの空間。いい心地がしないのは当たり前ですが、わざわざ入ろうとは……)
凛「穂乃果ちゃんって案外怖がり?こういうの、結構平気な人かと思ってた」
海未(ほの)「そそそそんな事ないよ?平気だよ」
凛「そう?じゃあいっくにゃー!」
海未(ほの)(今日は凛のためです。我慢して行きましょう……)
〜〜〜
凛「さむっ……」
海未(ほの)「雰囲気出てるね……」
凛「なんか本物でそうだにゃ……」
ガッー!!
凛「ひぇっ!?」
海未(ほの)「っ!?」
凛「ってなんだ、ただの木でできた手か……」
海未(ほの)「びっくりした……」
海未(ほの)(思ったより怖いですね……)
凛「……手繋ご」
海未(ほの)「え?」
凛「ん」サッ
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……うん」ギュッ
凛「これなら少し平気かもね」
凛「――さあ!お昼ご飯も食べた事だし、早速次行こう!」
海未(ほの)「うん……でも午前中であらかた乗った気がするけど」
凛「まだまだぁ!あれがあるよ、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「ん?」
ゴゴゴゴゴゴゴ
凛「お化け屋敷」
海未(ほの)「やめとかない?」
凛「はやっ!?」
海未(ほの)「いやぁ〜あはは……」
海未(ほの)(どうにも苦手なんですよね……あの空間。いい心地がしないのは当たり前ですが、わざわざ入ろうとは……)
凛「穂乃果ちゃんって案外怖がり?こういうの、結構平気な人かと思ってた」
海未(ほの)「そそそそんな事ないよ?平気だよ」
凛「そう?じゃあいっくにゃー!」
海未(ほの)(今日は凛のためです。我慢して行きましょう……)
〜〜〜
凛「さむっ……」
海未(ほの)「雰囲気出てるね……」
凛「なんか本物でそうだにゃ……」
ガッー!!
凛「ひぇっ!?」
海未(ほの)「っ!?」
凛「ってなんだ、ただの木でできた手か……」
海未(ほの)「びっくりした……」
海未(ほの)(思ったより怖いですね……)
凛「……手繋ご」
海未(ほの)「え?」
凛「ん」サッ
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……うん」ギュッ
凛「これなら少し平気かもね」
127: 2015/10/29(木) 19:20:43.57 ID:8uFuT0V70NIKU.net
海未(ほの)「……」
凛「いやぁ〜……怖かった」
海未(ほの)「だけど案外あっという間だった気がする」
凛「そうだね〜」
海未(ほの)「……ところで凛ちゃん」
凛「うん?」
海未(ほの)「手」
凛「……うん」ギュッ
海未(ほの)「……」
凛「えへー」
海未(ほの)「……ふふ」
凛「――さっ!最後まで楽しむにゃ!」
凛「いやぁ〜……怖かった」
海未(ほの)「だけど案外あっという間だった気がする」
凛「そうだね〜」
海未(ほの)「……ところで凛ちゃん」
凛「うん?」
海未(ほの)「手」
凛「……うん」ギュッ
海未(ほの)「……」
凛「えへー」
海未(ほの)「……ふふ」
凛「――さっ!最後まで楽しむにゃ!」
134: 2015/10/30(金) 19:27:10.06 ID:1rv3Xbaj0.net
穂乃果(うみ)「結構長い間居ましたね」
絵里「そうね〜!んー!久しぶりにたくさん遊んだわ」
穂乃果(うみ)「私もです。ここのところ、練習詰めでしたからね」
絵里「たまには、こんな日もいいわよね」
穂乃果(うみ)「ええ」
絵里「そろそろ帰りましょうか」
穂乃果(うみ)「はい。……○時のバスで駅まで行きましょうか」
絵里「ええ……今日はたのしか」
絵里「そうね〜!んー!久しぶりにたくさん遊んだわ」
穂乃果(うみ)「私もです。ここのところ、練習詰めでしたからね」
絵里「たまには、こんな日もいいわよね」
穂乃果(うみ)「ええ」
絵里「そろそろ帰りましょうか」
穂乃果(うみ)「はい。……○時のバスで駅まで行きましょうか」
絵里「ええ……今日はたのしか」
135: 2015/10/30(金) 19:28:14.18 ID:1rv3Xbaj0.net
絵里「今日は楽しかったわ。ありがとね、海未」
穂乃果(うみ)「こちらこそ」
穂乃果(うみ)「こちらこそ」
136: 2015/10/30(金) 20:16:12.60 ID:1rv3Xbaj0.net
凛「うわぁい、遊んだねー!」
海未(ほの)「うん!……もう暗くなってきたね」
凛「楽しい時間ってすぐに終わっちゃうね」
海未(ほの)「……そうだね」
凛「だけどこれからもあるよね!」
凛「さっ、帰ろ!穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)「……うん」
海未(ほの)「うん!……もう暗くなってきたね」
凛「楽しい時間ってすぐに終わっちゃうね」
海未(ほの)「……そうだね」
凛「だけどこれからもあるよね!」
凛「さっ、帰ろ!穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)「……うん」
140: 2015/10/30(金) 22:01:40.66 ID:1rv3Xbaj0.net
〜バスの中〜
絵里「今日は本当に楽しかったわ……」
穂乃果(うみ)「ええ。それに、絵里と二人で出かけるのも初めてでしたからね。なんだか新鮮でした」
絵里「私も。ありがとね」
穂乃果(うみ)(……つい私がそうだから言っちゃったけど、合ってた)
絵里「……本当にいい日だったわ」
穂乃果(うみ)(……まあ絵里ちゃんが楽しそうだし、いっか)
絵里「海未さえ良かったらなんだけど、また一緒に出かけましょう?」
穂乃果(うみ)「……ええ!こちらこそ、お願いします」
絵里「ふふっ、やった♪」
穂乃果(うみ)(……海未ちゃんに話しておかないとね)
運転手「〜♪」
運転手「……?」
運転手「っ!?うっ、ぬっ……!?」プルプル
運転手(じ、持病が……!?)
運転手「……」グタッ
絵里「今日は本当に楽しかったわ……」
穂乃果(うみ)「ええ。それに、絵里と二人で出かけるのも初めてでしたからね。なんだか新鮮でした」
絵里「私も。ありがとね」
穂乃果(うみ)(……つい私がそうだから言っちゃったけど、合ってた)
絵里「……本当にいい日だったわ」
穂乃果(うみ)(……まあ絵里ちゃんが楽しそうだし、いっか)
絵里「海未さえ良かったらなんだけど、また一緒に出かけましょう?」
穂乃果(うみ)「……ええ!こちらこそ、お願いします」
絵里「ふふっ、やった♪」
穂乃果(うみ)(……海未ちゃんに話しておかないとね)
運転手「〜♪」
運転手「……?」
運転手「っ!?うっ、ぬっ……!?」プルプル
運転手(じ、持病が……!?)
運転手「……」グタッ
142: 2015/10/30(金) 22:18:23.69 ID:1rv3Xbaj0.net
凛「――次は水族館とか行ってみたいなぁ〜」
海未(ほの)「いいねぇ、水族館!ペンギン見たいなあ」
凛「凛はイルカさん!」
海未(ほの)(……本当に無邪気で可愛いですね、凛は)
凛「本当に、今日はありがとう、穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)(この笑顔が私じゃなくて穂乃果に向けられているものだというのがなんとなく、変な気持ですね)
海未(ほの)「……こちらこそ、今日は本当にありがとう、凛ちゃん」
凛「うんっ!」
あぶなーい!!
海未(ほの)「いいねぇ、水族館!ペンギン見たいなあ」
凛「凛はイルカさん!」
海未(ほの)(……本当に無邪気で可愛いですね、凛は)
凛「本当に、今日はありがとう、穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)(この笑顔が私じゃなくて穂乃果に向けられているものだというのがなんとなく、変な気持ですね)
海未(ほの)「……こちらこそ、今日は本当にありがとう、凛ちゃん」
凛「うんっ!」
あぶなーい!!
143: 2015/10/30(金) 22:19:56.12 ID:1rv3Xbaj0.net
凛「えっ」
ゴォォォオオオ!!!
凛「……えっ」
ゴォォォオオオ!!!
凛「……えっ」
144: 2015/10/30(金) 22:29:41.46 ID:1rv3Xbaj0.net
〜〜〜
絵里「じゃ、ここで降りましょう」ボタンオシテポチリ~
穂乃果(うみ)「……あれ?止まりませんね?」
絵里「おかしいわね……あの、運転手さーん……!?」
運転手「」グッタリ
絵里「ちょ、ちょっと!?これ、まずいんじゃ……!!」
穂乃果(うみ)「ど、どうすれば!?」
絵里「……ブレーキ……いやダメ!もう間に合わない!?」
キギッーーー!!
『――きゃあああああああああ!?!!』
ドッン!!
絵里「う、うわっ!?」フワッ
穂乃果(うみ)(……いけない!絵里ちゃんが窓に突っ込んじゃう!?)
穂乃果(うみ)「……え、」
穂乃果(うみ)「絵里ちゃん!!」ガシッ
絵里「じゃ、ここで降りましょう」ボタンオシテポチリ~
穂乃果(うみ)「……あれ?止まりませんね?」
絵里「おかしいわね……あの、運転手さーん……!?」
運転手「」グッタリ
絵里「ちょ、ちょっと!?これ、まずいんじゃ……!!」
穂乃果(うみ)「ど、どうすれば!?」
絵里「……ブレーキ……いやダメ!もう間に合わない!?」
キギッーーー!!
『――きゃあああああああああ!?!!』
ドッン!!
絵里「う、うわっ!?」フワッ
穂乃果(うみ)(……いけない!絵里ちゃんが窓に突っ込んじゃう!?)
穂乃果(うみ)「……え、」
穂乃果(うみ)「絵里ちゃん!!」ガシッ
146: 2015/10/30(金) 23:13:50.63 ID:1rv3Xbaj0.net
海未(ほの)(――)
海未(ほの)「だめ……」
海未(ほの)「――凛ッ!!」
ダッ!
凛「えっ!?」ガシッ
海未(ほの)「――!」ギュッ
ドッン!!
通行人「お、おい君たち大丈夫か!?」
通行人「あの女の子すごい運動神経だな……」
海未(ほの)「……凛、大丈夫ですか?!」
凛「う、うん……」
海未(ほの)「どこか怪我は?痛いところは?」
凛「大丈夫だよ、穂乃果ちゃん……ありがとう」
海未(ほの)「……凛が無事ならそれでいいです」
凛「……凛?」
海未(ほの)「あっ」
凛「……へへ、なんかいいね、そういうの」
海未(ほの)「え?」
凛「穂乃果ちゃんに呼び捨てで言われるの、好きかもね」
海未(ほの)「……そ、そんなこと言ってる……場合?」
凛「大丈夫だよ、凛は平気」
海未(ほの)「……なら、いいけど」
海未(ほの)「……それにしても、このバス。信号一切無視で突っ込んできたねぇ」
海未(ほの)「だめ……」
海未(ほの)「――凛ッ!!」
ダッ!
凛「えっ!?」ガシッ
海未(ほの)「――!」ギュッ
ドッン!!
通行人「お、おい君たち大丈夫か!?」
通行人「あの女の子すごい運動神経だな……」
海未(ほの)「……凛、大丈夫ですか?!」
凛「う、うん……」
海未(ほの)「どこか怪我は?痛いところは?」
凛「大丈夫だよ、穂乃果ちゃん……ありがとう」
海未(ほの)「……凛が無事ならそれでいいです」
凛「……凛?」
海未(ほの)「あっ」
凛「……へへ、なんかいいね、そういうの」
海未(ほの)「え?」
凛「穂乃果ちゃんに呼び捨てで言われるの、好きかもね」
海未(ほの)「……そ、そんなこと言ってる……場合?」
凛「大丈夫だよ、凛は平気」
海未(ほの)「……なら、いいけど」
海未(ほの)「……それにしても、このバス。信号一切無視で突っ込んできたねぇ」
147: 2015/10/30(金) 23:24:30.56 ID:1rv3Xbaj0.net
…………
ガンッ!
絵里「あてて……なんとか出られたわね。ドア空いてよかったわ」
穂乃果(うみ)「それもいいですが、とりあえず、バスから離れましょう」
絵里「ええ……」
『それにしても、このバス。信号一切無視で突っ込んできたね』
絵里「……ん?あれ……」
穂乃果(うみ)「……!」
凛「あれ、海未ちゃん、絵里ちゃん!?」
海未(ほの)「……もしかして、二人ともこのバスに乗ってたんですか?」
絵里「そうなのよ。……運転手さんが気を失ってるの見つけた時、冷や汗がすごい出たわ」
穂乃果(うみ)「ええ……」
凛「でも、無事でよかったよ」
海未(ほの)「うん、本当に……」
絵里「……二人は、とりあえず、家に帰ったら?私と海未は少し警察の人にこうなった経緯を話しておくから」
海未(ほの)「うん、じゃあ、そうさせてもらうね」
凛「……ばいばい」
穂乃果(うみ)「……ええ、また明日」
絵里「また明日」
ガンッ!
絵里「あてて……なんとか出られたわね。ドア空いてよかったわ」
穂乃果(うみ)「それもいいですが、とりあえず、バスから離れましょう」
絵里「ええ……」
『それにしても、このバス。信号一切無視で突っ込んできたね』
絵里「……ん?あれ……」
穂乃果(うみ)「……!」
凛「あれ、海未ちゃん、絵里ちゃん!?」
海未(ほの)「……もしかして、二人ともこのバスに乗ってたんですか?」
絵里「そうなのよ。……運転手さんが気を失ってるの見つけた時、冷や汗がすごい出たわ」
穂乃果(うみ)「ええ……」
凛「でも、無事でよかったよ」
海未(ほの)「うん、本当に……」
絵里「……二人は、とりあえず、家に帰ったら?私と海未は少し警察の人にこうなった経緯を話しておくから」
海未(ほの)「うん、じゃあ、そうさせてもらうね」
凛「……ばいばい」
穂乃果(うみ)「……ええ、また明日」
絵里「また明日」
148: 2015/10/30(金) 23:30:02.74 ID:1rv3Xbaj0.net
絵里「……」
『絵里ちゃん!!』
絵里「……ねぇ、海未」
穂乃果(うみ)「はい?」
絵里「もう一回私の事、絵里ちゃんって呼んでみてくれないかしら」
穂乃果(うみ)「え」
絵里「むしろこれからずっと絵里ちゃんでもいいわよ!」
穂乃果(うみ)「どうしたのですかいきなり?!」
絵里「いやね、バスの中で海未に何故か絵里ちゃんって呼ばれたのが気に入っちゃって……」
穂乃果(うみ)「は、はあ……」
穂乃果(うみ)(あの一瞬はつい素が……)
絵里「さあ、海未。絵里ちゃん、と」
穂乃果(うみ)「…………」
穂乃果(うみ)「……絵里ちゃん」
絵里「ふふ、海未ちゃん♪」
穂乃果(うみ)「!?」
『絵里ちゃん!!』
絵里「……ねぇ、海未」
穂乃果(うみ)「はい?」
絵里「もう一回私の事、絵里ちゃんって呼んでみてくれないかしら」
穂乃果(うみ)「え」
絵里「むしろこれからずっと絵里ちゃんでもいいわよ!」
穂乃果(うみ)「どうしたのですかいきなり?!」
絵里「いやね、バスの中で海未に何故か絵里ちゃんって呼ばれたのが気に入っちゃって……」
穂乃果(うみ)「は、はあ……」
穂乃果(うみ)(あの一瞬はつい素が……)
絵里「さあ、海未。絵里ちゃん、と」
穂乃果(うみ)「…………」
穂乃果(うみ)「……絵里ちゃん」
絵里「ふふ、海未ちゃん♪」
穂乃果(うみ)「!?」
150: 2015/10/30(金) 23:42:02.90 ID:1rv3Xbaj0.net
凛「……」テクテク
海未(ほの)「……」
凛「……」ギュッ
海未(ほの)「凛……?」
凛「ありがとう、穂乃果ちゃん」
凛「助けてくれて」
海未(ほの)「……」
凛「もしあの時、穂乃果ちゃんが居なかったら、って考えると、怖いの」
凛「氏んじゃってたかも」
凛「……怖かったんだから」
海未(ほの)「……」
凛「……今日さ」
凛「お母さんとお父さん、新婚旅行で家にいないんだ……だから凛一人なんだけど」
凛「……どうしても、不安になっちゃって」
凛「……お願い穂乃果ちゃん、今日だけでいいから、凛の家に泊まってくれない……?」
海未(ほの)「……」
凛「……」ギュッ
海未(ほの)「凛……?」
凛「ありがとう、穂乃果ちゃん」
凛「助けてくれて」
海未(ほの)「……」
凛「もしあの時、穂乃果ちゃんが居なかったら、って考えると、怖いの」
凛「氏んじゃってたかも」
凛「……怖かったんだから」
海未(ほの)「……」
凛「……今日さ」
凛「お母さんとお父さん、新婚旅行で家にいないんだ……だから凛一人なんだけど」
凛「……どうしても、不安になっちゃって」
凛「……お願い穂乃果ちゃん、今日だけでいいから、凛の家に泊まってくれない……?」
152: 2015/10/30(金) 23:58:53.86 ID:1rv3Xbaj0.net
~凛家〜
海未(ほの)(案外すんなりとOKを出してくれましたね、泊まる事の許可)
海未(ほの)(そういうところは、信頼されているのでしょうかね、穂乃果は)
凛「えへへ、ごめんね穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「そんな笑顔で謝られても」
凛「だって嬉しいんだもん」
海未(ほの)「……そう?」
凛「うん!」
凛「はぁー、でもやっぱり一日中遊ぶと疲れるねー」
海未(ほの)「そうだねー。特にあんなに叫んでたし」
凛「よーし、1日の疲れを取るために」
凛「お風呂はいろ、穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)(案外すんなりとOKを出してくれましたね、泊まる事の許可)
海未(ほの)(そういうところは、信頼されているのでしょうかね、穂乃果は)
凛「えへへ、ごめんね穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「そんな笑顔で謝られても」
凛「だって嬉しいんだもん」
海未(ほの)「……そう?」
凛「うん!」
凛「はぁー、でもやっぱり一日中遊ぶと疲れるねー」
海未(ほの)「そうだねー。特にあんなに叫んでたし」
凛「よーし、1日の疲れを取るために」
凛「お風呂はいろ、穂乃果ちゃん!」
158: 2015/10/31(土) 19:27:04.87 ID:YZ7iTBj30.net
ー凛風呂ー
凛「穂乃果ちゃんとお風呂って、合宿の時以来だね」
海未(ほの)「そうだね。……でもあの時とちがって、二人じゃ狭いけどね」
凛「いいのいいの!」
凛「いっぺんに入ればお湯も少なくて済むでしょ?」
海未(ほの)「なるほど」
凛「それに、こんな事だって」ピュッ
海未(ほの)「わぷっ」ビシャ
凛「あははは!」
海未(ほの)「やったな〜……お返しだ!」ピュッ
凛「甘いにゃ」パシュン
海未(ほの)「なぬ!?」
凛「穂乃果ちゃん、その程度じゃ凛には勝てないよ」
凛「穂乃果ちゃんとお風呂って、合宿の時以来だね」
海未(ほの)「そうだね。……でもあの時とちがって、二人じゃ狭いけどね」
凛「いいのいいの!」
凛「いっぺんに入ればお湯も少なくて済むでしょ?」
海未(ほの)「なるほど」
凛「それに、こんな事だって」ピュッ
海未(ほの)「わぷっ」ビシャ
凛「あははは!」
海未(ほの)「やったな〜……お返しだ!」ピュッ
凛「甘いにゃ」パシュン
海未(ほの)「なぬ!?」
凛「穂乃果ちゃん、その程度じゃ凛には勝てないよ」
159: 2015/10/31(土) 21:53:03.82 ID:YZ7iTBj30.net
凛「ほれほれ!」ビシャピュッ
海未(ほの)「ちょ、うぷっ」ビシャ
凛「うにゃにゃにゃっふー!」ピュッピュッピュッ
海未(ほの)「ちょっ、まっ、……まっ、うぷっ」
凛「あははは!凛の独壇場!」
海未(ほの)「んもー!やめーい!」
海未(ほの)「あんまりしつこいと〜……」
海未(ほの)「こうだぞー!」ワシィ
凛「うひゃー!?」
海未(ほの)(つい勢いでやってしまいましたが……まあ穂乃果の性格ならこういう事をやっても変ではないですね?)
海未(ほの)「悪い子には罰だ〜」ワシワシ
凛「あ、ひゃひゃっ、くすぐったいよぉ」
海未(ほの)「ほーれほれ!」
凛「ちょ、まっ、あは、はは、ん、ふっ……まって、んっ……」
海未(ほの)「どうしたどうした!?」
凛「あ、ふっ……んあ……」
海未(ほの)(なんかさきっちょ固くなってきました……?)
海未(ほの)「ちょ、うぷっ」ビシャ
凛「うにゃにゃにゃっふー!」ピュッピュッピュッ
海未(ほの)「ちょっ、まっ、……まっ、うぷっ」
凛「あははは!凛の独壇場!」
海未(ほの)「んもー!やめーい!」
海未(ほの)「あんまりしつこいと〜……」
海未(ほの)「こうだぞー!」ワシィ
凛「うひゃー!?」
海未(ほの)(つい勢いでやってしまいましたが……まあ穂乃果の性格ならこういう事をやっても変ではないですね?)
海未(ほの)「悪い子には罰だ〜」ワシワシ
凛「あ、ひゃひゃっ、くすぐったいよぉ」
海未(ほの)「ほーれほれ!」
凛「ちょ、まっ、あは、はは、ん、ふっ……まって、んっ……」
海未(ほの)「どうしたどうした!?」
凛「あ、ふっ……んあ……」
海未(ほの)(なんかさきっちょ固くなってきました……?)
160: 2015/10/31(土) 21:59:01.97 ID:YZ7iTBj30.net
凛「も、……もー!もうだめにゃー!!!」
海未(ほの)「うわ、ごめんごめん!やりすぎた!」
凛「本当だよ!」
海未(ほの)「あははは……」
凛「……」
凛(癖になりそう……)
〜〜〜
凛「はぁ〜さっぱり」
海未(ほの)「だね〜」
凛「汗流したらお腹減ったな……ご飯にしよう」
海未(ほの)「なににするの?」
凛「カップ麺」
海未(ほの)(!?)
海未(ほの)「だめだよ、凛ちゃん!」
凛「へ?」
海未(ほの)「育ち盛りの女子高生が夜ご飯にカップ麺なんて、だめだよ!なんか私が作るから、待ってて」
凛「う、うん。ありがとう」
海未(ほの)「うわ、ごめんごめん!やりすぎた!」
凛「本当だよ!」
海未(ほの)「あははは……」
凛「……」
凛(癖になりそう……)
〜〜〜
凛「はぁ〜さっぱり」
海未(ほの)「だね〜」
凛「汗流したらお腹減ったな……ご飯にしよう」
海未(ほの)「なににするの?」
凛「カップ麺」
海未(ほの)(!?)
海未(ほの)「だめだよ、凛ちゃん!」
凛「へ?」
海未(ほの)「育ち盛りの女子高生が夜ご飯にカップ麺なんて、だめだよ!なんか私が作るから、待ってて」
凛「う、うん。ありがとう」
163: 2015/10/31(土) 22:33:41.56 ID:YZ7iTBj30.net
海未(ほの)「というわけで出来ました」
凛「チャーハン!」
海未(ほの)「それと、簡単ですが、ちりめんじゃこがあったのでちりめんじゃこのサラダを」
凛「ヘルシー!」
海未(ほの)「ではいただきましょう」
凛「いただきまーす!」
〜〜〜
凛「んめっ」
海未(ほの)(我ながらよく出来てます)
〜〜
凛「ごちそうさまでしたー」
海未(ほの)「ごちそうさまでした」
凛「ふぃ〜、おなかいっぱいになったら眠くなってきちゃったにゃ」ゴロン
海未(ほの)「!凛ちゃん!ご飯食べてすぐ横になると牛になっちゃうんだよ!」
凛「……なんか今日の穂乃果ちゃん、海未ちゃんみたいだにゃ」
海未(ほの)「そ、そんな事ないよ?」
凛「チャーハン!」
海未(ほの)「それと、簡単ですが、ちりめんじゃこがあったのでちりめんじゃこのサラダを」
凛「ヘルシー!」
海未(ほの)「ではいただきましょう」
凛「いただきまーす!」
〜〜〜
凛「んめっ」
海未(ほの)(我ながらよく出来てます)
〜〜
凛「ごちそうさまでしたー」
海未(ほの)「ごちそうさまでした」
凛「ふぃ〜、おなかいっぱいになったら眠くなってきちゃったにゃ」ゴロン
海未(ほの)「!凛ちゃん!ご飯食べてすぐ横になると牛になっちゃうんだよ!」
凛「……なんか今日の穂乃果ちゃん、海未ちゃんみたいだにゃ」
海未(ほの)「そ、そんな事ないよ?」
166: 2015/10/31(土) 23:33:40.63 ID:YZ7iTBj30.net
〜そしてお喋りをしているうちに数時間〜
凛「それにしても、今日はいい事ずくめだな〜」
海未(ほの)「? どうして?」
凛「穂乃果ちゃんと一緒に遊びに行って、一緒にお風呂入って、一緒にご飯食べて」
凛「うれしいなっ、て」
海未(ほの)「……そう?」
凛「うんっ」
海未(ほの)「……私も」
海未(ほの)「今日、1日、凛ちゃんといっしょで楽しかったよ」
海未(ほの)「……本当に」
凛「うん……ふわぁ〜あ。なんだか本当に眠くなってきちゃったにゃ……」
海未(ほの)「……もう日付変わっちゃうね」
凛「そろそろ寝ようか、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「そうだね……。ああ、そうだ凛ちゃん」
凛「ん?」
凛「それにしても、今日はいい事ずくめだな〜」
海未(ほの)「? どうして?」
凛「穂乃果ちゃんと一緒に遊びに行って、一緒にお風呂入って、一緒にご飯食べて」
凛「うれしいなっ、て」
海未(ほの)「……そう?」
凛「うんっ」
海未(ほの)「……私も」
海未(ほの)「今日、1日、凛ちゃんといっしょで楽しかったよ」
海未(ほの)「……本当に」
凛「うん……ふわぁ〜あ。なんだか本当に眠くなってきちゃったにゃ……」
海未(ほの)「……もう日付変わっちゃうね」
凛「そろそろ寝ようか、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「そうだね……。ああ、そうだ凛ちゃん」
凛「ん?」
168: 2015/11/01(日) 00:27:50.13 ID:11XrKILi0.net
凛「え……」
海未(ほの)「11月1日は凛ちゃんの誕生日、でしょ?」
凛「覚えててくれたの?」
海未(ほの)「当然!」
海未(ほの)「凛ちゃんは、大事なμ’sの仲間と同時に、私の友達なんだから!」
凛「……」
海未(ほの)「本当なら、なにかプレゼントでもと思ったけど、なにが欲しいかわからなくて……」
凛「ううん、いらないよ」
凛「……そうやって、言ってくれることだけで」
凛「――とっても、嬉しい!」
海未(ほの)「11月1日は凛ちゃんの誕生日、でしょ?」
凛「覚えててくれたの?」
海未(ほの)「当然!」
海未(ほの)「凛ちゃんは、大事なμ’sの仲間と同時に、私の友達なんだから!」
凛「……」
海未(ほの)「本当なら、なにかプレゼントでもと思ったけど、なにが欲しいかわからなくて……」
凛「ううん、いらないよ」
凛「……そうやって、言ってくれることだけで」
凛「――とっても、嬉しい!」
179: 2015/11/01(日) 11:23:10.30 ID:UkJzebgoa.net
絵里「ようやく、帰れるわね」
穂乃果(うみ)「ええ……少し疲れてしまいましたね」
絵里「どこかで休憩してく?……あ、そうだ」
絵里「もうご飯食べていかない?」
穂乃果(うみ)「夕食ですか。そうですね、確かに、お腹もすいていますし……」
穂乃果(うみ)「そうしましょうか」
絵里「ふふ、じゃ、行きましょ」
穂乃果(うみ)「ええ……少し疲れてしまいましたね」
絵里「どこかで休憩してく?……あ、そうだ」
絵里「もうご飯食べていかない?」
穂乃果(うみ)「夕食ですか。そうですね、確かに、お腹もすいていますし……」
穂乃果(うみ)「そうしましょうか」
絵里「ふふ、じゃ、行きましょ」
200: 2015/11/01(日) 22:42:24.94 ID:11XrKILi0.net
穂乃果(うみ)「……ところで絵里」
絵里「ん?なぁに」
穂乃果(うみ)「いえ、今更言うのもどうかとはおもうのですがね?」
絵里「うん」
亜里沙「お姉ちゃーん、海未さんってどれくらい食べるかな?」
絵里「私と同じくらいでいいわ」
亜里沙「わかったー」
絵里「ん?なぁに」
穂乃果(うみ)「いえ、今更言うのもどうかとはおもうのですがね?」
絵里「うん」
亜里沙「お姉ちゃーん、海未さんってどれくらい食べるかな?」
絵里「私と同じくらいでいいわ」
亜里沙「わかったー」
204: 2015/11/01(日) 22:53:47.94 ID:11XrKILi0.net
穂乃果(うみ)「……なんで絵里の自宅なのですか?」
絵里「私は最初からそういうつもりだったけど……」
穂乃果(うみ)「……」
絵里『もう(家で)ご飯食べていかない?』
穂乃果(うみ)「そう言う事でしたか……」
亜里沙「海未さん!これくらいでいいですか?」ゴハン
穂乃果(うみ)「あ、はい。有難うございます、亜里沙」
亜里沙「いえいえ!」
絵里「私は最初からそういうつもりだったけど……」
穂乃果(うみ)「……」
絵里『もう(家で)ご飯食べていかない?』
穂乃果(うみ)「そう言う事でしたか……」
亜里沙「海未さん!これくらいでいいですか?」ゴハン
穂乃果(うみ)「あ、はい。有難うございます、亜里沙」
亜里沙「いえいえ!」
205: 2015/11/01(日) 23:03:26.89 ID:11XrKILi0.net
穂乃果(うみ)「……そういえば、絵里の家に来たのは、初めてですね」
絵里「そうね。私の家に集まる、って事はなかなかないものね」
絵里「――これから、そんな機会も増やせるといいんだけど。さっ、食べましょ」
亜里沙「いただきます」
穂乃果(うみ)「いただきます」
〜〜〜
3人「「「ごちそうさまでした」」」
穂乃果(うみ)(美味しかったなぁ……でも少し足りないかな……)
絵里「ねぇ海未。まだお腹に余裕はある?」
穂乃果(うみ)「? ええ、大丈夫ですが」
絵里「実は、こんなものがあるんだけど、一緒に食べない?亜里沙も」
穂乃果(うみ)「チョコレートケーキ……ですか」
絵里「ええ。……どう?」
穂乃果(うみ)(ラッキー♪ケーキ食べられるとは思ってなかった……ここは遠慮せずにもらっちゃおう)
穂乃果(うみ)「はい、ぜひいただきます」
絵里「そうね。私の家に集まる、って事はなかなかないものね」
絵里「――これから、そんな機会も増やせるといいんだけど。さっ、食べましょ」
亜里沙「いただきます」
穂乃果(うみ)「いただきます」
〜〜〜
3人「「「ごちそうさまでした」」」
穂乃果(うみ)(美味しかったなぁ……でも少し足りないかな……)
絵里「ねぇ海未。まだお腹に余裕はある?」
穂乃果(うみ)「? ええ、大丈夫ですが」
絵里「実は、こんなものがあるんだけど、一緒に食べない?亜里沙も」
穂乃果(うみ)「チョコレートケーキ……ですか」
絵里「ええ。……どう?」
穂乃果(うみ)(ラッキー♪ケーキ食べられるとは思ってなかった……ここは遠慮せずにもらっちゃおう)
穂乃果(うみ)「はい、ぜひいただきます」
207: 2015/11/01(日) 23:23:00.04 ID:11XrKILi0.net
穂乃果(うみ)「……」パクッ
穂乃果(うみ)「! 美味しいです!」
絵里「本当? ふふ、良かったわ」
穂乃果(うみ)(いや本当に美味しいなぁ、これ。びっくりだよ)
亜里沙「おいしいー!」
絵里「ふふ、もっと食べる?」
亜里沙「うん!」
穂乃果(うみ)(……やっぱりこの二人、仲いいなぁ)
穂乃果(うみ)(……雪穂、どうしてるかな)
穂乃果(うみ)(ってやだやだ。これじゃなんか会えなくて寂しがってるみたいじゃん)
絵里「……海未?どうしたの?」
穂乃果(うみ)「え……。あ、いえ、なんでもないですよ?」
穂乃果(うみ)「……それにしても、このケーキ、本当に美味しいですね。どこで買ったのですか?」
絵里「ふふふ」
絵里「それね、どこにも売ってないのよ」
穂乃果(うみ)「え?」
絵里「それ、私の手作り」
穂乃果(うみ)「! 美味しいです!」
絵里「本当? ふふ、良かったわ」
穂乃果(うみ)(いや本当に美味しいなぁ、これ。びっくりだよ)
亜里沙「おいしいー!」
絵里「ふふ、もっと食べる?」
亜里沙「うん!」
穂乃果(うみ)(……やっぱりこの二人、仲いいなぁ)
穂乃果(うみ)(……雪穂、どうしてるかな)
穂乃果(うみ)(ってやだやだ。これじゃなんか会えなくて寂しがってるみたいじゃん)
絵里「……海未?どうしたの?」
穂乃果(うみ)「え……。あ、いえ、なんでもないですよ?」
穂乃果(うみ)「……それにしても、このケーキ、本当に美味しいですね。どこで買ったのですか?」
絵里「ふふふ」
絵里「それね、どこにも売ってないのよ」
穂乃果(うみ)「え?」
絵里「それ、私の手作り」
211: 2015/11/02(月) 00:03:39.86 ID:Jn1LL0Jp0.net
穂乃果(うみ)「え、そうなのですか!?」
絵里「ふふ、驚いた?」
穂乃果(うみ)「え、ええ。……これが手作りですか」
穂乃果(うみ)(すごいなぁ絵里ちゃん。ケーキまで作れるようになっちゃった)
穂乃果(うみ)「最初は本当にお店で買ったものかと」
絵里「そう言ってくれると嬉しいわ……とっても大変だったんだから」
亜里沙「ことりさんに作り方教わって、何度も何度も作ってたもんね」
絵里「あ、亜里沙っ。あんまりそういうこと言わないで……」
穂乃果(うみ)「そうだったのですか……。でもどうして急にケーキを作ろうと思ったのですか?」
絵里「うーん……まあ、正直に話しちゃうとね」
絵里「ふふ、驚いた?」
穂乃果(うみ)「え、ええ。……これが手作りですか」
穂乃果(うみ)(すごいなぁ絵里ちゃん。ケーキまで作れるようになっちゃった)
穂乃果(うみ)「最初は本当にお店で買ったものかと」
絵里「そう言ってくれると嬉しいわ……とっても大変だったんだから」
亜里沙「ことりさんに作り方教わって、何度も何度も作ってたもんね」
絵里「あ、亜里沙っ。あんまりそういうこと言わないで……」
穂乃果(うみ)「そうだったのですか……。でもどうして急にケーキを作ろうと思ったのですか?」
絵里「うーん……まあ、正直に話しちゃうとね」
212: 2015/11/02(月) 00:12:36.83 ID:Jn1LL0Jp0.net
絵里「穂乃果に、お礼がしたいなって」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(んん?)
穂乃果(うみ)「……と、いうと?」
絵里「ほら、私、穂乃果にμ’sに誘われて……口には出さないけど、あの時がなければ、私は本当に後悔したままだと思うの」
絵里「だから、μ’sに誘ってくれてありがとうというか……私にも手を差し伸べてくれてありがとうみたいな……」モジモジ
穂乃果(うみ)「な、なるほど」
絵里「穂乃果、和菓子飽きたー、餡子飽きたーってよく言うから、洋菓子を送ったから喜んでくれるかなって」
穂乃果(うみ)「確かに、そ、そうですね。穂乃果はケーキ好きですから」
穂乃果(うみ)(き、気まずい!これ私が今一番聞いちゃいけないよ!?)
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(んん?)
穂乃果(うみ)「……と、いうと?」
絵里「ほら、私、穂乃果にμ’sに誘われて……口には出さないけど、あの時がなければ、私は本当に後悔したままだと思うの」
絵里「だから、μ’sに誘ってくれてありがとうというか……私にも手を差し伸べてくれてありがとうみたいな……」モジモジ
穂乃果(うみ)「な、なるほど」
絵里「穂乃果、和菓子飽きたー、餡子飽きたーってよく言うから、洋菓子を送ったから喜んでくれるかなって」
穂乃果(うみ)「確かに、そ、そうですね。穂乃果はケーキ好きですから」
穂乃果(うみ)(き、気まずい!これ私が今一番聞いちゃいけないよ!?)
222: 2015/11/02(月) 21:01:04.05 ID:Jn1LL0Jp0.net
絵里「穂乃果、喜んでくれるかしら……?」
穂乃果(うみ)「え、ええ。もちろんですよ!」
絵里「そう?だといいな」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(……嬉しそうだな)
穂乃果(うみ)(絵里ちゃん、普段はみんなのお姉さんって感じで、支えてくれるけど……家だと、こんな感じなんだなぁ)
穂乃果(うみ)(……なんか、得した気分)
穂乃果(うみ)「え、ええ。もちろんですよ!」
絵里「そう?だといいな」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(……嬉しそうだな)
穂乃果(うみ)(絵里ちゃん、普段はみんなのお姉さんって感じで、支えてくれるけど……家だと、こんな感じなんだなぁ)
穂乃果(うみ)(……なんか、得した気分)
223: 2015/11/02(月) 21:13:18.56 ID:Jn1LL0Jp0.net
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「穂乃果も……絵里には感謝してると思いますよ?」
絵里「? どうして?私はなにもしてないわよ?」
穂乃果(うみ)「……上手くは言えないのですが。やっぱり、穂乃果も嬉しいと思ってる筈です」
穂乃果(うみ)「絵里は、救ってくれた、と言いましたが」
穂乃果(うみ)「穂乃果からしたらそんな気は全然なかったんだと思いますよ」
穂乃果(うみ)「穂乃果は、絵里が必要だったから……μ’sには絵里が必要だと思ったから、あなたに手を差し伸べたのだと思います」
絵里「」w
穂乃果(うみ)「穂乃果も……絵里には感謝してると思いますよ?」
絵里「? どうして?私はなにもしてないわよ?」
穂乃果(うみ)「……上手くは言えないのですが。やっぱり、穂乃果も嬉しいと思ってる筈です」
穂乃果(うみ)「絵里は、救ってくれた、と言いましたが」
穂乃果(うみ)「穂乃果からしたらそんな気は全然なかったんだと思いますよ」
穂乃果(うみ)「穂乃果は、絵里が必要だったから……μ’sには絵里が必要だと思ったから、あなたに手を差し伸べたのだと思います」
絵里「」w
225: 2015/11/02(月) 21:15:17.84 ID:Jn1LL0Jp0.net
※途中送信してしまいました※
絵里「……」
穂乃果(うみ)「だから、絵里も……お礼だとか、そういう事で返すんじゃなくて」
穂乃果(うみ)「もっと単純に」
穂乃果(うみ)「これからも仲良くしてねっ、と言えば、いいんですよ」
絵里「……」
穂乃果(うみ)「だから、絵里も……お礼だとか、そういう事で返すんじゃなくて」
穂乃果(うみ)「もっと単純に」
穂乃果(うみ)「これからも仲良くしてねっ、と言えば、いいんですよ」
228: 2015/11/02(月) 21:20:57.85 ID:Jn1LL0Jp0.net
絵里「……うん。そうね。……ありがと、海未」
穂乃果(うみ)「いえいえ」
穂乃果(うみ)(……体が元に戻ったら、絵里ちゃんとどこかに遊びに行こう)
穂乃果(うみ)「……では、そろそろ帰ります。夕食、ありがとうございます」
絵里「ううん、また来てね」
穂乃果(うみ)「……はい!」
穂乃果(うみ)「いえいえ」
穂乃果(うみ)(……体が元に戻ったら、絵里ちゃんとどこかに遊びに行こう)
穂乃果(うみ)「……では、そろそろ帰ります。夕食、ありがとうございます」
絵里「ううん、また来てね」
穂乃果(うみ)「……はい!」
231: 2015/11/02(月) 21:36:02.57 ID:Jn1LL0Jp0.net
〜海未家〜
海未ママ「大変でしたね……ですが、無事でよかったです。こうやって傷一つなく帰ってきてくれて、安心しましたよ、海未さん」
穂乃果(うみ)「はい」
海未ママ「今日はもうお風呂に入って、寝てください。自分で思うよりも、体は疲れているかもしれませんよ?」
穂乃果(うみ)「はい……では、そうします」
〜〜〜
穂乃果(うみ)「……ふう」
穂乃果(うみ)「んー……終わった、休日が」
穂乃果(うみ)「色んなことあったけど、まあ……楽しかったからいっか」
穂乃果(うみ)「……それにしても、なんか忘れてるような……」
穂乃果(うみ)「なんだっけなぁ、大事な事だった気がするんだけど……」
カレンダー
穂乃果(うみ)「あ」
テスト!
穂乃果(うみ)「ああああああああ!?」
ウワァァアアアアアア……
海未ママ「大変でしたね……ですが、無事でよかったです。こうやって傷一つなく帰ってきてくれて、安心しましたよ、海未さん」
穂乃果(うみ)「はい」
海未ママ「今日はもうお風呂に入って、寝てください。自分で思うよりも、体は疲れているかもしれませんよ?」
穂乃果(うみ)「はい……では、そうします」
〜〜〜
穂乃果(うみ)「……ふう」
穂乃果(うみ)「んー……終わった、休日が」
穂乃果(うみ)「色んなことあったけど、まあ……楽しかったからいっか」
穂乃果(うみ)「……それにしても、なんか忘れてるような……」
穂乃果(うみ)「なんだっけなぁ、大事な事だった気がするんだけど……」
カレンダー
穂乃果(うみ)「あ」
テスト!
穂乃果(うみ)「ああああああああ!?」
ウワァァアアアアアア……
234: 2015/11/02(月) 21:47:08.89 ID:Jn1LL0Jp0.net
〜凛家〜
凛「じゃー、電気消すね」
海未(ほの)「うん」
カチッ
凛「おやすみー」
海未(ほの)「うん、おやす……凛ちゃん、ごめん」
海未(ほの)「豆電球も消してくれないかな……?出来ればいいんだけど」
凛「えっ、うーん……どうしようかな」
海未(ほの)「凛ちゃんが豆電球つける派ならいいけど……」
凛「つける派っていうか……ないと不安っていうか」
凛「真っ暗って怖くない?」
海未(ほの)(……)
凛「なんか出そうでさ……どうしても少し明かりがないと……」
海未(ほの)「ご、ごめんね?じゃあつけたままで」
凛「……いや大丈夫にゃ!」
凛「ええーい!」カチッ
凛「ひえー!暗い!」
海未(ほの)「り、凛ちゃん!?」
凛「じゃー、電気消すね」
海未(ほの)「うん」
カチッ
凛「おやすみー」
海未(ほの)「うん、おやす……凛ちゃん、ごめん」
海未(ほの)「豆電球も消してくれないかな……?出来ればいいんだけど」
凛「えっ、うーん……どうしようかな」
海未(ほの)「凛ちゃんが豆電球つける派ならいいけど……」
凛「つける派っていうか……ないと不安っていうか」
凛「真っ暗って怖くない?」
海未(ほの)(……)
凛「なんか出そうでさ……どうしても少し明かりがないと……」
海未(ほの)「ご、ごめんね?じゃあつけたままで」
凛「……いや大丈夫にゃ!」
凛「ええーい!」カチッ
凛「ひえー!暗い!」
海未(ほの)「り、凛ちゃん!?」
235: 2015/11/02(月) 21:57:20.78 ID:Jn1LL0Jp0.net
海未(ほの)「だ、大丈夫なの……?」
凛「……うん」
凛「……こうしたら多分大丈夫」ギュッ
海未(ほの)「あ……」
凛「……あったかい」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……」ギュッ
凛「今日だけは穂乃果ちゃんは、凛の抱き枕だにゃ」
凛「……おやすみ」
海未(ほの)「……おやすみ」
〜〜〜
凛「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……」ギンギン
海未(ほの)(ね、眠れない!謎の緊張で眠れません!?)
凛「……うん」
凛「……こうしたら多分大丈夫」ギュッ
海未(ほの)「あ……」
凛「……あったかい」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……」ギュッ
凛「今日だけは穂乃果ちゃんは、凛の抱き枕だにゃ」
凛「……おやすみ」
海未(ほの)「……おやすみ」
〜〜〜
凛「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……」ギンギン
海未(ほの)(ね、眠れない!謎の緊張で眠れません!?)
237: 2015/11/02(月) 22:15:36.61 ID:Jn1LL0Jp0.net
海未(ほの)(ちょっと離れましょう……凛も眠ってるなら、もう平気でしょうし)
海未(ほの)「……」グイグイ
海未(ほの)(離れない……いや剥がれない!?)
海未(ほの)(がっちりホールドされて……本当に寝てるんですか!?)
凛「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(まだ微かにシャンプーの香りがしますね)
海未(ほの)(……なんというか、凛の匂いというか……変な意味ではなく……そんな匂いがします)
海未(ほの)(……)
海未(ほの)「……」ギュッ
海未(ほの)「……誰かを抱きしめながら眠るなんて、初めてですよ……」
海未(ほの)「……」グイグイ
海未(ほの)(離れない……いや剥がれない!?)
海未(ほの)(がっちりホールドされて……本当に寝てるんですか!?)
凛「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(まだ微かにシャンプーの香りがしますね)
海未(ほの)(……なんというか、凛の匂いというか……変な意味ではなく……そんな匂いがします)
海未(ほの)(……)
海未(ほの)「……」ギュッ
海未(ほの)「……誰かを抱きしめながら眠るなんて、初めてですよ……」
238: 2015/11/02(月) 22:54:53.84 ID:Jn1LL0Jp0.net
〜〜〜
(・8・)チュンチュン…
凛「……ん」
凛「朝……ってまだ六時か」
海未(ほの)「……」スヤスヤ
凛「……」
凛「…じゃ、二度寝してもいいよね」クスッ
凛「……だーいすき」ギュッ
(・8・)チュンチュン…
凛「……ん」
凛「朝……ってまだ六時か」
海未(ほの)「……」スヤスヤ
凛「……」
凛「…じゃ、二度寝してもいいよね」クスッ
凛「……だーいすき」ギュッ
240: 2015/11/02(月) 23:02:30.53 ID:Jn1LL0Jp0.net
〜海未家〜
※朝
穂乃果(うみ)「……よし」
穂乃果(うみ)「勉強しよう」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんの体のまま、テスト受けるって事は、下手な点数をとると海未ちゃんの内申点に影響が出てしまう」
穂乃果(うみ)「……頑張らないと」
〜〜
穂乃果(うみ)「うへぇ……」
穂乃果(うみ)(……普段の穂乃果よりは全然出来てるようになってるけど……海未ちゃんレベルには全然届いてないよぉ……)
穂乃果(うみ)「誰かに教えてもらおうにも……変に思われそうだし……」
穂乃果(うみ)「どうしよう……」
穂乃果(うみ)「……あ、そうだ」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんに教えてもらえばいいんだ!」
※朝
穂乃果(うみ)「……よし」
穂乃果(うみ)「勉強しよう」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんの体のまま、テスト受けるって事は、下手な点数をとると海未ちゃんの内申点に影響が出てしまう」
穂乃果(うみ)「……頑張らないと」
〜〜
穂乃果(うみ)「うへぇ……」
穂乃果(うみ)(……普段の穂乃果よりは全然出来てるようになってるけど……海未ちゃんレベルには全然届いてないよぉ……)
穂乃果(うみ)「誰かに教えてもらおうにも……変に思われそうだし……」
穂乃果(うみ)「どうしよう……」
穂乃果(うみ)「……あ、そうだ」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんに教えてもらえばいいんだ!」
241: 2015/11/02(月) 23:11:58.52 ID:Jn1LL0Jp0.net
海未(ほの)「じゃあ凛ちゃん。勉強しよっか」
凛「……え?」
凛「ごめん、凛の聞き間違いかな……いま勉強って、聞こえた気が……」
海未(ほの)「うん、勉強しよ?」
凛「なんで!?」
海未(ほの)「もうすぐ期末テストでしょ?その対策だけど……」
凛「い、いやにゃ!なんでお休みの日に勉強しなきゃいけないのにゃ!」
海未(ほの)「休日だからこそするもんじゃないの……?」
凛「いやにゃー!ていうか穂乃果ちゃんなんでそんなに勉強する気なのさー!?」
凛「……え?」
凛「ごめん、凛の聞き間違いかな……いま勉強って、聞こえた気が……」
海未(ほの)「うん、勉強しよ?」
凛「なんで!?」
海未(ほの)「もうすぐ期末テストでしょ?その対策だけど……」
凛「い、いやにゃ!なんでお休みの日に勉強しなきゃいけないのにゃ!」
海未(ほの)「休日だからこそするもんじゃないの……?」
凛「いやにゃー!ていうか穂乃果ちゃんなんでそんなに勉強する気なのさー!?」
242: 2015/11/02(月) 23:19:21.85 ID:Jn1LL0Jp0.net
海未(ほの)(うーむ、普段凛の勉強相手なんか出来てませんでしたから、とのつもりでしたが、少し無理がありましたね)
海未(ほの)「……でも凛ちゃん。前回のテスト。赤点あったよね?」
凛「うぐっ」
海未(ほの)「じゃあやらないとまずいんじゃないかなぁ」
凛「……穂乃果ちゃんも赤点あったくせにぃ」
海未(ほの)「なぬっ」
海未(ほの)(……穂乃果。あなた赤点とってないよって言ったはずですよね)
海未(ほの)「……だ、だから勉強するんだもん!」
海未(ほの)「……でも凛ちゃん。前回のテスト。赤点あったよね?」
凛「うぐっ」
海未(ほの)「じゃあやらないとまずいんじゃないかなぁ」
凛「……穂乃果ちゃんも赤点あったくせにぃ」
海未(ほの)「なぬっ」
海未(ほの)(……穂乃果。あなた赤点とってないよって言ったはずですよね)
海未(ほの)「……だ、だから勉強するんだもん!」
254: 2015/11/03(火) 21:03:15.61 ID:2w/IhT4l0.net
凛「……でも、穂乃果ちゃん。勉強するっていったて……」
海未(ほの)「大丈夫。わからないところがあったら教えてあげるから」
凛「……えー、穂乃果ちゃんがー……?」
海未(ほの)(まあそういう反応ですよね……)
海未(ほの)「……な、なにさ」
凛「いやぁ、大丈夫かなぁって」
海未(ほの)「大丈夫だよ」
海未(ほの)「大丈夫。わからないところがあったら教えてあげるから」
凛「……えー、穂乃果ちゃんがー……?」
海未(ほの)(まあそういう反応ですよね……)
海未(ほの)「……な、なにさ」
凛「いやぁ、大丈夫かなぁって」
海未(ほの)「大丈夫だよ」
257: 2015/11/03(火) 21:17:23.23 ID:2w/IhT4l0.net
凛「えー、……むー。じゃあ、数学教えて」
海未(ほの)「はいよ!」
〜〜〜
凛「……」
海未(ほの)「――って、x軸とy軸が……、で……」
凛「……」
海未(ほの)「ってなるんだけど、どう?」
凛「穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「うん?」
凛「何か変なものでも食べた?」
海未(ほの)「はいよ!」
〜〜〜
凛「……」
海未(ほの)「――って、x軸とy軸が……、で……」
凛「……」
海未(ほの)「ってなるんだけど、どう?」
凛「穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「うん?」
凛「何か変なものでも食べた?」
258: 2015/11/03(火) 21:30:44.87 ID:2w/IhT4l0.net
海未(ほの)「えっ」
凛「おかしいよ!穂乃果ちゃんがこんなに勉強出来るなんて、しかも数学だよ!?」
凛「穂乃果ちゃん七の段も言えてなかったくらいじゃん!?」
海未(ほの)「あ、あの時はたまたま調子が悪かっただけだよ……」
凛「九九言うのに調子って関係ないよね?!」
海未(ほの)「あははは……まあいいじゃない、今は出来てるんだし」
凛「……まあ確かに、さっきの説明はすっごくわかり易かったけど……」
海未(ほの)「でしょ?」デッショー?
〜〜〜
真姫「へっくち」クシュン!
にこ「なによおっきなくしゃみして〜。風邪でもひいたの?」
真姫「いや、別に……」
にこ「そう?」
真姫「うん……」
にこ「まあいいわ。とりあえず、早く選ぶわよ」
真姫「わかってるわよ……海未へのサプライズパーティー用のプレゼント、何がいいかしらね」
にこ「このうさ耳のついた」
真姫「やめておきなさい」
にこ「……まあ冗談よ、冗談。でも、真姫ちゃんも結構先輩想いなところあるのね。海未に、日頃のお礼……と言っても、歌詞を書いてくれてる事へのお礼をしたいって」
真姫「……こういうのは、気持ちの問題よ」
にこ「そうね……皆にも話しておかないとね。とりあえず、後で穂乃果やことりに、海未が気に入りそうなものを、聞いておくわ」
〜〜〜
凛「……ぐむむ」
凛「おかしいよ!穂乃果ちゃんがこんなに勉強出来るなんて、しかも数学だよ!?」
凛「穂乃果ちゃん七の段も言えてなかったくらいじゃん!?」
海未(ほの)「あ、あの時はたまたま調子が悪かっただけだよ……」
凛「九九言うのに調子って関係ないよね?!」
海未(ほの)「あははは……まあいいじゃない、今は出来てるんだし」
凛「……まあ確かに、さっきの説明はすっごくわかり易かったけど……」
海未(ほの)「でしょ?」デッショー?
〜〜〜
真姫「へっくち」クシュン!
にこ「なによおっきなくしゃみして〜。風邪でもひいたの?」
真姫「いや、別に……」
にこ「そう?」
真姫「うん……」
にこ「まあいいわ。とりあえず、早く選ぶわよ」
真姫「わかってるわよ……海未へのサプライズパーティー用のプレゼント、何がいいかしらね」
にこ「このうさ耳のついた」
真姫「やめておきなさい」
にこ「……まあ冗談よ、冗談。でも、真姫ちゃんも結構先輩想いなところあるのね。海未に、日頃のお礼……と言っても、歌詞を書いてくれてる事へのお礼をしたいって」
真姫「……こういうのは、気持ちの問題よ」
にこ「そうね……皆にも話しておかないとね。とりあえず、後で穂乃果やことりに、海未が気に入りそうなものを、聞いておくわ」
〜〜〜
凛「……ぐむむ」
259: 2015/11/03(火) 21:42:47.46 ID:2w/IhT4l0.net
海未(ほの)「どうしたの」
凛「いや……なんだろう、穂乃果ちゃんは……こっち側……凛と同じ立場の人だと思ってたのに」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「ふふふ、凛ちゃん。私は凛ちゃんとは違う道を行くのさ……」
凛「穂乃果ちゃん……」
海未(ほの)「凛ちゃんもこっちに来たらいいんだよ」
凛「えっ」
海未(ほの)「……勉強、する?」
凛「……」
凛「うん」
凛「いや……なんだろう、穂乃果ちゃんは……こっち側……凛と同じ立場の人だと思ってたのに」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「ふふふ、凛ちゃん。私は凛ちゃんとは違う道を行くのさ……」
凛「穂乃果ちゃん……」
海未(ほの)「凛ちゃんもこっちに来たらいいんだよ」
凛「えっ」
海未(ほの)「……勉強、する?」
凛「……」
凛「うん」
261: 2015/11/03(火) 22:28:02.06 ID:2w/IhT4l0.net
海未(ほの)「」プルプルプルプル
海未(ほの)「ん?」
海未(ほの)「……あ、凛ちゃん。ちょっとトイレ行ってくるね」
凛「うん」
穂乃果(うみ)『海未ちゃん!勉強教えて!』
海未(ほの)「……前々から思ってましたけど、私の声で海未ちゃんって呼ばないでください。あとそんな情けない声を出さないでください」
穂乃果(うみ)『ええー……』
海未(ほの)「まあいいですが……それで、なんですか?」
穂乃果(うみ)『いやだから、勉強に行き詰まって……教えてくれないかなって』
海未(ほの)「い、今ですか?今は凛に教えてるところなんですが……」
穂乃果(うみ)『ありゃ、そうなの?』
海未(ほの)「ええ……ほら、やっぱり凛も、私が……園田海未がいたら、どちらかというと穂乃果より私に聞こうとしますよね?ですから……とりあえず、今は自分でもう少し頑張ってください」
穂乃果(うみ)『うぇ、そんなぁ〜……』
海未(ほの)「……後で、穂乃果のところへ行きます。それまで、頑張ってください」
穂乃果(うみ)『はーい……』
海未(ほの)「ん?」
海未(ほの)「……あ、凛ちゃん。ちょっとトイレ行ってくるね」
凛「うん」
穂乃果(うみ)『海未ちゃん!勉強教えて!』
海未(ほの)「……前々から思ってましたけど、私の声で海未ちゃんって呼ばないでください。あとそんな情けない声を出さないでください」
穂乃果(うみ)『ええー……』
海未(ほの)「まあいいですが……それで、なんですか?」
穂乃果(うみ)『いやだから、勉強に行き詰まって……教えてくれないかなって』
海未(ほの)「い、今ですか?今は凛に教えてるところなんですが……」
穂乃果(うみ)『ありゃ、そうなの?』
海未(ほの)「ええ……ほら、やっぱり凛も、私が……園田海未がいたら、どちらかというと穂乃果より私に聞こうとしますよね?ですから……とりあえず、今は自分でもう少し頑張ってください」
穂乃果(うみ)『うぇ、そんなぁ〜……』
海未(ほの)「……後で、穂乃果のところへ行きます。それまで、頑張ってください」
穂乃果(うみ)『はーい……』
263: 2015/11/03(火) 22:57:53.75 ID:2w/IhT4l0.net
凛「……だぁ」
海未(ほの)「んー?どうしたの凛ちゃん」
凛「もう疲れた……」
海未(ほの)「まだ英語とかあるよー」
凛「ええー!?英語なんていーよー、もう。日本語話せればいいじゃん……」
海未(ほの)「そういうわけにもいかないでしょ?もしかしたら将来役に立つかもよ」
凛「……やっぱり最近の穂乃果ちゃんは真面目すぎる気がするにゃ」
海未(ほの)「私だってそんな時もあるよー」
凛「ふぅん……」
海未(ほの)「んー?どうしたの凛ちゃん」
凛「もう疲れた……」
海未(ほの)「まだ英語とかあるよー」
凛「ええー!?英語なんていーよー、もう。日本語話せればいいじゃん……」
海未(ほの)「そういうわけにもいかないでしょ?もしかしたら将来役に立つかもよ」
凛「……やっぱり最近の穂乃果ちゃんは真面目すぎる気がするにゃ」
海未(ほの)「私だってそんな時もあるよー」
凛「ふぅん……」
265: 2015/11/03(火) 23:18:34.42 ID:2w/IhT4l0.net
凛「もうやーだー!疲れたー!」
海未(ほの)「ええ、急に損なこと言われても……」
凛「そもそも勉強だってそこまで乗り気じゃなかったし……」
凛「お休みだし……」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……『朝……ってまだ六時か』」
凛「……?」ニャ?
海未(ほの)「『じゃ、二度寝してもいいよね』」
凛「……」
凛「……!?」
海未(ほの)「『だーいすk』」
凛「まってぇぇええ!?!?」
海未(ほの)「ええ、急に損なこと言われても……」
凛「そもそも勉強だってそこまで乗り気じゃなかったし……」
凛「お休みだし……」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……『朝……ってまだ六時か』」
凛「……?」ニャ?
海未(ほの)「『じゃ、二度寝してもいいよね』」
凛「……」
凛「……!?」
海未(ほの)「『だーいすk』」
凛「まってぇぇええ!?!?」
266: 2015/11/03(火) 23:38:31.32 ID:2w/IhT4l0.net
凛「何言ってんの何言ってんの!?」
海未(ほの)「べっつにぃ」ニヤニヤ
凛「なんで聞いてるの!?」
海未(ほの)「あはは」
凛「あははじゃないよ!?もー!」
海未(ほの)(楽しいです。凛には悪いですが……)
凛「うう……//」
海未(ほの)「べっつにぃ」ニヤニヤ
凛「なんで聞いてるの!?」
海未(ほの)「あはは」
凛「あははじゃないよ!?もー!」
海未(ほの)(楽しいです。凛には悪いですが……)
凛「うう……//」
268: 2015/11/03(火) 23:40:58.69 ID:2w/IhT4l0.net
海未(ほの)「あー、凛ちゃんが勉強してくれなかったら、この事が花陽ちゃんや真姫ちゃんに知られちゃうかもしれないなー」
凛「え゛」
海未(ほの)「どうしようかなー」
凛「……」汗ダラダラ
海未(ほの)「……」
凛「勉強教えてください……」
海未(ほの)「よしきた!頑張ろうね、凛ちゃん!」
凛「え゛」
海未(ほの)「どうしようかなー」
凛「……」汗ダラダラ
海未(ほの)「……」
凛「勉強教えてください……」
海未(ほの)「よしきた!頑張ろうね、凛ちゃん!」
275: 2015/11/04(水) 17:39:30.12 ID:0Nwsr3At0.net
穂乃果(うみ)「むー……」
穂乃果(うみ)「なにさなにさ、海未ちゃん、穂乃果より凛ちゃんの方が大事なんだ」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「勉強しよ……」シュン
穂乃果(うみ)「……でもどうしよっかなぁ、やっぱりこのままじゃ進まないし……」
穂乃果(うみ)「やっぱり誰かに教えてもらおう……」
穂乃果(うみ)「……絵里ちゃんとか?」
穂乃果(うみ)「なにさなにさ、海未ちゃん、穂乃果より凛ちゃんの方が大事なんだ」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「勉強しよ……」シュン
穂乃果(うみ)「……でもどうしよっかなぁ、やっぱりこのままじゃ進まないし……」
穂乃果(うみ)「やっぱり誰かに教えてもらおう……」
穂乃果(うみ)「……絵里ちゃんとか?」
277: 2015/11/04(水) 17:50:09.44 ID:0Nwsr3At0.net
穂乃果(うみ)「まあにこちゃんはないにしても……希ちゃんか絵里ちゃんなら絵里ちゃんかな」
穂乃果(うみ)「……さっそく電話で」
ブルプルプル
絵里『はい、もしもし』
穂乃果(うみ)「こんにちわ、絵里……あの、いきなりで申し訳ないのですが……あ、今日は予定などはありますか?」
絵里『いいえ、特にはないわ。それで、どうしたの?』
穂乃果(うみ)「いえ、少し勉強につきあって欲しいというか……教えて欲しいというか」
絵里『? 海未が?珍しいわね』
穂乃果(うみ)「え、ええ。少し詰まってしまいまして……絵里さえ良ければ、でいいのですが……」
絵里『全然いいわよ。私も今日は勉強しようと思ってたしね』
穂乃果(うみ)「……ありがとうございます」
絵里『いいのよ。一応、私、先輩なんだから……こういう時は、頼ってくれてもいいのよ?』
穂乃果(うみ)「……はい」
穂乃果(うみ)「……さっそく電話で」
ブルプルプル
絵里『はい、もしもし』
穂乃果(うみ)「こんにちわ、絵里……あの、いきなりで申し訳ないのですが……あ、今日は予定などはありますか?」
絵里『いいえ、特にはないわ。それで、どうしたの?』
穂乃果(うみ)「いえ、少し勉強につきあって欲しいというか……教えて欲しいというか」
絵里『? 海未が?珍しいわね』
穂乃果(うみ)「え、ええ。少し詰まってしまいまして……絵里さえ良ければ、でいいのですが……」
絵里『全然いいわよ。私も今日は勉強しようと思ってたしね』
穂乃果(うみ)「……ありがとうございます」
絵里『いいのよ。一応、私、先輩なんだから……こういう時は、頼ってくれてもいいのよ?』
穂乃果(うみ)「……はい」
279: 2015/11/04(水) 20:55:43.27 ID:0Nwsr3At0.net
穂乃果(うみ)(というわけで絵里ちゃんの家に再び)
穂乃果(うみ)(絵里ちゃんも受験生なんだし、あんまり長居はしないようにしなきゃ)
穂乃果(うみ)「おじゃまします」
絵里「いらっしゃい、海未」
穂乃果(うみ)「すみません、今日は突然で……」
絵里「もう、いいって言ってるじゃない。大丈夫よ」
絵里「それに、せっかく来てくれたんだし、遠慮されても困っちゃうわ」
絵里「絵里お姉さんにドンと任せなさい!」
穂乃果(うみ)(絵里ちゃんも受験生なんだし、あんまり長居はしないようにしなきゃ)
穂乃果(うみ)「おじゃまします」
絵里「いらっしゃい、海未」
穂乃果(うみ)「すみません、今日は突然で……」
絵里「もう、いいって言ってるじゃない。大丈夫よ」
絵里「それに、せっかく来てくれたんだし、遠慮されても困っちゃうわ」
絵里「絵里お姉さんにドンと任せなさい!」
280: 2015/11/04(水) 21:08:25.63 ID:0Nwsr3At0.net
絵里「……ねぇ海未」
穂乃果(うみ)「……はい」
絵里「あなたこんなに勉強出来なかったっけ……?」
穂乃果(うみ)「………………」シュン
絵里「……と、とりあえず、もう一度基礎からやってみましょうか……」
穂乃果(うみ)「……はい」
絵里「あなたこんなに勉強出来なかったっけ……?」
穂乃果(うみ)「………………」シュン
絵里「……と、とりあえず、もう一度基礎からやってみましょうか……」
281: 2015/11/04(水) 21:23:32.23 ID:0Nwsr3At0.net
〜〜〜
絵里「……なんだ、もうほとんど出来るようになってるじゃない」
穂乃果(うみ)「ふう……」
穂乃果(うみ)(ちょっと本気で頑張らないとまずいからね……)
穂乃果(うみ)「……絵里の教え方が上手いからですよ」
絵里「あら、そう?おだてたって、何も出ないわよ?」
絵里「……いや、でも、今なら」
絵里「お昼ご飯が出てくるかもね」チラッ
穂乃果(うみ)「……もう1時ですか」
絵里「お互い集中してたもの、気づかなかったわ」
絵里「……ちょっと、出かけましょ?」
絵里「……なんだ、もうほとんど出来るようになってるじゃない」
穂乃果(うみ)「ふう……」
穂乃果(うみ)(ちょっと本気で頑張らないとまずいからね……)
穂乃果(うみ)「……絵里の教え方が上手いからですよ」
絵里「あら、そう?おだてたって、何も出ないわよ?」
絵里「……いや、でも、今なら」
絵里「お昼ご飯が出てくるかもね」チラッ
穂乃果(うみ)「……もう1時ですか」
絵里「お互い集中してたもの、気づかなかったわ」
絵里「……ちょっと、出かけましょ?」
283: 2015/11/04(水) 23:02:13.52 ID:0Nwsr3At0.net
海未(ほの)「……うん、とりあえず、休憩にしよっか」
凛「…………」
海未(ほの)「……どうしたの凛ちゃん」
凛「……くたびれたにゃ」
海未(ほの)「あはは……」
海未(ほの)「……もう一時か。……凛ちゃん、どこかにお昼ご飯食べに行こっか」
凛「いくー」
凛「…………」
海未(ほの)「……どうしたの凛ちゃん」
凛「……くたびれたにゃ」
海未(ほの)「あはは……」
海未(ほの)「……もう一時か。……凛ちゃん、どこかにお昼ご飯食べに行こっか」
凛「いくー」
284: 2015/11/04(水) 23:06:54.97 ID:0Nwsr3At0.net
海未(ほの)「どこにする?」
凛「ラーメン!」
海未(ほの)「いや、食べたいものじゃなくて場所……」
凛「だるまラーメンに行こうよ、値段の割に、とっても量が多いんだー」
凛「もやしとかマシマシ」
海未(ほの)「……だるま?……まあいいや、じゃそこに行こっか」
凛「わーい」
凛「じゃあ、着替えてくるから、ちょっと待っててー」
凛「ラーメン!」
海未(ほの)「いや、食べたいものじゃなくて場所……」
凛「だるまラーメンに行こうよ、値段の割に、とっても量が多いんだー」
凛「もやしとかマシマシ」
海未(ほの)「……だるま?……まあいいや、じゃそこに行こっか」
凛「わーい」
凛「じゃあ、着替えてくるから、ちょっと待っててー」
285: 2015/11/04(水) 23:15:39.94 ID:0Nwsr3At0.net
凛「穂乃果ちゃん、こっちこっち」
海未(ほの)「うわー……ボロっちいね」
凛「それはそれで味にゃ」
カランコロン
ラッシャイヤセー!
凛「……さて、穂乃果ちゃん。頼む時だけど、もう凛に任せてくれる?」
海未(ほの)「え、うん」
凛「じゃ、小ラーメンにしとこ……おじさーん!注文していい?」
ハイヨー
凛「小ラーメンで、アブラ少なめ野菜マシにんにくなしカラメなしを2つお願いしまーす」
ハイヨー
海未(ほの)「おお、凛ちゃんなんか通っぽい」
凛「ふふーん」
海未(ほの)「うわー……ボロっちいね」
凛「それはそれで味にゃ」
カランコロン
ラッシャイヤセー!
凛「……さて、穂乃果ちゃん。頼む時だけど、もう凛に任せてくれる?」
海未(ほの)「え、うん」
凛「じゃ、小ラーメンにしとこ……おじさーん!注文していい?」
ハイヨー
凛「小ラーメンで、アブラ少なめ野菜マシにんにくなしカラメなしを2つお願いしまーす」
ハイヨー
海未(ほの)「おお、凛ちゃんなんか通っぽい」
凛「ふふーん」
286: 2015/11/04(水) 23:20:32.60 ID:0Nwsr3At0.net
〜〜〜
オマタセシヤシター
海未(ほの)「……」
凛「うひょー!これこれ!」割り箸パキッ
凛「いただきまーす!」ズゾゾッ
凛「〜♪」
海未(ほの)「……あの、凛ちゃん」
凛「うん?」
海未(ほの)「……これ小ラーメン?」
凛「うん」
海未(ほの)「多くない?!小じゃないよねこれ?!」
凛「大丈夫、美味しいから食べ切れるよ」
海未(ほの)「ええ……あともやし多くない?」
凛「そのもやしが美味しいんだよー」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……」ズゾゾッ
海未(ほの)「……!美味しい」
凛「でっしょー」
オマタセシヤシター
海未(ほの)「……」
凛「うひょー!これこれ!」割り箸パキッ
凛「いただきまーす!」ズゾゾッ
凛「〜♪」
海未(ほの)「……あの、凛ちゃん」
凛「うん?」
海未(ほの)「……これ小ラーメン?」
凛「うん」
海未(ほの)「多くない?!小じゃないよねこれ?!」
凛「大丈夫、美味しいから食べ切れるよ」
海未(ほの)「ええ……あともやし多くない?」
凛「そのもやしが美味しいんだよー」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……」ズゾゾッ
海未(ほの)「……!美味しい」
凛「でっしょー」
289: 2015/11/04(水) 23:25:42.35 ID:0Nwsr3At0.net
〜穂乃果〜
穂乃果(うみ)「……すみません、ご馳走になってしまいました……」
絵里「いいのよいいのよ、たまには、ね?」
絵里「んー!……さて、戻って勉強の続き……っていいたいところだけど、まだお腹もいっぱいだし、少し寄り道でもしてから帰らない?」
穂乃果(うみ)「寄り道、ですか」
絵里「ええ……ウインドウショッピングってやつね♪」
絵里「行きましょ、海未!」
穂乃果(うみ)「あっ、ちょ、そんなに引っ張らないでください!?絵里ー!?」
穂乃果(うみ)「……すみません、ご馳走になってしまいました……」
絵里「いいのよいいのよ、たまには、ね?」
絵里「んー!……さて、戻って勉強の続き……っていいたいところだけど、まだお腹もいっぱいだし、少し寄り道でもしてから帰らない?」
穂乃果(うみ)「寄り道、ですか」
絵里「ええ……ウインドウショッピングってやつね♪」
絵里「行きましょ、海未!」
穂乃果(うみ)「あっ、ちょ、そんなに引っ張らないでください!?絵里ー!?」
290: 2015/11/04(水) 23:30:50.93 ID:0Nwsr3At0.net
絵里「…これはどうかしら?」
穂乃果(うみ)「こ、これですか?」
絵里「いいじゃない!ハラショー!とっても似合ってるわ!」
穂乃果(うみ)「そ、そうですか?」
絵里「ええ!……それにしてもすんなり試着してくれたわね。普段の海未なら、真っ白いワンピースなんて恥ずかしがるのに」
穂乃果(うみ)ギクッ「わ、私だって、人並みにおしゃれに興味はありますから……」
絵里「ふふ、そうね」
絵里「海未だって、女の子だもんね」
穂乃果(うみ)「こ、これですか?」
絵里「いいじゃない!ハラショー!とっても似合ってるわ!」
穂乃果(うみ)「そ、そうですか?」
絵里「ええ!……それにしてもすんなり試着してくれたわね。普段の海未なら、真っ白いワンピースなんて恥ずかしがるのに」
穂乃果(うみ)ギクッ「わ、私だって、人並みにおしゃれに興味はありますから……」
絵里「ふふ、そうね」
絵里「海未だって、女の子だもんね」
291: 2015/11/04(水) 23:36:27.44 ID:0Nwsr3At0.net
海未(ほの)「……うぐっ」
海未(ほの)(……減らないです……食べても食べても麺の終わりが見えてこないです……)
凛「……ほ、穂乃果ちゃん大丈夫?今にも倒れそうな程辛そうな顔だけど……」
海未(ほの)「だ、大丈夫大丈夫……」
海未(ほの)(全然大丈夫じゃないですけど……)
海未(ほの)(しかし残すわけにはいかないのです……プライドが許しません)
海未(ほの)「ううっ……ウエッ……」ズルル
凛(見てるこっちが辛いにゃ……)
海未(ほの)(……減らないです……食べても食べても麺の終わりが見えてこないです……)
凛「……ほ、穂乃果ちゃん大丈夫?今にも倒れそうな程辛そうな顔だけど……」
海未(ほの)「だ、大丈夫大丈夫……」
海未(ほの)(全然大丈夫じゃないですけど……)
海未(ほの)(しかし残すわけにはいかないのです……プライドが許しません)
海未(ほの)「ううっ……ウエッ……」ズルル
凛(見てるこっちが辛いにゃ……)
292: 2015/11/04(水) 23:40:53.41 ID:0Nwsr3At0.net
海未(ほの)「………………」
凛「穂乃果ちゃーん……大丈夫ー?」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(やりました……食べきりました)
海未(ほの)(なんとか胃袋に収まってくれました……)
海未(ほの)(なぜ凛はあの量をペロりといけるのですか……?)
凛「穂乃果ちゃん……」
海未(ほの)「……あと、5分まって」
凛「うん……」
海未(ほの)「そしたら動けるから……」ケプッ
凛「穂乃果ちゃーん……大丈夫ー?」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(やりました……食べきりました)
海未(ほの)(なんとか胃袋に収まってくれました……)
海未(ほの)(なぜ凛はあの量をペロりといけるのですか……?)
凛「穂乃果ちゃん……」
海未(ほの)「……あと、5分まって」
凛「うん……」
海未(ほの)「そしたら動けるから……」ケプッ
304: 2015/11/05(木) 14:26:38.43 ID:hOhVfFpTa.net
海未(ほの)「ウエッ……」
凛「大丈夫?」
海未(ほの)「う、うん、なんとか……」
海未(ほの)「ゆっくり歩いて帰ろ……」
凛「うん……」
凛「……」ギュツ
海未(ほの)「凛ちゃん?」
凛「こうしたら、少しは気が紛れるかなって……」
海未(ほの)「……ありがとう凛ちゃん」
海未(ほの)「あのラーメン、美味しかったよ……今度は皆で行こう」
凛「大丈夫?」
海未(ほの)「う、うん、なんとか……」
海未(ほの)「ゆっくり歩いて帰ろ……」
凛「うん……」
凛「……」ギュツ
海未(ほの)「凛ちゃん?」
凛「こうしたら、少しは気が紛れるかなって……」
海未(ほの)「……ありがとう凛ちゃん」
海未(ほの)「あのラーメン、美味しかったよ……今度は皆で行こう」
306: 2015/11/05(木) 21:56:15.99 ID:0DNyMZ570.net
絵里「ふふっ、結構楽しかったわね」
穂乃果(うみ)「……なんだか、絵里の着せ替え人形にされた気分でしたよ」
絵里「んー、だって今日の海未、素直っていうか……すんなり言う事聞いてくれるっていうか」
絵里「だからつい楽しくなっちゃった」
穂乃果(うみ)「……まあいいですけど」
絵里「あんな格好やそんな格好までね」
穂乃果(うみ)「言い方に悪意がありますよね?!」
穂乃果(うみ)「……なんだか、絵里の着せ替え人形にされた気分でしたよ」
絵里「んー、だって今日の海未、素直っていうか……すんなり言う事聞いてくれるっていうか」
絵里「だからつい楽しくなっちゃった」
穂乃果(うみ)「……まあいいですけど」
絵里「あんな格好やそんな格好までね」
穂乃果(うみ)「言い方に悪意がありますよね?!」
307: 2015/11/05(木) 21:58:20.18 ID:0DNyMZ570.net
絵里「まあこんな日があってもいいじゃない」
穂乃果(うみ)「……出来れば二度目はない事を祈りますよ?」
絵里「ふふ、そうね……あれ?」
穂乃果(うみ)「?」
~~~
穂乃果(うみ)「……出来れば二度目はない事を祈りますよ?」
絵里「ふふ、そうね……あれ?」
穂乃果(うみ)「?」
~~~
308: 2015/11/05(木) 22:03:23.37 ID:0DNyMZ570.net
凛「……あれ、絵里ちゃんと海未ちゃんだ」
絵里「偶然ね、二人とも」
絵里「……あら、手なんて繋いじゃって。お邪魔だったかしら?」
海未(ほの)「そ、そんな事ないよ~」
穂乃果(うみ)「……」
凛「絵里ちゃんと海未ちゃんはなにしてたの?」
絵里「ウインドウショッピングよ、海未との勉強の休憩がてらのね」
凛「絵里ちゃんたちも勉強してたんだ。凛も穂乃果ちゃんと勉強してたんだー」
絵里「……なんだか言いにくいけど、貴方達二人で勉強になるの?」
凛「それ言ったらおしまいだよ」
絵里「偶然ね、二人とも」
絵里「……あら、手なんて繋いじゃって。お邪魔だったかしら?」
海未(ほの)「そ、そんな事ないよ~」
穂乃果(うみ)「……」
凛「絵里ちゃんと海未ちゃんはなにしてたの?」
絵里「ウインドウショッピングよ、海未との勉強の休憩がてらのね」
凛「絵里ちゃんたちも勉強してたんだ。凛も穂乃果ちゃんと勉強してたんだー」
絵里「……なんだか言いにくいけど、貴方達二人で勉強になるの?」
凛「それ言ったらおしまいだよ」
309: 2015/11/05(木) 23:19:30.90 ID:0DNyMZ570.net
凛「意外と出来てるんだよね~、これが」
絵里「ならいいけどね――じゃあ、お互い、また勉強に戻るとしましょうか」
凛「うん!また明日ねー、二人ともー!」
~~~
穂乃果(うみ)「……」ブスッ
絵里「……?どうしたの、海未。そんな不機嫌そうな顔して」
穂乃果(うみ)「……え」
穂乃果(うみ)「ふ、不機嫌そうな顔なんてしてませんよ……」
絵里「……そう?」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(……なにさ、海未ちゃん。穂乃果に勉強教えるより、凛ちゃんと仲良くしてばっかり)
穂乃果(うみ)(……でも、本当なら……あれは私……)
穂乃果(うみ)(はやく、戻る方法、探さなきゃ……)
穂乃果(うみ)(それまでは、海未ちゃんを演じなきゃね)
穂乃果(うみ)「……そうですよ!さっ、早く戻って続きに取り掛かりましょう!」
穂乃果(うみ)(……海未ちゃんの体で好き勝手も出来るんだから)ウッシッシ
絵里「ならいいけどね――じゃあ、お互い、また勉強に戻るとしましょうか」
凛「うん!また明日ねー、二人ともー!」
~~~
穂乃果(うみ)「……」ブスッ
絵里「……?どうしたの、海未。そんな不機嫌そうな顔して」
穂乃果(うみ)「……え」
穂乃果(うみ)「ふ、不機嫌そうな顔なんてしてませんよ……」
絵里「……そう?」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(……なにさ、海未ちゃん。穂乃果に勉強教えるより、凛ちゃんと仲良くしてばっかり)
穂乃果(うみ)(……でも、本当なら……あれは私……)
穂乃果(うみ)(はやく、戻る方法、探さなきゃ……)
穂乃果(うみ)(それまでは、海未ちゃんを演じなきゃね)
穂乃果(うみ)「……そうですよ!さっ、早く戻って続きに取り掛かりましょう!」
穂乃果(うみ)(……海未ちゃんの体で好き勝手も出来るんだから)ウッシッシ
318: 2015/11/06(金) 19:22:26.85 ID:CdI5oE5g0.net
プルルルルル……
海未(ほの)「ん……?まき」
海未(ほの)「ん……?まき」
319: 2015/11/06(金) 19:27:25.27 ID:CdI5oE5g0.net
プルルルルル……
海未(ほの)「ん……?真姫から?」
海未(ほの)「おっと……はい、もしもし。真姫ちゃん?」
真姫「穂乃果、突然で悪いんだけど……実は、海未へのサプライズパーティーを開こうと思ってるの」
海未(ほの)「……え?」
真姫「……海未って、普段からわたし達のために歌詞を書いてくれてるじゃない。……普段、何もしてあげられてないし、何か出来たらなって……」
海未(ほの)「……」
真姫「それで、何か良いプレゼントを探してたんだけど、何がいいかわからなくて……」
真姫「それで、穂乃果に訊こうと思って」
海未(ほの)「…………」
真姫「……穂乃果?」
海未(ほの)「うえ、あ、うん、そうだね……」
海未(ほの)(……どうしましょうこれ)
海未(ほの)「ん……?真姫から?」
海未(ほの)「おっと……はい、もしもし。真姫ちゃん?」
真姫「穂乃果、突然で悪いんだけど……実は、海未へのサプライズパーティーを開こうと思ってるの」
海未(ほの)「……え?」
真姫「……海未って、普段からわたし達のために歌詞を書いてくれてるじゃない。……普段、何もしてあげられてないし、何か出来たらなって……」
海未(ほの)「……」
真姫「それで、何か良いプレゼントを探してたんだけど、何がいいかわからなくて……」
真姫「それで、穂乃果に訊こうと思って」
海未(ほの)「…………」
真姫「……穂乃果?」
海未(ほの)「うえ、あ、うん、そうだね……」
海未(ほの)(……どうしましょうこれ)
320: 2015/11/06(金) 21:37:46.88 ID:CdI5oE5g0.net
海未(ほの)「……そうだねぇ」
海未(ほの)「……。……う、うさぎのぬいぐるみ、とか…………」
真姫「海未って、そういうの好きかしら……?」
海未(ほの)(悪かったですね、好きで)
海未(ほの)「う、うん。きっと喜んでくれるよ!」
真姫「……まあ、穂乃果が言うなら、大丈夫でしょうね」
真姫「……じゃ、この事は海未には秘密よ?穂乃果、すぐに喋っちゃいそうだもの」
海未(ほの)「そんな事しないよ~」
海未(ほの)(するまでもないですよ~……)
真姫「じゃあ、日にちは……そうね、来週の日曜日はどうかしら?みんなの予定が空いてればでいいんだけど……」
海未(ほの)「うん、私もみんなに訊いておくよ」
真姫「ありがと、じゃあ私はうさぎのぬいぐるみ、良いのを探してくるわ」
海未(ほの)「うん、またね……」
ツーツーツー……
海未(ほの)「……」汗
海未(ほの)「……。……う、うさぎのぬいぐるみ、とか…………」
真姫「海未って、そういうの好きかしら……?」
海未(ほの)(悪かったですね、好きで)
海未(ほの)「う、うん。きっと喜んでくれるよ!」
真姫「……まあ、穂乃果が言うなら、大丈夫でしょうね」
真姫「……じゃ、この事は海未には秘密よ?穂乃果、すぐに喋っちゃいそうだもの」
海未(ほの)「そんな事しないよ~」
海未(ほの)(するまでもないですよ~……)
真姫「じゃあ、日にちは……そうね、来週の日曜日はどうかしら?みんなの予定が空いてればでいいんだけど……」
海未(ほの)「うん、私もみんなに訊いておくよ」
真姫「ありがと、じゃあ私はうさぎのぬいぐるみ、良いのを探してくるわ」
海未(ほの)「うん、またね……」
ツーツーツー……
海未(ほの)「……」汗
321: 2015/11/06(金) 22:23:43.58 ID:CdI5oE5g0.net
海未(ほの)「……」
凛「……?穂乃果ちゃーん、さっきからどうしたの?電話見つめて」
海未(ほの)「え、いや。ううん、なんでもないよ」
凛「そっか」
海未(ほの)「うん……」
海未(ほの)「……あ、じゃあ今日はそろそろ帰るよ」
凛「うん!ありがとうね、穂乃果ちゃん。いろいろわがまま言っちゃって、ごめんね」
海未(ほの)「そんな事ないよ。私も楽しかったよ」
海未(ほの)「次のテストで、みんなに自慢出来る点数、とれたらいいね」
凛「ん!じゃーねー、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「ばいばい」
~~~
海未(ほの)「……」
プルルルルル
海未(ほの)「……あっ、お母さん?」
海未(ほの)「今から海未ちゃんの家行ってくる……夜ご飯までには帰るよ」
海未(ほの)「うん、わかったー」
凛「……?穂乃果ちゃーん、さっきからどうしたの?電話見つめて」
海未(ほの)「え、いや。ううん、なんでもないよ」
凛「そっか」
海未(ほの)「うん……」
海未(ほの)「……あ、じゃあ今日はそろそろ帰るよ」
凛「うん!ありがとうね、穂乃果ちゃん。いろいろわがまま言っちゃって、ごめんね」
海未(ほの)「そんな事ないよ。私も楽しかったよ」
海未(ほの)「次のテストで、みんなに自慢出来る点数、とれたらいいね」
凛「ん!じゃーねー、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「ばいばい」
~~~
海未(ほの)「……」
プルルルルル
海未(ほの)「……あっ、お母さん?」
海未(ほの)「今から海未ちゃんの家行ってくる……夜ご飯までには帰るよ」
海未(ほの)「うん、わかったー」
322: 2015/11/06(金) 23:03:32.60 ID:CdI5oE5g0.net
ポンピーン
穂乃果(うみ)「はい……あっ」
海未(ほの)「お待たせしました」
穂乃果(うみ)「……凛ちゃんはもういいの?」
海未(ほの)「ええ、みっちりしましたので」
穂乃果(うみ)「……そっか」
穂乃果(うみ)「じゃあ、上がって……って言うのも、変な感じだね」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんの家なのにね、へへ」
穂乃果(うみ)「はい……あっ」
海未(ほの)「お待たせしました」
穂乃果(うみ)「……凛ちゃんはもういいの?」
海未(ほの)「ええ、みっちりしましたので」
穂乃果(うみ)「……そっか」
穂乃果(うみ)「じゃあ、上がって……って言うのも、変な感じだね」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんの家なのにね、へへ」
323: 2015/11/06(金) 23:09:20.79 ID:CdI5oE5g0.net
※既に絵里と別れてます。書くの忘れてました※
穂乃果(うみ)「とりあえず、テストまでに海未ちゃんレベル……までは勘弁してほしいです!!」
海未(ほの)「……まあ、事態が事態ですし、仕方ないですね……ですが」
海未(ほの)「しっかり、追い込みをしますよ」
穂乃果(うみ)「はーい」
穂乃果(うみ)「とりあえず、テストまでに海未ちゃんレベル……までは勘弁してほしいです!!」
海未(ほの)「……まあ、事態が事態ですし、仕方ないですね……ですが」
海未(ほの)「しっかり、追い込みをしますよ」
穂乃果(うみ)「はーい」
324: 2015/11/06(金) 23:19:24.55 ID:CdI5oE5g0.net
~~~
穂乃果(うみ)「……ふぃー、もうだめだー……」
海未(ほの)「……いえ、十分です。そろそろ終わりにしましょうか」
穂乃果(うみ)「ほんと?!わーい」
海未(ほの)「喜ぶのは、テストが終わってからにしてくださいね……?」
穂乃果(うみ)「は、はーい……」
海未(ほの)「はあ……そもそもこんな風に入れ替わってなければ、こんなに困ってはいないのですが……」
穂乃果(うみ)「……だよねぇ」
穂乃果(うみ)「……戻る方法、あるのかな」
海未(ほの)「……探してすらいませんからね、意外と、ひょんな事で戻るかもしれません……」
海未(ほの)「せめて、入れ替わる前の記憶があればよかったのですが……」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「……わかんないなぁ。でも」
穂乃果(うみ)「そこまで悪くなかったり……」
海未(ほの)「穂乃果……?」
穂乃果(うみ)「……いろいろと面白いもの見れたし」チラッ
海未(ほの)「そのニヤケ顔の理由を今すぐ言えば勉強の再開はやめてあげます」
穂乃果(うみ)「生えてないんだね」
穂乃果(うみ)「……ふぃー、もうだめだー……」
海未(ほの)「……いえ、十分です。そろそろ終わりにしましょうか」
穂乃果(うみ)「ほんと?!わーい」
海未(ほの)「喜ぶのは、テストが終わってからにしてくださいね……?」
穂乃果(うみ)「は、はーい……」
海未(ほの)「はあ……そもそもこんな風に入れ替わってなければ、こんなに困ってはいないのですが……」
穂乃果(うみ)「……だよねぇ」
穂乃果(うみ)「……戻る方法、あるのかな」
海未(ほの)「……探してすらいませんからね、意外と、ひょんな事で戻るかもしれません……」
海未(ほの)「せめて、入れ替わる前の記憶があればよかったのですが……」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「……わかんないなぁ。でも」
穂乃果(うみ)「そこまで悪くなかったり……」
海未(ほの)「穂乃果……?」
穂乃果(うみ)「……いろいろと面白いもの見れたし」チラッ
海未(ほの)「そのニヤケ顔の理由を今すぐ言えば勉強の再開はやめてあげます」
穂乃果(うみ)「生えてないんだね」
325: 2015/11/06(金) 23:27:08.70 ID:CdI5oE5g0.net
海未(ほの)「……………………」
穂乃果(うみ)「わ、私は正直に言ったよ!だ、だからy」
~~~
穂乃果(うみ)「…………」
海未(ほの)「手が止まってますよ」
穂乃果(うみ)「……あの、海未ちゃん……ここわかんな」
海未(ほの)「そこは2回説明しました。自分で考えてください」
穂乃果(うみ)「うええ……」
~~~
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「…………」
穂乃果(うみ)「……」ゴクリ
海未(ほの)「……ま、いいでしょう」
穂乃果(うみ)「やったぁぁあ終わったぁああああ!!!」
穂乃果(うみ)「わ、私は正直に言ったよ!だ、だからy」
~~~
穂乃果(うみ)「…………」
海未(ほの)「手が止まってますよ」
穂乃果(うみ)「……あの、海未ちゃん……ここわかんな」
海未(ほの)「そこは2回説明しました。自分で考えてください」
穂乃果(うみ)「うええ……」
~~~
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「…………」
穂乃果(うみ)「……」ゴクリ
海未(ほの)「……ま、いいでしょう」
穂乃果(うみ)「やったぁぁあ終わったぁああああ!!!」
333: 2015/11/07(土) 11:41:18.88 ID:FkG9Yw7b0.net
穂乃果(うみ)「……ところで、海未ちゃん。そっちは、どう?調子は」
海未(ほの)「まあ問題ないですよ。勉強も、生活も……あ、ただ……」
穂乃果(うみ)「えっ、お父さんにばれた?」
海未(ほの)「なぜか見抜かれましたよ……驚きましたよ」
穂乃果(うみ)「お父さん何者……?」
海未(ほの)「さ、さあ……」
海未(ほの)「まあ問題ないですよ。勉強も、生活も……あ、ただ……」
穂乃果(うみ)「えっ、お父さんにばれた?」
海未(ほの)「なぜか見抜かれましたよ……驚きましたよ」
穂乃果(うみ)「お父さん何者……?」
海未(ほの)「さ、さあ……」
335: 2015/11/07(土) 15:33:07.17 ID:FkG9Yw7b0.net
海未(ほの)「では、そろそろ帰りますね」
穂乃果(うみ)「うん、またね」
海未(ほの)「ええ」
~~~
穂乃果(うみ)「……さて」
穂乃果(うみ)「勉強、頑張らなきゃ」
~~~
海未(ほの)「ただいまー」
雪穂「……」
海未(ほの)「うわっ、びっくりした……雪穂か、どうしたの」
雪穂「……別に。ただ、帰ってくるの遅いなって思っただけ」
海未(ほの)「……え~、なに?」
海未(ほの)「寂しかったの?」
雪穂「そ、そんなわけ無いじゃん!」
海未(ほの)(素直じゃありませんね)
穂乃果(うみ)「うん、またね」
海未(ほの)「ええ」
~~~
穂乃果(うみ)「……さて」
穂乃果(うみ)「勉強、頑張らなきゃ」
~~~
海未(ほの)「ただいまー」
雪穂「……」
海未(ほの)「うわっ、びっくりした……雪穂か、どうしたの」
雪穂「……別に。ただ、帰ってくるの遅いなって思っただけ」
海未(ほの)「……え~、なに?」
海未(ほの)「寂しかったの?」
雪穂「そ、そんなわけ無いじゃん!」
海未(ほの)(素直じゃありませんね)
338: 2015/11/07(土) 17:51:29.29 ID:FkG9Yw7b0.net
~翌朝~
ことり「おはよう~、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「おはよう、ことりちゃん」
ことり「……あれ、海未ちゃんは? まだ来てないの?」
海未(ほの)「……海未ちゃんなら、教室で寝てるよ」
ことり「え?」
~教室~
穂乃果(うみ)「……」クークー
ことり「……」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「ま、まあそんな時もあるよね!海未ちゃんも疲れてるんだよ!」
ことり「……」スッ
カシャッ
海未(ほの)「ことりちゃん!?なんで写真撮ったの?!」
ことり「いやぁ、とってもレアだなぁって……」
ことり「海未ちゃんが居眠りしてるなんて、こんなの撮るしかないよ!」
海未(ほの)(穂乃果ぁぁああ!早く起きなさいぃいいい!!)
ことり「おはよう~、穂乃果ちゃん」
海未(ほの)「おはよう、ことりちゃん」
ことり「……あれ、海未ちゃんは? まだ来てないの?」
海未(ほの)「……海未ちゃんなら、教室で寝てるよ」
ことり「え?」
~教室~
穂乃果(うみ)「……」クークー
ことり「……」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「ま、まあそんな時もあるよね!海未ちゃんも疲れてるんだよ!」
ことり「……」スッ
カシャッ
海未(ほの)「ことりちゃん!?なんで写真撮ったの?!」
ことり「いやぁ、とってもレアだなぁって……」
ことり「海未ちゃんが居眠りしてるなんて、こんなの撮るしかないよ!」
海未(ほの)(穂乃果ぁぁああ!早く起きなさいぃいいい!!)
339: 2015/11/07(土) 19:32:38.25 ID:FkG9Yw7b0.net
海未(ほの)「もう……」
ことり「……あ、でもちょうどいいかな」
海未(ほの)「? なにが?」
ことり「穂乃果ちゃんも真姫ちゃんからもう聞いてるでしょ?海未ちゃんのサプライズパーティーやるって」
海未(ほの)「……あ、うん。聞いてる」
ことり「それでどこでやろうか、って話になってるんだけどね?真姫ちゃんの家で、皆を先に集めてから、海未ちゃんに一人で来てもらうって事になってるんだー」
海未(ほの)「うんうん」
ことり「それで海未ちゃんが入って、リビングのドア開けたら、クラッカーとか鳴らしちゃったりして」
海未(ほの)「それいいねぇ、きっと海未ちゃんも驚くよ」
海未(ほの)(……なんでしょう、この複雑な気分)
ことり「……あ、でもちょうどいいかな」
海未(ほの)「? なにが?」
ことり「穂乃果ちゃんも真姫ちゃんからもう聞いてるでしょ?海未ちゃんのサプライズパーティーやるって」
海未(ほの)「……あ、うん。聞いてる」
ことり「それでどこでやろうか、って話になってるんだけどね?真姫ちゃんの家で、皆を先に集めてから、海未ちゃんに一人で来てもらうって事になってるんだー」
海未(ほの)「うんうん」
ことり「それで海未ちゃんが入って、リビングのドア開けたら、クラッカーとか鳴らしちゃったりして」
海未(ほの)「それいいねぇ、きっと海未ちゃんも驚くよ」
海未(ほの)(……なんでしょう、この複雑な気分)
340: 2015/11/07(土) 20:15:16.16 ID:FkG9Yw7b0.net
~お昼休み~
?「……」
ことり「それでね、……?」
海未(ほの)「……どうしたの、ことりちゃん?」
ことり「ん、一年生の子がいるんだけど、誰か探してるみたいで……」
一年生「……あ」
一年生「あの、園田海未さんは、いますか……?」
海未(ほの)(……?私?)
ことり「海未ちゃんに何かあるみたいだけど……海未ちゃん、知り合い?」
穂乃果(うみ)「いえ、知らない子ですね……」
穂乃果(うみ)「とりあえず、行ってきますね」
ことり「うん」
海未(ほの)「いってらっしゃい」
?「……」
ことり「それでね、……?」
海未(ほの)「……どうしたの、ことりちゃん?」
ことり「ん、一年生の子がいるんだけど、誰か探してるみたいで……」
一年生「……あ」
一年生「あの、園田海未さんは、いますか……?」
海未(ほの)(……?私?)
ことり「海未ちゃんに何かあるみたいだけど……海未ちゃん、知り合い?」
穂乃果(うみ)「いえ、知らない子ですね……」
穂乃果(うみ)「とりあえず、行ってきますね」
ことり「うん」
海未(ほの)「いってらっしゃい」
341: 2015/11/07(土) 21:26:51.63 ID:FkG9Yw7b0.net
一年生「すみません、わざわざ……」
穂乃果(うみ)「いえ、大丈夫ですよ……それで、用件とは……?」
一年生「あの、その……これを」スッ
穂乃果(うみ)(……手紙?)
一年生「……」モジモジ
穂乃果(うみ)(……ああ)
穂乃果(うみ)(海未ちゃんへの……ラブレターかな)
穂乃果(うみ)(海未ちゃん、前々からよく貰ってたって、絵里ちゃん言ってたし)
穂乃果(うみ)(……これも、かな?)
一年生「あ、あの……それ……」
穂乃果(うみ)(ハートマークの便箋……すごいなぁ、海未ちゃん。モテモテ……女の子にだけど)
穂乃果(うみ)「……すみません、私には」
穂乃果(うみ)「いえ、大丈夫ですよ……それで、用件とは……?」
一年生「あの、その……これを」スッ
穂乃果(うみ)(……手紙?)
一年生「……」モジモジ
穂乃果(うみ)(……ああ)
穂乃果(うみ)(海未ちゃんへの……ラブレターかな)
穂乃果(うみ)(海未ちゃん、前々からよく貰ってたって、絵里ちゃん言ってたし)
穂乃果(うみ)(……これも、かな?)
一年生「あ、あの……それ……」
穂乃果(うみ)(ハートマークの便箋……すごいなぁ、海未ちゃん。モテモテ……女の子にだけど)
穂乃果(うみ)「……すみません、私には」
342: 2015/11/07(土) 21:30:05.07 ID:FkG9Yw7b0.net
一年生「こ、高坂先輩に渡してくださいっ!お願いします!」
穂乃果(うみ)「……え?」
一年生「じ、じゃあお願いします……!」タタタタッ
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「え?」
穂乃果(うみ)「……え?」
一年生「じ、じゃあお願いします……!」タタタタッ
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「え?」
345: 2015/11/07(土) 22:07:26.37 ID:FkG9Yw7b0.net
穂乃果(うみ)「……」
ことり「海未ちゃん、あの子、なんだって?……ん、手紙?」
海未(ほの)「もしかして、海未ちゃん宛のラブレター?」
海未(ほの)(最近また増えたんですよね……)
穂乃果(うみ)「……違いますよ、穂乃果、ことり」
穂乃果(うみ)「これは穂乃果宛の手紙です」
海未(ほの)「え?」
穂乃果(うみ)「どうぞ」
海未(ほの)「あ、うん……」ピラッ
海未(ほの)「……高坂穂乃果さんへ。単刀直入に伝えます。私と恋人になってください。………………」
海未(ほの)「……」( ゚д゚)エ?
海未(ほの)「……」( ゚д゚ )ナニコレ?
穂乃果(うみ)「……穂乃果宛の……ラブレター、ですよ」
ことり「海未ちゃん、あの子、なんだって?……ん、手紙?」
海未(ほの)「もしかして、海未ちゃん宛のラブレター?」
海未(ほの)(最近また増えたんですよね……)
穂乃果(うみ)「……違いますよ、穂乃果、ことり」
穂乃果(うみ)「これは穂乃果宛の手紙です」
海未(ほの)「え?」
穂乃果(うみ)「どうぞ」
海未(ほの)「あ、うん……」ピラッ
海未(ほの)「……高坂穂乃果さんへ。単刀直入に伝えます。私と恋人になってください。………………」
海未(ほの)「……」( ゚д゚)エ?
海未(ほの)「……」( ゚д゚ )ナニコレ?
穂乃果(うみ)「……穂乃果宛の……ラブレター、ですよ」
346: 2015/11/07(土) 22:32:00.89 ID:FkG9Yw7b0.net
~トイレ~
海未(ほの)「なんですか急にこんなところに呼び出して」
穂乃果(うみ)「なんでわたし?!」
海未(ほの)「そんな事言われても……」
穂乃果(うみ)「普通こういうのって海未ちゃんがもらう物じゃない?!」
海未(ほの)「勝手に決めつけないでくださいよ……」
穂乃果(うみ)「だってそうじゃん!今まで海未ちゃん、ラブレターたくさん貰ったことあるでしょ?!」
海未(ほの)「、そ、それでも穂乃果が貰う事とはなにも関係は……」
穂乃果(うみ)「だからわかんないだよ……」
穂乃果(うみ)「なんで私なんだろ……」
海未(ほの)「なんですか急にこんなところに呼び出して」
穂乃果(うみ)「なんでわたし?!」
海未(ほの)「そんな事言われても……」
穂乃果(うみ)「普通こういうのって海未ちゃんがもらう物じゃない?!」
海未(ほの)「勝手に決めつけないでくださいよ……」
穂乃果(うみ)「だってそうじゃん!今まで海未ちゃん、ラブレターたくさん貰ったことあるでしょ?!」
海未(ほの)「、そ、それでも穂乃果が貰う事とはなにも関係は……」
穂乃果(うみ)「だからわかんないだよ……」
穂乃果(うみ)「なんで私なんだろ……」
348: 2015/11/07(土) 23:23:17.47 ID:FkG9Yw7b0.net
海未(ほの)「……それで、どうするんですか?」
穂乃果(うみ)「そりゃ断るよ……でも、自分から言えないってのが、なんか、その子に悪いっていうか……」
海未(ほの)「……仕方ありませんよ、状況が状況なんですから」
穂乃果(うみ)「……すごいよね、状況。誰にも真似できないよ」
穂乃果(うみ)「されても困るけど……はあ」
穂乃果(うみ)「……手紙には、今日の放課後、体育館裏で待ってるって書いてあったから」
穂乃果(うみ)「海未ちゃん、お願いね?」
海未(ほの)「……ええ」
穂乃果(うみ)「そりゃ断るよ……でも、自分から言えないってのが、なんか、その子に悪いっていうか……」
海未(ほの)「……仕方ありませんよ、状況が状況なんですから」
穂乃果(うみ)「……すごいよね、状況。誰にも真似できないよ」
穂乃果(うみ)「されても困るけど……はあ」
穂乃果(うみ)「……手紙には、今日の放課後、体育館裏で待ってるって書いてあったから」
穂乃果(うみ)「海未ちゃん、お願いね?」
海未(ほの)「……ええ」
354: 2015/11/08(日) 07:17:13.99 ID:N8Z6Jdod0.net
~放課後~
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(いました、あの子ですね)
一年生「……あ、高坂先輩……」
海未(ほの)「初めまして、○○ちゃん」
海未(ほの)「……あの手紙のことなんだけど」
一年生「! は、はい……わたしは、本気です……」
海未(ほの)「……」
一年生「……返事、貰えませんか?」
海未(ほの)「……そうだね」
海未(ほの)「ごめんね……私には、あなたの気持ちに応える事は、出来ない」
一年生「……っ」
海未(ほの)「やっぱり、こんな事は……女の子同士じゃ……」
一年生「…………」
海未(ほの)「いけない事だから――」
一年生「……」クイッ
ザッ
海未(ほの)「……?」
?「……!」ガシッ
海未(ほの)「!?んんー!んー!!??」
海未(ほの)(だ、誰?!というか、なぜこんな……!?)
一年生「……連れて行って」
?「はい」
海未(ほの)「んぐー!!」
海未(ほの)(ど、どうすれば……!?)
一年生「誰もいないわよね……早く車にいれて」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)(いました、あの子ですね)
一年生「……あ、高坂先輩……」
海未(ほの)「初めまして、○○ちゃん」
海未(ほの)「……あの手紙のことなんだけど」
一年生「! は、はい……わたしは、本気です……」
海未(ほの)「……」
一年生「……返事、貰えませんか?」
海未(ほの)「……そうだね」
海未(ほの)「ごめんね……私には、あなたの気持ちに応える事は、出来ない」
一年生「……っ」
海未(ほの)「やっぱり、こんな事は……女の子同士じゃ……」
一年生「…………」
海未(ほの)「いけない事だから――」
一年生「……」クイッ
ザッ
海未(ほの)「……?」
?「……!」ガシッ
海未(ほの)「!?んんー!んー!!??」
海未(ほの)(だ、誰?!というか、なぜこんな……!?)
一年生「……連れて行って」
?「はい」
海未(ほの)「んぐー!!」
海未(ほの)(ど、どうすれば……!?)
一年生「誰もいないわよね……早く車にいれて」
356: 2015/11/08(日) 07:27:49.31 ID:N8Z6Jdod0.net
~車内~
海未(ほの)「んー!んんー!」
一年生「しっ!あんまり騒がないでください高坂先輩……」
一年生「大変な事になりますよ?」
海未(ほの)「んん……」
海未(ほの)(なんなんですか、この子は……)
?「お嬢様……さすがにやりすぎでは?」
一年生「なに、私のやることに文句でも?」
?「……いえ」
一年生「それでいいのよ」
海未(ほの)(……これから、どこへ連れていかれるのでしょうか……)
海未(ほの)(うう、この手首の拘束具さえなくなれば……!)
海未(ほの)「んー!んんー!」
一年生「しっ!あんまり騒がないでください高坂先輩……」
一年生「大変な事になりますよ?」
海未(ほの)「んん……」
海未(ほの)(なんなんですか、この子は……)
?「お嬢様……さすがにやりすぎでは?」
一年生「なに、私のやることに文句でも?」
?「……いえ」
一年生「それでいいのよ」
海未(ほの)(……これから、どこへ連れていかれるのでしょうか……)
海未(ほの)(うう、この手首の拘束具さえなくなれば……!)
358: 2015/11/08(日) 08:15:38.96 ID:N8Z6Jdod0.net
~校門~
穂乃果(うみ)「……」
ことり「……」
穂乃果(うみ)「……穂乃果、まだですかね」
ことり「心配?」
穂乃果(うみ)「……心配する事なんてありません」
ことり「……そっか」ニコ
穂乃果(うみ)「……ええ」
ブォォオオオ……
穂乃果(うみ)「おっと、車が…………!」
~~~
海未(ほの)「……!……、……。……!」ジタバタ
一年生「……!……。」
~~~
穂乃果(うみ)「――――」
ことり「? 海未ちゃん――」
ことり「って、海未ちゃん!?どこいくのー!?」
穂乃果(うみ)「……」
ことり「……」
穂乃果(うみ)「……穂乃果、まだですかね」
ことり「心配?」
穂乃果(うみ)「……心配する事なんてありません」
ことり「……そっか」ニコ
穂乃果(うみ)「……ええ」
ブォォオオオ……
穂乃果(うみ)「おっと、車が…………!」
~~~
海未(ほの)「……!……、……。……!」ジタバタ
一年生「……!……。」
~~~
穂乃果(うみ)「――――」
ことり「? 海未ちゃん――」
ことり「って、海未ちゃん!?どこいくのー!?」
359: 2015/11/08(日) 08:44:18.30 ID:N8Z6Jdod0.net
~一年生宅~
海未(ほの)「……」
一年生「ふう……」
海未(ほの)「……こんな事して、あなた、何が目的なの?」
一年生「決まってるじゃないですか」
一年生「高坂先輩を私のものにするんですよ」
海未(ほの)「……」
一年生「そんな顔しないでくださいよ。せっかくの可愛い顔がもったいないですよ」
海未(ほの)(……手足を動かせないこの状況では、何かされても抵抗出来ませんね……)
一年生「……嫌でも、わたしのものにならないといけなくしてあげます」
海未(ほの)「……」
一年生「……」スッ
海未(ほの)「……?」
一年生「」カチッ
一年生「」ブブブブブッ
海未(ほの)「………………え」
一年生「おっと、さすがに『声』が響いたらまずいですね。ちょっと口封じしますね」
海未(ほの)「まっ、んぐ……」ガムテープ
海未(ほの)「……」
一年生「ふう……」
海未(ほの)「……こんな事して、あなた、何が目的なの?」
一年生「決まってるじゃないですか」
一年生「高坂先輩を私のものにするんですよ」
海未(ほの)「……」
一年生「そんな顔しないでくださいよ。せっかくの可愛い顔がもったいないですよ」
海未(ほの)(……手足を動かせないこの状況では、何かされても抵抗出来ませんね……)
一年生「……嫌でも、わたしのものにならないといけなくしてあげます」
海未(ほの)「……」
一年生「……」スッ
海未(ほの)「……?」
一年生「」カチッ
一年生「」ブブブブブッ
海未(ほの)「………………え」
一年生「おっと、さすがに『声』が響いたらまずいですね。ちょっと口封じしますね」
海未(ほの)「まっ、んぐ……」ガムテープ
362: 2015/11/08(日) 09:16:41.77 ID:N8Z6Jdod0.net
一年生「じゃ、いい声で喘いでくださいよ?」
海未(ほの)(や、やめて……!!)
~~~
ピンポーン
黒服「はい」ガチャッ
?「……穂乃果を返してください」
黒服「……」
黒服「……すごいですね、まだ30分しか経ってませんが」
?「走ってきました」
黒服「……そうですか」
黒服「ですが……お嬢様の邪魔を、させるわけには、いきません…………」
黒服「と、言いたいところなのですが」
黒服「私も、あのワガママお嬢様の度の過ぎたお願い事に、うんざりしていたところです」
黒服「……あなたに任せましょう。あの子に、何でもかんでも上手くはいかない事を、教えてあげてください……なぁに、いざとなったら、どうにでもできます」
?「……貴方達が止めればいいのでは?」
黒服「それだとあまり意味がない。子供は大人に邪魔されると、失敗しても『まあ相手は大人だし』と認めますが、同じ子供にされると、不思議な事に、諦めがつきやすいんですね」
?「……」
黒服「私の実体験ですよ……あの子の父親……私にとっての『先輩』から学びましたよ、これは」
黒服「変な縁というか、運命ですね……まあ、そんなわけなので」
黒服「通っていいですよ、園田海未さん」
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)(や、やめて……!!)
~~~
ピンポーン
黒服「はい」ガチャッ
?「……穂乃果を返してください」
黒服「……」
黒服「……すごいですね、まだ30分しか経ってませんが」
?「走ってきました」
黒服「……そうですか」
黒服「ですが……お嬢様の邪魔を、させるわけには、いきません…………」
黒服「と、言いたいところなのですが」
黒服「私も、あのワガママお嬢様の度の過ぎたお願い事に、うんざりしていたところです」
黒服「……あなたに任せましょう。あの子に、何でもかんでも上手くはいかない事を、教えてあげてください……なぁに、いざとなったら、どうにでもできます」
?「……貴方達が止めればいいのでは?」
黒服「それだとあまり意味がない。子供は大人に邪魔されると、失敗しても『まあ相手は大人だし』と認めますが、同じ子供にされると、不思議な事に、諦めがつきやすいんですね」
?「……」
黒服「私の実体験ですよ……あの子の父親……私にとっての『先輩』から学びましたよ、これは」
黒服「変な縁というか、運命ですね……まあ、そんなわけなので」
黒服「通っていいですよ、園田海未さん」
穂乃果(うみ)「……」
376: 2015/11/08(日) 17:43:20.47 ID:N8Z6Jdod0.net
海未(ほの)(や、やめ……)
一年生「うふふ……♡」ブブブブブッ
海未(ほの)(助けて……)
海未(ほの)(誰か助けて…………ッ!)
バキィッ!!
一年生「……え?」
海未(ほの)(!?)
穂乃果(うみ)「……」
一年生「ひっ!!そ、園田先輩……!?」
一年生「なんで、なんでここに!?あいつらなんで通してんのよ!!」
一年生「っ、っていうか、鍵閉めてたはずなのに――」
穂乃果(うみ)「……うん」
穂乃果(うみ)「――だから、壊した」
一年生「……!!」ゾクッ
一年生「うふふ……♡」ブブブブブッ
海未(ほの)(助けて……)
海未(ほの)(誰か助けて…………ッ!)
バキィッ!!
一年生「……え?」
海未(ほの)(!?)
穂乃果(うみ)「……」
一年生「ひっ!!そ、園田先輩……!?」
一年生「なんで、なんでここに!?あいつらなんで通してんのよ!!」
一年生「っ、っていうか、鍵閉めてたはずなのに――」
穂乃果(うみ)「……うん」
穂乃果(うみ)「――だから、壊した」
一年生「……!!」ゾクッ
377: 2015/11/08(日) 17:52:56.02 ID:N8Z6Jdod0.net
穂乃果(うみ)「……穂乃果を返してもらいますよ」
一年生「……ぐっ」
穂乃果(うみ)「どいてください」
一年生「……こ、このッ!」シャキン
海未(ほの)(……ナイフ!?どうしてそんなものを……ッ!)
海未(ほの)「んぐんーー!!」
海未(ほの)(逃げてくださいっ、穂乃果!?)
一年生「……ハァハァ」ギリギリ
穂乃果(うみ)「……なんですか、足が震えてるじゃないですか」
穂乃果(うみ)「そんなもの、使った事なんてないんでしょう?やめておきなさい、怪我をしますよ」
一年生「うる、うるさいっ!」
穂乃果(うみ)「……」スッ
一年生「っ!来るなぁァああアアア!」
一年生「そ、それ以上近づいたら、高坂先輩は無事じゃ済まないわよ!!」
一年生(くそう、くそ!なんなのよ!こっちはナイフよ、あっちは素手よ!?なのになんでこんなに怖いのよ!?!)
海未(ほの)(うっ……)
海未(ほの)(ほ、穂乃果……)
穂乃果(うみ)「…………」
一年生「……ぐっ」
穂乃果(うみ)「どいてください」
一年生「……こ、このッ!」シャキン
海未(ほの)(……ナイフ!?どうしてそんなものを……ッ!)
海未(ほの)「んぐんーー!!」
海未(ほの)(逃げてくださいっ、穂乃果!?)
一年生「……ハァハァ」ギリギリ
穂乃果(うみ)「……なんですか、足が震えてるじゃないですか」
穂乃果(うみ)「そんなもの、使った事なんてないんでしょう?やめておきなさい、怪我をしますよ」
一年生「うる、うるさいっ!」
穂乃果(うみ)「……」スッ
一年生「っ!来るなぁァああアアア!」
一年生「そ、それ以上近づいたら、高坂先輩は無事じゃ済まないわよ!!」
一年生(くそう、くそ!なんなのよ!こっちはナイフよ、あっちは素手よ!?なのになんでこんなに怖いのよ!?!)
海未(ほの)(うっ……)
海未(ほの)(ほ、穂乃果……)
穂乃果(うみ)「…………」
378: 2015/11/08(日) 18:05:26.89 ID:N8Z6Jdod0.net
穂乃果(うみ)「出来るんですか?」
一年生「……え?」
穂乃果(うみ)「あなたに、『その先』が、出来るんですか?」
一年生「……ッ!!」
海未(ほの)(穂乃果……?)
一年生「な、……なめるなぁぁああ!!」
一年生(もういい、どうにでもなれぇえ!!)
一年生「うわぁあァああ!!」ゴォオォオオ
海未(ほの)(!!!)
海未(ほの)「んぬ、んぐっんんー!!」ピリ……ペリ……ペリ……ペリ!!
海未(ほの)「――穂乃果ぁぁあああ!!」
ドスッ!!
一年生「……え?」
穂乃果(うみ)「あなたに、『その先』が、出来るんですか?」
一年生「……ッ!!」
海未(ほの)(穂乃果……?)
一年生「な、……なめるなぁぁああ!!」
一年生(もういい、どうにでもなれぇえ!!)
一年生「うわぁあァああ!!」ゴォオォオオ
海未(ほの)(!!!)
海未(ほの)「んぬ、んぐっんんー!!」ピリ……ペリ……ペリ……ペリ!!
海未(ほの)「――穂乃果ぁぁあああ!!」
ドスッ!!
379: 2015/11/08(日) 19:27:28.38 ID:N8Z6Jdod0.net
穂乃果(うみ)「…………」
一年生「……うぐっ」
メリィ……
海未(ほの)「……!」
一年生「けほっ……」
穂乃果(うみ)「……すみません、手加減は一応したつもりです」
海未(ほの)「……ほ、ほの」「まあでも仕方ないですよね」
穂乃果(うみ)「――あなたが悪いんですから」
海未(ほの)「……!」ゾクッ
一年生「……うぐっ」
メリィ……
海未(ほの)「……!」
一年生「けほっ……」
穂乃果(うみ)「……すみません、手加減は一応したつもりです」
海未(ほの)「……ほ、ほの」「まあでも仕方ないですよね」
穂乃果(うみ)「――あなたが悪いんですから」
海未(ほの)「……!」ゾクッ
383: 2015/11/08(日) 19:58:29.18 ID:N8Z6Jdod0.net
※ご飯たべてきます。九時くらいから再開します。
388: 2015/11/08(日) 21:05:29.02 ID:N8Z6Jdod0.net
穂乃果(うみ)「……あ」
穂乃果(うみ)「海未ちゃん!!?大丈夫!?」
海未(ほの)「え、ええ……」
海未(ほの)「ありがとうございます、穂乃果……」
穂乃果(うみ)「どこもなにもされてない?!本当に?!」
海未(ほの)「……大丈夫です」
穂乃果(うみ)「……よかった」ギュッ
海未(ほの)「あっ……」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんに……なにかあったら……私は……」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「大丈夫です穂乃果……こうして穂乃果が来てくれたから、私は何にもないです」
穂乃果(うみ)「……」グスッ
海未(ほの)「……ありがとう、穂乃果」ギュッ
穂乃果(うみ)「……」ズズッー
海未(ほの)「……ちょっと」
穂乃果(うみ)「……」ズルッ
海未(ほの)「……鼻水!」
穂乃果(うみ)「ふへー……」ダラーン
海未(ほの)「私の顔でそんな事しないでください!」
穂乃果(うみ)「海未ちゃん!!?大丈夫!?」
海未(ほの)「え、ええ……」
海未(ほの)「ありがとうございます、穂乃果……」
穂乃果(うみ)「どこもなにもされてない?!本当に?!」
海未(ほの)「……大丈夫です」
穂乃果(うみ)「……よかった」ギュッ
海未(ほの)「あっ……」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんに……なにかあったら……私は……」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「大丈夫です穂乃果……こうして穂乃果が来てくれたから、私は何にもないです」
穂乃果(うみ)「……」グスッ
海未(ほの)「……ありがとう、穂乃果」ギュッ
穂乃果(うみ)「……」ズズッー
海未(ほの)「……ちょっと」
穂乃果(うみ)「……」ズルッ
海未(ほの)「……鼻水!」
穂乃果(うみ)「ふへー……」ダラーン
海未(ほの)「私の顔でそんな事しないでください!」
390: 2015/11/08(日) 21:19:56.25 ID:N8Z6Jdod0.net
黒服「……終わりましたか」
海未(ほの)「! 穂乃果……」
穂乃果(うみ)「大丈夫、あの人は協力してくれたから」
黒服「……おや、気絶してしまっていますね。まあいいでしょう。たまには」
穂乃果(うみ)(いいんだ……)
黒服「……さっ、この子が目覚める前に、早く出て行ってください」
海未(ほの)「はい……」
穂乃果(うみ)「……」
黒服「……あ、そうそう。高坂さん、でしたね」
海未(ほの)「……は、はい?」
黒服「……あなたのお父さんは、今何をしているのです?」
海未(ほの)「……?和菓子屋を経営してます……?」
黒服「そうですな、店の名前は訊いてもいいですか?」
海未(ほの)「……穂むら」
黒服「……ありがとうございます」
黒服(……今度行こう)
~~~
海未(ほの)「! 穂乃果……」
穂乃果(うみ)「大丈夫、あの人は協力してくれたから」
黒服「……おや、気絶してしまっていますね。まあいいでしょう。たまには」
穂乃果(うみ)(いいんだ……)
黒服「……さっ、この子が目覚める前に、早く出て行ってください」
海未(ほの)「はい……」
穂乃果(うみ)「……」
黒服「……あ、そうそう。高坂さん、でしたね」
海未(ほの)「……は、はい?」
黒服「……あなたのお父さんは、今何をしているのです?」
海未(ほの)「……?和菓子屋を経営してます……?」
黒服「そうですな、店の名前は訊いてもいいですか?」
海未(ほの)「……穂むら」
黒服「……ありがとうございます」
黒服(……今度行こう)
~~~
395: 2015/11/08(日) 22:01:58.47 ID:N8Z6Jdod0.net
穂乃果(うみ)「……」ギュッ
海未(ほの)「……あの、穂乃果」
穂乃果(うみ)「……ん?」
海未(ほの)「あの、その……」
海未(ほの)「……助けに来てくれてありがとう」
穂乃果(うみ)「……うんっ!」
穂乃果(うみ)「私は海未ちゃんが困ってるなら、どこへだって飛んでいくよ」
穂乃果(うみ)「走っていく」
穂乃果(うみ)「大切だから」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……やはり、穂乃果は、穂乃果ですね」
穂乃果(うみ)「むっ、なぁに、それ。どういう意味?」
海未(ほの)「……わからなくて、いいですよ」
穂乃果(うみ)「えー、教えてよー」
海未(ほの)「や、です」
穂乃果(うみ)「えー……」
海未(ほの)「あはは……」
ハハハハハハ……
~~~
穂乃果(うみ)「……あれ?そういえば何か忘れているような」
~~~
ことり「海未ちゃぁぁあん……穂乃果ちゃぁあん……まだぁ…というかどこ行ったのぉ…??」ブルブルブルブル
ことり「へっくち!」クシュン
海未(ほの)「……あの、穂乃果」
穂乃果(うみ)「……ん?」
海未(ほの)「あの、その……」
海未(ほの)「……助けに来てくれてありがとう」
穂乃果(うみ)「……うんっ!」
穂乃果(うみ)「私は海未ちゃんが困ってるなら、どこへだって飛んでいくよ」
穂乃果(うみ)「走っていく」
穂乃果(うみ)「大切だから」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……やはり、穂乃果は、穂乃果ですね」
穂乃果(うみ)「むっ、なぁに、それ。どういう意味?」
海未(ほの)「……わからなくて、いいですよ」
穂乃果(うみ)「えー、教えてよー」
海未(ほの)「や、です」
穂乃果(うみ)「えー……」
海未(ほの)「あはは……」
ハハハハハハ……
~~~
穂乃果(うみ)「……あれ?そういえば何か忘れているような」
~~~
ことり「海未ちゃぁぁあん……穂乃果ちゃぁあん……まだぁ…というかどこ行ったのぉ…??」ブルブルブルブル
ことり「へっくち!」クシュン
400: 2015/11/08(日) 22:20:24.15 ID:N8Z6Jdod0.net
~翌朝~
ことり「……」
海未(ほの)「ご、ごめんねことりちゃん!昨日はその~……」
ことり「……」ツーン
穂乃果(うみ)「き、緊急事態だったんです、だからその、あの……」
ことり「……」プーン
海未(ほの)「……うう」
穂乃果(うみ)(どうしよ、ことりちゃんに悪いことしちゃったなぁ……)
ことり「……」ツーン
ことり「……大体、最近さ」
海未(ほの)「は、はい?!」
穂乃果(うみ)「……」ドキドキドキドキ
ことり「……」
海未(ほの)「ご、ごめんねことりちゃん!昨日はその~……」
ことり「……」ツーン
穂乃果(うみ)「き、緊急事態だったんです、だからその、あの……」
ことり「……」プーン
海未(ほの)「……うう」
穂乃果(うみ)(どうしよ、ことりちゃんに悪いことしちゃったなぁ……)
ことり「……」ツーン
ことり「……大体、最近さ」
海未(ほの)「は、はい?!」
穂乃果(うみ)「……」ドキドキドキドキ
401: 2015/11/08(日) 22:21:45.03 ID:N8Z6Jdod0.net
ことり「二人とも、いつも一緒にいるよね」
海未(ほの)「……え?」
ことり「ことりと全然話してくれないよね……」
穂乃果(うみ)「いや、あの、その」
ことり「二人とも、ことりの事嫌いになったの……?」ウル
海未(ほの)「そっ、そんなことないよ!」
穂乃果(うみ)「そうです!私たちがことりの事を嫌いになるわけないじゃないですか!!」
ことり「……本当に?」
海未(ほの)「ほんと!」
ことり「ことりの事好き?」
穂乃果(うみ)「もちろんです!」
ことり「――じゃあこの衣装着てくれる?」
穂乃果(うみ)「ええ!」
海未(ほの)「いいとも!」
海未/穂乃果「「……ん?」」
ことり「ホント?!わーい!やったー!」
穂乃果(うみ)「こ、ことり……?」
ことり「じゃ、今日の放課後楽しみにしてるね!」
ことり(……)
ことり(まあ……寂しかったのは、本当なんだけどね)テヘッ
海未(ほの)「……え?」
ことり「ことりと全然話してくれないよね……」
穂乃果(うみ)「いや、あの、その」
ことり「二人とも、ことりの事嫌いになったの……?」ウル
海未(ほの)「そっ、そんなことないよ!」
穂乃果(うみ)「そうです!私たちがことりの事を嫌いになるわけないじゃないですか!!」
ことり「……本当に?」
海未(ほの)「ほんと!」
ことり「ことりの事好き?」
穂乃果(うみ)「もちろんです!」
ことり「――じゃあこの衣装着てくれる?」
穂乃果(うみ)「ええ!」
海未(ほの)「いいとも!」
海未/穂乃果「「……ん?」」
ことり「ホント?!わーい!やったー!」
穂乃果(うみ)「こ、ことり……?」
ことり「じゃ、今日の放課後楽しみにしてるね!」
ことり(……)
ことり(まあ……寂しかったのは、本当なんだけどね)テヘッ
404: 2015/11/08(日) 23:23:32.48 ID:N8Z6Jdod0.net
ことり「きゃー!すっごく似合ってるよ二人ともー!」
穂乃果(うみ)「そ、そうですか?」
ことり「うん! やっぱり似合ってるよ、ウェディングドレス!」
穂乃果(うみ)「こんなものまで作れるんですね……」
ことり(珍しく恥ずかしがらずに着てくれたなー)
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「……穂乃果?なにしてるんですか?」
海未(ほの)「……い」
穂乃果(ほの)「え?」
海未(ほの)「……恥ずかしいんですよ……!」ゴニョゴニョ
穂乃果(うみ)「ちょっと海未ちゃん……そういうの私のキャラじゃないから頑張ってよ……!」ゴニョゴニョ
海未(ほの)「で、ですがこれは……!」ゴニョゴニョ
ことり「もうー、穂乃果ちゃん何してるの?早く出てきてよー」カシャ
海未(ほの)「あ……」
ことり「っはあ……!可愛いー!!」
海未(ほの)「あ、あ……!」
ことり「あれ、穂乃果ちゃん、照れてる……?」
ことり「写真とっとこっと」
海未(ほの)「ことりちゃん?!」
ことり「こんな穂乃果ちゃんなかなか見れないよ……!!」
海未(ほの)「くぅ……」
穂乃果(うみ)「そ、そうですか?」
ことり「うん! やっぱり似合ってるよ、ウェディングドレス!」
穂乃果(うみ)「こんなものまで作れるんですね……」
ことり(珍しく恥ずかしがらずに着てくれたなー)
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「……穂乃果?なにしてるんですか?」
海未(ほの)「……い」
穂乃果(ほの)「え?」
海未(ほの)「……恥ずかしいんですよ……!」ゴニョゴニョ
穂乃果(うみ)「ちょっと海未ちゃん……そういうの私のキャラじゃないから頑張ってよ……!」ゴニョゴニョ
海未(ほの)「で、ですがこれは……!」ゴニョゴニョ
ことり「もうー、穂乃果ちゃん何してるの?早く出てきてよー」カシャ
海未(ほの)「あ……」
ことり「っはあ……!可愛いー!!」
海未(ほの)「あ、あ……!」
ことり「あれ、穂乃果ちゃん、照れてる……?」
ことり「写真とっとこっと」
海未(ほの)「ことりちゃん?!」
ことり「こんな穂乃果ちゃんなかなか見れないよ……!!」
海未(ほの)「くぅ……」
405: 2015/11/08(日) 23:35:24.73 ID:N8Z6Jdod0.net
~黒服~
黒服「……」
黒服「……あの、すみません」
ほのママ「はーい、何にしますか?」
黒服「いえ、和菓子ではなくて……ここに、婿入りしたはずの、無口な男がいるはずなのですが……」
ほのママ「あら、それお父……旦那ね。なにか用ですか……?」
黒服「いえ、昔の先輩後輩の関係だったんです」
ほのママ「あらそうなんですか!」
黒服「ええ……あ」
ほのママ「ん……?」
ほのパパ「……」
黒服「……お久しぶりです」
ほのパパ「……」ヒサシブリ
黒服「……」
ほのパパ「……」
黒服「……すみません、ここで一番人気のものを、ひと箱ください」
ほのママ「はーい、ありがとうございます」
ほのパパ「……」
黒服「……」
ほのパパ「……」ニッ
黒服「! ……」
黒服「……変わらないですね、先輩は」
黒服「ありがとうございます。……では、これで」
黒服「……」
黒服「……あの、すみません」
ほのママ「はーい、何にしますか?」
黒服「いえ、和菓子ではなくて……ここに、婿入りしたはずの、無口な男がいるはずなのですが……」
ほのママ「あら、それお父……旦那ね。なにか用ですか……?」
黒服「いえ、昔の先輩後輩の関係だったんです」
ほのママ「あらそうなんですか!」
黒服「ええ……あ」
ほのママ「ん……?」
ほのパパ「……」
黒服「……お久しぶりです」
ほのパパ「……」ヒサシブリ
黒服「……」
ほのパパ「……」
黒服「……すみません、ここで一番人気のものを、ひと箱ください」
ほのママ「はーい、ありがとうございます」
ほのパパ「……」
黒服「……」
ほのパパ「……」ニッ
黒服「! ……」
黒服「……変わらないですね、先輩は」
黒服「ありがとうございます。……では、これで」
409: 2015/11/09(月) 06:32:10.39 ID:j4k/m8vp0.net
~~~
ことり「じゃあまた明日ねー二人ともー!」
海未(ほの)「うう……」
穂乃果(うみ)「まだ言ってるの?海未ちゃん、もう忘れなよ……それに大丈夫でしょ、体は私なんだし、海未ちゃんが撮られたわけじゃないよ」
海未(ほの)「気持ちの問題です……」
穂乃果(うみ)「そっかー……あ」
穂乃果(うみ)「明日からテストじゃん……うへぇ、とうとうきちゃったよ」
海未(ほの)「……あの穂乃果。本当に頑張ってくださいよ?」
ことり「じゃあまた明日ねー二人ともー!」
海未(ほの)「うう……」
穂乃果(うみ)「まだ言ってるの?海未ちゃん、もう忘れなよ……それに大丈夫でしょ、体は私なんだし、海未ちゃんが撮られたわけじゃないよ」
海未(ほの)「気持ちの問題です……」
穂乃果(うみ)「そっかー……あ」
穂乃果(うみ)「明日からテストじゃん……うへぇ、とうとうきちゃったよ」
海未(ほの)「……あの穂乃果。本当に頑張ってくださいよ?」
416: 2015/11/09(月) 19:32:57.44 ID:j4k/m8vp0.net
~翌朝~
穂乃果(うみ)(うう……)
穂乃果(うみ)(昨日一応海未ちゃんに最後の追い込みしてもらったけど……)
穂乃果(うみ)(大丈夫かな……)
先生「じゃあ、解答用紙配るから、名前書いたら裏返せよー、問題まだ見るなよー」
~~~
キーンコーンカーンコーン
先生「……じゃ、始めてください」
穂乃果(うみ)「……」ピラッ
穂乃果(うみ)「……!」
穂乃果(うみ)(大丈夫、ちゃんとわかる!)
穂乃果(うみ)(昨日やったところも、出てる……)
穂乃果(うみ)(よし、よし……!)
穂乃果(うみ)(うう……)
穂乃果(うみ)(昨日一応海未ちゃんに最後の追い込みしてもらったけど……)
穂乃果(うみ)(大丈夫かな……)
先生「じゃあ、解答用紙配るから、名前書いたら裏返せよー、問題まだ見るなよー」
~~~
キーンコーンカーンコーン
先生「……じゃ、始めてください」
穂乃果(うみ)「……」ピラッ
穂乃果(うみ)「……!」
穂乃果(うみ)(大丈夫、ちゃんとわかる!)
穂乃果(うみ)(昨日やったところも、出てる……)
穂乃果(うみ)(よし、よし……!)
418: 2015/11/09(月) 20:44:05.15 ID:j4k/m8vp0.net
~~~
先生「……じゃ、これで全教科終了だな」
ウワーオワッターアソビニイコー
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「ふぅ……」
ことり「二人ともどうだった?」
海未(ほの)「私は少し自信あるかな…………海未ちゃんは?」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「……いつも通り、ですよ」
海未(ほの)「……そっか」
ことり「じゃ、部室行こっか」
海未(ほの)「うん」
先生「……じゃ、これで全教科終了だな」
ウワーオワッターアソビニイコー
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「ふぅ……」
ことり「二人ともどうだった?」
海未(ほの)「私は少し自信あるかな…………海未ちゃんは?」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「……いつも通り、ですよ」
海未(ほの)「……そっか」
ことり「じゃ、部室行こっか」
海未(ほの)「うん」
419: 2015/11/09(月) 21:56:30.96 ID:j4k/m8vp0.net
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……穂乃果、実際のところ、どうでした?」
穂乃果(うみ)「本当に問題はないよ、海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「自分でもびっくりするほどよく出来たよ」
海未(ほの)「……ならいいのですが」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんは?」
海未(ほの)「問題ありませんよ」
穂乃果(うみ)「そっか」
穂乃果(うみ)(……私も、大丈夫……だけど)
穂乃果(うみ)(……1個だけ問題があるんだよね……)
海未(ほの)「……穂乃果、実際のところ、どうでした?」
穂乃果(うみ)「本当に問題はないよ、海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「自分でもびっくりするほどよく出来たよ」
海未(ほの)「……ならいいのですが」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんは?」
海未(ほの)「問題ありませんよ」
穂乃果(うみ)「そっか」
穂乃果(うみ)(……私も、大丈夫……だけど)
穂乃果(うみ)(……1個だけ問題があるんだよね……)
420: 2015/11/09(月) 21:59:28.05 ID:j4k/m8vp0.net
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……穂乃果、実際のところ、どうでした?」
穂乃果(うみ)「本当に問題はないよ、海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「自分でもびっくりするほどよく出来たよ」
海未(ほの)「……ならいいのですが」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんは?」
海未(ほの)「問題ありませんよ」
穂乃果(うみ)「そっか」
穂乃果(うみ)(……私も、大丈夫……だけど)
穂乃果(うみ)(……1個だけ問題があるんだよね……)
海未(ほの)「……穂乃果、実際のところ、どうでした?」
穂乃果(うみ)「本当に問題はないよ、海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「自分でもびっくりするほどよく出来たよ」
海未(ほの)「……ならいいのですが」
穂乃果(うみ)「海未ちゃんは?」
海未(ほの)「問題ありませんよ」
穂乃果(うみ)「そっか」
穂乃果(うみ)(……私も、大丈夫……だけど)
穂乃果(うみ)(……1個だけ問題があるんだよね……)
422: 2015/11/09(月) 22:39:12.97 ID:j4k/m8vp0.net
先生「……」
先生「……ん?」
先生「……園田、お前どうしたんだ……」
先生「なんで名前のとこに高坂のフルネームで書いてんだよ……」
先生「……ん?」
先生「……園田、お前どうしたんだ……」
先生「なんで名前のとこに高坂のフルネームで書いてんだよ……」
423: 2015/11/09(月) 22:55:41.88 ID:j4k/m8vp0.net
先生「……にしても今回、高坂は良く出来てるなぁ、勉強したのかな?」
先生「星空も苦手な英語がよく出来てたし、いい事だな」
先生「なんにせよ、まあ、頑張ったんだな……」
先生B「矢澤……もうちっと頑張れ……」
先生「星空も苦手な英語がよく出来てたし、いい事だな」
先生「なんにせよ、まあ、頑張ったんだな……」
先生B「矢澤……もうちっと頑張れ……」
426: 2015/11/09(月) 23:23:56.99 ID:j4k/m8vp0.net
~~~
真姫「……穂乃果、穂乃果」
海未(ほの)「ん、なぁに、真姫ちゃん」
真姫「この間の事よ、海未へのサプライズパーティーの事」
海未(ほの)「ああ……」
真姫「今週が予定日だったけど、大丈夫?」
海未(ほの)「……うん、大丈夫大丈夫」
真姫「そ、なら良かったわ」
海未(ほの)「……」
真姫「……ねぇ、穂乃果?」
海未(ほの)「? なに、真姫ちゃん」
真姫「……いえ、大したことじゃないんだけど……穂乃果、最近変わった気がして」
海未(ほの)「え?」
真姫「なんて言ったらいいかわからないけど……まあ、あんまり騒がしくなくなったわね」
海未(ほの)「それどういう意味さ?!」
真姫「ふふ、落ち着きがある先輩みたいになった、って事よ」
真姫「……でも、なんなのかしらね」
真姫「違和感があるのよね」
真姫「……穂乃果、穂乃果」
海未(ほの)「ん、なぁに、真姫ちゃん」
真姫「この間の事よ、海未へのサプライズパーティーの事」
海未(ほの)「ああ……」
真姫「今週が予定日だったけど、大丈夫?」
海未(ほの)「……うん、大丈夫大丈夫」
真姫「そ、なら良かったわ」
海未(ほの)「……」
真姫「……ねぇ、穂乃果?」
海未(ほの)「? なに、真姫ちゃん」
真姫「……いえ、大したことじゃないんだけど……穂乃果、最近変わった気がして」
海未(ほの)「え?」
真姫「なんて言ったらいいかわからないけど……まあ、あんまり騒がしくなくなったわね」
海未(ほの)「それどういう意味さ?!」
真姫「ふふ、落ち着きがある先輩みたいになった、って事よ」
真姫「……でも、なんなのかしらね」
真姫「違和感があるのよね」
428: 2015/11/09(月) 23:54:29.58 ID:j4k/m8vp0.net
海未(ほの)「……」
真姫「ま、私はもう少し騒がしくても、別に構わないけど」
海未(ほの)「……真姫ちゃん」
真姫「じゃ、日曜日、家で待ってるから、海未をちゃんと私の家に来るように仕向けてよ?」
海未(ほの)「うん、任せて」
海未(ほの)「じゃあ、またね、真姫ちゃん」
真姫「ま、私はもう少し騒がしくても、別に構わないけど」
海未(ほの)「……真姫ちゃん」
真姫「じゃ、日曜日、家で待ってるから、海未をちゃんと私の家に来るように仕向けてよ?」
海未(ほの)「うん、任せて」
海未(ほの)「じゃあ、またね、真姫ちゃん」
429: 2015/11/10(火) 00:06:34.05 ID:3+I4pk5I0.net
~日曜日~
穂乃果(うみ)「……1時に真姫ちゃんの家?うん、いいけど……なにかあるの?」
海未(ほの)「……いえ、私も詳しくは……」
海未(ほの)(……一応、私へのサプライズということですし、穂乃果には私の体でほんとうに驚いてもらう事にしましょう)
穂乃果(うみ)「わかったー、じゃ、今から行くね」
ピッ
海未(ほの)「……じゃ、わたしも行きましょう」
~~~
凛「お皿ってここに置いてていいの?」
絵里「そうね、大丈夫よ」
希「ほへー、にこっち、すごい張り切ってるね」
にこ「まあ、せっかくいろいろ使っていいって言われたし……」トントントントン
ことり「……」カキカキカキカキ
花陽「……?ことりちゃん、なに描いてるの?」
ことり「内緒っ」
真姫「――穂乃果、いらっしゃい」
海未(ほの)「おじゃましまーす」
真姫「……?それは?」
海未(ほの)「ああ、これ。家出るときにお母さんが持って行けってさ」
真姫「ほむまんね」
海未(ほの)「うん、海未ちゃん、ほむまん大好きですだから」
海未(ほの)「きっと、喜んでくれるよ」
穂乃果(うみ)「……1時に真姫ちゃんの家?うん、いいけど……なにかあるの?」
海未(ほの)「……いえ、私も詳しくは……」
海未(ほの)(……一応、私へのサプライズということですし、穂乃果には私の体でほんとうに驚いてもらう事にしましょう)
穂乃果(うみ)「わかったー、じゃ、今から行くね」
ピッ
海未(ほの)「……じゃ、わたしも行きましょう」
~~~
凛「お皿ってここに置いてていいの?」
絵里「そうね、大丈夫よ」
希「ほへー、にこっち、すごい張り切ってるね」
にこ「まあ、せっかくいろいろ使っていいって言われたし……」トントントントン
ことり「……」カキカキカキカキ
花陽「……?ことりちゃん、なに描いてるの?」
ことり「内緒っ」
真姫「――穂乃果、いらっしゃい」
海未(ほの)「おじゃましまーす」
真姫「……?それは?」
海未(ほの)「ああ、これ。家出るときにお母さんが持って行けってさ」
真姫「ほむまんね」
海未(ほの)「うん、海未ちゃん、ほむまん大好きですだから」
海未(ほの)「きっと、喜んでくれるよ」
439: 2015/11/10(火) 19:02:16.21 ID:3+I4pk5I0.net
穂乃果(うみ)「……真姫ちゃんの家も久しぶりだなぁ」
穂乃果(うみ)「……」ピンポーン
~~~
真姫「……!じゃあ、みんな、いいわね?」
真姫『あ、海未。鍵、開けてるから、入って』
~~~
穂乃果(うみ)「……あれ、暗いですね」
穂乃果(うみ)「……真姫ー?」
シーン……
穂乃果(うみ)「……?」
スタスタスタスタスタ……
穂乃果(うみ)「……?」
ガチャッ
穂乃果(うみ)「……」ピンポーン
~~~
真姫「……!じゃあ、みんな、いいわね?」
真姫『あ、海未。鍵、開けてるから、入って』
~~~
穂乃果(うみ)「……あれ、暗いですね」
穂乃果(うみ)「……真姫ー?」
シーン……
穂乃果(うみ)「……?」
スタスタスタスタスタ……
穂乃果(うみ)「……?」
ガチャッ
440: 2015/11/10(火) 20:16:41.85 ID:3+I4pk5I0.net
パーン!!
穂乃果(うみ)「!? え、えっ?!」
八人「海未(ちゃん)!いつもありがとーー!!」
パーン!!パーン!!
穂乃果(うみ)「え、えっ、これは……!?」
凛「あはは、驚いてる驚いてる」
穂乃果(うみ)「ま、真姫、これはどういう……!?」
真姫「……まあ、海未への、感謝の気持ちを伝えるためのお開きよ」
穂乃果(うみ)「!? え、えっ?!」
八人「海未(ちゃん)!いつもありがとーー!!」
パーン!!パーン!!
穂乃果(うみ)「え、えっ、これは……!?」
凛「あはは、驚いてる驚いてる」
穂乃果(うみ)「ま、真姫、これはどういう……!?」
真姫「……まあ、海未への、感謝の気持ちを伝えるためのお開きよ」
441: 2015/11/10(火) 21:46:19.96 ID:3+I4pk5I0.net
穂乃果(うみ)「……え?」
真姫「はい、これ」
にこ「開けてみなさい」
穂乃果(うみ)「……」ガサガサ
穂乃果(うみ)「……!」
ウサギー
穂乃果(うみ)「これは……」
真姫「穂乃果に訊いたの。海未が、なにを貰ったら嬉しいかって……」
にこ「そしたら、うさぎのぬいぐるみだって」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(海未ちゃん……)
海未(ほの)(……)
穂乃果(うみ)(……後で、届けに行くね)
穂乃果(うみ)「……ありがとうございます。とっても……嬉しいです!」
真姫「はい、これ」
にこ「開けてみなさい」
穂乃果(うみ)「……」ガサガサ
穂乃果(うみ)「……!」
ウサギー
穂乃果(うみ)「これは……」
真姫「穂乃果に訊いたの。海未が、なにを貰ったら嬉しいかって……」
にこ「そしたら、うさぎのぬいぐるみだって」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)(海未ちゃん……)
海未(ほの)(……)
穂乃果(うみ)(……後で、届けに行くね)
穂乃果(うみ)「……ありがとうございます。とっても……嬉しいです!」
442: 2015/11/10(火) 21:57:30.26 ID:3+I4pk5I0.net
にこ「……ふふ。じゃ、みんな!お料理並べて!」
凛「はーい!」
希「すっごい美味しそう~、さすがにこっち」
花陽「やっぱりにこちゃんは料理上手だね!」
にこ「ふふーん」ハナノビー
絵里「ほらほら、海未、こっちこっち」
絵里「今日はあなたが主役なんだから」
穂乃果(うみ)「……はい」
穂乃果(うみ)「……」チラッ
海未(ほの)「……!」
海未(ほの)「……」ニコッ
凛「はーい!」
希「すっごい美味しそう~、さすがにこっち」
花陽「やっぱりにこちゃんは料理上手だね!」
にこ「ふふーん」ハナノビー
絵里「ほらほら、海未、こっちこっち」
絵里「今日はあなたが主役なんだから」
穂乃果(うみ)「……はい」
穂乃果(うみ)「……」チラッ
海未(ほの)「……!」
海未(ほの)「……」ニコッ
443: 2015/11/10(火) 22:36:44.62 ID:3+I4pk5I0.net
凛「うわっ、これすごい美味しい……海未ちゃんも食べてみてよこれ!」
穂乃果(うみ)「え、ええ。そうですね、いただきます」
凛「はいあーん!」
穂乃果(うみ)「うえっ?!」
穂乃果(うみ)「……あ、あーん」パクッ
穂乃果(うみ)「……!美味しいです!」
にこ「当然でしょー!」
にこ「誰が作ったと思ってるのよー!ふふーん」
凛「誰だろう」
絵里「誰かしら」
希「誰やんな」
花陽「誰でしょう」
真姫「誰よ」
ことり「あ、これも美味しい」
にこ「ちょぉっと!」
穂乃果(うみ)「え、ええ。そうですね、いただきます」
凛「はいあーん!」
穂乃果(うみ)「うえっ?!」
穂乃果(うみ)「……あ、あーん」パクッ
穂乃果(うみ)「……!美味しいです!」
にこ「当然でしょー!」
にこ「誰が作ったと思ってるのよー!ふふーん」
凛「誰だろう」
絵里「誰かしら」
希「誰やんな」
花陽「誰でしょう」
真姫「誰よ」
ことり「あ、これも美味しい」
にこ「ちょぉっと!」
445: 2015/11/10(火) 22:52:28.78 ID:3+I4pk5I0.net
※この辺りで。また明日!寝ます(´°ω°)ノシ※
448: 2015/11/11(水) 20:28:26.84 ID:sWe7Tq+C01111.net
ことり「海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「ん? なんですか、ことり」
ことり「喜んでくれるかわからないけど……これ」
穂乃果(うみ)「……これは」
穂乃果(うみ)「……!」
穂乃果(うみ)「ん? なんですか、ことり」
ことり「喜んでくれるかわからないけど……これ」
穂乃果(うみ)「……これは」
穂乃果(うみ)「……!」
450: 2015/11/11(水) 21:55:39.98 ID:sWe7Tq+C01111.net
穂乃果(うみ)「これは……」
ことり「歌ってる時の、海未ちゃん……分かるかな?」
穂乃果(うみ)(……すっごい笑顔)
ことり「私はやっぱり歌ってる時の海未ちゃん、好きだなぁって」
ことり「海未ちゃんはどう?」
穂乃果(うみ)「え?」
ことり「海未ちゃんは、歌ってる自分は、好き?」
穂乃果(うみ)「……」
ことり「歌ってる時の、海未ちゃん……分かるかな?」
穂乃果(うみ)(……すっごい笑顔)
ことり「私はやっぱり歌ってる時の海未ちゃん、好きだなぁって」
ことり「海未ちゃんはどう?」
穂乃果(うみ)「え?」
ことり「海未ちゃんは、歌ってる自分は、好き?」
穂乃果(うみ)「……」
451: 2015/11/11(水) 22:41:35.68 ID:sWe7Tq+C0.net
穂乃果(ほの)「わたしも、好きです」
穂乃果(うみ)「……ほんとうに、そう思います」
海未(ほの)「――おおーい!何二人だけで話してるのさ~」ダキッ
ことり「穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)「私も混ぜてよ~」
穂乃果(うみ)「……穂乃果」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……」ムスッ
穂乃果(うみ)「……!」
穂乃果(うみ)「そうですね、三人で話しましょう」
穂乃果(うみ)「……ほんとうに、そう思います」
海未(ほの)「――おおーい!何二人だけで話してるのさ~」ダキッ
ことり「穂乃果ちゃん!」
海未(ほの)「私も混ぜてよ~」
穂乃果(うみ)「……穂乃果」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「……」ムスッ
穂乃果(うみ)「……!」
穂乃果(うみ)「そうですね、三人で話しましょう」
452: 2015/11/11(水) 22:54:58.19 ID:sWe7Tq+C0.net
~数時間後~
絵里「……散らかしすぎでしょ、これはさすがに」
凛「……」
真姫「いいのよ、別に……皆で片付ければ」
真姫「……とりあえず、それが終わったら、今日は解散、ね」
~~~
穂乃果(うみ)「……今日は楽しかったです」
ことり「うん!」
海未(ほの)「久しぶりに、三人でたくさん話した気がするなぁ」
ことり「最近、なんか二人ともあんまり構ってくれないんだもん」
穂乃果(うみ)「そ、そうですか?」
ことり「そうだよ~。……せっかく三人でいるんだし、まだ一緒に居たいけどなぁ……」
穂乃果(うみ)「……仕方ありませんよ、もう今日は遅いですし」
海未(ほの)「また、明日会えるよ」
ことり「……そうだよね。うん。……じゃ、また明日ね、二人とも!」
絵里「……散らかしすぎでしょ、これはさすがに」
凛「……」
真姫「いいのよ、別に……皆で片付ければ」
真姫「……とりあえず、それが終わったら、今日は解散、ね」
~~~
穂乃果(うみ)「……今日は楽しかったです」
ことり「うん!」
海未(ほの)「久しぶりに、三人でたくさん話した気がするなぁ」
ことり「最近、なんか二人ともあんまり構ってくれないんだもん」
穂乃果(うみ)「そ、そうですか?」
ことり「そうだよ~。……せっかく三人でいるんだし、まだ一緒に居たいけどなぁ……」
穂乃果(うみ)「……仕方ありませんよ、もう今日は遅いですし」
海未(ほの)「また、明日会えるよ」
ことり「……そうだよね。うん。……じゃ、また明日ね、二人とも!」
453: 2015/11/11(水) 23:03:22.59 ID:sWe7Tq+C0.net
ことり「……」タッタッタッ
ことり「……」ガチャッガチャッ
ことり「……アレ?」
ことり「……」ピンポーン
ことり「……」アレ?
プルルル……
ことり「……あ、もしもしお母さん?……え、急な出張で……今日は帰られない?」
ことり「……」
ことり「……」チラッ
穂乃果(うみ)「……?」
ことり「うん、大丈夫。なんとかなるよ。じゃ、気をつけてね」
ことり「……」ガチャッガチャッ
ことり「……アレ?」
ことり「……」ピンポーン
ことり「……」アレ?
プルルル……
ことり「……あ、もしもしお母さん?……え、急な出張で……今日は帰られない?」
ことり「……」
ことり「……」チラッ
穂乃果(うみ)「……?」
ことり「うん、大丈夫。なんとかなるよ。じゃ、気をつけてね」
456: 2015/11/11(水) 23:12:35.27 ID:sWe7Tq+C0.net
ことり「……海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「は、はあ。なんでしょう」
ことり「今日だけ泊めて!おねがぁい!」
穂乃果(うみ)「……いえ、別に構いませんよ?」
ことり「わーい!」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「では、お母様に連絡を……」
~~~
穂乃果(うみ)「……で、なぜ穂乃果まで?」
海未(ほの)「まあー、いいじゃんいいじゃん!たまには!」
海未(ほの)「決してずるいとか思ったわけじゃないからね!!」
穂乃果(うみ)「……」
穂乃果(うみ)「は、はあ。なんでしょう」
ことり「今日だけ泊めて!おねがぁい!」
穂乃果(うみ)「……いえ、別に構いませんよ?」
ことり「わーい!」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「では、お母様に連絡を……」
~~~
穂乃果(うみ)「……で、なぜ穂乃果まで?」
海未(ほの)「まあー、いいじゃんいいじゃん!たまには!」
海未(ほの)「決してずるいとか思ったわけじゃないからね!!」
穂乃果(うみ)「……」
457: 2015/11/11(水) 23:16:27.42 ID:sWe7Tq+C0.net
穂乃果(うみ)(……あの海未ちゃんがヤキモチ?)
海未ママ「とりあえず、そうですね。三人とも、お風呂に入ってきてはいかがです?疲れているでしょう?」
ことり「ありがとうございます!」
海未(ほの)「さっ、いこいこ、海未ちゃん!」
穂乃果(うみ)「えっ、ちょっと、押さなくても逃げやしませんよ!?」
穂乃果(うみ)「……というか、三人で入るには少し狭くありませんか?」
海未(ほの)「大丈夫大丈夫!」
海未ママ「とりあえず、そうですね。三人とも、お風呂に入ってきてはいかがです?疲れているでしょう?」
ことり「ありがとうございます!」
海未(ほの)「さっ、いこいこ、海未ちゃん!」
穂乃果(うみ)「えっ、ちょっと、押さなくても逃げやしませんよ!?」
穂乃果(うみ)「……というか、三人で入るには少し狭くありませんか?」
海未(ほの)「大丈夫大丈夫!」
462: 2015/11/12(木) 06:48:31.91 ID:X+IWz4kQa.net
?「……」
?「……おかしいわね……確かに試した筈なんだけど……」
?「最初から入れ替わってなんてなかったのかしら……」
?「だとしたらこれは未完成なの……?」
真姫「……いいや、そんなことはないはず。……もう少し、様子を見てみましょう」
?「……おかしいわね……確かに試した筈なんだけど……」
?「最初から入れ替わってなんてなかったのかしら……」
?「だとしたらこれは未完成なの……?」
真姫「……いいや、そんなことはないはず。……もう少し、様子を見てみましょう」
464: 2015/11/12(木) 07:03:16.03 ID:X+IWz4kQa.net
真姫「これが完全なら……私は」
真姫「……いやほら……ゴニョゴニョ……1回くらいにこちゃん……ゴニョゴニョ」
真姫「誰に言ってるんだろ……とにかく、もう少しあの二人の様子を観察しなきゃ」
真姫「……いやほら……ゴニョゴニョ……1回くらいにこちゃん……ゴニョゴニョ」
真姫「誰に言ってるんだろ……とにかく、もう少しあの二人の様子を観察しなきゃ」
479: 2015/11/12(木) 20:58:34.00 ID:aqZihmB60.net
穂乃果(うみ)「やっ、やっぱりちょっと狭くありませんか……?」
ことり「これはこれでいいかも」
海未(ほの)「あはは、あっつい……」
穂乃果(うみ)「というか、無理して三人で湯船に入ることもなかった気が」
海未(ほの)「いいのいいの」
ことり「肌とかもうぴっちり触れ合ってるからねぇ、汗が出る出る」
ことり「これはこれでいいかも」
海未(ほの)「あはは、あっつい……」
穂乃果(うみ)「というか、無理して三人で湯船に入ることもなかった気が」
海未(ほの)「いいのいいの」
ことり「肌とかもうぴっちり触れ合ってるからねぇ、汗が出る出る」
483: 2015/11/12(木) 23:08:49.23 ID:aqZihmB60.net
穂乃果(うみ)「……小さい頃も、こうして三人で入った事も、ありましたよね」
海未(ほの)「あったあった!」
ことり「懐かしいなぁ……」
穂乃果(うみ)「だから、不思議ですよね。今こうして、また3人でお風呂だなんて……」
ことり「あの頃から、おっOいも大きくなったね」
穂乃果(うみ)「……思うところが違う気がしますが」
ことり「え~い!」ワシィッ
穂乃果(うみ)「ふぁ!?」
ことり「ふむふむ、変らない」
穂乃果(うみ)「変わってます!?」
海未(ほの)「どれどれ」
穂乃果(うみ)「ほのか!?」
海未(ほの)「あったあった!」
ことり「懐かしいなぁ……」
穂乃果(うみ)「だから、不思議ですよね。今こうして、また3人でお風呂だなんて……」
ことり「あの頃から、おっOいも大きくなったね」
穂乃果(うみ)「……思うところが違う気がしますが」
ことり「え~い!」ワシィッ
穂乃果(うみ)「ふぁ!?」
ことり「ふむふむ、変らない」
穂乃果(うみ)「変わってます!?」
海未(ほの)「どれどれ」
穂乃果(うみ)「ほのか!?」
493: 2015/11/13(金) 21:35:34.64 ID:9od4IJRG0.net
穂乃果(うみ)「ちょ、ちょっと!二人とも……?!」
海未(ほの)「うーん……」
ことり「……あんまり変わってないね」
穂乃果(うみ)「失礼ですね!?」
海未(ほの)「いや、本当に残念だよ……」
海未(ほの)「本当に……」
海未(ほの)「…」(´・_・`)
ことり「……なんで穂乃果ちゃんがそこまで落ち込んでるの?」
海未(ほの)「うーん……」
ことり「……あんまり変わってないね」
穂乃果(うみ)「失礼ですね!?」
海未(ほの)「いや、本当に残念だよ……」
海未(ほの)「本当に……」
海未(ほの)「…」(´・_・`)
ことり「……なんで穂乃果ちゃんがそこまで落ち込んでるの?」
495: 2015/11/13(金) 22:04:18.55 ID:9od4IJRG0.net
海未(ほの)「いや、特に……」
穂乃果(うみ)「……」
ことり「そう……?」
海未(ほの)「……うえーい!!」
海未(ほの)「揉ませろこんちくしょーい!!」
ことり「ひぁ!?」
海未(ほの)(うわああああ)
穂乃果(うみ)「……」
ことり「そう……?」
海未(ほの)「……うえーい!!」
海未(ほの)「揉ませろこんちくしょーい!!」
ことり「ひぁ!?」
海未(ほの)(うわああああ)
496: 2015/11/13(金) 22:51:02.12 ID:9od4IJRG0.net
海未(ほの)「…………」
ことり「…………」
穂乃果(うみ)「…………」
海未ママ「もう、三人とも、のぼせるまでお風呂に入るからですよ……」
3人「…………」グッタリ
海未ママ「……とりあえず、気分が良くなったら、でいいので、夕飯にしましょう」
ことり「…………」
穂乃果(うみ)「…………」
海未ママ「もう、三人とも、のぼせるまでお風呂に入るからですよ……」
3人「…………」グッタリ
海未ママ「……とりあえず、気分が良くなったら、でいいので、夕飯にしましょう」
497: 2015/11/13(金) 23:10:43.74 ID:9od4IJRG0.net
~~~
ごちそうさまでした
~~~
穂乃果(うみ)「何故だか、ものすごく疲れましたよ……」
ことり「全然謎じゃない気が……」
海未(ほの)「ま、まあまあ」
穂乃果(うみ)「……もうねる?」
ことり「んー、まだ、いいかな」
海未(ほの)「おしゃべりしよ、なんでもいいならさ」
穂乃果(うみ)「なんでもと言われると迷いますね」
ことり「恋バナしよ、恋バナ」
海未(ほの)「え?!ことりちゃん好きな人いるの!?!」
ことり「いないよ?」
穂乃果(うみ)「ではなぜ恋バナなんて……」
ことり「なんとなく」
ごちそうさまでした
~~~
穂乃果(うみ)「何故だか、ものすごく疲れましたよ……」
ことり「全然謎じゃない気が……」
海未(ほの)「ま、まあまあ」
穂乃果(うみ)「……もうねる?」
ことり「んー、まだ、いいかな」
海未(ほの)「おしゃべりしよ、なんでもいいならさ」
穂乃果(うみ)「なんでもと言われると迷いますね」
ことり「恋バナしよ、恋バナ」
海未(ほの)「え?!ことりちゃん好きな人いるの!?!」
ことり「いないよ?」
穂乃果(うみ)「ではなぜ恋バナなんて……」
ことり「なんとなく」
505: 2015/11/14(土) 21:28:45.48 ID:bM++nciJ0.net
穂乃果(うみ)「えーと……じゃあ、ことりは、どんな殿方が好みなのですか?」
ことり「んー……特にないかな」
穂乃果(うみ)「ないんですか」
ことり「うん……あんまり、男の子と話す事もなかったし……」
海未(ほの)「まあ、そうだったね……」
ことり「強いて言うなら、まあ」
ことり「私のことを好きになってくれる人だよね」
ことり「んー……特にないかな」
穂乃果(うみ)「ないんですか」
ことり「うん……あんまり、男の子と話す事もなかったし……」
海未(ほの)「まあ、そうだったね……」
ことり「強いて言うなら、まあ」
ことり「私のことを好きになってくれる人だよね」
507: 2015/11/14(土) 21:41:23.56 ID:bM++nciJ0.net
穂乃果(うみ)「そうですね……」
ことり「あと、贅沢を言えば、チーズケーキが作れる人がいいな」
海未(ほの)「チーズケーキ……お鍋……」
穂乃果(うみ)「こら」
海未(ほの)「えへ」
ことり「そうしたら毎日チーズケーキ作ってもらうんだぁ」
海未(ほの)「一週間ぐらいで糖尿病になりそうだね……」
穂乃果(うみ)「というか飽きそうです」
ことり「飽きないよぉ」
ことり「あと、贅沢を言えば、チーズケーキが作れる人がいいな」
海未(ほの)「チーズケーキ……お鍋……」
穂乃果(うみ)「こら」
海未(ほの)「えへ」
ことり「そうしたら毎日チーズケーキ作ってもらうんだぁ」
海未(ほの)「一週間ぐらいで糖尿病になりそうだね……」
穂乃果(うみ)「というか飽きそうです」
ことり「飽きないよぉ」
508: 2015/11/14(土) 21:56:00.51 ID:bM++nciJ0.net
ことり「海未ちゃんは?」
穂乃果(うみ)「えっ、そうですね……」
穂乃果(うみ)(……うーん、海未ちゃんのタイプかぁ……わかんないなぁ)
穂乃果(うみ)「……えーと、じゃあ」
穂乃果(うみ)「わ、私に勝てる人……?」
海未(ほの)(はあ?!)
穂乃果(うみ)「えっ、そうですね……」
穂乃果(うみ)(……うーん、海未ちゃんのタイプかぁ……わかんないなぁ)
穂乃果(うみ)「……えーと、じゃあ」
穂乃果(うみ)「わ、私に勝てる人……?」
海未(ほの)(はあ?!)
509: 2015/11/14(土) 22:22:47.76 ID:bM++nciJ0.net
ことり「え?」
穂乃果(うみ)「いや、その」
穂乃果(うみ)「私強いじゃないですか?!」
海未(ほの)「いやそうでもないんじゃないかな!?」
穂乃果(うみ)「はぃい?!」
海未(ほの)「そのほら、ね!?いくら海未ちゃんでもさ、女の子なんだし、男の人には勝てないんじゃない?」
海未(ほの)「女の子なんだし!」
穂乃果(うみ)「いや、その」
穂乃果(うみ)「私強いじゃないですか?!」
海未(ほの)「いやそうでもないんじゃないかな!?」
穂乃果(うみ)「はぃい?!」
海未(ほの)「そのほら、ね!?いくら海未ちゃんでもさ、女の子なんだし、男の人には勝てないんじゃない?」
海未(ほの)「女の子なんだし!」
510: 2015/11/14(土) 22:35:03.96 ID:bM++nciJ0.net
穂乃果(うみ)「勝てます!」
海未(ほの)(なぁぁんでそんなに食い下がらないんですか!?)
ことり「ま、まあまあ落ち着いてよ海未ちゃん」
ことり「海未ちゃんの好みは……まあ、特にないってことで」
ことり「……じゃ、穂乃果ちゃんは?」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「お父さんみたいな人!!!」
穂乃果(うみ)「!?!」
ことり「!!」
~~~
ほのパパ「……」ビクンッ
海未(ほの)(なぁぁんでそんなに食い下がらないんですか!?)
ことり「ま、まあまあ落ち着いてよ海未ちゃん」
ことり「海未ちゃんの好みは……まあ、特にないってことで」
ことり「……じゃ、穂乃果ちゃんは?」
海未(ほの)「……」
海未(ほの)「お父さんみたいな人!!!」
穂乃果(うみ)「!?!」
ことり「!!」
~~~
ほのパパ「……」ビクンッ
511: 2015/11/14(土) 22:45:48.96 ID:bM++nciJ0.net
~~~
ことり「ふぁ……」アクビ
海未(ほの)「……そろそろ寝よっか」
穂乃果(うみ)「そうですね……、もう日付も変わりそうですし」
ことり「……うん。……あ、海未ちゃん、豆電球、消すよね?」
穂乃果(うみ)「え?いえ、別に……」
ことり「え?」
穂乃果(うみ)「……あ。いえ、はい。消します。そうしてください、ことり」
海未(ほの)「……」
ことり「じゃ、おやすみ~」
ことり「ふぁ……」アクビ
海未(ほの)「……そろそろ寝よっか」
穂乃果(うみ)「そうですね……、もう日付も変わりそうですし」
ことり「……うん。……あ、海未ちゃん、豆電球、消すよね?」
穂乃果(うみ)「え?いえ、別に……」
ことり「え?」
穂乃果(うみ)「……あ。いえ、はい。消します。そうしてください、ことり」
海未(ほの)「……」
ことり「じゃ、おやすみ~」
516: 2015/11/14(土) 23:24:59.62 ID:bM++nciJ0.net
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……」
ことり「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……ことりちゃ~ん?」
ことり「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……寝てますね。……穂乃果、穂乃果」
穂乃果(うみ)「……ん、なに?」
海未(ほの)「いや、さっきの事ですけど『私に勝てる人』ってなんですか……」
穂乃果(うみ)「咄嗟に思いつかなかったの……許して」
海未(ほの)「……まあいいです」
海未(ほの)「……穂乃果」
穂乃果(うみ)「ん?」
海未(ほの)「……やはり、この事を……ことりに話すのは、どうでしょうか」
穂乃果(うみ)「え……?」
海未(ほの)「……このままじゃ、いつまで経っても、元に戻れる気もしませんし……」
海未(ほの)「……本当なら、みんなに言ったっていいかも、と思ってもいるのですが……」
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……穂乃果、どうしますか?」
海未(ほの)「この事を……ことりに、話しますか?」
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……」
ことり「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……ことりちゃ~ん?」
ことり「……」スヤスヤ
海未(ほの)「……寝てますね。……穂乃果、穂乃果」
穂乃果(うみ)「……ん、なに?」
海未(ほの)「いや、さっきの事ですけど『私に勝てる人』ってなんですか……」
穂乃果(うみ)「咄嗟に思いつかなかったの……許して」
海未(ほの)「……まあいいです」
海未(ほの)「……穂乃果」
穂乃果(うみ)「ん?」
海未(ほの)「……やはり、この事を……ことりに話すのは、どうでしょうか」
穂乃果(うみ)「え……?」
海未(ほの)「……このままじゃ、いつまで経っても、元に戻れる気もしませんし……」
海未(ほの)「……本当なら、みんなに言ったっていいかも、と思ってもいるのですが……」
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……穂乃果、どうしますか?」
海未(ほの)「この事を……ことりに、話しますか?」
穂乃果(うみ)「……」
517: 2015/11/14(土) 23:53:46.50 ID:bM++nciJ0.net
穂乃果(うみ)「…………話そう」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「ことりちゃんに……嘘っていうか、騙すっていうか……内緒にしておくっていうのは」
穂乃果(うみ)「やっぱり、気持ちよくないし」
海未(ほの)「……そうですか。……では、明日、ことりに伝えましょう」
穂乃果(うみ)「……うん」
海未(ほの)「……」
穂乃果(うみ)「ことりちゃんに……嘘っていうか、騙すっていうか……内緒にしておくっていうのは」
穂乃果(うみ)「やっぱり、気持ちよくないし」
海未(ほの)「……そうですか。……では、明日、ことりに伝えましょう」
穂乃果(うみ)「……うん」
528: 2015/11/15(日) 10:53:42.53 ID:5cDfOWuI0.net
~朝~
(・8・)チュンチュン…
穂乃果(うみ)「ん……」
穂乃果(うみ)「……そっか、今日祝日か……」
海未(ほの)「……おはようございます」
穂乃果(うみ)「おはよ、海未ちゃん……あれ、ことりちゃんは?」
海未(ほの)「もう下に降りてますよ」
穂乃果(うみ)「そう……」
海未(ほの)「呼びますか……?」
穂乃果(うみ)「うん」
~~~
ことり「え~、どうしたの、二人とも。話があるって」
穂乃果(うみ)「……ええと、実は、ですね……」
海未(ほの)「……信じられないと思うけど」
(・8・)チュンチュン…
穂乃果(うみ)「ん……」
穂乃果(うみ)「……そっか、今日祝日か……」
海未(ほの)「……おはようございます」
穂乃果(うみ)「おはよ、海未ちゃん……あれ、ことりちゃんは?」
海未(ほの)「もう下に降りてますよ」
穂乃果(うみ)「そう……」
海未(ほの)「呼びますか……?」
穂乃果(うみ)「うん」
~~~
ことり「え~、どうしたの、二人とも。話があるって」
穂乃果(うみ)「……ええと、実は、ですね……」
海未(ほの)「……信じられないと思うけど」
531: 2015/11/15(日) 11:10:43.98 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「――私と……海未ちゃん。つまり、穂乃果と海未ちゃんの中身、精神みたいなのが、入れ替わってるの」
ことり「え?」
海未(ほの)「原因は不明ですが……本当なんです。見た目は穂乃果ですが……中身は園田海未なんです」
穂乃果(うみ)「私も……中身は、穂乃果なの……」
穂乃果(うみ)「もちろんこんなの到底信じられないと思うし、意味わかんないとは思うけど……お願い、ことりちゃん」
穂乃果(うみ)「……信じて」
海未(ほの)「……こと」
ことり「知ってた」
ことり「え?」
海未(ほの)「原因は不明ですが……本当なんです。見た目は穂乃果ですが……中身は園田海未なんです」
穂乃果(うみ)「私も……中身は、穂乃果なの……」
穂乃果(うみ)「もちろんこんなの到底信じられないと思うし、意味わかんないとは思うけど……お願い、ことりちゃん」
穂乃果(うみ)「……信じて」
海未(ほの)「……こと」
ことり「知ってた」
535: 2015/11/15(日) 11:23:20.75 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「……え?」
海未(ほの)「ことり、今なんと……?」
ことり「だから、知ってた」
ことり「二人が入れ替わってるって事」
ことり「わかんないわけないでしょ?」
穂乃果(うみ)「……だ、だったら言ってくれれば……」
ことり「そう思ったけど……でも確信もなかったし、もし違ってたら、ただの思い違いだったら、嫌でしょ?」
海未(ほの)「それはそうかもしれませんが……」
ことり「だから……二人が先に打ち明けてくれるのを待ってた」
穂乃果(うみ)「……ことりちゃん」ダキッ
ことり「あっ……」
海未(ほの)「……」ギュッ
ことり「ほの……海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「……よかった」
ことり「……」
ことり「えへへ」
~~~
ことり「さて、というわけで」
穂乃果(うみ)「元に戻る方法を考えようか……」
海未(ほの)「えて」
海未(ほの)「ことり、今なんと……?」
ことり「だから、知ってた」
ことり「二人が入れ替わってるって事」
ことり「わかんないわけないでしょ?」
穂乃果(うみ)「……だ、だったら言ってくれれば……」
ことり「そう思ったけど……でも確信もなかったし、もし違ってたら、ただの思い違いだったら、嫌でしょ?」
海未(ほの)「それはそうかもしれませんが……」
ことり「だから……二人が先に打ち明けてくれるのを待ってた」
穂乃果(うみ)「……ことりちゃん」ダキッ
ことり「あっ……」
海未(ほの)「……」ギュッ
ことり「ほの……海未ちゃん」
穂乃果(うみ)「……よかった」
ことり「……」
ことり「えへへ」
~~~
ことり「さて、というわけで」
穂乃果(うみ)「元に戻る方法を考えようか……」
海未(ほの)「えて」
542: 2015/11/15(日) 12:25:49.36 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「でもどうすればいいんだろう……」
海未(ほの)「こんな事、何をすればいいのかなんて、誰にもわかりませんからねぇ……」
ことり「昔見たことある……」
ことり「お顔が大きいお母さんと、名前に果物が入ってる娘が入れ替わって……」
ことり「最終的には雷が落ちた歩道橋の上で頭をぶつけたら元に戻る……」
ことり「……まあ、こんなのじゃダメだよね……」
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……」
ことり「……」
海未(ほの)「こんな事、何をすればいいのかなんて、誰にもわかりませんからねぇ……」
ことり「昔見たことある……」
ことり「お顔が大きいお母さんと、名前に果物が入ってる娘が入れ替わって……」
ことり「最終的には雷が落ちた歩道橋の上で頭をぶつけたら元に戻る……」
ことり「……まあ、こんなのじゃダメだよね……」
穂乃果(うみ)「……」
海未(ほの)「……」
ことり「……」
545: 2015/11/15(日) 12:30:15.38 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「」ガラッ
穂乃果(うみ)「雷落ちろー!!」
ことり「!?!」
ゴロゴロゴロ……ピシャー!
海未(ほの)「落ちた!?」
ことり「!??!!」
穂乃果(うみ)「さあ行こう海未ちゃん!歩道橋に!!」
海未(ほの)「えっ、えっ、え?」
ことり「ちょちょちょちょっと待って!?穂乃果ちゃん!??」
穂乃果(うみ)「もうやるしかないんだよ!そんな事でも!」
ことり「いやいやいやいや!?!??」
穂乃果(うみ)「雷落ちろー!!」
ことり「!?!」
ゴロゴロゴロ……ピシャー!
海未(ほの)「落ちた!?」
ことり「!??!!」
穂乃果(うみ)「さあ行こう海未ちゃん!歩道橋に!!」
海未(ほの)「えっ、えっ、え?」
ことり「ちょちょちょちょっと待って!?穂乃果ちゃん!??」
穂乃果(うみ)「もうやるしかないんだよ!そんな事でも!」
ことり「いやいやいやいや!?!??」
546: 2015/11/15(日) 12:34:16.50 ID:5cDfOWuI0.net
海未ママ「ちょ、ちょっと三人とも?!外は大雨ですよ、どこへいくんですか!?」
海未(ほの)「……すぐ戻ります!」
~~~
穂乃果(うみ)「よし、行くよ、海未ちゃん!」
海未(ほの)「どうしてこんなことに……」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん、やめておこうよ!?絶対無理だよ!?こんな非現実的な方法!」
穂乃果(うみ)「私と海未ちゃんが入れ替わってる時点で現実的じゃないよ!」
ことり「それは、そうだけど……」
海未(ほの)「……すぐ戻ります!」
~~~
穂乃果(うみ)「よし、行くよ、海未ちゃん!」
海未(ほの)「どうしてこんなことに……」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん、やめておこうよ!?絶対無理だよ!?こんな非現実的な方法!」
穂乃果(うみ)「私と海未ちゃんが入れ替わってる時点で現実的じゃないよ!」
ことり「それは、そうだけど……」
551: 2015/11/15(日) 13:49:27.20 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「いくよー!海未ちゃん!」
海未(ほの)「……ええい、ままよ!」
ダッ!
穂乃果(うみ)「ぬおおおお!!」
ゴッ
~~~
穂乃果(うみ)「……っ……っ」ビクンッビクンッ
海未(ほの)「……つっ!」ウズクマリ
ことり「二人とも大丈夫!?」
海未(ほの)「……ええい、ままよ!」
ダッ!
穂乃果(うみ)「ぬおおおお!!」
ゴッ
~~~
穂乃果(うみ)「……っ……っ」ビクンッビクンッ
海未(ほの)「……つっ!」ウズクマリ
ことり「二人とも大丈夫!?」
552: 2015/11/15(日) 14:55:52.53 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「いった……いった……」
海未(ほの)「あ~…………」ジンジン
ことり「……大丈夫、二人とも?」
穂乃果(うみ)「……まだ」
穂乃果(うみ)「まだまだ……これから」
海未(ほの)「え」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果(うみ)「もういっかいだよ!」
海未(ほの)「えええ……」
海未(ほの)「あ~…………」ジンジン
ことり「……大丈夫、二人とも?」
穂乃果(うみ)「……まだ」
穂乃果(うみ)「まだまだ……これから」
海未(ほの)「え」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果(うみ)「もういっかいだよ!」
海未(ほの)「えええ……」
553: 2015/11/15(日) 15:03:23.48 ID:5cDfOWuI0.net
ゴッ
穂乃果(うみ)「あ゛っ……あっ……」プルブルプルプル
海未(ほの)「ううう……」ジンジンジンジン
ゴッ
穂乃果(うみ)「…………」ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
海未(ほの)「もう……嫌……」プルブルプルプル
ゴッ
穂乃果(うみ)「そろそろ氏ぬかもしれない」ビクンッビクンッ
海未(ほの)「ハア……ハア……」ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
~~~
穂乃果(うみ)「……」ピヨピヨ
海未(ほの)「……」クラクラ
ことり「二人ともォ!もうやめてぇ!!」
穂乃果(うみ)「あ゛っ……あっ……」プルブルプルプル
海未(ほの)「ううう……」ジンジンジンジン
ゴッ
穂乃果(うみ)「…………」ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
海未(ほの)「もう……嫌……」プルブルプルプル
ゴッ
穂乃果(うみ)「そろそろ氏ぬかもしれない」ビクンッビクンッ
海未(ほの)「ハア……ハア……」ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
~~~
穂乃果(うみ)「……」ピヨピヨ
海未(ほの)「……」クラクラ
ことり「二人ともォ!もうやめてぇ!!」
556: 2015/11/15(日) 15:25:33.49 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果(うみ)「うへへへへへ」ピヨピヨ
ことり「穂乃果ちゃんっ!??」
海未(ほの)「うわああああああ!」フラフラ
ことり(まずいって!これ以上こんな事続けたら、二人ともおかしく……もうなってるけど、おでこが割れちゃう!)
ことり「も、もうやめてー!!二人ともぉぉおお!!」
ダッ!
ゴッチーン!!
~~~
ことり「穂乃果ちゃんっ!??」
海未(ほの)「うわああああああ!」フラフラ
ことり(まずいって!これ以上こんな事続けたら、二人ともおかしく……もうなってるけど、おでこが割れちゃう!)
ことり「も、もうやめてー!!二人ともぉぉおお!!」
ダッ!
ゴッチーン!!
~~~
557: 2015/11/15(日) 15:38:49.70 ID:5cDfOWuI0.net
~~~~
雨が止み、日が照る。
穂乃果(?)「う、うーん……………………あれ?」
穂乃果(?)「あれ、あれ?……あー!」
穂乃果「戻ってるー!!!」
穂乃果「やったー!わーい!!」
海未「う、ううん……」
ことり「うー……」
穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん!元に戻ったよ!!」ブンブンッ
海未「うう、そんなに振らないで……」
穂乃果「だって元に戻ったんだよ、私達!」
海未「よ、よかったね……うう」
穂乃果「何言ってるの海未ちゃん!自分の事じゃーん!」
海未「……え?」
海未「何言ってるの、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「え?」
雨が止み、日が照る。
穂乃果(?)「う、うーん……………………あれ?」
穂乃果(?)「あれ、あれ?……あー!」
穂乃果「戻ってるー!!!」
穂乃果「やったー!わーい!!」
海未「う、ううん……」
ことり「うー……」
穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん!元に戻ったよ!!」ブンブンッ
海未「うう、そんなに振らないで……」
穂乃果「だって元に戻ったんだよ、私達!」
海未「よ、よかったね……うう」
穂乃果「何言ってるの海未ちゃん!自分の事じゃーん!」
海未「……え?」
海未「何言ってるの、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「え?」
558: 2015/11/15(日) 15:39:49.07 ID:5cDfOWuI0.net
ことり(うみ)「私はことりだよ?」
560: 2015/11/15(日) 15:47:03.04 ID:5cDfOWuI0.net
穂乃果「……え」
ことり(うみ)「……あれ、なんで私が倒れてるの……?」
海未(こと)「ううーん……」
穂乃果(うみ)「……」アワワワワ
海未(こと)「うう、なんか胸が重いです……ん?!」
ことり(うみ)「えっ、えっ、これ、なんで!?」
海未(こと)「え……」
穂乃果「えーー!?!?」
続……く?
ことり(うみ)「……あれ、なんで私が倒れてるの……?」
海未(こと)「ううーん……」
穂乃果(うみ)「……」アワワワワ
海未(こと)「うう、なんか胸が重いです……ん?!」
ことり(うみ)「えっ、えっ、これ、なんで!?」
海未(こと)「え……」
穂乃果「えーー!?!?」
続……く?
561: 2015/11/15(日) 15:48:50.52 ID:5cDfOWuI0.net
※ひとまず、終わりです。これから続けるとタイトルと違う内容になるので次スレ立てます(´°ω°)ノシ※
562: 2015/11/15(日) 15:50:37.04 ID:R5c/Fy9X0.net
乙!そして続いて!
571: 2015/11/15(日) 17:12:11.20 ID:5cDfOWuI0.net
↑※わざわざありがとうございます……PC用も必要なのですね※
575: 2015/11/15(日) 21:06:38.12 ID:5cDfOWuI0.net
>>574
あっ、すみません。569の方が貼ってくれてるので、そこから……※
あっ、すみません。569の方が貼ってくれてるので、そこから……※
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