クスクス...アハハハ

海未(うぅ...心なしかクラスメイトに笑われている様な気がします)

海未(いつもなら穂乃果とことりと三人で組んでいたのですが...)

先生「おい園田！ボールいったぞ！」

海未「はい？」

バコッ

海未「へぶ！」

～保健室～

海未「まったく...酷い目にあいましたね」

海未「そうです！これもすべて穂乃果とことりの所為です！」

海未「そう...穂乃果とことりの...」グス

海未「ぁぁぁああああああ！！なぜ行ってしまったのですかぁぁぁあああ！！」オーイオイオイ

～お昼休み～

海未「」モグモグ

海未(玉子焼き美味しいです...)モグモグ

海未(しかしこの教室...)

シーン...

海未(昼休みになると誰もいなくなるのですね...日当たりのいい中庭などでお昼ご飯を食べているのでしょうか...)

海未(...なぜか急に一人でご飯を食べている事が恥ずかしくなってきました...)

海未(クラスメイトに見られる前に移動しましょう)スッ

～廊下～

海未(しかし困りましたね...誰にも見られる事なくゆっくりと食事できる場所が思い浮かびません)スタスタ

海未(そうです！屋上に行きましょう！あそこなら誰にも見られる事はないはずです！)

～屋上～

海未(予想どうり誰もいません)

海未(昼休みもあと僅か...早くお弁当を食べてしまいましょう...おやっ？)

海未(校庭でJKがバトミントンをしていますね...)

JK「ウフフフ」ピラッ

海未(！！...今パンツ見えました！やはり女子校は最高です！)ニヤ

JK「アハハハハ」ピラッ

海未(あ～...いいですね～)

海未(決めました！今日からここは私の第三のスポットです)フフフ

凛「ねぇねぇ...さっきから何見てるの？」

希「何か面白い物でもあるん？」

海未「おぎゃあ！」ビクッ

凛「驚きすぎにゃｗｗｗ」

希「赤ちゃんみたいやったでｗｗｗ」

海未「なっ！何なのですか貴女達は！驚かせないでください！」

希「堪忍な♪ウチ東條希！友達いない歴三年のベテランや！よろしくな♪」

凛「星空凛だよ♪まだ友達いない歴は一年目だにゃ！」

海未「ふっｗ」

凛・希「！！」

海未「何かと思えば...私の事をボッチだと思っているのですか？」

海未「私と貴女達を一緒にしないでください！私はただ屋上で景色を眺めたくなったから来ただけです！」

凛「ふーん...じゃあその弁当箱は何？」

海未「...」

海未「これはその...アレですよアレ」

希「隠さんでいいよ...ウチ等たまたまさっきの体育の授業見ちゃったから」

海未「...」

ガクッ

海未「そうです...私はクラスに友達がいないのです...」

希「そっか...じゃあウチらは仲間やな♪」

海未「仲...間？」

凛「うん！凛達はボッチ仲間だよ♪」

海未「...私も仲間に入れてくれるのですか？///」

希「もちろん！」

凛「大歓迎だにゃ！」

海未「あ...ありがとうございます！」パァ

～こうして三人のボッチ生活が始まった～

海未「凛...希...いますか？」ガチャ

凛「あっ！海未ちゃん来た来た！」

希「今日のお昼ご飯はBBQやで♪」ジュージュー

海未「一体何処からそんな物を持ってきたのですか...」

凛「細かい事は気にしなくていいの！ほら！一緒に食べよ♪」スッ

海未(いい匂いですね...)

希「海未ちゃん食べないん？じゃあウチが貰っちゃお♪」

海未「なっ！別に食べないとは言っていません！私にもください！」

海未「お...美味しいです！」モグモグ

希「ふふっ♪美味しいやろ？まだまだあるでー！」ジュージュー

凛「！！...希ちゃん！アレ見て！」

希「何々？...おっ！アレは憎きKKEやん！」

海未「KKE?アレは生徒会長ですよね？それに憎いとは？...何かされたのですか？」

凛「ぼっち部設立しようとしたら拒否されたんだにゃ！」

希「それに...ウチらをまるでゴミを見るかのような冷たい目で見てきたんや...」

海未(完全に逆恨みじゃないですか...)

凛「希隊長！ちょっとお肉借りるよ！」

希「凛ちゃんまさか！？」

凛「行くよ！お肉バズーカ！」ブン！

ビュオオ！

絵里(今日もいい天気ね)キリッ

ベチッ！

絵里「あっつ！」

絵里「なっ...何よこれぇ！？...お肉？」

凛「ストライクだにゃーｗｗｗ」

希「凛ちゃんｗｗｗウチにも投げさせてｗｗｗ」

海未「二人共...そんな事をしたら流石に...フッｗ...可哀想ですよ」

海未「しかし私達はすでに仲間！貴女達が罪を背負うと言うのならば私もお供しましょう！」

凛・希「海未ちゃん！」

希「ほないくよー！」

希「それそれそれそれーｗｗｗ」ブンブンブン！

凛「それそれそれそれーｗｗｗ」ブンブンブン！

海未「それそれそれそれーｗｗｗ」ブンブンブン！

海未「行きますよーｗｗｗ」

海未「ラブアローシュート！」ブンッ！！

ビュオオオオオオ！！

絵里「何で空からお肉が降ってくるのよぉ...」ベタァ

ヒューン

絵里「ハラッ！？」

ボトボトボトボト

絵里「いやぁぁぁあ！！もう何なのよぉ！！」

ボトボトボトボト













絵里「」ベチォ～

絵里「うぅ...」グス

絵里「エリチカおうち帰る！」ダッ

凛「あっ！エリチカおうち帰っちゃったにゃーｗｗｗ」

海未「少々やりすぎましたかね...」

希「あ～スッキリした♪さっ！BBQの続きしよか！」

海未「そうですね...おやっ...お肉がもうありません」

希「投げすぎたみたいやな...」

凛「えぇ～！凛まだ全然食べてないにゃー！」

希「元はと言えば凛ちゃんのせいやん...」

凛「むっ！希ちゃんと海未ちゃんだって一緒に投げてたくせに！」

凛「もういいにゃ！この大きな肉まん食べるから！」ニギィ！

希「っ！///凛ちゃんそれはあかーん！///」

海未(あ～...いいですね～)ニヤ

海未「私も頂くとしましょう」ニギィ！

希「んっ///海未ちゃんまで！？///」

凛「それそれそれーｗｗｗ」ニギニギ

海未「これは食べ応えがありそうですｗｗｗ」ニギニギ

希「百合はアカーン！///」

～～～～

希(酷い目にあったわー)ボロボロ

凛「ねぇねぇ！今から学校サボってご飯は食べにいこーよ！」

海未「いいですね！行きましょう！」

希「意外やな...海未ちゃんはてっきり止めに入るとばかり思ってたんやけど...」

海未「私も一度でいいから学校をサボってみたかったのです！さぁ凛！肉まん！行きますよ！」

希「聞こえてるぞ園田ァ！」

海未「凛！逃げしょうｗｗｗ」ダッ

凛「あー！海未ちゃん待つにゃｗｗｗ」ダッ

希「待てやまな板共！」ダッ

海未(あぁ...久しぶりです...この感覚)

海未(毎日が楽しい...凛...希これも貴女達のおかげです)

海未(これからはどんな時も一緒ですよ！)

～一年後～

凛「希ちゃん...」グスッ

海未「凛...そろそろ元気を出してください」

海未「希は三年...卒業してしまうのは仕方のない事です...これからは二人で支え合って行きましょう...」

凛「海未ちゃんはいいよね」ボソッ

海未「えっ？」

凛「だって海未ちゃんは来年卒業するまで凛がいるから一人ぼっちにはならないしさ！！」

海未「凛...」

凛「希ちゃんも海未ちゃんもずるいよ！！凛だけ残して卒業しちゃうなんてずるい！！」

海未「...すみません...」

海未(そうです...私達はずっと一緒にはいれないのでしたね)

凛「あっ！...ごめんね...ついカッとなって...」

凛「希ちゃんと海未ちゃんは何も悪くないのに...」

海未「いえ...いいのです...」

海未(...困りましたね...凛を一人ぼっちにさせない何かいい方法はないでしょうか...そうです！)

～さらに一年後～

凛(とうとう海未ちゃんも卒業しちゃったな...)

凛(はぁ...これからは本当に一人ぼっちかぁ)

凛(って弱気になっちゃダメダメ！これからは頑張って新しい友達を作るにゃ！)

凛(よし！まずはあの子に挨拶するにゃ！)

凛「おっ...おはよー」オドオド

クラスメイトA「...」ムシ

凛(...無視された...)

凛(凛知ってるよ...実はこのクラスで省かれてるって事...)

凛(今更友達なんて出来っこなかったんだにゃ...)

～お昼休み～

クラスメイトA「今日のご飯おいしそー！」

クラスメイトB「本当だ！私にも食べさせてよ！」

ワイワイガヤガヤ

凛「...」ポツーン

凛(何だか落ち着かないなぁ...屋上行こ)スッ

～屋上～

凛「ん～...やっぱりここが落ちつくにゃ」

希「凛ちゃん久しぶりやね♪」

海未「遅かったですね凛」フフッ

凛「えっ！？」

凛「海未ちゃん？希ちゃん？どうして...」

海未「決まっているじゃないですか...大学でも友達が出来なかったので遊びに来たのです！」

希「これからは毎日遊びに来るで♪」

凛「海未ちゃん...希ちゃん...二人共どうしようもない馬鹿だにゃ」グスッ

海未「凛には言われたくないですね」フフッ

希「凛ちゃんお腹減ったやろ？またお肉持って来たからBBQしよか♪」

凛「うん！」

海未「ふふふ...やはりこの三人は最高です！」







終わり

乙乙

かよちん転校
パイセンマッキーエリチカは第二のボッチ部
転校したprintempsは第三のボッチ部


はい終わり

大学でも友達ができなかったのでだ笑った

こんな楽しそうで幸せそうなボッチ見たことない
おもしろかった乙